JP5971079B2 - 携帯記録担体およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ICカードに代表される携帯記録担体に関し、更に詳しくは、携帯記録担体の使用状況に応じて適切に製品寿命を管理し、セキュリティ攻撃に対する耐タンパ性を向上させるための発明である。
金融取引などで使用される携帯記録担体のライフサイクル管理では、製品寿命に達した携帯記録担体を、いかなる処理も受け付けない、または、特定の処理(例えば、GETDATAコマンド)のみを受け付ける終了状態(ターミネート状態)に設定することが求められている。
携帯記録担体に製品寿命を設定する一つの手法として、携帯記録担体に有効期限を設けることが一般的に行われている。特許文献1に記述があるように、携帯記録担体の内部に記憶された有効期限に日時が達すると、携帯記録担体は終了状態に設定される。
また、キャッシュカードやクレジットカードなどの金融系の携帯記録担体では、携帯記録担体に製品寿命を設定する一つの手法として、取引回数をカウントする取引カウンタが利用されている。携帯記録担体が金融取引で使用される毎に取引カウンタを一つ進め、取引カウンタが予め設定された上限値に達すると、携帯記録担体は終了状態に設定される。
特開平9−139930号公報
しかし、上記のような携帯記録担体は正当に利用されるばかりでなく、携帯記録担体に記憶された情報資源を不正に読み出すために、悪意ある攻撃者がセキュリティ攻撃を携帯記録担体に仕掛けることも想定される。
攻撃者が携帯記録担体にセキュリティ攻撃を仕掛ける際、攻撃者は、セキュリティ攻撃を何度も携帯記録担体に仕掛け、その結果を蓄積することで最終的に情報資源の内容を割り出すため、携帯記録担体が利用される毎に取引カウンタを一つだけ進める仕様にすると、取引カウンタの上限値に達するまでの間、攻撃者に対してセキュリティ攻撃を許してしまうことになる。
そこで、本発明は、複数の処理が実施される取引で携帯記録担体が使用されている際、セキュリティ攻撃が行われて取引が中断すると、携帯記録担体のライフサイクル管理に用いる取引カウンタが通常よりも多く進む携帯記録担体等を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は、複数の処理が実施される取引で使用される携帯記録担体であって、前記取引が開始されると、前記携帯記録担体のライフサイクル管理に用いる取引カウンタを確認し、前記取引カウンタが上限値に達していない場合、予め設定された加算値だけ前記取引カウンタを進め、加算値から一つ差し引いた値に設定される減算値が割り振られた取引コマンドをターミナルから受信すると、前記取引コマンドにかかる処理を実施した後、実施した前記取引コマンドに割り振られた値だけ前記取引カウンタを戻す処理を行うカード管理手段を備える。
更に、第2の発明は、第1の発明に記載の携帯記録担体において、前記取引カウンタが上限値に達している場合、前記携帯記録担体を終了状態に設定できるように、前記カード管理手段は、前記取引が開始された時に、前記取引カウンタが上限値に達している場合、前記携帯記録担体のライフサイクルにかかる状態を終了状態に設定することを特徴とする。
上述した課題を解決する第3の発明は、複数の処理が実施される取引で使用される携帯記録担体のICチップに実装されるコンピュータプログラムであって、前記取引が開始されると、前記携帯記録担体のライフサイクル管理に用いる取引カウンタを確認し、前記取引カウンタが上限値に達していない場合、予め設定された加算値だけ前記取引カウンタを進め、加算値から一つ差し引いた値に設定される減算値が割り振られた取引コマンドをターミナルから受信すると、前記取引コマンドにかかる処理を実施した後、実施した前記取引コマンドに割り振られた値だけ前記取引カウンタを戻す処理を行うカード管理手段として、前記ICチップを機能させるためのコンピュータプログラムである。
このように、本発明によれば、複数の処理が実施される取引で携帯記録担体が使用されている際に、携帯記録担体に対してセキュリティ攻撃が行われて取引が中断すると、携帯記録担体のライフサイクル管理に用いる取引カウンタが通常よりも多く進む携帯記録担体等を提供できる。
本実施形態にかかる携帯記録担体を説明する図。 携帯記録担体に実装されるICチップを説明する図。 本実施形態にかかる携帯記録担体に備えられた機能を説明する図。 本実施形態にかかる携帯記録担体のカード管理手段の動作を説明する図。 取引カウンタの遷移を説明する第1図。 取引カウンタの遷移を説明する第2図。
ここから、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態にかかる携帯記録担体1を説明する図で、図2は、携帯記録担体1に実装されるICチップ2を説明する図、図3は、本実施形態にかかる携帯記録担体1に備えられた機能を説明する図である。
携帯記録担体1とは、ターミナル3と接続し、複数の処理が実施される取引をユーザが実施するときに使用する記録担体を意味する。図1では、携帯記録担体1をクレジット取引に使用されるクレジットカードとして図示しているが、携帯記録担体1の形態はICカードに限らず、移動体通信端末に装着するSIMカードや、本出願人が既に販売している「TinySmart(登録商標)」のように、ICカード用のオペレーティングシステムを記憶したICチップが実装されたSDカードも携帯記録担体1に含まれる。
図2に図示したように、携帯記録担体1にはICカード用のICチップ2が実装され、このICチップ2は、マイクロプロセッサであるCPU2a(Central Processing Unit)と、CPU2aの作業に用いられるRAM2b(Random Access Memory)と、データの保持に利用される不揮発性メモリ2d(Non-volatile memory)と、プログラムコードの記憶に利用されるROM2c(ReadOnly Memory)と、ターミナル3とデータ通信するためのI/Oポート2eを備えている。
なお、図2において、不揮発性メモリ2dとは、EEPROM(登録商標)に代表されるような電気的に書き換え可能な不揮発性メモリを意味し、また、ICチップ2は、図2で図示していないハードウェアモジュール(例えば、暗号演算に特化したコプロセッサ)を備えるのが一般的である。
ICチップ2のROM2cには、オペレーティングシステムのコンピュータプログラムが実装され、図3に図示したように、本実施形態にかかる携帯記録担体1は、該コンピュータプログラムにより実現される機能として、携帯記録担体1のライフサイクルを少なくとも管理するカード管理手段10を備える。
また、ICチップ2の不揮発性メモリ2dには、オペレーティングシステムが使用するデータやアプリケーションが記憶され、本実施形態にかかる携帯記録担体1では、カード管理手段10が使用するデータとして、携帯記録担体1のライフサイクル管理に用いる取引カウンタ11と、携帯記録担体1のライフサイクル状態を示す状態情報12が不揮発性メモリ2dに記憶されている。
本実施形態において、携帯記録担体1のカード管理手段10は、携帯記録担体1のライフサイクルの管理として、携帯記録担体1のライフサイクル管理に用いる取引カウンタ11が上限値に達すると、状態情報12を終了状態(ターミネート状態)に設定する機能を有している。
従来、取引カウンタ11は、携帯記録担体1を使用する取引が開始されると一つだけ進むようになっており、セキュリティ攻撃を携帯記録担体1が受けると、セキュリティ攻撃が開始された時の取引カウンタ11の値と上限値の差分回数だけ、携帯記録担体1に対するセキュリティ攻撃が実施可能になっていた。
これに対し、本実施形態にかかる携帯記録担体1のカード管理手段10は、取引が開始されると取引カウンタ11を確認し、取引カウンタ11が上限値に達していない場合、予め設定された加算値だけ取引カウンタ11を進め、加算値から一つ差し引いた値に設定される減算値が割り振られた取引コマンドをターミナル3から受信すると、取引コマンドにかかる処理を実施した後、実施した取引コマンドに割り振られた値だけ取引カウンタ11を戻す処理を行う。
携帯記録担体1のカード管理手段10がこのように取引カウンタ11を操作することで、減算値が割り振られた取引コマンドにかかる処理が全て終了した場合には、加算値と減算値の差分、すなわち、一つだけ取引カウンタ11が進むことになるが、減算値が割り振られた取引コマンドにかかる処理が一つでも終了していない場合には、処理が終了していない取引コマンドに割り振られた値だけ取引カウンタ11は戻らないため、取引カウンタ11は通常よりも多く進むことになる。
すなわち、本実施形態の携帯記録担体1によれば、携帯記録担体1を使用する取引が開始された後に、セキュリティ攻撃を携帯記録担体1が受けると、取引カウンタ11は通常よりも多く進むため、携帯記録担体1に対してセキュリティ攻撃を実施できる回数を減らすことができる。
図4は、本実施形態にかかる携帯記録担体1のカード管理手段10の動作を説明する図である。複数の処理が実行される取引の開始を示すコマンドをターミナル3から受信すると(S1)、まず、携帯記録担体1のカード管理手段10は、不揮発性メモリ2dに記憶されている状態情報12を確認する(S2)。
携帯記録担体1のカード管理手段10は、不揮発性メモリ2dに記憶されている状態情報12により示される状態が通常利用状態でなければ、状態情報12により示される状態に合わせたレスポンスを送信して(S11)、この手順は終了する。
携帯記録担体1のカード管理手段10は、不揮発性メモリ2dに記憶されている状態情報12により示される状態が通常利用状態であれば、取引カウンタ11が上限値に達しているか確認し(S3)、取引カウンタ11が上限値に達している場合、不揮発性メモリ2dに記憶されている状態情報12を終了状態に設定した後(S10)、状態情報12により示される状態に合わせたレスポンスを送信して(S11)、この手順は終了する。
携帯記録担体1のカード管理手段10は、取引カウンタ11が上限値に達していない場合、予め設定された加算値だけ取引カウンタ11を進めた後(S4)、ターミナル3からの取引コマンド待ちの状態になる(S5)。
なお、セキュリティ攻撃を受けるなどして携帯記録担体1を利用する取引が中断した際に、取引カウンタ11が通常よりも多く進むためには、加算値を「1」より大きく設定する必要がある。
携帯記録担体1のカード管理手段10は、ターミナル3から取引コマンドを受信すると、ターミナル3から受信した取引コマンドに対応するコンピュータプログラムを呼び出すことで、取引コマンドに対応する処理を実行する(S6)。
携帯記録担体1のカード管理手段10は、ターミナル3から受信した取引コマンドに対応する処理が終了すると、ターミナル3から受信した取引コマンドが、減算値が割り振られた取引コマンドであるか確認する(S7)。
携帯記録担体1のカード管理手段10は、ターミナル3から受信した取引コマンドが、減算値が割り振られた取引コマンドでなければ、取引コマンドの処理結果を示すレスポンスを送信し(S9)、図4のS5に戻り、ターミナル3からの取引コマンド待ちの状態になる。
また、携帯記録担体1のカード管理手段10は、ターミナル3から受信した取引コマンドが、減算値が割り振られた取引コマンドであれば、ターミナル3から受信した取引コマンドに設定されている減算値だけ取引カウンタ11を戻した後(S8)、取引コマンドの処理結果を示すレスポンスを送信し(S9)、図4のS5に戻り、ターミナル3からの取引コマンド待ちの状態になる。
なお、取引にかかる全ての処理が終了すると、ターミナル3が取引の終了処理を実施して(S12)、図4の手順は終了する。
図4において、減算値が割り振られた取引コマンドは、携帯記録担体1に記憶された情報資源を扱う処理に対応する取引コマンドになり、減算値が割り振られた取引コマンドにかかる全ての処理が終了した時に取引カウンタ11が一つだけ進むようにするためには、減算値を「加算値−1」に設定する必要がある。
図5は、取引カウンタ11の遷移を説明する第1図である。図5では、取引カウンタ11を進めるための加算値を「10」とし、減算値を「加算値−1」である「9」としている。
図5では、減算値を設定する取引コマンドを取引コマンドAのみとし、減算値「9」を一つの取引コマンドAに割り振っている。すなわち、取引コマンドAに設定されている値は「9」になる。
図5(a)は取引開始前の取引カウンタ11を示し、図4のS3において、図5(a)の取引カウンタ11が上限値に達している場合、携帯記録担体1の状態情報12は終了状態に設定される。
また、図5(a)の取引カウンタ11が上限値に達していない場合、図4のS4において、取引カウンタ11は、加算値(ここでは、「10」)だけ進められ、取引開始後の取引カウンタ11を示す図5(b)の状態になる。
図4のS5において、携帯記録担体1が、ターミナル3から取引コマンドAを受信し、取引コマンドAに対応する処理を実行すると、取引カウンタ11は、取引コマンドAに設定された値(ここでは、「9」)だけ戻され、取引コマンドAを処理した後の取引カウンタ11を示す図5(c)の状態になる。
取引コマンドAに割り振った値は、減算値、すなわち「加算値−1」になるため、取引コマンドAにかかる処理が終了すると取引カウンタ11は一つだけ進むことになる。また、携帯記録担体1を使用する取引が開始されてから、セキュリティ攻撃を携帯記録担体1が受けて取引が中断し、取引コマンドAが実施されない場合、取引コマンドAに設定されている値(ここでは、「9」)だけ取引カウンタ11が戻されないことになるため、取引カウンタ11は通常よりも急激に進む(ここでは、「10」進む)ことになる。
また、本実施形態において、減算値が割り振られた取引コマンドは一つでなくともよく、取引コマンドの重要度に応じて、複数の取引コマンドに減算値を割り振ることもできる。
図6は、取引カウンタ11の遷移を説明する第2図である。図6では、取引カウンタ11を進めるための加算値を「10」とし、減算値を「加算値−1」である「9」にしている。
図6では、減算値を割り振る取引コマンドを取引コマンドB1と取引コマンドB2の2つとしている。ここでは、取引コマンドB1に割り振った値を「6」に、取引コマンドB2に割り振った値を「3」にし、取引コマンドB1と取引コマンドB2に割り振られた値の総和は減算値(ここでは、「9」)になる。
図6(a)は取引開始前の取引カウンタ11を示し、図4のS3において、図6(a)の取引カウンタ11が上限値に達している場合、携帯記録担体1の状態情報12は終了状態に設定される。
また、図6(a)の取引カウンタ11が上限値に達していない場合、図4のS4において、取引カウンタ11は、加算値(ここでは、「10」)だけ進められ、取引開始後の取引カウンタ11を示す図6(b)の状態になる。
図4のS5において、携帯記録担体1が、ターミナル3から取引コマンドB1を受信し、取引コマンドB1にかかる処理が携帯記録担体1で実行されると、取引カウンタ11は、取引コマンドB1に割り振った値(ここでは、「6」)だけ戻され、取引コマンドB1を処理した後の取引カウンタ11を示す図6(c)の状態になる。
また、取引コマンドB1を処理した後、図4のS5において、携帯記録担体1が、ターミナル3から取引コマンドB2を受信し、取引コマンドB2にかかる処理が携帯記録担体1で実行されると、取引カウンタ11は、取引コマンドB2に割り振った値(ここでは、「3」)だけ戻され、取引コマンドB2を処理した後の取引カウンタ11を示す図6(d)の状態になる。
取引コマンドB1と取引コマンドB2にそれぞれに割り振った値の総和は減算値で、減算値は「加算値−1」になるため、図6(d)に図示したように、取引にかかる全ての処理が終了した時に取引カウンタ11は一つだけ進むことになる。
また、携帯記録担体1を使用する取引が開始されてから、セキュリティ攻撃を携帯記録担体1が受けて取引が中断し、減算値を割り振った取引コマンド(ここでは、取引コマンドB1、B2)が実施されない場合、実施されなかった取引コマンドに割り振った値の総和(ここでは、「9」)だけ取引カウンタ11が戻されないことになるため、取引カウンタ11は通常よりも急激に進む(ここでは、「10」進む)ことになる。
また、減算値が割り振られている取引コマンドB1を実施した後、セキュリティ攻撃を携帯記録担体1が受けて取引が中断し、減算値が割り振られている取引コマンドB2が実施されない場合、取引カウンタ11は、図6(c)の状態のままになり、取引カウンタ11は「4」だけ進んだ状態になる。
このように、本実施形態にかかる携帯記録担体1によれば、複数の処理が実施される取引が正常終了した場合には取引カウンタ11が一つ進み、本来の製品寿命まで携帯記録担体1を使用することができる。また、取引中にセキュリティ攻撃などを受けて中断された場合には、取引カウンタ11が通常よりも多く進むため、早急に携帯記録担体1を使用できない終了状態にすることができる。
また、複数の取引コマンドに減算値を割り振ることで、取引コマンドの重要度に応じて、取引コマンドが実施されなかった時に取引カウンタ11が進む量を調節できる。例えば、正しいパスワードが入力された場合のみ携帯端末内に保存された個人情報(重要情報)を読み出せるという処理があった場合、パスワードを照合する処理に対応する取引コマンドに割り振る値を大きくし、個人情報(重要情報)を読み出す取引コマンドに割り振る値を小さくすれば、パスワードを照合する前に取引が中断した場合は、取引カウンタ11が急激に進み、パスワードを照合した後に取引が中断した場合は、取引カウンタ11を緩やかに進ませることができる。
1 携帯記録担体
10 カード管理手段
11 取引カウンタ
12 状態情報
2 ICチップ
2c ROM
2d 不揮発性メモリ(NVM)
3 ターミナル

Claims (3)

  1. 複数の処理が実施される取引で使用される携帯記録担体であって、前記取引が開始されると、前記携帯記録担体のライフサイクル管理に用いる取引カウンタを確認し、前記取引カウンタが上限値に達していない場合、予め設定された加算値だけ前記取引カウンタを進め、加算値から一つ差し引いた値に設定される減算値が割り振られた取引コマンドをターミナルから受信すると、前記取引コマンドにかかる処理を実施した後、実施した前記取引コマンドに割り振られた値だけ前記取引カウンタを戻す処理を行うカード管理手段を備えたことを特徴とする携帯記録担体。
  2. 前記カード管理手段は、前記取引が開始された時に、前記取引カウンタが上限値に達している場合、前記携帯記録担体のライフサイクルにかかる状態を終了状態に設定することを特徴とする、請求項1に記載した携帯記録担体。
  3. 複数の処理が実施される取引で使用される携帯記録担体のICチップに実装されるコンピュータプログラムであって、前記取引が開始されると、前記携帯記録担体のライフサイクル管理に用いる取引カウンタを確認し、前記取引カウンタが上限値に達していない場合、予め設定された加算値だけ前記取引カウンタを進め、加算値から一つ差し引いた値に設定される減算値が割り振られた取引コマンドをターミナルから受信すると、前記取引コマンドにかかる処理を実施した後、実施した前記取引コマンドに割り振られた値だけ前記取引カウンタを戻す処理を行うカード管理手段として、前記ICチップを機能させるためのコンピュータプログラム。
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