JP5978702B2 - ガイドローラー - Google Patents

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Description

この発明は、熱間鋼材を案内するガイドローラーに関する。
従来より、ビレット等の熱間鋼材を搬送して切断するラインでは、熱間鋼材をガイドローラーにより横から案内することが行われている。このようなガイドローラーを備えた搬送案内装置としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。この装置を図3および4に示す。
図3に示すように、ガイドローラー100は、ローラーテーブル110の一側に板状の固定ガイド111とともに配置されている。固定ガイド111は所定間隔を開けて複数個配設され、ガイドローラー100はこれらの固定ガイド111の間に配置されている。図4に示すように、ガイドローラー100の支軸101は、ローラーテーブル110から延設されたアーム102の先端に、軸受103を介して回転自在に支持されている。アーム102の基端は回動筒体120に固定されている。
回動筒体120は、ローラーテーブル110に立設固定された支軸130の下半部に、スラスト軸受140を介して回動自在に支持されている。回動筒体120の上端面は斜面121になっている。支軸130の上半部に、回動筒体120の上部斜面121に接する斜面151を有する昇降筒体150が嵌合されている。昇降筒体150に開設された長穴152に、支軸130の上半部に突設したキー125が嵌入されている。昇降筒体150は細軸部160とバネ170により常時下方へ押圧付勢されている。
また、ローラーテーブル110の上側方に、油圧シリンダ装置181で作動させるサイドシフター182を設置して、サイドシフター182によりビレット等の搬送材190を平行移動させている。そして、サイドシフター182により搬送材190がローラーテーブル110の一側に押されると、搬送材190は固定ガイド111に当接し、ガイドローラー100をローラーテーブル110の他側に押し出そうとする。
その際に、回動筒体120、昇降筒体150、細軸部160、およびバネ170等により構成された押し戻し機構により、ガイドローラー100がローラーテーブル110の一側に押し戻される。そのため、搬送材190は、図3に示すように、固定ガイド111との間に所定間隔を保持してガイドローラー100で案内されながら搬送される。
実開昭61−53006号公報
熱間鋼材を案内するガイドローラーには、熱間鋼材の接触によりガイドローラーの温度が上昇することで、支軸とガイドローラーとの間に介装された転がり軸受を潤滑するグリースが固着して、回転不良が生じる恐れがある。
この発明の課題は、熱間鋼材を案内する用途に好適なガイドローラーを提供することである。
上記課題を解決するために、この発明のガイドローラーは、熱間鋼材を案内するガイドローラーであって、前記熱間鋼材が接触する外周面を有する外周部材と、支軸に、内周面に設けられた軸受を介して回転自在に支持される円筒状の内周部材と、前記内周部材と前記外周部材との間に配置され、前記外周面に前記熱間鋼材が接触することにより前記内周部材および前記外周部材と共に回転して風を起こす羽根と、を有する。
この発明のガイドローラーは、外周部材の外周面に熱間鋼材が接触して外周部材が回転すると、内周部材と外周部材との間に配置された羽根が回転して風が起きる。この風により、熱間鋼材からの熱が伝導されて温度が上昇した外周部材が冷却されるため、熱間鋼材からの熱が内周部材に伝導され難くなる。これにより、支軸とガイドローラーとの間に介装された転がり軸受を潤滑するグリースが固着し難くなるため、転がり軸受の良好な回転が維持できる。
この発明のガイドローラーは、熱間鋼材からの熱が内周部材に伝導され難いことで、支軸とガイドローラーとの間に介装された転がり軸受を潤滑するグリースの固着が防止されるため、熱間鋼材を案内する用途に好適なものである。
この発明の一実施形態に相当するガイドローラーを示す斜視図である。 ガイドローラーの取り付け状態を示す断面図である。 ガイドローラーを備えた搬送案内装置の従来例を示す平面図である。 図3の装置におけるガイドローラーおよびアーム取り付け部を示す部分断面図である。
以下、この発明の実施形態について説明する。
図1および2に示すように、この実施形態のガイドローラー1は、外周部材2と、内周部材3と、複数個のフィン(羽根)4を有する。外周部材2は金属製の円筒体であって、円筒体の外周面で熱間鋼材を案内する。すなわち、外周部材2の外周面に熱間鋼材が接触する。
内周部材3は、円筒部31と、円筒部31の軸方向一端を塞ぐ円板部32とが一体化された金属部品である。円筒部31の軸方向寸法は外周部材2と同じであり、円筒部31の内径は支軸5の直径より少し大きい。内周部材3は、円板部32の分だけ外周部材2より軸方向寸法が大きい。
複数個のフィン4は金属製で、外周部材2と内周部材3の円筒部31との間に同じ向きで配置され、各フィン4と円筒部31の外周面および外周部材2の内周面との間が溶接により固定されている。
図2に示すように、ガイドローラー1は、内周部材3の円筒部31が、支軸5にラジアル軸受6を介して回転自在に支持されている。ガイドローラー1は、内周部材3の円板部32を上側に向けて配置され、支軸5は円筒部31の下側開口部から挿入されている。支軸5は搬送案内装置のアーム7に固定されている。
この実施形態のガイドローラー1は、熱間鋼材が外周部材2の外周面に接触することにより、外周部材2、内周部材3、およびフィン4が一体に回転し、熱間鋼材が案内されるとともに、フィン4の回転により風が生じる。ガイドローラー1が時計回りに回転する場合に風が下から上に流れる。
これにより、熱間鋼材の接触により温度が上昇した外周部材2が冷却されるため、フィン4のないガイドローラー1と比較して、内周部材3に熱間鋼材からの熱が伝わり難くなる。これに伴って、ラジアル軸受6に封入したグリースが固着する等の不具合が生じ難くなるため、ガイドローラー1の回転不良が防止できる。
1 ガイドローラー
2 外周部材
3 内周部材
31 円筒部
32 円板部
4 フィン(羽根)
5 支軸
6 ラジアル軸受
7 アーム
100 ガイドローラー
101 支軸
102 アーム
103 軸受
110 ローラーテーブル
111 固定ガイド
120 回動筒体
121 斜面
125 キー
130 支軸
140 スラスト軸受
151 斜面
150 昇降筒体
152 長穴
160 細軸部
170 バネ
181 油圧シリンダ装置
182 サイドシフター
190 ビレット等の搬送材

Claims (1)

  1. 熱間鋼材を案内するガイドローラーであって、
    前記熱間鋼材が接触する外周面を有する外周部材と、
    支軸に、内周面に設けられた軸受を介して回転自在に支持される円筒状の内周部材と、
    前記内周部材と前記外周部材との間に配置され、前記外周面に前記熱間鋼材が接触することにより前記内周部材および前記外周部材と共に回転して風を起こす羽根と、
    を有するガイドローラー。
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