JP5982459B2 - 染色装置の繊維構造物循環制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は織物などの繊維構造物の染色加工法に関し、詳しくは繊維構造物の染色加工において、ガイドローラー、ベルトコンベアーを同期して駆動し、効率のよい加工をならしめる染色装置の繊維構造物循環制御方法に関する。
図1にベルトコンベアーを具える布帛の染色装置の構造を開示する。染色装置1は、染色管12と、ガイドローラー4と、ベルトコンベアー2と、を内設してなり、ガイドローラー4は電動機(図示しない)の駆動によって回転する。ベルトコンベアー2はベルトコンベアー駆動用の電動機(図示しない)の駆動によって回転する。
上述する染色装置1では、布帛3がガイドローラー4にガイドされてノズル5を通過して染色管12に進入する。さらに、ベルトコンベアー2上に至り、ベルトコンベアーによって前進して循環する。
染料液Lはポンプ7によって加圧され、熱交換機8(温度を上げるか、下げる)を経てノズル5に至り噴射し、またはオーバーフローによって水流となり染色管12に進入する布帛3を推す。
染色管12から出力される布帛3は、ベルトコンベアー2上に至り、ベルトコンベアー2によって前進し、かつローラー41とガイドローラー4を通過して循環し、上述する工程を繰り返す。
上述する循環の過程においては、制御ボックス9によって制御する。
染料液Lは染料と助剤とを含み、タンク11に投入してポンプ7によって加圧されて染色装置1の染料液循環回路に注入される。染料液Lと布帛3とは循環しつつ熱交換機8による加熱、保温、温度降下の過程を経て、染料が布帛3に吸収されて製錬、染色、固定、水洗いなどの染色加工の効果が達成される。
前記ベルトコンベアー2とガイドローラー4とは、それぞれベルトコンベアー駆動電動機(図示しない)とガイドローラー駆動電動機(図示しない)の駆動によって回転する。布帛3は循環する過程において、1回ごとに循環する時間が、ベルトコンベアー2が前端から後端に至るまで布帛3を送る時間と同一でなければならない。即ち、両者の時間が同期していなければならない。さもなければ布帛3が絡まったり、詰まったりする。しかも、実際には、作業を行う度に染色する布帛の長さや重量が異なる。したがって、上述するように両者の時間を同期させなければ、染色工程に時間が掛かり、染色の工程を完成し難くなり、染色装置を順調に運転できなくなり、作業の効率が低くなる、などの問題が発生する。
この発明は、繊維構造物の染色加工において、ガイドローラーとベルトコンベアーとを同期して駆動し、効率のよい加工を得る染色装置の繊維構造物循環制御方法を提供することを課題とする。
そこで、本発明者は染色装置に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、ガイドローラーとベルトコンベアーとを有する染色装置において、電気計算機か、もしくはプログラマブルロジックコントローラである制御ユニットを設けて該ガイドローラーと該ベルトコンベアーとの駆動を制御して同期させる染色装置の繊維構造物循環制御方法によって課題を解決でできる点に着眼し、係る知見に基づいて本発明を完成させた。
以下、この発明について説明する。
本発明の染色装置の繊維構造物循環制御方法は、
ガイドローラーと、ベルトコンベアーと、該ガイドローラーを駆動する電動機と該ベルトコンベアーを駆動する電動機とに電気的に接続する電子計算機もしくはプログラマブルロジックコントローラである制御ユニットと、を具え、繊維構造物を循環させて染色加工を行う染色装置の繊維構造物循環制御方法であって、
加工する繊維構造物の長さデータか重さデータの少なくともいずれかと、布帛の単位重量データと、を該制御ユニットに入力して自動的に計算し、
計算した結果に基づき信号を、該ガイドローラーを駆動する電動機の回転速度制御手段と、該ベルトコンベアーを駆動する電動機の回転速度制御手段と、に出力し、
該ガイドローラーを駆動する電動機と、該ベルトコンベアーを駆動する電動機とを一定の比例の回転速度で連動させ、かつ同期して回転させる
ことを特徴とする。
この発明による制御方法を応用した繊維構造物の染色装置は、繊維構造物である布帛の長さを固定する必要がない。即ち、布帛の長さ、もしくは重量にかかわらず、制御ユニットで自動的に計算して、ガイドローラーとベルトコンベアーの駆動を制御し、両者を同期して駆動させて布帛を循環させることができる。このため、染色装置の操作を自動化することができ、作業が簡易化することによって、生産の効果を大幅に高めるとともに、ランニングコストを低減できるという利便性を有する。
ベルトコンベアーを具える染色装置の構造を示した説明図である。 この発明による制御方法を示したブロック図である。
この発明は、繊維構造物の染色加工において、ガイドローラーとベルトコンベアーとを同期して駆動し、効率のよい加工を得る染色装置の繊維構造物循環制御方法を提供するものであって、ガイドローラーとベルトコンベアーとを有する染色装置において、電気計算機か、もしくはプログラマブルロジックコントローラである制御ユニットを設けて該ガイドローラーと該ベルトコンベアーとの駆動を制御して同期させる。係る制御方法を説明するために、具体的な実施例を挙げ、図面を参照にして以下に詳述する。
この発明による制御方法は、図1に開示する繊維構造物の染色装置に応用する。図面の開示によれば、染色装置1は、染色管12と、ガイドローラー4と、ベルトコンベアー2と、を内設してなり、ガイドローラー4は電動機(図示しない)の駆動によって回転する。ベルトコンベアー2はベルトコンベアー駆動用の電動機(図示しない)の駆動によって回転する。
布帛3はガイドローラー4にガイドされてノズル5を通過して染色管12に進入する。さらに、ベルトコンベアー2上に至り、ベルトコンベアー2によって前進して循環する。
染料液Lはポンプ7によって加圧され、熱交換機8(温度を上げるか、下げる)を経てノズル5に至り噴射し、またはオーバーフローによって水流となり染色管12に進入する布帛3を推す。
染色管12から出力される布帛3は、ベルトコンベアー2上に至り、ベルトコンベアー2によって前進し、かつローラー41とガイドローラー4を通過して循環し、上述する工程を繰り返す。
上述する循環の過程においては、制御ボックス9によって制御する。制御ボックス9は電子計算機、もしくはプログラマブルロジックコントローラである制御ユニット91を具える。
染料液Lは染料と助剤とを含み、タンク11に投入してポンプ7によって加圧されて染色装置1の染料液循環回路に注入される。染料液Lと布帛3とは循環しつつ熱交換機8による加熱、保温、温度降下の過程を経て、染料が布帛3に吸収されて製錬、染色、固定、水洗いなどの染色加工の効果が達成される。
図2に、この発明による制御方法を開示する。制御ボックス9は電子計算機、もしくはプログラマブルロジックコントローラであって、ガイドローラー駆動電動機40の回転速度制御手段と、ベルトコンベアー駆動電動機20の回転速度制御手段とに電気的に接続する制御ユニット91を具える。
電子計算機、もしくはプログラマブルロジックコントローラである制御ユニット91は、加工する布帛の長さデータ911か重さデータ912の少なくともいずれかと、布帛のグラム/ヤード、即ち単位重量データ913と、を入力すると自動的に計算し、かつ計算した結果に基づき信号をガイドローラー駆動電動機40の回転速度制御手段(例えば周波数変換器)と、ベルトコンベアー駆動電動機20の回転速度制御手段(例えば周波数変換器)と、に出力する。このため、ガイドローラー駆動電動機40と、ベルトコンベアー駆動電動機20とは、一定の比例の回転速度で連動して回転し、ここからガイドローラー4の回転による布帛3へのガイドと、ベルトコンベアー2の駆動が同期して行われる。
1 染色装置
11 タンク
12 染色管
2 ベルトコンベアー
20 ベルトコンベアー駆動電動機
3 布帛
4 ガイドローラー
40 ガイドローラー駆動電動機
41 ローラー
L 染色液
9 制御ボックス
91 制御ユニット
911 長さデータ
912 重さデータ
913 単位重量データ

Claims (1)

  1. ガイドローラーと、ベルトコンベアーと、該ガイドローラーを駆動する電動機と該ベルトコンベアーを駆動する電動機とに電気的に接続する電子計算機もしくはプログラマブルロジックコントローラである制御ユニットと、を具え、繊維構造物を循環させて染色加工を行う染色装置の繊維構造物循環制御方法であって、
    加工する繊維構造物の長さデータか重さデータの少なくともいずれかと、布帛の単位重量データと、を該制御ユニットに入力して自動的に計算し、
    計算した結果に基づき信号を、該ガイドローラーを駆動する電動機の回転速度制御手段と、該ベルトコンベアーを駆動する電動機の回転速度制御手段と、に出力し、
    該ガイドローラーを駆動する電動機と、該ベルトコンベアーを駆動する電動機とを一定の比例の回転速度で連動させ、かつ同期して回転させる
    ことを特徴とする染色装置の繊維構造物循環制御方法。
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