JP5981494B2 - 植物栽培万能ポットと収納トレー - Google Patents
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Description
その植物栽培万能ポットの簡易な構造の内容は大きく二つに分けて、一つ目は根元・茎・葉・花・実を管理栽培できる上部ポット、二つ目は根を管理栽培できる下部ポットが組み合わさって、利用する栽培機材は廃棄する物が無い全て再使用と再利用を可能にしてランニングコストが少ない植物栽培技術を持つ植物栽培万能ポットです。
もし、栽培途中で色々なトラブル(光不足・酸素不足・二酸化炭素過剰/不足・水過剰/不足・栄養障害・病気・害虫等)が発生したとしても、栽培植物一株単位で管理する為、周りの栽培植物に広がり憎く、管理栽培をしてもトラブルが改善しない時はトラブルが発生した植物栽培万能ポットだけを撤去し、そのまま栽培が継続でき、被害を最小限にする。
尚、植物栽培万能ポット一台ずつ人の目やセンサー等で確認をし、環境に合わせた植物栽培で必要な養液は栽培植物が最大限に吸収できる最小限の量を最初に供給し、毎日栽培植物が消費した分だけを供給して一滴も無駄にしない。
更に、植物栽培万能ポットは植物栽培で収穫後の処理が非常に簡単で、収穫以外の不要植物は簡単に分離し、まとめてバイオ発電等に再利用し、その他の機器・材料は簡単に分離後、部品毎に洗浄・殺菌等をし、再使用をするエコポットです。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の植物栽培万能ポットにおいて、前記栽培植物の茎又は根元を支える第1の植物支持材料が前記上部ポットに入れられていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の植物栽培万能ポットにおいて、水に浮く第2の植物支持材料が前記下部ポットに収容されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の植物栽培万能ポットにおいて、前記下部ポットの底部に配置され、前記管を介して供給された前記気体を気泡にする供給ブロックを備えていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の植物栽培万能ポットにおいて、前記供給ブロック上に置かれる、水に沈む第3の植物支持材料を備えていることを特徴とする。
栽培植物の一株単位で徹底した管理栽培をする事が必要で、例えば、家庭では人が目視して根の状態・茎の状態・葉の状態・花の状態・実の状態等を観察し、播種・育苗・定植・収穫まで全ての工程に措いて養液供給・空気の供給・二酸化炭素の供給・光の供給等を制御する。
それを可能にする為、簡易な構造と低価格な植物栽培万能ポットで植物栽培に重要な根元・茎・葉・花・実と根の大きく分けて二つの部分を上部ポットと下部ポットと上部ポット用植物受け網の三つの部分で栽培植物に適合した形状寸法で植物栽培が出来る様にする。一つ目の上部ポットは上部ポット用植物受け網と組み合わせて播種・育苗をし、そのまま植え替え無しに下部ポットに上から刺し、定植し、栽培植物を中央に配置し、根元の生長を助け、根元と茎を支え、根元・茎・葉・花・実の管理栽培をする。
二つ目の下部ポットは底部から下部ポット外側面を立ち上がる管の下部より養液の排液・抜取検査等をし、管の上部より養液のオーバーフロー・供給と気体の供給をし、栽培植物の主に根を管理栽培する。
同時に底部から下部ポット外側面を立ち上がる管は養液の水位と色と異物等の目で確認も兼ねていて、人の目視やセンサー等を使用し養液の状態を確認し、栽培植物全体の管理栽培をする。
三つ目の上部ポット用植物受け網は普通の植物は体を根が支えるが、植物栽培万能ポットでは根は養液の中にある為、植物の体を支える事が出来ない、そこで、上部ポットに上から入れ置き、栽培植物の根元をほぼ中央に配置し、根元を固定し、根元を支え、主根と側根(双子葉類)やひげ根(単子葉類)を育てる。
尚、植物栽培万能ポットに植物栽培万能ポット収納トレーを使い、人の目の代わりに色々なセンサーとネットワークを使う事で植物工場の移動式自動大量生産管理植物栽培をする。
図1は植物栽培万能ポット(100)の基本構成を示した構成図です。
基本の構成は上部ポット(1)と下部ポット(2)と上部ポット用植物受け網(3)の組み合わせです。
上部ポット(1)に上部ポット用植物受け網(3)を上から刺し置きする。
次に上部ポット(1)を下部ポット(2)に上から刺して合体したのが植物栽培万能ポット(100)になる。
上部ポット(1)は中が見えない材質で栽培植物(29)を中央に配置し、根元の生長を助け、根元と茎を支え、栽培植物(29)に合った寸法にする。
上部ポット(1)には上部ポット(1)と下部ポット(2)が合体した時の隙間を簡易シールするOリング(4)が付いている。
下部ポット(2)は中が見える透明或いは半透明な材質で栽培植物(29)の根の生長を助け、植物全体の健康を維持し、栽培植物(29)に合った寸法にする。
下部ポット(2)には色々な機能が有り、底部側面から横に飛び出し下部ポット給排水用手動バルブ及び給排水口(6)があり、その先端は開放で、下部ポット(2)とはレバーによりワンタッチで取り付け・取り外しができる防水構造に成っていて下部ポット排水ブロック或いは養液と空気・二酸化炭素等気体(泡状)の供給ブロック(6A)に突き刺さり、固定される構造です。
下部ポット排水ブロック或いは養液と空気・二酸化炭素等気体(泡状)の供給ブロック(6A)は逆円すい台形に成っていて、一つの方向にだけ上から下部ポット(2)の底部に置ける構造で、このブロックは良く熱帯魚の水槽にエアレーションの為に使われる物と同じで、細かい穴が開いている構造で、液体や気体の通り道になり、下部ポット排水ブロック或いは養液と空気・二酸化炭素等気体(泡状)の供給ブロック(6A)の上面が下部ポット(2)の水位の最下限位置になる。
もちろん栽培植物(29)の根もこの位置まで成長する。
更に、下部ポット(2)の底部側面から横に飛び出した下部ポット給排水用手動バルブ及び給排水口(6)の途中から下部ポット(2)の外側面を立ち上がり、下部ポット(2)の最上部に達する透明な管が有り、液体と気体が周期的に行き来する為、管の内側に苔が発生せず、人が目視し易い下部ポット用水位計(5)で水位を示す目盛が付いている。
その先端は開放で、下部ポットオーバーフロー排水口或いは養液と空気・二酸化炭素等気体の供給口(7)に成っている。
よって、植物栽培万能ポット(100)は上部ポット(1)と下部ポット(2)と上部ポット用植物受け網(3)の簡単な組み合わせなので、栽培植物(29)の収穫後の最終処理の分解・洗浄・殺菌・再使用が非常に簡単です。
上部ポット用受け網(3)は上部ポット(1)のほぼ中央に配置し、根を固定し、根元を支え、主根と側根(双子葉類)やひげ根(単子葉類)を育てる根元を受ける網です。
例1***植物栽培万能ポットオプション部品1(21)は植物栽培万能ポット(100)の上部ポット(1)に上から刺し、いちごの様に果実が垂れ下がる植物の蔓を保護する。
例2***植物栽培万能ポットオプション部品2(22)は植物栽培万能ポット(100)の上部ポット(1)に上から刺し、茎の途中を中央に固定する。
例3***植物栽培万能ポットオプション部品3(23)は植物栽培万能ポット(100)の上部ポット(1)に上から刺し、茎の生長と共に埋める必要がある植物に上部ポット(1)の高さを追加する。
例4***植物栽培万能ポットオプション部品4(24)は植物栽培万能ポット(100)を単体で植物栽培に利用する時の光を通さない受けスタンド。
例5***植物栽培万能ポットオプション部品5(25)は植物栽培万能ポット(100)の下部ポット(2)の液体を抜き取るカプラ。
例6***植物栽培万能ポットオプション部品6(26)は植物栽培万能ポット(100)の下部ポット(2)の液体のレベルセンサー。
例7***植物栽培万能ポットオプション部品7(27)は植物栽培万能ポット(100)の下部ポット(2)に液体や気体を供給するプラグ。
実際に植物栽培をするともっと多くのオプション部品が必要になるが、代表的なオプション部品を例示する。
養液(9)は最初に下部ポット用水位計(5)により、上部ポット用受け網(3)の下面まで下部ポットオーバーフロー排水口或いは養液と空気・二酸化炭素等気体の供給口(7)より供給し、根の生長と共に水位を下げて行く、最終的には一日に栽培植物(29)が消費した量だけ供給する。
礫耕は軽石等の様に軽くて保水性に優れ、養液が弱酸性を保ち、栽培植物の根元や茎を支えられる材料(13)で管理栽培をする栽培方法です。
水耕は養液(9)を使い栽培植物(29)を管理栽培する栽培方法です。
盆栽は栽培植物(29)の主に高さを栽培植物(29)に合った寸法で切り、上への生長を止め、限られた体積でより多くの栽培実績を上げる栽培方法です。
植物栽培万能ポット収納トレー(16)を移動しながら栽培すると空気の流れが出来、風が起きると栽培場所の環境(温度・湿度等)が均一に成り強制空調管理が少なくて済み、風による花粉の受精も促進し、光エネルギーも栽培植物(29)に均一に供給され、高度な管理栽培が移動途中のステイジで実施し易い。
植物栽培万能ポット収納トレー間隔調整伸縮ショックアブソーバー付ストッパー(19)が付いていて上部ポットと下部ポットが個々に抜き差しできる植物栽培万能ポット収納トレー(16A)間の間隔を一定に保ち、移動して来た時にぶつかった衝撃を和らげる。
植物栽培万能ポット収納トレー間隔調整伸縮ショックアブソーバー付ストッパー(19)が付いていて上部ポットだけが抜き差しでき、下部ポットは一台のトレー分が底部で一体に成り、養液・気体を一括で管理できる植物栽培万能ポット収納トレー(16C)間の間隔を一定に保ち、移動して来た時にぶつかった衝撃を和らげる。
そして、パーライト等の様に軽くて保水性に優れ、形が崩れ難く、養液が弱酸性を保てる水に浮かぶ材料(14)を下部ポット(2)の中に適量充填し、根を出来るだけ支えるのと養液(9)の量が少しで多くの根に行き渡る様にし、更に、下部ポット排水ブロック或いは養液と空気・二酸化炭素等気体(泡状)の供給ブロック(6A)の上に軽石等の様に軽くて保水性に優れ、養液が弱酸性を保てる水に沈む材料(15)を少し引き下部ポット排水ブロック或いは養液と空気・二酸化炭素等気体(泡状)の供給ブロック(6A)を根や沈殿物から保護し、植物栽培万能ポットオプション部品2(例 茎を中央に固定する)(22)で茎を支える。
更に、空気・二酸化炭素等気体(8)(10)は下部ポットオーバーフロー排水口或いは養液と空気・二酸化炭素等気体の供給口(7)より供給した気体です。
そして、パーライト等の様に軽くて保水性に優れ、形が崩れ難く、養液が弱酸性を保てる水に浮かぶ材料(14)を下部ポット(2)の中に適量充填し、根を出来るだけ支えるのと養液(9)の量が少しで多くの根に行き渡る様にし、更に、下部ポット排水ブロック或いは養液と空気・二酸化炭素等気体(泡状)の供給ブロック(6A)の上に軽石等の様に軽くて保水性に優れ、養液が弱酸性を保てる水に沈む材料(15)を少し引き下部ポット排水ブロック或いは養液と空気・二酸化炭素等気体(泡状)の供給ブロック(6A)を根や沈殿物から保護し、植物栽培万能ポットオプション部品1(例 いちごの様に果実が垂れ下がる植物の保護)(21)で蔓を保護する。
更に、空気・二酸化炭素等気体(8)(10)は下部ポットオーバーフロー排水口或いは養液と空気・二酸化炭素等気体の供給口(7)より供給した気体です。
そして、パーライト等の様に軽くて保水性に優れ、形が崩れ難く、養液が弱酸性を保てる水に浮かぶ材料(14)を下部ポット(2)の中に適量充填し、根を出来るだけ支えるのと養液(9)の量が少しで多くの根に行き渡る様にし、更に、下部ポット排水ブロック或いは養液と空気・二酸化炭素等気体(泡状)の供給ブロック(6A)の上に軽石等の様に軽くて保水性に優れ、養液が弱酸性を保てる水に沈む材料(15)を少し引き下部ポット排水ブロック或いは養液と空気・二酸化炭素等気体(泡状)の供給ブロック(6A)を根や沈殿物から保護する。
更に、空気・二酸化炭素等気体(8)(10)は下部ポットオーバーフロー排水口或いは養液と空気・二酸化炭素等気体の供給口(7)より供給した気体です。
そして、パーライト等の様に軽くて保水性に優れ、形が崩れ難く、養液が弱酸性を保てる水に浮かぶ材料(14)を下部ポット(2)の中に適量充填し、根を出来るだけ支えるのと養液(9)の量が少しで多くの根に行き渡る様にし、更に、下部ポット排水ブロック或いは養液と空気・二酸化炭素等気体(泡状)の供給ブロック(6A)の上に軽石等の様に軽くて保水性に優れ、養液が弱酸性を保てる水に沈む材料(15)を少し引き下部ポット排水ブロック或いは養液と空気・二酸化炭素等気体(泡状)の供給ブロック(6A)を根や沈殿物から保護する。
更に、空気・二酸化炭素等気体(8)(10)は下部ポットオーバーフロー排水口或いは養液と空気・二酸化炭素等気体の供給口(7)より供給した気体です。
1 上部ポット
2 下部ポット
3 上部ポット用植物受け網
3A 受け網本体
3B 受け網中央部
3C 受け網中央部外径
3D 受け網中央部穴内径
4 Oリング
5 下部ポット用水位計
6 下部ポット給排水用手動バルブ及び給排水口
6A 下部ポット排水ブロック或いは養液と空気・二酸化炭素等気体(泡状)の供給ブロック
7 下部ポットオーバーフロー排水口或いは養液と空気・二酸化炭素等気体の供給口
7A 7にチューブ等を繋ぎ下部ポットオーバーフロー排水口或いは養液と空気・二酸化炭素等気体の供給口
8 空気・二酸化炭素等気体
9 養液
10 空気・二酸化炭素等気体
11 植物葉養液散布
12 植物根養液供給
13 軽石等の様に軽くて保水性に優れ、養液が弱酸性を保ち、栽培植物の根元や茎を支えられる材料
14 パーライト等の様に軽くて保水性に優れ、形が崩れ難く、養液が弱酸性を保てる水に浮かぶ材料
15 軽石等の様に軽くて保水性に優れ、養液が弱酸性を保てる水に沈む材料
16 植物栽培万能ポット収納トレー
16A 上部ポットと下部ポットが個々に抜き差しできる植物栽培万能ポット収納トレー
16B 植物栽培万能ポット収納トレー受け部(光を通さない材質)
16C 上部ポットだけが抜き差しでき、下部ポットは一台のトレー分が底部で一体に成り、養液・気体を一括で管理できる植物栽培万能ポット収納トレー
17 植物栽培万能ポット収納トレーオプション部品1(360°自在ボールキャスター或いは普通のキャスター)
18 植物栽培万能ポット収納トレーオプション部品2(植物栽培室簡易密閉透明カバー)
19 植物栽培万能ポット収納トレー間隔調整伸縮ショックアブソーバー付ストッパー
20 育苗(発芽)用トレー
21 植物栽培万能ポットオプション部品1(例 いちごの様に果実が垂れ下がる植物の保護)
22 植物栽培万能ポットオプション部品2(例 茎を中央に固定する)
23 植物栽培万能ポットオプション部品3(例 茎の生長と共に埋める必要がある植物)
24 植物栽培万能ポットオプション部品4(植物栽培万能ポットを単体で植物栽培に利用する時の光を通さない受けスタンド)
25 植物栽培万能ポットオプション部品5(植物栽培万能ポットの下部ポットに液体の供給又は液体を抜き取るカプラ)
26 植物栽培万能ポットオプション部品6(植物栽培万能ポットの下部ポットの液体のレベルセンサー)
27 植物栽培万能ポットオプション部品7(植物栽培万能ポットの下部ポットに液体や気体を供給するプラグ)
28 人の目で水位と色と異物を目視する
29 栽培植物
Claims (5)
- 上部ポットと、
前記上部ポットに収容、配置され、栽培植物の茎又は根元を支える上部ポット用植物受け網と、
前記上部ポットの下部を受け入れ、支持し、養液を収容する下部ポットと、
前記下部ポットの下部に接続され、前記下部ポット外側面に沿って立ち上がり、前記下部ポット内に前記養液や気体を供給したり、前記下部ポット内の前記養液を排出したりするための管と
を備えている水耕用の植物栽培万能ポットであって、
前記上部ポット用植物受け網の中央部に、前記栽培植物の根を前記下部ポット内に通すための前記受け網中央部穴が設けられ、
前記上部ポット用植物受け網に、前記受け網中央部穴を塞ぐように培養土ポットが置かれている
ことを特徴とする植物栽培万能ポット。 - 前記栽培植物の茎又は根元を支える第1の植物支持材料が前記上部ポットに入れられていることを特徴とする請求項1に記載の植物栽培万能ポット。
- 水に浮く第2の植物支持材料が前記下部ポットに収容されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の植物栽培万能ポット。
- 前記下部ポットの底部に配置され、前記管を介して供給された前記気体を気泡にする供給ブロックを備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の植物栽培万能ポット。
- 前記供給ブロック上に置かれる、水に沈む第3の植物支持材料を備えていることを特徴とする請求項4に記載の植物栽培万能ポット。
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