JP5982500B2 - Hdd用ガラス基板および情報記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、記録密度が630Gb/平方インチ以上であるHDD用ガラス基板に関する。
近年、情報記録媒体を搭載した情報記録装置(たとえばハードディスクドライブ HDD)の記憶容量は、たとえば2.5インチディスク1枚で500GBを達成するほど向上している。記憶容量の向上に伴い、使用される情報記録媒体(メディア)に求められる品質水準が高まっている。記憶容量を向上させるためには、読み取りヘッドのフライングハイトを小さくする必要がある。近年ではフライングハイトは数nmまで小さく設定されている。そのため、メディアの表面に研磨剤や異物がわずかに残存していると、読み取りヘッドが衝突するヘッドクラッシュが発生し、読み取りエラーの一因となる。そこで、メディアに使用されるHDD用ガラス基板(以下、単にガラス基板という場合がある)として、従来よりも微小なうねりや表面粗さRaが低減されたガラス基板が提案されている(特許文献1)。
しかし、このようなガラス基板において、平滑性、清浄性に大きな問題がないにもかかわらず、ガラス基板に磁性膜(磁気薄膜)を形成した後に、読取精度を低下させてしまうという問題が発生した。この問題を精査した結果、磁気信号のSN比(シグナルノイズ比、電磁変換特性)にバラつきが発生し、このSN比のバラつきがリード/ライトエラーの発生要因となっている可能性が見出された。このような磁気信号のSN比のバラつきの要因について、さらに検討を進めた結果、以下のことが判明した。
すなわち、一般的に、ガラス基板は、製造後一旦密封梱包されて搬送され、その後、取りだされて表面に磁気薄膜(磁性膜、磁性層)が形成される。その際、500GB以上の記録密度を達成するガラス基板では、基板表面の清浄性が特に重要であるため、磁性膜が形成される前にアルカリ洗浄によりガラス基板上のごくわずかなパーティクル(異物)が除去される。上記した磁気信号のSN比のバラつきは、このような磁性膜形成前のアルカリ洗浄により、ガラス基板の表層がエッチングされ、これに伴って表面粗さRaが悪化することが影響していることが明らかになってきた。
特開2001−19466号公報
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであり、磁性膜形成前のアルカリ洗浄耐性を有し、磁性膜形成後においても電磁変換特性に優れ、リード/ライトエラーの発生頻度が低く信頼性の高いHDD用ガラス基板を提供することを目的とする。
本発明の一局面によるHDD用ガラス基板は、記録密度が600Gb/平方インチ以上であり、ガラス成分として、mol%表示で、SiO:60〜70%、Al:2〜8%、B:0〜3%、LiO:0.1〜7%、NaO:4〜10%、KO:0〜3%、MgO:7〜14%、CaO:2〜8%、SrO:0〜3%、BaO:0〜3%、ZnO:0〜3%、TiO:0.1〜4%、ZrO:0〜3%、Y:0〜3%、La:0〜3%、Nb:0.1〜4%、Ta:0〜3%、CeO:0〜3%およびSnO:0〜3%を含み、SiO+Al+B:65〜80%、LiO+NaO+KO:7〜17%、MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO:10〜20%、Al/SiO:0.03〜0.13、(TiO+Nb)/SiO:0.01〜0.05であることを特徴とする。
本発明の目的、特徴および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
(ガラス基板)
以下、本発明のガラス基板の実施形態について詳細に説明する。本実施形態のガラス基板は、記録密度が600Gb/平方インチ以上であり、ガラス成分として、mol%表示で、SiO:60〜70%、Al:2〜8%、B:0〜3%、LiO:0.1〜7%、NaO:4〜10%、KO:0〜3%、MgO:7〜14%、CaO:2〜8%、SrO:0〜3%、BaO:0〜3%、ZnO:0〜3%、TiO:0.1〜4%、ZrO:0〜3%、Y:0〜3%、La:0〜3%、Nb:0.1〜4%、Ta:0〜3%、CeO:0〜3%およびSnO:0〜3%を含み、SiO+Al+B:65〜80%、LiO+NaO+KO:7〜17%、MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO:10〜20%、Al/SiO:0.03〜0.13%、(TiO+Nb)/SiO:0.01〜0.05%であることを特徴とする。
SiOは、ガラス組成中60〜70%、好ましくは61〜69%含有される。SiOは、ガラスの網目構造を形成する。SiOの含有量が60%未満の場合、ガラスの形成が困難となり、また、得られるガラス基板のアルカリ洗浄耐性が低下する傾向がある。一方、SiOの含有量が70%を超える場合、溶融時のガラス素材の粘度が高くなりすぎて取扱性が低下する傾向がある。
Alは、ガラス組成中2〜8%、好ましくは3〜7%含有される。Alは、SiOと同様にガラスの網目構造を形成する。他にも、Alは、得られるガラス基板のヤング率を向上させる効果や、後述する化学強化工程においてイオン交換性能を向上させる効果を有する。Alの含有量が2%未満の場合、得られるガラス基板のヤング率が低下したり、化学強化工程におけるイオン交換性能が低下する傾向がある。一方、Alの含有量が8%を超える場合、得られるガラス基板のアルカリ洗浄耐性が低下する傾向がある。
は、任意成分であり、ガラス組成中0〜3%、好ましくは0〜2%含有される。Bは、SiOやAlと同様にガラスの網目構造を形成する。他にも、Bは、溶融時のガラス素材の粘度を低下させる(ガラス溶融性を向上させる)効果を有する。Bの含有量が3%を超える場合、得られるガラス基板のヤング率が低下する傾向がある。
LiOは、ガラス組成中0.1〜7%、好ましくは0.5〜6.5%含有される。LiOは、得られるガラス基板のヤング率を向上させ、かつ、ガラス溶融性を向上させる。LiOの含有量が0.1%未満の場合、ガラス溶融性を充分に向上させることができず、また、得られるガラス基板のヤング率を低下させる傾向がある。一方、LiOの含有量が7%を超える場合、得られるガラス基板のアルカリ洗浄耐性が低下する傾向がある。
NaOは、ガラス組成中4〜10%、好ましくは5〜9%含有される。NaOは、ガラス溶融性を向上させる。NaOの含有量が4%未満の場合、ガラス溶融性を充分に向上させることができない傾向がある。一方、NaOの含有量が10%を超える場合、得られるガラス基板のアルカリ洗浄耐性が低下する傾向がある。
Oは、任意成分であり、ガラス組成中0〜3%、好ましくは0〜2%含有される。KOは、ガラス溶融性および得られるガラス基板の熱膨張係数を向上させる。KOの含有量が3%を超える場合、得られるガラス基板のアルカリ洗浄耐性が低下する傾向がある。
MgOは、ガラス組成中7〜14%、好ましくは8〜13%含有される。MgOは、得られるガラス基板のヤング率を向上させるとともに、ガラス溶融性を向上させる。MgOの含有量が7%未満の場合、ヤング率およびガラス溶融性を充分に向上させることができない傾向がある。一方、MgOの含有量が14%を超える場合、ガラスの液相温度が上昇し、耐失透性が低下するのでガラス化が困難になる傾向がある。
CaOは、ガラス組成中2〜8%、好ましくは3〜7%含有される。CaOは、得られるガラス基板のヤング率および熱膨張係数を向上させるとともに、ガラス溶融性を向上させる。CaOの含有量が2%未満の場合、ヤング率を向上させる効果およびガラス溶融性を向上させる効果が得られにくい傾向がある。一方、CaOの含有量が8%を超える場合、得られるガラス基板のアルカリ洗浄耐性が低下する傾向がある。
SrO、BaOおよびZnOは、いずれも任意成分であり、いずれもガラス組成中0〜3%、好ましくは0〜2%含有される。SrO、BaOおよびZnOは、いずれも得られるガラス基板のヤング率を向上させるとともに、ガラス溶融性を向上させる。SrO、BaOおよびZnOのいずれかの含有量が3%を超える場合、得られるガラス基板のアルカリ洗浄耐性が低下する傾向がある。
TiOは、ガラス組成中0.1〜4%、好ましくは0.3〜3.5%含有される。TiOは、ガラス溶融性を向上させるとともに、得られるガラス基板のアルカリ洗浄耐性を向上させる。TiOの含有量が0.1%未満の場合、ガラス溶融性と、得られるガラス基板のアルカリ洗浄耐性とを充分に向上させることができない傾向がある。一方、TiOの含有量が4%を超える場合、溶融ガラスの液相温度が上昇し、得られるガラス基板の耐失透性が低下する傾向がある。
Nbは、ガラス組成中0.1〜4%、好ましくは0.2〜3%含有される。Nbは、ガラス溶融性を向上させるとともに、得られるガラス基板のアルカリ洗浄耐性を向上させる。Nbの含有量が0.1%未満の場合、ガラス溶融性と、得られるガラス基板のアルカリ洗浄耐性とを充分に向上させることができない傾向がある。一方、Nbの含有量が4%を超える場合、溶融ガラスの液相温度が上昇し、得られるガラス基板の耐失透性が低下する傾向がある。
TiOおよびNbは、それぞれガラス基板の加工時や洗浄時にガラス基板の表面から金属イオン等が溶出することを抑制し、ガラス基板の表層の結合強度が弱化することを防ぐと考えられている。また、TiOおよびNbは、一部がガラスの網目構造の一部に入り、得られるガラス基板のアルカリ洗浄耐性を向上させると考えられている。
ZrO、Y、LaおよびTaは、いずれも任意成分であり、いずれもガラス組成中0〜3%、好ましくは0〜2%含有される。ZrO、Y、LaおよびTaは、いずれもガラス素材の剛性を向上させる。ZrO、Y、LaおよびTaは、いずれかの含有量が3%を超える場合、耐失透性が低下し、ガラス化が困難となる傾向がある。
CeOおよびSnOは、いずれも任意成分であり、いずれもガラス組成中0〜3%、好ましくは0〜2%含有される。CeOおよびSnOは、いずれも清澄剤として機能する。CeOおよびSnOは、いずれかの含有量が3%を超える場合、耐失透性が低下し、ガラス化が困難となる傾向がある。
なお、CeOおよびSnOの代わりに、清澄剤としてAsやSb等を含有しても良く、これらの成分以外にも、本発明の目的を損なわない範囲で清澄効果が得られる成分を0〜3%含有させても良い。
SiO、AlおよびBの含有量の和(SiO+Al+B)は、ガラス組成中65〜80%、好ましくは67〜78%である。SiO2、AlおよびBの含有量の和が65%未満の場合、ガラスの形成が困難となる傾向がある。一方、SiO2、AlおよびBの含有量の和が80%を超える場合、溶融時のガラス素材の粘度が高くなりすぎる(ガラス溶融性が低下しすぎる)傾向がある。
LiO、NaOおよびKOの含有量の和(LiO+NaO+KO)は、ガラス組成中7〜17%、好ましくは9〜15%である。LiO、NaOおよびKOの含有量の和が7%未満の場合、ガラス溶融性を向上させる効果が充分でない傾向がある。一方、LiO、NaOおよびKOの含有量の和が17%を超える場合、得られるガラス基板のアルカリ洗浄耐性が低下する傾向がある。
MgO、CaO、SrO、BaOおよびZnOの含有量の和(MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO)は、ガラス組成中10〜20%、好ましくは12〜18%である。MgO、CaO、SrO、BaOおよびZnOの含有量の和が10%未満の場合、得られるガラス基板のヤング率およびガラス溶融性を充分に向上させることができない傾向がある。一方、MgO、CaO、SrO、BaOおよびZnOの含有量の和が20%を超える場合、得られるガラス基板のアルカリ洗浄耐性が低下する傾向がある。
SiOの含有量に対するAlの含有量の割合(Al/SiO)は、0.03〜0.13、好ましくは、0.04〜0.12である。SiOの含有量に対するAlの含有量の割合が0.03未満の場合、Alの含有量が相対的に低くなるため、得られるガラス基板のヤング率が低下する傾向がある。一方、SiOの含有量に対するAlの含有量の割合が0.13を超える場合、Alの含有量が相対的に高くなる。この場合、ガラス中をイオンが容易に移動しやすくなるため、ガラス基板の加工時や洗浄時にガラス基板の表面から金属イオン等が溶出しやすく、ガラス基板の表層の結合強度が弱化して、得られるガラス基板のアルカリ洗浄耐性が低下する傾向がある。
SiOの含有量に対するTiOとNbOの含有量の和の割合((TiO+NbO)/SiO)は、0.01〜0.05、好ましくは0.015〜0.045である。SiOの含有量に対するTiOとNbOの含有量の和の割合が0.01未満の場合、得られるガラス基板のアルカリ洗浄耐性が低下する傾向がある。一方、SiOの含有量に対するTiOとNbOの含有量の和の割合が0.05を超える場合、ガラスの液相温度が上昇し、ガラス化が困難になる傾向がある。
なお、本実施形態では、必要に応じて周知の他の酸化物成分を適宜含有させてもよい。このような酸化物成分としては、たとえば、PやGeO等が挙げられ、これらの成分以外にも、本発明の目的を損なわない範囲で他の酸化物成分を含有させてもよい。
本実施形態のガラス基板は、上記したガラス組成を有しているため、磁性膜形成前にアルカリ洗浄を行う場合に充分なアルカリ洗浄耐性を示し、アルカリ洗浄によりガラス成分が溶出しにくい。アルカリ洗浄によりガラス基板から溶出するガラス成分の量(Si溶出量)は、少ないほど好ましい。Si溶出量は、たとえば、ガラス基板を2.5インチ、厚み0.8mmとし、当該ガラス基板を0.001mol/L、pH11、40℃のNaOH溶液50mLに30分間浸漬するアルカリ溶出試験において160ppb以下であることが好ましく、140ppb以下であることがより好ましい。このようなアルカリ溶出試験を行った場合のSi溶出量が160ppb(160μg/L)以下であれば、ガラス基板は、優れたアルカリ洗浄耐性を有しているといえる。また、このような優れたアルカリ洗浄耐性を有するガラス基板は、アルカリ洗浄により表面粗さRaが変化しにくいため、磁性膜形成後においても電磁変換特性に優れ、リード/ライトエラーの発生頻度が低く信頼性がより高くなる。
また、このようなガラス組成から作製されるガラス基板のヤング率は、80GPa以上、好ましくは84〜100GPaであることが好ましい。ガラス基板のヤング率が80GPa以上である場合、当該ガラス基板を用いて作製されるメディアは、HDDの高速回転に伴い発生する空気流による面ブレを起こしにくい。その結果、メディアは、読み取りヘッドのフライングハイトを適切に維持することができ、リード/ライトエラーの発生頻度をより低減させることができる。なお、ヤング率が100GPa以上の場合、面ブレの抑制効果は充分に得られるが、加工性が低下する傾向がある。
以上、本実施形態のガラス基板は、上記したガラス組成を備えるため、磁性膜形成前のアルカリ洗浄耐性を有し、磁性膜形成後においても電磁変換特性に優れ、リード/ライトエラーの発生頻度が低く信頼性が高い。
(ガラス基板の製造方法)
以下、本発明のガラス基板を製造する方法について説明する。なお、本発明のガラス基板は、上記したガラス組成を有していればよく、製造方法は特に限定されない。
まず、ガラス基板を構成する各成分の原料として、各々相当する酸化物、炭酸塩、硝酸塩、水酸化物等が所望の割合に秤量され、充分に混合される(調合原料)。次いで、調合原料は、たとえば1300〜1550℃に加熱された電気炉中の白金坩堝等に投入され、溶融清澄後、撹拌均質化される。得られた溶融ガラスは、予め加熱された鋳型に鋳込まれ、徐冷されてガラスブロックとされる。
ガラスブロックは、ガラス転移点付近の温度で1〜3時間保持された後に、徐冷され、歪み取りが行われる。その後、ガラスブロックは、円盤形状にスライスされ、内周および外周を同心円としてコアドリルにより切り出されてガラス基板とされる。または、溶融ガラスはプレス成形され、円盤状に成形されてガラス基板とされる。
このようにして得られた円盤状のガラス基板は、さらにその両面を粗研磨および精密研磨された後、水、酸、アルカリの少なくとも1つの液体で洗浄されて最終的なガラス基板とされる。なお、上記過程において、両面を粗研磨および精密研磨した後に、硝酸カリウム(50wt%)と硝酸ナトリウム(50wt%)の混合溶液に浸漬させることにより化学強化を行ない、その後、化学強化層を除去してもよい。
本実施形態のガラス基板は、円盤状の形状を有することが好ましい。なお、円盤状とする場合、その大きさは特に限定されず、たとえば、3.5インチ、2.5インチ、1.8インチ、あるいはそれ以下の小径ディスクとすることもでき、またその厚みは2mm、1mm、0.63mm、あるいはそれ以下といった薄型とすることもできる。
上記製造方法により得られるガラス基板は、磁気薄膜(磁性膜)が形成され、情報記録媒体(メディア)とされる。その際、500GB以上の記録密度を達成するガラス基板では、基板表面の清浄性が特に重要であるため、磁性膜が形成される前にアルカリ洗浄によりガラス基板上のごくわずかなパーティクル(異物)が除去される。アルカリ洗浄に使用されるアルカリ溶液としては、たとえば0.001mol/L、pH11、40℃のNaOH溶液等が挙げられる。
なお、磁性膜を形成する方法は特に限定されず、たとえば、磁性粒子を分散させた熱硬化性樹脂を基板上にスピンコートして形成する方法や、スパッタリング、無電解めっきにより形成する方法等の従来公知の方法を採用することができる。
磁性膜に用いる磁性材料としては特に限定されず、従来公知の磁性材料を用いることができる。磁性材料は、たとえば、高い保磁力を得るために、結晶異方性の高いCoを基本とし、残留磁束密度を調整する目的でNiやCrを加えたCo系合金などを用いることができる。また、記録用のメディアを作製する場合には、Co−Pt合金のように、遷移金属元素と貴金属元素とからなる合金であって、遷移金属元素(Co)と貴金属元素(Pt)との原子含有量がほぼ等しい合金や、遷移金属元素(Co)と貴金属元素(Pt)との原子含有量がほぼ等しく、かつ、Niの原子含有量が0.1%以上50%以下であるCo−Ni−Pt合金や、遷移金属元素(Co及びNi)と貴金属元素(Pt)との原子含有量がほぼ等しいCo−Ni−Pt合金や、Co−Cr−Pt合金や、Fe−Pt合金と、Cu酸化物とを含有した薄膜を形成することが好ましい。この場合、薄膜の下部には、ソフト磁性層(保磁力の小さな材料、Co系アモルファスなど)を積層することが好ましい。
また、磁気ヘッドの滑りをよくするために、磁性膜の表面は、潤滑剤がコーティングされてもよい。さらに必要に応じて、磁性膜には、下地層や保護層が設けられてもよい。下地層および保護層は、磁性膜の種類に応じて選択される。
上記HDD用ガラス基板の技術的特徴を下記にまとめる。
本発明の一局面によるHDD用ガラス基板は、記録密度が600Gb/平方インチ以上であり、ガラス成分として、mol%表示で、SiO:60〜70%、Al:2〜8%、B:0〜3%、LiO:0.1〜7%、NaO:4〜10%、KO:0〜3%、MgO:7〜14%、CaO:2〜8%、SrO:0〜3%、BaO:0〜3%、ZnO:0〜3%、TiO:0.1〜4%、ZrO:0〜3%、Y:0〜3%、La:0〜3%、Nb:0.1〜4%、Ta:0〜3%、CeO:0〜3%およびSnO:0〜3%を含み、SiO+Al+B:65〜80%、LiO+NaO+KO:7〜17%、MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO:10〜20%、Al/SiO:0.03〜0.13、(TiO+Nb)/SiO:0.01〜0.05であることを特徴とする。
このようなガラス組成を備える本発明のガラス基板は、磁性膜形成前のアルカリ洗浄耐性を有し、磁性膜形成後においても電磁変換特性に優れ、リード/ライトエラーの発生頻度が低く信頼性が高い。
本発明のガラス基板は、0.001mol/L、pH11、40℃のNaOH溶液に30分間浸漬するアルカリ溶出試験におけるSi溶出量が160ppb以下であることが好ましい。
このようなアルカリ溶出試験においてSi溶出量が160ppb以下である場合、ガラス基板は、優れたアルカリ洗浄耐性を有しているといえる。この場合、たとえばより濃度の高いアルカリ溶液を使用する等により、ごくわずかな付着物等を除去することもできる。また、このような優れたアルカリ洗浄耐性を有するガラス基板は、アルカリ洗浄により表面粗さRaが変化しにくいため、磁性膜形成後においても電磁変換特性に優れ、リード/ライトエラーの発生頻度が低く信頼性がより高い。
本発明のガラス基板は、ヤング率が80GPa以上であることが好ましい。
このようなヤング率を満たす場合、本発明のガラス基板を用いて作製されるメディアは、HDDの高速回転に伴い発生する空気流による面ブレを起こしにくい。その結果、メディアは、読み取りヘッドのフライングハイトを適切に維持することができ、リード/ライトエラーの発生頻度をより低減させることができる。
本発明のガラス基板は、ガラス成分として、mol%表示で、SiO:61〜69%、Al:3〜7%、B:0〜2%、LiO:0.5〜6.5%、NaO:5〜9%、KO:0〜2%、MgO:8〜13%、CaO:3〜7%、SrO:0〜2%、BaO:0〜2%、ZnO:0〜2%、TiO:0.3〜3.5%、ZrO:0〜2%、Y:0〜2%、La:0〜2%、Nb:0.2〜3%、Ta:0〜2%、CeO:0〜2%およびSnO:0〜2%を含み、SiO+Al+B:67〜78%、LiO+NaO+KO:9〜15%、MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO:12〜18%、Al/SiO:0.04〜0.12、(TiO+Nb)/SiO:0.015〜0.045であることが好ましい。
このようなガラス組成を備えるガラス基板は、磁性膜形成前のアルカリ洗浄耐性がより優れ、磁性膜形成後においても電磁変換特性がより優れ、リード/ライトエラーの発生頻度がより低く信頼性がより高い。
以下、本発明のガラス基板を実施例により詳述する。なお、本発明のガラス基板を製造する方法は、以下に示す実施例になんら限定されるものではない。
<実施例1〜15、比較例1〜5>
表1または表2に記載のガラス組成となるように、所定量の原料粉末を白金坩堝に秤量して入れ、混合した後、電気炉中で1550℃で溶解させてガラス融液とした。原料が充分に溶解した後、白金製の撹拌羽をガラス融液に挿入し、1時間撹拌した。その後、撹拌羽を取り出し、30分間静置した後、治具にガラス融液を流しこむことによってガラスブロックを得た。その後、各ガラスのガラス転移点付近でガラスブロックを2時間保持した後、徐冷して歪取りを行なった。得られたガラスブロックを厚み約0.8mmの2.5インチの円盤形状にスライスし、内周、外周を同心円としてカッターを用いて切り出した。ガラス基板の両面に対して粗研磨および精密研磨を行ない、その後洗浄を行なうことにより実施例1〜15および比較例1〜5のガラス基板を作製した。
実施例1〜15、比較例1〜5において作製したガラス基板について、以下に示す方法に従ってヤング率を測定し、アルカリ洗浄耐性を評価し、HDD動作テストを行った。結果を表1または表2に示す。
(ヤング率)
JIS R 1602ファインセラミックスの弾性試験方法の動的弾性率試験方法に準じて、ヤング率E(GPa)を測定した。動的弾性率は、動的粘弾性測定装置(型番:JE−RT、日本テクノプラス(株)製)を用いて測定した。
(アルカリ溶出試験)
上記のとおり作製した2.5インチ、厚み0.8mmのガラス基板(表面粗さRa:2m以下)を、0.001mol/L、pH11、40℃のNaOH溶液50mLに30分間浸漬した後、ICP発光分光分析装置(型番:SPS7800、エスアイアイ・ナノテクノロジー(株)製)を用いて溶出液中のSi溶出量(ppb)を分析した。
(HDD動作テスト)
ポリテトラフルオロエチレン製の容器に0.001mol/L、pH11のNaOH溶液50mLを入れ、その中にガラス基板を30分浸漬させた。成膜工程を通してガラス基板にCo−Cr系合金の磁性膜を形成し、ディスク回転数を15000rpmとし、磁気記録領域内でヘッドをディスク内周から外周まで動作させた際の読み取りエラー回数を評価した。評価はそれぞれ100枚ずつ行い、エラー総数を算出した。評価基準を以下に示す。
◎:エラー回数が0〜2回であった。
○:エラー回数が3〜5回であった。
×:エラー回数が6回以上であった。
Figure 0005982500
Figure 0005982500
表1および表2に示されるように、実施例1〜15のガラス基板は、ヤング率がいずれも80GPa以上であり、優れたアルカリ耐久性を示し、HDD動作テストの結果も良好であった。中でも、実施例1、2、4〜9および11〜15のガラス基板は、SiOの含有量に対するAlの含有量の割合(Al/SiO)と、SiOの含有量に対するTiOとNbOの含有量の和の割合((TiO+Nb)/SiO)とが好ましい範囲であったため、アルカリ耐久性に特に優れ、HDD動作テストの結果が特に良好であった。
一方、比較例1〜5のガラス基板は、いずれもアルカリ耐久性が低く、HDD動作テストの結果が不良であった。
具体的には、比較例1のガラス基板は、Alの含有量が多く、SiOの含有量に対するAlの含有量の割合(Al/SiO)が大きかったため、アルカリ耐久性が低く、HDD動作テストの結果が不良であった。比較例2のガラス基板は、TiOが含有されておらず、SiOの含有量に対するTiOとNbOの含有量の和の割合((TiO+Nb)/SiO)が小さかったため、アルカリ耐久性が低く、HDD動作テストの結果が不良であった。比較例3のガラス基板は、SiOの含有量が少なく、NaOの含有量が多かったため、アルカリ耐久性が低く、HDD動作テストの結果が不良であった。比較例4のガラス基板は、SiO、AlおよびBの含有量の和(SiO+Al+B)が少なく、MgO、CaO、SrO、BaOおよびZnOの含有量の和(MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO)が多かったため、アルカリ耐久性が低く、HDD動作テストの結果が不良であった。比較例5のガラス基板は、Alの含有量が少なく、SiOの含有量に対するAlの含有量の割合(Al/SiO)が小さく、かつ、NbOが含有されていなかったため、ヤング率が80GPa未満であり、アルカリ耐久性が低く、HDD動作テストの結果が不良であった。
本発明は、記録密度が630Gb/平方インチ以上であるHDD用ガラス基板等の技術分野において広く利用することができる。

Claims (5)

  1. 記録密度が600Gb/平方インチ以上の情報記録媒体に用いられるHDD用ガラス基板において、
    ガラス成分として、mol%表示で、
    SiO:60〜70%、Al:2〜8%、B:0〜0.7%、LiO:5〜6%、NaO:4〜10%、KO:0〜0.2%、MgO:7〜14%、CaO:2〜8%、SrO:0〜3%、BaO:0〜3%、ZnO:0〜3%、TiO0.5〜1.5%、ZrO:0〜3%、Y:0〜3%、La:0〜3%、Nb:0.1〜4%、Ta:0〜3%、CeO:0〜3%およびSnO:0〜3%を含み、
    SiO+Al+B:65〜80%、
    LiO+NaO+KO:9〜16.2%、
    MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO:10〜20%、
    Al/SiO:0.03〜0.13%、
    (TiO+Nb)/SiO:0.01〜0.05であるHDD用ガラス基板。
  2. 0.001mol/L、pH11、40℃のNaOH溶液に30分間浸漬するアルカリ溶出試験におけるSi溶出量が160ppb以下である、請求項1記載のHDD用ガラス基板。
  3. ヤング率が80GPa以上である、請求項1または2記載のHDD用ガラス基板。
  4. ガラス成分として、mol%表示で、
    SiO:61〜69%、Al:3〜7%、B:0〜0.7%、LiO:5〜6%、NaO:5〜9%、KO:0〜0.2%、MgO:8〜13%、CaO:3〜7%、SrO:0〜2%、BaO:0〜2%、ZnO:0〜2%、TiO0.5〜1.5%、ZrO:0〜2%、Y:0〜2%、La:0〜2%、Nb:0.2〜3%、Ta:0〜2%、CeO:0〜2%およびSnO:0〜2%を含み、
    SiO+Al+B:67〜78%、
    LiO+NaO+KO:9〜15%、
    MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO:12〜18%、
    Al/SiO:0.04〜0.12、
    (TiO+Nb)/SiO:0.015〜0.045である請求項1記載のHDD用ガラス基板。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のHDD用ガラス基板の表面に磁性膜を有することを特徴とする情報記録媒体。
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