JP5978057B2 - プレス装置 - Google Patents
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Description
特許文献1には、複数のプレスユニットを有するトランスファープレスが示されている。
材料を加工する上金型と下金型と、前記上金型を保持するスライダ部と、当該スライダ部をスライダ部移動方向に移動させるカム部材と、当該カム部材を回転駆動する入力軸と、を備えるスライドユニットを本体内に複数配置するプレス装置であって、
複数の前記スライドユニットにおける複数の前記カム部材のうち、少なくとも1つの前記スライドユニットにおけるカム部材の形状が、他の前記スライドユニットにおけるカム部材の形状と異なり、
前記カム部材を回転させる入力軸の方向は、複数の前記スライドユニットが並ぶ方向に対して直交する方向であり、
複数の前記スライドユニットのそれぞれにおいて、
前記入力軸の一方の端部にはタイミングプーリーが設けられ、
駆動用モーター軸に掛けられたタイミングベルトが複数並ぶ前記スライドユニットにおけるタイミングプーリーに架け渡されることを特徴とするプレス装置である。
材料を加工する上金型と下金型と、前記上金型を保持するスライダ部と、当該スライダ部をスライダ部移動方向に移動させるカム部材と、当該カム部材を回転駆動する入力軸と、を備えるスライドユニットを本体内に複数配置するプレス装置であって、
複数の前記スライドユニットにおける複数の前記カム部材のうち、少なくとも1つの前記スライドユニットにおけるカム部材の形状が、他の前記スライドユニットにおけるカム部材の形状と異なることを特徴とするプレス装置である。
このようにすることで、スライドユニット毎にカム部材の形状を異ならせることができるので、スライダ部のストロークの長さ及び速度をスライドユニット毎に適したものに調整することができる。これにより、例えば、打ち抜き加工を行うスライドユニットにおいては、打ち抜き加工に適した高速度で上金型を移動させることができる一方、深絞り加工を行うスライドユニットにおいては、深絞り加工に適した速度で上金型の移動を行うことができる。このように、例えば、打ち抜き加工と深絞り加工のように上金型の移動速度等が大きく異なる場合においても、スライダ部のストロークの長さ及び速度をスライドユニット毎に適したものに調整できるので、多工程加工において精度の高い製品を製造することができる。
前記カム部材を円周方向に摺動包囲するカム従動部材と、
前記カム従動部材を前記スライダ部移動方向から挟み、かつ、前記スライダ部移動方向と交差する交差方向の移動が規制されたスライダと、
を備え、
前記カム部材が回転して前記カム従動部材を移動させることにより、前記カム従動部材が前記スライダに対して前記交差方向に摺動するとともに、前記スライダが前記スライダ部移動方向に移動されることが望ましい。
このようにすることで、回転する部材をカム部材として、回転部の支点が少ないスライダ部を提供することができる。回転部には摺動するためのクリアランスを設けなければならないことから、回転部が増加すると、スライダ部の下死点位置精度を高く維持することができない。一方、上記のような構成とすることで、回転部の支点を少なくし、スライダ部の下死点位置精度を高く維持することができる。
前記カム部材は、前記スライダ部を前記スライダ部移動方向の往路方向に移動させる第1カム部材と、前記スライダ部の位置を前記スライダ部移動方向の復路方向に移動させる第2カム部材と、を備えることとしてもよい。
このようにすることで、スライダ部の往路方向の移動と復路方向の移動を独立したカム部材により行うことができるので、スライダ部の移動速度を容易に変えることができ、かつ、スライダ部を極めて低速で移動させる動作も可能となるので、深絞り加工等を行う際に精度の高い加工を行うことができる。
このようにすることで、スライダを入力軸に沿って複数設けることができる。そして、上金型を複数のスライダで移動させるので、上金型を移動させる力を分散させ、精度の高い加工を行うことができる。また、スライドユニット毎に入力軸を有する構成となるので、スライドユニット毎に異なるスライダの上下移動を行わせることができる。
前記入力軸の一方の端部にはタイミングプーリーが設けられ、
駆動用モーター軸に掛けられたタイミングベルトが複数並ぶ前記スライドユニットにおけるタイミングプーリーに架け渡されることが望ましい。
このようにすることで、タイミングプーリーに架け渡されたタイミングベルトにより、各スライドユニットのスライダの移動を適切に同期させることができる。
このようにすることで、隣接するスライドユニットのカムの回転方向を互いに異なる方向とすることができる。そして、カムの回転する円周方向について互いの慣性力を打ち消し合う動きとすることができる。また、バランサーを設けた場合にも、隣接するスライドユニット間でバランサーの進行方向を互いに異なる方向とすることができるので、互いの慣性力を打ち消し合う動きとすることができる。
このようにすることで、スライダ部が上死点であって上方向への慣性力が高いときにおいて、アンバランス荷重負荷を下方向に位置させることができるので、互いの慣性力を打ち消し合うことができる。また、スライダ部が下死点であって下方向への慣性力が高いときにおいて、アンバランス荷重負荷を上方向に位置させることができるので、互いの慣性力を打ち消し合うことができる。
前記偏心フランジを回転させることにより、前記入力軸の中心位置を移動させ、前記上金型の位置を前記スライダ部移動方向にオフセットさせることが望ましい。
このようにすることで、スライドユニット毎に入力軸の高さをオフセットさせることができるので、スライドユニット毎に上金型の下死点位置の微調整をすることができる。そして、スライドユニット毎に下死点位置を最適化することができる。
前記ギヤに係合し前記偏心フランジを回転移動させるフランジ調整ギヤと、
を備えることが望ましい。
このようにすることで、フランジ調整ギヤをモーター等で回転させることにより、偏心フランジを回転させて入力軸の高さをオフセットさせることができる。
以下、第1実施形態に係るプレス装置1について説明する。実施形態の説明において、複数の図を参照するが、図には視認方向を示すXYZ軸が示されていることがある。これらの図において、X軸方向は後述する材料Mの搬送方向であり、Y軸はプレス装置1の幅方向であり、Z軸はプレス装置1の上下方向である。
図1は、本実施形態におけるプレスシステムの概略側面図である。本実施形態におけるプレスシステムは、プレス装置1とコイラー2を備える。コイラー2は、コイル状に巻かれた材料Mをプレス装置1に供給する装置である。コイラー2は、プレス装置1において材料Mが送られる速度に合わせて材料Mを供給する。
以下、第2実施形態に係るプレス装置1について説明する。
図13は、第2実施形態におけるプレス装置のA−A断面図である。図14は、第2実施形態におけるスライドユニットの説明図である。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
10 プレス本体、12 材料送り装置、
20 スライドユニット、40 上金型、50 下金型、60 支柱部材、
202 入力軸、204 タイミングプーリー、
206 カム部、208 スライダ、
210 スライドコマ(カム従動部材)、212 バランス円盤、
214 入力フランジ挿通孔、216 上側スライド対偶、
218 調整軸挿通孔、220 下側スライド対偶、
222 軸受け部材、224 駆動モーター、
226 タイミングベルト、228 ダイナミックバランサー、
302 金型位置調整用モーター、304 ハウジング、
306 金型位置調整軸、308 フランジ調整ギヤ、
310 フランジ回転用ギヤ、312 入力フランジ(偏心)、
314 入力軸挿通孔、
1202 第1入力軸、1203 第2入力軸、
1204 タイミングプーリー、
1206 第1カム部、1207 第2カム部、1208 スライダ、
1208a スライダ下部、1208b スライダ上部、1208c スライダ本体、
1210 第1カムフォロワー、1211 第2カムフォロワー、
1216 上側スライド対偶、1220 下側スライド対偶、
1230 第1ギヤ、1232 第2ギヤ、1304 ハウジング、
M 材料
Claims (7)
- 材料を加工する上金型と下金型と、前記上金型を保持するスライダ部と、当該スライダ部をスライダ部移動方向に移動させるカム部材と、当該カム部材を回転駆動する入力軸と、を備えるスライドユニットを本体内に複数配置するプレス装置であって、
複数の前記スライドユニットにおける複数の前記カム部材のうち、少なくとも1つの前記スライドユニットにおけるカム部材の形状が、他の前記スライドユニットにおけるカム部材の形状と異なり、
前記カム部材を回転させる入力軸の方向は、複数の前記スライドユニットが並ぶ方向に対して直交する方向であり、
複数の前記スライドユニットのそれぞれにおいて、
前記入力軸の一方の端部にはタイミングプーリーが設けられ、
駆動用モーター軸に掛けられたタイミングベルトが複数並ぶ前記スライドユニットにおけるタイミングプーリーに架け渡されることを特徴とするプレス装置。 - 請求項1に記載のプレス装置であって、
前記スライダ部は、
前記カム部材を円周方向に摺動包囲するカム従動部材と、
前記カム従動部材を前記スライダ部移動方向から挟み、かつ、前記スライダ部移動方向と交差する交差方向の移動が規制されたスライダと、
を備え、
前記カム部材が回転して前記カム従動部材を移動させることにより、前記カム従動部材が前記スライダに対して前記交差方向に摺動するとともに、前記スライダが前記スライダ部移動方向に移動されることを特徴とするプレス装置。 - 請求項1に記載のプレス装置であって、
前記スライダ部は、前記スライダ部移動方向に移動する一方、前記スライダ部移動方向と交差する交差方向の移動が規制され、
前記カム部材は、前記スライダ部を前記スライダ部移動方向の往路方向に移動させる第1カム部材と、前記スライダ部の位置を前記スライダ部移動方向の復路方向に移動させる第2カム部材と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のプレス装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のプレス装置であって、
複数並ぶ前記スライドユニットにおいて、隣接するタイミングプーリー間で前記タイミングベルトの異なる面が接するように架け渡されることを特徴とするプレス装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のプレス装置であって、
前記入力軸の円周方向にアンバランス荷重負荷が設けられ、前記スライダ部が前記スライダ部移動方向において上死点側のとき、前記アンバランス荷重負荷の位置が下死点側となり、前記スライダ部が前記スライダ部移動方向において下死点側のとき、前記アンバランス荷重負荷の位置が上死点側となることを特徴とするプレス装置。 - 材料を加工する上金型と下金型と、前記上金型を保持するスライダ部と、当該スライダ部をスライダ部移動方向に移動させるカム部材と、当該カム部材を回転駆動する入力軸と、を備えるスライドユニットを本体内に複数配置するプレス装置であって、
複数の前記スライドユニットにおける複数の前記カム部材のうち、少なくとも1つの前記スライドユニットにおけるカム部材の形状が、他の前記スライドユニットにおけるカム部材の形状と異なり、
前記入力軸の一部を保持し、前記入力軸に対して偏心する偏心フランジを備え、
前記偏心フランジを回転させることにより、前記入力軸の中心位置を移動させ、前記上金型の位置を前記スライダ部移動方向にオフセットさせることを特徴とするプレス装置。 - 請求項6に記載のプレス装置であって、
前記偏心フランジの円周方向に設けられたギヤと、
前記ギヤに係合し前記偏心フランジを回転移動させるフランジ調整ギヤと、
を備えることを特徴とするプレス装置。
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JP2012175231A JP5978057B2 (ja) | 2012-08-07 | 2012-08-07 | プレス装置 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2012175231A Active JP5978057B2 (ja) | 2012-08-07 | 2012-08-07 | プレス装置 |
Country Status (1)
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