JP5978057B2 - プレス装置 - Google Patents

プレス装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5978057B2
JP5978057B2 JP2012175231A JP2012175231A JP5978057B2 JP 5978057 B2 JP5978057 B2 JP 5978057B2 JP 2012175231 A JP2012175231 A JP 2012175231A JP 2012175231 A JP2012175231 A JP 2012175231A JP 5978057 B2 JP5978057 B2 JP 5978057B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
cam
input shaft
cam member
slide units
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012175231A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014034038A (ja
Inventor
鈴木 健吾
健吾 鈴木
廣海 小川
廣海 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2012175231A priority Critical patent/JP5978057B2/ja
Publication of JP2014034038A publication Critical patent/JP2014034038A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5978057B2 publication Critical patent/JP5978057B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/26Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by cams, eccentrics, or cranks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

本発明は、多工程加工に適したプレス装置に関する。
プレス加工は、凸型と凹型の金型の間において板状の材料をプレスし、剪断加工、穿孔加工、曲げ加工等を行って製品形状に成形する加工である。プレス加工は、同形状の製品を大量生産するのに適していることから、家庭用品の製造から産業機械の製造まで幅広く使われている。例えば、自動車の車体や金属製燃料タンクなどは、そのほとんどがプレス加工で製造される。また、車体パネルなど、形状が複雑な製品に関しては、プレス成型を複数の工程に分けて行うことにより成型される。
複数の工程をプレス加工するに際しては、独立したプレス機を複数並べて一つのラインを構築したタンデムプレス方式と、複数の金型を1台のプレスにセットして加工を行うトランスファープレス方式がある。タンデムプレス方式においては、プレス機間隔が広く離れているため、材料の移動を手作業又はロボット等を用いて行わなければならない。一方、トランスファープレスにおいては、セットされた複数の金型間の材料搬送を自動で行うことができ、生産性が飛躍的に高まることから、近年においてはプレス加工の主流となっている。
特許文献1には、複数のプレスユニットを有するトランスファープレスが示されている。
特許第2678956号公報
トランスファープレスでは、複数の加工が同時に行われる。そのため、多種の工程を備えた大型の金型をストロークさせることが必要となり、その金型を駆動するためにプレス装置自体も大型化する。近年は、成形品がさらに大型化・複雑化してきている関係上、ますますプレス本体の大型化が進む傾向にある。
成型品の形状が複雑になるにつれて、一つのラインの中で、剪断加工、曲げ加工等の様々な加工を行う必要があるが、金型を上下させるストロークユニットは一つであるため、例えば、深絞り加工等の成型に適した金型の動き、及び、剪断加工に適した金型の動きが分かっていたとしても、金型ごとに個別の動きの設定ができない。そのことから、各加工に対して平均的に満足できるレベルでの加工条件でしか作業ができず、多工程加工において精度の高い製品を製造することが困難であるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、多工程加工において精度の高い製品を製造することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
材料を加工する上金型と下金型と、前記上金型を保持するスライダ部と、当該スライダ部をスライダ部移動方向に移動させるカム部材と、当該カム部材を回転駆動する入力軸と、を備えるスライドユニットを本体内に複数配置するプレス装置であって、
複数の前記スライドユニットにおける複数の前記カム部材のうち、少なくとも1つの前記スライドユニットにおけるカム部材の形状が、他の前記スライドユニットにおけるカム部材の形状と異なり、
前記カム部材を回転させる入力軸の方向は、複数の前記スライドユニットが並ぶ方向に対して直交する方向であり、
複数の前記スライドユニットのそれぞれにおいて、
前記入力軸の一方の端部にはタイミングプーリーが設けられ、
駆動用モーター軸に掛けられたタイミングベルトが複数並ぶ前記スライドユニットにおけるタイミングプーリーに架け渡されることを特徴とするプレス装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本実施形態におけるプレスシステムの概略側面図である。 プレス装置1の概略平面図である。 プレス装置1のA−A断面図である。 スライドユニットにおけるカムの上死点の説明図である。 スライドユニットにおけるカムの上死点後下死点前の説明図である。 スライドユニットにおけるカムの下死点の説明図である。 タイミングベルト226の架け渡し方の説明図である。 ダイハイト調整装置の説明図である。 ダイナミックバランサー228の説明図である。 ダイナミックバランサー228の位置とプレスの回転角との関係の説明図である。 ストローク線図を説明するためのグループの説明図である。 グループ毎のストローク線図である。 第2実施形態におけるプレス装置のA−A断面図である。 第2実施形態におけるスライドユニットの説明図である。 カムの運動曲線の一例を示す図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。すなわち、
材料を加工する上金型と下金型と、前記上金型を保持するスライダ部と、当該スライダ部をスライダ部移動方向に移動させるカム部材と、当該カム部材を回転駆動する入力軸と、を備えるスライドユニットを本体内に複数配置するプレス装置であって、
複数の前記スライドユニットにおける複数の前記カム部材のうち、少なくとも1つの前記スライドユニットにおけるカム部材の形状が、他の前記スライドユニットにおけるカム部材の形状と異なることを特徴とするプレス装置である。
このようにすることで、スライドユニット毎にカム部材の形状を異ならせることができるので、スライダ部のストロークの長さ及び速度をスライドユニット毎に適したものに調整することができる。これにより、例えば、打ち抜き加工を行うスライドユニットにおいては、打ち抜き加工に適した高速度で上金型を移動させることができる一方、深絞り加工を行うスライドユニットにおいては、深絞り加工に適した速度で上金型の移動を行うことができる。このように、例えば、打ち抜き加工と深絞り加工のように上金型の移動速度等が大きく異なる場合においても、スライダ部のストロークの長さ及び速度をスライドユニット毎に適したものに調整できるので、多工程加工において精度の高い製品を製造することができる。
かかるプレス装置であって、前記スライダ部は、
前記カム部材を円周方向に摺動包囲するカム従動部材と、
前記カム従動部材を前記スライダ部移動方向から挟み、かつ、前記スライダ部移動方向と交差する交差方向の移動が規制されたスライダと、
を備え、
前記カム部材が回転して前記カム従動部材を移動させることにより、前記カム従動部材が前記スライダに対して前記交差方向に摺動するとともに、前記スライダが前記スライダ部移動方向に移動されることが望ましい。
このようにすることで、回転する部材をカム部材として、回転部の支点が少ないスライダ部を提供することができる。回転部には摺動するためのクリアランスを設けなければならないことから、回転部が増加すると、スライダ部の下死点位置精度を高く維持することができない。一方、上記のような構成とすることで、回転部の支点を少なくし、スライダ部の下死点位置精度を高く維持することができる。
また、前記スライダ部は、前記スライダ部移動方向に移動する一方、前記スライダ部移動方向と交差する交差方向の移動が規制され、
前記カム部材は、前記スライダ部を前記スライダ部移動方向の往路方向に移動させる第1カム部材と、前記スライダ部の位置を前記スライダ部移動方向の復路方向に移動させる第2カム部材と、を備えることとしてもよい。
このようにすることで、スライダ部の往路方向の移動と復路方向の移動を独立したカム部材により行うことができるので、スライダ部の移動速度を容易に変えることができ、かつ、スライダ部を極めて低速で移動させる動作も可能となるので、深絞り加工等を行う際に精度の高い加工を行うことができる。
また、前記カム部材を回転させる入力軸の方向は、複数の前記スライドユニットが並ぶ方向に対して直交する方向であることが望ましい。
このようにすることで、スライダを入力軸に沿って複数設けることができる。そして、上金型を複数のスライダで移動させるので、上金型を移動させる力を分散させ、精度の高い加工を行うことができる。また、スライドユニット毎に入力軸を有する構成となるので、スライドユニット毎に異なるスライダの上下移動を行わせることができる。
また、複数の前記スライドユニットのそれぞれにおいて、
前記入力軸の一方の端部にはタイミングプーリーが設けられ、
駆動用モーター軸に掛けられたタイミングベルトが複数並ぶ前記スライドユニットにおけるタイミングプーリーに架け渡されることが望ましい。
このようにすることで、タイミングプーリーに架け渡されたタイミングベルトにより、各スライドユニットのスライダの移動を適切に同期させることができる。
また、複数並ぶ前記スライドユニットにおいて、隣接するタイミングプーリー間で前記タイミングベルトの異なる面が接するように架け渡されることが望ましい。
このようにすることで、隣接するスライドユニットのカムの回転方向を互いに異なる方向とすることができる。そして、カムの回転する円周方向について互いの慣性力を打ち消し合う動きとすることができる。また、バランサーを設けた場合にも、隣接するスライドユニット間でバランサーの進行方向を互いに異なる方向とすることができるので、互いの慣性力を打ち消し合う動きとすることができる。
また、前記入力軸の円周方向にアンバランス荷重負荷が設けられ、前記スライダ部が前記スライダ部移動方向において上死点側のとき、前記アンバランス荷重負荷の位置が下死点側となり、前記スライダ部が前記スライダ部移動方向において下死点側のとき、前記アンバランス荷重負荷の位置が上死点側となることが望ましい。
このようにすることで、スライダ部が上死点であって上方向への慣性力が高いときにおいて、アンバランス荷重負荷を下方向に位置させることができるので、互いの慣性力を打ち消し合うことができる。また、スライダ部が下死点であって下方向への慣性力が高いときにおいて、アンバランス荷重負荷を上方向に位置させることができるので、互いの慣性力を打ち消し合うことができる。
また、前記入力軸の一部を保持し、前記入力軸に対して偏心する偏心フランジを備え、
前記偏心フランジを回転させることにより、前記入力軸の中心位置を移動させ、前記上金型の位置を前記スライダ部移動方向にオフセットさせることが望ましい。
このようにすることで、スライドユニット毎に入力軸の高さをオフセットさせることができるので、スライドユニット毎に上金型の下死点位置の微調整をすることができる。そして、スライドユニット毎に下死点位置を最適化することができる。
また、前記偏心フランジの円周方向に設けられたギヤと、
前記ギヤに係合し前記偏心フランジを回転移動させるフランジ調整ギヤと、
を備えることが望ましい。
このようにすることで、フランジ調整ギヤをモーター等で回転させることにより、偏心フランジを回転させて入力軸の高さをオフセットさせることができる。
===第1実施形態===
以下、第1実施形態に係るプレス装置1について説明する。実施形態の説明において、複数の図を参照するが、図には視認方向を示すXYZ軸が示されていることがある。これらの図において、X軸方向は後述する材料Mの搬送方向であり、Y軸はプレス装置1の幅方向であり、Z軸はプレス装置1の上下方向である。
<<<プレス装置1の構成>>>
図1は、本実施形態におけるプレスシステムの概略側面図である。本実施形態におけるプレスシステムは、プレス装置1とコイラー2を備える。コイラー2は、コイル状に巻かれた材料Mをプレス装置1に供給する装置である。コイラー2は、プレス装置1において材料Mが送られる速度に合わせて材料Mを供給する。
プレス装置1は、材料送り装置12を備え、前述の材料Mをプレス装置1内部に送る。プレス装置1は、複数のスライドユニット20と、上金型40と、下金型50を備える。上金型40は、それぞれのスライドユニット20に設けられる。そして、上金型40と下金型50の組み合わせにより、複数の加工が行われる。本実施形態では、スライドユニット20が5セット設けられているが、スライドユニット20の数は加工内容により増減することもできる。
スライドユニット20は、プレス本体10に設けられる。プレス本体10は、支柱部材60により支持される。支柱部材60はプレス本体10の四隅に設けられ、支柱部材60間に金型調整等の作業スペースが確保される。また、各支柱部材60は、同期してその高さを調整可能であり、全てのスライドユニット20の上下方向の位置を同時に移動させることができる。
図2は、プレス装置1の概略平面図である。図2には、プレス本体10と、複数のスライドユニット20と、材料Mが示されている。図3は、プレス装置1のA−A断面図である。図3において、紙面の奥行き方向が材料Mの搬送される方向である。すなわち、このようなスライドユニット20が図3の紙面奥行き方向に複数並ぶことになる。
プレス本体10の上部には、ハウジング304がボルト230などの締結具により固定される。ハウジング304には、後述する入力フランジ312及び金型位置調整軸306をそれぞれ挿通するための入力フランジ挿通孔214及び調整軸挿通孔218がそれぞれ2箇所設けられる。そして、入力フランジ挿通孔214には、入力フランジ312の一部が挿入され、固定用部材232を介してボルト234などの締結具により固定される。
入力フランジ312には、入力軸202が挿通する入力軸挿通孔314が設けられる。入力軸挿通孔314には、ベアリング236を介して入力軸202が挿通される。このような構成とすることで、入力軸202がハウジング304により回転可能に支持される。
入力軸314には、カム部206が形成される。カム部206は、略円形状のカムであって、その中心軸は入力軸314の中心軸に対して偏心する。カム部206の円周方向は、ニードルベアリング222により包囲され、さらにその周囲をスライドコマ210の挿通孔により密に包囲される。このような構成により、入力軸202が回転することにより、カム部206がスライドコマ210の挿通孔内で回転可能となる。
カム部206を回転させる入力軸202の軸方向は、複数のスライドユニット20が並ぶ方向に対して直交する方向である。このようにすることにより、スライダ208を入力軸に沿って複数(本実施形態では2つ)設けることができる。そして、上金型40を複数のスライダ208で移動させるので、上金型40を移動させる力を分散させ、精度の高い加工を行うことができる。
また、スライドユニット20毎に入力軸202を有する構成となるので、スライドユニット20毎に異なるカム部206の形状とすることで、スライダ208の移動に関しスライドユニット20毎に異なる運動曲線とすることができる。すなわち、各工程でのプレス作業に合わせて最適な動きを実現できる独自の運動曲線とすることができる。
図4は、スライドユニットにおけるカムの上死点の説明図である。図5は、スライドユニットにおけるカムの上死点後下死点前の説明図である。図6は、スライドユニットにおけるカムの下死点の説明図である。
スライドコマ210は、その上下をスライダ208によって挟持される。ただし、スライドコマ210は、スライダ208に対して左右に摺動可能である。スライダ208は、スライダ208の上部部材208bと、下部部材208aと、これらにより挟まれる部材であってスライドコマ210と高さをほぼ同じにするスライダの中央部材208cにより構成される。スライダ208の上部部材208bと、下部部材208aと、中央部材208cは、ボルト238などの締結部材により固定される。
上側スライド対偶216及び下側スライド対偶220はハウジング304に対して固定されている。また、スライダ208の上部部材208bは、スライド対偶216に対して上下方向に摺動可能であり、また、下部部材208aはスライド対偶220に対して上下方向に摺動可能である。
このような構成を有するので、カム部206の凸部が真上方向を向くときは、図4に示すようにスライダ208を最上部へ移動させる。これに伴い、スライダ208に連結する上金型40は上死点に移動する。
図4の状態から入力軸202を90°回転させると、カム部206の凸部が真横方向を向く。このときは、図5に示すようにスライダ208を最上部と最下部のその中間に移動させる。これに伴い、スライダ208に連結する上金型40も中間位置に移動する。
さらに、図5の状態から入力軸202を90°回転させると、カム部206の凸部が真下方向を向く。このときは、図6に示すようにスライダ208を最下部へ移動させる。これに伴い、スライダ208に連結する上金型40も下死点に移動する。
このようなスライドユニット20の構成にすることにより、入力軸202からの駆動力により上金型40を上下移動させ、上金型40と下金型50により材料Mをプレスすることができる。また、このような構成によれば、回転部の支点の少ないスライドユニット20を提供することができるので、位置誤差を減らして上金型40の下死点位置精度を高く維持することができる。
次に、タイミングプーリー204及びバランス円盤212について説明を行う。入力軸202の一端側には、タイミングプーリー204が設けられる。また、入力軸202の他端側には、バランス円盤212が設けられる。タイミングプーリー204には、タイミングベルト226が架け渡される。タイミングベルト226は、入力軸202を回転駆動させるための駆動モーター224の出力軸に受けられたタイミングプーリーにも架け渡される。
図7は、タイミングベルト226の架け渡し方の説明図である。図7に示す視認方向では、本来であれば他の部材によりタイミングプーリー204の視認が阻害されるが、ここでは説明のために透過的にこれらの部材を観察可能として示している。
図7には、入力軸202を回転駆動するための駆動モーター224とタイミングベルト226が示されている。また、本実施形態では5つのスライドユニット20を有するため、5つのタイミングプーリー204も示されている。
このように複数並ぶスライドユニット20において、各タイミングプーリー204と駆動モーター224にタイミングベルト226が架け渡される。これにより、駆動モーター224の回転とともに、各タイミングプーリー204も回転させられる。すなわち、各スライドユニット20のスライダ208の移動を適切に同期させることができる。
本実施形態において、タイミングベルト226は隣接するタイミングプーリー間でタイミングベルト226の異なる面が接するように架け渡される。すなわち、タイミングベルトとタイミングプーリーが、隣接するタイミングプーリー間で上下方向に関して交互に架け渡されることになる。このようにすることにより、後述するダイナミックバランサー228(アンバランス荷重負荷に相当する)を用いて適切に振動発生要因を軽減することができることになる。
図8は、ダイハイト調整装置の説明図である。本実施形態では、上金型40の上下方向の位置を微調整するダイハイト調整装置を備える。ダイハイト調整装置は入力軸202の上下方向の位置を調整可能とすることで、上金型40の下死点位置を調整する。
図8には、入力軸202と、入力軸202を支持する入力フランジ312と、入力フランジに固定されたフランジ回転用ギヤ310と、フランジ回転用ギヤ310を回転させるフランジ調整ギヤ308が示されている。また、入力フランジ312は、ハウジング304に回転可能に保持される(図3も参照)。
フランジ調整ギヤ308は、図3に示されるように金型位置調整軸306と中心軸を一致するように固定され、また、金型位置調整軸306は金型位置調整用モーター302の出力軸に連結される。
入力フランジ312は、その中心軸が入力軸202の中心軸に対して偏心するように取り付けられる。すなわち、偏心機構を有し、入力フランジ312が回転することにより、少なくとも入力軸202の上下方向の位置をオフセット可能とする。入力フランジ312の回転は、前述のフランジ回転用ギヤ310が、フランジ調整ギヤ308及び金型位置調整軸306を介して金型位置調整用モーター302によって行われる。
このようにすることにより、入力軸202の保持位置を変更し、上金型40の初期的な高さ位置を微調整可能とする。本実施形態では、カム部206の回転を行うための入力軸202を、材料Mの送り方向に対して直行する方向に配置しているため、スライドユニット毎にダイハイト調整機構を設けることができ、スライドユニット毎に個別に上金型40の位置を微調整することができる。
図9は、ダイナミックバランサー228の説明図である。図10は、ダイナミックバランサー228の位置とプレスの回転角との関係の説明図である。図9には、バランス円盤212が実線で示され、駆動モーター224とタイミングベルト226が破線で示されている。タイミングベルト226が破線で示されているのは、前述のようにタイミングベルト226はタイミングプーリー204及び駆動モーター224に架け渡されるのであって、バランス円盤212に架け渡されるのではないためである。いわば、破線で示したタイミングベルト226等は参考として示すものである。
バランス円盤212は、前述のように入力軸202の端部に設けられる。バランス円盤212自体も回転慣性を有し、これにより入力軸202に変動の少ない回転を可能とさせる。
本実施形態では、バランス円盤212にダイナミックバランサー228が設けられる。ダイナミックバランサー228は、バランス円盤212の回転をアンバランスにする荷重負荷であるが、各スライドユニット20において、スライダ208が上死点のときにバランス円盤212において最下部となる位置が質量重心となるように取り付けられる。すなわち、スライダ208が下死点のとき、バランス円盤212において最上部となる位置が質量重心となるようにダイナミックバランサー228が設けられる。
図10には、ダイナミックバランサー228のバランス円盤212における質量重心となる位置が円形表示されている。図9と図10において、それぞれ対応するダイナミックバランサー228の角度位置が、黒く塗りつぶされた円(以下、黒丸)及び塗りつぶしのない円(以下、白丸)で示されている。
黒丸の角度において、ダイナミックバランサー228の位置は下死点であるが、上金型40の位置は上死点である。一方、白丸の角度においてダイナミックバランサー228の位置は上死点であるが、上金型40の位置は下死点である。このように、バランス円盤212に取り付けられたダイナミックバランサー228は、上金型40の位置と連動して移動し、上金型40の加振力を相殺する。すなわち、スライダ208及び上金型40等の慣性力を打ち消すようにダイナミックバランサー228が作用するので、振動の発生を軽減することができる。
また、図9において互いに隣接するバランス円盤212の回転方向は反対方向になるようにタイミングベルト226がタイミングプーリー204に架け渡される。そのため、隣接するバランス円盤212におけるダイナミックバランサー228同士は、互いにX軸方向のダイナミックバランサー228自体による加振力も相殺することができる。
さらに、隣接するスライドユニット20間における入力軸202同士の回転方向も反対方向になる。よって、カム部206の凸側が向く方向もY軸方向について隣接するスライドユニット20間で反対方向となり、これによりカム部206及びスライドコマ210のY軸方向の加振力も相殺することができる。
図11は、ストローク線図を説明するためのグループの説明図である。図12は、グループ毎のストローク線図である。図11に示されるように、スライドユニット20をグループAからグループCにグループ分けしたとする。そして、グループごとに下死点となる角度を異ならせることもできる。図12には、グループごとのストロークが示されており、最下点が上死点であり最上点が下死点である。図12に示されるように、グループAのスライドユニット20では、入力角度が180°(−180°)において上金型40が下死点となるのに対して、グループBは数度遅れて下死点となり、グループCはさらに数度遅れて下死点となる。このようにすることにより、プレス動作を滑らかに行うことができる。
本実施形態によれば、工程ごとに分割した上金型40を、複数のスライドユニットで個別に駆動することができるので、工程毎に最適な金型の動きを与えることができる。また、スライドユニット20に組み込まれるカム機構は、基本的に、カム部206と、スライドコマ210と、スライダ208とで構成されるため、シンプルな構成とすることができ、複数のスライドユニット20を配置したとしても、プレス装置自体を大型化することがないという利点を有する。
また、入力軸202に関連して設けられたダイナミックバランサー228と、交互に架け渡されるタイミングベルト226によって、上下方向の振動の発生を軽減することができる。
さらに、ダイハイト調整装置により上金型40の初期的な高さを微調整することができるので、実際の加工状況に合わせて、調整作業を施すことかできる。
===第2実施形態===
以下、第2実施形態に係るプレス装置1について説明する。
<<<プレス装置1の構成>>>
図13は、第2実施形態におけるプレス装置のA−A断面図である。図14は、第2実施形態におけるスライドユニットの説明図である。
第1実施形態と同様に、ハウジング1304はプレス本体(不図示)にボルト等の締結部材により固定される。ハウジング1304にはY軸方向の貫通孔が2箇所設けられ、下段の貫通孔にはベアリング1218を介して第1入力軸1202が挿通される。第1入力軸1202の一端側にはタイミングプーリー1204が固定され、第1実施形態同様に、タイミングプーリー1204に架け渡されるタイミングベルト1226により回転駆動力が伝達される。また、第1入力軸1202の他端側には、第1ギヤ1230が固定的に取り付けられる。
2箇所の貫通孔のうち上段の貫通孔にはベアリング1220を介して第2入力軸1203が挿通される。第2入力軸1203において、前述の第1ギヤ1230と噛み合う第2ギヤが固定される。これにより、第1入力軸1202が回転すると第2入力軸1203が回転する。
第1入力軸1202には第1カム1206が固定的に設けられる。また、第2入力軸1203にも第2カム1207が固定的に設けられる。
また、スライドユニットはスライダ1208を備える。スライダ1208は、その上部(スライダ上部)1208bを上側スライド対偶1216によりX−Y方向の移動が規制され、また、スライダ下部1208aも下側スライド対偶1216によりX−Y方向の移動が規制される。そして、スライダ1208は、上下方向にのみ摺動可能となる。
スライダ本体1208cには、第1カムフォロワー1210と第2カムフォロワー1211がともに回転可能に設けられる。第1カムフォロワー1210は第1カム1206と当接し、第2カムフォロワー1211は第2カム1207と当接する。
このように、第2実施形態において2つのカムを設けることとしたのは、バネなどの弾性部材を用いずに、スライダ1208の上下方向の移動を実現するためである。そのため、第2実施形態では、第1カム1206はいずれのタイミングでも第1カムフォロワー1210に当接し、第2カム1207もいずれのタイミングでも第2カムフォロワー1211に当接する。
このようにすることにより、カムが高速回転した場合であっても、カムがカムフォロワーから離間することなく、2つのカムは常にカムフォロワーに当接することになる。すなわち、スライダ1208がカム形状に確実に追従するので、スライダ1208を適切に上下方向に移動させ、所望の運動曲線に応じた動作を行わせることができる。
図15は、カムの運動曲線の一例を示す図である。図15には、Cam1からCam3の3つの運動曲線が示されている。前述のように、本実施形態によれば、複数のスライドユニットで個別に駆動することができるので、工程毎に最適な金型の動きを与えることができる。このため、工程ごとに図15に示すように異なる運動曲線を有する動作を行わせることができる。たとえば、打ち抜き加工を行う場合にはCam1の運動曲線の動作を行わせ、曲げ加工を行う場合にはCam2の運動曲線の動作を行わせ、深絞り加工を行う場合には、Cam3の運動曲線の動作を行わせることができる。
すなわち、スライダ1208を高速で移動させる動作を行わせることができる一方、カムの運動曲線によっては極めて低速で移動させる動作も可能となるので、各工程において精度の高い加工を行うことができる。
なお、上述の実施形態では、カムが1回転するごとに1回のストロークを行うものとして説明を行ったが、カムが1回転するごとに複数ストロークできる運動曲線とすることとしてもよい。これにより、プレス作業の高速化を図ることができる。
===その他の実施の形態===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
1 プレス装置、2 コイラー、
10 プレス本体、12 材料送り装置、
20 スライドユニット、40 上金型、50 下金型、60 支柱部材、
202 入力軸、204 タイミングプーリー、
206 カム部、208 スライダ、
210 スライドコマ(カム従動部材)、212 バランス円盤、
214 入力フランジ挿通孔、216 上側スライド対偶、
218 調整軸挿通孔、220 下側スライド対偶、
222 軸受け部材、224 駆動モーター、
226 タイミングベルト、228 ダイナミックバランサー、
302 金型位置調整用モーター、304 ハウジング、
306 金型位置調整軸、308 フランジ調整ギヤ、
310 フランジ回転用ギヤ、312 入力フランジ(偏心)、
314 入力軸挿通孔、
1202 第1入力軸、1203 第2入力軸、
1204 タイミングプーリー、
1206 第1カム部、1207 第2カム部、1208 スライダ、
1208a スライダ下部、1208b スライダ上部、1208c スライダ本体、
1210 第1カムフォロワー、1211 第2カムフォロワー、
1216 上側スライド対偶、1220 下側スライド対偶、
1230 第1ギヤ、1232 第2ギヤ、1304 ハウジング、
M 材料

Claims (7)

  1. 材料を加工する上金型と下金型と、前記上金型を保持するスライダ部と、当該スライダ部をスライダ部移動方向に移動させるカム部材と、当該カム部材を回転駆動する入力軸と、を備えるスライドユニットを本体内に複数配置するプレス装置であって、
    複数の前記スライドユニットにおける複数の前記カム部材のうち、少なくとも1つの前記スライドユニットにおけるカム部材の形状が、他の前記スライドユニットにおけるカム部材の形状と異なり、
    前記カム部材を回転させる入力軸の方向は、複数の前記スライドユニットが並ぶ方向に対して直交する方向であり、
    複数の前記スライドユニットのそれぞれにおいて、
    前記入力軸の一方の端部にはタイミングプーリーが設けられ、
    駆動用モーター軸に掛けられたタイミングベルトが複数並ぶ前記スライドユニットにおけるタイミングプーリーに架け渡されることを特徴とするプレス装置。
  2. 請求項1に記載のプレス装置であって、
    前記スライダ部は、
    前記カム部材を円周方向に摺動包囲するカム従動部材と、
    前記カム従動部材を前記スライダ部移動方向から挟み、かつ、前記スライダ部移動方向と交差する交差方向の移動が規制されたスライダと、
    を備え、
    前記カム部材が回転して前記カム従動部材を移動させることにより、前記カム従動部材が前記スライダに対して前記交差方向に摺動するとともに、前記スライダが前記スライダ部移動方向に移動されることを特徴とするプレス装置。
  3. 請求項1に記載のプレス装置であって、
    前記スライダ部は、前記スライダ部移動方向に移動する一方、前記スライダ部移動方向と交差する交差方向の移動が規制され、
    前記カム部材は、前記スライダ部を前記スライダ部移動方向の往路方向に移動させる第1カム部材と、前記スライダ部の位置を前記スライダ部移動方向の復路方向に移動させる第2カム部材と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のプレス装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のプレス装置であって、
    複数並ぶ前記スライドユニットにおいて、隣接するタイミングプーリー間で前記タイミングベルトの異なる面が接するように架け渡されることを特徴とするプレス装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のプレス装置であって、
    前記入力軸の円周方向にアンバランス荷重負荷が設けられ、前記スライダ部が前記スライダ部移動方向において上死点側のとき、前記アンバランス荷重負荷の位置が下死点側となり、前記スライダ部が前記スライダ部移動方向において下死点側のとき、前記アンバランス荷重負荷の位置が上死点側となることを特徴とするプレス装置。
  6. 材料を加工する上金型と下金型と、前記上金型を保持するスライダ部と、当該スライダ部をスライダ部移動方向に移動させるカム部材と、当該カム部材を回転駆動する入力軸と、を備えるスライドユニットを本体内に複数配置するプレス装置であって、
    複数の前記スライドユニットにおける複数の前記カム部材のうち、少なくとも1つの前記スライドユニットにおけるカム部材の形状が、他の前記スライドユニットにおけるカム部材の形状と異なり、
    前記入力軸の一部を保持し、前記入力軸に対して偏心する偏心フランジを備え、
    前記偏心フランジを回転させることにより、前記入力軸の中心位置を移動させ、前記上金型の位置を前記スライダ部移動方向にオフセットさせることを特徴とするプレス装置。
  7. 請求項6に記載のプレス装置であって、
    前記偏心フランジの円周方向に設けられたギヤと、
    前記ギヤに係合し前記偏心フランジを回転移動させるフランジ調整ギヤと、
    を備えることを特徴とするプレス装置。
JP2012175231A 2012-08-07 2012-08-07 プレス装置 Active JP5978057B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012175231A JP5978057B2 (ja) 2012-08-07 2012-08-07 プレス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012175231A JP5978057B2 (ja) 2012-08-07 2012-08-07 プレス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014034038A JP2014034038A (ja) 2014-02-24
JP5978057B2 true JP5978057B2 (ja) 2016-08-24

Family

ID=50283360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012175231A Active JP5978057B2 (ja) 2012-08-07 2012-08-07 プレス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5978057B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7304842B2 (ja) * 2020-09-28 2023-07-07 アイダエンジニアリング株式会社 プレス機械

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5714499A (en) * 1980-06-30 1982-01-25 Komatsu Ltd High speed mechanical press
JPH11221697A (ja) * 1998-02-04 1999-08-17 Amada Co Ltd プレス機械のラム駆動装置
JP2005305529A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Asahi-Seiki Mfg Co Ltd トランスファプレス
JP2010194581A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd プレス装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014034038A (ja) 2014-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Yoon et al. An incremental roll forming process for manufacturing doubly curved sheets from general quadrilateral sheet blanks with enhanced process features
EP3178582B1 (en) Workpiece conveying apparatus for a pressing machine
WO2019230023A1 (ja) 玉軸受の玉配置方法、玉軸受の製造方法及び製造装置、並びに機械及び車両の製造方法
CN107708885B (zh) 用于冲孔装置的多功能工具
JP5978057B2 (ja) プレス装置
CN105612049B (zh) 冲压装置、制造生产线以及冲压装置的制造方法
US6477945B1 (en) Double-action mechanical press
JP2011212701A (ja) クランクプレス
KR101770569B1 (ko) 모터 샤프트 이송장치
CN102049877A (zh) 多过程压床和压力加工法
EP2186590B1 (en) Vibration-suppressing mechanism for gear-shaping machine
CN105774010A (zh) 压力机
EP2505279A1 (en) Device for two sided incremental sheet forming
JP3848112B2 (ja) トランスファプレス機の抜き絞り装置
US11453042B2 (en) Forging roll device
CN206069895U (zh) 一种皮革冲孔机
JPH02281000A (ja) プレス機械
CN109807218A (zh) 一种多工位旋压机
JPS62248527A (ja) 曲げ加工装置
US7171883B2 (en) Punching apparatus and the punching unit thereof
CN209632152U (zh) 一种单槽导电轮定位打孔装置
CN105537973B (zh) 工作台装置
JP2002239631A (ja) 曲げ加工方法およびその装置
KR101757409B1 (ko) 풀리의 전자동 성형장치
CN200949150Y (zh) 针刺机的动程可调整机构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5978057

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250