JP5974546B2 - リーダライタ、アプリケーション起動確認方法、及びアプリケーション起動確認プログラム - Google Patents

リーダライタ、アプリケーション起動確認方法、及びアプリケーション起動確認プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ICチップとの間で無線通信を行うリーダライタの技術分野に関する。
従来から、携帯電話機に搭載されたIC(Integrated Circuit)チップ(例えば、FeliCa(登録商標)が採用されたICチップ)との間で近距離無線通信を行うリーダライタを用いて情報提供を行うシステムが知られている。例えば、特許文献1には、リーダライタが携帯電話機に搭載されたICチップを検知した場合にリダイレクトサーバURLを携帯電話機に送信することで、携帯電話機はブラウザを起動させ、リダイレクトサーバURLに基づきネットワークを介してリダイレクトサーバにアクセスする技術が開示されている。そして、この技術では、携帯電話機は、アクセスしたリダイレクトサーバからコンテンツサーバURLを取得することでコンテンツサーバからネットワークを介して情報提供を受けることが可能になっている。
特開2008−210368号公報
ところで、特許文献1に開示された技術では、特別なアプリケーションプログラム(アプリケーションソフトウェア)をインストールすることなく、携帯電話機のブラウザによりサーバから情報提供を受けることが可能になっているが、この技術を、様々なアプリケーションプログラムを利用できるスマートフォン等の携帯端末に適用した場合、該携帯端末はアプリケーションプログラムに応じた情報提供を受けることができず、利便性がよくない場合がある。そのため、将来的に、リーダライタからアプリ起動コマンドを携帯端末へ送信することで特定のアプリケーションプログラムを起動させることが考えられる。
しかしながら、起動させたいアプリケーションプログラムが携帯端末にインストールされていない場合、リーダライタからアプリ起動コマンドを送信しても携帯端末側では何も起こらない(無視される)という問題が想定される。
そこで、本発明は、上記問題等に鑑みてなされたものであり、起動させたいアプリケーションプログラムが携帯端末にインストールされていない場合に、当該アプリケーションプログラムを迅速にダウンロードさせることが可能なリーダライタ、アプリケーション起動確認方法、及びアプリケーション起動確認プログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ICチップ、アプリケーションプログラムを記憶するためのメモリ、前記ICチップからの指示に応じてアプリケーションプログラムを実行するCPUを備える携帯端末の前記ICチップとの間で近距離無線通信を行うリーダライタであって、前記リーダライタは、前記ICチップを検出する検出手段と、特定のアプリケーションプログラムを、前記検出手段により検出されたICチップを通じて前記CPUに起動させる起動コマンドを前記ICチップへ送信する第1送信手段と、前記起動コマンドに応じて前記特定のアプリケーションプログラムが起動されたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記特定のアプリケーションプログラムが起動されていないと判定された場合には、当該特定のアプリケーションプログラムをダウンロードするための情報を前記ICチップへ送信する第2送信手段と、を備え、前記携帯端末は、前記起動コマンドに応じて前記特定のアプリケーションプログラムが起動された場合、当該携帯端末を識別する識別情報、及び前記特定のアプリケーションプログラムが起動したことを示す情報を、前記特定のアプリケーションプログラムの起動有無を管理するサーバへ送信し、前記リーダライタは、前記検出手段により検出された前記ICチップから前記携帯端末を識別する識別情報を取得する取得手段と、前記第1送信手段により前記起動コマンドが送信されてから所定時間後に、前記特定のアプリケーションプログラムの起動有無を前記取得手段により取得された識別情報を用いて前記サーバへ問い合わせる問い合わせ手段と、を更に備え、前記判定手段は、前記問い合わせ手段による結果に基づいて、前記特定のアプリケーションプログラムが起動されたか否かを判定することを特徴とする
請求項に記載の発明は、請求項1に記載のリーダライタにおいて、前記判定手段は、前記第1送信手段により前記起動コマンドが送信された後に、前記起動コマンドが送信された前記ICチップから前記特定のアプリケーションプログラムが起動したことを示す情報を受信した場合に、当該特定のアプリケーションプログラムが起動されたと判定することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のリーダライタにおいて、前記リーダライタは、前記第1送信手段により前記起動コマンドが送信されてから所定時間後に、前記特定のアプリケーションプログラムの起動有無を前記ICチップへ問い合わせる問い合わせ手段を更に備え、前記判定手段は、前記問い合わせ手段による問い合わせに応じて前記ICチップから前記特定のアプリケーションプログラムが起動したことを示す情報を受信した場合に、当該特定のアプリケーションプログラムが起動されたと判定することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、ICチップ、アプリケーションプログラムを記憶するためのメモリ、前記ICチップからの指示に応じてアプリケーションプログラムを実行するCPUを備える携帯端末の前記ICチップとの間で近距離無線通信を行うリーダライタであって、前記ICチップを検出する検出手段と、特定のアプリケーションプログラムを、前記検出手段により検出されたICチップを通じて前記CPUに起動させる起動コマンドを前記ICチップへ送信する第1送信手段と、前記第1送信手段により前記起動コマンドが送信されてから所定時間後に、前記特定のアプリケーションプログラムをダウンロードするための情報を前記ICチップへ送信する第2送信手段と、を備え、前記第2送信手段は、前記第1送信手段により前記起動コマンドが送信されてから第1の時間が経過するまでの間に、当該第1の時間より短い第2の時間の間隔で前記ICチップが検出され続けている場合に、前記ダウンロードするための情報を前記ICチップへ送信することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、ICチップ、アプリケーションプログラムを記憶するためのメモリ、前記ICチップからの指示に応じてアプリケーションプログラムを実行するCPUを備える携帯端末の前記ICチップとの間で近距離無線通信を行うリーダライタにより行われるアプリケーション起動方法であって、前記ICチップを検出する検出ステップと、特定のアプリケーションプログラムを、前記検出されたICチップを通じて前記CPUに起動させる起動コマンドを前記ICチップへ送信する送信ステップと、前記起動コマンドに応じて前記特定のアプリケーションプログラムが起動されたか否かを判定する判定ステップと、前記特定のアプリケーションプログラムが起動されていないと判定された場合には、当該特定のアプリケーションプログラムをダウンロードするための情報を前記ICチップへ送信するステップと、を含み、前記携帯端末は、前記起動コマンドに応じて前記特定のアプリケーションプログラムが起動された場合、当該携帯端末を識別する識別情報、及び前記特定のアプリケーションプログラムが起動したことを示す情報を、前記特定のアプリケーションプログラムの起動有無を管理するサーバへ送信し、前記アプリケーション起動方法は、前記検出ステップにより検出された前記ICチップから前記携帯端末を識別する識別情報を取得する取得ステップと、前記送信ステップにより前記起動コマンドが送信されてから所定時間後に、前記特定のアプリケーションプログラムの起動有無を前記取得ステップにより取得された識別情報を用いて前記サーバへ問い合わせる問い合わせステップと、を更に含み、前記判定ステップにおいては、前記問い合わせステップによる結果に基づいて、前記特定のアプリケーションプログラムが起動されたか否かを判定することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、ICチップ、アプリケーションプログラムを記憶するためのメモリ、前記ICチップからの指示に応じてアプリケーションプログラムを実行するCPUを備える携帯端末の前記ICチップとの間で近距離無線通信を行うリーダライタに含まれるコンピュータに、前記ICチップを検出する検出ステップと、特定のアプリケーションプログラムを、前記検出されたICチップを通じて前記CPUに起動させる起動コマンドを前記ICチップへ送信する送信ステップと、前記起動コマンドに応じて前記特定のアプリケーションプログラムが起動されたか否かを判定する判定ステップと、前記特定のアプリケーションプログラムが起動されていないと判定された場合には、当該特定のアプリケーションプログラムをダウンロードするための情報を前記ICチップへ送信するステップと、を実行させるアプリケーション起動確認プログラムであって、前記携帯端末は、前記起動コマンドに応じて前記特定のアプリケーションプログラムが起動された場合、当該携帯端末を識別する識別情報、及び前記特定のアプリケーションプログラムが起動したことを示す情報を、前記特定のアプリケーションプログラムの起動有無を管理するサーバへ送信し、前記アプリケーション起動確認プログラムは、前記検出ステップにより検出された前記ICチップから前記携帯端末を識別する識別情報を取得する取得ステップと、前記送信ステップにより前記起動コマンドが送信されてから所定時間後に、前記特定のアプリケーションプログラムの起動有無を前記取得ステップにより取得された識別情報を用いて前記サーバへ問い合わせる問い合わせステップと、を更に実行させ、前記判定ステップにおいては、前記問い合わせステップによる結果に基づいて、前記特定のアプリケーションプログラムが起動されたか否かを判定することを特徴とする。
本発明によれば、起動させたいアプリケーションプログラムが携帯端末にインストールされていない場合に、当該アプリケーションプログラムを迅速にダウンロードさせることができる。
本実施形態に係る情報提供システムの概要構成例を示す図である。 (A)は、本実施形態に係るリーダライタ1の概要構成例を示す図であり、(B)は、本実施形態に係る携帯端末2の概要構成例を示す図であり、(C)は、携帯端末2内の機能ブロック例を示す概念図である。 実施例1において、情報提供システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。 実施例2において、情報提供システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。 実施例3において、情報提供システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。
以下、本発明を実施するための実施形態について、図面に基づいて説明する。以下に説明する実施形態は、情報提供システムに対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
[1.情報提供システムの構成及び機能]
先ず、図1等を参照して、本実施形態に係る情報提供システムの構成及び機能について説明する。図1は、本実施形態に係る情報提供システムの概要構成例を示す図である。
図1に示すように、情報提供システムSは、リーダライタ1、及び携帯端末2等を備えて構成されている。ネットワークNWは、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている(通信プロトコルにTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等を採用)。ネットワークNWには、携帯端末2がアクセス可能なWebサイト(Webサーバ等により構成される)、アプリケーション提供サーバSA1、及び情報管理サーバSA2が接続されている。
なお、図1の例では、リーダライタ1及び携帯端末2は、説明の便宜上、夫々一つずつ示されているが、リーダライタ1は、商品やサービスの情報が提供される多数の場所(例えば、店舗内外、キャンペーン会場内、駅構内等)に設置されるようになっており、携帯端末2は、ユーザ毎に多数存在する。
図2(A)は、本実施形態に係るリーダライタ1の概要構成例を示す図である。図2(A)に示すように、リーダライタ1は、通信部10、アンテナ11、発光ダイオード12、及び制御部13を含んで構成される。
通信部10は、ネットワークNWを介してWebサーバとの間で通信を行うためのものである。アンテナ11は、リーダライタ1(制御部13)が、近距離無線通信規格であるFeliCa(登録商標)が採用されたICチップ、または近距離無線通信規格の国際標準「ISO/IEC 18092」として承認されたNFC(Near Field Communication)が採用されたICチップとの間で近距離無線通信(非接触近接通信)を行うためのアンテナである。例えば、リーダライタ1は、アンテナ11から電波(例えば13.56MHz)を発信することでICチップに電力を供給し、キャリアの変調により該ICチップ間でデータ通信を行う。発光ダイオード12は、携帯端末2のユーザに当該リーダライタ1を認知させるためのものである。
制御部13は、CPU,RAM,ROM,不揮発性メモリ等を備える。ROMまたは不揮発性メモリには、プログラムと各種データ等が記憶されている。ROMまたは不揮発性メモリに記憶されるプログラムには、CPUにより実行される本発明のアプリケーション起動確認プログラムが含まれる。制御部13のCPUは、本発明のアプリケーション起動確認プログラムを実行することにより、本発明の検出手段、第1送信手段、判定手段、第2送信手段、取得手段、及び問い合わせ手段として機能し、後述する処理を行う。また、ROMまたは不揮発性メモリに記憶されるデータには、携帯端末2で実行可能な特定のアプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」という)を指定するスキーマ名、及びリーダライタ1を識別するRW_ID(識別情報)等が含まれる。RW_IDは、リーダライタ毎に固有のIDであり、例えばリーダライタ1の設置場所を識別するIDとして用いられる。例えばリーダライタ1が店舗に設置される場合、RW_IDは、当該店舗を識別する店舗IDとして用いられる。また、ROMまたは不揮発性メモリに記憶されるデータには、スキーマ名により指定された特定のアプリケーションのダウンロードURI(Uniform Resource Identifier)が記憶されている。このダウンロードURIは、特定のアプリケーションを携帯端末2がアプリケーション提供サーバSA1からダウンロードするための情報である。なお、ダウンロードURIは、ブラウザによりアプリケーション提供サーバSA1へアクセスする際に該ブラウザにより用いられるURLであってもよい。
図2(B)は、本実施形態に係る携帯端末2の概要構成例を示す図であり、図2(C)は、携帯端末2内の機能ブロック例を示す概念図である。図2(B)に示すように、携帯端末2は、アンテナ21、ICチップ22、スピーカ23、表示部24、操作部25、移動体無線通信部26、及び制御部27等を備えて構成される。なお、携帯端末2の例としては、スマートフォン等が挙げられる。
アンテナ21は、携帯端末2(ICチップ22)がリーダライタ1との間で近距離無線通信を行うためのアンテナである。ICチップ22は、FeliCa(登録商標)またはNFCが採用されたICチップである。ICチップ22には、携帯端末2を識別する端末ID(第2識別情報の一例)が記憶されている。端末IDは、携帯端末毎に固有のIDであり、例えば、SIM(Subscriber Identity Module Card)番号や電話番号等が適用可能である。端末IDは、リーダライタ1によるICチップ22の検出の際にリーダライタ1へ送信される。移動体無線通信部26は、携帯端末2が移動体通信網の基地局を介して他の機器との間で通信を行うためのものである。
制御部27は、CPU,RAM,ROM,不揮発性メモリ等を備える。ROMまたは不揮発性メモリには、プログラムと各種データ等が記憶されている。ROMまたは不揮発性メモリに記憶されるプログラムには、CPUにより実行されるOS(オペレーティングシステム)、ミドルウェア、ブラウザ、及び複数のアプリケーションが含まれる。ミドルウェアは、図2(C)に示すように、ICチップ22とアプリケーションとの間を情報のやりとりを仲介する機能を担う。複数のアプリケーションの中には、アプリケーション提供サーバSA1からアプリケーションをダウンロード(有料又は無料で)するためのマーケットアプリケーション(以下、「マーケットアプリ」という)が含まれる。
[2.情報提供システムの動作]
次に、本実施形態に係る情報提供システムSにおける動作例について、実施例1〜実施例3に分けて説明する。
(実施例1)
先ず、図3を参照して、実施例1について説明する。図3は、実施例1において、情報提供システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。なお、実施例1では、特定のアプリケーションの起動有無を管理する情報管理サーバSA2が利用される。
図3において、携帯端末2のユーザがリーダライタ1に携帯端末2を近づける(翳す)と、リーダライタ1(制御部13)は、アンテナ11を通じてICチップ22を検出し、当該ICチップ22から端末IDを取得する(ステップS1)。次いで、リーダライタ1は、取得した端末IDから所定のハッシュ関数(例えば、プログラム中に記述されたハッシュ関数)を用いてハッシュ値を算出する(ステップS2)。
次いで、リーダライタ1は、特定のアプリケーションを起動させるアプリ起動コマンドをアンテナ11を介してICチップ22へ送信する(ステップS3)。このアプリ起動コマンドは、起動制御情報と、ミドルウェア識別コードと、アプリケーション起動パラメータと、を有する。ここで、起動制御情報は、ブラウザ起動、アプリ起動などの分類をコード指定する情報であり、本実施形態の場合、アプリ起動が指定される。ミドルウェア識別コードは、携帯端末2にプリインストールされているミドルウェアを識別するコードである。アプリケーション起動パラメータは、ROMまたは不揮発性メモリに記憶されているスキーマ名及びRW_IDと、上記ステップS2で算出されたハッシュ値とを含んで構成されるURI(Uniform Resource Identifier)である。アプリケーション起動パラメータに含まれるスキーマ名により、ICチップ22を通じて制御部27のCPUに起動させる特定のアプリケーションが指定される。また、アプリケーション起動パラメータにハッシュ値を含ませることで、アプリケーションによって個人を特定した処理を行う場合においても、個人情報を安易に特定出来ないようにすることができる。ただし、別の方法で個人情報を安易に特定できない構成を採用することができれば、ハッシュ値の代わりに端末IDを、アプリケーション起動パラメータに含ませるように構成してもよい。
なお、アプリケーション起動パラメータであるURIには、図3の符号51で示すように、スキーマ名、RW_ID、及びハッシュ値(又は端末ID)に加えて、コンテンツ情報、SNS(Social Networking Service)用(例えばツイッター用)ハッシュタグ(ハッシュコード)、及びリーダライタ1が設置された場所の位置情報(経度及び緯度)のうち少なくとも何れかが含まれてもよい。ここで、コンテンツ情報は、例えばリーダライタ1が設置された店舗等から提供される画像(例えば、商品画像やクーポン画像)データを格納する画像ファイル、店舗等から提供される音声データを格納する音声ファイル、又は店舗等から提供される動画データを格納する動画ファイル等のコンテンツが一例として挙げられる。或いは、コンテンツ情報は、これらのファイルそのもの(つまり、実データ)でなく、携帯端末2側で当該ファイルを特定するための情報(例えば、携帯端末2のユーザに提示するコンテンツを識別するコンテンツID(コンテンツ識別情報))であってもよい。また、コンテンツ情報は、店舗で提供される商品を識別する商品IDであってもよい。或いは、コンテンツ情報は、アプリケーションにより表示可能な複数の画面の中の表示させたい(開きたい)画面を特定するための情報(例えば、当該画面を識別する画面ID)であってもよい。
なお、リーダライタ1は、上記ステップS3でアプリ起動コマンドを送信した時に、アプリ起動確認タイマをセット(例えば、10秒程度にセット)してカウントを開始する。このアプリ起動確認タイマは、リーダライタ1が、スキーマ名により指定されたアプリケーションの起動有無を確認するためのタイマである。
次いで、携帯端末2のICチップ22は、リーダライタ1から送信されたアプリ起動コマンドをアンテナ21を介して受信すると、携帯端末2のミドルウェア(ミドルウェア識別コードで指定されたミドルウェア)へアプリ起動指示を与える(ステップS4)。このアプリ起動指示には、起動制御情報及びアプリケーション起動パラメータが付加される。次いで、携帯端末2のミドルウェア(具体的には、ミドルウェアにしたがって動作するCPU)は、ICチップ22からアプリ起動指示を受けると、起動制御情報に従い、アプリケーション起動パラメータに含まれるスキーマ名により指定された特定のアプリケーションがインストールされているか否かを判定する(ステップS5)。特定のアプリケーションがインストールされていない場合(ステップS5:NO)、携帯端末2のミドルウェアは処理を終了する。これにより、リーダライタ1からのアプリ起動コマンドは無視される。
一方、特定のアプリケーションがインストールされている場合(ステップS5:YES)、携帯端末2のミドルウェアは、スキーマ名により指定された特定のアプリケーションへアプリ起動指示を与える(ステップS6)。このアプリ起動指示には、アプリケーション起動パラメータが付加される。これにより、携帯端末2の特定のアプリケーションが起動(CPUにより起動)する(ステップS7)。次いで、起動したアプリケーション(具体的には、アプリケーションにしたがって動作するCPU)は、アプリケーション起動パラメータからRW_ID及びハッシュ値(又は端末ID)等のパラメータを抽出する(ステップS8)。次いで、起動したアプリケーションは、情報管理サーバSA2のアドレス情報(例えば、起動したアプリケーション内で記述されたIPアドレス)にしたがって移動体無線通信部26を介して情報管理サーバSA2へアクセスし、上記抽出したRW_ID、携帯端末2の端末ID(例えばICチップ22から取得)、及びスキーマ名により指定されたアプリケーションが起動したことを示す情報(以下、「アプリ起動有情報」という)を情報管理サーバSA2へ送信する(ステップS9)。なお、携帯端末2の端末IDの代わりに、アプリケーション起動パラメータから抽出されたハッシュ値が情報管理サーバSA2へ送信されるように構成してもよい。
次いで、起動したアプリケーションは、抽出したパラメータにしたがって当該アプリケーションに応じた情報処理(例えば、表示や音声によりユーザに情報を提示する処理)を行う(ステップS10)。なお、ステップS10における具体的な情報処理は後述する。
一方、情報管理サーバSA2は、携帯端末2から送信されたRW_ID、端末ID(又はハッシュ値)、及びアプリ起動有情報を受信すると、受信したRW_ID、端末ID(又はハッシュ値)、及びアプリ起動有情報を対応付けて管理データベースに登録する(ステップS11)。
次いで、リーダライタ1は、アプリ起動確認タイマがカウントアップしたか(つまり、アプリ起動コマンドが送信されてから所定時間(上記タイマによりセットされた例えば10秒程度)が経過したか)否かを判定する。そして、上記タイマがカウントアップした場合、リーダライタ1は、情報管理サーバSA2のアドレス情報(例えば、アプリケーション起動確認プログラム内で記述されたIPアドレス)にしたがって情報管理サーバSA2へアクセスし、スキーマ名で指定されるアプリケーションの起動有無を、上記ステップS1で取得された端末IDを用いて情報管理サーバSA2へ問い合わせる(ステップS12)。具体的には、リーダライタ1は、不揮発性メモリ等に記憶されているRW_IDと、上記ステップS1で取得された端末ID(又は上記ステップS2で算出されたハッシュ値)とが付加されたアプリ起動有無確認要求を通信部10を介して情報管理サーバSA2へ送信することで、アプリケーションの起動有無を問い合わせる。
一方、情報管理サーバSA2は、リーダライタ1から送信されたアプリ起動有無確認要求を受信すると、受信したアプリ起動有無確認要求に付加されているRW_ID及び端末ID(又はハッシュ値)に対応付けられるアプリ起動有情報が管理データベースに登録されているか否かを判定する。なお、情報管理サーバSA2側でどのリーダライタからアプリ起動有無確認要求を受信したかをRW_ID以外の情報から特定できる場合、RW_IDがアプリ起動有無確認要求に付加されなくともよい。この場合、情報管理サーバSA2は、アプリ起動有無確認要求に付加されている端末ID(又はハッシュ値)に対応付けられるアプリ起動有情報が管理データベースに登録されているか否かを判定することになる。そして、RW_ID及び端末ID(又はハッシュ値)に対応付けられたアプリ起動有情報が登録されている場合、情報管理サーバSA2は、アプリケーションが起動したことを示す確認結果情報をリーダライタ1へ返信する(ステップS13)。一方、RW_ID及び端末ID(又はハッシュ値)に対応付けられたアプリ起動有情報が登録されていない場合、情報管理サーバSA2は、アプリケーションが起動していないことを示す確認結果情報をリーダライタ1へ返信する(ステップS13)。
次いで、リーダライタ1は、情報管理サーバSA2から送信された確認結果情報を受信すると、受信した確認結果情報(つまり、問い合わせ結果)に基づいて、上記ステップS3で送信されたアプリ起動コマンドに応じて携帯端末2においてアプリケーション(スキーマ名により指定されたアプリケーション)が起動されたか否かを判定する(ステップS14)。例えば、確認結果情報にアプリケーションが起動したことが示される場合、携帯端末2においてアプリケーションが起動されたと判定される。リーダライタ1は、アプリケーションが起動されたと判定した場合には(ステップS14:YES)、処理を終了する。一方、確認結果情報にアプリケーションが起動していないことが示される場合、アプリケーションが起動されてないと判定される。リーダライタ1は、アプリケーションが起動されていないと判定した場合には(ステップS14:NO)、当該アプリケーションのダウンロードURIをアンテナ11を介してICチップ22へ送信する(ステップS15)。
次いで、携帯端末2のICチップ22は、リーダライタ1から送信されたダウンロードURIをアンテナ21を介して受信すると、携帯端末2のミドルウェアへ、ダウンロードURIとともにマーケットアプリ起動指示を与える(ステップS16)。次いで、携帯端末2のミドルウェアは、ICチップ22からマーケットアプリ起動指示を受けると、マーケットアプリへ、ダウンロードURIとともにアプリ起動指示を与える(ステップS17)。これにより、携帯端末2のマーケットアプリが起動する(ステップS18)。
次いで、起動したマーケットアプリは、ダウンロードURIで示されるアプリケーションのダウンロード画面を表示し、例えばユーザからのダウンロード指示があった場合、アドレス情報(例えば、起動したマーケットアプリ内で記述されたIPアドレス)にしたがって移動体無線通信部26を介してアプリケーション提供サーバSA1へアクセスし、ダウンロードURIで示されるアプリケーションをダウンロード(アプリダウンロード)する(ステップS19)。こうしてダウンロードされたアプリケーションはインストールされた後、起動されることになる。
(実施例2)
次に、図4を参照して、実施例2について説明する。図4は、実施例2において、情報提供システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。なお、図4に示すステップS21〜S29の処理は、図3に示すステップS1〜S8、及びS10の処理と同様であるので、重複する説明を省略する。また、実施例2では、リーダライタ1は、上記ステップS23でアプリ起動コマンドを送信した時に、アプリ起動確認タイマをセット(例えば、数秒程度にセット)してカウントを開始する。
リーダライタ1は、アプリ起動確認タイマがカウントアップしたか(つまり、アプリ起動コマンドが送信されてから所定時間(上記タイマによりセットされた例えば数秒程度)が経過したか)否かを判定する。そして、上記タイマがカウントアップした場合、リーダライタ1は、スキーマ名で指定されるアプリケーションの起動有無をICチップ22へ問い合わせる(ステップS30)。具体的には、リーダライタ1は、P2P接続要求コマンドをICチップ22へ送信することで、アプリケーションの起動有無を問い合わせる。このP2P接続要求コマンドは、リーダライタ1から当該アプリケーションに対してP2P通信のコネクションを張る要求であり、アプリ起動有無確認要求でもある。アプリ起動有無確認要求には、上記アプリ起動コマントで起動対象とされた特定のアプリケーションを指定するスキーマ名が付加される。なお、リーダライタ1は、既にターゲット(ICチップ22が搭載された携帯端末2)を捕捉しているので、リーダライタ1側からP2P接続の要求を出すことが望ましい。
次いで、携帯端末2のICチップ22は、リーダライタ1から送信されたP2P接続要求コマンドをアンテナ21を介して受信すると、携帯端末2のミドルウェアへP2P接続指示を与える(ステップS31)。このP2P接続指示には、上記アプリ起動コマントで起動対象とされた特定のアプリケーションを指定するスキーマ名が付加される。そして、P2P接続指示に付加されたスキーマ名により指定されるアプリケーションが起動していない場合(例えば、アプリケーションがインストールされていない場合)、携帯端末2のミドルウェアは処理を終了する。これにより、リーダライタ1からのP2P接続要求コマンドは無視される。一方、P2P接続指示に付加されたスキーマ名により指定されるアプリケーションが起動している場合、携帯端末2のミドルウェアは、当該アプリケーションへP2P接続指示を与える(ステップS32)。これにより、起動しているアプリケーションは、P2P接続応答を、ミドルウェア及びICチップ22を介してリーダライタ1へ送信する(ステップS33)。このP2P接続応答は、P2P接続の要求に対する承諾を示し、アプリケーションが起動したことを示す確認結果情報でもある。P2P接続応答には、リーダライタ1のRW_ID及び携帯端末2の端末ID(又はハッシュ値)が付加される。
一方、リーダライタ1は、上記ステップS3で送信されたアプリ起動コマンドに応じて携帯端末2においてアプリケーション(スキーマ名により指定されたアプリケーション)が起動されたか否かを判定する(ステップS34)。例えば、アプリケーションの起動有無を問い合わせ(P2P接続要求コマンド)に応じてICチップ22からアプリケーションが起動したことを示す確認結果情報が受信された場合、携帯端末2においてアプリケーションが起動されたと判定される。リーダライタ1は、アプリケーションが起動されたと判定した場合には(ステップS34:YES)、処理を終了する。一方、アプリケーションの起動有無を問い合わせに応じてICチップ22からアプリケーションが起動したことを示す確認結果情報が所定時間待っても受信されない場合、アプリケーションが起動されてないと判定される。リーダライタ1は、アプリケーションが起動されていないと判定した場合には(ステップ34:NO)、当該アプリケーションのダウンロードURIをアンテナ11を介してICチップ22へ送信する(ステップS35)。
なお、上記ステップS30では、リーダライタ1は、P2P接続要求コマンドをICチップ22へ送信することで、アプリケーションの起動有無を問い合わせるように構成したが、この問い合わせを行わずに、ICチップ22から確認結果情報が受信されるように構成してもよい。この場合、アプリケーションは、起動後所定時間内に確認結果情報をミドルウェア及びICチップ22を介してリーダライタ1へ送信することになる。
なお、図4に示すステップS36〜S39の処理は、図3に示すステップS16〜S19の処理と同様であるので、重複する説明を省略する。
(実施例3)
次に、図5を参照して、実施例3について説明する。図5は、実施例3において、情報提供システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。なお、図5に示すステップS41〜S49の処理は、図3に示すステップS1〜S8、及びS10の処理と同様であるので、重複する説明を省略する。実施例3では、リーダライタ1は、上記ステップS43でアプリ起動コマンドを送信した時に、ダウンロードURI送信タイマをセット(例えば、数秒程度にセット)してカウントを開始する。なお、ステップS44のアプリ起動指示後、スキーマ名により指定されたアプリケーションがインストールされている場合(ステップS45:YES)、携帯端末2の表示部24の画面にアプリ起動確認ダイアログ、もしくはアプリ起動が表示される。そのため、これを見たユーザは、リーダライタ1から携帯端末2をはずす(翳すのを止める)。これにより、ダウンロードURI送信タイマが停止(カウント値は初期化)される。一方、ステップS44のアプリ起動指示後、スキーマ名により指定されたアプリケーションがインストールされていない場合(ステップS45:NO)、携帯端末2の表示部24の画面にアプリ起動確認ダイアログ及びアプリ起動が表示されないため、ユーザは、携帯端末2をリーダライタ1に翳したまま待機する。これにより、ダウンロードURI送信タイマのカウントが継続される。そして、リーダライタ1は、ダウンロードURI送信タイマがカウントアップしたか(つまり、アプリ起動コマンドが送信されてから所定時間(上記タイマでセットされた例えば数秒程度、以下、「第1の時間」という)が経過したか)否かを判定する。そして、上記タイマがカウントアップした場合、リーダライタ1は、上記スキーマ名で指定されるアプリケーションのダウンロードURIをアンテナ11を介してICチップ22へ送信する(ステップS50)。つまり、リーダライタ1は、アプリ起動コマンドが送信されてから上記「第1の時間」が経過するまでの間に、当該「第1の時間」より短い「第2の時間(例えば、数百〜数千ms)の間隔」でICチップ22が検出され続けている場合(ユーザがリーダライタ1に携帯端末2を翳し続けていることによる)に、アプリケーションのダウンロードURIをICチップ22へ送信する。上記ステップS43からステップS50までの「第1の時間」を適切に設定することで、リーダライタ1は、携帯端末2がリーダライタ1に翳され続けているかどうかを検出するだけで、スキーマ名により指定されたアプリケーションが起動しているかどうかを事前に確認する処理を省く(つまり、情報管理サーバSA2やICチップ22との間でデータやコマンドのやり取りをしなくてよい)ことができる。また、「第2の時間の間隔」で、同じICチップ22であることを確認することにより、次に翳した別の携帯端末へダウンロードURIを誤送信することを防ぐことができる。なお、アプリケーションが起動したのにユーザが必要以上に携帯端末2を翳し続けた場合であっても問題は生じない。
次いで、携帯端末2のICチップ22は、リーダライタ1から送信されたダウンロードURIをアンテナ21を介して受信すると、携帯端末2のミドルウェアへ、ダウンロードURIとともにマーケットアプリ起動指示を与える(ステップS51)。次いで、携帯端末2のミドルウェアは、マーケットアプリへ、ダウンロードURIとともにアプリ起動指示を与える(ステップS52)。これにより、例えば、携帯端末2の表示部24の画面にマーケットアプリ起動確認ダイアログが表示される。そのため、これを見たユーザは、リーダライタ1から携帯端末2をはずすことになる。そして、携帯端末2のマーケットアプリが起動し(ステップS53)、起動したマーケットアプリは、ダウンロードURIで示されるアプリケーションのダウンロード画面を表示し、例えばユーザからのダウンロード指示があった場合、アドレス情報にしたがって移動体無線通信部26を介してアプリケーション提供サーバSA1へアクセスし、ダウンロードURIで示されるアプリケーションをダウンロードする(ステップS54)。こうしてダウンロードされたアプリケーションはインストールされた後、起動されることになる。
なお、スキーマ名により指定されたアプリケーションがインストールされている場合において、携帯端末2の表示部24の画面にアプリ起動確認ダイアログ、もしくはアプリ起動が表示された後にも、ユーザがリーダライタ1に携帯端末2を翳し続けているとすると、マーケットアプリへマーケットアプリ起動指示がなされ、マーケットアプリが起動するが、ユーザはこれをキャンセルすれば前回起動したアプリケーション(上記スキーマ名により指定されたアプリケーション)の画面へ戻ることができる。
以上説明したように、実施例1〜実施例3によれば、起動させたいアプリケーションが携帯端末2にインストールされていない場合に、当該アプリケーションを迅速にダウンロードさせることができる。そのため、例えばサービス提供者側が、リーダライタ1から起動させたいアプリケーションが携帯端末2にインストールされていない場合であっても、当該アプリケーションを携帯端末2に迅速にインストールさせ、当該アプリケーションに応じた情報提供や情報登録を行うことができる。また、実施例1によれば、リーダライタ1は、情報管理サーバSA2経由で、アプリケーションの起動有無をより確実に確認でき、無であれば当該アプリケーションを迅速にダウンロードさせることができる。また、実施例2によれば、リーダライタ1は、携帯端末2から、アプリケーションの起動有無をより迅速に確認でき、無であれば当該アプリケーションを迅速にダウンロードさせることができる。また、実施例3によれば、リーダライタ1は、アプリケーションの起動有無を確認することなく、アプリケーションをダウンロードさせることができる。
(実施例1〜実施例3における情報処理)
次に、上記ステップS10、S29、及びS49における具体的な情報処理について説明する。
起動対象として指定されるアプリケーションが所定の情報(例えば、店舗の情報)を表示するアプリケーションである場合、アプリケーション起動パラメータから抽出されたRW_ID(例えば店舗ID)に対応するリーダライタ1が設置された場所の情報(例えば店舗IDに対応する店舗)の情報(例えば、店舗で提供される商品やサービスの情報)の画面が表示部24に表示される。店舗がレストランである場合、例えばレストランの推奨メニューの画面を表示することができる。なお、上記「所定の情報」には、アプリケーション内に記述される画像ファイル等のコンテンツが含まれる。また、アプリケーション起動パラメータからRW_ID(例えば店舗ID)等に加えて商品IDが抽出されたとすると、店舗IDに対応する店舗で提供される複数の商品の中の商品IDに対応する特定の商品の情報(画像ファイル等のコンテンツを含む)の画面が表示部24に表示される。或いは、アプリケーション起動パラメータからRW_ID(例えば店舗ID)等に加えて画面IDが抽出されたとすると、アプリケーションにより表示可能な複数の画面の中の画面IDに対応する画面(例えば、店舗IDに対応する店舗で提供される複数の商品の中の特定の商品の情報の画面)が表示部24に表示される。
また、起動対象として指定されるアプリケーションが地図を表示するアプリケーションである場合、アプリケーション起動パラメータから抽出された位置情報(経度及び緯度)を引数として地図の画面が表示部24に表示される。
また、起動対象として指定されるアプリケーションが所定のWebサイト(該アプリケーションで規定されたWebサイトのURL)へアクセスして該Webサイトから情報を取得して該情報を表示するアプリケーションであってもよい。この場合、例えば、アプリケーション起動パラメータから抽出された店舗IDが移動体無線通信部26を通じてWebサイト(例えば評価情報を提供するサイト)へ送信(携帯端末2が圏外の場合、圏内になるまで待って送信)され、これにより該店舗IDに対応する店舗に対する顧客の評価を掲載するページ(店舗のその他の情報を掲載するページでもよい)がWebサイトから送信され表示部24に表示される。或いは、アプリケーション起動パラメータから抽出された店舗ID及び商品IDが移動体無線通信部26を通じてWebサイト(例えば評価情報を提供するサイト)へ送信(携帯端末2が圏外の場合、圏内になるまで待って送信)され、これにより該店舗IDに対応する店舗で提供される複数の商品の中の商品IDに対応する特定の商品に対する顧客の評価を掲載するページ(店舗で提供される商品の情報を掲載するページでもよい)がWebサイトから取得され表示部24に表示される。なお、アプリケーション起動パラメータから抽出された店舗ID等のパラメータは、携帯端末2が圏外となっている状態もあるので、不揮発性メモリに保持される。
また、起動対象として指定されるアプリケーションが所定のWebサイトへアクセスして該Webサイトへ情報を登録するアプリケーションであってもよい。この場合、例えば、アプリケーション起動パラメータから抽出されたハッシュ値が移動体無線通信部26を通じてWebサイト(所定のサービス等への会員登録を行うサイト)へ送信(携帯端末2が圏外の場合、圏内になるまで待って送信)され、これにより該ハッシュ値が会員番号として登録(更新、退会も可能)される。ここで、ハッシュ値は、端末IDが不可逆変換されたものであるので、ユーザの個人情報を保護することができる。或いは、アプリケーション起動パラメータから抽出された店舗IDが移動体無線通信部26を通じてWebサイト(所定のアフィリエイト報酬を店舗に与えるサイト)へ送信(携帯端末2が圏外の場合、圏内になるまで待って送信)され、これにより該店舗IDがアフィリエイト報酬付与対象の店舗の店舗IDとして登録される。この処理は、例えば携帯端末の販売店の店員が携帯端末2を販売する際に、顧客の了承を得て所定のアプリケーションを携帯端末2にインストールする場合、該店員が携帯端末2をリーダライタ1に翳すことで行われる。
また、起動対象として指定されるアプリケーションがSNSサイトと連動するアプリケーションであってもよい。この場合、例えば、アプリケーション起動パラメータから抽出された例えばツイッター用ハッシュタグが記述されたツイッター投稿用入力欄が表示され、該入力欄にユーザにより入力されたコメントとツイッター用ハッシュタグが移動体無線通信部26を通じてSNSサイトへ送信(携帯端末2が圏外の場合、圏内になるまで待って送信)されて登録される。
なお、上記情報処理は、例えば、アプリケーション起動パラメータから抽出されたハッシュ値を引数にしてアプリケーションを起動することにより、簡単にアンケートへ回答することにも適用できる。これにより、ユーザが会員番号を入力する手間を省くことができる。また、上記実施例1は、例えば、アプリケーション起動パラメータから抽出されたハッシュ値と商品IDを引数にしてアプリケーションを起動することにより、簡単にキャンペーンにエントリすることにも適用できる。これにより、ユーザが会員番号を入力する手間を省くことができる。また、上記情報処理は、例えば、アプリケーション起動パラメータから抽出されたハッシュ値とRW_ID(拠点ID)を引数にしてアプリケーションを起動することにより、展覧会やテーマパーク等の複数の拠点をユーザが巡回するスタンプラリーを効率良く実施することにも適用できる。
1 リーダライタ
2 携帯端末
10 通信部
11 アンテナ
12 発光ダイオード
13 制御部
21 アンテナ
22 ICチップ
23 スピーカ
24 表示部
25 操作部
26 移動体無線通信部
27 制御部
SA1 アプリケーション提供サーバ
SA2 情報管理サーバ
S 情報提供システム

Claims (6)

  1. ICチップ、アプリケーションプログラムを記憶するためのメモリ、前記ICチップからの指示に応じてアプリケーションプログラムを実行するCPUを備える携帯端末の前記ICチップとの間で近距離無線通信を行うリーダライタであって、
    前記リーダライタは、
    前記ICチップを検出する検出手段と、
    特定のアプリケーションプログラムを、前記検出手段により検出されたICチップを通じて前記CPUに起動させる起動コマンドを前記ICチップへ送信する第1送信手段と、
    前記起動コマンドに応じて前記特定のアプリケーションプログラムが起動されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記特定のアプリケーションプログラムが起動されていないと判定された場合には、当該特定のアプリケーションプログラムをダウンロードするための情報を前記ICチップへ送信する第2送信手段と、
    を備え
    前記携帯端末は、前記起動コマンドに応じて前記特定のアプリケーションプログラムが起動された場合、当該携帯端末を識別する識別情報、及び前記特定のアプリケーションプログラムが起動したことを示す情報を、前記特定のアプリケーションプログラムの起動有無を管理するサーバへ送信し、
    前記リーダライタは、
    前記検出手段により検出された前記ICチップから前記携帯端末を識別する識別情報を取得する取得手段と、
    前記第1送信手段により前記起動コマンドが送信されてから所定時間後に、前記特定のアプリケーションプログラムの起動有無を前記取得手段により取得された識別情報を用いて前記サーバへ問い合わせる問い合わせ手段と、
    を更に備え、
    前記判定手段は、前記問い合わせ手段による結果に基づいて、前記特定のアプリケーションプログラムが起動されたか否かを判定することを特徴とするリーダライタ。
  2. 前記判定手段は、前記第1送信手段により前記起動コマンドが送信された後に、前記起動コマンドが送信された前記ICチップから前記特定のアプリケーションプログラムが起動したことを示す情報を受信した場合に、当該特定のアプリケーションプログラムが起動されたと判定することを特徴とする請求項1に記載のリーダライタ。
  3. 前記リーダライタは、前記第1送信手段により前記起動コマンドが送信されてから所定時間後に、前記特定のアプリケーションプログラムの起動有無を前記ICチップへ問い合わせる問い合わせ手段を更に備え、
    前記判定手段は、前記問い合わせ手段による問い合わせに応じて前記ICチップから前記特定のアプリケーションプログラムが起動したことを示す情報を受信した場合に、当該特定のアプリケーションプログラムが起動されたと判定することを特徴とする請求項に記載のリーダライタ。
  4. ICチップ、アプリケーションプログラムを記憶するためのメモリ、前記ICチップからの指示に応じてアプリケーションプログラムを実行するCPUを備える携帯端末の前記ICチップとの間で近距離無線通信を行うリーダライタであって、
    前記ICチップを検出する検出手段と、
    特定のアプリケーションプログラムを、前記検出手段により検出されたICチップを通じて前記CPUに起動させる起動コマンドを前記ICチップへ送信する第1送信手段と、
    前記第1送信手段により前記起動コマンドが送信されてから所定時間後に、前記特定のアプリケーションプログラムをダウンロードするための情報を前記ICチップへ送信する第2送信手段と、
    を備え、
    前記第2送信手段は、前記第1送信手段により前記起動コマンドが送信されてから第1の時間が経過するまでの間に、当該第1の時間より短い第2の時間の間隔で前記ICチップが検出され続けている場合に、前記ダウンロードするための情報を前記ICチップへ送信することを特徴とするリーダライタ。
  5. ICチップ、アプリケーションプログラムを記憶するためのメモリ、前記ICチップからの指示に応じてアプリケーションプログラムを実行するCPUを備える携帯端末の前記ICチップとの間で近距離無線通信を行うリーダライタにより行われるアプリケーション起動方法であって、
    前記ICチップを検出する検出ステップと、
    特定のアプリケーションプログラムを、前記検出されたICチップを通じて前記CPUに起動させる起動コマンドを前記ICチップへ送信する送信ステップと、
    前記起動コマンドに応じて前記特定のアプリケーションプログラムが起動されたか否かを判定する判定ステップと、
    前記特定のアプリケーションプログラムが起動されていないと判定された場合には、当該特定のアプリケーションプログラムをダウンロードするための情報を前記ICチップへ送信するステップと、
    を含み、
    前記携帯端末は、前記起動コマンドに応じて前記特定のアプリケーションプログラムが起動された場合、当該携帯端末を識別する識別情報、及び前記特定のアプリケーションプログラムが起動したことを示す情報を、前記特定のアプリケーションプログラムの起動有無を管理するサーバへ送信し、
    前記アプリケーション起動方法は、
    前記検出ステップにより検出された前記ICチップから前記携帯端末を識別する識別情報を取得する取得ステップと、
    前記送信ステップにより前記起動コマンドが送信されてから所定時間後に、前記特定のアプリケーションプログラムの起動有無を前記取得ステップにより取得された識別情報を用いて前記サーバへ問い合わせる問い合わせステップと、
    を更に含み、
    前記判定ステップにおいては、前記問い合わせステップによる結果に基づいて、前記特定のアプリケーションプログラムが起動されたか否かを判定することを特徴とするアプリケーション起動確認方法。
  6. ICチップ、アプリケーションプログラムを記憶するためのメモリ、前記ICチップからの指示に応じてアプリケーションプログラムを実行するCPUを備える携帯端末の前記ICチップとの間で近距離無線通信を行うリーダライタに含まれるコンピュータに、
    前記ICチップを検出する検出ステップと、
    特定のアプリケーションプログラムを、前記検出されたICチップを通じて前記CPUに起動させる起動コマンドを前記ICチップへ送信する送信ステップと、
    前記起動コマンドに応じて前記特定のアプリケーションプログラムが起動されたか否かを判定する判定ステップと、
    前記特定のアプリケーションプログラムが起動されていないと判定された場合には、当該特定のアプリケーションプログラムをダウンロードするための情報を前記ICチップへ送信するステップと、
    を実行させるアプリケーション起動確認プログラムであって、
    前記携帯端末は、前記起動コマンドに応じて前記特定のアプリケーションプログラムが起動された場合、当該携帯端末を識別する識別情報、及び前記特定のアプリケーションプログラムが起動したことを示す情報を、前記特定のアプリケーションプログラムの起動有無を管理するサーバへ送信し、
    前記アプリケーション起動確認プログラムは、
    前記検出ステップにより検出された前記ICチップから前記携帯端末を識別する識別情報を取得する取得ステップと、
    前記送信ステップにより前記起動コマンドが送信されてから所定時間後に、前記特定のアプリケーションプログラムの起動有無を前記取得ステップにより取得された識別情報を用いて前記サーバへ問い合わせる問い合わせステップと、
    を更に実行させ、
    前記判定ステップにおいては、前記問い合わせステップによる結果に基づいて、前記特定のアプリケーションプログラムが起動されたか否かを判定することを特徴とするアプリケーション起動確認プログラム。
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