JP5979470B2 - 打抜機 - Google Patents

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Description

本発明は、打抜機の技術分野に属し、詳しくは、シートから複数枚のブランクを個々に打ち抜くのに使用される打抜機に関するものである。
従来より、酒類やジュース類を販売するための入れ物として板紙からなる紙容器が広く使用されている。このタイプの紙容器は、紙器用原反としてのシートを枚葉打抜機にかけて所定形状に打ち抜くことでブランクを形成し、充填工程においてこのブランクを組み立てながら内容液を充填することで製造されている。
印刷済みのシートからブランクを形成する枚葉打抜機は、基本構成として、給紙部(フィーダー)、打抜部(プラテン)、カス取り部(ストリッパー)、排紙部(ブランキング)をこの順で配置している。そして、給紙部からシートを一枚ずつ打抜部に送り出し、打抜部にてシートに所定形状の切抜線を入れるとともに所定位置に罫線を入れ、カス取り部では注出口や窓などの孔部分を抜き落とし、排紙部において不要な余白部分を取り除く(現場では「ムシリ」と呼ばれる)ようになっている。
特開2010−179426号公報 特開2007−216473号公報
上記したように、枚葉打抜機の打抜部ではブランクを区画する切抜線を入れるが、このときブランクはツナギと呼ばれる細い連結部分を残して周囲の余白部分との結合を保つようになっており、カス取り部において孔部分周囲のツナギを破断することで不要な孔部分を除去し、排紙部においてブランク周囲のツナギを破断することで不要な余白部分を除去する。このツナギは、紙容器の見栄えやムシリのやり易さの観点から極力細い幅で残されている。また、周囲の余白部分の占める面積は極力細くなっている。したがって、ツナギが切れたり余白部分が撓んだりすることで、ブランクが位置ズレを起こすことがあり、ブランクが位置ズレを起こすとカス取り部での抜き位置がずれることになり、カス取り部での抜き落とし工程が上手く行かず、ストリッパーピンがブランクに接触して、ブランクがダメージを受けるため、不良品となることがある。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、カス取り部にてダメージを受けて不良品となったブランクの流出を防止するようにした打抜機を提供することにある。
上記の問題点を解決するため、本発明の打抜機は、シートに対してブランクを区画する切抜線とブランク内の孔部分を囲む切抜線とを入れるとともにブランクに折曲げ線となる罫線を入れる打抜部と、打抜部から送られてくるシートから孔部分を抜き落とすカス取り部とを備えた打抜機において、カス取り部に、シートに区画されたブランクの位置を判断する検知手段を設けたことを特徴とする。
本発明の打抜機は、シートに対してブランクを区画する切抜線とブランク内の孔部分を囲む切抜線とを入れるとともにブランクに折曲げ線となる罫線を入れる打抜部と、打抜部から送られてくるシートから孔部分を抜き落とすカス取り部とを備えた打抜機において、カス取り部に、シートに区画されたブランクの位置を判断する検知手段を設けたことを特徴としているので、シートが打抜部からカス取り部に至る間に、ブランクのツナギの部分が破断したり周囲の余白部分が撓んだりすることでシートにおいてブランクの部分が位置ずれを起こした場合、カス取り部にてブランクの位置を判断して装置全体を一旦停止させたり警報を鳴らしたりすることにより、ダメージを受けて不良品となるブランクが流出するのを防止することができる。
本発明に係る打抜機の一例を示す概略構成図である。 図1の打抜機におけるカス取り部に設ける検知手段の構成例を示す説明図である。 図1の打抜機におけるカス取り部に設ける検知手段の別の構成例を示す説明図である。 図1の打抜機におけるカス取り部に設ける検知手段のさらに別の構成例を示す説明図である。 図1の打抜機におけるカス取り部に設ける検知手段のさらに別の構成例を示す説明図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明に係る打抜機の概略構成図であり、各構成部分においてシートの変化する状態をそれぞれ構成部分の下方に併せて示している。
図1に示す打抜機は枚葉打抜機であり、印刷済みの原反であるシートSを供給する給紙部10、シートSに対してブランクBを区画する切抜線と孔部分hを囲む切抜線を入れるとともに折曲げ線となる罫線を入れる打抜部20、ツナギを切断してシートSから孔部分hを抜き落とすカス取り部30、ツナギを切断してシートSにおける不要な余白部分Yを取り除いてブランクBを整列させる排紙部40がこの順で配置されている。なお、図1においてシートSは枚葉紙である。
給紙部10は、昇降可能な昇降板11を有しており、その昇降板11の上に束状態のシートSが載置される。そして、束状態のシートSを載せた昇降板11が上方に移動しながら、シートSを束の上から順に一枚ずつ打抜部20に送り出す。
打抜部20は、雌型21と雄型22を有しており、給紙部10から一枚ずつ送られてきたシートSが雌型21の上に載せられ、雄型22が雌型21に対して押圧されることにより、ブランクBの形状に沿った切抜線αがシートSに入れられるとともに、同時に注出口や窓などの孔部分hとなる部位にも切抜線βが入れられる。この場合、いずれの切抜線α,βにもツナギを残すことにより、ブランクBは周囲の不要な余白部分Yと繋がり、孔部分hはブランクBと繋がっている。
カス取り部30は、下枠31と上枠32の間に中枠33を有しており、中枠33の上に載ったシートSを挟むように下枠31と上枠32を移動させ、下型31と上枠32のストリッパーピンの作用により、孔部分hを抜き落とすようになっている。なお、孔部分hの輪郭はストリッパーピンの先端の外径よりも広くなるように設定される。
排紙部40は、固定枠41と移動枠42からなるブランキング手段を有している。このブランキング手段は、カス取り部30から送られてくるシートSを挟み、打抜線αに沿ってシートSからブランクBを打ち抜くようになっており、打ち抜かれたブランクBはパレット43の上に積み重ねられる。一方、シートSからブランクBを打ち抜かれた余白部分Yは吸引ダクトに送られる。
図2は上記した構成からなる打抜機のカス取り部30に設けられた検知手段の構成を示す説明図であり、以下その検知手段について説明する。
この打抜機は、1枚のシートSから注出口用の孔のある液体用のブランクBを4つずつ打ち抜くようになっており、給紙部10に供給されるシートSには、図2の説明図に示すように、4つのブランクBの中に絵柄が印刷されるとともに、各ブランクB内の外周には何も印刷されていない部分が残されている。そして、給紙部10に続く打抜部20では4つのブランクBを区画する切抜線αが入れられ、同時に各ブランクBに注出口の孔部分hを区画する切抜線βが入れられる。
打抜機20に続くカス取り部30では、図2の説明図に示すように、各ブランクBの外周の任意の2箇所を検知するレーザーセンサーLが各ブランクBに対応して上枠32の8ヶ所に取り付けられており、シートSが中枠33の上に載置された時点で、8つのレーザーセンサーLがそれぞれ対応する外周の任意の箇所(印刷されていない部分v)を認識することでブランクBの位置を判断する。すなわち、印刷されていない部分vが検知マークの代わりの役目を果たす。
シートSがブランクBの位置ズレを起こさず正常に搬送された場合は、シートの印刷されていない部分vの受光量を検知するが、ブランクBの周囲のツナギが切れたり余白部分Yが撓んだりして4つのブランクBのうちの1つでも位置ズレが発生した状態で搬送された場合は、中枠33(ステンレス板、木など)の受光量を検知するのでその位置ズレを知ることができる。
そして、8つのレーザーセンサーLのうちの一つでもブランクBの位置ズレがあると検知したときは、給紙部10を停止するか、或いはパトライト(登録商標)を点灯させて作業者へNGを知らせる。作業者は該当製品を除去してNG製品を確認した後、レーザーセンサーLのNGをリセットし、生産を開始する。
図2の例では、カス取り部30の上枠32に対し、流れ方向(図の左側から右側)と直交する方向に4つずつ2列のレーザーセンサーLを取り付けたが、ブランクBの外周の2箇所に取り付けられるのであれば、流れ方向と平行な方向に取り付けてもよいし、対向する位置に取り付けてもよい。このような場合も、4つのレーザーセンサーLのうちの一つでもブランクBの位置ズレがあると検知したときは、給紙部10を停止するか、或いはパトライト(登録商標)を点灯させて作業者へNGを知らせる。作業者は該当製品を除去してNG製品を確認した後、レーザーセンサーLのNGをリセットし、生産を開始する。
図3〜5はそれぞれ打抜機のカス取り部に設ける検知手段の別の構成例を示す説明図であり、便宜上一つのブランクBに対応させて示してある。
図3の検知手段では、ブランクBに1つの位置決め用マークmが印刷されており、カス取り部30の上枠32には各ブランクBの位置決め用マークmを検知するレーザーセンサーが4ヶ所に取り付けられている。そして、シートSがカス取り部30の中枠33の上に載置された時点で、4つのレーザーセンサーがそれぞれ対応する位置決め用マークmを認識することでブランクBの位置を判断する。図3の説明枠において、左側はレーザー光Laが位置決め用マークmを検知してズレなし(OK)と判断する場合を示し、右側はレーザー光Laが位置決め用マークmを検知せずにズレあり(NG)と判断する場合を示している。
この図3の検知手段は、正常に搬送された場合は、位置決め用マークmの受光量を検知するが、位置ズレが発生して搬送された場合は、位置決め用マークm以外の箇所(シートの印刷されていない箇所、絵柄、あるいは、中枠の何れか)の受光量を検知するので異常を判断することができる。位置決め用マークmとしては黒色が好ましい。また、位置決め用マークmのサイズは、図では大きく示しているが、実際にはレーザー光Laのスポット径や検知するズレ量などを勘案して決定する。検知センサーの数を減らすことができるため、図2に示す検知手段に比べてコストメリットがある。
図4の検知手段では、孔部分hが位置決め用マークの役割をするようにし、カス取り部30の上枠32にその孔部分hを検出するための画像センサー(カメラ)を4ヶ所に取り付けている。図4の説明枠において、左側は画像センサーの撮像域Caが孔部分hに重なってズレなし(OK)と判断する場合を示し、右側は画像センサーの撮像域Caが孔部分hに重ならずにズレあり(NG)と判断する場合を示している。
図5の検知手段でも、図4の検知手段と同じく、孔部分hが位置決め用マークの役割をするようにし、カス取り部30における上枠32のストリッパーピン32aに対応する孔部分hを検出するためのペアのファイバーセンサーF(カメラ)を4ヶ所に取り付けている。図5の説明枠において、左側はペアのファイバーセンサーFの撮像域Faが2つとも孔部分hに重なってズレなし(OK)と判断する場合を示し、右側はペアのファイバーセンサーFの撮像域Faの1つだけが孔部分hに重なってズレあり(NG)と判断する場合を示している。
上記ではシートを枚葉紙として説明したが、プラスチックからなる枚葉シートとしてもよい。また、給紙するシートは枚葉ではなく、ロールであってもよい。
以上、本発明を実施するための形態についていくつかの例を挙げて詳細に説明してきたが、本発明による打抜機は、上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
S シート
B ブランク
L レーザーセンサー
La レーザー光
Ca 撮像域
Fa 撮像域
Y 余白部分
h 孔部分
α,β 切抜線
10 給紙部
11 昇降板
20 打抜部
21 雌型
22 雄型
30 カス取り部
31 下枠
32 上枠
33 中枠
40 排紙部
41 固定枠
42 移動枠
43 パレット

Claims (1)

  1. シートに対してブランクを区画する切抜線とブランク内の孔部分を囲む切抜線とを入れるとともにブランクに折曲げ線となる罫線を入れる打抜部と、打抜部から送られてくるシートから孔部分を抜き落とすカス取り部とを備えた打抜機において、カス取り部に、シートに区画されたブランクの位置を判断する検知手段を設けたことを特徴とする打抜機。
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