JP5972616B2 - 受信装置、クロック復元方法及びプログラム - Google Patents
受信装置、クロック復元方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5972616B2 JP5972616B2 JP2012058374A JP2012058374A JP5972616B2 JP 5972616 B2 JP5972616 B2 JP 5972616B2 JP 2012058374 A JP2012058374 A JP 2012058374A JP 2012058374 A JP2012058374 A JP 2012058374A JP 5972616 B2 JP5972616 B2 JP 5972616B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stc
- value
- packet
- content
- video
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Description
〔伝送システム〕
まず、本発明の実施形態による受信装置を含む伝送システムについて説明する。図1は、伝送システムの概略構成を示す全体図である。この伝送システムは、送信装置1、受信装置2及び放送ネットワーク/通信回線3を備えて構成される。放送ネットワーク/通信回線3は、放送ネットワークまたはインターネット等の通信回線の伝送路である。放送ネットワーク/通信回線3が放送ネットワークの伝送路である場合、送信装置1から送信されたIPパケットを含む放送波は、放送ネットワークの伝送路を介して受信装置2へ送信される。また、放送ネットワーク/通信回線3が通信回線の伝送路である場合、送信装置1及び受信装置2は、インターネット等の通信回線の伝送路を介して接続され、送信装置1から送信されたIPパケットは、通信回線の伝送路を介して受信装置2へ送信される。
送信装置1は、映像信号、音声信号等の非圧縮信号を入力し、エンコーダにて、H.264/MPEG−4 AVC等の映像符号化方式またはMPEG−4 HE−AAC等の音声符号化方式を用いて符号データを生成する。また、送信装置1は、エンコーダにて、発振器(CLKe)により生成されたSTC値に基づいて、受信装置2において符号データの復号時刻を示すDTS及び復号した信号を提示して表示する時刻(CTS:Composition Time Stamp:合成時刻)を生成し、符号データにDTS及びCTSを付加する。尚、CTSは、受信装置2側で出力される非圧縮信号を再生・表示出力するタイミングを示すものとして、PTSのより一般的な用語として用いる。また、送信装置1は、符号データにDTS及びCTSを付加する際に、送信装置1及び受信装置2において共通に参照可能な時刻、例えばUTC(Coordinated Universal Time:協定世界時、以下、UTC時刻という。)を参照時刻(Reftime)に記述し、DTS及びCTSに加えて、UTC時刻がReftimeとして付加された符号データをIPパケットに格納し、放送ネットワーク/通信回線3を介して受信装置2へ送信する。このReftimeは、映像及び音声のコンポーネント間を同期するために用いられ、DTS及びCTSの時刻の絶対値を示し、DTS及びCTSと同様に、受信装置2において復号等の目的のための時刻情報として用いられる。
受信装置2は、放送ネットワーク/通信回線3を介してIPパケットを受信し、デコーダにて、IPパケットに格納された制御用メタデータを取り出してバッファリング遅延値を抽出し、映像及び音声の符号データに付加されたReftimeの時刻情報をSTC値に対応する値に換算し、換算した値からバッファリング遅延値を減算し、クロックの初期値を設定する。これは、Reftimeには、送信装置1におけるSTC値に対応したUTC時刻が記述されており、Reftimeの時刻情報を換算してクロック値を求めることができ、バッファリング遅延値には、STC値に対応した値が記述されているからである。また、受信装置2は、IPパケットに格納された映像及び音声の符号データを取り出してバッファに格納し、バッファ量に基づいて、クロック周波数を復元し、クロックに設定する。これにより、クロック周波数及びクロックの絶対値が復元され、STCを復元することができる。つまり、受信装置2は、送信装置1のSTC値よりもバッファリング遅延値の時間分遅れたSTC値を得ることができる。
次に、図1に示した受信装置2の構成について説明する。図3は、受信装置2の構成を示すブロック図である。この受信装置2は、受信部20、ATSパケット処理部21、制御用メタデータ処理部22、映像音声処理部23及びSTC復元部24を備えている。
次に、図1及び図3に示した受信装置2におけるSTC復元部24の処理について説明する。図4は、STC復元部24の処理を示すフローチャートである。まず、受信装置2において選局等が行われると(ステップS401:Y)、受信装置2のSTC復元部24は、映像音声処理部23の映像音声復元部233に備えた映像用MUバッファ及び音声用MUバッファから、選局等に関するコンテンツのMUを読み出し、読み出したMUから、映像用MUバッファまたは音声用MUバッファに、最も早い時刻に蓄積され、Reftimeを含むMUを特定する(ステップS402)。そして、STC復元部24は、特定したMUからReftimeを抽出する(ステップS403)。
2,200 受信装置
3 放送ネットワーク/通信回線
20 受信部
21 ATSパケット処理部
22 制御用メタデータ処理部
23 映像音声処理部
24,201 STC復元部
202 映像処理部
203 音声処理部
231 パケットロス復元部
232 MU復元部
233 映像音声復元部
Claims (4)
- STC(システムタイムクロック)によるカウンタ値を示すSTC値に基づいて、コンテンツを復号及び再生するための第1の時刻情報を生成し、前記コンテンツの符号データに、前記第1の時刻情報、及び、送信装置及び受信装置にて共通に参照可能な第2の時刻情報を付加し、前記コンテンツの符号データをパケットに格納して送信する前記送信装置と、前記パケットを受信し、前記STCを復元してSTC値を生成し、前記パケットに格納されたコンテンツの符号データを、前記STC値に基づいて復号し再生する前記受信装置と、を備えた伝送システムにおける前記受信装置であって、
受信したパケットを蓄積するバッファと、
前記STCを復元してSTC値を生成するSTC復元部と、
前記STC復元部により生成されたSTC値、及び前記受信したパケットに格納されたコンテンツの符号データに付加された第1の時刻情報に基づいて、前記コンテンツの符号データを復号及び再生するタイミングを判断し、前記タイミングにて前記復号及び再生を行う映像音声処理部と、を備え、
前記STC復元部は、
前記受信したパケットに格納されたコンテンツの符号データに付加された第2の時刻情報を抽出し、前記第2の時刻情報に基づいて、前記STC値の初期値を設定し、前記バッファに蓄積されたパケットの量に基づいて、前記STCの周波数を調整し、前記STC値の初期値を前記STCの周波数に応じてカウントアップし、前記映像音声処理部にて復号及び再生のタイミングを判断するために用いる前記STC値を生成する、ことを特徴とする受信装置。 - 請求項1に記載の受信装置において、
さらに、前記コンテンツの符号データを復号及び再生するための情報及び所定の遅延値を含む制御用メタデータが格納されたパケットを受信し、
前記受信したパケットに格納された制御用メタデータを抽出する制御用メタデータ処理部を備え、
前記STC復元部は、
前記受信したパケットに格納されたコンテンツの符号データに付加された第2の時刻情報を抽出し、前記第2の時刻情報に基づいて、前記送信装置のSTC値よりも前記所定の遅延値分遅れるように、前記STC値の初期値を設定し、前記バッファに蓄積されたパケットの量に基づいて、前記STCの周波数を調整し、前記STC値の初期値を前記STCの周波数に応じてカウントアップし、前記映像音声処理部にて復号及び再生のタイミングを判断するために用いる前記STC値を生成する、ことを特徴とする受信装置。 - STCによるカウンタ値を示すSTC値に基づいて、コンテンツを復号及び再生するための第1の時刻情報を生成し、前記コンテンツの符号データに、前記第1の時刻情報、及び、送信装置及び受信装置にて共通に参照可能な第2の時刻情報を付加し、前記コンテンツの符号データをパケットに格納して送信する前記送信装置と、前記パケットを受信し、前記STCを復元してSTC値を生成し、前記パケットに格納されたコンテンツの符号データを、前記STC値に基づいて復号し再生する前記受信装置と、を備えた伝送システムにおける前記受信装置によりSTCを復元する方法であって、
受信したパケットをバッファに蓄積する第1のステップと、
前記STCを復元してSTC値を生成する第2のステップと、
前記第2のステップにて生成したSTC値、及び前記受信したパケットに格納されたコンテンツの符号データに付加された第1の時刻情報に基づいて、前記コンテンツの符号データを復号及び再生するタイミングを判断し、前記タイミングにて前記復号及び再生を行う第3のステップと、を有し、
前記第2のステップは、
前記受信したパケットに格納されたコンテンツの符号データに付加された第2の時刻情報を抽出する第2−1のステップと、
前記第2−1のステップにて抽出した第2の時刻情報に基づいて、前記STC値の初期値を設定する第2−2のステップと、
前記バッファに蓄積されたパケットの量に基づいて、前記STCの周波数を調整する第2−3のステップと、
前記第2−2のステップにて設定したSTC値の初期値を、前記第2−3のステップにて調整したSTCの周波数に応じてカウントアップし、前記第3のステップにて復号及び再生のタイミングを判断するために用いる前記STC値を生成する第2−4のステップと、を有することを特徴とするクロック復元方法。 - コンピュータを、請求項1または2に記載の受信装置として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012058374A JP5972616B2 (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | 受信装置、クロック復元方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012058374A JP5972616B2 (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | 受信装置、クロック復元方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013192148A JP2013192148A (ja) | 2013-09-26 |
JP5972616B2 true JP5972616B2 (ja) | 2016-08-17 |
Family
ID=49391965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012058374A Expired - Fee Related JP5972616B2 (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | 受信装置、クロック復元方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5972616B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015201701A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | サイレックス・テクノロジー株式会社 | 再生システム、再生装置、及び、再生方法 |
WO2015151781A1 (ja) * | 2014-04-04 | 2015-10-08 | ソニー株式会社 | 送信装置、送信方法、受信装置および受信方法 |
JP6461681B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2019-01-30 | 日本放送協会 | 放送装置、マッピング情報送信装置、受信機、提示対象データ送信装置、放送通信データ同期システムおよびプログラム |
JP6383974B2 (ja) * | 2015-06-15 | 2018-09-05 | サイレックス・テクノロジー株式会社 | 再生システム、及び、再生方法 |
JP6361012B2 (ja) * | 2015-06-19 | 2018-07-25 | サイレックス・テクノロジー株式会社 | 再生システム、及び、再生方法 |
JP6743931B2 (ja) * | 2019-03-26 | 2020-08-19 | ソニー株式会社 | 送信装置、送信方法、受信装置および受信方法 |
JP7330860B2 (ja) * | 2019-10-30 | 2023-08-22 | 株式会社日立国際電気 | データ伝送システム及びデータ伝送方法 |
TWI796577B (zh) * | 2020-06-30 | 2023-03-21 | 宏正自動科技股份有限公司 | 影音傳輸系統及影音傳輸設定檢測方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AUPP362498A0 (en) * | 1998-05-19 | 1998-06-11 | Curtin University Of Technology | Method and apparatus for transfer of real time signals over packet network |
JP3736396B2 (ja) * | 2001-07-25 | 2006-01-18 | 日本電信電話株式会社 | ストリーム送信装置および受信装置 |
JP2004129009A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ストリーム送信装置および受信装置 |
JP2005151462A (ja) * | 2003-11-19 | 2005-06-09 | Pioneer Electronic Corp | ストリームデータ送信機、ストリームデータ送信方法、ストリームデータ受信機及びストリームデータ受信方法並びにストリームデータ通信システム及びストリームデータ送受信方法。 |
KR100787314B1 (ko) * | 2007-02-22 | 2007-12-21 | 광주과학기술원 | 미디어내 동기화를 위한 적응형 미디어 재생 방법 및 장치 |
JP2009033326A (ja) * | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Hitachi Information & Communication Engineering Ltd | パケット伝送装置及び方法 |
-
2012
- 2012-03-15 JP JP2012058374A patent/JP5972616B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013192148A (ja) | 2013-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7260687B2 (ja) | 送信方法および送信装置 | |
JP5972616B2 (ja) | 受信装置、クロック復元方法及びプログラム | |
US7656948B2 (en) | Transcoding system and method for maintaining timing parameters before and after performing transcoding process | |
EP2728858B1 (en) | Receiving apparatus and receiving method thereof | |
US9281011B2 (en) | System and methods for encoding live multimedia content with synchronized audio data | |
WO2014188960A1 (ja) | 送信装置、送信方法、受信装置および受信方法 | |
JP7359819B2 (ja) | 送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置 | |
JP2023121824A (ja) | 受信方法、送信方法、受信装置及び送信装置 | |
JP2018182677A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および記録媒体製造方法 | |
WO2005055230A1 (en) | Method and apparatus for transcoding digital audio/video streams | |
JP2018182617A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および記録媒体製造方法 | |
JP5632711B2 (ja) | 送信装置、受信装置及び伝送システム | |
JP7116137B2 (ja) | 送信方法、受信方法、送信装置及び受信装置 | |
JP2022064531A (ja) | 送信装置および受信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151228 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160616 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160713 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5972616 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |