JP5975761B2 - 液体霧化装置 - Google Patents

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Description

本発明は液体を霧化し、拡散させることが可能な液体霧化装置に関する。
この種の液体霧化装置としては、第1液体霧化装置(特許文献1参照)と、第2液体霧化装置(特許文献2参照)とがある。
第1液体霧化装置は、液体容器と、吸液芯と、コイルスプリングと、振動部とを備えている。吸液芯は、液体容器に突き刺さり且つ当該容器内の薬液を吸い上げ可能である。振動部は、コイルスプリングに付勢され、吸液芯に押し付けられている。この状態で、振動部が振動することにより、吸液芯に吸い上げられた薬液が霧化される。
第2液体霧化装置は、液体容器と、第1、第2吸液芯と、第1、第2磁石と、振動部とを備えている。第1吸液芯は、液体容器に突き刺さり且つ当該容器内の薬液を吸い上げ可能である。第2吸液芯は、第1吸液芯の上端に当接しており且つ第1吸液芯を通じて薬液を吸い上げ可能である。第2吸液芯の外径は、第1吸液芯の外径よりも大きい。振動部は、第2吸液芯の上端に当接している。第1磁石は第1吸液芯が挿入されたリング状であって、第2吸液芯の下端の周縁部に当接している。第2磁石は第1吸液芯が挿入されたリング状であって、第1磁石に対向するように液体容器に固着されている。第1、第2磁石は互いに反発し、第2吸液芯を振動部に押し付けている。この状態で、振動部が振動することにより、第2吸液芯に吸い上げられた薬液が霧化される。
特開平06−320083号公報 特開2007−203226号公報
第1液体霧化装置は、振動部がコイルスプリングに付勢された構成であるので、コイルスプリングの弾性変形により、振動部がぐらつくことがある。よって、第1液体霧化装置は、振動部の設置状態を安定させることが困難であった。
一方、第2液体霧化装置は、第1、第2磁石の磁力により、第2吸液芯を常に振動部に押し付けているので、振動部がぐらつき難い。しかし、第2液体霧化装置は、第1、第2吸液芯と、第1、第2磁石とが必要不可欠であることから、部品点数が多い。よって、第2液体霧化装置は、組立工数が増加し、コスト高となっていた。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、振動部の設置状態を安定させることができ、部品点数の低減及び低コスト化を図ることが可能な液体霧化装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の液体霧化装置は、振動部と、磁石とを備えている。前記振動部は、吸液芯の長さ方向の第1端部前記長さ方向の一方側から当接可能であり且つ当該吸液芯に当接した状態で振動し、前記吸液芯に吸い上げられた液体を霧化可能となっている。前記振動部は、磁性体を有している。前記振動部が前記吸液芯の前記第1端部に当接した状態で、前記磁石が前記振動部に対して前記長さ方向の他方側で間隙を有して対向するように、前記磁石が前記吸液芯の前記第1端部周りに配置されており、且つ前記磁石が、前記振動部の前記磁性体を非接触で磁気吸引し、当該振動部を前記吸液芯の前記第1端部に当接させた状態で維持させるようになっている。又は、前記振動部が前記吸液芯の前記第1端部に当接した状態で、前記磁石、前記振動部及び前記吸液芯がこの順で前記長さ方向に沿って一列で並ぶように配置され、前記磁石が前記振動部に対して前記長さ方向の一方側で間隙を有して対向しており、且つ前記磁石が、前記振動部の前記磁性体に対して非接触で磁気反発し、前記振動部を前記吸液芯の前記第1端部に当接させた状態で維持させるようになっている。
このような態様の液体霧化装置は、磁石の磁気吸引又は磁気反発によって、振動部を吸液芯に当接させた状態で維持することが可能であるので、振動部の設置状態を安定させることができる。しかも、前記液体霧化装置は低コスト化を図ることができる。なぜなら、前記液体霧化装置は、磁石及び吸液芯を少なくとも一つずつ備えていれば良いので、部品点数の低減を図ることができ、組立工数の低減を図ることができるからである。
前記液体霧化装置は、ストッパを更に備えた構成とすることが可能である。前記ストッパは、前記振動部と前記磁石との間に配置され、前記磁石の磁気吸引により前記振動部が前記ストッパに当接する構成とすることが可能である。又は、前記ストッパは、当該ストッパと前記磁石との間に前記振動部が位置するように配置され、前記磁石の磁気反発により前記振動部が前記ストッパに当接する構成とすることが可能である。
このような態様の液体霧化装置による場合、磁石の磁気吸引又は磁気反発により、振動部がスペーサに当接した状態で位置固定されるので、当該振動部の設置状態が更に安定する。
本発明の別の液体霧化装置は、吸液芯に当接可能であり且つ当該吸液芯に当接した状態で振動し、前記吸液芯に吸い上げられた液体を霧化可能な振動部と、前記振動部を非接触で磁気吸引又は前記振動部に対して非接触で磁気反発し、当該振動部を前記吸液芯に当接させた状態で維持させることが可能な磁石と、第1収容部を有するハウジングとを備えている。前記第1収容部は、第1開口及び前記吸液芯の長さ方向の第1端部が前記第1開口を通じて挿脱可能な収容空間を有する壁部と、前記壁部に設けられており且つ前記磁石を前記収容空間内で保持する保持部と、前記壁部に設けられ且つ前記収容空間内に位置するストッパとを有している。前記振動部は、前記収容空間内に配置されており且つ前記吸液芯の第1端部に当接可能である。
前記磁石が前記振動部を磁気吸引する場合、前記磁石は、前記振動部よりも前記第1開口側に配置され、前記ストッパは、前記振動部と前記磁石との間に配置されており、前記吸液芯の前記第1端部が前記収容空間及び前記第1開口から抜かれ、前記振動部が前記吸液芯に当接していない状態で、前記磁石の磁気吸引により前記振動部が前記ストッパに当接しており、前記吸液芯の前記第1端部が前記第1開口を通じて前記収容空間内に挿入され、前記振動部が前記吸液芯に当接している状態で、前記磁石の磁気吸引力に抗して前記振動部が前記ストッパから離間し、その間に間隙が生じるようになっている。
前記磁石が前記振動部を磁気反発する場合、前記振動部は、前記磁石よりも前記第1開口側に配置され、前記ストッパは、当該ストッパと前記磁石との間に前記振動部が位置するように配置されており、前記吸液芯の前記第1端部が前記収容空間及び前記第1開口から抜かれ、前記振動部が前記吸液芯に当接していない状態で、前記磁石の磁気反発により前記振動部が前記ストッパに当接しており、前記吸液芯の前記第1端部が前記第1開口を通じて前記収容空間内に挿入され、前記振動部が前記吸液芯に当接している状態で、前記磁石の磁気反発力に抗して前記振動部が前記ストッパから離間し、その間に間隙が生じるようになっている。
このような態様の液体霧化装置による場合、磁石の磁気吸引又は磁気反発によって、振動部を吸液芯に当接させた状態で維持することが可能であるので、振動部の設置状態を安定させることができる。しかも、前記液体霧化装置は低コスト化を図ることができる。なぜなら、前記液体霧化装置は、磁石及び吸液芯を少なくとも一つずつ備えていれば良いので、部品点数の低減を図ることができ、組立工数の低減を図ることができるからである。
振動部が吸液芯に当接しているとき、磁石の磁力に抗して、振動部とストッパとの間に間隙が生じるので、振動部の振動が吸液芯に伝わり易くなる。よって、液体の霧化効率が向上する。また、振動部が前記吸液芯に当接していないとき(吸液芯の交換時)に、磁石の磁力によって、振動部がストッパに当接するので、吸液芯の交換時の振動部の設置状態が安定する。
本発明の更に別の液体霧化装置は、吸液芯に当接可能であり且つ当該吸液芯に当接した状態で振動し、前記吸液芯に吸い上げられた液体を霧化可能な振動部と、前記振動部を非接触で磁気吸引又は前記振動部に対して非接触で磁気反発し、当該振動部を前記吸液芯に当接させた状態で維持させることが可能な磁石と、第1収容部を有するハウジングとを備えた構成とすることが可能である。前記第1収容部は、壁部と、保持部とを有する構成とすることが可能である。前記壁部は、第1開口及び前記吸液芯の長さ方向の第1端部が前記第1開口を通じて挿入可能な収容空間を有する構成とすることが可能である。前記保持部は、前記壁部に設けられており且つ前記磁石を前記収容空間内で保持する構成とすることが可能である。前記振動部は、前記収容空間内に配置されており且つ前記吸液芯の第1端部に当接可能な構成とすることが可能である。
このような態様の液体霧化装置による場合、磁石の磁気吸引又は磁気反発によって、振動部を吸液芯に当接させた状態で維持することが可能であるので、振動部の設置状態を安定させることができる。しかも、前記液体霧化装置は低コスト化を図ることができる。なぜなら、前記液体霧化装置は、磁石及び吸液芯を少なくとも一つずつ備えていれば良いので、部品点数の低減を図ることができ、組立工数の低減を図ることができるからである。
磁石が吸液芯に固着される場合、吸液芯の第1端部をハウジングから挿脱する際に、使用者が誤って磁石に触れる可能性がある。しかし、前述のような態様の液体霧化装置による場合、磁石がハウジングの第1収容部の保持部に保持されている。吸液芯の第1端部をハウジングの第1収容部の第1開口から挿脱する際に、使用者が誤って磁石に触れる可能性を低減することができる。
本発明の更に別の液体霧化装置は、吸液芯に当接可能であり且つ当該吸液芯に当接した状態で振動し、前記吸液芯に吸い上げられた液体を霧化可能な振動部と、前記振動部を非接触で磁気吸引又は前記振動部に対して非接触で磁気反発し、当該振動部を前記吸液芯に当接させた状態で維持させることが可能な磁石と、第1収容部を有するハウジングとを備えている。前記第1収容部は、第1開口及び前記吸液芯の長さ方向の第1端部が前記第1開口を通じて挿入可能な収容空間を有する壁部と、前記壁部に設けられており且つ前記磁石を前記収容空間内で保持する保持部と、前記壁部に設けられ且つ前記収容空間内に位置するストッパとを有している。前記振動部は、前記収容空間内に配置されており且つ前記吸液芯の第1端部に当接可能である。前記ストッパは、前記振動部と前記磁石との間に配置されており、前記磁石の磁気吸引により前記振動部が前記ストッパに当接している。又は前記ストッパは、当該ストッパと前記磁石との間に前記振動部が位置するように配置され、前記磁石の磁気反発により前記振動部が前記ストッパに当接している。
このような態様の液体霧化装置による場合、磁石の磁気吸引又は磁気反発によって、振動部を吸液芯に当接させた状態で維持することが可能であるので、振動部の設置状態を安定させることができる。しかも、前記液体霧化装置は低コスト化を図ることができる。なぜなら、前記液体霧化装置は、磁石及び吸液芯を少なくとも一つずつ備えていれば良いので、部品点数の低減を図ることができ、組立工数の低減を図ることができるからである。
磁石が吸液芯に固着される場合、吸液芯の第1端部をハウジングから挿脱する際に、使用者が誤って磁石に触れる可能性がある。しかし、前述のような態様の液体霧化装置による場合、磁石がハウジングの第1収容部の保持部に保持されている。よって、吸液芯の第1端部をハウジングの第1収容部の第1開口から挿脱する際に、使用者が誤って磁石に触れる可能性を低減することができる。しかも、振動部が、第1収容部の収容空間内で磁石の磁力によってストッパに当接した状態で維持されている。よって、振動部の設置状態が更に安定する。
前記ハウジングは、前記液体が貯留された液体容器を収容可能な第2収容部を更に有する構成とすることが可能である。前記第2収容部は、ガイド部を有する構成とすることが可能である。前記ガイド部は、前記液体容器を前記長さ方向にガイドし且つ当該液体容器から延出した前記吸液芯を前記第1開口に挿入させることが可能なガイド部を有する構成とすることが可能である。
このような態様の液体霧化装置による場合、液体容器がハウジングの第2収容部のガイド部にガイドされることにより、当該液体容器から延出した吸液芯が第1収容部の第1開口に挿入され、振動部の所定位置に当接する。よって、吸液芯が振動部に当接する位置が安定する。
前記液体霧化装置は、前記吸液芯を更に備えた構成とすることが可能である。
前記液体霧化装置は、前記液体を貯留可能な液体容器を更に備えた構成とすることが可能である。前記吸液芯は前記液体容器に突き刺さり且つ当該液体容器から延出した構成とすることが可能である。
本発明の実施例に係る液体霧化装置の正面、平面及び右側面から表した斜視図である。 前記液体霧化装置の正面、底面及び右側面から表した斜視図である。 図1A中の2A−2A断面図である。 図1A中の2B−2B断面図である。 図1B中の2C−2C断面斜視図である。 前記液体霧化装置の設計変更例を示す2A−2A断面図に相当する断面図である。 前記液体霧化装置の2B−2B断面図に相当する断面図である。
以下、本発明の実施例に係る液体霧化装置について図1A〜図2Cを参照しつつ説明する。図1A〜図2Cに示す液体霧化装置は、芳香剤、消臭剤、殺虫剤、防虫剤等の薬液(液体)を霧化して拡散可能な装置である。前記液体霧化装置は、ハウジング100と、振動部200と、磁石300と、液体容器400と、吸液芯500と、制御部600とを備えている。以下、前記液体霧化装置の各構成要素について詳しく説明する。なお、図2A〜図2Bに示す方向Dは、液体霧化装置の高さ方向及び吸液芯の長さ方向である。
振動部200は圧電素子である。振動部200は、第1、第2電極と、圧電体と、金属板とを有している。圧電体は第1、第2電極間に挟持されている。金属板は、円板であって、第1、第2電極の何れか一方に固着されている。振動部200の外径は、ハウジング100の後述する第1収容部130の壁部131の内径よりも若干小さく且つハウジング100の後述する一対のストッパ133間の寸法よりも大きい。
磁石300は、リング状であって、振動部200の金属板(磁性体)を非接触で磁気吸引可能な磁性を有している。磁石300の外径は、第1収容部130の壁部131の内径よりも若干小さい。磁石300の内径は、吸液芯500の外径よりも大きい。
ハウジング100は、図2A〜図2Cに示すように、外壁110と、天板120と、第1収容部130と、第2収容部140とを有している。外壁110は、方向Dの一方側(上側)及び他方側(下側)に開口を有する円筒である(図1A及び図1B参照)。天板120は外壁110の上側の開口を塞ぐように外壁110に設けられた円板である。天板120には、当該天板120を方向Dに貫通した拡散孔121が設けられている。
第1収容部130は天板120の内面に固着されている。第1収容部130は、壁部131と、一対の保持部132と、一対のストッパ133と、固着部134とを有している。壁部131は、内径が磁石300及び振動部200の外径よりも大きい円筒である。壁部131は、第1、第2開口131a、131bと、収容空間131cとを有している。第2開口131bは壁部131の方向Dの一方側で開口している。第1開口131aは壁部131の方向Dの他方側で開口している。収容空間131cは、壁部131内の空間であって、第1、第2開口131a、131bに通じている。
固着部134は、壁部131の方向Dの一端部(上端部)の外面に設けられた外側に凸のリング状の板である。固着部134が天板120の内面に固着され、壁部131の第2開口131bと天板120の拡散孔121とが連通している。
保持部132及びストッパ133は、壁部131に90°間隔で交互に設けられている。保持部132は、壁部131の互いに対向する部分をカットして作成されたアームであって、方向Dに延びている。保持部132間の距離は磁石300の外径よりも若干小さい。保持部132の先端部には、壁部131の収容空間131c内に凸の爪部132aが設けられている。磁石300は、収容空間131c内で、爪部132aに係合され且つ保持部132間に弾性的に挟持されている。保持部132は、爪部132a間の距離が第1開口131aから磁石300が挿入可能な程度に、互いに離れる方向に弾性変形可能である。
ストッパ133は、壁部131の内面に設けられた突起である。このストッパ133は、磁石300の方向Dの一方側(上側)に位置し、当該磁石300に方向Dの一方側(上側)から当接している。振動部200は、収容空間131c内におけるストッパ133よりも方向Dの一方側(上側)の空間に収容されている。すなわち、ストッパ133は、磁石300と振動部200との間に位置している。振動部200が磁石300に磁気吸引されることにより、振動部200の両端部がストッパ133に方向Dの一方側(上側)から当接可能となっている。
第2収容部140は外壁110内に設けられている。第2収容部140は、仕切り部141と、収容空間142とを有している。仕切り部141は、外壁110内の空間を方向Dにおいて2つの領域(上側領域及び下側領域)に区切るように、外壁110に固着されている。前記上側領域には第1収容部130及び制御部600が収容されている。前記下側領域が収容空間142となる。
仕切り部141は、リング141aと、ガイド部141bと、閉塞板141cと、挿入孔141dとを有している。リング141aは、外壁110の内径と略同じ外径を有する。リング141aの外縁部が外壁110の内周面に固着されている。リング141aの内縁部上には、円筒状のガイド部141bが立設されている。ガイド部141bの内径は、液体容器400の後述する口部410の外径と略同じとなっている。ガイド部141bには、液体容器400の口部410が嵌合可能(保持可能)である。口部410がガイド部141bに挿脱される際に、ガイド部141bが口部410を方向Dにガイドする。ガイド部141bの方向Dの一方側(上側)は、閉塞板141cで塞がれている。閉塞板141cの中央部には、円形の挿入孔141dが開設されている。挿入孔141dは、方向Dにおいて第1収容部130の壁部131の第1、第2開口131a、131bと並ぶように配置されている。具体的には、挿入孔141dの中心と第1、第2開口131a、131bの中心とが、方向Dにおいて一直線状に位置している。挿入孔141dの径は、吸液芯500の外径よりも大きい。挿入孔141d及び第1開口131aに吸液芯500の第1端部510が挿脱可能となっている。
液体容器400は上記薬液が貯留された容器である。液体容器400は、前記薬液を注入可能な口部410を有している。液体容器400はハウジング100に対して着脱可能である。具体的には、口部410が第2収容部140のガイド部141bに嵌合した状態で、液体容器400が第2収容部140の収容空間142に収容される。液体容器400が収容空間142から引き出されると、口部410とガイド部141bとの嵌合が解除される。
吸液芯500は、方向Dに延びた円柱であって、液体容器400の口部410に突き刺さっている。吸液芯500は方向Dの第1、第2端部510、520と、図示しない毛細管とを有している。第1端部510は口部410から液体容器400外に延出している。第2端部520は、液体容器400内に挿入され、前記薬液に漬かっている。前記毛細管は吸液芯500内部に設けられている。この毛細管により、前記薬液が第2端部520から第1端部510に吸い上げ可能となっている。
第1端部510は、挿入孔141d及び第1開口131aを通じて第1収容部130の収容空間131c内に挿入され、磁石300内を通って振動部200の中央部に当接可能である。口部410が第2収容部140のガイド部141bに保持された状態(液体容器400が第2収容部140に収容された状態)で、第1端部510の端面(上面)の高さ位置が、ストッパ133の方向Dの一方側の端面(上面)の高さ位置よりも若干上側に位置するように設定されている。よって、磁石300の磁気吸引により、振動部200が第1端部510に押し付けられ、この状態(当接状態)が維持される。振動部200が第1端部510に当接しているとき、磁石300の磁気吸引力に抗して、振動部200とストッパ133とが離間し、振動部200とストッパ133との間に間隙が生じる。振動部200が第1端部510に当接していないとき、磁石300の磁気吸引により、振動部200がストッパ133に当接する。
制御部600は、マイコンや電子回路等である。制御部600は、薬液散布プログラムが記録されたメモリを有している。制御部600が、所定の信号に応じて又は所定時間毎に薬液散布プログラムを処理することにより、振動部200の第1、第2電極に対して駆動電圧を供給し、振動部200を振動させるようになっている。振動部200が吸液芯500に当接した状態で振動することにより、吸液芯500に吸い上げられた薬液が霧化し、ハウジング100の第2開口131b及び拡散孔121を通じて拡散する。なお、前記信号は、図示しない操作入力部(操作スイッチやタッチスイッチ等)が操作されることにより当該操作入力部から出力される信号又はセンサ(人感センサや明暗センサ等)から出力される信号である。前記所定時間は、制御部600内のタイマー回路によりカウントされる構成とすることが可能である。
以下、上述した液体霧化装置の組立手順について詳しく説明する。まず、磁石300及び第1収容部130を用意する。その後、第1収容部130の一対の保持部132を互いに離れる方向に弾性変形させつつ、磁石300を保持部132の爪部132a間から第1収容部130の収容空間131cに挿入する。すると、磁石300が保持部132間で挟持され、当該磁石300が爪部132aに係合され且つストッパ133に当接する。このようにして磁石300が保持部132に収容空間131c内で保持される。
その後、振動部200を用意する。その後、振動部200を第1収容部130の第2開口131bから収容空間131cに挿入する。すると、振動部200が磁石300に磁気吸引され、振動部200の両端部が第1収容部130の一対のストッパ133に当接する。これにより、振動部200と磁石300とが収容空間131c内で対向配置される。
その後、外壁110及び天板120からなるハウジング100を用意する。このハウジング100は、第1、第2収容部130、140が取り付けられていない。その後、第1収容部130の固着部134をハウジング100の天板120の内面に固着させる。これにより、第1収容部130の第2開口131bと天板120の拡散孔121とが連通する。
その後、第2収容部140の仕切り部141を用意する。その後、仕切り部141のリング141aの外縁部を外壁110の内周面に固着させる。これにより、外壁110内の空間が上記上側領域及び上記下側領域に区分けされる。前記上側領域には天板120に固着された第1収容部130及び制御部600が収容される。前記下側領域が第2収容部140の収容空間142となる。このとき、仕切り部141の挿入孔141dの中心と第1収容部130の第1、第2開口131a、131bの中心とが方向Dにおいて一直線状に並ぶ。
その後、吸液芯500が突き刺さった液体容器400を用意する。その後、液体容器400を第2収容部140の収容空間142に挿入し、液体容器400の口部410を第2収容部140のガイド部141bに挿入する。すると、口部410がガイド部141bに方向Dに沿ってガイドされ、当該ガイド部141bに嵌合する。これと共に、吸液芯500の第1端部510が第2収容部140の挿入孔141d及び第1収容部130の第1開口131aを通じて当該第1収容部130の収容空間131cに挿入される。すると、吸液芯500の第1端部510が収容空間131c内の磁石300内を通って振動部200に当接する。これにより、振動部200がストッパ133から離間し、振動部200とストッパ133との間に間隙が生じる。このようにして液体容器400が第2収容部140に収容される。
以下、液体容器400を交換する手順について詳しく説明する。まず、液体容器400を把持して第2収容部140の収容空間142から引き抜く。このとき、口部410とガイド部141bとの嵌合が解除される。すると、吸液芯500の第1端部510が、振動部200から離間し、磁石300、第1収容部130の収容空間131c、第1収容部130の第1開口131a及び第2収容部140の挿入孔141dから引き抜かれる。このとき、振動部200が磁石300に磁気吸引され、ストッパ133に当接する。その後、吸液芯500が突き刺さった新たな液体容器400を用意し、上述した通りに、第2収容部140の収容空間142に収容させる。
以上のような液体霧化装置による場合、磁石300の磁気吸引によって、振動部200を吸液芯500に当接させた状態で維持するシンプルな構成であるので、部品点数の低減を図ることができる。また、磁石300を第1収容部130の保持部132に保持させる一方、振動部200を第1収容部130の収容空間131c内に収容させ、両者を対向させるだけで、薬液を霧化させる機構部を組み立てることができることから、当該機構部の組立工数の低減を図ることができる。更に、前記液体霧化装置は部品点数が少ないことから、各部品の外形に寸法交差等によるバラツキがあったとしても、部品間の位置調整を容易に行うことができる。よって、前記液体霧化装置は低コスト化を図ることができる。
また、磁石300の磁気吸引によって、振動部200を吸液芯500に当接させた状態が維持されているので、振動部200の設置状態が安定する。液体容器400を交換するときに、吸液芯500が振動部200から離間しても、振動部200は、磁石300の磁気吸引によって、第1収容部130のストッパ133に当接する。よって、吸液芯500から離れた振動部200の位置が安定し且つ新たな吸液芯500が振動部200に当接する位置も安定する。よって、吸液芯500が振動部200に当接する位置が不安定になることにより、薬液の霧化効率が低下するのを抑制することができる。
更に、磁石が液体容器及び/又は吸液芯に取り付けられている場合、液体容器の交換時に、使用者が磁石に触れることによって、磁石と振動部との間のバランスが崩れたり、吸液芯が振動部に当接する位置が所定位置からずれたりすることがある。しかし、本実施例の液体霧化装置は、振動部200及び磁石300がハウジング100の第1収容部130内に収容されているので、液体容器400の交換時に、使用者が磁石300に触れる可能性を低減することができる。よって、振動部200と磁石300との間のバランスが崩れたり、吸液芯500が振動部200に当接する位置が所定位置(振動部200の中央部)からずれたりするのを防止することができる。
また、磁石300の磁力を変更するだけで、振動部200を吸液芯500に押し付ける力を可変させることができるので、薬液の霧化効率等を任意に変更することが可能になる。
なお、上述した液体霧化装置は、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
上記実施例では、磁石300は、磁気吸引により、振動部200を非接触で吸液芯500に当接させることが可能な構成であるとした。しかし、磁石は、振動部に対して非接触で磁気反発し、当該振動部を吸液芯に当接させた状態で維持させることが可能な構成とすることが可能である。例えば、図3A及び図3Bに示すように、磁石300’が振動部200に対して磁気反発する磁性を有する構成とすることが可能である。この場合、磁石300’が、第1収容部130’の収容空間131c’内において振動部200の上側に配置される。吸液芯500の第1端部510は、収容空間131c’に挿入され、振動部200の下側から当該振動部200に当接している。振動部200は、磁石300’に非接触で磁気反発され、吸液芯500に押し付けられる。このような態様の液体霧化装置による場合も、上記実施例と同様の効果を得ることができる。なお、図3A及び図3Bに示す液体霧化装置は、磁石300’の磁性の他、保持部132’及びストッパ133’の構成が保持部132及びストッパ133と相違している。この相違点については後述する。図3A及び図3B中の131a’は第1開口、131b’は第2開口、134’は固着部である。
上記実施例及び上述した設計変更例では、振動部200は、第1、第2電極と、圧電体と、金属板とを有する構成であるとした。しかし、振動部は、磁石によって磁気吸引又は磁気反発可能であり且つ吸液芯に当接した状態で振動し、前記吸液芯に吸い上げられた液体を霧化可能である限り任意に設計変更することが可能である。金属板は省略可能である。この場合、第1、第2電極の少なくとも一方が、磁石により磁気吸引又は磁気反発される磁性体として機能する。
上記実施例では、ストッパ133は、振動部200と磁石300との間に位置するように第1収容部130の壁部131に設けられ、磁石300の磁気吸引により振動部200が当接するとした。しかし、ストッパはこれに限定されない。例えば、磁石が振動部を磁気吸引する磁性を有している場合、ストッパは、磁石に当接しないように振動部と磁石との間に位置する構成とすることが可能である。また、ストッパは、第1収容部と別体とし、磁石と振動部との間に介在する構成とすることが可能である。この場合、磁石、ストッパ及び振動部は、保持部に保持される構成とすると良い。また、図3A及び図3Bに示すように、磁石300’が振動部200を磁気反発する磁性を有している場合、ストッパ133’が第1収容部130’の壁部131’に振動部200の下側に位置するように設けられた構成とすることが可能である。すなわち、ストッパ133’、磁石300’及び振動部200が、ストッパ133’と磁石300’との間に振動部200が位置するように配置されている。この場合、振動部200が吸液芯500に当接しているとき、振動部200とストッパ133’との間に間隙が生じ、振動部200が吸液芯500に当接していないとき、磁石300’の磁気反発により、振動部200がストッパ133’に当接する。
上記実施例及び上述した設計変更例では、振動部が吸液芯に当接しているとき、振動部とストッパとの間に間隙が生じ、振動部が吸液芯に当接していないとき、磁石の磁気吸引又は磁気反発により、振動部がストッパに当接するとした。しかし、振動部はストッパに常に当接した構成とすることが可能である。この場合、磁石の磁気吸引又は磁気反発により、振動部が吸液芯及びストッパに当接するので、振動部の設置状態を更に安定させることができる。上記実施例及び上述した設計変更例では、ストッパは一対であるとしたが、これに限定されるものではない。例えば、リング状のストッパ又は3以上のストッパが振動部の外縁部に当接可能な構成とすることが可能である。
上記実施例では、保持部132は、ストッパ133の方向Dの他方側(下側)に位置し、磁石300を保持しているとした。しかし、保持部は、少なくとも磁石を保持し得る限り任意に設計変更することが可能である。例えば、図3A及び図3Bに示すように、保持部132’が、第1収容部130’の壁部131’にストッパ133’よりも上側に位置するように設けられた構成とすることが可能である。保持部132’が、磁石300’を振動部200の上側で保持する。
上記実施例及び上述した設計変更例では、第1収容部がハウジングに設けられているとした。しかし、これに限定されるものではない。例えば、ハウジング自体が第1収容部とすることが可能である。この場合、ハウジングの外壁が第1収容部の壁部として機能する。また、第1収容部は省略する又は液体容器に設けた構成とすることが可能である。この場合、磁石が液体容器又は液体容器に突き刺さった吸液芯に固着され、磁石の磁気吸引又は磁気反発によって、振動部が前記吸液芯に当接した状態で維持される構成とすると良い。
上記実施例及び上述した設計変更例では、第1収容部の壁部は、第1、第2開口と、収容空間とを有するとした。しかし、壁部は、第1開口及び前記吸液芯の長さ方向の第1端部が前記第1開口を通じて挿入可能な収容空間を有する限り任意に設計変更することが可能である。すなわち、第2開口は省略可能である。この場合、霧化された液体は、第1開口又は壁部に設けられた他の開口を通じて壁部外に拡散する構成とすることが可能である。ハウジングの拡散孔は天板以外(外壁等)に設けられた構成とすることが可能である。
上記実施例及び上述した設計変更例では、第2収容部がハウジングは設けられているとした。しかし、第2収容部は省略可能である。例えば、液体容器がハウジングの外面に取り付け可能な構成とすることが可能である。この場合、液体容器がハウジングの外面に取り付けられた状態で、液体容器に突き刺さった吸液芯のみがハウジング内に挿入され、振動部に当接する構成とすることが可能である。また、第2収容部は、液体容器を吸液芯の長さ方向にガイドし且つ当該液体容器から延出した前記吸液芯を第1収容部の第1開口に挿入させることが可能なガイド部を有している限り任意に設計変更することが可能である。例えば、液体容器400の外径が外壁110の内径と略同じ又は若干小さい場合、ハウジング100の外壁110が液体容器400を方向Dにおいてガイドするガイド部として機能させることが可能である。この場合、仕切り部141は省略可能である。
上記実施例及び上述した設計変更例では、液体容器400は、口部410を有しているとした。しかし、液体容器は、液体を貯留可能であり且つ吸液芯が突き刺さっている限り任意に設計変更することが可能である。上記実施例及び上述した設計変更例では、液体霧化装置は、薬液を霧化して散布する装置であるとしたが、これに限定されない。例えば、液体霧化装置は、薬液以外の液体(例えば、水)を霧化して散布する装置(加湿器)に適応させることが可能である。この場合、液体容器に薬液以外の液体を入れれば良い。また、上記実施例及び上述した設計変更例では、液体容器400が、ハウジング100に対して着脱可能であるとした。しかし、液体容器は、ハウジングに固定された構成とすることが可能である。この場合、液体容器に突き刺さった吸液芯は、常に振動部に当接している。よって、第1収容部のストッパは省略可能である。
なお、上記実施例及び上述した設計変更例の液体霧化装置の各部を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであるので、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である。
100・・・・・ハウジング
110・・・・外壁
120・・・・天板
130・・・・第1収容部
131・・・壁部
131a・第1開口
131b・第2開口
131c・収容空間
132・・・保持部
132a・爪部
133・・・ストッパ
134・・・固着部
140・・・・第2収容部
141・・・仕切り板
141a・リング
141b・ガイド部
141c・閉塞板
141d・挿入孔
142・・・収容空間
200・・・・・振動部
300・・・・・磁石
400・・・・・液体容器
410・・・・口部
500・・・・・吸液芯
510・・・・第1端部
520・・・・第2端部
D・・・・・・・方向(吸液芯の長さ方向)

Claims (8)

  1. 吸液芯の長さ方向の第1端部前記長さ方向の一方側から当接可能であり且つ当該吸液芯に当接した状態で振動し、前記吸液芯に吸い上げられた液体を霧化可能な振動部と、
    磁石とを備えており、
    前記振動部は、磁性体を有しており、
    前記振動部が前記吸液芯の前記第1端部に当接した状態で、前記磁石が前記振動部に対して前記長さ方向の他方側で間隙を有して対向するように、前記磁石が前記吸液芯の前記第1端部周りに配置されており、且つ前記磁石が、前記振動部の前記磁性体を非接触で磁気吸引し、当該振動部を前記吸液芯の前記第1端部に当接させた状態で維持させる、又は、前記振動部が前記吸液芯の前記第1端部に当接した状態で、前記磁石、前記振動部及び前記吸液芯がこの順で前記長さ方向に沿って一列で並ぶように配置され、前記磁石が前記振動部に対して前記長さ方向の一方側で間隙を有して対向しており、且つ前記磁石が、前記振動部の前記磁性体に対して非接触で磁気反発し、前記振動部を前記吸液芯の前記第1端部に当接させた状態で維持させる液体霧化装置。
  2. 請求項1記載の液体霧化装置において、
    ストッパを更に備えており、
    前記ストッパは、前記振動部と前記磁石との間に配置され、前記磁石の磁気吸引により前記振動部が前記ストッパに当接する又は当該ストッパと前記磁石との間に前記振動部が位置するように配置され、前記磁石の磁気反発により前記振動部が前記ストッパに当接する液体霧化装置。
  3. 吸液芯に当接可能であり且つ当該吸液芯に当接した状態で振動し、前記吸液芯に吸い上げられた液体を霧化可能な振動部と、
    前記振動部を非接触で磁気吸引又は前記振動部に対して非接触で磁気反発し、当該振動部を前記吸液芯に当接させた状態で維持させることが可能な磁石と、
    第1収容部を有するハウジングとを備えており、
    前記第1収容部は、第1開口及び前記吸液芯の長さ方向の第1端部が前記第1開口を通じて挿脱可能な収容空間を有する壁部と、
    前記壁部に設けられており且つ前記磁石を前記収容空間内で保持する保持部と、
    前記壁部に設けられ且つ前記収容空間内に位置するストッパとを有しており、
    前記振動部は、前記収容空間内に配置されており且つ前記吸液芯の第1端部に当接可能であり、
    前記磁石が前記振動部を磁気吸引する場合、前記磁石は、前記振動部よりも前記第1開口側に配置され、前記ストッパは、前記振動部と前記磁石との間に配置されており、前記吸液芯の前記第1端部が前記収容空間及び前記第1開口から抜かれ、前記振動部が前記吸液芯に当接していない状態で、前記磁石の磁気吸引により前記振動部が前記ストッパに当接しており、前記吸液芯の前記第1端部が前記第1開口を通じて前記収容空間内に挿入され、前記振動部が前記吸液芯に当接している状態で、前記磁石の磁気吸引力に抗して前記振動部が前記ストッパから離間し、その間に間隙が生じ、
    前記磁石が前記振動部を磁気反発する場合、前記振動部は、前記磁石よりも前記第1開口側に配置され、前記ストッパは、当該ストッパと前記磁石との間に前記振動部が位置するように配置されており、前記吸液芯の前記第1端部が前記収容空間及び前記第1開口から抜かれ、前記振動部が前記吸液芯に当接していない状態で、前記磁石の磁気反発により前記振動部が前記ストッパに当接しており、前記吸液芯の前記第1端部が前記第1開口を通じて前記収容空間内に挿入され、前記振動部が前記吸液芯に当接している状態で、前記磁石の磁気反発力に抗して前記振動部が前記ストッパから離間し、その間に間隙が生じる液体霧化装置。
  4. 吸液芯に当接可能であり且つ当該吸液芯に当接した状態で振動し、前記吸液芯に吸い上げられた液体を霧化可能な振動部と、
    前記振動部を非接触で磁気吸引又は前記振動部に対して非接触で磁気反発し、当該振動部を前記吸液芯に当接させた状態で維持させることが可能な磁石と、
    第1収容部を有するハウジングを備えており、
    前記第1収容部は、第1開口及び前記吸液芯の長さ方向の第1端部が前記第1開口を通じて挿入可能な収容空間を有する壁部と、
    前記壁部に設けられており且つ前記磁石を前記収容空間内で保持する保持部とを有しており、
    前記振動部は、前記収容空間内に配置されており且つ前記吸液芯の第1端部に当接可能である液体霧化装置。
  5. 吸液芯に当接可能であり且つ当該吸液芯に当接した状態で振動し、前記吸液芯に吸い上げられた液体を霧化可能な振動部と、
    前記振動部を非接触で磁気吸引又は前記振動部に対して非接触で磁気反発し、当該振動部を前記吸液芯に当接させた状態で維持させることが可能な磁石と、
    第1収容部を有するハウジングを備えており、
    前記第1収容部は、第1開口及び前記吸液芯の長さ方向の第1端部が前記第1開口を通じて挿入可能な収容空間を有する壁部と、
    前記壁部に設けられており且つ前記磁石を前記収容空間内で保持する保持部と、
    前記壁部に設けられ且つ前記収容空間内に位置するストッパとを有しており、
    前記振動部は、前記収容空間内に配置されており且つ前記吸液芯の第1端部に当接可能であり、
    前記ストッパは、前記振動部と前記磁石との間に配置されており、前記磁石の磁気吸引により前記振動部が前記ストッパに当接している、又は前記ストッパは、当該ストッパと前記磁石との間に前記振動部が位置するように配置され、前記磁石の磁気反発により前記振動部が前記ストッパに当接している液体霧化装置。
  6. 請求項〜5の何れかに記載の液体霧化装置において、
    前記ハウジングは、前記液体が貯留された液体容器を収容可能な第2収容部を更に有しており、
    前記第2収容部は、前記液体容器を前記長さ方向にガイドし且つ当該液体容器から延出した前記吸液芯を前記第1開口に挿入させることが可能なガイド部を有している液体霧化装置。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の液体霧化装置において、
    前記吸液芯を更に備えている液体霧化装置。
  8. 請求項7記載の液体霧化装置において、
    前記液体を貯留可能な液体容器を更に備えており、
    前記吸液芯は前記液体容器に突き刺さり且つ当該液体容器から延出している液体霧化装置。
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