JP5977439B2 - 簡易化したルマ(luma)に基づくクロマイントラ予測の方法および装置 - Google Patents

簡易化したルマ(luma)に基づくクロマイントラ予測の方法および装置 Download PDF

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Description

本出願は、2012年4月16日に出願されたPCT特許出願番号第PCT/CN2012/074118号「Improvements of Luma−based Chroma Intra Prediction」からの優先権を主張するものであり、これらの全ては引用によって本願に援用される。
本発明は、動画像符号化に関し、特に、再構成されたルマおよびクロマ画素に基づく簡易化したクロマイントラ予測に関連する符号化技術に関するものである。
動き補償フレーム間符号化は、各種の符号化規格、例えばMPEG−1/2/4およびH.261/H.263/H.264/AVCに広く適用されている。動き補償フレーム間符号化は、圧縮動画像用にビットレートを効果的に減少できるが、イントラ符号化は、大きな動き又はシーンチェンジの領域を圧縮する必要がある。また、イントラ符号化は、初期画像を処理するために用いられ、または、ランダムアクセス或いは誤差伝搬の緩和用にI画像またはIブロックを周期的に挿入するためにも用いられる。イントラ予測は、画像内の、または画像領域内の空間相関を利用する。実際には、画像または画像領域は、ブロックに分割され、イントラ予測は、ブロック単位で行われる。現在のブロックのイントラ予測は、処理されている隣接ブロックの画素に頼ることができる。例えば、画像または画像領域のブロックが1行毎に、まず左から右に、次いで上から下に処理された場合、現在のブロックの上部の隣接ブロックと左側の隣接ブロックが用いられ、現在のブロックの画素にイントラ測定を形成する。処理された隣接ブロックの任意の画素は、現在のブロックの画素のイントラ予測に用いられることができるが、しばしば上部および左側の現在のブロックの境界に隣接する隣接ブロックの画素だけが用いられる。
イントラ予測は、通常、滑らかな領域(DCモード)、垂直線またはエッジ、水平線またはエッジ、および、対角線またはエッジなどの画像の空間的特徴を利用するように設計されている。また、相関性はしばしば輝度(ルマ:luma)要素および彩度(クロマ:chroma)要素との間に存在する。よって、再構成されたルマ画素は、イントラクロマ予測を導出するように用いられることができる。高効率動画像符号化(High Efficiency Video Coding; HEVC)の最近の発展では、共同設置された再構成のルマブロックに基づくクロマイントラ予測法が開示されている。クロマイントラ予測のタイプは、LM予測またはLMモードと呼ばれる。主な概念は、再構成されたルマ画素を用いて対応するクロマ画素の予測値を生成することである。図1Aと図1Bは、予測手順を示している。まず、図1Aの共同設置されたルマブロックの隣接の再構成された画素と図1Bのクロマブロックの隣接の再構成された画素は、ブロック間の相関パラメータを導出するように用いられる。次いで、ルマブロックの再構成された画素とパラメータを用いて、クロマブロックの予測された画素が生成される。パラメータの導出では、現在のルマブロックの第1の上部の再構成された画素行と第2の左側の再構成された画素列が用いられる。ルマブロックの特定の行と列は、クロマ要素の4:2:0サンプリングフォーマットとマッチさせるために用いられる。次の説明は、4:2:0サンプリングフォーマットに基づく。他のサンプリングフォーマット用のLMモードのクロマイントラ予測は、同様に導出されることができる。
テストモデルバージョン5.0(HM−5.0)では、LMモードは、共同設置された予測ユニット(PU:prediction unit)の再構成されたルマサンプルを用いた線形モデルに基づく予測クロマサンプルに用いられる。線形モデルのパラメータは、傾き(a>>k)とy軸切片(b)からなる。「>>」は、右シフトの動作に対応する。パラメータは、最小平均二乗法則に従って隣接のルマとクロマサンプルに基づいて導出される。予測サンプル、LMモードで符号化されたクロマサンプルのpredSamples[x,y]は、以下のように導出される。ただし、x,y = 0…nS−1 と nSは、ブロックサイズに対応する。
まず、変数k3とサンプルアレイpY’は、下記式(1)として導出される。
式(1)のBitDepthは、内部のクロマビット深度(即ち、動画像符号化プロセスの期間に処理されるクロマ信号のビット深度)を示す。

x = 0…nS−1, PLM[x,y]は、隣接の再構成されたルマサンプルを示し、recSamplesL[x,y]は、共同設置されたルマブロックの現在の再構成されたルマサンプルを示している。サンプルアレイPy’は、再構成されたルマサンプルから導出される。従ってPy’は、本発明では導出された共同設置されたルマサンプルとしても呼ばれる。式(2)〜(4)では、Py’[x,y]は、クロマサンプルと共同設置された位置でのみ評価される。
HM−5.0では、隣接の再構成されたルマサンプルおよび隣接の再構成されたクロマサンプルの特徴は、LMモードのクロマイントラ予測用に線形モデルのパラメータa、k、およびbを決定するために用いられる。現在のルマブロックの導出された共同設置されたルマ画素は、現在のクロマブロックのクロマ画素と共同設置された画素位置で、現在のルマブロックの現在の再構成されたルマ画素から導出されることができる。
クロマイントラ予測を導出され共同設置された(co−located)ルマ画素に関連付けている線形モデルを例示するために、L、C、LL、LC、およびk2を含むセットの変数が定義される。変数L、C、LL、LC、およびk2は、以下の式で導出される。

式(5)〜(8)に示されるように、Lは、現在のブロックの隣接の領域の再構成されたルマサンプルの和に対応し、Cは、現在のブロックの隣接の領域の再構成されたクロマサンプルの和に対応し、LLは、現在のブロックの隣接の領域の再構成されたルマサンプルの平方和に対応し、LCは、現在のブロックの隣接の領域の再構成されたルマサンプルと再構成されたクロマサンプルの積和(sum of cross−product)に対応する。また、L、C、LL、LCは、k3ビットによって右シフトされ、クロマ信号が動画像符号化プロセス(即ち、bitDepthC)とブロックサイズ(即ち、nS)の期間に処理される内部のクロマビット深度を考慮に入れる。
線形のモデルパラメータa、b、およびkは、以下の式で導出される。
上記式のlmDivは、全てのa2s値用に定められる。
式(10)に定義されたパラメータa1は、現在のルマブロックの隣接の再構成されたルマ画素(the neighboring reconstructed luma pixels)と現在のクロマブロックの隣接の再構成されたクロマ画素と関連した共分散値(covariance-like value)に対応する。確率変数XとYと関連する共分散σ(X,Y)は、 σ(X,Y) =E[XY]−E[X]E[Y]として定義され、その中のE[.]は、下方の確率変数の期待値である。均一分散の確率変数では、期待値は、平均値に等しい。式(5)〜(8)に示される変数L、C、LL、LCは、k3ビットによって右シフトされる。k3は、ブロックサイズ(即ち、nS)に関連する。言い換えれば、現在のルマブロックの隣接の再構成されたルマ画素が第1の均一に分散された確率変数(即ち、X)としてみなされ、現在のクロマブロックの隣接の再構成されたクロマ画素が第2の均一に分散された確率変数(即ち、X)としてみなされた場合、a1は、均一に分散された確率変数XとYに用いる共分散と同様の形式を有する。式(10)では、LCのスケーリングに適合させるためにk3ビットによって右シフトされる。従って、式(10)で定義されたalは、現在のルマブロックの隣接の再構成されたルマ画素と現在のクロマブロックの隣接の再構成されたクロマ画素と関連した共分散形式を有する。共分散値は所望の範囲にスケーリングされる。スケーリングは共分散値を左またはシフトすることによって、実行できる。例えば、HM−5.0で用いられる共分散値のスケーリングは、式(13)で示される。
同様に、式(11)に定義されたパラメータa2は、現在のルマブロックの隣接の再構成されたルマ画素と関連した分散値(variance-like value)に対応する。分散値は所望の範囲にスケーリングされる。スケーリングは分散値を左またはシフトすることによって、実行できる。例えば、HM−5.0で用いられる分散値のスケーリングは、式(14)で示される。除算係数(division factor)、lmDivは、a2sによって第1のデータ範囲を割り、切り捨て又は切り上げることによって、決定される。HM−5.0では、第1のデータ範囲は、2^15 (即ち、215)に対応する。従って、lmDiv =(2^15+a2s/2)/a2sである。次いで、中間パラメータa3は、a1slmDivに応じて決定され、積a1slmDivは、2k1で割られ、切り上げ又は切り捨てられる。その結果は、a2s≧1の場合、215と215−1との間にクリップされる。a2sが1より少ない場合、a3は、0にセットされる。HM−5.0では、a3の導出が式(15)に示され、2k1による、切り捨て又は切り上げの除算は、右シフトで実行される。式(15)の右シフトは、式(13)と式(15)のa1とa2に用いられるシフト動作を逆にするように実行される。
次いで、線形モデルのパラメータaとkは、式(16)と(17)に示されるように、a3に基づいてそれぞれ決定される。y軸切片、bは、式(18)に基づいて決定される。最後に、予測サンプルpredSamples[x,y]の値は、下記式(19)で表される。


上述のように、予測サンプル、predSamples[x,y]の導出は、非常に計算集約的である。多数の計算を伴うだけでなく、表を保存するバッファも必要である。また、いくつかの動作は、より高い精度を必要とする可能性がある。例えば、式(15)では、alsは、15ビットの符号付き整数であるため、a1slmDivは15ビット乗算器を必要とする。この大型の乗算器は、より高い計算複雑性を発生させる。よって、予測サンプルの導出を簡易化させることが望ましい。
再構成されたルマおよびクロマ画素に基づく簡易化したクロマイントラ予測の方法および装置を提供する。
再構成されたルマおよびクロマ画素に基づくクロマイントラ予測の方法および装置が開示される。現在のクロマブロックのクロマ画素のクロマイントラ予測は、スケーリング係数によってスケーリングされ、現在のルマブロックの導出し共同設置された現在のルマ画素の線形モデルに基づいている。スケーリング係数は、現在のルマブロックの隣接の再構成されたルマ画素と現在のクロマブロックの隣接の再構成されたクロマ画素と関連した、除算係数とスケーリングされた共分散値の積項を含む。除算係数は、現在のルマブロックの隣接の再構成されたルマ画素と関連したスケーリングされた分散値によって、切り捨て又は切り上げで除算された第1のデータ範囲に関連する。本発明の実施形態を組み込んだシステムでは、スケーリングされた分散値、第1のデータ範囲、またはスケーリングされた分散値と第1のデータ範囲の両方は、クロマ信号が動画像符号化プロセスの期間に処理される内部のビット深度によって決まる。
本実施形態では、スケーリングされた分散値、alsは、a1s=a1>>Max(0,Log2(abs(a1))−(BitDepthC−2))に応じて導出される。alは、分散値を示し、BitDepthCは、クロマ信号が動画像コーデックで処理される内部のビット深度を示している。本発明の他の実施形態では、第1のデータ範囲は、2^(BitDepthC+n)に対応し、nは、−2〜+4の整数である。除算係数は、テーブル入力としてスケーリングされた分散値を有するルックアップテーブルを用いて導出される。また、除算係数は、符号化プロセスの期間にスケーリングされた分散値によって、四捨五入で割られることによって計算される。
HM−5.0に応じたクロマイントラ予測用の隣接の再構成されたルマサンプルおよび現在の再構成されたルマサンプルに基づいて導出された導出のルマサンプルの例を示している。 現在のクロマサンプルのクロマイントラ予測に用いられる隣接の再構成されたクロマサンプルの例を示している。 本発明の実施形態を組み込んだクロマイントラ予測のフローチャートの例を示している。
上述のように、現存のLMモードの導出は、非常に複雑である。いくつかの動作は、より高い演算精度、例えばa1slmDiv動作などを必要とする。従って、本実施形態において、クロマ信号が動画像符号化プロセスの期間に処理されつつ、a1slmDiv動作の複雑性は、als導出で、内部のビット深度を組み込むことにより、減少される。例えば、本発明の実施形態を組み込んだals用のシフト動作は、下記式(20)で表される。
式(20)において、式(13)の定数値(即ち、14)は、(BitDepthC-2)によって置き換えられる。従って、alsのビット数は、クロマ信号のビット深度(即ち、BitDepthC)マイナス1とプラス1の符号ビットに制限される。また、lmDivは、(2^15+a2s/2)/a2sから (2^(BitDepthC-1)+a2s/2)/a2sに変えられる。そのため、a2sが1と等しい時、lmDivは(2^BitDepthC)より小さくなる。上述のように、a2sからのlmDivの導出、即ち、lmDiv=(2^(BitDepthC-1)+a2s/2)/a2sは、ルックアップテーブルで実現できる。表2は、BitDepthC = 8に対するlmDivの値を示している。表3は、BitDepthC = 10に対するlmDivの値を示している。


上述の式(20)に示された新しいalsとlmDiv(即ち、(2^(BitDepthC-1)+a2s/2)/a2s)とともに、変更を必要とする他の変数は、以下の通りである。
他の実施形態では、lmDivは、(2^(BitDepthC-2)+a2s/2)/a2sにセットされる。そのため、a2sが1と等しい時、lmDivは、(2^BitDepthC−1)より小さくなる。表4は、BitDepthC = 8でのlmDivの値を示している。表5は、BitDepthC = 10でのlmDivの値を示している。

上述のlmDiv(即ち、(2^(BitDepthC-2)+a2s/2)/a2s)では、変数kは、以下のように定義される:
他の実施形態では、lmDivは、(2^(BitDepthC+2)+a2s/2)/a2sにセットされる。この場合、a2s>= 7では、lmDivは、2^BitDepthCより小さくなる。従って、表6は、BitDepthC = 8でのlmDivの値を示している。表7は、BitDepthC = 10でのlmDivの値を示している。表6と表7では、a2sが1から6のどの値にもなることができないため、a2s<7に対応するエントリがない。

上述のlmDiv(即ち、(2^(BitDepthC+2)+a2s/2)/a2s)では、変数a3およびkは、以下のように定義される:
他の実施形態では、lmDivは、(2^(BitDepthC+1)+a2s/2)/a2sに変えられ、a2s>=7ではlmDiv < 2^(BitDepthC−1)が保証される。表8は、BitDepthC = 8でのlmDivの値を示している。表9は、BitDepthC = 10でのlmDivの値を示している。表8と9では、a2sが1から6のどの値にもなることができないため、a2s<7に対応するエントリがない。

上述のlmDiv(即ち、(2^(BitDepthC+1)+a2s/2)/a2s)では、変数a3およびkは、以下のように定義される:
他の実施形態では、lmDivは、(2^(BitDepthC+4)+a2s/2)/a2sにセットされ、式(15)のa3は、a2s<32ではゼロにセットされる。この場合、a2s>=32ではlmDiv < 2^(BitDepthC)である。表10は、BitDepthC = 8でのlmDivの値を示している。表11は、BitDepthC = 10でのlmDivの値を示している。この場合、lmDivは、0にセットされるため、a2s<32に対応するテーブルエントリが必要ない。

上述のlmDiv(即ち、(2^(BitDepthC+4)+a2s/2)/a2s)およびa3では、変更を必要とする他の変数は、以下の通りである。
他の実施形態では、lmDivは、(2^(BitDepthC+3)+a2s/2)/a2sにセットされ、式(15)のa3は、a2s<32ではゼロにセットされる。この場合、lmDivは、a2s>= 32では2^(BitDepthC−1)より小さくなる。表12は、BitDepthC = 8でのlmDivの値を示している。表13は、BitDepthC = 10でのlmDivの値を示している。この場合、lmDivは、0にセットされるため、a2s<32に対応するテーブルエントリが必要ない。

上述のlmDiv(即ち、(2^(BitDepthC+4)+a2s/2)/a2s)およびa3では、変更を必要とする他の変数は、以下の通りである。
上述のLMモードのクロマイントラ予測方法は、ビデオエンコーダおよびビデオデコーダに用いることができる。図2は、本実施形態を組み込んだエンコーダまたはデコーダの例示的なフローチャートを示している。ステップ210に示されるように、現在のルマブロックの隣接の再構成されたルマ画素と現在の再構成されたルマ画素は、媒体またはプロセッサから受信される。再構成されたルマ画素は、バッファ(RAMまたはDRAM)のコンピュータメモリなどの媒体から取り出される。再構成されたルマ画素は、中央処理装置などのプロセッサ、または残差信号からのルマ画素を再構成するデジタル信号プロセッサから受信されることも可能である。ビデオエンコーダでは、残差信号は、エンコーダによって生成される。ビデオデコーダでは、残差信号は、受けたビットストリームから得ることができる。ステップ220で示されるように、現在のクロマブロックの隣接の再構成されたクロマ画素は、媒体またはプロセッサから受信され、現在のクロマブロックは、現在のルマブロックと共同設置される。再構成されたルマサンプルとクロマサンプルは、同じ媒体(例えば同じDRAM装置)または個別の媒体(例えば個別のDRAM装置)から得ることができる。再構成されたルマサンプルとクロマサンプルは、同じプロセッサまたは異なるプロセッサ(例えばルマサンプル用のプロセッサおよびクロマサンプル用のもう1つのプロセッサ)から得ることができる。次いで、ステップ230に示されるように、現在のクロマブロックのクロマ画素のクロマイントラ予測は、スケーリング係数によってスケーリングされた現在のルマブロックの導出され共同設置された現在のルマ画素に基づき、導出される。スケーリング係数は、除算係数とスケーリングされた共分散値との積項を含む。除算係数とスケーリングされた共分散値は、現在のルマブロックの隣接の再構成されたルマ画素と現在のクロマブロックの隣接の再構成されたクロマ画素に関連する。除算係数は、スケーリングされた分散値により、切り上げ又は切り捨てで割られた第1のデータ範囲に関連する。スケーリングされた分散値は、現在のルマブロックの隣接の再構成されたルマ画素と関連する。本実施形態に従って、スケーリングされた分散値及び第1のデータ範囲の少なくともいずれか一方は、クロマ信号が動画像符号化プロセスの期間に処理される内部のビット深度によって決まる。次いでクロマイントラ予測は、ステップ240に示されるように、現在のクロマブロックのクロマ画素の符号化または復号化用に提供される。
上述のフローチャートは、本発明の実施形態を組み込んだビデオエンコーダおよびデコーダ用のルマベースのクロマイントラ予測方法の例を示すものである。当業者は、本発明の思想から逸脱せずに、各ステップの修正、ステップの並べ替え、ステップの分割、及び上述の実施形態の種々の特徴の組み合わせを行ってもよい。
上述の説明は、特定のアプリケーションおよびその要求を満たしつつ、当業者が本発明を実行できるように示している。本願発明に関する種々の変更は、当業者には明らかであり、ここに定義される一般原理は、他の実施形態に用いてもよい。従って、本発明は、ここで述べられた実施形態を限定することを意図するものではない。
上述の本実施形態は、各種のハードウェア、ソフトウェアコード、またはその組み合わせで実施できる。例えば、本実施形態は、ここで述べられる処理を実行するビデオ圧縮チップ内に統合された回路、またはビデオ圧縮ソフトウェア内に統合されたプログラムコードでもよい。本実施形態は、ここで述べられる処理を実行するデジタル信号プロセッサ(DSP)で実行でき、プログラムコードでもよい。本発明は、コンピュータプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、マイクロプロセッサ、またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)によって実行される複数の機能を含むこともできる。これらのプロセッサは、本発明で具現化される特定の方法を定義する機械読み取り可能なソフトウェアコードまたはファームウェアコードを実行することによって、本発明に応じた特定のタスクを実行するように構成される。ソフトウェアコードまたはファームウェアコードは、異なるプログラミング言語および異なるフォーマットまたは形式で開発されることができる。ソフトウェコードは、異なるターゲットプラットフォームにコンパイルされることもできる。しかしながら、ソフトウェアコードの異なるコードフォーマット、形式と、言語、および本発明に基づくタスクを実行する設定コードの他の手段は、本発明の思想を逸脱しない。
本発明は、その精神と基本的な特徴から逸脱することなく他の特定のフォームに統合されもよい。上述の実施形態は、本明細書中に記述される発明を限定するものでない。

Claims (21)

  1. 再構成されたルマ画素とクロマ画素に基づくクロマイントラ予測の方法であって、
    媒体またはプロセッサから現在のルマブロックの隣接の再構成されたルマ画素と現在の再構成されたルマ画素を受けるステップ、
    前記媒体または前記プロセッサから、現在のクロマブロックの隣接の再構成されたクロマ画素を受けるステップ、
    スケーリング係数によってスケーリングされ、前記現在のルマブロックの導出され共同設置された現在のルマ画素に基づき、前記現在のクロマブロックのクロマ画素のクロマイントラ予測を導出するステップと、
    前記現在のクロマブロックの前記クロマ画素の符号化または復号化用の前記クロマイントラ予測を提供するステップを含み、
    前記現在のクロマブロックは前記現在のルマブロックと共同設置されており、
    前記スケーリング係数は、前記現在のルマブロックの前記隣接の再構成されたルマ画素と前記現在のクロマブロックの前記隣接の再構成されたクロマ画素と関連した、除算係数とスケーリングされた共分散値の積項を含み、
    前記除算係数は、前記現在のルマブロックの前記隣接の再構成されたルマ画素と関連したスケーリングされた分散値によって、切り上げ又は切り捨てで割られた第1のデータ範囲に関連し、
    前記スケーリングされた共分散値および前記第1のデータ範囲の少なくともいずれか一方は、クロマ信号が動画像符号化プロセスの期間に処理される内部のビット深度によって決まる
    方法。
  2. 前記隣接の再構成されたルマ画素は、前記現在のルマブロックの上部の境界上にある再構成されたクロマ画素の第1のグループと、前記現在のルマブロックの左側の境界上にある再構成されたクロマ画素の第2のグループを含む
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記現在のルマブロックの前記導出され共同設置されたルマ画素は、前記現在のクロマブロックの前記クロマ画素と共同設置された画素位置で、前記現在のルマブロックの前記現在の再構成されたルマ画素から導出される
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記スケーリングされた共分散値は、前記現在のルマブロックの隣接の再構成されたルマ画素と前記現在のクロマブロックの隣接の再構成されたクロマ画素と関連した共分散値に基づいて導出され、かつ、前記共分散値に関連した第1のビット数によって右シフトした前記共分散値と、クロマ信号が動画像符号化プロセスの期間に処理された前記内部のビット深度に対応する
    請求項1に記載の方法。
  5. 下記式(32)を満たす請求項4記載の方法。
    ただし、
    alsは、前記スケーリングされた共分散値を示し、
    alは、前記共分散値を示し、且つ、BitDepthCは、クロマ信号が動画像符号化プロセス期間に処理される内部のビット深度を示す。
  6. 前記第1のデータ範囲は、2^(BitDepthC−2)または2^(BitDepthC−1)に対応する
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記スケーリングされた分散値は、前記現在のルマブロックの隣接の再構成されたルマ画素と関連した分散値に基づいて導出され、かつ、前記分散値に関連した第2のビット数によって右シフトした前記分散値に対応する
    請求項1に記載の方法。
  8. 下記式(33)を満たすことを特徴とする請求項7に記載の方法。
    ただし、a2sは、前記スケーリングされた分散値を示し、
    a2は、前記分散値を示す。
  9. 前記除算係数は、(2^(BitDepthC-2)+a2s/2)/a2s、(2^(BitDepthC-1)+a2s/2)/a2s、(2^(BitDepthC+1)+a2s/2)/a2s、(2^(BitDepthC+2)+a2s/2)/a2s、(2^(BitDepthC+3)+a2s/2)/a2s、または(2^(BitDepthC+4)+a2s/2)/a2s
    に対応する請求項8に記載の方法。
  10. 前記スケーリング係数によってスケーリングされた前記現在のルマブロックの前記導出された共同設置された現在のルマ画素は、
    前記現在のクロマブロックのクロマ画素に用いる前記導出のクロマイントラ予測の期間の積項に関連したシフト係数によって右シフトされ、
    前記シフト係数は、
    各々の除算係数に用いる
    (BitDepthC−2−Max(0,Log2(abs(a3))−6))、(BitDepthC−1−Max(0,Log2(abs(a3))−6))、(BitDepthC+1−Max(0,Log2(abs(a3))−6))、(BitDepthC+2−Max(0,Log2(abs(a3))−6))、(BitDepthC+3−Max(0,Log2(abs(a3))−6))、または(BitDepthC+4−Max(0,Log2(abs(a3))−6))
    に対応し、
    前記スケーリングされた分散値が1と等しい、または1より大きい場合、a3は、切り捨て又は切り上げで右シフトされ、且つ(−215、215−1)にクリップされた積項に対応する処理結果を示し、
    前記スケーリングされた分散値が1より小さい場合、a3は0である
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記除算係数は、ルックアップテーブルによって実行され、
    前記ルックアップテーブルは、テーブル入力としてスケーリングされた分散値を有するクロマ信号の選択された内部のビット深度のためのテーブルである
    請求項9に記載の方法。
  12. 前記ルックアップテーブルは、前記除算係数が(2^(BitDepth+1)+a2s/2)/a2s、または(2^(BitDepth+2)+a2s/2)/a2sのいずれかに対応する場合には、1〜6のスケーリングされた分散値に用いるテーブルエントリを除外し、前記除算係数が(2^(BitDepth+3)+a2s/2)/a2s、または(2^(BitDepth+4)+a2s/2)/a2sのいずれかに対応する場合には、1〜31のスケーリングされた分散値に用いるテーブルエントリを除外する
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記スケーリング係数によってスケーリングされた前記現在のルマブロックの前記導出された共同設置された現在のルマ画素は、
    前記現在のクロマブロックのクロマ画素に用いる前記導出のクロマイントラ予測の期間の積項に関連したシフト係数によって右シフトされ、
    前記シフト係数は、
    各々の除算係数に用いる
    (BitDepthC−2−Max(0,Log2(abs(a3))−6))、(BitDepthC−1−Max(0,Log2(abs(a3))−6))、(BitDepthC+1−Max(0,Log2(abs(a3))−6))、(BitDepthC+2−Max(0,Log2(abs(a3))−6))、(BitDepthC+3−Max(0,Log2(abs(a3))−6))、または(BitDepthC+4−Max(0,Log2(abs(a3))−6))
    に対応し、
    a2sが7と等しい、または7より大きい場合、a3は、切り捨て又は切り上げで右シフトされ、且つ(−2 15 、2 15 −1)にクリップされた積項に対応する処理結果を示し、前記除算係数が(2^(BitDepth+1)+a2s/2)/a2s、または(2^(BitDepth+2)+a2s/2)/a2sのいずれかに対応する場合で、a2sが7より小さい時には、a3は0にセットされ、
    a2sが32と等しい、または32より大きい場合、a3は、切り捨て又は切り上げで右シフトされ、且つ(−2 15 、2 15 −1)にクリップされた積項に対応する処理結果を示し、前記除算係数が(2^(BitDepth+3)+a2s/2)/a2s、または(2^(BitDepth+4)+a2s/2)/a2sのいずれかに対応する場合で、a2sが32より小さい時には、a3は0にセットされる請求項12に記載の方法。
  14. 前記除算係数が(2^(BitDepth+1)+a2s/2)/a2s、または(2^(BitDepth+2)+a2s/2)/a2sのいずれかに対応する場合で、a2sが7より小さい、またはa2sが7より小さく0より大きい時には、
    前記除算係数は、7に等しいa2sと対応する、第1の値にセットされ、
    前記除算係数が(2^(BitDepth+3)+a2s/2)/a2s、または(2^(BitDepth+4)+a2s/2)/a2sのいずれかに対応する場合で、a2sが32より小さい、または、a2sが32より小さく0より大きい時には、前記除算係数は、32に等しいa2sと対応する第2の値にセットされる
    請求項12に記載の方法。
  15. 再構成されたルマ画素およびクロマ画素に基づくクロマイントラ予測の装置であって、 媒体またはプロセッサから現在のルマブロックの隣接の再構成されたルマ画素と現在の再構成されたルマ画素を受ける手段、
    前記媒体または前記プロセッサから、現在のクロマブロックの隣接の再構成されたクロマ画素を受ける手段、
    スケーリング係数によってスケーリングされ、前記現在のルマブロックの導出され共同設置された現在のルマ画素に基づき、前記現在のクロマブロックのクロマ画素のクロマイントラ予測を導出する手段、
    前記現在のクロマブロックの前記クロマ画素の符号化または復号化用の前記クロマイントラ予測を提供する手段を備え、
    前記現在のクロマブロックは、前記現在のルマブロックと共同設置されており、
    前記スケーリング係数は、前記現在のルマブロックの前記隣接の再構成されたルマ画素と前記現在のクロマブロックの前記隣接の再構成されたクロマ画素と関連した、除算係数とスケーリングされた共分散値の積項を含み、
    前記除算係数は、前記現在のルマブロックの前記隣接の再構成されたルマ画素と関連したスケーリングされた分散値によって、切り上げ又は切り捨てで割られた第1のデータ範囲に関連し、
    前記スケーリングされた共分散値および前記第1のデータ範囲の少なくともいずれか一方は、クロマ信号のビット深度によって決まる
    装置。
  16. 前記隣接の再構成されたルマ画素は、
    前記現在のルマブロックの上部の境界上にある再構成されたクロマ画素の第1のグループと、前記現在のルマブロックの左側の境界上にある再構成されたクロマ画素の第2のグループを含む
    請求項15に記載の装置。
  17. 前記現在のルマブロックの前記導出され共同設置されたルマ画素は、前記現在のクロマブロックの前記クロマ画素と共同設置された画素位置で、前記現在のルマブロックの前記現在の再構成されたルマ画素から導出される
    請求項15に記載の装置。
  18. 前記スケーリングされた共分散値は、
    前記現在のルマブロックの隣接の再構成されたルマ画素と前記現在のクロマブロックの隣接の再構成されたクロマ画素と関連した共分散値に基づいて導出され、
    かつ、前記共分散値に関連した第1のビット数によって右シフトした前記共分散値と、クロマ信号が動画像符号化プロセスの期間に処理された内部の前記ビット深度に対応する
    請求項15に記載の装置。
  19. 下記式(34)を満たす請求項18記載の装置
    ただし、alsは、前記スケーリングされた共分散値を示し、alは、前記分散値を示し、BitDepthCは、クロマ信号が動画像符号化プロセス期間に処理される内部のビット深度を示す。
  20. 前記第1のデータ範囲は、2^(BitDepthC−2)または2^(BitDepthC−1)に対応する請求項19に記載の装置。
  21. 前記スケーリングされた分散値は、前記現在のルマブロックの隣接の再構成されたルマ画素と関連した分散値に基づいて導出され、かつ、
    前記分散値に関連した第2のビット数によって右シフトした前記分散値に対応する請求項15に記載の装置。
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