JP5967020B2 - 参拝設備 - Google Patents

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Description

本発明は、参拝対象体を収納する収納部を上下及び左右に複数並べて備える収納棚と、前記参拝対象体を前記収納部と参拝用箇所との間で搬送自在な搬送装置と、前記搬送装置の作動を制御する制御装置と、を備え、前記参拝用箇所が、前記搬送装置にて前記収納部から取り出された前記参拝対象体を保持する被参拝部と、前記被参拝部に隣接する参拝部とを備えて構成された参拝設備に関する。
従来、参拝用箇所として、参拝対象体(例えば厨子や遺骨収納箱等)を保持自在な被参拝部と参拝者を収容自在な参拝者収容空間を備えた参拝部とが隣接して設けられた現地参拝用箇所を備え、参拝者が当該現地参拝用箇所において参拝(以降、現地参拝と称する)を行うように構成された参拝設備があった(例えば、特許文献1参照)。
一方、参拝者が遠隔地に居住していたり、外出が困難である等して、参拝者が容易に現地参拝用箇所に赴くことができない場合があることに鑑みて、上記被参拝部に位置する参拝対象体を撮像装置で撮像して、その画像を遠隔地に存在する情報端末(パソコン等)に配信し、参拝者が配信された画像を見ながら参拝(以降、遠隔参拝と称する)を行うようにした参拝設備が知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献1の現地参拝設備においても、参拝者は常に現地参拝が可能という訳ではなく、場合によっては遠隔参拝を要望することもあり得る。また、上記特許文献2の遠隔参拝設備においても、参拝者が、遠隔参拝のみではなく、参拝対象体を直接参拝することを要望することもあり得る。
このため、上記特許文献1に記載の現地参拝設備において、特許文献2の遠隔参拝設備の如く、現地参拝用箇所の被参拝部に保持した参拝対象体を撮像自在な撮像装置を設置し、当該被参拝部に保持した参拝対象体を撮像装置で撮像してその撮像映像を遠隔地に存在する情報端末に配信自在に構成し、参拝者が、現地参拝を行うか遠隔参拝を行うかを選択自在に構成することが考えられる。
特開平7−62929号公報 特開2001−338086号公報
上記のような構成では、遠隔参拝に必要となる参拝対象体の撮像を、現地参拝用箇所を使用して行うことになる。現地参拝用箇所は、実際に参拝者が赴いて参拝するための空間であるので、現地参拝箇所には、参拝者を収容するための参拝者収容空間が設けられている。現地参拝箇所にて参拝する場合は、家族や親族等複数の参拝者が一堂に参集する場合が多いため、参拝者収容空間は、それらの複数の参拝者を収容するために、大きなスペースを必要とする。
しかしながら、遠隔参拝では参拝者は現地に赴かず、参拝対象体を撮像すればよいだけなので、上記のような大きな参拝者収容空間を必要としない。
したがって、遠隔参拝を行うに当たり現地参拝用箇所を使用する構成では、遠隔参拝が行われている間、大きな参拝者収容空間が無駄に占有されることになる。
そこで、現地参拝及び遠隔参拝の何れの参拝方法をも可能としながら、遠隔参拝においてもスペースを無駄に占有することのない参拝設備の実現が望まれる。
本発明に係る参拝設備は、参拝対象体を収納する収納部を上下及び左右に複数並べて備える収納棚と、前記参拝対象体を前記収納部と参拝用箇所との間で搬送自在な搬送装置と、前記搬送装置の作動を制御する制御装置と、を備え、前記参拝用箇所が、前記搬送装置にて前記収納部から取り出された前記参拝対象体を保持する被参拝部と、前記被参拝部に隣接する参拝部とを備えて構成された参拝設備であって、
前記参拝用箇所として、前記参拝部に参拝者を収容自在な参拝者収容空間を備える現地参拝用箇所と、前記参拝部に前記被参拝部を撮像する遠隔参拝用撮像装置が設置された遠隔参拝用箇所と、が設けられ、前記現地参拝用箇所に、前記参拝者を識別する参拝者識別情報を入力する参拝者識別情報入力装置が設けられ、前記制御装置は、前記参拝者識別情報を入力自在な遠隔参拝用端末と通信回線により接続され、前記制御装置が、前記参拝者識別情報と前記参拝対象体とを対応付けて記憶するように構成され、且つ、前記参拝者識別情報入力装置から前記参拝者識別情報が入力されると、前記参拝者の識別情報に対応付けられた前記参拝対象体を前記現地参拝用箇所に搬送すべく前記搬送装置の作動を制御する現地参拝処理を実行し、前記遠隔参拝用端末が備える入力部から前記参拝者識別情報が入力されると、前記遠隔参拝用箇所における前記被参拝部に保持された状態の前記参拝対象体の映像である遠隔参拝用映像を、前記通信回線を通じて前記遠隔参拝用端末に送信して、前記遠隔参拝用映像を前記遠隔参拝用端末が備える表示部に表示させる遠隔参拝処理を実行する点を特徴とする。
すなわち、参拝用箇所として、現地参拝用箇所とは別に遠隔参拝用箇所を設け、現地参拝用箇所での参拝(現地参拝と称する)を行う場合には、参拝対象体を現地参拝用箇所の被参拝部に搬送し、遠隔地での参拝(遠隔参拝と称する)を行う場合には、遠隔参拝用箇所における被参拝部に保持された状態の参拝対象体の映像である遠隔参拝用映像を遠隔参拝用端末に送信することになる。
現地参拝を行う場合は、家族や親族等複数の参拝者が一堂に参集する場合が多いため、現地参拝箇所には、それら複数の参拝者を収容するための大きな空間である参拝者収容空間を備える必要がある。
しかしながら、遠隔地での参拝(遠隔参拝と称する)を行う場合は、参拝者は現地に赴かず、参拝対象体を撮像すればよいだけなので、上記のような大きな参拝者収容空間を必要としない。したがって、遠隔参拝を行うに当たって現地参拝用箇所を使用すると、遠隔参拝が行われている間、大きな参拝者収容空間が無駄に占有されることになる。
上記特徴構成によれば、遠隔参拝を行う場合には、大きな参拝者収容空間を備えない遠隔参拝用箇所を使用するので、上記のように大きな参拝者収容空間が無駄に占有されることがない。
このため、現地参拝及び遠隔参拝の何れの参拝方法をも可能としながら、遠隔参拝においてもスペースを無駄に占有することのない参拝設備を実現できる。
本発明に係る参拝設備の実施形態においては、前記制御装置が、前記参拝者識別情報と、その識別情報に対応する前記参拝対象体が前記遠隔参拝用箇所の前記被参拝部に保持されている状態で予め撮像した事前記録映像とを対応付けて記憶自在に構成され、かつ、前記遠隔参拝処理において、前記事前記録映像を前記遠隔参拝用映像として前記遠隔参拝用端末に送信するように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、遠隔参拝処理において、遠隔参拝用箇所の被参拝部に保持されている状態の参拝対象体の事前記録映像を参拝者の識別情報と対応付けて記憶し、その事前記録映像を遠隔参拝用映像として遠隔地の遠隔参拝用端末に送信するため、例えば、単一の遠隔参拝用箇所で事前記録映像を予め撮り溜め(事前撮影)しておくことで、遠隔参拝用箇所の数を、事前撮影に必要な数に抑えることができる。
このため、遠隔参拝用箇所の設置数を少なくすることができ、設備の設置に必要なスペースをさらに低減することができる。
本発明に係る参拝設備の実施形態においては、前記現地参拝用箇所における前記被参拝部及び前記参拝部の少なくとも一方を撮像する現地参拝用箇所撮像装置が設けられ、前記制御装置が、前記現地参拝処理により前記被参拝部に前記参拝対象体が保持されている状態において前記現地参拝用箇所撮像装置が撮像する映像を、前記遠隔参拝用端末に送信する遠隔参拝参加処理を実行自在に構成されていることが好ましい。
この構成によれば、現地参拝処理を実行するとともに、現地参拝用箇所に設置される現地参拝用箇所撮像装置にて撮像された映像を、遠隔地の遠隔参拝用端末に送信することにより、遠隔地の遠隔参拝用端末を使用している参拝者が、現地参拝に参加することができる。
したがって、例えば、親族等が現地参拝用箇所に参集して参拝を行っているところ、都合によりその現地参拝用箇所に参集できなかった者も、現地参拝用箇所で参拝するのと同様に参拝することが可能となる。
本発明に係る参拝設備の実施形態においては、前記現地参拝用箇所に、映像を表示自在な表示装置が設けられ、前記遠隔参拝用端末が、当該遠隔参拝用端末により参拝する参拝者を撮像自在な遠隔端末用撮像装置を備え、かつ、前記遠隔端末用撮像装置が撮像した映像を、前記通信回線を通じて前記制御装置に送信自在に構成され、前記制御装置が、前記遠隔参拝参加処理において、前記遠隔端末用撮像装置が撮像した映像を前記表示装置に表示する参加者表示処理を実行自在に構成されていることが好ましい。
この構成によれば、遠隔参拝用端末に備えられる遠隔端末用撮像装置にて遠隔参拝を行っている参拝者の映像を撮像し、その映像を現地参拝用箇所の表示装置に表示することができる。
このため、現地参拝用箇所で参拝している参拝者は、遠隔参拝を行っている参拝者の映像を見ることができ、遠隔参拝を行っている参拝者と一緒に参拝を行っているという一体感をもって参拝することができる。
本発明に係る参拝設備の実施形態においては、前記遠隔参拝用端末が、前記表示部と前記入力部と前記遠隔端末用撮像装置とを一体的に備えた可搬型の端末であることが好ましい。
この構成によれば、遠隔参拝を行う参拝者は、遠隔参拝用端末を持ち歩くことができ、任意の場所にて参拝を行うことができる。
参拝設備の平面図 収納棚の構成を示す一部切欠き斜視図 参拝設備の制御ブロック図 参拝者識別情報入力装置を示す図 遠隔参拝用端末に表示される画面の例を示す図 制御装置の制御を示すフローチャート
以下、図面に基づいて実施形態に係る参拝設備について説明する。
図1に示すように、参拝設備は、遺骨が収納される骨壺や位牌等を収めた厨子B(参拝対象体に相当)を各別に収納保管自在な複数の収納部10が上下方向並びに横方向の夫々に並列配置された収納棚1と、厨子Bを保持する被参拝部N11と当該被参拝部N11に隣接する参拝部N12とを備えた現地参拝用箇所N1と、厨子Bを保持する被参拝部N21と当該被参拝部N21に隣接する参拝部N22とを備えた遠隔参拝用箇所N2とが設けられている。現地参拝用箇所N1の参拝部N12は、参拝者を収容自在な参拝者収容空間を備えている。また、遠隔参拝用箇所N2の参拝部N22には、遠隔参拝用箇所N2の被参拝部N21を撮像する遠隔参拝用撮像装置C2が設置されている。
収納棚1は、厨子Bを出し入れする開口を対向させる状態で一対設けられている。そして、一対の収納棚1の間に、収納部10の横並び方向に沿って設けられた走行レール2上を移動自在なスタッカークレーン20が設けられている。また、上記スタッカークレーン20の入出庫口としての入出庫台31Sと上記現地参拝用箇所N1又は遠隔参拝用箇所N2との間で厨子Bを搬送する第1コンベヤ31、第2コンベヤ32、第3コンベヤ33、及び第4コンベヤ34、分岐コンベヤ35、及び、分岐コンベヤ36が設けられている。
本実施形態では、上記スタッカークレーン20、第1コンベヤ31、第2コンベヤ32、第3コンベヤ33、及び第4コンベヤ34、分岐コンベヤ35、及び、分岐コンベヤ36等によって搬送装置Fが構成されている。
また、参拝設備には、上記搬送装置Fの作動を制御する制御装置Hが設けられている。
このように、参拝設備には、参拝用箇所Nとして、参拝部N12に参拝者を収容自在な参拝者収容空間を備える現地参拝用箇所N1と、参拝部N22に被参拝部N21を撮像する遠隔参拝用撮像装置C2が設置された遠隔参拝用箇所N2と、が設けられている。
また、参拝設備は、厨子Bを収納する収納部10を上下及び左右に複数並べて備える収納棚1と、厨子Bを収納部10と参拝用箇所Nとの間で搬送自在な搬送装置Fと、搬送装置Fの作動を制御する制御装置Hと、を備えている。
スタッカークレーン20は、図2に示すように、走行レール2上を走行自在な走行台車21と、走行前後方向に離間して上記走行台車21に立設される一対の昇降案内マスト22と、一対の昇降案内マスト22の上端を接続する上部枠23と、一対の昇降案内マスト22に案内されて昇降移動する昇降台24と、昇降台24に設けられて厨子Bを収納部10と昇降台24との間で移載するスライドフォーク式の移載装置25とを備えている。
図示は省略するが、スタッカークレーン20には、走行レール2上を転動する走行車輪を駆動する走行モータ、昇降台24を昇降駆動する昇降モータ、走行台車21の走行位置を検出する走行位置検出部、及び、昇降台24の昇降位置を検出する昇降位置検出部を備えており、上記制御装置Hは、目標走行位置に走行台車21を位置させるべく走行モータの作動を制御し、かつ、目標昇降位置に昇降台24を位置させるべく昇降モータの作動を制御するようになっている。
第1コンベヤ31は、収納棚1の横側部に隣接して設けられ、収納棚1側の端部である第1端部に入出庫台31Sを備え、他方側の端部である第2端部が第2コンベヤ32との分岐合流部32Bに接続されている。上記第1端部と第2端部との間に、厨子Bを転回自在な転回装置31Rが設けられている。
なお、厨子Bは、収納棚1の収納部10に対して、厨子Bの前面がスタッカークレーン20の走行経路側を向く姿勢で収納される。このため、例えば図1の一対の収納棚1のうち、現地参拝用箇所N1側の収納棚1から取り出した厨子Bを、そのままの姿勢で現地参拝用箇所N1の被参拝部N11に搬送した場合、又は、一対の収納棚1のうち、遠隔参拝用箇所N2側の収納棚1から取り出した厨子Bを、そのままの姿勢で遠隔参拝用箇所N2の被参拝部N21に搬送した場合には、厨子Bが被参拝部N11又は被参拝部N21において背面を向いてしまう。転回装置31Rは、このような事態を回避するため、一対の収納棚1のうち、現地参拝用箇所N1側の収納棚1から取り出した厨子Bを現地参拝用箇所N1の被参拝部N11に搬送する場合、又は、遠隔参拝用箇所N2側の収納棚1から取り出した厨子Bを遠隔参拝用箇所N2の被参拝部N21に搬送する場合に、厨子Bを平面視で180度転回させるために用いられる。
第2コンベヤ32は、上記第1コンベヤ31の搬送方向と直交する向きに厨子Bを搬送自在に設けられ、一方側の端部である第1端部に第3コンベヤ33が接続され、他方側の端部である第2端部に第4コンベヤ34が接続されている。また、上述の分岐合流部32Bが、第1端部と第2端部との間に設定されている。
第3コンベヤ33は、収納棚1における収納部10の横並び方向に沿って厨子Bを搬送自在に設けられ、一方側の端部である第1端部に第2コンベヤ32が接続されている。また、平面視で第3コンベヤ33に沿って遠隔参拝用箇所N2が複数並べて設けられており、第3コンベヤ33には、これら遠隔参拝用箇所N2の被参拝部N21に厨子Bを搬送する分岐コンベヤ35との分岐又は合流を行う分岐合流部33Bが、遠隔参拝用箇所N2に対応して複数設けられている。また、分岐コンベヤ35における分岐合流部33Bと逆側の端部が被参拝部N21となる。
第4コンベヤ34は、収納棚1における収納部10の横並び方向に沿って厨子Bを搬送自在に設けられ、一方側の端部である第1端部に第2コンベヤ32が接続されている。また、平面視で第4コンベヤ34に沿って現地参拝用箇所N1が複数並べて設けられており、第4コンベヤ34には、これら現地参拝用箇所N1の被参拝部N11に厨子Bを搬送する分岐コンベヤ36との分岐又は合流を行う分岐合流部34Bが、現地参拝用箇所N1に対応して複数設けられている。また、分岐コンベヤ36における分岐合流部34Bと逆側の端部が被参拝部N11となる。
現地参拝用箇所N1は、図1に示すように、厨子Bを保持自在な被参拝部N11と、被参拝部N11に隣接して参拝者を収容する参拝者収容空間を備える参拝部N12とを備えている。参拝部N12は、被参拝部N11に保持された厨子Bと参拝者が直接対面可能な空間である。
被参拝部N11の後背部には、開閉自在な遮蔽物(緞帳やカーテン等)が設けられている。遮蔽物は、厨子Bが通過するときのみ開状態とされ、後背部に存在する分岐コンベヤ36が参拝者の目に触れないように遮蔽する。
また、参拝部N12には、参拝者が自己の識別情報(参拝者ID)を入力する参拝者識別情報入力装置Ntが備えられている。参拝者識別情報入力装置Ntは、図4に示すように、情報表示用のディスプレイNt1と、非接触式ICカードに記録された情報を読み取るカードリーダNt2とを備えて構成されている。参拝者識別情報入力装置Ntは、制御装置Hと通信自在に構成されており、カードリーダNt2にて読み取られた参拝者IDを制御装置Hに送信するように構成されている。
ディスプレイNt1は、タッチパネル式に構成されており、非接触式ICカードを所持していない参拝者に対応すべく、参拝者ID及びパスワードを入力可能となっている。参拝者識別情報入力装置Ntは、入力された参拝者ID及びパスワードを制御装置Hに送信するように構成されている。
また、現地参拝用箇所N1における被参拝部N11近傍にはディスプレイ装置Dsが設けられている。ディスプレイ装置Dsは制御装置Hと通信自在に接続され、制御装置Hにて指令された映像を表示自在となっている。
本実施形態では、上記ディスプレイ装置Dsが表示装置に相当する。すわわち、現地参拝用箇所N1に、映像を表示自在なディスプレイ装置Dsが設けられている。
さらに、現地参拝用箇所N1における被参拝部N11には、被参拝部N11(特に、当該被参拝部N11に保持されている厨子B)を撮像自在な第1撮像装置C11と、参拝部N12(特に、当該参拝部N12に参集している参拝者)を撮像自在な第2撮像装置C12とが設けられている。
第1撮像装置C11及び第2撮像装置C12は、制御装置Hに撮像した映像を送信自在に構成されている。
本実施形態において、第1撮像装置C11及び第2撮像装置C12が現地参拝用箇所撮像装置C1に相当する。
すなわち、現地参拝用箇所N1における被参拝部N11及び参拝部N12の少なくとも一方を撮像する現地参拝用箇所撮像装置C1が設けられている。
遠隔参拝用箇所N2は、図1に示すように、厨子Bを保持自在な被参拝部N21と、被参拝部N21に隣接して遠隔参拝用撮像装置C2が設置される参拝部N22とを備えている。参拝部N22は、被参拝部N21に保持された厨子Bと対面可能な空間である。
被参拝部N21の後背部には、開閉自在な遮蔽物(緞帳やカーテン等)が設けられている。遮蔽物は、厨子Bが通過するときのみ開状態とされ、後背部に存在する分岐コンベヤ35が遠隔参拝用撮像装置C2の撮像範囲に入らないように遮蔽する。
遠隔参拝用端末50は、図3及び図5に示すように、表示部としてのディスプレイ部50Dと、そのディスプレイ部50Dに対面する方向を撮像範囲とする遠隔端末用撮像装置50Cとを備えたタブレット端末にて構成されている。
したがって、遠隔参拝用端末50に備える遠隔端末用撮像装置50Cは、遠隔参拝用端末50により参拝する参拝者を撮像することができる。
また、遠隔参拝用端末50は、制御装置Hと通信回線を通じて相互に通信可能に構成されている。ここで、「通信回線」には、有線回線、無線回線、及びそれらを複合的に用いるものを含むものとし、以降「通信回線」と称した場合にはこの定義に基づくものとする。
遠隔参拝用端末50のディスプレイ部50Dはタッチパネル式に構成されている。図5(a)〜図5(c)に示すように、ディスプレイ部50Dには入力用シンボル(ボタン等を表す図形情報)が表示可能となっている。遠隔参拝を行う参拝者は、図5(a)にて示す参拝者識別情報入力部50Lにより、自己の参拝者ID、及び、暗証番号を入力する。遠隔参拝用端末50は、ログイン情報として入力された参拝者ID及び暗証番号を、通信回線を通じて制御装置Hに送信するようになっている。
本実施形態では、上記ディスプレイ部50Dに表示された参拝者識別情報入力部50Lが入力部に相当する。すなわち、遠隔参拝用端末50が、ディスプレイ部50Dと参拝者識別情報入力部50Lと遠隔端末用撮像装置50Cとを一体的に備えた可搬型の端末で構成されている。
遠隔参拝用端末50では、図5(b)に示すように、「厨子の映像の表示」、「ご先祖様(故人)の写真を表示」、又は、「厨子の映像と、ご先祖様(故人)の写真の双方を表示」の何れかの表示形態を、表示されたボタン画像に指等で触れることで選択できるようになっている。また、ボタン画像に隣接する情報表示領域には、次回の法要の案内等の情報を表示できるようになっている。
図5(c)は、「厨子の映像の表示」のボタン画像を選択した場合に表示される厨子の映像であり、仏花や線香等の画像がオーバーレイ表示されることによって、墓参の雰囲気を強調できるようになっている。
また、「ご先祖様の写真」への切換えも随時可能に構成されるとともに、「読経」のボタン画像を選択した場合には、僧侶の読経を記録した音声ファイルが再生されるように構成されている。
すなわち、遠隔参拝用端末50は、遠隔端末用撮像装置50Cが撮像した映像を、上記通信回線を通じて、制御装置Hに送信自在に構成されている。
図3に示すように、制御装置Hは、例えば中央処理装置とハードディスク等の記憶装置とを備えたパーソナルコンピュータやPCサーバ等の汎用コンピュータにて構成されている。制御装置Hを構成するコンピュータにはデータベースプログラムが実装されている。当該データベースプログラムは、厨子Bの識別情報とその厨子Bを収納すべき収納部10の位置情報とを対応付けて記憶し、かつ、厨子Bの識別情報とその厨子Bに対して登録された参拝者IDとを対応付けて記憶するデータベースDBを備え、厨子Bの識別情報から収納部10の位置情報を検索可能で、かつ、参拝者IDからその参拝者IDに対応する厨子Bを検索可能に構成されている。
制御装置Hは、収納棚1に収納されている全ての厨子Bについて、遠隔参拝用箇所N2の被参拝部N21に当該厨子Bが保持されている状態で予め遠隔参拝用撮像装置C2にて撮像した事前記録映像を例えばハードディスク等の記憶装置に記憶するとともに、前記データベースDBに、当該事前記録映像の識別情報と当該厨子Bに対応する参拝者IDとを対応付けて記憶するようになっている。
制御装置Hには、現地参拝用箇所N1における現地参拝用箇所撮像装置C1が接続され、当該現地参拝用箇所撮像装置C1に撮像の開始、終了を指令するとともに当該現地参拝用箇所撮像装置C1が撮像した映像を受信可能に構成されている。なお、現地参拝用箇所撮像装置C1にて映像を撮像する処理を、以後、撮像処理と称する。
さらに、制御装置Hには、現地参拝用箇所N1におけるディスプレイ装置Dsが接続され、ディスプレイ装置Dsは、制御装置Hから指令された文字情報、画像情報、もしくは映像を表示自在に構成されている。
また、制御装置Hには、現地参拝用箇所N1における参拝者識別情報入力装置Ntが接続されている。参拝者識別情報入力装置NtのディスプレイNt1は、制御装置Hから指令された文字情報や画像情報を表示自在に構成される。また、指等でディスプレイNt1のタッチパネル機能にて入力された内容が制御装置Hに送信されるようにされている。また、参拝者識別情報入力装置NtのカードリーダNt2にて読み取られた参拝者IDは、制御装置Hに送信されるようになっている。
さらに、制御装置Hは、遠隔参拝用端末50から送信されてきた参拝者ID及び暗証番号を、自己が記憶している参拝者ID、及びその参拝者IDに対応する暗証番号と照合し、正規の参拝者であるか否かを判別するようになっている。制御装置Hは、送信されてきたログイン情報に基づいて、遠隔参拝用端末50からログイン情報を送信した参拝者が正規の参拝者であると識別した場合において、その参拝者IDに対応する厨子Bが、現地参拝用箇所N1にて参拝者が参拝を行うために現地参拝用箇所N1の被参拝部N11に保持されている場合には、当該現地参拝用箇所N1での参拝に参加したいという要請があったものと判別するように構成されている。
制御装置Hには、遠隔参拝用箇所N2における遠隔参拝用撮像装置C2が接続され、当該遠隔参拝用撮像装置C2に撮像の開始、終了を指令するとともに当該遠隔参拝用撮像装置C2が撮像した映像を受信可能に構成されている。なお、遠隔参拝用撮像装置C2にて映像を撮像する処理を、以後、撮像処理と称する。
制御装置Hには、スタッカークレーン20、第1コンベヤ31、第2コンベヤ32、第3コンベヤ33、第4コンベヤ34、分岐コンベヤ35、分岐コンベヤ36、並びに、転回装置31Rのコントローラ(図示省略)が接続され、制御装置Hは、これらスタッカークレーン20、第1コンベヤ31、第2コンベヤ32、第3コンベヤ33、第4コンベヤ34、分岐コンベヤ35、分岐コンベヤ36、並びに、転回装置31Rの作動を制御する。
次に、図6のフローチャートに基づいて、制御装置Hの制御動作を説明する。
制御装置Hは、まず、送信されてきた参拝者IDを取得すると(ステップ#101)、その参拝者IDに対応する厨子Bが収納されている収納部10の位置情報をデータベースDBから検索する(ステップ#102)。続いて、制御装置Hは、その参拝者IDが現地参拝用箇所N1の参拝者識別情報入力装置Ntから入力されたか否かを判別する(ステップ#103)。
ステップ#103にて、参拝者IDが現地参拝用箇所N1の参拝者識別情報入力装置Ntから入力されたと判別すると(ステップ#103:Yes)、制御装置Hは、その参拝者識別情報入力装置Ntに対応する現地参拝用箇所N1の被参拝部N11に厨子Bを搬送すべく、第1コンベヤ31、転回装置31R、第2コンベヤ32、第4コンベヤ34、及び、分岐コンベヤ36等の作動を制御する(ステップ#104)。
本実施形態では、ステップ#102、ステップ#104が現地参拝処理に相当する。すなわち、制御装置Hは、参拝者識別情報入力装置Ntから参拝者IDが入力されると、当該参拝者IDに対応付けられた厨子Bを現地参拝用箇所N1に搬送すべく搬送装置Fの作動を制御する現地参拝処理を実行する。
続いて、制御装置Hは、遠隔参拝用端末50から、現地参拝用箇所N1での参拝に参加したいという要請があったか否かを判別する(ステップ#105)。
ステップ#105にて、遠隔参拝用端末50から現地参拝用箇所N1での参拝に参加したいという要請があったものと判別すると(ステップ#105:Yes)、制御装置Hは、現地参拝用箇所撮像装置C1にて撮像処理を実行し(ステップ#106)、遠隔参拝用端末50に対して、通信回線を通じて現地参拝用箇所撮像装置C1で撮像した映像を送信する(ステップ#107)。これにより、遠隔参拝用端末50には、図5(c)に示す如く現地参拝用箇所撮像装置C1にて撮像された映像が表示され、現地参拝用箇所N1にて参拝を行っている参拝者と一体感をもって参拝ができる。
本実施形態では、ステップ#106、ステップ#107が遠隔参拝参加処理に相当する。すなわち、制御装置Hが、現地参拝処理により被参拝部N11に厨子Bが保持されている状態において第1撮像装置C11が撮像する映像を、遠隔参拝用端末50に送信する遠隔参拝参加処理を実行自在に構成されている。
なお、このとき、遠隔参拝用端末50からの切換え操作によって、遠隔参拝用端末50に送信する映像を、第1撮像装置C11が撮像する厨子Bの映像ではなく、第2撮像装置C12が撮像する現地参拝用箇所N1の参拝部N12にいる参拝者の映像とすることができるように構成してもよい。
一方、遠隔参拝用端末50から現地参拝用箇所N1での参拝に参加したいという要請があったものと判別していない場合には(ステップ#105:No)、ステップ#108の判別にジャンプする。
続いて、制御装置Hは、遠隔参拝用端末50から、遠隔端末用撮像装置50Cにて撮像した映像が送信されてきたか否かを判別する(ステップ#108)。
ステップ#108にて、遠隔端末用撮像装置50Cにて撮像した映像が送信されてきたと判別すると(ステップ#108:Yes)、制御装置Hは、対応する現地参拝用箇所N1のディスプレイ装置Dsに、当該遠隔端末用撮像装置50Cにて撮像された映像を表示する(ステップ#109)。
本実施形態では、ステップ#109が参加者表示処理に相当する。すなわち、制御装置Hが、遠隔参拝参加処理において、遠隔端末用撮像装置50Cが撮像した映像をディスプレイ装置Dsに表示する参加者表示処理を実行自在に構成されている。
一方、遠隔端末用撮像装置50Cにて撮像した映像が送信されていないと判別すると(ステップ#108:No)、ステップ#110の判別にジャンプする。
引き続き、制御装置Hは、参拝者識別情報入力装置Ntから参拝終了を示す情報が入力されたか否かを判別する(ステップ#110)。ステップ#110にて、参拝終了を示す情報が入力されていないと判別すると(ステップ#110:No)、ステップ#105の処理に戻る。また、ステップ#110にて、参拝終了を示す情報が入力されたと判別すると(ステップ#110):Yes、厨子Bを所定の収納部10に収納すべく、第1コンベヤ31、転回装置31R、第2コンベヤ32、第4コンベヤ34、及び、分岐コンベヤ36の作動を制御する(ステップ#111)。
ステップ#103にて、参拝者IDが現地参拝用箇所N1の参拝者識別情報入力装置Ntから入力されたのではないと判別すると(ステップ#103:No)、制御装置Hは、遠隔参拝用端末50(具体的には、遠隔参拝用端末50のディスプレイ部50Dに表示された参拝者識別情報入力部50L)から参拝者IDが入力されたとして、使用していない遠隔参拝用箇所N2のうち搬送距離の最も短い遠隔参拝用箇所N2の被参拝部N21に厨子Bを搬送すべく、第1コンベヤ31、転回装置31R、第2コンベヤ32、第3コンベヤ33、及び、分岐コンベヤ35等の作動を制御する(ステップ#112)。
そして、制御装置Hは、引き続き、遠隔参拝用撮像装置C2にて撮像処理を実行し(ステップ#113)、続いて、遠隔参拝用撮像装置C2にて撮像された映像を、通信回線を介して当該参拝者IDが入力された遠隔参拝用端末50に送信する(ステップ#114)。
制御装置Hは、遠隔参拝用端末50から参拝終了を示す情報が入力されたか否かを判別し(ステップ#115)、参拝終了を示す情報が入力されたと判別すると(ステップ#115:Yes)、ステップ#111の処理を実行する。また、参拝終了を示す情報が入力されていないと判別すると(ステップ#115:No)、ステップ#113の処理に戻る。
本実施形態では、ステップ#112〜ステップ#114が遠隔参拝処理に相当する。すなわち、制御装置Hは、遠隔参拝用端末50が備える参拝者識別情報入力部50Lから参拝者IDが入力されると、遠隔参拝用箇所N2における被参拝部N21に保持された状態の厨子Bの映像である遠隔参拝用映像を、通信回線を通じて遠隔参拝用端末50に送信して、遠隔参拝用映像を遠隔参拝用端末50にが備えるディスプレイ部50Dに表示させる遠隔参拝処理を実行する。
このようにして、本実施形態の参拝設備では、遠隔参拝については設置スペースの小さい遠隔参拝用箇所N2を使用することになる。したがって、スペースの利用効率の低下を極力回避可能な参拝設備の実現が可能となった。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、制御装置Hが、遠隔参拝用端末50から参拝者IDが入力されると、搬送装置Fを作動させて厨子Bを遠隔参拝用箇所N2の被参拝部N21に搬送し、かつ、遠隔参拝用撮像装置C2にて当該厨子Bの映像を撮像して、その映像を遠隔参拝用端末50に配信する構成を例示したが、このような構成に限定されるものではない。
例えば、制御装置Hを、収納棚1に収納されている全ての厨子Bについて、遠隔参拝用箇所N2の被参拝部N21に当該厨子Bが保持されている状態で予め遠隔参拝用撮像装置C2にて撮像した事前記録映像を、例えばハードディスク等の記憶装置に記憶するように構成し、かつ、前記データベースDBに、当該事前記録映像の識別情報と当該厨子Bに対応する参拝者IDとを対応付けて記憶するように構成して、遠隔参拝用端末50から参拝者IDが入力されると、上記事前記録映像を遠隔参拝用映像として遠隔参拝用端末50に送信するように構成してもよい。
(2)上記実施形態では、現地参拝用箇所撮像装置C1として、被参拝部N11を撮像する第1撮像装置C11と、参拝部N12を撮像する第2撮像装置C12と、の2つを設ける構成としたが、このような構成に限定されるものではなく、現地参拝用箇所撮像装置C1としては1つのカメラのみを設け、このカメラの撮像方向を、例えば回動操作機構を用いて切換えることで、被参拝部N11を撮像する状態と参拝部N12を撮像する状態とに切換え自在に構成してもよい。
(3)上記実施形態では、現地参拝用箇所N1に、映像を表示自在なディスプレイ装置Dsを設け、制御装置Hが、遠隔参拝用端末50の遠隔端末用撮像装置が撮像して当該遠隔参拝用端末50から送信された映像を、ディスプレイ装置Dsに表示する参加者表示処理を実行する構成を例示したが、現地参拝用箇所N1にディスプレイ装置Dsを設けず、遠隔参拝参加処理を実行しないように構成することもできる。
また、現地参拝用箇所N1にて参拝する参拝者が所持しているスマートホンやタブレット端末等を事前に制御装置Hに登録し、遠隔参拝用端末50から送信された映像を、当該登録されたスマートホンやタブレット端末等のディスプレイ部に表示するように構成してもよい。
(4)上記実施形態では、遠隔参拝用端末50として、画像表示用のタッチパネル式のディスプレイ部50Dと、設定撮像範囲がディスプレイ部50Dに対面する方向に設定される遠隔端末用撮像装置50Cと、を備えた可搬型のタブレット端末を用い、参拝者IDを入力自在な参拝者識別情報入力部50Lが上記タッチパネル式のディスプレイ部50Dに表示される構成を説明したが、このような構成に限定されるものではなく、遠隔参拝用端末50をデスクトップパソコン等としてもよい。
この場合、遠隔端末用撮像装置50Cは例えばUSB接続式等のウェブカメラとし、入力部を、当該デスクトップパソコンのキーボード又はマウスとすることができる。
(5)上記実施形態では、遠隔参拝用端末を使用する遠隔地として、参拝設備とは異なる場所を例示したが、このような構成に限定されるものではなく、例えば、参拝設備と同じ建屋における別の部屋等であってもよい。
1 収納棚
10 収納部
50 遠隔参拝用端末
50C 遠隔端末用撮像装置
50D ディスプレイ
50L 入力部
B 参拝対象体
C1 現地参拝用箇所撮像装置
C2 遠隔参拝用撮像装置
Ds 表示装置
F 搬送装置
H 制御装置
N 参拝用箇所
N2 遠隔参拝用箇所
N1 現地参拝用箇所
N11、N21 被参拝部
N12、N22 参拝部
Nt 参拝者識別情報入力装置

Claims (5)

  1. 拝対象体を収納する収納部を上下及び左右に複数並べて備える収納棚と、
    前記参拝対象体を前記収納部と参拝用箇所との間で搬送自在な搬送装置と、前記搬送装置の作動を制御する制御装置と、を備え、
    前記参拝用箇所が、前記搬送装置にて前記収納部から取り出された前記参拝対象体を保持する被参拝部と、前記被参拝部に隣接する参拝部とを備えて構成された参拝設備であって、
    前記参拝用箇所として、前記参拝部に参拝者を収容自在な参拝者収容空間を備える現地参拝用箇所と、前記参拝部に前記被参拝部を撮像する遠隔参拝用撮像装置が設置された遠隔参拝用箇所と、が設けられ、
    前記現地参拝用箇所に、前記参拝者を識別する参拝者識別情報を入力する参拝者識別情報入力装置が設けられ、
    前記制御装置は、前記参拝者識別情報を入力自在な遠隔参拝用端末と通信回線により接続され、
    前記制御装置が、前記参拝者識別情報と前記参拝対象体とを対応付けて記憶するように構成され、且つ、
    前記参拝者識別情報入力装置から前記参拝者識別情報が入力されると、前記参拝者の識別情報に対応付けられた前記参拝対象体を前記現地参拝用箇所に搬送すべく前記搬送装置の作動を制御する現地参拝処理を実行し、
    前記遠隔参拝用端末が備える入力部から前記参拝者識別情報が入力されると、前記遠隔参拝用箇所における前記被参拝部に保持された状態の前記参拝対象体の映像である遠隔参拝用映像を、前記通信回線を通じて前記遠隔参拝用端末に送信して、前記遠隔参拝用映像を前記遠隔参拝用端末が備える表示部に表示させる遠隔参拝処理を実行する参拝設備。
  2. 前記制御装置が、前記参拝者識別情報と、その識別情報に対応する前記参拝対象体が前記遠隔参拝用箇所の前記被参拝部に保持されている状態で予め撮像した事前記録映像とを対応付けて記憶自在に構成され、かつ、前記遠隔参拝処理において、前記事前記録映像を前記遠隔参拝用映像として前記遠隔参拝用端末に送信するように構成されている請求項1に記載の参拝設備。
  3. 前記現地参拝用箇所における前記被参拝部及び前記参拝部の少なくとも一方を撮像する現地参拝用箇所撮像装置が設けられ、
    前記制御装置が、前記現地参拝処理により前記被参拝部に前記参拝対象体が保持されている状態において前記現地参拝用箇所撮像装置が撮像する映像を、前記遠隔参拝用端末に送信する遠隔参拝参加処理を実行自在に構成されている請求項1又は2に記載の参拝設備。
  4. 前記現地参拝用箇所に、映像を表示自在な表示装置が設けられ、
    前記遠隔参拝用端末が、当該遠隔参拝用端末により参拝する参拝者を撮像自在な遠隔端末用撮像装置を備え、かつ、前記遠隔端末用撮像装置が撮像した映像を、前記通信回線を通じて前記制御装置に送信自在に構成され、
    前記制御装置が、前記遠隔参拝参加処理において、前記遠隔端末用撮像装置が撮像した映像を前記表示装置に表示する参加者表示処理を実行自在に構成されている請求項3に記載の参拝設備。
  5. 前記遠隔参拝用端末が、前記表示部と前記入力部と前記遠隔端末用撮像装置とを一体的に備えた可搬型の端末である請求項4に記載の参拝設備。
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