JP5983749B2 - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置等に関する。
運転中に横断者に接触しそうになる等、ヒヤリハット、すなわち、運転者がヒヤリとしたりハッとしたりするような事象の発生しやすい位置の情報を運転者に知らせることが出来れば、事故の発生を防止することが出来る。ヒヤリハットの発生しやすい位置の情報を特定するためには、ドライブレコーダに記録されたデータを利用することができる。例えば、ドライブレコーダには、車両の位置、撮影日時、車両の加速度、車両の速度、車両前方の映像等が記録されている。
ここで、ドライブレコーダで記録された加速度などの数値データだけでヒヤリハットの検出を試みると、本当はヒヤリハットではなかった事象をヒヤリハットであると誤検出する場合がある。これは、車両走行中において、道路の起伏等により、ヒヤリハットとは関係がなくても、加速度が急激に変化する場合があるためである。
上記のようなヒヤリハットの誤検出を防止するためには、加速度と一緒に記録されている車両前方の映像からヒヤリハットであったか否かを解析することが求められる。
ヒヤリハットの発生原因として、自車線内に存在する横断者、自転車等の検出対象の存在が挙げられる。このため、加速度の情報に加えて、映像内に検出対象が存在するか否かを判定することで、ヒヤリハットの原因が映像内に存在するか否かを判定することができ、ひいては、ヒヤリハットであったか否かを解析することができる。
特開平5−143897号公報
しかしながら、上述した従来技術では、検出対象を正確に検出することが出来ないという問題があった。
ドライブレコーダ用のカメラは車両に搭載されており、ドライブレコーダに記録される映像では、車両の移動に従ってカメラも移動することになるため、静止物が移動しているように見える。このため、フレーム間で変化のあった領域を単純に検出対象として判定すると、自車線領域において、静止物である車線内のペイント等も検出対象として判定する場合がある。
1つの側面では、上記に鑑みてなされたものであって、検出対象を正確に検出することが出来る画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを提供することを目的とする。
第1の案では、画像処理装置は、検出部および特定部を有する。検出部は、動画データに含まれる各フレーム間で画素値の変化する領域を検出する。特定部は、検出部に検出された前記領域の外接矩形に対する前記領域の充填率に基づいて、検出対象を含むフレームを特定する。
本発明の1実施形態によれば、検出対象を正確に検出することが出来るという効果を奏する。
図1は、本実施例1に係る画像処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2は、本実施例2に係る画像処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、ドラレコ情報のデータ構造の一例を示す図である。 図4は、処理範囲の一例を説明するための図である。 図5は、充填率チェックを説明するための図である。 図6Aは、コーナー判定の処理を説明するための図である。 図6Bは、三角形度の算出方法を説明するための図である。 図7は、除外条件に該当する候補領域の一例を示す図である。 図8は、除外条件に該当する候補領域の一例を示す図である。 図9は、特定部の処理を説明するための図である。 図10は、本実施例2に係る画像処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、画像処理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
本実施例1に係る画像処理装置の構成について説明する。図1は、本実施例1に係る画像処理装置の構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、この画像処理装置10は、検出部11、特定部12を有する。
検出部11は、動画データに含まれる各フレーム間で画素値の変化する領域を検出する。
特定部12は、検出部11に検出された領域の外接矩形に対する領域の充填率に基づいて、検出対象を含むフレームを特定する。
本実施例1に係る画像処理装置10の効果について説明する。画像処理装置10は、動画データに含まれる各フレーム間で画素値の変化する領域を検出し、検出した領域の外接矩形に対する領域の充填率に基づいて、検出対象を含むフレームを特定する。例えば、車両内のペイントは、画像上で矩形に近い形の領域として現れることが多いのに対して、検出対象となる横断者や自転車等は不定形となる。このため、外接矩形に対する充填率を利用することで、検出対象を正確に検出することができる。
本実施例2に係る画像処理装置の構成について説明する。図2は、本実施例2に係る画像処理装置の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、画像処理装置100は、通信部110、入力部120、表示部130、記憶部140、制御部150を有する。
通信部110は、ネットワークを介して他の装置とデータ通信を実行する処理部である。例えば、通信部110は、通信装置等に対応する。
入力部120は、各種のデータを画像処理装置100に入力する入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウス、タッチパネル等に対応する。表示部130は、制御部150から出力されるデータを表示する表示装置である。例えば、表示部130は、液晶ディスプレイやタッチパネル等に対応する。
記憶部140は、ドラレコ情報141を記憶する記憶部である。記憶部140は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子などの記憶装置に対応する。
ドラレコ情報141は、ドライブレコーダによって記録された各種のデータを含む。図3は、ドラレコ情報のデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、このドラレコ情報141は、フレーム番号、日時、速度、加速度、位置座標、画像を対応付けて記憶する。フレーム番号は、フレームを一意に識別する番号である。日時は、該当するフレームが撮影された日時である。速度は、該当するフレームを撮影した時点における、ドライブレコーダを搭載した車両の速度である。加速度は、該当するフレームを撮影した時点における、ドライブレコーダを搭載した車両の加速度である。位置座標は、該当するフレームが撮影された時点の、ドライブレコーダを搭載した車両の位置座標である。画像は、該当するフレームの画像データである。
制御部150は、処理フレーム確定部151、平均画像作成部152、処理画像作成部153、検出部154、特定部155を有する。制御部150は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積装置に対応する。また、制御部150は、例えば、CPUやMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路に対応する。
処理フレーム確定部151は、ドラレコ情報141にアクセスし、減速している間のフレーム番号に対応する各画像データを抽出する処理部である。以下の説明では、減速している間のフレーム番号に対応する画像データを、処理フレームと表記する。処理フレーム確定部151は、抽出した各処理フレームの情報を、平均画像作成部152に出力する。
平均画像作成部152は、処理フレーム確定部151から取得した各処理フレームの平均画像を作成する処理部である。例えば、平均画像作成部152は、処理フレームの各画像値を画素毎に加算する。そして、平均画像作成部152は、加算した画素毎の画素値を処理フレームの数で除算することで、平均画像を作成する。平均画像作成部152が各処理フレームから平均画像を作成する処理は、上記のものに限定されず、どのような周知技術を用いても構わない。平均画像作成部152は、平均画像および各処理フレームの情報を処理画像作成部153に出力する。
処理画像作成部153は、各処理フレームについて、処理フレームと平均画像との差分画像をそれぞれ生成する。また、処理画像作成部153は、各差分画像を基にして、二値画像を生成する。以下において、処理画像作成部153が、差分画像を生成する処理と、二値画像を生成する処理について説明する。
処理画像作成部153が差分画像を生成する処理について説明する。例えば、差分画像作成部153は、処理フレームの各画素の画素値から、平均画像の各画素の画素値を減算することで、差分画像を生成する。処理画像作成部153は、全ての処理フレームに対して、差分画像を生成する。
処理画像作成部153が二値画像を生成する処理について説明する。処理画像作成部153は、差分画像をRGB(Red Green Blue)分解する。処理画像作成部153は、RGB分解した後に、差分画像の各画素について、Rの値、Gの値、Bの値がそれぞれ所定の閾値を超える場合に、該当する画素の画素値を「1」に設定し、その他の画素の画素値を「0」に設定することで二値画像を生成する。処理画像作成部153は、各差分画像について、二値画像を生成する。処理画像作成部153は、二値画像の情報を、検出部154に出力する。
例えば、処理画像作成部153は、RGB値のヒストグラムを作成し、各々80%を超える値を、Rの値、Gの値、Bの値と比較する閾値としてもよい。
車両のライトや外光の影響により、処理フレームの画像が、赤みがかった画像になる場合がある。これに対応するべく、上記のように、RGB分解して、二値画像にすることで、検出対象の検出精度が向上する。
なお、処理画像作成部153は、二値画像を生成する処理範囲を限定しても良い。図4は、処理範囲の一例を説明するための図である。例えば、画像データ20において、領域21a,21bは、車両が動くため、差分が大きくなる。このため、領域21a,21bを検出対象から外す。その代わりに、自車線22を含む所定の領域を処理範囲23とすることで、検出対象の検出精度が向上する。例えば、処理画像作成部153は、処理範囲23について、二値画像を生成し、それ以外の領域については二値画像の生成をスキップすることで、処理負荷を軽減しつつ、検出対象の誤検出を防止することもできる。処理画像作成部153は、どのような周知技術を用いて、自車線の検出を行っても良い。
検出部154は、二値画像を基にして、動画データに含まれる各フレーム間で画素値の変化する領域を検出する処理部である。検出部154は、ラベリング処理とコーナー判定処理を実行する。
検出部154が実行するラベリング処理について説明する。検出部154は、二値画像を走査し、画素値が連続して「1」となる各画素を連結するラベリング処理を実行する。以下の説明では、ラベリング処理によって連結された領域を、候補領域と表記する。検出部154は、候補領域を検出した後に、面積チェック、充填率チェック、縦横比チェックを実行して、検出対象に該当しない候補領域を除外する。
検出部154が実行する面積チェックについて説明する。検出部154は、候補領域の面積が、予め設定された所定の面積以上の場合に、該当する候補領域を残す。これに対して、検出部154は、候補領域の面積が、予め設定された所定の面積未満の場合には、該当する候補領域を除外する。
検出部154が実行する充填率チェックについて説明する。図5は、充填率チェックを説明するための図である。図5に示す例では、処理範囲23に、候補領域30が存在する。検出部154は、候補領域30の外接矩形40を設定する。検出部154は、外接矩形40の面積に対する候補領域30の面積の割合を充填率として算出する。検出部154は、充填率が所定の充填率以上の場合には、該当する候補領域30を残す。これに対して、検出部154は、充填率が所定の充填率未満の場合には、該当する候補領域を除外する。
検出部154が実行する縦横比チェックについて説明する。検出部154は、図5と同様にして、候補領域に対する外接矩形を設定する。検出部154は、外接矩形について、縦横比を算出する。検出部154は、外接矩形の横幅に対する縦幅の比率、または外接矩形の縦幅に対する横幅の比率が所定の比率未満の場合には、該当する候補領域30を残す。
これに対して、検出部154は、外接矩形の横幅に対する縦幅の比率、または外接矩形の縦幅に対する横幅の比率が所定の比率以上の場合には、該当する候補領域を除外する。外接矩形の横幅に対する縦幅の比率、または外接矩形の縦幅に対する横幅の比率が所定の比率以上の場合には、候補領域が、一般的な横断者の形状と比較して、極端に縦長または横長であることを示すため、候補領域が検出対象であるとは考えにくい。
次に、検出部154は、二値画像から検出した候補領域に対して面積チェック、充填率チェック、縦横比チェックを行い、取り除かれなかった候補領域の情報について、コーナー判定を実行する。
検出部154が実行するコーナー判定の処理について説明する。図6Aは、コーナー判定の処理を説明するための図である。図6Aにおいて、候補領域31は、上記のラベリング処理で検出した候補領域であり、面積チェック、充填率チェック、縦横比チェックにより取り除かれなかった候補領域に対応する。また、外接矩形41は、候補領域31の外接矩形である。
検出部154は、外接矩形41内の各角41a,41b,41c,41dを含む候補領域31以外のコーナー領域の面積を求める。コーナー領域は、外接矩形を構成する辺と、候補領域を構成する辺とに囲まれた多角形ということができる。図6Aに示す例では、検出部154は、コーナー領域42a,42b,42c,42dの面積を求める。検出部154は、各コーナー領域の大小関係に基づいて、候補領域を除外する。以下の説明において、候補領域の除外条件1〜3について説明する。なお、下記の説明において、コーナー領域42a,42cを対角コーナーと表記する。また、コーナー領域42b,42dを逆対角コーナーと表記する。
除外条件1について説明する。検出部154は、対角コーナーの面積が所定の面積以上の場合に、該当する候補領域を除外する。
除外条件2について説明する。検出部154は、対角コーナーの少なくとも一方の面積が所定の面積以上であり、かつ、逆対角コーナーの面積が所定の面積未満の場合に、該当する候補領域を除外する。
除外条件3について説明する。検出部154は、対角コーナーの面積が所定の面積以上であり、かつ、対角コーナーの三角形度が所定の三角形度以上であり、かつ、逆対角コーナーの面積が所定の面積未満の場合に、該当する候補領域を除外する。
なお、除外条件1〜3で用いる閾値は、外接矩形41の面積の大きさに応じて変更して良い。例えば、外接矩形41の面積をSとすると、閾値をS÷6によって求める。なお、閾値の値が40画素を下回る場合には、閾値を40とする。
三角形度の算出方法について説明する。図6Bは、三角形度の算出方法を説明するための図である。ここでは、コーナー領域42cの三角形度を求める場合について説明する。三角形BCDに含まれる画素の画素値を1に設定し、三角形ABCに囲まれる画素の画素値を0に設定する。そして、矩形ABCDに含まれる画素のうち画素値が1となる面積を、矩形ABCDで除算することで、コーナー領域42cの三角形度を算出する。
ここで除外条件に該当する候補領域の一例と、除外条件に該当しない候補領域の一例について説明する。図7は、除外条件に該当する候補領域の一例を示す図である。図7に示すように、自車線内のペイントなどは、直線成分が多く含まれ、幾何学的である。このようなペイントが候補領域44として抽出されると、除外条件1〜3のいずれかに対応し、除外されることとなる。
図8は、除外条件に該当する候補領域の一例を示す図である。図8に示すように、横断者などは、直線成分が余り含まれず、幾何学的な形状とはならない。このような横断者等が候補領域45として抽出されると、除外条件1〜3には対応せず、除外されない。
検出部154は、上記の除外条件1〜3によって除外されなかった候補領域の情報を、特定部155に出力する。上記のように、検出部154は、処理画像作成部153から、二値画像を取得した後に、ラベリング処理、コーナー判定処理を実行し、除外されなかった各候補領域の情報を、特定部155に出力する。なお、各候補領域は、検出元のフレーム番号の情報、位置座標に対応付けられているものとする。
特定部155は、検出部154から候補領域の情報を取得し、検出対象を含むフレームを特定する処理部である。特定部155は、候補領域の情報を基にして、連続するフレーム番号の各候補領域がそれぞれ重なるかを判定する。特定部155は、連続するフレーム番号の各候補領域がそれぞれ一部重なる場合には、各候補領域を、検出対象であると判定する。
図9は、特定部の処理を説明するための図である。図9の候補領域45aのフレーム番号をN、候補領域45bのフレーム番号をN+1、候補領域45cのフレーム番号をN+2とする。例えば、特定部155は、候補領域45aと、候補領域45bとが重なる面積が所定の面積以上であり、候補領域45bと候補領域45cとが重なる面積が所定の面積以上である場合に、候補領域45a,45b,45cを、検出対象であると判定する。
これに対して、特定部155は、候補領域45aと、候補領域45bとが重なる面積が所定の面積未満、または、候補領域45bと候補領域45cとが重なる面積が所定の面積未満である場合に、候補領域45a,45b,45cを、検出対象ではないと判定する。
特定部155は、検出対象であると判定した各候補領域のフレーム番号を、出力する。例えば、特定部155は、フレーム番号を、表示部130に出力しても良いし、通信部110を介して、他の装置にフレーム番号を通知しても良い。
次に、本実施例2に係る画像処理装置100の処理手順について説明する。図10は、本実施例2に係る画像処理装置の処理手順を示すフローチャートである。例えば、図10に示すフローチャートは、処理実行命令を受け付けたことを契機にして実行される。画像処理装置100は、入力部120から処理命令を受け付けても良いし、通信部110を介して、他の装置から受け付けても良い。
図10に示すように、画像処理装置100は、処理フレームを抽出し(ステップS101)、平均画像を生成する(ステップS102)。画像処理装置100は、平均画像と処理フレームnの画像との差分画像を生成する(ステップS103)。
画像処理装置100は、差分画像をRGB分解し、RGB値の閾値を判定する(ステップS104)。画像処理装置100は、差分画像について、RGB値が閾値以上となる画素を1、それ以外の画素を0に設定することで二値画像を生成する(ステップS105)。
画像処理装置100は、ラベリング処理を実行し(ステップS106)、コーナー判定処理を実行する(ステップS107)。画像処理装置100は、全ての処理フレームを処理したか否かを判定する(ステップS108)。画像処理装置100は、全ての処理フレームを処理していない場合には(ステップS108,No)、次のフレームを選択し(ステップS109)、ステップS103に移行する。
一方、画像処理装置100は、全ての処理フレームを処理した場合には(ステップS108,Yes)、検出対象を特定し(ステップS110)、検出対象を含むフレームを特定する(ステップS111)。
次に、本実施例2に係る画像処理装置200の効果について説明する。本実施例2に係る画像処理装置200は、動画データに含まれる各フレーム間で画素値の変化する領域を検出し、検出した領域の外接矩形に対する領域の充填率に基づいて、検出対象を含むフレームを特定する。例えば、車両内のペイントは、画像上で矩形に近い形の領域として現れることが多いのに対して、検出対象となる横断者や自転車等は不定形となる。このため、外接矩形に対する充填率を利用することで、検出対象を正確に検出することができる。
また、画像処理装置200は、外接矩形と候補領域とに基づき形成される複数のコーナー領域の大小関係に基づいて、検出対象を含むフレームを特定する。路面のペイントは、画像上で矩形に近い形の領域として現れることが多いのに対し、横断者などの検出対象は、不定形である。このため、外接矩形と候補領域とにより形成されるコーナーの大小関係を利用することで、路面のペイントと横断者などの検出対象とを区別することができる。
また、画像処理装置200は、外接矩形の縦横比を更に利用して、検出対象を含むフレームを特定する。外接矩形の横幅に対する縦幅の比率、または外接矩形の縦幅に対する横幅の比率が所定の比率以上の場合には、候補領域が、一般的な横断者の形状と比較して、極端に縦長または横長であることを示すため、候補領域が検出対象であるとは考えにくい。このため、外接矩形の縦横比を更に利用することで、より正確に、路面のペイントと横断者などの検出対象とを区別することができる。
また、画像処理装置200は、速度が減速するフレームを用いて、候補領域を検出する。速度が増加する場合には、減速すべき原因が解決されたからであるため、速度が増加した時点のフレームには、検出対象が映っていない可能性が高い。減速している間のフレームを利用することで、無駄な検出処理を削減することができる。
また、画像処理装置200は、自車線を含む所定の範囲から、候補領域を検出する。このため、横断者等の検出対象が存在する可能性の高い領域のみを検出対象にすることで、全体的な計算量を削減することができる。
次に、上記の実施例に示した画像処理装置と同様の機能を実現する画像処理プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図11は、画像処理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図11に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置202と、ディスプレイ203を有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラム等を読取る読み取り装置204と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うインタフェース装置205とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM206と、ハードディスク装置207を有する。そして、各装置201〜207は、バス208に接続される。
ハードディスク装置207は、例えば、検出プログラム207a、特定プログラム207bを有する。CPU201は、各プログラム207a,207bを読み出してRAM206に展開する。
検出プログラム207aは、検出プロセス206aとして機能する。特定プログラム207bは、特定プロセス206bとして機能する。
例えば、検出プロセス206aは、検出部11,154等に対応する。特定プロセス206bは、特定部12,155等に対応する。
なお、各プログラム207a、207bについては、必ずしも最初からハードディスク装置207に記憶させておかなくてもよい。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200がこれらから各プログラム207a,207bを読み出して実行するようにしてもよい。
10 画像処理装置
11 検出部
12 特定部

Claims (6)

  1. 動画データに含まれる各フレーム間で画素値が変化する領域を検出する検出部と、
    前記検出部に検出された前記領域の外接矩形に対する前記領域の充填率と、前記外接矩形と前記領域とに囲まれる複数のコーナー領域の大きさとに基づいて、前記充填率が所定の充填率以上であり、かつ、前記複数のコーナー領域のうち前記外接矩形の対角にあるコーナー領域が所定の大きさ未満である場合に、前記領域を含むフレームを検出対象が含まれるフレームとして特定する特定部と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記特定部は、前記外接矩形の縦横比を更に利用して、検出対象を含むフレームを特定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記動画データは速度データと対応付けられ、前記検出部は、動画データに含まれる各フレームのうち、速度が減速する間のフレームを用いて、前記領域を検出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記検出部は、自車線を含む所定の範囲から、前記領域を検出することを特徴とする請求項1、2または3に記載の画像処理装置。
  5. コンピュータが実行する画像処理方法であって、
    動画データに含まれる各フレーム間で画素値が変化する領域を検出し、
    検出した前記領域の外接矩形に対する前記領域の充填率と、前記外接矩形と前記領域とに囲まれる複数のコーナー領域の大きさとに基づいて、前記充填率が所定の充填率以上であり、かつ、前記複数のコーナー領域のうち前記外接矩形の対角にあるコーナー領域が所定の大きさ未満である場合に、前記領域を含むフレームを検出対象が含まれるフレームとして特定する
    各処理を実行する画像処理方法。
  6. コンピュータに、
    動画データに含まれる各フレーム間で画素値が変化する領域を検出し、
    検出した前記領域の外接矩形に対する前記領域の充填率と、前記外接矩形と前記領域とに囲まれる複数のコーナー領域の大きさとに基づいて、前記充填率が所定の充填率以上であり、かつ、前記複数のコーナー領域のうち前記外接矩形の対角にあるコーナー領域が所定の大きさ未満である場合に、前記領域を含むフレームを検出対象が含まれるフレームとして特定する
    各処理を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
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