JP5977106B2 - アンテナ支持装置 - Google Patents
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Description
アンテナ装置の背面に設けられて、当該アンテナ装置を支持する支持具と、
前記アンテナ装置の取り付け対象となる取付対象物に取付可能に構成され、前記支持具を、ボルト体を介して回動可能に支持するアンテナ取付具と、
を備えたアンテナ支持装置において、
前記支持具は、
互いに平行に配置される一対の端面を有する支持体と、
前記一対の端面に直交する方向に前記支持体を貫通する支持孔と、
を備え、
前記支持孔は、
前記アンテナ装置の背面に沿って配置される長尺状のスライド孔と、該スライド孔と前記アンテナ装置の背面との間に配置される貫通孔と、該貫通孔と前記スライド孔とを連通する連通孔とにより、断面が略T字形状に形成されており、
前記アンテナ取付具は、
前記取付対象物に対する取付手段を備えた基体と、
該基体の前記取付手段とは反対側に突出され、前記支持体を前記一対の端面側から挟持可能な一対の当付片と、
からなるアンテナ取付部材を備え、
前記一対の当付片には、前記支持体を挟持した状態で、前記ボルト体を挿通して前記支持孔に前記ボルト体を貫通させる挿通孔が設けられると共に、該挿通孔の少なくとも一方には、前記ボルト体に形成された雄ネジ部と螺合可能な雌ネジ部が形成されており、
前記ボルト体は、
前記一対の当付片の間隔よりも長く、先端部から所定長の範囲内に前記雌ネジ部と螺合可能な雄ネジ部を備え、しかも、当該雄ネジ部に連設される軸部の径が、当該雄ネジ部の径よりも細径となるように構成された半ネジタイプのボルトからなり、
前記支持孔における前記貫通孔の内径は、前記ボルト体の前記雄ネジ部の外径よりも僅かに大きく、
前記支持孔における前記スライド孔及び前記連通孔の内側に形成される間隙は、
前記支持体の一方の端面から、少なくとも前記ボルト体の前記雄ネジ部が形成された範囲の前記所定長と略同じ若しくは僅かに大きい長さとなる第1中間位置までは、前記ボルト体の前記雄ネジ部の外径よりも僅かに大きく、
前記第1中間位置から前記支持体の他方の端面までは、前記ボルト体の前記雄ネジ部の外径と同じか若しくは小さく、且つ、前記軸部の外径より僅かに大きい、
ことを特徴とする。
前記アンテナ取付部材において、前記一対の当付片の少なくとも一方には、前記挿通孔よりも先端側に向けて突出するように係止突片が設けられており、
前記支持体において、前記一対の端面の少なくとも一つには、
前記各当付片に設けられた挿通孔が前記支持具の前記貫通孔を挟んで対向するよう、前記アンテナ取付部材と前記支持具とを配置した際に、前記係止突片が挿入される凹状の受入部と、
前記受入部の開口部から両側外方向に向かって連設され、前記ボルト体を前記支持孔及び前記一対の当付片の挿通孔に通して前記雄ネジ部を前記雌ネジ部に螺合させた状態で、前記ボルト体を前記スライド孔に沿ってスライドさせた際に、前記係止突片の先端部に当接されて、前記ボルト体を中心とする前記支持具の回動を制限する止着部と、
当該止着部より両側外方向に配設され、前記ボルト体を前記支持孔及び前記一対の当付片の挿通孔に通して前記雄ネジ部を前記雌ネジ部に螺合させた状態で、前記ボルト体を前記スライド孔の終端部まで移動させた際に、前記ボルト体を中心とする前記支持具の回動を制限することのないよう、前記係止突片を受け入れる回動部と、
からなる配設位置制限手段、
が設けられていることを特徴とする。
前記支持具は、
前記支持体の他方の端面から第2中間位置までの間で、当該支持体の他方の端面に形成される挿入口から、前記スライド孔及び前記連通孔を介して前記貫通孔と連通するように形成された切欠部を備え、
該切欠部は、前記支持体の他方の端面から前記第2中間位置までの高さ方向の寸法が、前記ボルト体の前記雄ネジ部が形成された範囲の前記所定長よりも大きく、該高さ方向に直交する幅方向の寸法が、前記ボルト体の雄ネジ部の外径より大きく、
更に、前記連通孔の内壁には、前記切欠部の幅方向の寸法と同じ寸法となって段差を形成する誘導部が形成され、
該誘導部には、前記スライド孔側から前記貫通孔側に向けて、前記支持体の他方の端面から段差までの高さ方向の寸法が順次増大するよう、傾斜が付けられていることを特徴とする。
また、この状態で、ボルト体の締め付けを緩めれば、ボルト体の配設位置を、支持孔における貫通孔から、連通部を通ってスライド孔の形成方向に沿うようにスライドさせることができるようになり、しかも、任意の位置で、アンテナ装置の向きを調整できる。
ところで、例えば、地上デジタル放送信号の受信において、アンテナ装置を設置するときに重要なことは、放送信号の受信レベル(C/N)が最大となる方向に調整するだけでなく、受信信号の信号品質も確認することが求められる。
つまり、電波の伝播経路の環境条件などによって、受信レベルが高くても信号品質の良くない電波が到来する恐れがあるので、アンテナ装置の方向調整をする場合、アンテナ装置を電波塔の方向(物理的な方位角)に正確に向けることが、必ずしもアンテナ装置を正しい方向(電気的な方位角)に向けたことにはならないからである。
すなわち、請求項2に記載のアンテナ支持装置においては、アンテナ取付部材を構成する一対の当付片の少なくとも一方には、挿通孔よりも先端側に向けて突出するように係止突片が設けられる。
そして、この配置位置制限手段は、係止突片が挿入される凹状の受入部と、受入部の開口部から両側外方向に向かって連設され、支持具の回動を制限する止着部と、止着部より両側外方向に配設され、支持具の回動を制限することのないよう係止突片を受け入れる回動部と、により構成される。
このため、当該アンテナ支持装置を壁面に設置する場合において、前記アンテナ装置が正面を向いた状態から当該アンテナ装置の両端部分が壁面と重合するまでの範囲である、支持具の回動角度を大きくできる。
本実施形態のアンテナ支持装置60は、アンテナ装置1を壁面等で代表される取付面へ取り付けができるばかりでなく、アンテナマストやベランダ等の支柱に取り付けができるなど、多様な設置場所に取り付けるように構成されている。
図1に示すように、連結手段30は、少なくとも先端部から所定長Htに亘る範囲に雄ネジ部30aが形成された、所定の長さの軸部30bを有する半ネジタイプのボルト体である。
支持具10は、アンテナ装置1を構成しているアンテナ素子(図示されていない)を収納する、例えば合成樹脂材からなるケース本体と一体的に形成されており、アンテナ装置1の背面1aより後側に向かって突出するように設けられている。
このうち、スライド孔13は、アンテナ装置1の壁面に沿って長尺状に形成された横長の孔であり、端面11a・11bに直交する方向に軸線を有するように形成されている。
つまり、支持孔12は、これらの3つの孔でもって、断面形状が全体略T字形状となるように構成されている。
すなわち、図1及び図2に示されているように、図の上側の端面11aから下向きに所定長となる第1中間位置までの範囲の上側支持孔部12Aと、図の下側の端面11bから上向きに所定長となる第2中間位置までの範囲の下側支持孔部12Cと、第1中間位置と第2中間位置との間に存置する中間支持孔部12Bと、が軸線方向に連設するように配置されている。
また、切欠部18は、その高さが、支持体11の下側の端面11bから上側に向かって、少なくともボルト体30の雄ネジ部30aが形成された範囲の所定長Htより大きい寸法Hgとなる大きさに、支持体11を凹状に切り欠くように形成されている。
本実施形態では、少なくとも下側の端面11bから寸法Hgだけ上方となる位置が、支持孔12の内周面における第2中間位置であり、支持体11の下側の端面11bから第2中間位置までの範囲が、支持孔12における下側支持孔部12Cとなる。
本実施形態では、第1中間位置である段差12abと第2中間位置である切欠部18との間に位置するのが中間支持孔部12Bである。
また、貫通孔15の内径寸法は、上側支持孔部12A部分の貫通孔15Aが寸法W1、中間支持孔部12B部分の貫通孔15Bが寸法W1、下側支持孔部12C部分の貫通孔15Cが寸法W1であり、それぞれ同じ寸法となる。
配設位置制限手段16A・16Bは、それぞれ支持体11における一対の端面11a・11bにあって、当該端面から上方若しくは下方に突出するように設けられている。
配設位置制限手段16Aは、一方の端面11aの略中央部に配置された凹部であって、後方側を開口するように形成された凹状の受入部16Aaと、受入部16Aaの開口端部から両側外方向に向かって連設するように備えられた壁状の止着部16Abと、止着部16Abより更に外側に連設され、その形状が後方側を開口した湾曲状となるように形成された回動部16Acと、から構成されている。なお、配設位置制限手段16A・16Bによる作用については後に詳述する。
この収納穴11d・11dは、後述するアンテナ取付部材20に装着された挟持金具40に備えられた締着ボルト45(図1参照)と対向する位置に形成されており、締着ボルト45の自由端部45aを挿抜自在に受入れるほどの奥行きと内径を有する。
また、本体21の前面には、本体21の対向する一対の辺から一体的に突設され、支持具10において対向配置された一対の端面11a、11bと摺動挿着可能なように、一対の端面11a、11bの配列位置に対応する間隔で設けられた一対の当付片21a、21bが形成されている。
更に、一対の当付片21a、21bには、挿通孔29A、29Bよりも先端側に向けて突出するように形成された、全体略四角形上に形成された係止突片26A、26Bが、当付片21a、21bの先端部と重合するように一体的に備えられている。
図1及び図3に良く示されているように、本体21の取付面22には、取付面22の略中央部を前面側に折り返すように凹ませた凹部が形成されている。
そして、このアンテナマスト当接部24の両側にはネジ孔25が形成されており、このネジ孔25に、アンテナマスト5を挟持する周知の挟持金具40に備えられた締着ボルト45を緊締することによって、このアンテナ取付部材20はアンテナマスト5やベランダ等の支柱に固着することができる(図10(a)参照)。
支持具10とアンテナ取付具50の組み付けは、図4に示されているように、アンテナ取付具50の構成要素である、アンテナ取付部材20に設けられた他方(本実施形態では、図の下側)の当付片21bに備えられた挿通孔29Bの雌ネジ部29bに対して、ボルト体30の雄ネジ部30aを螺合して、ボルト体30が他方の当付片21bから垂下した状態となるように装着することから始める。この時、ボルト体30が他方の当付片21bの内側(図の上側)に突出する部分の最大寸法は、雄ネジ部30aが形成された寸法Htとなる。
なお、図を簡単にするため、図6(b)にはアンテナ取付具50の存在を示すボルト体30だけを表示した。
一方、スライド孔13の下側支持孔部12C部分に相当するスライド孔13Cの間隙の幅寸法(内径寸法)W2が、ボルト体30の雄ネジ部30aの外径寸法Wtと同じ寸法、若しくは、僅かに短い寸法となるように形成されている。
既に詳述したように、本実施形態においては、切欠部18と、支持具10に形成された支持孔12部分を構成する3つの孔(スライド孔13、連通孔14、貫通孔15)の内、貫通孔15だけが、ボルト体30の雄ネジ部30aの外径寸法Wtより僅かに大きい内径寸法W1で形成されている。
また、誘導部34を除く連通孔14Bの間隙の幅寸法は、ボルト体30の軸部30bの外径寸法Wsより大きく、且つ、ボルト体30の雄ネジ部30aの外径寸法Wtと略同じか、若しくは、短い寸法W2となるように形成されている。
この時の支持具10とアンテナ取付部材20(言い換えれば、アンテナ取付具50)との装着の状態について、図6(a)及び図7を基に詳しく説明する。
ところが、間隙の幅寸法がW2となるように対向配置した段差34aに雄ネジ部30aの先端部が当接して、段差34aがボルト体30の雄ネジ部30aを図7(a)の矢印U方向に摺動接触させながら誘導するから、ボルト体30は正しく貫通孔15Bの軸線方向に挿入される。
既述したように、上側支持孔部12Aの形成範囲となる第1中間位置、すなわち、段差12abは、支持体11の一方の端面11aにおける支持孔12の開口端12aから、少なくともボルト体30の雄ネジ部30aが形成された範囲の寸法Htより大きい寸法Hsとなる位置に形成されている(図4参照)。
更に本実施形態のアンテナ支持装置60では、支持具10がアンテナ取付具50に対して装着が完了した第1装着状態において、図9(a)に示されているように、少なくとも、アンテナ取付部材20における一方の当付片21aの先端部に備えられた係止突片26Aと、支持体11の一方の端面11aに形成された配設位置制限手段16Aの構成要素である受入部16Aaとが嵌合するように構成されている。
図11(a)に示されている実施形態では、係止突片も配設位置制限手段も具備されていないから、図11(a)において実線で示された第1装着状態にあるアンテナ取付部材200は、支持具10Aに対して、例えば二点鎖線で示したアンテナ取付部材200´まで回動可能できる。
すなわち、変形例のアンテナ支持装置によれば、支持具10A(延いては、アンテナ装置1)は、アンテナ取付部材200に対して、支持具10Aに備えられた支持孔12の何れの位置においても回動させることができるので、アンテナ装置1の方向調整には便利である。
つまり、支持具10がアンテナ取付部材20に対して、回動角度の範囲があまり大きく取れない状態(言い換えれば、最大の回動角度の範囲で回動できるようになるまで)では、アンテナ装置1の方向調整ができない構成とする。
図9(b)に示されているように、支持具10を図の矢印S方向にスライドさせ、図中の破線で示されたアンテナ取付部材20Bの位置にしたとき、具体的には、アンテナ取付部材20Bのボルト体30Bの配設位置が、スライド孔13における図の上側の終端部13Dに位置させた装着状態(以下の説明では、このスライド孔13の終端部13Dに装着した状態を第3装着状態と記載する。)では、支持具10を回動させる間、回動部16Acの空間が係止突片26Aの先端部を受け入れる。
例えば、図11(b)で示したように、本発明の実施形態であるアンテナ取付部材20と、支持具10の変形例である支持具10Bとの組み合わせであっても良い。支持具10Bと支持具10との違いは配設位置制限手段の構成である。
また、上記実施形態では、支持体11の連通孔14には、段差34aを傾斜させることによって誘導部34を設けるものとしたが、図12に示すように、この誘導部34は必ずしも形成する必要はない。
Claims (3)
- アンテナ装置の背面に設けられて、当該アンテナ装置を支持する支持具と、
前記アンテナ装置の取り付け対象となる取付対象物に取付可能に構成され、前記支持具を、ボルト体を介して回動可能に支持するアンテナ取付具と、
を備えたアンテナ支持装置において、
前記支持具は、
互いに平行に配置される一対の端面を有する支持体と、
前記一対の端面に直交する方向に前記支持体を貫通する支持孔と、
を備え、
前記支持孔は、
前記アンテナ装置の背面に沿って配置される長尺状のスライド孔と、該スライド孔と前記アンテナ装置の背面との間に配置される貫通孔と、該貫通孔と前記スライド孔とを連通する連通孔とにより、断面が略T字形状に形成されており、
前記アンテナ取付具は、
前記取付対象物に対する取付手段を備えた基体と、
該基体の前記取付手段とは反対側に突出され、前記支持体を前記一対の端面側から挟持可能な一対の当付片と、
からなるアンテナ取付部材を備え、
前記一対の当付片には、前記支持体を挟持した状態で、前記ボルト体を挿通して前記支持孔に前記ボルト体を貫通させる挿通孔が設けられると共に、該挿通孔の少なくとも一方には、前記ボルト体に形成された雄ネジ部と螺合可能な雌ネジ部が形成されており、
前記ボルト体は、
前記一対の当付片の間隔よりも長く、先端部から所定長の範囲内に前記雌ネジ部と螺合可能な雄ネジ部を備え、しかも、当該雄ネジ部に連設される軸部の径が、当該雄ネジ部の径よりも細径となるように構成された半ネジタイプのボルトからなり、
前記支持孔における前記貫通孔の内径は、前記ボルト体の前記雄ネジ部の外径よりも僅かに大きく、
前記支持孔における前記スライド孔及び前記連通孔の内側に形成される間隙は、
前記支持体の一方の端面から、少なくとも前記ボルト体の前記雄ネジ部が形成された範囲の前記所定長と略同じ若しくは僅かに大きい長さとなる第1中間位置までは、前記ボルト体の前記雄ネジ部の外径よりも僅かに大きく、
前記第1中間位置から前記支持体の他方の端面までは、前記ボルト体の前記雄ネジ部の外径と同じか若しくは小さく、且つ、前記軸部の外径より僅かに大きい、
ことを特徴とするアンテナ支持装置。 - 前記アンテナ取付部材において、前記一対の当付片の少なくとも一方には、
前記挿通孔よりも先端側に向けて突出するように係止突片、
が設けられており、
前記支持体において、前記一対の端面の少なくとも一つには、
前記各当付片に設けられた挿通孔が前記支持具の前記貫通孔を挟んで対向するよう、前記アンテナ取付部材と前記支持具とを配置した際に、前記係止突片が挿入される凹状の受入部と、
前記受入部の開口部から両側外方向に向かって連設され、前記ボルト体を前記支持孔及び前記一対の当付片の挿通孔に通して前記雄ネジ部を前記雌ネジ部に螺合させた状態で、前記ボルト体を前記スライド孔に沿ってスライドさせた際に、前記係止突片の先端部に当接されて、前記ボルト体を中心とする前記支持具の回動を制限する止着部と、
当該止着部より両側外方向に配設され、前記ボルト体を前記支持孔及び前記一対の当付片の挿通孔に通して前記雄ネジ部を前記雌ネジ部に螺合させた状態で、前記ボルト体を前記スライド孔の終端部まで移動させた際に、前記ボルト体を中心とする前記支持具の回動を制限することのないよう、前記係止突片を受け入れる回動部と、
からなる配設位置制限手段、
が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ支持装置。 - 前記支持具は、
前記支持体の他方の端面から第2中間位置までの間で、当該支持体の他方の端面に形成される挿入口から、前記スライド孔及び前記連通孔を介して前記貫通孔と連通するように形成された切欠部を備え、
該切欠部は、前記支持体の他方の端面から前記第2中間位置までの高さ方向の寸法が、前記ボルト体の前記雄ネジ部が形成された範囲の前記所定長よりも大きく、該高さ方向に直交する幅方向の寸法が、前記ボルト体の雄ネジ部の外径より大きく、
更に、前記連通孔の内壁には、前記切欠部の幅方向の寸法と同じ寸法となって段差を形成する誘導部が形成され、
該誘導部には、前記スライド孔側から前記貫通孔側に向けて、前記支持体の他方の端面から段差までの高さ方向の寸法が順次増大するよう、傾斜が付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンテナ支持装置。
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