JP5978109B2 - 保護フィルム付き材料管理システムおよび保護フィルム付き材料管理方法 - Google Patents

保護フィルム付き材料管理システムおよび保護フィルム付き材料管理方法 Download PDF

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本発明は、保護フィルムの付いた材料(ワーク)を加工機で加工する場合に、その保護フィルム付き材料を管理する保護フィルム付き材料管理システムに関し、特に、保護フィルム付き材料を管理することにより、より正確な加工を行う加工プログラムを作成することができる保護フィルム付き材料管理システムに関するものである。
近年、材料加工において、材料(ワーク)に傷がつくのを避けるため、表面にフィルムを、片面あるいは両面に貼った材料を使用することが多くなって来ており、このような材料を保護フィルム付き材料と呼んでいる。
このような保護フィルム付き材料は、材料の運搬や加工機への搬入・搬出において材料への傷がつかず、加工し終わった製品にも傷が残らないため、非常に重宝する一方で、以下に示すような問題点もあった。
なお、先行技術文献はありませんでした。
従来では、このような保護フィルム付き材料を加工する場合、貼られた保護フィルムを考慮した材料管理および加工プログラム作成が行われていなかった。
すなわち、保護フィルム付き材料は、当然、貼られた保護フィルム分が厚くなるので、材料(ワーク)の板厚も変ってくるが、その板厚の変化を管理することは行われていなかった。そのため、プログラム生成装置(CAM)において加工プログラムを作成する段階で、保護フィルムの厚みを考慮しない加工条件となってしまい、正確な加工が行えないという問題があった。
例えば、図9に示すように、ベンディングマシンにおいて、上面に保護フィルム101を有する材料103を曲げ加工する際に、材料103に突き当て105を接触させて加工を行う場合、プログラム生成装置(CAM)において加工プログラムを作成する段階で、保護フィルム101の厚みを考慮しない加工条件となってしまっているので、保護フィルム101の厚みの分だけ材料を矢印A方向に余計に押し込んでしまい、曲げ加工位置が微妙にずれてしまう問題点があった。
同様に、曲げ角度の計算においても、保護フィルムの厚みを考慮しないで計算するので、正確な曲げ加工データが作成できない問題点があった。
本発明は上述の問題を解決するためのものであり、請求項1に係る発明は、保護フィルム付き材料を加工する加工機に加工プログラムを作成して提供する保護フィルム付き材料管理システムであって、
表示装置と、
加工プログラムおよび部品データおよび材料情報を記憶する記憶手段と、
以下の(A)〜(F)の工程処理を制御する制御手段と、を有する保護フィルム付き材料管理システムである。
(A)入力された所定の材料情報に対応する保護フィルム情報に対して加工条件を付加する工程と、
(B)前記所定の材料情報へ前記保護フィルム情報を付加する工程と、
(C)前記工程(B)において前記保護フィルム情報が付加された前記所定の材料情報に基づいて部品データを作成する工程と、
(D)前記工程(C)において作成された前記部品データを前記表示装置に表示する工程と、
(E)前記表示装置に表示された前記部品データに基づいて、保護フィルムを考慮した加工プログラムを作成する工程と、
(F)前記工程(E)において作成された前記加工機の保護フィルムを考慮した加工プログラムを、前記記憶手段に記憶する工程。
請求項2に係る発明は、前記保護フィルムを考慮した加工プログラムを作成する工程(E)が、前記加工機が曲げ加工機である場合における突き当ての位置補正のプログラム作成工程からなることを特徴とする請求項1に記載の加工プログラム作成システムである。
請求項3に係る発明は、前記保護フィルムを考慮した加工プログラムを作成する工程(E)が、前記加工機が曲げ加工機である場合におけるD値(最終デプス)補正のプログラム作成工程からなることを特徴とする請求項1に記載の加工プログラム作成システムである。
請求項4に係る発明は、前記保護フィルムを考慮した加工プログラムを作成する工程(E)が、保護フィルムなしの場合の前記突き当ての突き当て位置を計算する工程と、前記所定の材料情報の部品データより保護フィルム情報を取得する工程と、前記突き当ての前記材料と接触する面に前記保護フィルムがあるか否かを判定する工程と、前記突き当ての前記材料と接触する面に前記保護フィルムがあると判定された場合、前記保護フィルムなしの場合の前記突き当ての突き当て位置に、前記保護フィルムの厚さを加算して、前記保護フィルムありの場合の前記突き当ての突き当て位置を計算する工程と、を有することを特徴とする請求項2に記載の保護フィルム付き材料管理システムである。
請求項5に係る発明は、前記保護フィルムを考慮した加工プログラムを作成する工程(E)が、前記保護フィルムなしの場合のD値(最終デプス)を計算する工程と、前記所定の材料情報の部品データより保護フィルム情報を取得する工程と、前記保護フィルムの判別データに基づいて、予め曲げ角度精度用条件の付加された保護フィルム情報からD値補正値を取得する工程と、曲げ加工用データにD値補正値を適用し、そのD値補正値が適用されたD値(最終デプス)の曲げ加工用データを決定する工程と、を有することを特徴とする請求項3に記載の保護フィルム付き材料管理システムである。
請求項6に係る発明は、表示装置と、加工プログラムおよび部品データおよび材料情報を記憶する記憶手段と、制御手段と、を有する保護フィルム付き材料管理システムにおいて、保護フィルム付き材料を加工する加工機に加工プログラムを作成して提供する保護フィルム付き材料管理方法であって、
(A)前記制御手段により、入力された所定の材料情報に対応する保護フィルム情報に対して加工条件を付加する工程と、
(B)前記制御手段により、前記所定の材料情報へ前記保護フィルム情報を付加する工程と、
(C)前記制御手段により、前記工程(B)において前記保護フィルム情報が付加された前記所定の材料情報に基づいて部品データを作成する工程と、
(D)前記制御手段により、前記工程(C)において作成された前記部品データを前記表示装置に表示する工程と、
(E)前記制御手段により、前記表示装置に表示された前記部品データに基づいて、保護フィルムを考慮した加工プログラムを作成する工程と、
(F)前記制御手段により、前記工程(E)において作成された前記加工機の保護フィルムを考慮した加工プログラムを、前記記憶手段に記憶する工程と、を有することを特徴とする保護フィルム付き材料管理方法である。
本発明によれば、保護フィルム付き材料を管理することにより、より正確な加工を行う加工プログラムを作成することができる。
本発明を実施した保護フィルム付き材料管理システムの概略を示す説明図である。 図1に示したプログラム生成装置7および材料パラメータ管理装置9の各概略構成を示すブロック図である。 図1に示した保護フィルム付き材料管理システム1のプログラム生成動作を示すフローチャートである。 図1に示した加工プログラム作成システム1のプログラム生成動作の説明図である。 図3のステップ111における保護フィルムを考慮した加工データの作成としての突き当ての位置補正のプログラム作成動作のフローチャートである。 突き当ての位置補正のプログラム作成動作の説明図である。 図3のステップ111における保護フィルムを考慮した加工データの作成としてのD値(最終デプス)補正のプログラム作成動作のフローチャートである。 D値(最終デプス)補正のプログラム作成動作の説明図である。 従来の問題点の説明図である。
図1は、本発明を実施した保護フィルム付き材料管理システムの概略を示す説明図である。
なお、本実施形態においては、加工機として曲げ加工処理を行うベンディングマシンを用いる場合を例にとって説明するが、曲げ加工処理を行う加工機以外の加工機(レーザ加工機、タレットパンチプレス等)に適用することもできる。
図1に示すように、この保護フィルム付き材料管理システム1は、LAN等の専用回線3に、データベース5と、プログラム生成装置(CAM)7と、材料パラメータ管理装置9と、加工機(ベンディングマシン)11とが相互に接続された構成となっている。
データベース(記憶手段)5は、プログラム生成装置7が生成した加工プログラムや部品データ等を記憶するようになっている。
プログラム生成装置7は、材料情報から部品データを作成し、部品データに対する加工データ(加工プログラム)を自動生成する。
ここで、この実施形態では、保護フィルムの厚みを考慮した部品データを作成し、その部品データに基づいて、ベンディングマシン11の加工データ(加工プログラム)を作成するようになっている。
材料パラメータ管理装置9は、保護フィルム付き材料や加工プログラム等のデータを管理する。
また、この実施形態では、材料パラメータ管理装置9を、プログラム生成装置7と別のシステムとしたが、材料パラメータ管理装置9の機能を、プログラム生成装置7に組み込んで構成するようにしても良い。また、データベース5を専用回線3に接続する構成としたが、データベース5を材料パラメータ管理装置9に直接接続するようにしても良い。
また、ベンディングマシン11には、ディスプレー11bを有する制御部11aが設けられている。そして、ベンディングマシン11の制御部11aは、プログラム生成装置7により生成された加工プログラムとそれに付随する部品データ等をデータベース5から専用回線3を介して呼び出して材料(ワーク)の加工処理を行うようになっている。
図2は、図1に示したプログラム生成装置7および材料パラメータ管理装置9の各概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、プログラム生成装置7および材料パラメータ管理装置9は、コンピュータからなり、ROM17およびRAM19が接続されたCPU21を有しており、CPU21には、さらに、キーボードのような入力装置23とディスプレーのような表示装置25が接続されている。また、上記CPU21に、データベース5が接続されるようになっている。
次に、図3および図4を参照して、図1に示した保護フィルム付き材料管理システム1の動作について説明する。
図3は、図1に示した保護フィルム付き材料管理システム1のプログラム生成動作を示すフローチャートであり、図4は、図1に示した加工プログラム作成システム1のプログラム生成動作の説明図である。
この実施形態では、図1に示した保護フィルム付き材料管理システム1の動作は、ベンディングマシン11の加工プログラムを作成する動作となる。
まず、図3のステップ101において、材料パラメータ管理装置9によって、所定の材料情報に対する保護フィルム情報が入力され、登録される。ここで、保護フィルム情報としては、保護フィルムの名称や厚みや色等が登録される。そして、ステップ103において、その保護フィルム情報に対して、前もって決められた曲げ角度精度用条件や伸び値等の加工条件が付加される。
そして、ステップ105において、その所定の材料情報へ、その加工条件の付加された保護フィルム情報が付加される。ここで、その材料情報の材料が、両面に保護フィルムが貼られる場合、それぞれの面に対応した保護フィルム情報が付加される。
図4は、所定の材料情報へその保護フィルム情報が付加される様子を示す説明図であり、材料パラメータ管理装置9の表示装置25に表示される画面の一例を示す。
ここでは、図4のBに示すように、所定の材料情報の付属情報1として保護フィルム情報が付加される。
次に、ステップ107において、保護フィルム情報が付加された所定の材料情報がプログラム生成装置7へ送られ、プログラム生成装置7において、その保護フィルム情報が付加された所定の材料情報に基づいて部品データが作成され、ステップ109において、その部品データが表示装置25上にCADデータとして表示される。
そして、ステップ111において、プログラム生成装置7の表示装置25上に表示されたCADデータに基づいて、保護フィルムを考慮した加工データ(加工プログラム)が作成され、作成された保護フィルムを考慮した加工データ(加工プログラム)はデータベース5に記憶される。
ここで、保護フィルムを考慮した加工データの作成として、例えば、突き当ての位置補正や、曲げ加工用データの補正や、保護フィルム面に対してどちら側に曲げるかの設定や、保護フィルムの剥がし工程の設定が含まれる。なお、保護フィルムを考慮した加工データの作成に関しては以下で詳しく説明する。
そして、ステップ111で作成された加工データ(加工プログラム)は、データベース5にいったん保持された後、ベンディングマシン11の制御部11aへ送られ、その加工データ(加工プログラム)に従ってベンディングマシン11による曲げ加工が行われる。
次に、図5および図6を参照して、図3のステップ111における保護フィルムを考慮した加工データの作成としての突き当ての位置補正のプログラム作成動作について説明する。
図5は、図3のステップ111における保護フィルムを考慮した加工データの作成としての突き当ての位置補正のプログラム作成動作のフローチャートであり、図6は、突き当ての位置補正のプログラム作成動作の説明図である。
まず、この実施形態の場合、図6(a)に示すように、ベンディングマシン11のダイ11c上に置かれたワークWへパンチ11dが下降して曲げ加工を行うに際し、ワークWに突き当て31を当てる場合を例に説明する。
図5のステップ201において、プログラム生成装置7において、図6(b)に示すように、保護フィルムなしの場合の突き当て31の突き当て位置31aの計算が行われる。図6(b)においては、ベンディングマシン11のダイ11c上に置かれたワークWへパンチ11dが下降して曲げ加工を行う場合に、ワークW上面に貼られた保護フィルム33を無視して突き当て31の突き当て位置31aを計算した様子を示すものである。
そして、ステップ203において、所定の材料情報の部品データ(CADデータ)より保護フィルム情報が取得され、ステップ205において、プログラム生成装置7の表示装置25上に表示されたCADデータに基づいて、突き当て31のワークWと接触する面に保護フィルム33があるか否かが判定される。
次に、突き当て31のワークWと接触する面に保護フィルム33がある場合、ステップ207において、図6(c)に示すように、保護フィルムありの場合の突き当て31の突き当て位置31aの計算が行われる。この計算は、ステップ201で計算された保護フィルムなしの場合の突き当て31の突き当て位置31aに、保護フィルム33の厚さを加算して行われる。
図6(c)においては、ワークW上面に貼られた保護フィルム33の厚みを加味した突き当て31の突き当て位置31bとなる様子を示すものである。
次に、ステップ209において、突き当て31の突き当て位置が決定される。すなわち、ステップ205で突き当て31のワークWと接触する面に保護フィルム33があると判定された場合は、ステップ207において計算された保護フィルムありの場合の突き当て31の突き当て位置31aが決定される。
また、ステップ205で突き当て31のワークWと接触する面に保護フィルム33がないと判定された場合は、ステップ201で計算された保護フィルムなしの場合の突き当て31の突き当て位置31aが決定される。
従って、本実施形態では、このように突き当て位置31aが設定されたプログラムに基づいて、この決定された突き当て位置31aに突き当て31が位置決めされるので、保護フィルムの厚みを考慮した加工条件となり、保護フィルムの厚みの分だけ材料を矢印A方向に余計に押し込んでしまうことなく、正確な曲げ加工位置で材料の曲げ加工が行えるようになる。
次に、図7および図8を参照して、図3のステップ111における保護フィルムを考慮した加工データの作成としてのD値(最終デプス)補正のプログラム作成動作について説明する。ここで、D値(最終デプス)とは、曲げ加工におけるパンチ11dの最終到達位置である。
図7は、図3のステップ111における保護フィルムを考慮した加工データの作成としてのD値(最終デプス)補正のプログラム作成動作のフローチャートであり、図8は、D値(最終デプス)補正のプログラム作成動作の説明図である。
まず、この実施形態の場合、図8(a)に示すように、ベンディングマシン11のダイ11c上に置かれたワークWへパンチ11dが下降して曲げ加工を行う場合を例に説明する。
図7のステップ301において、プログラム生成装置7において、保護フィルムなしの場合の曲げ加工用データの作成が行われ、保護フィルムなしの場合のD値(最終デプス)の計算も行われる。
そして、ステップ303において、所定の材料情報の部品データ(CADデータ)より保護フィルム情報が取得される。
ここで、取得される保護フィルム情報には、図8(b)に示すように、ワークWのパンチ11d側のみに保護フィルム33が貼られている場合、ワークWのダイ11c側のみに保護フィルム33が貼られている場合、ワークWの両側に保護フィルム33が貼られている場合、保護フィルムが貼られていない場合との判別データが含まれている。
従って、このような保護フィルムの判別データが加工プログラムに含まれているので、この加工プログラムに基づいてベンディングマシン11で実際に曲げ加工を行う際に、その制御部11aのディスプレー11b上に保護フィルムの判別データを表示するようにすれば、オペレータが、ワークWの裏表を認識し易くなり、ワークWの裏表の取り違いの防止にもなる。
例えば、その加工プログラムが、1つの材料に対し複数回の曲げ加工を行うような場合に、特に、上記ワークWの裏表の取り違いの防止効果が顕著となる。
また、このような保護フィルムの判別データに基づいて、加工プログラムに保護フィルムの剥がし工程を適宜設けるようにしても良い。このような保護フィルムの剥がし工程を設ければ、作業性がより向上する。
次に、ステップ305において、曲げ加工用データの補正値が取得される。
すなわち、プログラム生成装置7は、保護フィルムの判別データに基づいて、予め材料パラメータ管理装置9より得た曲げ角度精度用条件の付加された保護フィルム情報(図8(c)参照)からD値補正値を取得する。例えば、図8(c)に示すように、保護フィルムの材料名称が、AL1.5で、保護フィルムの判別データがパンチ側のみに有りの場合、D値補正値としては、0.1が得られる。
なお、この実施形態では、プログラム生成装置7が、保護フィルムの判別データに基づいて、予め材料パラメータ管理装置9より得た曲げ角度精度用条件の付加された保護フィルム情報を得るようにしているが、この曲げ加工用データ補正値の取得工程において、材料パラメータ管理装置9より得た曲げ角度精度用条件の付加された保護フィルム情報を得るようにしても良い。
次に、ステップ307において、上記曲げ加工用データに補正値が適用され、ステップ309において、その補正値が適用されたD値(最終デプス)の曲げ加工用データが決定される。
すなわち、ステップ301で計算された保護フィルムなしの場合のD値(最終デプス)に、ステップ305で取得された曲げ加工用データの補正値を加算してD値(最終デプス)を補正する。
従って、本実施形態では、このようにD値(最終デプス)補正が設定されたプログラムに基づいて、この決定されたD値(最終デプス)にパンチ11dが下降されるので、保護フィルムの厚みを考慮した加工条件となり、正確なD値(最終デプス)で材料の曲げ加工が行えるようになる。
この発明は前述の発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。
例えば、上記実施形態では、材料パラメータ管理装置9を、プログラム生成装置7と別のシステムとしたが、材料パラメータ管理装置9を、プログラム生成装置7に組み込んで構成するようにしても良い。
また、上記実施形態では、データベース5を専用回線3に接続する構成としたが、データベース5を材料パラメータ管理装置9に直接接続するようにしても良い。
1 加工プログラム作成システム
3 専用回線
5 データベース
7 プログラム生成装置
9 材料パラメータ管理装置
11 ベンディングマシン
11a 制御部
11b ディスプレー
21 CPU
17 ROM
19 RAM
23 入力装置
25 表示装置
W ワークシート

Claims (6)

  1. 保護フィルム付き材料を加工する加工機に加工プログラムを作成して提供する保護フィルム付き材料管理システムであって、
    表示装置と、
    加工プログラムおよび部品データおよび材料情報を記憶する記憶手段と、
    以下の(A)〜(F)の工程処理を制御する制御手段と、を有する保護フィルム付き材料管理システム。
    (A)入力された所定の材料情報に対応する保護フィルム情報に対して加工条件を付加する工程と、
    (B)前記所定の材料情報へ前記保護フィルム情報を付加する工程と、
    (C)前記工程(B)において前記保護フィルム情報が付加された前記所定の材料情報に基づいて部品データを作成する工程と、
    (D)前記工程(C)において作成された前記部品データを前記表示装置に表示する工程と、
    (E)前記表示装置に表示された前記部品データに基づいて、保護フィルムを考慮した加工プログラムを作成する工程と、
    (F)前記工程(E)において作成された前記加工機の保護フィルムを考慮した加工プログラムを、前記記憶手段に記憶する工程。
  2. 前記保護フィルムを考慮した加工プログラムを作成する工程(E)が、前記加工機が曲げ加工機である場合における突き当ての位置補正のプログラム作成工程からなることを特徴とする請求項1に記載の加工プログラム作成システム。
  3. 前記保護フィルムを考慮した加工プログラムを作成する工程(E)が、前記加工機が曲げ加工機である場合におけるD値(最終デプス)補正のプログラム作成工程からなることを特徴とする請求項1に記載の加工プログラム作成システム。
  4. 前記保護フィルムを考慮した加工プログラムを作成する工程(E)が、保護フィルムなしの場合の前記突き当ての突き当て位置を計算する工程と、前記所定の材料情報の部品データより保護フィルム情報を取得する工程と、前記突き当ての前記材料と接触する面に前記保護フィルムがあるか否かを判定する工程と、前記突き当ての前記材料と接触する面に前記保護フィルムがあると判定された場合、前記保護フィルムなしの場合の前記突き当ての突き当て位置に、前記保護フィルムの厚さを加算して、前記保護フィルムありの場合の前記突き当ての突き当て位置を計算する工程と、を有することを特徴とする請求項2に記載の保護フィルム付き材料管理システム。
  5. 前記保護フィルムを考慮した加工プログラムを作成する工程(E)が、前記保護フィルムなしの場合のD値(最終デプス)を計算する工程と、前記所定の材料情報の部品データより保護フィルム情報を取得する工程と、前記保護フィルムの判別データに基づいて、予め曲げ角度精度用条件の付加された保護フィルム情報からD値補正値を取得する工程と、曲げ加工用データにD値補正値を適用し、そのD値補正値が適用されたD値(最終デプス)の曲げ加工用データを決定する工程と、を有することを特徴とする請求項3に記載の保護フィルム付き材料管理システム。
  6. 表示装置と、加工プログラムおよび部品データおよび材料情報を記憶する記憶手段と、制御手段と、を有する保護フィルム付き材料管理システムにおいて、保護フィルム付き材料を加工する加工機に加工プログラムを作成して提供する保護フィルム付き材料管理方法であって、
    (A)前記制御手段により、入力された所定の材料情報に対応する保護フィルム情報に対して加工条件を付加する工程と、
    (B)前記制御手段により、前記所定の材料情報へ前記保護フィルム情報を付加する工程と、
    (C)前記制御手段により、前記工程(B)において前記保護フィルム情報が付加された前記所定の材料情報に基づいて部品データを作成する工程と、
    (D)前記制御手段により、前記工程(C)において作成された前記部品データを前記表示装置に表示する工程と、
    (E)前記制御手段により、前記表示装置に表示された前記部品データに基づいて、保護フィルムを考慮した加工プログラムを作成する工程と、
    (F)前記制御手段により、前記工程(E)において作成された前記加工機の保護フィルムを考慮した加工プログラムを、前記記憶手段に記憶する工程と、を有することを特徴とする保護フィルム付き材料管理方法。
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