JP5982928B2 - 書画カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、書画カメラに関する。
書画カメラは、被写体を撮像してパソコンやプロジェクター等にデータを送り、パソコンの画面に被写体の画像を表示させ、また、プロジェクターで被写体の画像を投写させる機器である。なお、被写体が写真やカタログ等光沢を有する場合、書画カメラの有する照明部が映り込んでホットスポットを生じさせることがある。また、書画カメラは、撮像部で撮像した画像データに対し、白色を正確に白く映し出すように補正する色調補正の機能、いわゆるホワイトバランス機能を備えているものがある。
特許文献1に開示される書画カメラ装置(書画カメラ)は、撮像装置に台形補正機能を有するデジタルカメラを用いており、撮像装置と照明装置とを所定の位置関係に保ちつつ複数個所から被写体を撮像し、真上から撮像した画像データ以外の画像データは正面から撮像した画像データに補正した後、各画像データを合成して一枚の画像データとすることが開示されている。この書画カメラにより、ホットスポットを有しない高画質にして美麗な静止画像データを得ることができるとしている。
特開2006−279828号公報
特許文献1の書画カメラは、被写体に対して複数枚の画像を撮像する必要があり、見たい画像を即座に取り込めないという課題がある。なお、ホワイトバランス機能を備えた書画カメラでは、ホットスポットが映り込んだ画像データに対して、ホットスポットの部分を基準として色調補正を行い、画像データとして取り込む。このため、補正された画像データが、プロジェクター等で投写された場合、ホワイトバランスが崩れた投写画像となる。また、全体(特に、被写体が矩形の場合には四隅)が暗くなってしまう等の課題がある。
従って、書画カメラ全体が大型化することなく、ホットスポットの発生を低減することにより、ホワイトバランスに優れた画像を撮像する書画カメラが要望されていた。
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る書画カメラは、被写体を照明する照明部と、照明部と被写体との間に設置され、照明部からの光を部分的に遮光する遮光部と、照明部の近傍に設置されて被写体を撮像する撮像部と、を備えていることを特徴とする。
このような書画カメラによれば、遮光部により、照明部の光を部分的に遮光することにより、照明部からの光が被写体に直接当たることを低減できるため、照明部が映り込むことによるホットスポットの発生を低減することができる。これにより、ホワイトバランスに優れた画像を撮像する書画カメラが実現できる。
[適用例2]上記適用例に係る書画カメラにおいて、照明部と被写体との間に設置され、照明部からの光を透過させる透過用部材を備え、遮光部は、透過用部材に設置されていることが好ましい。
このような書画カメラによれば、透過用部材に遮光部が設置されていることにより、遮光部を大型化せずに構成することができる。
[適用例3]上記適用例に係る書画カメラにおいて、照明部は、光を射出する発光素子と発光素子が実装される基板とを備え、遮光部は、発光素子に相対して設置されていることが好ましい。
このような書画カメラによれば、遮光部は、発光素子に相対して設置されていることにより、発光素子からの光が被写体に直接当たることを低減できるため、ホットスポットの発生を低減することができる。
[適用例4]上記適用例に係る書画カメラにおいて、発光素子の周囲の基板面には、遮光部で反射した光を拡散させる拡散部材が設置されていることが好ましい。
照明部から射出された光が遮光部で反射された場合、この反射光が基板面に入射することにより、基板面の色(例えば、基板面を覆うレジストの緑色)を含んだ光が被写体に向けて反射され、被写体が基板の色を含んで撮像部に撮像されることがある。しかし、上記の書画カメラによれば、発光素子の周囲の基板面に、遮光部で反射した光を拡散させる拡散部材が設置されていることにより、被写体が基板の色を含んだ状態で撮像されることを防止することができ、被写体をより自然な色で撮像することができる。
[適用例5]上記適用例に係る書画カメラにおいて、照明部と透過用部材との間には、発光素子と透過用部材とを取り囲むように設置される筒状部材を備えていることが好ましい。
このような書画カメラによれば、遮光部による反射光は、筒状部材の内面で反射されることにより、基板面に反射光が当らない。これにより、基板面の色を含んだ光が被写体に向けて反射されることを防止することで、被写体が基板の色を含んで撮像部に撮像されることを防止することができる。
[適用例6]上記適用例に係る書画カメラにおいて、筒状部材の内面は、発光素子からの光、または遮光部で反射した光を拡散させることが好ましい。
このような書画カメラによれば、発光素子からの光、または遮光部で反射した光を筒状部材の内面で拡散させる。この拡散された光により、被写体を照明することができ、ホットスポットの発生を更に抑制することができる。
[適用例7]上記適用例に係る書画カメラにおいて、遮光部は、印刷、塗装、貼着、および成形の少なくともいずれかを用いて構成されていることが好ましい。
このような書画カメラによれば、遮光部を簡易な方法で構成することができる。
第1実施形態に係る書画カメラを示す図。 照明部および撮像部を示す概略断面図。 第2実施形態に係る照明部を示す概略断面図。 第3実施形態に係る照明部を示す概略断面図。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る書画カメラ100を示す図であり、図1(a)は、書画カメラ100を上側から見た斜視図であり、図1(b)は、第1アーム部110を底面側から見た平面図である。図1を参照して、本実施形態の書画カメラ100の概略構成を説明する。
書画カメラ100は、図1(a)に示すように、中央部に撮像部150を有する第1アーム部110と、第1アーム部110を支持する第2アーム部120と、第2アーム部120を支持する第3アーム部130とを備えている。また、書画カメラ100は、操作部145を有する本体140を備えている。
また、書画カメラ100は、第1アーム部110と第2アーム部120とを連結する連結部115を備え、第1アーム部110は、第2アーム部120に対して回動可能に連結される。また、書画カメラ100は、第2アーム部120と第3アーム部130とを連結する連結部125を備え、第2アーム部120は、第3アーム部130に対して回動可能に連結される。同様に、書画カメラ100は、第3アーム部130と本体140とを連結する連結部135を備え、第3アーム部130は、本体140に対して回動可能に連結される。なお、連結部115,125,135は、それぞれアーム部を回転した場合、その回転位置で固定可能に構成されている。
本体140は、図示省略するが、プロジェクター、パソコン、その他の電子機器に書画カメラ100を接続するためのUSB(Universal Serial Bus)コネクター141を有している。また、操作部145には、詳細は略すが、書画カメラスイッチ、オートフォーカススイッチ、ズームスイッチ(ズームインスイッチ、ズームアウトスイッチ)、LED(Light Emitting Diode)光源スイッチ等が配設されている。
第1アーム部110は、図1(b)に示すように、撮像部150と照明部160とを備えている。カメラとしての撮像部150は、例えば500万画素のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)またはCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子151およびレンズ152を有する。なお、撮像部150は、照明部160の近傍に設置されている。照明部160は、撮像部150の両側近傍に一対設置される。照明部160は、発光素子としてのLED光源161と、LED光源161が実装される基板162とを有する。
また、書画カメラ100は、オートフォーカス機能およびズーム機能を有しており、操作部145の電源スイッチにより電源が入り、オートフォーカススイッチによりオートフォーカスされ、ズームスイッチ(ズームインスイッチ、ズームアウトスイッチ)によりズームインまたはズームアウトされるよう構成されている。
書画カメラ100の使用方法の一例を簡単に説明する。
最初に、書画カメラ100を机上に置き、電源ケーブル(図示省略)を用いて商用コンセントと接続する。次に、USBケーブル(図示省略)を用いて、プロジェクター(図示省略)に書画カメラ100を接続する。次に、プロジェクターの電源を入れる。次に、書画カメラ100の電源スイッチで、書画カメラ100の電源を入れる。
次に、被写体としての書画101を、撮像部150に対向する机上に載置する。次に、プロジェクターを介してスクリーン(図示省略)に表示されている書画101の画像を確認しながら、書画101を正しい位置、角度に配置する。
その際、必要に応じて、オートフォーカススイッチ、ズームスイッチ(ズームインスイッチまたはズームアウトスイッチ)を用いる。これによって、スクリーン上に所望の書画101が正しく表示されるようになる。その後、必要に応じて被写体を換えながら、書画カメラ100の使用を継続する。以上が書画カメラ100の基本的な使用方法となる。
図2は、照明部160および撮像部150を示す概略断面図である。図2を参照して照明部160周りの構成と動作を説明する。
第1アーム部110の照明部160に相対する外装筺体111の部分には、照明部160からの光を透過させる透過用部材としての透明な円板上のカバーガラス170が設置されている。カバーガラス170の外面の中心部には、LED光源161に相対して、遮光部としてのシール部材180が設置(貼着)されている。シール部材180は、本実施形態では、円板状で、粘着剤付きの白色系のプラスチックフィルムで形成されている。
照明部160は、上述したように、LED光源161と、LED光源161が実装された基板162とで構成されている。そして、LED光源161の周囲で、カバーガラス170に対向する基板162の面には、シール部材180で反射した光を拡散させる拡散部材190が設置されている。拡散部材190は、本実施形態では、白色系で光を拡散する印刷を基板162の面上に施すことにより形成されている。
なお、詳細には、拡散部材190を設置する前の、基板162の面の色は、レジスト(図示省略)の緑色となっている。本実施形態では、このレジストの面に白色系で光を拡散させる印刷を行うことで拡散部材190を形成している。
次に、LED光源161から射出された光の動作に関して説明する。
図2に示すように、LED光源161から射出された光は、書画101の方向(カバーガラス170の方向)に進み、カバーガラス170の外面に設置されたシール部材180により、反射される。
なお、従来は、LED光源161から射出された光は、図2に、二点鎖線Aで示すように、直接、書画101を照明することで、光の当たった領域にホットスポットが発生していた。また、撮像部150で書画101を撮像した場合、光るLED光源161がホットスポットとして映り込んでいた。
なお、シール部材180により反射された光は、基板162の面に設置された拡散部材190により拡散され、カバーガラス170の方向に反射される。この拡散して反射された光(図2に破線Bで示す)が、カバーガラス170を透過して書画101を照明する。そして、このように照明された書画101を撮像部150が撮像する。
なお、シール部材180は、カバーガラス170の外面全面には貼着されていない。そのため、シール部材180は、LED光源161からの光を部分的に遮光する。従って、図2に実線Cで示すように、LED光源161から射出された光がシール部材180の外側を透過して書画101を照明する場合もある。しかし、LED光源161からの直接的な光は大部分遮光することができるため、従来に比べてホットスポットの発生を低減できる。
従って、撮像部150により書画101を撮像した場合、LED光源161がホットスポットとして映り込むことが低減できる。そのため、撮像部150は、適正な色調補正が行われ、ホワイトバランスに優れた画像を撮像することができる。
上述した第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本実施形態の書画カメラ100によれば、遮光部としてのシール部材180により、LED光源161の光を部分的に遮光することにより、LED光源161からの光が書画101に直接当たることを低減できるため、LED光源161が映り込むホットスポットの発生を低減することができる。これにより、ホワイトバランスに優れた画像を撮像する書画カメラ100が実現できる。
本実施形態の書画カメラ100によれば、遮光部としてのシール部材180は、カバーガラス170に設置されていることにより、遮光部を大型化せずに構成することができる。
本実施形態の書画カメラ100によれば、シール部材180は、LED光源161に相対して設置されていることにより、LED光源161からの光が書画101に直接当たることを低減できるため、ホットスポットの発生を低減することができる。
本実施形態の書画カメラ100によれば、LED光源161の周囲の基板162の面には、シール部材180で反射した光を拡散させる拡散部材190が設置されている。これにより、シール部材180で反射された光が拡散部材190で拡散されるため、基板162の色が含まれた状態で書画101が撮像されることを防止することができ、書画101をより自然な色で撮像することができる。
本実施形態の書画カメラ100によれば、LED光源161の周囲の基板162の面には、シール部材180で反射した光を拡散させる拡散部材190が設置されている。これにより、シール部材180で反射された光が拡散部材190で拡散されるため、拡散された光により、ホットスポットが低減され、一様な明るさで、書画101を照明することができる。従って、このように照明された書画101を撮像部150で撮像した場合、書画101が矩形状を有する場合には、書画101の四隅部分も中央部分と同様の明るさに補正され、全体が明るく表示される。
本実施形態の書画カメラ100によれば、遮光部としてのシール部材180は、白色系のプラスチックフィルムで形成され、カバーガラス170に貼着されて設置されている。これにより、遮光部を簡易な構成で実現することができる。
本実施形態の書画カメラ100によれば、シール部材180および拡散部材190は、白色系の材料で構成されている。これにより、書画101を照明する光の光量を、黒色系の材料で構成される場合に比較して、多くすることができ、書画101を明るく照明することができる。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態に係る照明部160を示す概略断面図である。図3を参照して照明部160周りの構成と動作を説明する。
本実施形態の照明部160周りの構成は、第1実施形態と比較して、基板162の面に設置した拡散部材190に替えて、筒状部材200を用いることが異なる点である。その他の構成は、第1実施形態と同様である。第1実施形態と同様の構成には、同様の符号を付記している。
本実施形態の筒状部材200は、LED光源161とカバーガラス170とを取り囲むように設置される筒状の部材である。本実施形態では、筒状部材200は、概ね、円錐形状で、側面が台形となる。そして、筒状部材200の内面201は、本実施形態では、白色系で光を拡散する印刷が施されている。
次に、LED光源161から射出された光の動作に関して説明する。
図3に示すように、LED光源161から射出された光は、カバーガラス170の方向に進み、カバーガラス170の外面に設置されたシール部材180により、反射される。シール部材180により反射された光は、筒状部材200の内面201で拡散され、カバーガラス170の方向に反射される。この拡散して反射された光(図3に破線Dで示す)が、カバーガラス170を透過して書画101を照明する。そして、このように照明された書画101を撮像部150が撮像する。
なお、LED光源161から射出された光の一部は、直接、筒状部材200の内面201に入射して拡散される。また、射出された光の一部は、第1実施形態と同様に、実線Cで示すように、シール部材180の外側を透過して書画101を照明する。
上述した第2実施形態によれば、第1実施形態での効果以外に、以下の効果が得られる。
本実施形態の書画カメラ100によれば、LED光源161とカバーガラス170とを取り囲むように設置される筒状部材200が設置されている。これにより、シール部材180で反射された光は、筒状部材200で拡散されるため、基板162の色が含まれた状態で書画101が撮像されることを防止することができ、書画101をより自然な色で撮像することができる。
本実施形態の書画カメラ100によれば、LED光源161からの光、またはシール部材180で反射した光を筒状部材200の内面201で拡散させる。この拡散された光により、書画101を照明することができ、ホットスポットの発生を抑制することができる。
(第3実施形態)
図4は、第3実施形態に係る照明部160を示す概略断面図である。図4を参照して照明部160周りの構成と動作を説明する。
本実施形態の照明部160周りの構成は、第1実施形態と比較して、遮光部としてのシール部材180に替えて、カバーガラス170の内部に遮光領域175を形成したことが異なる点である。その他の構成は、第1実施形態と同様である。第1実施形態と同様の構成には、同様の符号を付記している。
本実施形態のカバーガラス170は、透明な合成樹脂材料を射出成形して形成されている。そして、本実施形態の遮光領域175は、カバーガラス170を成形する際に、併せて、遮光性を有する白色系の合成樹脂材料を用いて成形する、いわゆる二色成形により形成されている。遮光領域175は、LED光源161に相対して形成され、詳細には、カバーガラス170の中心部を中心に円板状に形成されている。そして、遮光領域175は、LED光源161からの光を遮光する。
次に、LED光源161から射出された光の動作に関して説明する。
図4に示すように、LED光源161から射出された光は、カバーガラス170方向に進み、カバーガラス170の遮光領域175により、反射される。遮光領域175により反射された光は、拡散部材190により拡散され、カバーガラス170の方向に反射される。この拡散して反射された光(図4に破線Eで示す)が、カバーガラス170を透過して書画101を照明する。そして、このように照明された書画101を撮像部150が撮像する。
なお、LED光源161から射出された一部の光は、第1実施形態と同様に、実線Cで示すように、シール部材180の外側を透過して書画101を照明する。
上述した第3実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本実施形態の書画カメラ100によれば、遮光部として、カバーガラス170に形成された遮光領域175により、LED光源161の光を部分的に遮光することにより、LED光源161からの光が書画101に直接当たることを低減できるため、LED光源161が映り込むホットスポットの発生を低減することができる。これにより、ホワイトバランスに優れた画像を撮像する書画カメラ100が実現できる。
本実施形態の書画カメラ100によれば、遮光部としての遮光領域175は、カバーガラス170に一体で形成されていることにより、遮光部を大型化せずに構成することができる。
本実施形態の書画カメラ100によれば、遮光領域175は、LED光源161に相対して設置されていることにより、LED光源161からの光が書画101に直接当たることを低減できるため、ホットスポットの発生を低減することができる。
本実施形態の書画カメラ100によれば、カバーガラス170に遮光領域175を有し、基板162の面に拡散部材190が設置されている。これにより、遮光領域175で反射された光は、拡散部材190で拡散されるため、基板162の色が含まれた状態で書画101が撮像されることを防止することができ、書画101をより自然な色で撮像することができる。
本実施形態の書画カメラ100によれば、遮光領域175で反射した光を拡散部材190で拡散させる。この拡散された光により、書画101を照明することができ、ホットスポットの発生を抑制することができる。また、一様な明るさで、書画101を照明することができる。従って、このように照明された書画101を撮像部150で撮像した場合、書画101が矩形状を有する場合には、書画101の四隅部分も中央部分と同様の明るさに補正され、全体が明るく表示される。
本実施形態の書画カメラ100によれば、遮光部としての遮光領域175は、白色系の合成樹脂材料を用いて二色成形されて、カバーガラス170と一体に成形されている。これにより、遮光部を簡易な構成で実現することができる。
本実施形態の書画カメラ100によれば、遮光領域175および拡散部材190は、白色系の材料で構成されている。これにより、書画101を照明する光の光量を、黒色系の材料で構成される場合に比較して、多くすることができ、書画101を明るく照明することができる。
なお、上述した実施形態は、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更や改良等を加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
前記第1実施形態の書画カメラ100において、遮光部としてのシール部材180と、シール部材180で反射した光を拡散させる拡散部材190を設置している。しかし、これに限られず、遮光部のみを設置するだけでもよい。この場合、遮光部は、LED光源161から射出された光を反射させ難くする部材で構成することがよく、基板162の面の色を含んだ光の反射を低減させる。これは、第2、第3実施形態においても同様である。
前記第1実施形態の書画カメラ100において、遮光部としてのシール部材180は、遮光率が100%の部材を用いている。しかし、これに限られず、遮光率が100%未満のシール部材を用いてもよい。これは、第2実施形態のシール部材180においても同様である。
前記第3実施形態の書画カメラ100において、遮光部としての遮光領域175は、遮光率が100%の部材を用いている。しかし、これに限られず、遮光率が100%未満の樹脂材料を用いて形成されてもよい。
前記第1実施形態の書画カメラ100において、遮光部としてのシール部材180は、カバーガラス170の外面に設置されているが、内面に設置されていてもよい。これは、第2実施形態のシール部材180においても同様である。
前記第1実施形態の書画カメラ100において、遮光部としてのシール部材180は、粘着剤付きの白色系のプラスチックフィルムで形成されている。しかし、これに限られず、遮光部は、カバーガラス170の外面または内面に、白色系の印刷や塗装により形成してもよい。また、白色系でなくてもよい。これは、第2実施形態のシール部材180においても同様である。
前記第3実施形態の書画カメラ100において、遮光部としての遮光領域175は、二色成形により、カバーガラス170と一体に形成されている。しかし、これに限られず、カバーガラス170とは別体に形成され、後で、遮光領域175をカバーガラス170の所定の部分に嵌合することでもよい。
前記第3実施形態の書画カメラ100において、遮光部としての遮光領域175は、遮光性を有し白色系の合成樹脂材料を用いて成形されている。しかし、これに限られず、白色系ではない合成樹脂材料を用いて成形されてもよい。
前記第3実施形態の書画カメラ100において、遮光領域175で反射された光は、拡散部材190で拡散される。しかし、これに限られず、拡散部材190に替えて第2実施形態で用いた筒状部材200を用いて、遮光領域175で反射された光を筒状部材200で拡散させることでもよい。
前記第1実施形態の書画カメラ100において、遮光部としてのシール部材180は、カバーガラス170に設置されている。しかし、これに限られず、遮光部は、カバーガラス170に貼付や印刷等されずに、別体で構成および設置されていてもよい。この場合、遮光部は、LED光源161とカバーガラス170との間、または、カバーガラス170と被写体(書画101)との間に設置されることでよい。
前記第1実施形態の書画カメラ100は、照明部160を構成する発光素子としてLED光源161を採用している。しかし、これに限定されず、有機EL(Electro Luminescence)素子、シリコン発光素子等の各種固体発光素子を採用してもよい。
前記第1実施形態では、書画カメラ100をプロジェクターに接続する例を示した。しかし、これに限られず、例えば、書画カメラ100をパソコンに接続するようにしてもよい。
前記第1実施形態の書画カメラ100は、USBケーブルを用いてプロジェクターに接続する例を示した。しかし、接続方法はこれに限られず、例えば、書画カメラ100を、ビデオコンポジットケーブル、DVIケーブル、HDMIケーブル、ネットワークケーブル、無線インターフェース等を用いて、プロジェクター若しくはパソコンまたはネットワークに接続してもよい。
100…書画カメラ、101…書画、150…撮像部、151…撮像素子、160…照明部、161…LED光源、162…基板、170…カバーガラス、175…遮光領域、180…シール部材、190…拡散部材、200…筒状部材、201…内面。

Claims (7)

  1. 光を射出する発光素子と当該発光素子が実装される基板とを有するとともに、被写体を照明する照明部と、
    前記照明部と前記被写体との間に、前記発光素子に対向して設置され、前記照明部からの前記光を透過させる透過用部材と、
    前記透過用部材に設けられ、前記被写体に対して前記照明部からの光を部分的に遮光するとともに、前記照明部からの光を部分的に反射する遮光部と、
    前記基板と前記透過用部材との間に設置され、前記遮光部で反射した光を拡散させる拡散部材と、
    記被写体を撮像する撮像部と、
    前記照明部と前記撮像部とが設けられる外装筐体と
    を備えていることを特徴とする書画カメラ。
  2. 請求項に記載の書画カメラであって、
    前記拡散部材は、前記発光素子の周囲の前記基板に設置されていることを特徴とする書画カメラ。
  3. 請求項に記載の書画カメラであって、
    前記照明部と前記透過用部材との間には、前記発光素子と前記透過用部材とを取り囲むように設置される筒状部材を備え
    前記拡散部材は、前記透過用部材に対向するように前記筒状部材に設置されることを特徴とする書画カメラ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の書画カメラであって、
    前記遮光部は、フィルムを粘着剤により前記透過用部材に貼着されることにより形成されることを特徴とする書画カメラ。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の書画カメラであって、
    前記遮光部は、前記透過用部材と一体に成形されることにより形成されることを特徴とする書画カメラ。
  6. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の書画カメラであって、
    前記遮光部は、前記透過用部材に嵌合することにより形成されることを特徴とする書画カメラ。
  7. 請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の書画カメラであって、
    前記遮光部は、前記透過用部材に印刷または塗装用いて構成されていることを特徴とする書画カメラ。
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