JP5973007B2 - ヒトパピローマウイルス変形体及び免疫増強剤を含む子宮頸癌の予防または治療用組成物 - Google Patents

ヒトパピローマウイルス変形体及び免疫増強剤を含む子宮頸癌の予防または治療用組成物 Download PDF

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Description

本発明は、ヒトパピローマウイルス変形体及び免疫増強剤を含む子宮頸癌の予防または治療用組成物に関し、より詳細には、ヒトパピローマウイルス(human papillomavirus;HPV)のタイプ16及び18の抗原であるE6及びE7の3次元構造が変形されるように組換えられた融合ポリペプチド、これを細胞外に分泌させるためのシグナルペプチド及び個体内免疫増強ペプチドを含む融合タンパク質は、HPVタイプ16及び18抗原特異的免疫反応を誘導し、HPVによって誘発される腫瘍を治療することができる。
子宮頸癌(cervical cancer)は、ヒトパピローマウイルス(human papillomavirus;HPV)のうちタイプ16と18など高危険性ヒトパピローマウイルスの感染によって発生する疾患と知られている(zur Hausen、H et al. Biochem Biophys Acta 1996、1288;F55−F78、Mark H et al. J Natl Cancer Inst 1993、85;958−964)。HPVタンパク質のうちE6とE7タンパク質が子宮頸癌の発生に主な役目をし、子宮頸癌患者の腫瘍組職で99%発現されることが確認され、子宮頸癌の治療及び予防ワクチンを製造する主な目標物質である(von Knebel Doeberitz et al.Int.J.Cancer 1992、51;831−834)。E6の場合、腫瘍抑制タンパク質として知られたp53と結合し、p53の分解を促進させて、細胞死滅(apoptosis)経路に細胞周期が進行されることを妨害し、E7は、腫瘍抑制因子網膜芽細胞腫タンパク質であるpRbに結合し、これを不活性化させ、分解を促進させて、細胞周期がS期に進行されるようにする(Cobrinik et al.、Trends Biochem Sci 1992、17:312−5)。
しかしながら、子宮頸癌の治療のためにHPV16 E6とE7タンパク質を同時発現する核酸塩基配列組成物を使用した臨床実験でその治療効果が僅かであった(Garcia F et al. Obstet Gynecol 2004、103;317−326)。その結果は、単純にHPV抗原だけを投与することでは、子宮頸癌を治療または抑制する程度の抗原特異的免疫反応が生成されないことを意味する。
したがって、子宮頸癌の治療のためには、E6及びE7の免疫原性を増強させ、上記タンパク質自体の発癌生成能力を除去する戦略が必須である。
zur Hausen、H et al. Biochem Biophys Acta 1996、1288;F55−F78 Garcia F et al. Obstet Gynecol 2004、103;317−326
本発明の目的は、HPVによって惹起される疾患を予防または治療するにあたって、HPVのE6及びE7タンパク質自体の発癌能力を抑制しながらも、免疫原性が増強された新規な融合タンパク質及びこれをコーディングするポリヌクレオチドを提供することにある。
本発明の他の目的は、上記融合タンパク質を発現する組換えベクター、上記ベクターを含む宿主細胞及び上記宿主細胞を利用してタンパク質を発現する方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、上記融合タンパク質を利用したHPVによって惹起される疾患の予防または治療用組成物を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、上記組成物を利用してHPVによって惹起される疾患を予防または治療する方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、
ヒトパピローマウイルスタイプ16及び18由来の、配列リスト配列番号1に記載されたアミノ酸配列を有する、E6及びE7の3次元構造が変形された融合ポリペプチドと;
上記ポリペプチドの分泌のためのシグナルペプチドと;
免疫増強ペプチドと;を含む融合タンパク質を提供する。
本発明は、また、本発明の融合タンパク質をコーディングするポリヌクレオチドを提供する。
本発明は、また、本発明によるポリヌクレオチドを含む組換えベクターを提供する。
本発明は、また、本発明のベクターで形質転換された宿主細胞を提供する。
本発明は、また、本発明の形質転換宿主細胞を培養し、本発明の融合タンパク質を発現する方法を提供する。
本発明は、また、本発明の融合タンパク質、上記タンパク質を発現する組換えベクターで形質転換された宿主細胞及びその破砕物よりなる群から選択された1つ以上を有効成分として含む、個体でヒトパピローマウイルスによって惹起される疾患の予防または治療用組成物を提供する。
本発明は、また、有効量の本発明の組成物を個体に投与する段階を含む、個体でヒトパピローマウイルスによって惹起される疾患の予防または治療する方法を提供する。
本発明のHPVタイプ16及び18由来のE6及びE7タンパク質の3次元構造が変形されるように組換えられた融合タンパク質、これを細胞外に分泌するためのシグナルペプチド及び個体内免疫増強ペプチドを含むように製造された融合タンパク質は、高いHPVタイプ16及び18抗原特異的免疫反応を誘導し、HPVによって誘発される腫瘍を治療することができる。
抗癌治療モデルでネズミC57BL/6に腫瘍細胞株であるTC−1を皮下注入した後、本発明のGX−188Eの治療を通じて現れるHPV16 E6特異的CD8T細胞反応を示すグラフである。 抗癌治療モデルでネズミC57BL/6に腫瘍細胞株であるTC−1を皮下注入した後、本発明のGX−188Eの治療を通じて現れるHPV16 E7特異的CD8T細胞反応を示すグラフである。 抗癌治療モデルでネズミC57BL/6に腫瘍細胞株であるTC−1を皮下注入した後、本発明のGX−188Eの治療を通じて現れるHPV18 E6特異的CD8T細胞反応を示すグラフである。 抗癌治療モデルでネズミC57BL/6に腫瘍細胞株であるTC−1を皮下注入した後、本発明のGX−188Eの治療を通じて現れるHPV18 E7特異的CD8T細胞反応を示すグラフである。 抗癌治療モデルでネズミC57BL/6に腫瘍細胞株であるTC−1を皮下注入した後、本発明のGX−188Eの治療を通じて現れる抗癌効果を示すグラフである。
以下、本発明の構成を具体的に説明する。
本発明は、ヒトパピローマウイルスタイプ16及び18由来の、配列リスト配列番号1に記載されたアミノ酸配列を有するE6及びE7の3次元構造が変形された融合ポリペプチドと;
上記ポリペプチドの分泌のためのシグナルペプチドと;
免疫増強ペプチドと;を含む融合タンパク質に関する。
本発明の融合タンパク質は、ヒトパピローマウイルスタイプ16及び18由来のE6及びE7の3次元構造が変形されるように組換えられた融合ポリペプチドを含むことができる。さらに具体的に、上記融合ポリペプチドは、ヒトパピローマウイルスタイプ16由来のE6タンパク質のアミノ酸1番から85番、E7タンパク質のアミノ酸1番から65番、E6タンパク質のアミノ酸71番から158番、E7タンパク質のアミノ酸51番から98番、ヒトパピローマウイルスタイプ18由来のE6タンパク質のアミノ酸1番から85番、E7タンパク質のアミノ酸1番から65番、E6タンパク質のアミノ酸71番から158番、E7タンパク質のアミノ酸51番から105番が結合された融合ポリペプチドである。
最も具体的には、融合ポリペプチドは、配列リストの配列番号1に記載されたアミノ酸配列を有することができる。
また、上記シグナルペプチドは、約20〜30個のアミノ酸を含むペプチドであって、細胞内で発現されたタンパク質、特にE6とE7融合ポリペプチドを含むタンパク質を細胞外に分泌させるペプチドを言う。また、これをコーディングする核酸配列を「分泌シグナル配列」という。本発明のE6及びE7融合ポリペプチドは、ウイルスに感染された細胞の核内で発現されるタンパク質(nucleus protein)なので、自体的な兔疫性が弱い。これより、分泌シグナル配列によって発現されたシグナルペプチド(signal peptide)は、3次元構造が変形されたE6及びE7抗原の細胞外への分泌を誘導することによって、抗原特異的体液性免疫反応(humoral immune response)及び細胞性免疫反応(cellular immune response)の増加をもたらすことができる。
上記シグナルペプチドは、哺乳動物などを含む高等真核細胞で使用されるシグナルペプチドを使用することができ、例えば、tPA、HSV gDs、または成長ホルモンの分泌シグナル配列などを使用することができる。さらに好ましくは、TPA(tissue plasminogen activation)を使用することができる。最も好ましくは、配列番号2に記載されたアミノ酸配列を有することができる。
また、免疫増強ペプチドは、免疫反応に関係する細胞(例えば、樹枝状細胞など)を活性化させて、免疫反応を増加させるペプチドを言う。
上記免疫増強ペプチドとして、CD40リガンド、Flt3リガンド(fms−like tyrosine kinase 3 ligand)、フラジェリン(Flagellin)、またはOX40などを使用することができる。さらに好ましくは、Flt3リガンドを使用することができる。上記Flt3リガンドは、樹枝状細胞(dendritic cell、DC)の増殖(proliferation)と成熟(maturation)を誘導する因子(factor)であって、抗原による免疫反応を増加させ、腫瘍抗原と融合された状態で優れた腫瘍減少効果を示すことができる。最も好ましくは、上記Flt3リガンドは、配列番号3に記載されたアミノ酸配列を有することができる。
本発明は、また、本発明の融合タンパク質をコーディングするポリヌクレオチドに関する。
上記ポリヌクレオチドは、本発明の融合タンパク質をコーディングするもので、上記E6及びE7の融合ポリペプチドは、配列番号4に記載された塩基配列からコーディングされることができるが、これに特に限定されない。また、上記シグナルペプチドは、配列番号5に記載された塩基配列からコーディングされることができるが、これに特に制限されない。上記免疫増強ペプチドは、配列番号6に記載された塩基配列からコーディングされることができるが、これに特に限定されない。
また、本発明のポリヌクレオチドは、化学的合成法または遺伝子操作技術によって製造されることができる。化学的合成法は、当業者によく知られており、任意の方法が使用されることができる。また、商業的核酸合成及び提供社によって依頼して購入することもできる。遺伝子操作技術によって製造する場合、例えば、従来に知られたE6及びE7の融合ポリペプチド、シグナルペプチド及び免疫増強ペプチドをコーディングする核酸断片をそれぞれ得、これら断片をフレームに合わせて連結することによって製作することができる。上記核酸断片を得る方法は、当業界によく知られており、当業者なら適切な制限酵素を利用して容易に連結することができる。本発明の具体的実施では、化学的合成法によって製造する方法が開示されている。
本発明は、また、本発明のポリヌクレオチドを含む組換えベクターに関する。
本発明において、「ベクター」というのは、ポリペプチドを暗号化するゲノム内に挿入された外部DNAを含む遺伝子作製物を言う。本発明と関連したベクターは、分泌シグナル配列、ヒトパピローマウイルスの3次元構造が変形されたE6とE7融合ポリペプチドをコーディングする核酸配列及び免疫増強ペプチドをコーディングする核酸配列などがゲノム内に挿入されたベクターであって、これらベクターは、プラスミドベクター、コズミドベクター、バクテリオファージベクター、酵母ベクター、またはアデノウイルスベクター、レトロウイルスベクター、アデノ−連関ウイルスベクターのようなウイルスベクターを例示することができる。
上記分泌シグナル配列は、細胞内で発現された腫瘍抗原を細胞外に分泌し、免疫細胞が認識することができるようにするペプチドを暗号化している核酸配列であって、例えばtPA、HSV gDs、または成長ホルモンの分泌シグナル配列などがある。好ましくは、哺乳動物などを含む高等真核細胞で使用される分泌シグナル配列を使用することができ、さらに好ましくは、tPA(tissue plasminogen activation)を使用することができる。最も好ましくは、配列番号5に記載された塩基配列を有することができる。また、本発明の分泌シグナル配列は、宿主細胞で発現頻度が高いコドンに置換して使用することができる。
また、上記免疫増強ペプチドをコーディングする核酸配列は、免疫反応に関係する細胞(例えば、樹枝状細胞など)を活性化させて、免疫反応を増加させるペプチドをコーディングする核酸配列を言う。上記免疫増強ペプチドとして、CD40リガンド、Flt3リガンド、フラジェリン(Flagellin)、またはOX40などを使用することができる。さらに好ましくは、免疫増強ペプチドとして、Flt3リガンドを使用することができる。また、本発明の免疫増強ペプチドをコーディングする核酸配列は、宿主細胞で発現頻度が高いコドンに置換して使用することができる。
また、本発明の組換えベクターに含まれる上記ポリヌクレオチドは、宿主細胞で発現頻度が高いコドンに置換されることができる。本発明において使用された「宿主細胞で発現頻度が高いコドンに置換されたもの」または「コドン最適化」というのは、宿主細胞内でDNAがタンパク質に転写(transcription)及び翻訳(translation)されるとき、アミノ酸を指令するコドンの間に宿主によって選好度の高いコドンが存在するが、これら選好度が高いコドンに置換することによって、該核酸が暗号化するアミノ酸またはタンパク質の発現効率を増加させることを言う。
ここで、「宿主細胞」というのは、原核または真核細胞を含み、真核細胞は、真菌、酵母などを含む下等真核細胞だけでなく、哺乳動物などを含む高等真核細胞を含む。
本発明の組換えベクターは、宿主細胞で本発明の融合タンパク質をコーディングする核酸の発現に適した形態で上記融合タンパク質をコーディングする核酸を含むことができる。すなわち、本発明の組換えベクターは、発現に使用される宿主細胞に基づいて選択される1つ以上の調節配列を含み、これらは、発現される核酸配列と作動可能に連結されている。
「作動可能に連結されている」というのは、目的とするヌクレオチド配列(例えば、インビトロ転写/翻訳システムでまたは宿主細胞で)が、その発現が成り立つことができるようにする方式で上記調節配列に連結されていることを意味する。
「調節配列」という用語は、プロモータ、エンハンサー及び他の調節要素(例えば、ポリアデニル化シグナル)を含む意味である。調節配列には、多くの宿主細胞で目的とする核酸が構成的に発現され得るように指示すること及び特定の宿主細胞だけで目的とする核酸が発現され得るように指示すること(例えば、組職特異的調節配列)が含まれる。発現ベクターの設計は、形質転換される宿主細胞の選択及び所望のタンパク質発現の水準などのような因子によって変わることができることは、当業者なら理解することができる。本発明の発現ベクターは、宿主細胞に導入され、上記融合タンパク質を発現することができる。
また、本発明のベクターは、例えば、標準組換えDNA技術によって製造されることができ、標準組換えDNA技術には、例えば、平滑末端及び接着末端ライゲイション、適切な末端を提供するための制限酵素処理、不適合な結合を防止するためにアルカリホスファターゼ処理によるリン酸基の除去及びT4 DNAライゲースによる酵素的連結などが含まれる。化学的合成または遺伝子組換え技術によって得られたシグナルペプチドをコーディングするDNA、ヒトパピローマウイルスE6及びE7の融合ポリペプチドをコーディングするDNA及び免疫増強ペプチドをコーディングするDNAを適切な調節配列が含まれているベクターに組換えすることによって、本発明のベクターが製造されることができる。上記調節配列が含まれているベクターは、商業的に購入または製造することができ、本発明では、DNAワクチン製造用ベクターであるpGX27を製造して使用した。
1つの様態として、本発明の組換えベクターは、本発明の融合タンパク質を生産するための細胞を製造する用途、遺伝子治療において遺伝子伝達のためのベクターまたはそれ自体として個体内に投与される薬剤学的活性成分として使用されることができる。
本発明は、また、本発明のベクターで形質転換された宿主細胞に関する。
上記宿主細胞の種類は、前述した通りである。
形質転換は、核酸を有機体、細胞、組職または器官に導入する公知の方法を使用することができ、当業者水準で理解され得る範囲内で宿主細胞によって適合な使用可能な技術を選択して行うことができる。このような方法には、電気衝撃遺伝子伝達法(electroporation)、原形質融合、リン酸カルシウム(CaPO)沈殿、塩化カルシウム(CaCl)沈殿、シリコンカーバイド繊維を用いた撹拌、アグロバクテリア媒介された形質転換、PEG、デキストラン硫酸、リポフェクタミンなどが含まれるが、これに限定されない。
本発明は、また、本発明の形質転換された宿主細胞を培養し、本発明の融合タンパク質を発現する方法に関する。
本発明の融合タンパク質は、形質転換宿主細胞を適切な培地で培養するか、または上記形質転換宿主細胞を任意の動物に導入した後、生体内で培養することによって、容易に発現及び大量生産することができる。
本発明は、また、本発明の融合タンパク質、上記タンパク質を発現する組換えベクターで形質転換された宿主細胞及びその破砕物よりなる群から選択された1つ以上を有効成分として含む、個体でヒトパピローマウイルスによって惹起される疾患の予防または治療用組成物に関する。
本発明において「個体」は、ヒト、猿、マウス、豚、牛及び兎などの哺乳動物を含むが、これらの例に限定されるものではない。
また、上記ウイルスによって誘発される疾患は、子宮頸癌、コンジローム、ほくろなどが含まれることができる。
また、本発明の組成物は、薬剤学的に許容可能な担体をさらに含むことができる。上記担体には、乳糖、葡萄糖、蔗糖、ソルビトール、マンニトール、澱粉、アカシアガム、アルジネート、ゼラチン、カルシウムホスフェート、カルシウムシリケート、セルロース、メチルセルロース、微細結晶セルロース、ポリビニルピロリドン、水、メチルヒドロキシベンゾエート、プロピルヒドロキシベンゾエート、タルク、マグネシウムステアレート及びミネラルオイルなどが含まれる。上記組成物には、また、潤滑剤、湿潤剤、香味剤、乳化剤及び防腐剤などがさらに含まれることができる。
本発明の組成物は、例えば、静脈内、筋肉内、経口、経皮(transdermal)、粘膜、鼻腔内(intranasal)、器官内(intratracheal)または皮下投与のような、任意の手段によって個体に直接的に投与されることができるが、これら方法に限定されるものではない。本発明の組成物は、インビトロで培養された細胞に投与され、上記培養された細胞を体内に投与することによって間接的に個体内に投与されることができる。本発明の組成物は、全身的にまたは局所的に投与されることができる。
本発明の組成物は、顆粒剤、散剤、液剤、錠剤、カプセル剤、または乾燥シロップ剤などの経口用製剤または注射剤などの非経口用剤形で製剤化することができるが、このような剤形に限定されるものではない。好ましくは、本発明の組成物は、液剤または注射剤の形態であることができる。
活性成分として、本発明の融合タンパク質、または組換え発現ベクターの効果的な量は、約0.05〜500mg/kg体重、好ましくは0.5〜50mg/kg体重であることができ、単一投与量及び配分された投与量で考慮されることができる。しかし、投与される活性成分の量は、治療される条件、患者の年齢及び体重、症状の軽重のような多様な因子を考慮して決定しなければならないので、前述した範囲に限定されるものではない。
本発明は、また、有効量の本発明の組成物を個体に投与する段階を含む、個体でヒトパピローマウイルスによって惹起される疾患の予防または治療する方法に関する。
本発明の薬剤学的組成物、その効能、投与方法及び投与量などに関する内容は、前述した通りである。
本発明の方法において、個体は、ヒト、猿、マウス、豚、牛及び兎などの哺乳動物を含むが、これら例に限定されるものではない。
また、上記ウイルスによって誘発される疾患は、子宮頸癌、コンジローム、ほくろなどを含むことができる。
以下、本発明による実施例及び本発明によらない比較例を通じて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明の範囲が下記提示された実施例に限定されるものではない。
<実施例1>GX−188E DNAの構成
本発明の実施例において使用された略語は、次のように定義する。最適化された核酸配列、「tPa」または「t」は、組職プラスミノゲン活性剤(tissue plasminogen activator)の分泌シグナル配列(secretory signal sequence)、「F」または「Flt3L」は、fms−like tyrosine kinase 3 リガンドを意味する。
配列番号5の核酸配列を有するコドン最適化されたtPa分泌シグナル配列と配列番号6の核酸配列を有するコドン最適化されたFlt3Lは、連結された形態で化学的に合成した。ベクターに挿入することを容易にするために末端にKpnI(5’)、NheI(3’)サイトを添加した。DNAワクチン製造用ベクターであるpGX10(大韓民国特許公開2003−0047667号)をKpnIとNheI制限酵素で処理した後、合成したtPa−Flt3Lをリガーゼで連結し、pGX10/tFを製作した。
HPV16 E6の1番アミノ酸から85番アミノ酸を暗号化するコドン最適化された核酸配列、HPV16 E7の1番アミノ酸から65番アミノ酸を暗号化するコドン最適化された核酸配列、HPV16 E6の71番アミノ酸から158番アミノ酸を暗号化するコドン最適化された核酸配列、HPV16 E7の51番アミノ酸から98番アミノ酸を暗号化するコドン最適化された核酸配列、HPV18 E6の1番アミノ酸から85番アミノ酸を暗号化するコドン最適化された核酸配列、HPV18 E7の1番アミノ酸から65番アミノ酸を暗号化するコドン最適化された核酸配列、HPV18 E6の71番アミノ酸から158番アミノ酸を暗号化するコドン最適化された核酸配列、HPV18 E7の51番アミノ酸から105番アミノ酸を暗号化するコドン最適化された核酸配列を連結された形態で化学的に合成した(以下、16E6N16E7N16E6C16E7C18E6N18E7N18E6C18E7C:配列番号4)。ベクターに挿入することを容易にするために、末端にNheI(5’)、XbaI(3’)サイトを添加した。pGX10/tFをNheIとXbaI酵素で処理した後、合成した16E6N16E7N16E6C16E7C18E6N18E7N18E6C18E7Cをリガーゼで連結し、pGX10/tF16E6N16E7N16E6C16E7C18E6N18E7N18E6C18E7Cを製作した。pGX10/tF16E6N16E7N16E6C16E7C18E6N18E7N18E6C18E7CをKpnIとXbaI酵素(enzyme)で処理し、tF16E6N16E7N16E6C16E7C18E6N18E7N18E6C18E7Cを分離し、pGX10をKpnIとXbaI酵素で処理した後、リガーゼで連結し、pGX27/tF16E6N16E7N16E6C16E7C18E6N18E7N18E6C18E7C(以下、「GX−188E」という)を製造した。
<実施例2>GX−188Eの子宮頸癌の治療効果確認
GX−188Eの子宮頸癌の治療効果を確認するためにネズミC57BL/6にTC−1腫瘍細胞5×10cellsを皮下注射し、3日目、8日目となる日に、50μg及び100μgの量で筋肉注射した後、エレクトロポレーション(electroporation)を行った。腫瘍細胞を注射した日から27日目になる日まで腫瘍細胞の体積変化を観察し、36日目となる日に、ネズミの脾臓を取り出し、5μg/mLのanti−mouse IFN−γ抗体(BD Pharmigen、Sandiego、CA)50μLでコーティングされたプレートに1×10cellsをIL−2とHPV16 E6 CD8 T細胞抗原決定基(epitope)(E648−57;EVYDFAFRDL、Peptron、Korea)またはHPV18 E7 CD8 T細胞抗原決定基(epitope)(E749−57;RAHYNIVTF、Peptron、Korea)またはHPV18 E6 ペプチドプール(peptide pool)またはHPV18 E7ペプチドプール(peptide pool)を一緒に入れ、37℃5%CO培養器(Froma、Minnesota、USA)で24時間培養した。プレートをPBSTで洗浄した後、ビオチンが付いているIFN−γ探知抗体(BD Pharmigen、Sandiego、CA)2μg/mLを50μLずつ入れ、約3時間程度常温で培養した。その後、PBSTで洗浄し、streptavidin−AKP(alkaline phosphate)を1:2000で希釈し、50μLずつ入れ、常温で1時間培養した。PBSTで洗浄した後、10mLのアルカリ性リン酸塩緩衝液(alkaline phosphate buffer)当たり66μLのNBT(Promega、Madison、WT)と33μLのBCIP(Promega、Madison、WT)を添加し、50μL ずつ入れて反応させた。反応による色がよく現れるように、37℃培養器で約30分間入れた後、滅菌された水(distilled water、D.W.)で洗浄し、生成された点の個数をリーダーで読み取った。
HPV16 E6 CD8 T細胞抗原決定基(epitope)、HPV16 E7 CD8 T細胞抗原決定基(epitope)、HPV18 E6 ペプチドプール、HPV18 E7 ペプチドプールを使用してHPV16 E6、E7及びHPV18 E6、E7に対する特異的なT細胞免疫反応をELISPOTで測定した結果、GX−188Eは、高い抗原特異的免疫反応を誘導し、HPV16とHPV18のE6及びE7に対する特異的免疫反応を同時に誘導することを確認することができた(図1、図2、図3及び図4参照)。
GX−188EでTC−1腫瘍細胞に対する免疫治療をしたネズミでは、対照群であるpGX27を注入したネズミに比べて格別の腫瘍体積の減少を確認することができた(図5参照)。
本発明の融合タンパク質は、HPVによって誘発される腫瘍治療剤として使用することができる。

Claims (36)

  1. ヒトパピローマウイルスタイプ16及び18由来の、配列番号1に記載されたアミノ酸配列を有する、E6及びE7の3次元構造が変形された融合ポリペプチドをコーディングするポリヌクレオチド。
  2. 免疫増強ペプチドをコーディングする核酸配列をさらに含む、請求項1に記載のポリヌクレオチド。
  3. 免疫増強ペプチドが、CD40リガンド、Flt3リガンド(fms−like tyrosine kinase 3 ligand)、及びフラジェリン(Flagellin)よりなる群から選択された1つ以上である、請求項2に記載のポリヌクレオチド。
  4. 免疫増強ペプチドをコーディングする核酸配列が、配列番号6に記載された核酸配列を含む、請求項2に記載のポリヌクレオチド。
  5. シグナルペプチドをコーディングする核酸配列をさらに含む、請求項1に記載のポリヌクレオチド。
  6. シグナルペプチドが、組職プラスミノゲン活性剤(tPa)シグナルペプチド、HSV gDsシグナルペプチド及び成長ホルモン分泌シグナルペプチドよりなる群から選択された1つ以上である、請求項5に記載のポリヌクレオチド。
  7. シグナルペプチドをコーディングする核酸配列が、配列番号5に記載された核酸配列を含む、請求項5に記載のポリヌクレオチド。
  8. コドン最適化されている、請求項1に記載のポリヌクレオチド。
  9. 配列番号4に記載された核酸配列を含む、請求項8に記載のポリヌクレオチド。
  10. ヒトパピローマウイルス(HPV)タイプ16のE6タンパク質のアミノ酸1番から85番に対応するアミノ酸配列をコーディングする核酸配列、
    HPVタイプ16のE7タンパク質のアミノ酸1番から65番に対応するアミノ酸配列をコーディングする核酸配列、
    HPVタイプ16のE6タンパク質のアミノ酸71番から158番に対応するアミノ酸配列をコーディングする核酸配列、
    HPVタイプ16のE7タンパク質のアミノ酸51番から98番に対応するアミノ酸配列をコーディングする核酸配列、
    HPVタイプ18のE6タンパク質のアミノ酸1番から85番に対応するアミノ酸配列をコーディングする核酸配列、
    HPVタイプ18のE7タンパク質のアミノ酸1番から65番に対応するアミノ酸配列をコーディングする核酸配列、
    HPVタイプ18のE6タンパク質のアミノ酸71番から158番に対応するアミノ酸配列をコーディングする核酸配列、及び
    HPVタイプ18のE7タンパク質のアミノ酸51番から105番に対応するアミノ酸配列をコーディングする核酸配列
    を含むポリヌクレオチドであって、
    前記核酸配列が5’末端から上記記載された順にインフレームで連結されており、かつ
    前記ポリヌクレオチドによりコーディングされる融合タンパク質が、HPVタイプ16及び18抗原特異的免疫反応を誘導する活性を有する、ポリヌクレオチド
  11. 免疫増強ペプチドをコーディングする核酸配列をさらに含む、請求項10に記載のポリヌクレオチド。
  12. シグナルペプチドをコーディングする核酸配列をさらに含む、請求項10に記載のポリヌクレオチド。
  13. シグナルペプチドをコーディングする核酸配列をさらに含む、請求項11に記載のポリヌクレオチド。
  14. コドン最適化されている、請求項10に記載のポリヌクレオチド。
  15. 免疫増強ペプチドをコーディングする核酸配列がコドン最適化されている、請求項11に記載のポリヌクレオチド。
  16. シグナルペプチドをコーディングする核酸配列がコドン最適化されている、請求項12または13に記載のポリヌクレオチド。
  17. 配列番号4、配列番号5、及び配列番号6のヌクレオチド配列を含む、請求項10に記載のポリヌクレオチド。
  18. 請求項1に記載のポリヌクレオチドを含む、ベクター。
  19. 請求項10に記載のポリヌクレオチドを含む、ベクター。
  20. プラスミドである、請求項18または19に記載のベクター。
  21. 請求項18に記載のベクターを含む、宿主細胞。
  22. 請求項19に記載のベクターを含む、宿主細胞。
  23. ヒトパピローマウイルスタイプ16及び18由来の、配列番号1に記載されたアミノ酸配列を有する、E6及びE7の3次元構造が変形された融合ポリペプチドを含む融合タンパク質。
  24. 免疫増強ペプチドをさらに含む、請求項23に記載の融合タンパク質。
  25. 免疫増強ペプチドが、CD40リガンド、Flt3リガンド(fms−like tyrosine kinase 3 ligand)、及びフラジェリン(Flagellin)よりなる群から選択された1つ以上である、請求項24に記載の融合タンパク質。
  26. 免疫増強ペプチドが、配列番号3に記載されたアミノ酸配列を含む、請求項24に記載の融合タンパク質。
  27. シグナルペプチドをさらに含む、請求項23に記載の融合タンパク質。
  28. シグナルペプチドが、組職プラスミノゲン活性剤(tPa)シグナルペプチド、HSV gDsシグナルペプチド及び成長ホルモン分泌シグナルペプチドよりなる群から選択された1つ以上である、請求項27に記載の融合タンパク質。
  29. シグナルペプチドが、配列番号2に記載されたアミノ酸配列を含む、請求項27に記載の融合タンパク質。
  30. ヒトパピローマウイルス(HPV)タイプ16のE6タンパク質のアミノ酸1番から85番に対応するアミノ酸配列、
    HPVタイプ16のE7タンパク質のアミノ酸1番から65番に対応するアミノ酸配列、
    HPVタイプ16のE6タンパク質のアミノ酸71番から158番に対応するアミノ酸配列、
    HPVタイプ16のE7タンパク質のアミノ酸51番から98番に対応するアミノ酸配列、
    HPVタイプ18のE6タンパク質のアミノ酸1番から85番に対応するアミノ酸配列、
    HPVタイプ18のE7タンパク質のアミノ酸1番から65番に対応するアミノ酸配列、
    HPVタイプ18のE6タンパク質のアミノ酸71番から158番に対応するアミノ酸配列、及び
    HPVタイプ18のE7タンパク質のアミノ酸51番から105番に対応するアミノ酸配列
    を含む融合タンパク質であって、
    前記アミノ酸配列がアミノ末端から上記記載された順序で連結されており、かつ
    HPVタイプ16及び18抗原特異的免疫反応を誘導する活性を有する、融合タンパク質
  31. 免疫増強ペプチドをコーディングするアミノ酸配列をさらに含む、請求項30に記載の融合タンパク質
  32. シグナルペプチドをコーディングするアミノ酸配列をさらに含む、請求項30または31に記載の融合タンパク質
  33. 請求項1に記載のポリヌクレオチド、請求項10に記載のポリヌクレオチド、請求項18に記載のベクター、請求項19に記載のベクター、請求項21に記載の宿主細胞、請求項22に記載の宿主細胞、請求項23に記載の融合タンパク質、又は請求項30に記載の融合タンパク質を含む、必要な個体でヒトパピローマウイルスによって惹起される疾患の予防または治療用組成物。
  34. ヒトパピローマウイルスによって惹起される疾患が子宮頸癌である、請求項33に記載の組成物。
  35. 薬剤学的に許容可能な担体をさらに含む、請求項33に記載の組成物。
  36. 請求項1または10に記載のポリヌクレオチド宿主細胞に導入する工程を含む、請求項1または10に記載のポリヌクレオチドによりコーディングされる融合タンパク質を発現する方法。
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