JP5977194B2 - 管材の製造方法 - Google Patents
管材の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5977194B2 JP5977194B2 JP2013092577A JP2013092577A JP5977194B2 JP 5977194 B2 JP5977194 B2 JP 5977194B2 JP 2013092577 A JP2013092577 A JP 2013092577A JP 2013092577 A JP2013092577 A JP 2013092577A JP 5977194 B2 JP5977194 B2 JP 5977194B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe material
- manufacturing
- tube
- pipe
- tailored
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
まず、実施の形態の概要について説明する。本実施の形態の概要では、一例として、括弧内に実施の形態の対応する構成要素の符号等を付して説明する。
本実施の形態におけるテーラードチューブの製造方法、およびこの製造方法で製作されたテーラードチューブについて、図1〜図10を用いて説明する。以下においては、本実施の形態におけるテーラードチューブの製造方法の特徴を分かり易くするために、一般的な2つのテーラードチューブの製造方法と比較して説明する。
まず、一般的な2つのテーラードチューブの製造方法について説明する。図1は、一般的なテーラードチューブの製造方法の一例を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態におけるテーラードチューブの製造方法について説明する。図2は、本実施の形態におけるテーラードチューブの製造方法の一例を示すフローチャートである。
図3は、本実施の形態におけるテーラードチューブの製造方法を実施するときのテーラードチューブの断面形状の一例を示す図である。図3(a)に断面形状が円の円管のテーラードチューブ10の例を、図3(b)に断面形状が角(四角)の角管のテーラードチューブ20の例をそれぞれ示す。このとき、図3(a)の円管が楕円形状でもよく、図3(b)の角管のコーナー部に面取りやコーナーRがあってもよい。
次に、テーラードチューブの接合部にプレス加工を加える金型の形状の一例を、図3(b)に示した角管のテーラードチューブ20の断面形状を用いて、図4を参照して説明する。このとき、この金型を使用するプレスは、油圧式でもサーボモーター式でもよい。
次に、本実施の形態におけるテーラードチューブの製造方法を実施するときの中子の形状の一例を、図3(b)に示した角管のテーラードチューブ20の形状を用いて、図6を参照して説明する。
図8〜図9は、本実施の形態におけるテーラードチューブの製造方法を実施するときの金型に付与する段差部、および圧縮前後のテーラードチューブの断面形状の一例を示す図である。図8〜図9は、板厚の異なるテーラードチューブを製作する場合に、内部段差を小さくすることを目的とした金型の例であり、図8(b)(c)及び図9(a)(b)はいずれも図8(a)のA−A断面における接合部近傍を見た図を示している。また、図8(b)(c)及び図9(a)(b)は、金型に付与した段差部による圧縮前後のテーラードチューブの断面形状の一例を示す図であり、図8(b)及び図9(a)は金型による圧縮前の状態を示し、図8(c)及び図9(b)は圧縮後の状態を示している。
図10は、本実施の形態におけるテーラードチューブの製造方法における保護シートを使用する場合の配置の一例を示す図である。図10に示すように、保護シート50は金型30f(上型31f、下型32f)とテーラードチューブ20cの間に配置して使用する。図10で用いる保護シート50は、加工するテーラードチューブ20cの材質により異なる。これは、テーラードチューブ20cが変形しやすい材質であれば加工力が少なくてすむため、保護シート50の耐久性がある程度低くても傷防止効果を発揮する。しかし、テーラードチューブ20cが変形しづらい材質であれば加工力が大きくなるため、その分、保護シート50も耐久性に優れている必要がある。
以上説明した本実施の形態におけるテーラードチューブの製造方法、およびこの製造方法で製作されたテーラードチューブによれば、第1の管材と第2の管材とを突き合わせ、この突き合わせ部を接合して第3の管材(テーラードチューブ)を製造する工程(S21、S22)と、このテーラードチューブの突き合わせ部を板厚方向に圧縮する工程(S31)とを有することで、以下のような効果を得ることができる。
20,20a〜20c テーラードチューブ(角管)
21 管材
22 管材
23,23a 接合部
30,30a〜30f 金型
31,31a〜31f 上型
32,32a〜32f 下型
40,40a〜40i 中子
50 保護シート
Claims (12)
- 長手方向に板厚もしくは材質のいずれか1つ以上が変化する管材の製造方法であって、
長手方向に板厚が一様である第1の管材と、長手方向に板厚が一様であり、かつ前記第1の管材と板厚もしくは材質のいずれか1つ以上が異なる第2の管材とを突き合わせ、この突き合わせ部を接合して第3の管材を製造する工程と、
前記第3の管材の内部に挿入した中子と、前記第3の管材の長手方向に対して垂直な方向に、前記第3の管材を挟むように配置した金型とで、前記第3の管材の前記突き合わせ部を板厚方向に圧縮する工程と、
を有する、管材の製造方法。 - 請求項1記載の管材の製造方法において、
前記第3の管材の前記突き合わせ部を板厚方向に圧縮する工程では、前記第3の管材の上下に配置した金型で圧縮を1回以上実施し、前記第3の管材が角管の場合、前記角管の角部が上下部になるように前記角管を配置する、管材の製造方法。 - 請求項1記載の管材の製造方法において、
前記第3の管材の前記突き合わせ部を板厚方向に圧縮する工程では、前記第3の管材の上下に配置した金型で圧縮を2回以上実施し、2回目以降の圧縮をするその都度、前記第3の管材を長手方向の中心軸に対して90度ずつ回転させる、管材の製造方法。 - 請求項1記載の管材の製造方法において、
前記第3の管材の前記突き合わせ部を板厚方向に圧縮する工程では、前記第3の管材の内部に挿入した中子の外形寸法が、前記第3の管材の内側寸法の設計値より小さい、管材の製造方法。 - 請求項1記載の管材の製造方法において、
前記第3の管材の前記突き合わせ部を板厚方向に圧縮する工程では、前記第3の管材の角部を、前記角部と同じか大きい角度を有する金型で圧縮する、管材の製造方法。 - 請求項1記載の管材の製造方法において、
前記第3の管材の前記突き合わせ部を板厚方向に圧縮する工程では、前記第3の管材の上下に配置した金型が、前記第1の管材と前記第2の管材の板厚差と同程度の段差部を有する、管材の製造方法。 - 請求項6記載の管材の製造方法において、
前記第3の管材の上下に配置した金型が有する段差部に、コーナーRもしくは面取りを有する、管材の製造方法。 - 請求項6記載の管材の製造方法において、
前記第3の管材の上下に配置した金型が有する段差部に、テーパー形状を有する、管材の製造方法。 - 請求項1記載の管材の製造方法において、
前記第3の管材の前記突き合わせ部を板厚方向に圧縮する工程では、前記第3の管材の内部に挿入した中子が、長手方向に一様な形状、もしくは、前記第1の管材と前記第2の管材の板厚差と同程度の段差部を有する、管材の製造方法。 - 請求項1記載の管材の製造方法において、
前記第3の管材の前記突き合わせ部を板厚方向に圧縮する工程では、前記第3の管材と前記第3の管材の上下に配置した金型との間に、シートを挟む、管材の製造方法。 - 請求項1記載の管材の製造方法において、
前記第1の管材、前記第2の管材、および、前記第3の管材は、角管である、管材の製造方法。 - 請求項1記載の管材の製造方法において、
前記第1の管材、前記第2の管材、および、前記第3の管材は、円管である、管材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013092577A JP5977194B2 (ja) | 2013-04-25 | 2013-04-25 | 管材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013092577A JP5977194B2 (ja) | 2013-04-25 | 2013-04-25 | 管材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014213349A JP2014213349A (ja) | 2014-11-17 |
JP5977194B2 true JP5977194B2 (ja) | 2016-08-24 |
Family
ID=51939623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013092577A Active JP5977194B2 (ja) | 2013-04-25 | 2013-04-25 | 管材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5977194B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5339016B2 (ja) * | 1973-10-01 | 1978-10-19 | ||
JPS5227056A (en) * | 1975-08-27 | 1977-03-01 | Hitachi Ltd | Method of correcting bending for thin rotary cylinder |
JP2501983B2 (ja) * | 1991-09-30 | 1996-05-29 | 昭和アルミニウム株式会社 | 精密機器用薄肉引抜管の曲がり矯正方法 |
JP4107973B2 (ja) * | 2003-01-28 | 2008-06-25 | ナカジマ鋼管株式会社 | コラム付き角形鋼管柱の製造方法 |
JP2012223819A (ja) * | 2011-04-08 | 2012-11-15 | Nippon Steel Engineering Co Ltd | 管材の突合せ接合方法 |
-
2013
- 2013-04-25 JP JP2013092577A patent/JP5977194B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014213349A (ja) | 2014-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6690681B2 (ja) | 成形品の製造方法、及び金型 | |
KR100935018B1 (ko) | 판재성형빔 및 그 제조방법 | |
JP6531818B2 (ja) | スリットを有する管状部を含む金属成形品およびその製造方法、ならびにそれに用いられる製造装置および金型 | |
KR101661837B1 (ko) | 이경관상 부품의 제조 방법 및 성형 금형 | |
WO2015053075A1 (ja) | クラッシュボックスおよびその製造方法 | |
JP6648624B2 (ja) | バーリング加工方法及びプレス成形装置 | |
KR20170053667A (ko) | 프레스 성형품의 제조 방법 및 프레스 성형품 | |
JP5706042B2 (ja) | スリット付き中空異型材の製造方法 | |
JP5977194B2 (ja) | 管材の製造方法 | |
JP6029748B2 (ja) | プレス成形品及びその製造方法 | |
CN103249901A (zh) | 钢管加劲支承部件及其制造方法 | |
JP2009195986A (ja) | 円筒軸 | |
US20200246853A1 (en) | Method of manufacturing pipe | |
JP2007075844A (ja) | 液圧バルジ加工製品およびその液圧バルジ成形方法 | |
JP7135925B2 (ja) | バルジ成形品の製造方法 | |
JP2015175044A (ja) | 組み合わせ部品及びその製造方法と成形金型 | |
JP5617699B2 (ja) | 排気管支持用ブラケットおよびその製造方法 | |
KR101581250B1 (ko) | 프레스 금형 | |
JP3801586B2 (ja) | 角形鋼管柱の製造方法 | |
KR101889199B1 (ko) | 차량용 크로스 멤버 | |
JP2001303661A (ja) | 鋼管柱および鋼管柱の製造方法 | |
JP2004351436A (ja) | 成形方法および成形型 | |
JP2021178342A (ja) | パイプ斜材の接合固着方法及び接合固着構造 | |
JP5298761B2 (ja) | 円形鋼管部材 | |
JP2006305577A (ja) | 液圧成形用金型及び部分強化成形製品の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150508 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160419 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160603 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160705 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160721 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5977194 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |