JP5972322B2 - 粒子線治療装置 - Google Patents
粒子線治療装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5972322B2 JP5972322B2 JP2014160990A JP2014160990A JP5972322B2 JP 5972322 B2 JP5972322 B2 JP 5972322B2 JP 2014160990 A JP2014160990 A JP 2014160990A JP 2014160990 A JP2014160990 A JP 2014160990A JP 5972322 B2 JP5972322 B2 JP 5972322B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaf
- scanning
- axis
- irradiation
- particle beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000002245 particle Substances 0.000 title claims description 128
- 238000002560 therapeutic procedure Methods 0.000 title claims description 62
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 52
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 23
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 13
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 claims description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 20
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 11
- 210000001519 tissue Anatomy 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000007480 spreading Effects 0.000 description 8
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 8
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 7
- 238000002591 computed tomography Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 5
- 238000002600 positron emission tomography Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 4
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 4
- 206010028980 Neoplasm Diseases 0.000 description 3
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 3
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 3
- 238000002595 magnetic resonance imaging Methods 0.000 description 3
- 230000000069 prophylactic effect Effects 0.000 description 3
- 201000011510 cancer Diseases 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000002068 genetic effect Effects 0.000 description 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
- 230000001900 immune effect Effects 0.000 description 2
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- 238000003325 tomography Methods 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000037237 body shape Effects 0.000 description 1
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 201000010099 disease Diseases 0.000 description 1
- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000005457 optimization Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
- 238000001959 radiotherapy Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
Description
以下、本発明の実施の形態1にかかるマルチリーフコリメータおよび粒子線治療装置の構成について説明する。図1〜図5は本発明の実施の形態1にかかるマルチリーフコリメータおよび粒子線治療装置の構成について説明するためのもので、図1はマルチリーフコリメータを備えた粒子線治療装置の照射系の構成を示す図、図2は粒子線治療装置およびマルチリーフコリメータの構成を示すための図1における荷電粒子ビームの中心(z方向)に対して垂直な方向から見た図であって、図2(a)はy方向から見た側面図、図2(b)はx方向から見た側面図である。図3は粒子線照射装置の照射系におけるビームの線束の形状を説明するためのもので、図3(a)はビーム線束全体の外観を示す図、図3(b)と図3(c)は図3(a)における荷電粒子ビームの中心(z方向)に対して垂直な方向から見た図であって、図3(b)はy方向から見た側面図、図3(c)はx方向から見た側面図である。また、図4と図5はマルチリーフコリメータおよびマルチルーフコリメータの主構成体であるリーフ板の構成を説明するための様々な方向から見た時の図である。
図示しない加速器により加速され、輸送系を介して荷電粒子ビームBは、直径数mm以下のいわゆるペンシルビームとして照射系へと導かれる。照射系に導かれたビームは、ワブラ電磁石1によって円軌道を描くように走査される。ワブラ電磁石1は、一般的に図に示すようにx方向用電磁石1aとy方向用電磁石1bとを用意し、2つの電磁石を荷電粒子ビームBの中心軸XBに沿って連なるように配置する。ここで、説明を明瞭にするため、x方向及びy方向を定義する。さまざまな規格において、座標系が定義されているが、本明細書では以下に従う。荷電粒子ビームBの進行方向をz軸の正方向とする。x軸とy軸とは、z軸に直交する軸であり、x軸とy軸もお互いに直交する。そして、xyz座標系は、右手座標系となるようにとる。図1、2の例では、上流ワブラ電磁石1aはx方向、下流ワブラ電磁石1bはy方向にビーム走査する。2つの電磁石1a、1bの走査により、照射野はxy方向(面方向)に広げられることになる。
図3に示すように、ビームBは上方より下方へ(z方向)と照射されている。ビームBは、もともとはペンシルビームと呼ばれる細い状態で供給される。ビーム軸XB上には基準点CPaと基準点CPbとを設定している。基準点CPaは、上流のワブラ電磁石1a(厳密には、走査軸Asa)が配置される場所と考えてよく、同様に、基準点CPbは、下流のワブラ電磁石1b(厳密には、走査軸Asb)が配置される場所と考えてよい。
図3(b)に示すように、基準点CPaを上端点とした鉛直(z方向)な線分を引き、線分上の基準点CPa以外の位置に基準点CPbを設ける。基準点CPaを中心に線分を±α度だけ回転させたときに線分が通過する扇形Fsaを得る。この扇形Fsaが、上流ワブラ電磁石1aのみを用いたときの、ビームの広がりに相当する。つぎに、基準点CPbを通る基準軸Asbにより、扇形Fsaを上部分と下部分とに分ける。扇形Fsaの下部分を、基準軸Asbにより±β度だけ回転させたときに扇型Fsaの下半分が通過する領域を得る。この領域は、図3(c)において、扇型Fsbに見える領域であり、この領域が、ビームの広がり方(ビームが通過し得る領域:ビーム束FB)を示したものである。つまり、2連走査的な広がりをもつビーム束FBの形状は、x方向とy方向で極率半径が異なる扇型となっている。
実施の形態1においては、ビームをらせん状に走査するスパイラルワブラ法への適用について述べた。しかし、ビームの照射野内における走査軌道形状(走査軌跡)は本発明の技術的思想を限定するものではなく、他のビーム走査軌跡においても、2連走査的な広がりの場合は効果を発揮する。そこで、本実施の形態2では、代表的な他のビーム走査軌跡を有する照射系に本発明のマルチリーフコリメータを適用した場合について述べる。
一つ目のパターンでは、r(t)とθ(t)を以下のように、各々、連続的かつ周期的に変化させる関数として定義する。
r(t)=連続的かつ周期的な関数(周期T1)
θ(t)=連続的かつ周期的な関数(周期T2)
なお、このときr(t)とθ(t)の周期は、異なるものを用いてもよい。また、角度θは、360度で1周して0度とみなせることに注意する。つまり、360度と0度は連続している。ラジアンで表現すれば、2πは0とみなせる。
r(τ)=r1+r2sin(ωrτ+φr)
θ(τ)=ωθτ ・・・(2)
τ=τ(t)
ただし、τ(t)はパラメータ表示した上記式(2)のパラメータであり、時間の関数である。ωrはr(t)を決める角速度であり、r(t)の周期は2π/ωrとなる。φrは初期位相である。ωθはθ(t)を決める角速度であり、θ(t)の周期は2π/ωθとなる。
2つ目のパターンでは、複数の描画パターンを定義する関数を組み合わせてビーム走査軌跡を形成する。例えば、大きな円を描く関数に、小さな円を描く関数を組み合わせる。その一例を以下の3つの等式を含む式(3)に示す。
x(τ)=r1cos(ω1τ+φ1)+r2cos(ω2τ+φ2)
y(τ)=r1sin(ω1τ+φ1)+r2sin(ω2τ+φ2) ・・・(3)
τ=τ(t)
ただしx(τ)それぞれビーム走査軌跡のx座標、y座標であり、直交座標系式である。数式(3)により作成されたビーム走査軌跡の例を図7に示す。図7も図6と同様にビーム軸に垂直な、ある平面における走査軌跡を示したもので、横軸がx、縦軸がyとなり、xとyをそれぞれ規格化したものである。
は、前の例と同様、描画速度を場所により変更できるようにしたためである。
上記実施の形態1および2においては、ワブラ法による照射の場合への適用について述べた。しかし、上述したように照射方法自体は本質的ではなく、本発明の技術思想を限定するものではない。粒子線治療装置においては、2連のスキャニング電磁石により荷電粒子ビームを走査して、照射対象に対して点描画的にスポット照射をするスポットスキャニング法が提案されている。スポットスキャニングの場合にも、ビームの広がり方は2連走査的である。したがって、スポットスキャニングにおいてマルチリーフコリメータを用いる場合は、上述した半影を抑制してコントラストの高い照射野を形成するという効果を発揮する。
実施の形態3においては、スポットスキャニング法への本発明の実施の形態に係るマルチリーフコリメータの適用について述べた。スポットスキャニングと同様に、2連のスキャニング電磁石によりビームを走査して、照射対象に対して一筆書き的にラスター照射をするラスタースキャニング法がある。ラスタースキャニングの場合にも、ビームの広がり方は2連走査的である。したがって、ラスタースキャニングにおいてマルチリーフコリメータを用いる場合は、本発明の上述した実施の形態にかかるマルチリーフコリメータ5は効果を発揮する。つまり、スポットスキャニングやラスタースキャニングなど、スキャニング法により照射野を拡大する場合でも、本発明の実施の形態にかかるマルチリーフコリメータ5を用いる場合は、上述した半影を抑制してコントラストの高い照射野を形成するという効果を発揮する。
粒子線治療装置においては、例えば、特許文献4に記載されているように、偏向電磁石の制御方法を工夫することによって、2つの走査電磁石のうち、一方を省略するものが提案されている。しかし、このような照射系の場合においても、軌道方向(ビーム軸の方向)を変えるための偏向電磁石が、省略された走査電磁石の代わりに荷電粒子ビームを走査するので、ビーム束は2連走査的な広がりをもつことになり、上述した実施の形態におけるマルチリーフコリメータが半影抑制に効果を発揮する。
上記各実施の形態1〜5においては、マルチリーフコリメータ及びマルチリーフコリメータを用いた照射系の構成やそのビーム軌道について説明した。本実施の形態6においては、本発明の上記各実施の形態にかかるマルチリーフコリメータや粒子線治療装置の動作条件を設定する治療計画装置について説明する。
具体的には、医療行為は大きく予防的診断ステージ(MS1)、診断ステージ(MS2)、治療計画ステージ(MS3)、治療ステージ(MS4)、およびリハビリ・経過観察ステージ(MS5)の各ステージから構成されているといえる。そして、特に、粒子線治療等においては、上記各ステージで使用する装置は、図9の右側のような装置である。例えば、診断ステージ(MS2)で使用する装置は、X線撮像装置、CT(Computed Tomography)、MRI(Magnetic Resonance Imaging)等であり、治療計画ステージ(MS3)で使用する装置が治療計画装置とよばれる装置である。そして、治療ステージ(MS4)で使用される装置が、放射線治療装置や粒子線治療装置である。
予防的診断ステージ(MS1)とは、発病の有無に拠らず、予防的に診断をする段階をいう。例えば、定期健康診断や人間ドックなどが該当し、癌に対しては、レントゲン等の透視画像による方法、PET(Positron Emission Tomography)、PET/CT等の断層撮影による方法、ならびに遺伝子検査(免疫検査)による方法などが知られている。
役割A:あらかじめ取得した照射対象の複数の画像情報から、3次元データを生成するユニット。
役割B:与えられた要件のもと、最適な照射条件(治療計画案)を生成するユニット。
役割C:最適化結果(治療計画案)に対して、最終的な線量分布を模擬し、表示するユニット。
すなわち、診断の結果を受けて、治療に必要な照射条件を設定する役割があり、さらに設定した条件を基に、粒子線治療装置等の制御データを生成する役割Dを担うユニットを有する。
機能a:診断ステージで得られた断層撮影画像から、3次元データを生成する機能。
機能b:生成した3次元データを、3次元CADのように様々な視点からの表示をする機能。
機能c:生成した3次元データにおいて、患部と正常組織とを区別して記憶する機能。
<役割B>
機能d:治療ステージで用いる粒子線治療装置のパラメータを設定し、照射を模擬する機能。
機能e:当該装置のユーザが設定する要件下で、照射の最適化を行う機能。
<役割C>
機能f:前記3次元データに重ね合わせて、最適化された照射結果を表示する機能。<役割D>
機能g:前記最適化された照射を実現するための、マルチリーフコリメータ及びボーラスの形状を設定する機能。(ブロードビーム照射を想定した場合、多門照射を含む)
機能h:前記最適化された照射を実現するための、ビームの照射軌道を設定する機能。(スキャニング照射を想定した場合)
機能i:前記ビームの照射軌道を実現するための、粒子線治療装置の駆動コードを生成する機能。
<その他>
機能j.当該装置で生成した各種データを保存する機能。
機能k.過去に保存された各種データを読み込んで、過去の情報を再利用できる機能。
機能a(モジュールa)は、診断ステージで得られた一連の断層撮影画像から、3次元データを生成する。断層撮影画像を読込むとき、患者ID等患者の情報や、スキャン情報(スライス間隔、スライス厚、FOV、断層撮影条件など)も対応して読込むようにするとよい。ここで3次元データとは、患部を含めた撮影対象を、治療計画装置内で仮想的かつ3次元的に再現するのに必要な情報を言う。一般には、治療計画装置内の仮想空間を定義し、前記仮想空間内に等間隔かつ格子状に点を配置し、断層撮影画像から求めたその点における材質情報を対応させる方法がとられる。本機能が必要な理由は、治療計画装置の最大の目的の1つが、治療を模擬することであり、そのためには、照射対象となる患部およびその周辺組織を再現する必要があるためである。
従来の治療計画装置において、上記機能aおよびそれ以降の機能で使用する3次元データは、一般的に直交座標系(xyz座標系)で表現されている。全体形状が従来の直方体のマルチリーフコリメータの場合、その配置やリーフの駆動方向も直交座標方向(例えば、x方向やy方向)であるため、3次元データの直交座標系表現は都合がよい。患部の形状に合わせて開口部の形状を生成するための形状データが、リーフ駆動データと一致するためである。
具体的には、以下の定義(D1)に示す特殊座標系である。
[ψa,ψb,rb] ・・・・・(D1)
ただし、ψaはビーム軸XBに垂直で基準点CPaを通る基準軸(Asa)を中心とするビームの偏向角度であり、ψbはビーム軸XBと基準軸Asaに垂直で基準点CPbを通る基準軸(Asb)を中心とするビームの偏向角度であり、rbは基準点CPb(あるいは基準軸(Asb))から当該照射ポイントまでの距離である。
基準点CPa:(0,0,−la)
基準点CPb:(0,0,−lb)
そして、図1〜3で示したように、上流の走査電磁石1aがx方向走査電磁石、下流の走査電磁石1bがy方向走査電磁石だと仮定する。このとき、ある点の座標が定義(D1)に示した特殊座標系で表した[ψa,ψb,rb]で与えられたとき、このある点のxyz座標は、それぞれ、以下の式(4)で表わされることになる。
lbは照射系に固有の与えられた値であるから、式(5)におけるyとzの関係から式(6)のようにψbを求めることができる。
Λ:=y2+(z+lb)2+(la−lb) ・・・(D3)
=(la―lb+rb)cosψa
式(5)におけるzの関係と定義(D3)より、式(7)によりψaが求められる。
5 マルチリーフコリメータ(5L:リーフ板、5G:リーフ群、5D:リーフ駆動部)、 6 ボーラス、 10 粒子線治療装置。
20 治療計画装置、 21 3次元データ生成ユニット、 22 照射条件設定ユニット、 23 制御データ生成ユニット。
Asa 上流走査電磁石の走査軸(第1の軸)(EAs 仮想軸)、 Asb 下流走査電磁石の走査軸(第2の軸)、 CPa 第1の基準点、 CPb 第2の基準点、 EL リーフ板の対向する一端面、 FB 粒子ビームの線束(広がり)、 OL リーフ板の駆動軌道、 PI リーフ板の(ELに隣接する)ビーム入射面側の端面、 PL リーフ板の厚み方向の対向面、 PS 透過形状、 PX リーフ板の(ELに隣接する)ビーム出射面側の端面、 ST 粒子ビームの走査軌跡、 XB 粒子ビームのビーム軸(EX マルチリーフコリメータに入射するビームのビーム軸)
百位の数字は実施形態による変形例を示す。
Claims (3)
- 加速器から供給された粒子ビームを走査方向が異なる2つの上流側および下流側の電磁石で走査して照射する照射ノズルと、
前記照射ノズルから照射された粒子ビームの経路中に配置され、複数のリーフ板の一端面を揃えて厚み方向に並べたリーフ列と、前記複数のリーフ板のそれぞれに対して、前記下流側の電磁石の走査軸からの距離が一定である軌道に沿って、前記一端面を前記粒子ビームのビーム軸に対して接近または離反方向に駆動させるリーフ板駆動機構とを有し、照射対象の形状に適合するように前記粒子ビームの照射野を制限若しくは成形するためのマルチリーフコリメータと、を備え、
前記粒子ビームは、スキャニング法により照射され、
前記複数のリーフ板のそれぞれは、当該リーフ板に対して厚み方向に隣接するリーフ板との対向面が、前記ビーム軸上の第1の位置に設定された当該ビーム軸に垂直な前記上流側の電磁石の走査軸を含む平面で形成され、
前記リーフ板駆動機構は、前記ビーム軸上の、前記第1の位置から所定間隔離れた第2の位置に設定された当該ビーム軸および前記上流側の電磁石の走査軸に垂直な前記下流側の電磁石の走査軸、からの距離が一定である軌道に沿って前記リーフ板を駆動することを特徴とする粒子線治療装置。 - 前記複数のリーフ板のそれぞれにおける前記一端面が、前記下流側の電磁石の走査軸を含む平面上にあることを特徴とする請求項1に記載の粒子線治療装置。
- 前記複数のリーフ板のそれぞれにおける前記一端面が、前記下流側の電磁石の走査軸を含む平面上にあるように前記リーフ板駆動機構により駆動されることを特徴とする請求項1に記載の粒子線治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014160990A JP5972322B2 (ja) | 2014-08-07 | 2014-08-07 | 粒子線治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014160990A JP5972322B2 (ja) | 2014-08-07 | 2014-08-07 | 粒子線治療装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011021678A Division JP5596586B2 (ja) | 2011-02-03 | 2011-02-03 | マルチリーフコリメータ、粒子線治療装置、および治療計画装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014208307A JP2014208307A (ja) | 2014-11-06 |
JP5972322B2 true JP5972322B2 (ja) | 2016-08-17 |
Family
ID=51902948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014160990A Expired - Fee Related JP5972322B2 (ja) | 2014-08-07 | 2014-08-07 | 粒子線治療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5972322B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2514025B2 (ja) * | 1987-03-16 | 1996-07-10 | 株式会社日立メデイコ | マルチリ−フコリメ−タ |
JPH0194868A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-13 | Nec Corp | 放射線照射装置の多分割コリメータ |
DE58907575D1 (de) * | 1988-11-29 | 1994-06-01 | Varian International Ag Zug | Strahlentherapiegerät. |
JPH0763512B2 (ja) * | 1990-07-09 | 1995-07-12 | 三菱電機株式会社 | 放射線照射野限定装置 |
JP4184839B2 (ja) * | 2003-03-13 | 2008-11-19 | 株式会社東芝 | 多分割絞り装置 |
WO2006082650A1 (ja) * | 2005-02-04 | 2006-08-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 粒子線照射方法およびそれに使用される粒子線照射装置 |
JP2008229324A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-10-02 | Toshiba Corp | 放射線治療装置 |
JP2010148833A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-08 | Hitachi Ltd | 粒子線照射装置及び粒子線照射方法 |
JP4862070B2 (ja) * | 2009-08-21 | 2012-01-25 | 三菱電機株式会社 | 粒子線照射装置 |
-
2014
- 2014-08-07 JP JP2014160990A patent/JP5972322B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014208307A (ja) | 2014-11-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4681085B1 (ja) | マルチリーフコリメータ、粒子線治療装置、および治療計画装置 | |
JP5124046B2 (ja) | ボーラス、ボーラスの製造方法、粒子線治療装置、および治療計画装置 | |
JP7245352B2 (ja) | 粒子を用いた回転式の放射線治療を提供する方法 | |
Simeonov et al. | 3D range-modulator for scanned particle therapy: development, Monte Carlo simulations and experimental evaluation | |
JP6591407B2 (ja) | イオン治療のための動的トリミングスポット走査の方法及びシステム | |
JP6375097B2 (ja) | 放射線治療計画装置及び治療計画方法 | |
CN104941077B (zh) | 多叶准直器、粒子射线治疗装置以及治疗计划装置 | |
JP5596586B2 (ja) | マルチリーフコリメータ、粒子線治療装置、および治療計画装置 | |
US6577707B2 (en) | Edge extension of intensity map for radiation therapy with a modulating multi-leaf collimator | |
JP5972322B2 (ja) | 粒子線治療装置 | |
EP3766540A1 (en) | Computer program product and computer system for planning and delivering radiotherapy treatment and a method of planning radiotherapy treatment | |
WO2024202088A1 (ja) | 線量分布計算システム、プログラム及び線量分布計算方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150616 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150724 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160712 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5972322 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |