JP6306932B2 - 電着銅の剥ぎ取り方法 - Google Patents

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本発明は電着銅の剥ぎ取り方法に関する。
銅の電解精製においては、カソードを繰り返し用いることができるパーマネントカソード法が用いられている。パーマネントカソード法では、電解精製後に電着銅がカソードから剥ぎ取られる。この際に、カソードから電着銅が剥ぎ取りにくいことがある。特許文献1は、カソードから電着銅を剥ぎ取る技術を開示している。
特開2006−274299号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、フラッピングを繰り返し行う必要があり、電着銅の剥ぎ取りに要する時間が長くなるおそれがある。
本発明は上記の課題に鑑み、電着銅の剥ぎ取りに要する時間を短縮することができる、電着銅の剥ぎ取り方法を提供すること目的とする。
本発明に係る電着銅の剥ぎ取り方法は、銅電解精製で板状のカソードの両面および下端に形成されかつ厚みの途中に、ラミネーションによって生成されたラミネート層が形成された電着銅の当該下端に対し、少なくとも一部を切削する切削工程と、前記カソードから前記電着銅を剥ぎ取る剥取工程と、を含むことを特徴とする。
前記切削工程において、前記ラミネート層の下端から2mm下の位置よりも深く切削を行ってもよい。前記切削工程において、前記ラミネート層の少なくとも一部を切断してもよい。前記切削工程において、前記ラミネート層の下端よりも2mm下から、前記ラミネート層の下端よりも2mm上までの範囲まで切削を行ってもよい。前記切削工程において、前記ラミネート層の下端よりも1mm下から、前記ラミネート層の下端よりも2mm上までの範囲まで切削を行ってもよい。前記切削工程において、前記ラミネート層の下端よりも2mm下から、前記ラミネート層の下端までの範囲で切削を行ってもよい。前記ラミネート層は、前記電着銅の下端の厚みの30%から70%の範囲に位置してもよい。前記カソードは、両側にエッジストリップが設けられており、前記切削工程において、前記エッジストリップから3mm以内は切削しなくてもよい。前記切削工程において、切削歯を用いて前記電着銅の下端を切削してもよい。
本発明によれば、電着銅の剥ぎ取りに要する時間を短縮することができる。
カソードを例示する斜視図である。 回収システムの概要を例示する図である。 (a)〜(d)はカソードから電着銅を剥ぎ取る工程の詳細について説明する図である。 カソードの底辺に形成されたV字溝を表す図である。 (a)および(b)はフラッピングを表す図である。 ラミネート層について例示する図である。 工程図である。 切削範囲を表す図である。 カソードの下端からの厚みを表す図である。
実施形態の説明に先立って、パーマネントカソード法の概略について説明する。
図1は、繰り返し使用することが可能なカソード1を例示する斜視図である。カソード1は、ステンレス製の板状材である。カソード1の両サイドには、合成樹脂製のエッジストリップ5がはめ込まれている。カソード1の上端部には、クロスバー4が設けられている。クロスバー4の下部には、複数の窓部3が設けられている。この窓部3に電極板搬送装置のフックを掛止することにより、電解槽への装入及び取り出し並びに搬送が行なわれるようになっている。
カソード1を用いた銅の電解精製では、電解液が貯えられた電解槽中にカソード1(陰極板)と、粗銅を鋳込んだアノード(陽極板)とを交互に浸漬して通電することによって、カソード1の両面に電着銅2が電着される。電着銅2が電着したカソード1は、以下、合板10と称する。電着銅2は、剥取装置によって剥ぎ取られ、製品とされる。カソード1は、丈夫で且つ繰り返し使用が可能であると共に、平面性が良く、電解精製時にショートが起きにくいという利点があることから近年広く採用されるに至っている。
図2は、電解精製における銅板の回収システム100の概要を例示する図である。回収システム100は、合板10が搬入される搬入部101と、搬入された合板10を洗浄する洗浄装置102と、洗浄した合板10を合板面に平行な方向に搬送するトラバースコンベア6と、トラバースコンベア6によって搬送された合板10からチゼリングによって電着銅2を剥ぎ取る剥取装置103と、電着銅2が剥ぎ取られた後のカソード1をトラバースコンベア6と連結するようにして配置され、カソード1の表面と直交する方向に搬送する排出コンベア7を備えた陰極板搬出部104と、剥ぎ取られた電着銅2を2枚1組に重ね合わせる重合装置107と、重ね合わされた電着銅2を搬送する搬送装置106と、搬送装置106によって搬送しながらコルゲーションを行うプレス装置108と、プレスが終わった電着銅2を所定の枚数ずつ積載して秤量し、ラベリング、結束等を行った後の電着銅2を回収する搬出部109とを含んで構成されている。
次に、回収システム100の動作の概要について説明する。まず、合板10が天井クレーンによって吊り下げられた状態で搬入部101に搬入される。搬入された合板10は、搬送コンベア111により合板10の表面に対して垂直な方向に搬送されながら洗浄装置102まで運ばれる。その後、洗浄装置102によって、合板10に対し、所定の枚数毎に同時に洗浄が行なわれる。洗浄された合板10は、さらに搬送コンベア111により搬送され、トラバースコンベア6に移載されて合板10の搬送方向を合板面に対して平行な方向(すなわちクロスバー4の軸方向)に偏向して1枚ずつ連続的に剥取装置103まで搬送される。
剥取装置103は、合板10を1枚ずつ受け取ると、カソード1から電着銅2を引き剥がして両者を分離する。カソード1は、陰極板搬出部104に送られて再度電解精製に供せられる。一方、引き剥がされた電着銅2は、重合装置107によって2枚1組に重ね合わせられた状態で搬送装置106に移載される。2枚1組に重ね合された電着銅2は、搬送装置106によって搬送されつつプレス装置108によってコルゲーションが行われる。その後、プレスが終わった電着銅2は所定の枚数ずつ積載して秤量し、ラベリング、結束等を行った後、搬出部109から回収される。
次に、カソード1から電着銅2を剥ぎ取る工程の詳細について説明する。図3(a)は、合板10の側面図である。図3(b)で例示するように、電着銅2とカソード1とを屈曲させることによって、電着銅2がカソード1から剥がれやすくなる。次に、図3(c)で例示するように、電着銅2とカソード1との間にくさびを打ち込むことによって、カソード1から電着銅2を切り離す。次に、図3(d)で例示するように、電着銅2の側面をグリップ8で掴み、電着銅2の底辺を支点として水平に開くことによって、電着銅2は、底部で2枚に分断される。なお、図4で例示するように、カソード1の底辺には、内部方向に凹むV字溝が形成されている。この構成により、電着銅2は分断されやすくなる。
電着銅2の剥ぎ取り不良が生じた場合には、図5(a)および図5(b)で例示するように、電着銅2をカソード1の底辺を支点に水平に開き、カソード1側に閉じることを繰り返すフラッピングを実施する。それにより、電着銅2を分断することができるようになる。なお、フラッピングが不要の場合、電着銅2の剥ぎ取りに約7秒/枚を要する。フラッピングが必要になると、さらにフラッピングの動作時間(開く動作と閉じる動作の合計)、電着銅分断検知時間及び手動操作への切り替え時間を含めて約15〜30秒/枚要するため、フラッピング回数に比例して動作時間が長くなる。場合によっては、1枚当たりのフラッピング回数が20回〜40回を要することもあるため、1枚当たり約300秒以上の無駄が生じる場合もある。したがって、フラッピング回数をできるだけ低減することが望まれる。以下の実施形態では、電着銅の剥ぎ取りに要する時間を短縮することができる、電着銅の剥ぎ取り方法について説明する。
(実施の形態)
本発明者は、鋭意研究の結果、ラミネーションが生じた場合にカソード下部電着銅の一部を切断するだけでフラッピングが低減されることを新たに突き止めた。ラミネーションとは、電着銅2の内部に例えば塩化銅(CuCl)を主とするラミネート層が生じる現象のことである。ラミネート層は、例えば、電解精製の途中で停電などに起因して通電が停止した場合などに生成される。
図6は、ラミネート層について例示する図である。一例として、9日間の電解精製を実施する場合について説明する。この場合には、カソード1の下端部において、9〜10mm程度の厚みの電着銅2が生成される。停電前においては通電が途中で停止されないため、電着銅2aが生成される。停電時には、電着銅2aの表面にラミネート層2cが生成される。通電が再開されると、電着銅2aの表面に、ラミネート層2cを介して再電着銅2bが生成される。停電時においては、通電日数が1〜3日で停電した場合には、ラミネート層2cは、カソード1近くに生成される。通電日数が8日で停電した場合には、ラミネート層2cは、電着銅2の表面近くに生成される。通電日数が4〜7日で停電した場合には、ラミネート層2cは、電着銅2の厚みの中間あたりで生成される。なお、V字溝の頂点部には、空隙15が存在する。この空隙15は、電着銅2の剥ぎ取りに寄与する。
ラミネート層2cが形成されることは、電着銅2aと再電着銅2bとの間に界面が形成されてしまうことを意味する。この界面の形成により、図3(c)及び図3(d)で電着銅2の下端表面から鉛直方向に下から上に向けて加えられるせん断応力が分散されるものと考えられる。すなわち、電着銅2の下端部の割れは、下端に集中するせん断応力が左右から加わる力のバランスにより、結果的に電着銅2の下端表面部から図6の空隙15まで鉛直方向に下から上に向けて伝わることで、電着銅2をせん断する事が可能と考えられる。
しかしながら、ラミネート層2cの存在により、再電着銅2bを鉛直的に伝わったせん断応力はラミネート層2cに接することでラミネート層2cと再電着銅2bの界面に沿った方向にも力が分散されてしまい、鉛直方向への力の伝達が減少してしまうものと考えられる。
一方、ラミネート層2cの厚みやその発生位置によっては、分散された鉛直方向に伝わるせん断応力でも、電着銅2のせん断が可能な場合もあると考えられるが、図6に示される4〜7日目に形成されるラミネート層2cの場合に、他の2つのケースと比較してフラッピングの回数が多くなることが経験的に分かっている。
本実施形態においては、ラミネート層2cが電着銅2の厚みの途中に生成された場合に、電着銅2の下端部の少なくとも一部を切削する(図7の切削工程)。切削の後、図3(a)〜図3(d)の手順で、電着銅2をカソード1から剥ぎ取る(図7の剥取工程)。切削工程により、電着銅2が2枚に分離しやすくなる。それにより、フラッピングの回数を低減することができる、またはフラッピングを不要とすることができる。それにより、電着銅2の剥ぎ取りに要する時間を短縮することができる。なお、ラミネート層2cの位置は、通電が停止した時間から推定することができる。
切削には、エンドミルなどの切削歯を備えた切削機を用いることができる。例えば、電着銅2の下端部の幅方向にミルを進めながら切削することが好ましい。なお、エンドミルを用いる場合の切削時間は、約25秒/枚とすることができるため、フラッピング回数が2回以上発生する場合にはフラッピングを行うよりも短時間で電着銅2を剥ぎ取ることができる。電着銅2の下端部に切れ込みを入れることができる切断機を用いることもできる。
なお、ラミネート層2cの下端から2mm下の位置よりも深く切削することが好ましく、ラミネート層2cの下端から1mm下の位置よりも深く切削することがより好ましい。また、ラミネート層2cの少なくとも一部が切断されるように切削することが好ましい。ただし、切削量が多すぎると、不具合が生じ得る。たとえば、(1)切削に要する時間が長くなるおそれがある。なお、フラッピング回数が多くなってしまうラミネート層2cの位置は推定できるため、その範囲外を切削する必要はない。(2)製品として出荷できる量が減少するおそれがある。(3)繰返し処理(再溶解から電解精製まで)の費用(コストやエネルギーの無駄)がかかるおそれがある。(4)切削粉の回収を行う回数が増加し、(2)と同様、人・モノ等のコスト、エネルギーが無駄になるおそれがある。(5)カソード板の下端に切削刃があたるリスクが増加し、図9に示すV字溝の破損、または、切削刃の破損のおそれがある。そこで、ラミネート層2cの下端よりも2mm下から、ラミネート層2cの下端から2mm上までの範囲で切削を行うことが好ましい。また、ラミネート層2cの下端よりも1mm下から、ラミネート層2cの下端から2mm上までの範囲で切削を行うことが好ましい。また、必ずしもラミネート層2cを切断しなくてもよいため、ラミネート層2cの下端から2mm下から、ラミネート層2cの下端までの範囲で切削を行ってもよい。ラミネート層2cの位置は、電解開始時から停電発生時までの時間により推定することができる。電着速度は電流密度や電極間隔等により異なるが、通常の電解時に時間当たりもしくは1日当たりの電着厚さを測定しておくことでラミネート層2cの発生位置を推定することができる。
また、本発明者の鋭意研究の結果、ラミネート層2cが電着銅2の厚みの中間に位置する場合に、多数回のフラッピングが必要であることがわかった。そこで、電着銅2の厚みにおける30%〜70%の範囲にラミネート層2cが位置する場合に、当該ラミネート層2cの少なくとも一部が切断されるように切削することが好ましい。
なお、一方のエッジストリップ5から他方のエッジストリップ5までの全体にわたって切削を行うと、エッジストリップ5が破損するおそれがある。そこで、図8で例示するように、エッジストリップ5から3mmまでは切削しないことが好ましい。すなわち、エッジストリップ5から3mm以上は切削しないことが好ましい。ただし、切削範囲が狭まると電着銅2の剥ぎ取りに影響が出るため、切削範囲はできるだけ広い方が好ましい。そこで、切削しない範囲を、エッジストリップ5から3mm以上、カソード全幅の1/4の長さ以下とすることが好ましい。
電解条件として1日1mm±0.3mmで電着する電解条件にて電気銅を製造するための一般的なパーマネントカソード方式の電解精製を行い、4日目に停電した後、5日目以降通電を再開して再電着させた電着銅について剥ぎ取り試験を行った。図9で例示するように、カソード1の下端からの厚みを厚みAと定義する。エンドミルで電着銅2を切削したため、厚みAは、切削後の電着銅2の厚みを意味する。表1は、厚みAとフラッピング回数との関係を表す図である。表1に示すように、厚みAが1mm〜4mmのいずれの場合においても、フラッピング回数が大幅に低減できていることがわかる。これは、厚みの途中でラミネート層2cが生成された電着銅2の下端部の少なくとも一部が切断されているからであると考えられる。また、4日目の停電によってカソード1の下端から2〜4mmの位置にラミネート層2cが生成されたと推定される。厚みAが1mm〜4mmである場合、ラミネート層2cの下端よりも2mm下から2mm上までの範囲で切削を行うことと一致している。なお、切削を行わなかった場合には、4〜5回のフラッピングが必要であった。
Figure 0006306932
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 カソード
2,2a 電着銅
2b 再電着銅
2c ラミネート層
3 窓部
4 クロスバー
5 エッジストリップ
8 グリップ
10 合板

Claims (9)

  1. 銅電解精製で板状のカソードの両面および下端に形成されかつ厚みの途中に、ラミネーションによって生成されたラミネート層が形成された電着銅の当該下端に対し、少なくとも一部を切削する切削工程と、
    前記カソードから前記電着銅を剥ぎ取る剥取工程と、を含むことを特徴とする電着銅の剥ぎ取り方法。
  2. 前記切削工程において、前記ラミネート層の下端から2mm下の位置よりも深く切削を行うことを特徴とする請求項1記載の電着銅の剥ぎ取り方法。
  3. 前記切削工程において、前記ラミネート層の少なくとも一部を切断することを特徴とする請求項2記載の電着銅の剥ぎ取り方法。
  4. 前記切削工程において、前記ラミネート層の下端よりも2mm下から、前記ラミネート層の下端よりも2mm上までの範囲まで切削を行うことを特徴とする請求項1または2記載の電着銅の剥ぎ取り方法。
  5. 前記切削工程において、前記ラミネート層の下端よりも1mm下から、前記ラミネート層の下端よりも2mm上までの範囲まで切削を行うことを特徴とする請求項1または2記載の電着銅の剥ぎ取り方法。
  6. 前記切削工程において、前記ラミネート層の下端よりも2mm下から、前記ラミネート層の下端までの範囲で切削を行うことを特徴とする請求項1または2記載の電着銅の剥ぎ取り方法。
  7. 前記ラミネート層は、前記電着銅の下端の厚みの30%から70%の範囲に位置することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の電着銅の剥ぎ取り方法。
  8. 前記カソードは、両側にエッジストリップが設けられており、
    前記切削工程において、前記エッジストリップから3mm以内は切削しないことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の電着銅の剥ぎ取り方法。
  9. 前記切削工程において、切削歯を用いて前記電着銅の下端を切削することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の電着銅の剥ぎ取り方法。
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