JP5970280B2 - 携帯情報表示装置および誤動作防止方法 - Google Patents

携帯情報表示装置および誤動作防止方法 Download PDF

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Description

この発明は、例えば、電子辞書、携帯電話、携帯情報端末(PDA: Personal Digital Assistant)等の携帯情報表示装置および誤動作防止方法に関する。
従来、携帯情報表示装置としては、特開2012−027581号公報(特許文献1)に開示されたものがある。この携帯情報表示装置では、キーボードが配置される配置面の裏面および側面に、センサーを設け、このセンサーにより手の接触を感知して座標情報を出力し、この出力された座標情報から、ユーザによる携帯情報表示装置の保持状態を検出する。さらに、この座標情報から親指の可動範囲を推定し、推定された親指の可動範囲に基づいて、キーボードを表示する。
こうすることにより、携帯情報表示装置を保持する指の本数や接触位置等の情報を利用して、ユーザの携帯情報表示装置の握り方、指の可動範囲を推定し、入力方法を最適化できる。
また、他の携帯情報表示装置としては、特開2008−027183号公報(特許文献2)に開示されたものがある。この携帯情報表示装置では、主表面に、表示面を有する表示装置を設け、第1、第2側面に、手の接触を検知するセンサーを設け、このセンサーの出力に基づいて、表示装置により表示面上に表示される内容を制御する。
こうすることにより、操作者に特に意識させることなく、操作者にとって最適な表示を行なうことができて、持ちやすい携帯情報表示装置を提供できる。
特開2012−027581号公報 特開2008−027183号公報
ところで、昨今の携帯情報表示装置としてのスマートフォン(商品名)において、実装技術の進歩、デザイン性の重視で、狭額縁のスマートフォンが増えてきている。
これにより、スマートフォン表面に対してタッチパネルの領域が占める割合が大きくなってきていて、図12に示すように、スマートフォンを片手で操作しているときに、スマートフォンを支えている小指等が、タッチパネル101にあるタッチキーKを不用意にタッチしてしまい、意図していない動作が行われることがある。これは、スマートフォンのサイズが小さくなればなるほど、起こりやすくなる問題である。
そこで、この発明の課題は、片手で操作しているときの誤動作を防止できる携帯情報表示装置および誤動作防止方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の携帯情報表示装置は、
筺体と、
上記筺体の表面に配置されるタッチパネルと、
上記筺体の側面に配置されると共に手を検出する側面センサーと、
上記筺体を手で握っているときに、上記側面センサーからの情報に基づいて、上記筺体を握っている手が左か右の何れであるかを判断する左右判断手段と、
上記左右判断手段からの情報に基づいて、上記筺体を握っている手の左右に応じた上記タッチパネルの誤動作領域を設定する誤動作領域設定手段と、
上記筺体を手で握っている間、上記誤動作領域設定手段によって設定された上記誤動作領域にあるタッチキーへのタッチを無効にする無効化手段と
を備え
上記誤動作領域設定手段によって設定された上記誤動作領域にあるタッチキーへのタッチの無効は、上記筺体から手が離れると解除されることを特徴としている。
この発明の携帯情報表示装置によれば、上記筺体を手で握ると、上記左右判断手段は、側面センサーからの情報に基づいて、筺体を握っている手が左か右の何れであるかを判断する。そして、上記誤動作領域設定手段は、この左右判断手段からの情報に基づいて、筺体を握っている手の左右に応じたタッチパネルの誤動作領域を設定する。そして、上記無効化手段は、筺体を手で握っている間、誤動作領域設定手段によって設定された誤動作領域にあるタッチキーへのタッチを無効にする。
これにより、携帯情報表示装置を片手で操作しているときに、携帯情報表示装置を支えている小指や薬指が、誤動作領域のタッチキーを不用意にタッチしても、タッチキーへのタッチを無効化でき、誤動作を防止できる。
また、一実施形態の携帯情報表示装置では、
上記側面センサーは、
上記筺体の右側面に配置される右側面センサーと、
上記筺体の左側面に配置される左側面センサーと
を含む。
この実施形態の携帯情報表示装置によれば、上記右側面センサーと上記左側面センサーとを有するので、筺体を握っている手の左右を確実に判断できる。
また、一実施形態の携帯情報表示装置では、上記誤動作領域は、予め定められた一定の領域である。
この実施形態の携帯情報表示装置によれば、上記誤動作領域は、予め定められた一定の領域であるので、誤動作領域の設定が容易となる。
また、一実施形態の携帯情報表示装置では、上記誤動作領域は、上記タッチパネルの左または右の辺に沿った領域を含む。
この実施形態の携帯情報表示装置によれば、上記誤動作領域は、上記タッチパネルの左または右の辺に沿った領域を含むので、タッチパネルの左右辺の近傍を支持する指による誤動作を防止できる。
また、一実施形態の携帯情報表示装置では、上記誤動作領域は、上記タッチパネルの下の辺に沿った領域を含む。
この実施形態の携帯情報表示装置によれば、上記誤動作領域は、上記タッチパネルの下の辺に沿った領域を含むので、タッチパネルの下辺の近傍を支持する指による誤動作を防止できる。
また、一実施形態の携帯情報表示装置では、
筺体と、
上記筺体の表面に配置されるタッチパネルと、
上記筺体の側面に配置されると共に手を検出する側面センサーと、
上記筺体を手で握っているときに、上記側面センサーからの情報に基づいて、上記筺体を握っている手が左か右の何れであるかを判断する左右判断手段と、
上記左右判断手段からの情報に基づいて、上記筺体を握っている手の左右に応じた上記タッチパネルの誤動作領域を設定する誤動作領域設定手段と、
上記筺体を手で握っている間、上記誤動作領域設定手段によって設定された上記誤動作領域にあるタッチキーへのタッチを無効にする無効化手段と
を備え、
上記誤動作領域設定手段は、
アプリ切り替え時または画面切り替え時、画面レイアウトを読み込んで、アプリ毎または画面毎に、上記誤動作領域を変更する誤動作領域変更手段を含む。
この実施形態の携帯情報表示装置によれば、上記誤動作領域変更手段は、アプリ切り替え時または画面切り替え時、画面レイアウトを読み込んで、アプリ毎または画面毎に、誤動作領域を変更する。これにより、アプリ毎または画面毎に異なるタッチキーの配置に合わせて、誤動作領域を変更でき、誤動作を一層確実に防止できる。
また、一実施形態の携帯情報表示装置では、
上記誤動作領域設定手段は、
上記側面センサーから親指だけが離れていると認識したとき、または、上記タッチパネルの特定の場所が押されたと認識したとき、この認識結果に基づいて、上記誤動作領域に、新たな誤動作領域を設定により追加する誤動作領域追加手段を含む。
この実施形態の携帯情報表示装置によれば、上記誤動作領域追加手段は、誤動作領域に、新たな誤動作領域を設定により追加する。これにより、不用意にタッチする領域を追加でき、誤動作を一層確実に防止できる。
また、一実施形態の誤動作防止方法では、
表面にタッチパネルが配置された筺体を手で握っているときに、上記筺体の側面に配置される側面センサーからの情報に基づいて、上記筺体を握っている手が左か右の何れであるかを判断する左右判断工程と、
上記左右判断工程からの情報に基づいて、上記筺体を握っている手の左右に応じた上記タッチパネルの誤動作領域を設定する誤動作領域設定工程と、
上記筺体を手で握っている間、上記誤動作領域設定工程によって設定された上記誤動作領域にあるタッチキーへのタッチを無効にする無効化工程と
を備え
上記誤動作領域設定工程によって設定された上記誤動作領域にあるタッチキーへのタッチの無効は、上記筺体から手が離れると解除する。
この実施形態の誤動作防止方法によれば、上記筺体を手で握ると、上記左右判断工程は、側面センサーからの情報に基づいて、筺体を握っている手が左か右の何れであるかを判断する。そして、上記誤動作領域設定工程は、この左右判断工程からの情報に基づいて、筺体を握っている手の左右に応じたタッチパネルの誤動作領域を設定する。そして、上記無効化工程は、筺体を手で握っている間、誤動作領域設定工程によって設定された誤動作領域にあるタッチキーへのタッチを無効にする。
これにより、携帯情報表示装置を片手で操作しているときに、携帯情報表示装置を支えている小指や薬指が、誤動作領域のタッチキーを不用意にタッチしても、タッチキーへのタッチを無効化でき、誤動作を防止できる。
この発明の携帯情報表示装置によれば、左右判断手段、誤動作領域設定手段および無効化手段を備えるので、片手で操作しているときの誤動作を防止できる。
この発明の誤動作防止方法によれば、左右判断工程、誤動作領域設定工程および無効化工程を備えるので、片手で操作しているときの誤動作を防止できる。
本発明の第1実施形態の携帯情報表示装置を示す外観図である。 上記携帯情報表示装置を示すブロック図である。 上記携帯情報表示装置の動作を示すフローチャートである。 右手で握ったときの右、左側面センサーの検知状態を説明する説明図である。 左手で握ったときの右、左側面センサーの検知状態を説明する説明図である。 右手用の誤動作領域を説明する説明図である。 左手用の誤動作領域を説明する説明図である。 本発明の第2実施形態の携帯情報表示装置の動作を示すフローチャートである。 上記携帯情報表示装置の動作を示すフローチャートである。 右手用の誤動作領域を説明する説明図である。 左手用の誤動作領域を説明する説明図である。 本発明の第3実施形態の携帯情報表示装置の動作を示すフローチャートである。 上記携帯情報表示装置の動作を示すフローチャートである。 右手用の誤動作領域を説明する説明図である。 左手用の誤動作領域を説明する説明図である。 本発明の第4実施形態の携帯情報表示装置を示すと共に、右手で握ったときの右、左側面センサーの検知状態を説明する説明図である。 左手で握ったときの右、左側面センサーの検知状態を説明する説明図である。 本発明の第5実施形態の携帯情報表示装置を示すと共に、右手で握ったときの右、左側面センサーの検知状態を説明する説明図である。 左手で握ったときの右、左側面センサーの検知状態を説明する説明図である。 従来の携帯情報表示装置を示す表面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1実施形態の携帯情報表示装置を示す簡略図である。図1に示すように、携帯情報表示装置は、筺体1と、この筺体1の表面に配置されるタッチパネル2とを有する。この携帯情報表示装置は、スマートフォン(以下、端末装置という)を示す。
上記タッチパネル2は、表示機能と入力機能とを有し、タッチパネル2に表示されるアイコン等のタッチキーを、指でタッチすることにより、操作可能となっている。
上記筺体1の右側面1aには、帯状の右側面センサー3が配置され、上記筺体1の左側面1bには、帯状の左側面センサー4が配置される。右、左側面センサー3,4は、接触式または非接触式であり、手を検出する。例えば、静電容量センサー、圧力センサー、光学センサー等である。
上記タッチパネル2の下側には、通話用マイク5が配置され、タッチパネル2の上側には、通話用スピーカ6が配置されている。
上記携帯情報表示装置は、図2に示すように、LCD表示部7と、カメラ8と、電源やボリューム等のサイドキー9と、CPU(中央処理装置)10と、記憶部16と、通信制御部17と、無線装置18とを有する。
上記記憶部16は、各種機能を実行するためのプログラムやデータ情報を記憶する。上記通信制御部17は、無線装置18を介して、電話局等と信号を送受する。
上記CPU10は、タッチパネル2、右、左側面センサー3,4、マイク5、カメラ8、サイドキー9、記憶部16等から信号を受け、種々の演算処理を行って、スピーカ6、LCD表示部7、記憶部16、通信制御部17等に信号を出力する。
上記CPU10は、誤動作制御部11とアプリ15とを有する。この誤動作制御部11は、側面センサー制御部12と、調整部13と、タッチパネル制御部14とを有する。
上記側面センサー制御部12は、右、左側面センサー3,4からの情報に基づいて、左右どちらの手で筺体1を持っているか、ちゃんと握られているかを、判断する。側面センサー制御部12は、左右判断手段の一例である。
上記調整部13は、上記側面センサー制御部12からの情報に基づいて、筺体1を握っている手の左右に応じたタッチパネル2の誤動作領域を設定する。この誤動作領域は、記憶部16に記憶されている左右のパターンから、選択される。調整部13は、誤動作領域設定手段の一例である。
上記調整部13は、上記アプリ15から、画面上のタッチキーのレイアウトの情報を取得する。アプリ15とは、例えば、ブラウザや、電話帳などの端末装置に搭載されている機能である。
上記調整部13は、上記タッチパネル制御部14を制御して、上記筺体1を手で握っている間、上記誤動作領域にあるタッチキーへのタッチを無効にする。つまり、タッチキー全体のうち、誤動作領域と重なっている部分について、タッチを無効にする。
上記タッチパネル制御部14は、上記調整部13からの指令を受けて、誤動作領域でのタッチパネル2の接触を無効にする。調整部13およびタッチパネル制御部14は、無効化手段の一例である。
上記構成の端末装置は、図3に示すように、動作する。
上記端末装置を片手で握ると、左側面センサー4が手のタッチを認識し(ステップS1)、右側面センサー3が手のタッチを認識して(ステップS2)、側面センサー制御部12は、端末装置を手で握っていると、判断する(ステップS3)。
そして、上記側面センサー制御部12は、右、左側面センサー3,4からの情報を元に、握っている指の位置を特定して(ステップS4)、端末装置を握っている手が右手か左手の何れであるかを判断する(ステップS5)。
具体的に述べると、上記右、左側面センサー3,4は、図4Aに示すように、上下方向に連続した帯状に、形成されている。図4Aでは、端末装置を右手で握った状態を示しており、右、左側面センサー3,4は、位置P〜Pにて、指を検知している。位置Pにて薬指を検知し、位置Pにて小指を検知し、位置Pにて親指の付け根(手の腹)を検知し、位置Pにて中指を検知し、位置Pにて親指を検知している。
そして、上記側面センサー制御部12は、位置P〜Pの位置座標で、右手であることを判断する。なお、位置P、Pの位置座標は、握る行為の判断等に、補助的に用いられる。
一方、図4Bでは、端末装置を左手で握った状態を示しており、上記側面センサー制御部12は、位置P〜Pの位置座標で、左手であることを判断する。
その後、上記調整部13は、側面センサー制御部12によって判断された右手または左手に基づいて、右手用または左手用の誤動作領域の座標を設定する(図3のステップS6)。
上記右手用の誤動作領域Zは、図5Aに示すように、右手で握ったときの誤動作領域を示す。この誤動作領域Zは、予め定められた一定の領域である。こうすることによって、誤動作領域Zの設定が容易となる。なお、図中、誤動作領域Zをハッチングにて示し、それ以外の白抜きの領域は、通常のタッチ領域Zを示す。
上記右手用の誤動作領域Zは、タッチパネル2の左辺に沿った領域ZR1と、タッチパネル2の下辺に沿った領域ZR2とを、含む。こうすることによって、タッチパネル2の左辺および下辺の近傍を支持する指による誤動作を防止できる。
同様に、上記左手用の誤動作領域Zは、図5Bに示すように、左手で握ったときの誤動作領域を示す。この誤動作領域Zは、予め定められた一定の領域である。こうすることによって、誤動作領域Zの設定が容易となる。なお、図中、誤動作領域Zをハッチングにて示し、それ以外の白抜きの領域は、通常のタッチ領域Zを示す。
上記左手用の誤動作領域Zは、タッチパネル2の右辺に沿った領域ZL1と、タッチパネル2の下辺に沿った領域ZL2とを、含む。こうすることによって、タッチパネル2の右辺および下辺の近傍を支持する指による誤動作を防止できる。
その後、上記調整部13および上記タッチパネル制御部14は、端末装置を手で握っている間、上記右手用または上記左手用の誤動作領域ZまたはZにあるタッチキーへのタッチを無効にする(図3のステップS7)。
こうすることによって、端末装置を片手で操作しているときに、端末装置を支えている小指や薬指が、誤動作領域ZまたはZのタッチキーを不用意にタッチしても、タッチキーへのタッチを無効化でき、誤動作を防止できる。
つまり、端末装置を右手で操作しているとき、図4Aに示すように、端末装置を支えている小指が、右手用誤動作領域ZにあるタッチキーKを不用意にタッチしても、誤動作を防止できる。一方、端末装置を左手で操作しているとき、図4Bに示すように、端末装置を支えている小指が、左手用誤動作領域ZにあるタッチキーKを不用意にタッチしても、誤動作を防止できる。
その後、上記端末装置を離すと、上記側面センサー制御部12は、右、左側面センサー3,4からの情報に基づいて、端末装置を離していると判断して(ステップS8)、動作を終了する。
(第2の実施形態)
図6Aは、この発明の第2実施形態の携帯情報表示装置の動作を示すフローチャートである。この第2の実施形態は、上記第1の実施形態とは、誤動作領域を設定する方法のみが相違する。
図6AのステップS11〜S15,S17,S18は、図3のステップS1〜S5,S7,S8と同じであるため、説明を省略する。
図6AのステップS16では、端末装置を握っている手の左右に応じた誤動作領域を設定する。詳しくは、図6Bに示すように、アプリ切り替え時または画面切り替え時、画面レイアウトを読み込んで、誤動作対象エリアの範囲にあるタッチキーを検出する(ステップS161)。
この誤動作対象エリアとは、予め定められたエリアであり、右手で操作する際、タッチパネルの左辺や下辺に沿ったエリアであり、左手で操作する際、タッチパネルの右辺や下辺に沿ったエリアである。
そして、この誤動作対象エリアの範囲に、タッチキーを検出すると(ステップS162)、この検出したタッチキーの全てに、誤動作領域を設定する(ステップS163)。
このステップS161〜ステップS163は、誤動作領域変更手段の一例である。このステップS161〜ステップS163は、図2に示す調整部13によって、行われるようにしてもよい。
例えば、端末装置を右手で操作しているとき、図7Aに示すように、アプリAの使用では、誤動作領域ZRAとなり、アプリBの使用では、誤動作領域ZRBとなり、アプリCの使用では、誤動作領域ZRCとなる。
一方、端末装置を左手で操作しているとき、図7Bに示すように、アプリAの使用では、誤動作領域ZLAとなり、アプリBの使用では、誤動作領域ZLBとなり、アプリCの使用では、誤動作領域ZLCとなる。
上記第2の実施形態によれば、上記誤動作領域変更手段(ステップS161〜ステップS163)は、アプリ切り替え時または画面切り替え時、画面レイアウトを読み込んで、アプリ毎または画面毎に、誤動作領域を変更する。これにより、アプリ毎または画面毎に異なるタッチキーの配置に合わせて、誤動作領域を変更でき、誤動作を一層確実に防止できる。
(第3の実施形態)
図8Aは、この発明の第3実施形態の携帯情報表示装置の動作を示すフローチャートである。この第3の実施形態は、上記第2の実施形態とは、誤動作領域を追加する方法のみが相違する。
図8AのステップS21〜S28は、図6AのステップS11〜S18と同じであるため、説明を省略する。
図8AのステップS29では、新たな誤動作領域の追加を判断する。詳しくは、図8Bに示すように、タッチパネル上の意図しない部分を触ったとき(ステップS291)、親指だけを側面センサーから離したり、タッチパネルの特定の場所を押す(ステップS292)。すると、この意図しない部分の座標を誤動作領域に指定するか否かの選択が行われ(ステップS293)、指定する場合、この座標が誤動作領域に追加される(ステップS294)。
このステップS291〜ステップS294は、誤動作領域追加手段の一例である。このステップS291〜ステップS294は、図2に示す調整部13によって、行われるようにしてもよい。追加された領域は、図2に示す記憶部16に、記憶されるようにしてもよい。
例えば、端末装置を右手で操作しているとき、図9Aに示すように、アプリAの使用では、(図7Aと同じ)元の誤動作領域ZRAに、新たな誤動作領域ZR0が追加され、アプリBの使用では、(図7Aと同じ)元の誤動作領域ZRBに、新たな誤動作領域ZR0が追加され、アプリCの使用では、(図7Aと同じ)元の誤動作領域ZRCに、新たな誤動作領域ZR0が追加される。
一方、端末装置を左手で操作しているとき、図9Bに示すように、アプリAの使用では、(図7Bと同じ)元の誤動作領域ZLAに、新たな誤動作領域ZL0が追加され、アプリBの使用では、(図7Bと同じ)元の誤動作領域ZLBに、新たな誤動作領域ZL0が追加され、アプリCの使用では、(図7Bと同じ)元の誤動作領域ZLCに、新たな誤動作領域ZL0が追加される。
上記第3の実施形態によれば、上記誤動作領域追加手段(ステップS291〜ステップS294)は、誤動作領域に、新たな誤動作領域を設定により追加する。これにより、不用意にタッチする領域を追加でき、誤動作を一層確実に防止できる。
(第4の実施形態)
図10Aと図10Bは、この発明の第4実施形態の携帯情報表示装置を示す表面図である。この第4の実施形態は、上記第1の実施形態とは、側面センサーの構成のみが相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。
図10Aに示すように、右、左側面センサー3A,4Aは、それぞれ、上下方向に分離した第1センサー部31,41、第2センサー部32,42および第3センサー部33,43を有する。
図10Aでは、端末装置を右手で握った状態を示しており、右、左側面センサー3A,4Aは、位置P〜Pにて、指を検知している。そして、図2に示す側面センサー制御部12は、位置P〜Pの位置座標で、右手であることを判断する。なお、位置P、Pの位置座標は、握る行為の判断等に、補助的に用いられる。
つまり、上記右、左の第2センサー部32,42および上記右、左の第3センサー部33,43によって、右手であることを判断している。右の第2センサー部32および右の第3センサー部33によって、位置Pに示す右手の腹を判断している。
上記右、左の第1センサー部31,41は、他のセンサー部と比べて長いか、または、他のセンサー部と距離を置いて配置される。
一方、図10Bでは、端末装置を左手で握った状態を示しており、左の第2センサー部42および左の第3センサー部43によって、位置Pに示す左手の腹を判断して、上記側面センサー制御部12は、左手であることを判断する。
(第5の実施形態)
図11Aと図11Bは、この発明の第5実施形態の携帯情報表示装置を示す表面図である。この第5の実施形態は、上記第1の実施形態とは、側面センサーの構成のみが相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。
図11Aに示すように、右、左側面センサー3B,4Bは、それぞれ、上下方向に分離した第1センサー部31,41、第2センサー部32,42、第3センサー部33,43および第4センサー部34,44を有する。
図11Aでは、端末装置を右手で握った状態を示しており、右、左側面センサー3B,4Bは、位置P〜Pにて、指を検知している。そして、図2に示す側面センサー制御部12は、位置P〜Pの位置座標で、右手であることを判断する。なお、位置P、Pの位置座標は、握る行為の判断等に、補助的に用いられる。
つまり、上記右、左の第3センサー部33,43および上記右、左の第4センサー部34,44によって、右手であることを判断している。右の第3センサー部33および右の第4センサー部34によって、位置Pに示す右手の腹を判断している。
一方、図11Bでは、端末装置を左手で握った状態を示しており、左の第3センサー部43および左の第4センサー部44によって、位置Pに示す左手の腹を判断して、上記側面センサー制御部12は、左手であることを判断する。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記第1から上記第5の実施形態のそれぞれの特徴点を様々に組み合わせてもよい。
また、上記調整部によって、図5Aと図5Bの誤動作領域を一定とする固定パターンと、図7Aと図7Bの誤動作領域を変更する自動パターンと、図9Aと図9Bの誤動作領域を追加する学習パターンとを、選択できるようにしてもよい。
また、上記右、左側面センサーのうち、一方の側面センサーのみを設けてもよく、この場合、側面センサー制御部は、側面センサーによる手の検出面積や検出位置をもとに、右手と左手を判断するようにしてもよい。また、側面センサーを分割する数量としては、5つ以上としてもよい。
また、誤動作領域としては、所定範囲の全体を誤動作領域としてもよく、または、所定範囲とタッチキーとの重複部分を誤動作領域としてもよい。
上記実施形態では、携帯情報表示装置として、スマートフォンを説明したが、電子辞書や、携帯電話や、携帯情報端末(PDA: Personal Digital Assistant)等の携帯情報表示装置であってもよい。
なお、本発明の誤動作防止方法として、上記実施形態で説明した上記携帯情報表示装置の動作と同じであり、左右判断工程(つまり、左右判断手段)と、誤動作領域設定工程(つまり、誤動作領域設定手段)と、無効化工程(つまり、無効化手段)とを備える。これにより、上記実施形態で説明した上記携帯情報表示装置の効果と同じ効果を奏する。
1 筺体
1a 右側面
1b 左側面
2 タッチパネル
3,3A,3B 右側面センサー
4,4A,4B 左側面センサー
11 誤動作制御部
12 側面センサー制御部(左右判断手段)
13 調整部(誤動作領域設定手段、無効化手段)
14 タッチパネル制御部(無効化手段)

Claims (8)

  1. 筺体と、
    上記筺体の表面に配置されるタッチパネルと、
    上記筺体の側面に配置されると共に手を検出する側面センサーと、
    上記筺体を手で握っているときに、上記側面センサーからの情報に基づいて、上記筺体を握っている手が左か右の何れであるかを判断する左右判断手段と、
    上記左右判断手段からの情報に基づいて、上記筺体を握っている手の左右に応じた上記タッチパネルの誤動作領域を設定する誤動作領域設定手段と、
    上記筺体を手で握っている間、上記誤動作領域設定手段によって設定された上記誤動作領域にあるタッチキーへのタッチを無効にする無効化手段と
    を備え
    上記誤動作領域設定手段によって設定された上記誤動作領域にあるタッチキーへのタッチの無効は、上記筺体から手が離れると解除されることを特徴とする携帯情報表示装置。
  2. 請求項1に記載の携帯情報表示装置において、
    上記側面センサーは、
    上記筺体の右側面に配置される右側面センサーと、
    上記筺体の左側面に配置される左側面センサーと
    を含むことを特徴とする携帯情報表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の携帯情報表示装置において、
    上記誤動作領域は、予め定められた一定の領域であることを特徴とする携帯情報表示装置。
  4. 請求項3に記載の携帯情報表示装置において、
    上記誤動作領域は、上記タッチパネルの左または右の辺に沿った領域を含むことを特徴とする携帯情報表示装置。
  5. 請求項4に記載の携帯情報表示装置において、
    上記誤動作領域は、上記タッチパネルの下の辺に沿った領域を含むことを特徴とする携帯情報表示装置。
  6. 筺体と、
    上記筺体の表面に配置されるタッチパネルと、
    上記筺体の側面に配置されると共に手を検出する側面センサーと、
    上記筺体を手で握っているときに、上記側面センサーからの情報に基づいて、上記筺体を握っている手が左か右の何れであるかを判断する左右判断手段と、
    上記左右判断手段からの情報に基づいて、上記筺体を握っている手の左右に応じた上記タッチパネルの誤動作領域を設定する誤動作領域設定手段と、
    上記筺体を手で握っている間、上記誤動作領域設定手段によって設定された上記誤動作領域にあるタッチキーへのタッチを無効にする無効化手段と
    を備え、
    上記誤動作領域設定手段は、
    アプリ切り替え時または画面切り替え時、画面レイアウトを読み込んで、アプリ毎または画面毎に、上記誤動作領域を変更する誤動作領域変更手段を含むことを特徴とする携帯情報表示装置。
  7. 請求項1から6の何れか一つに記載の携帯情報表示装置において、
    上記誤動作領域設定手段は、
    上記側面センサーから親指だけが離れていると認識したとき、または、上記タッチパネルの特定の場所が押されたと認識したとき、この認識結果に基づいて、上記誤動作領域に、新たな誤動作領域を設定により追加する誤動作領域追加手段を含むことを特徴とする携帯情報表示装置。
  8. 表面にタッチパネルが配置された筺体を手で握っているときに、上記筺体の側面に配置される側面センサーからの情報に基づいて、上記筺体を握っている手が左か右の何れであるかを判断する左右判断工程と、
    上記左右判断工程からの情報に基づいて、上記筺体を握っている手の左右に応じた上記タッチパネルの誤動作領域を設定する誤動作領域設定工程と、
    上記筺体を手で握っている間、上記誤動作領域設定工程によって設定された上記誤動作領域にあるタッチキーへのタッチを無効にする無効化工程と
    を備え
    上記誤動作領域設定工程によって設定された上記誤動作領域にあるタッチキーへのタッチの無効は、上記筺体から手が離れると解除することを特徴とする誤動作防止方法。
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