JP5974966B2 - 電着金属の剥離装置及び電着金属の剥離方法 - Google Patents
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Description
フレキシング押し具22は、カソード12の平面に対して垂直な水平方向(Y方向)に移動して当該カソード12の中央部を所定距離(例えば、50mmほど)押込む。このときカソード12は、図2(B)に示すようにフレキシング押し具22に押された水平方向(Y方向)に撓むため、搬送方向(X方向)から見ると、弓なりに湾曲し、カソード12の凸状湾曲面側の電着金属層Kの上側がカソード12から剥がれ、カソード12との間に隙間24が形成される。
また、カソード12の中央部が凹または凸に若干変形している場合のチゼリング工程においては、従来のチス刃31では、凸部の頂点に向けてこそぎ取るようになるために、剥離時の傷が多くなる問題が生じていた。
金属が電着した電着金属層を前記カソードの中央部を押すことで、前記電着金属層を前記カソードから離間させる押圧手段と、
前記電着金属層と前記カソードとを分離するための分離手段と、を備えた電着金属の剥離装置であって、
前記分離手段は、前記電着金属層の左右両端部から先に分離する分離機構を有しており、
前記分離機構は、前記電着金属層に接触する縁部が前記電着金属層の左右両端部から先
に分離する分離器を有し、
前記分離器は、電着金属層の左右両端部に接触する一対の刃先を有することを特徴とする。
図6は本発明の実施形態1における、山型のチス刃を備えた電着金属の剥離装置を示す概略図である。尚、図6において、従来と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
図8は実施形態1のチス刃の動きと電着金属の剥離状態を示す正面図である。図9は実施形態1のチス刃の動きと電着金属の上端の剥離状態を示す横断面図である。
図10は本発明の実施形態2における、曲率を有した山型のチス刃を備えた電着金属の剥離装置を示す概略図である。図11は実施形態2のチス刃の構成を示す図である。尚、図10において、従来と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
図12は本発明の実施形態3における、左右に一対のチス刃を備えた電着金属の剥離装置を示す概略図である。尚、図12において、従来と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
12 カソード
24 隙間
100、300、500 電着金属の剥離装置
110、310、510 チゼリング装置(分離手段)
200、400、600A、600B チス刃(分離器)
202、402 上端部
204、206、404、406、602A、602B 刃先
208、209、407、408、604A、604B 傾斜刃
210、410、620 昇降駆動機構
220、420、630 分離機構
409 湾曲刃
606A、606B 支持棒
608A、608B スライダ
609A、609B タイミングベルト
610 水平駆動機構
612 昇降ベース
614〜617 ギヤ
622A、622B ロッド
Claims (7)
- 金属が電着したカソードを搬送する搬送手段と、
金属が電着した電着金属層を前記カソードの中央部を押すことで、前記電着金属層を前記カソードから離間させる押圧手段と、
前記電着金属層と前記カソードとを分離するための分離手段と、を備えた電着金属の剥離装置であって、
前記分離手段は、前記電着金属層の左右両端部から先に分離する分離機構を有しており、
前記分離機構は、前記電着金属層に接触する縁部が前記電着金属層の左右両端部から先に分離する分離器を有し、
前記分離器は、電着金属層の左右両端部に接触する一対の刃先を有することを特徴とする電着金属の剥離装置。 - 金属が電着したカソードを搬送する搬送手段と、
金属が電着した電着金属層を前記カソードの中央部を押すことで、前記電着金属層を前記カソードから離間させる押圧手段と、
前記電着金属層と前記カソードとを分離するための分離手段と、を備えた電着金属の剥離装置であって、
前記分離手段は、前記電着金属層の左右両端部から先に分離する分離機構を有しており、
前記分離機構は、
前記電着金属層に接触する縁部が前記電着金属層の左右両端部から先に分離する分離器と、
前記分離器を昇降させる昇降駆動機構と、を有し、
前記分離器は、前記縁部の左右端部より山型に形成された中間部を有することを特徴とする電着金属の剥離装置。 - 前記分離器は、前記中間部から側方に角度40度〜80度の範囲の傾斜を有することを特徴とする請求項2に記載の電着金属の剥離装置。
- 前記分離器は、前記中間部が、0.25m〜2.0mの曲率半径を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の電着金属の剥離装置。
- 金属が電着したカソードを搬送する搬送手段と、
金属が電着した電着金属層を前記カソードの中央部を押すことで、前記電着金属層を前記カソードから離間させる押圧手段と、
前記電着金属層と前記カソードとを分離するための分離手段と、を備えた電着金属の剥離装置であって、
前記分離手段は、前記電着金属層の左右両端部から先に分離する分離機構を有しており、
前記分離機構は、
前記電着金属層の左端部を分離する第1の分離器と、
前記電着金属層の右端部を分離する第2の分離器と、
前記第1の分離器及び前記第2の分離器を水平方向に移動させ、前記第1の分離器と前記第2の分離器との離間距離を調整する水平駆動機構と、
前記第1の分離器及び前記第2の分離器を前記水平駆動機構と共に、昇降させて前記第1の分離器及び前記第2の分離器を前記電着金属層の左右両端部に接触させて前記電着金属層の左右両端部から先に分離する昇降駆動機構と、
を有することを特徴とする電着金属の剥離装置。 - 金属が電着したカソードを搬送する搬送工程と、
金属が電着した電着金属層を前記カソードの中央部を押すことで、前記電着金属層の縁部を前記カソードから離間させる押圧工程と、
前記電着金属層と前記カソードとを分離するための分離工程と、を有する電着金属の剥離方法であって、
前記分離工程は、前記電着金属層の左右両端部から先に分離する分離機構を有しており、
前記分離機構は、前記電着金属層に接触する縁部が前記電着金属層の左右両端部から先に分離する分離器を有し、
前記分離器は、前記電着金属層の左右両端部に接触する一対の刃先を有することを特徴とする電着金属の剥離方法。 - 金属が電着したカソードを搬送する搬送工程と、
金属が電着した電着金属層を前記カソードの中央部を押すことで、前記電着金属層の縁部を前記カソードから離間させる押圧工程と、
前記電着金属層と前記カソードとを分離するための分離工程と、を有する電着金属の剥離方法であって、
前記分離工程は、前記電着金属層の左右両端部から先に分離する分離機構を有しており、
前記分離機構は、
前記電着金属層の左端部を分離する第1の分離器と、
前記電着金属層の右端部を分離する第2の分離器と、
前記第1の分離器及び前記第2の分離器を水平方向に移動させ、前記第1の分離器と前記第2の分離器との離間距離を調整する水平駆動機構と、
前記第1の分離器及び前記第2の分離器を前記水平駆動機構と共に、昇降させて前記第1の分離器及び前記第2の分離器を前記電着金属層の左右両端部に接触させて前記電着金属層の左右両端部から先に分離する昇降駆動機構と、
を有することを特徴とする電着金属の剥離方法。
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