JP5966800B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、表示された画像を変形させる処理を行う画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
従来、2次元平面に表示された画像を変形するために、種々の画像処理手法が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の技術では、変形対象となる2次元オブジェクト内部に三角形のメッシュを生成し、その頂点の座標を2次元オブジェクトの形状を表すオリジナルのデータとしている。そして、特許文献1に記載の技術では、2次元オブジェクト上の三角形の頂点に設定したハンドルが移動されると、そのハンドルの移動に合わせて、メッシュを構成する三角形の平行移動、回転及び拡大縮小等を行うことにより、最終的なメッシュデータとの誤り量が最小となるように、2次元オブジェクト全体の変形を行っている。
特許第4613313号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、画像の変形度合いが大きくなった場合、三角形のメッシュを変形する過程において、不適切に変形する三角形が発生する可能性があり、これにより、ユーザが意図しない変形となることがあった。
即ち、従来の技術においては、種々の変形態様に対応して、2次元平面に表示された画像を適切に変形することが困難であった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、種々の変形態様に対応して、2次元平面に表示された画像をより適切に変形することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の画像処理装置は、
画像に設定した1以上の変形制御点の移動に対応して、前記画像を変形させる画像処理装置であって、
前記画像に三角形で構成されるオリジナルメッシュを生成するオリジナルメッシュ生成手段と、
前記1以上の変形制御点のうち、所定の変形制御点を選択する制御点選択手段と、
前記制御点選択手段により選択された前記変形制御点から所定の範囲内に存在する前記オリジナルメッシュを複数に分割するメッシュ分割手段と、
前記変形制御点の移動に対応して、前記オリジナルメッシュを構成する三角形、または前記メッシュ分割手段によって分割されたメッシュを構成する三角形の変形処理を行う変形手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、種々の変形態様に対応して、2次元平面に表示された画像をより適切に変形することが可能となる。
画像処理装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 メイン画像処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 初期メッシュにおける三角形の変形例を模式的に示す図である。 オリジナルメッシュにおける三角形の変形例を模式的に示す図である。 画像に各メッシュが生成された状態を示す図である。 画像処理装置が実行するメイン画像処理の流れを示すフローチャートである。 画像処理装置が実行するメッシュ生成処理の流れを示すフローチャートである。 画像処理装置が実行する初期メッシュ生成処理の流れを示すフローチャートである。 画像処理装置が実行するメッシュ均等化処理の流れを示すフローチャートである。 初期メッシュがメッシュ崩壊により2つのメッシュに分割される状態を示す図である。 2つの初期メッシュがメッシュ併合により1つのメッシュに併合される状態を示す図である。 画像処理装置1が実行するメッシュ分割処理の流れを示すフローチャートである。 変形制御点からの距離Dに含まれるメッシュが分割される状態を示す図である。 画像処理装置が実行する変形用前処理の流れを示すフローチャートである。 画像処理装置が実行する画像変形処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[第1実施形態]
[ハードウェア構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置1のハードウェアの構成を示すブロック図である。
画像処理装置1は、例えばパーソナルコンピュータ(Personal Computer)として構成される。
本実施形態に係る画像処理装置1は、変形対象となる画像に三角形のメッシュを生成し、変形制御点の移動に対応して、変形条件を定めることによって定義される所定の行列による演算を行って、多段階に三角形を変形させる。このとき、途中の変形段階において三角形の大きさを補正する際に、当初の三角形よりも一定以上小さくなった三角形については、大きさの補正を行うことなく後段の処理に用いることとしている。そして、最終的に変形された三角形の集合によって表されるメッシュが、変形結果の画像を表すものとなる。このような処理を行うことにより、変形過程において縮小された三角形を拡大することによって、不適切に変形する三角形が発生することを抑制でき、種々の変形態様に対応して、2次元平面に表示された画像をより適切に変形することが可能となる。
画像処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、入力部16と、出力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、を備えている。
CPU11は、例えば、後述するメイン画像処理のためのプログラム等、ROM12に記録されているプログラム、または、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、入力部16、出力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
入力部16は、各種釦やポインティングデバイス等で構成され、メイン画像処理における画像の変形を行うための指示操作等、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部17は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部18は、ハードディスクあるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部18に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
[機能的構成]
図2は、このような画像処理装置1の機能的構成のうち、メイン画像処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
メイン画像処理とは、ユーザによって入力される画像の変形指示(変形制御点の移動)に対応して、表示されている画像に変形を施す一連の処理をいう。なお、以下、上述の特許文献1(特許第4613313号公報)に開示された処理手順を基本とし、さらに、種々の変形態様に対しても、より適切に画像の変形を行うことができる処理手順を追加した実施形態について説明する。
CPU11は、メイン画像処理を実行する機能ブロックとして、ユーザ指示取得部41と、オリジナルメッシュ生成部42と、制御点選択部43と、メッシュ均等化部44と、メッシュ分割部45と、メッシュ依存行列生成部46と、制御点依存行列生成部47と、中間メッシュ生成部48と、適合メッシュ生成部49と、最終メッシュ生成部50とを備えている。
ユーザ指示取得部41は、入力部16を介してユーザによって入力されるメイン画像処理のための各種指示入力を取得する。例えば、ユーザ指示取得部41は、入力部16を介して入力される変形対象となる画像の選択、変形制御点の設定及び移動、メイン画像処理の終了の指示入力等を取得する。
オリジナルメッシュ生成部42は、メイン画像処理において処理対象となる変形前の画像に三角形のメッシュ(以下、適宜「オリジナルメッシュ」と呼ぶ。)(以下、「オリジナルメッシュ」を「初期メッシュ」とも呼ぶ。)を生成する。このとき、オリジナルメッシュ生成部42は、ドロネー三角形分割等の手法によって、処理対象となる画像に三角形の頂点を設定し、三角形のメッシュを生成する。そして、オリジナルメッシュ生成部42は、生成したオリジナルメッシュを表すデータ(具体的には、メッシュに含まれる各三角形の座標)を変形処理データ記憶部51に記憶する。
制御点選択部43は、ユーザ指示取得部41により取得した1以上の変形制御点のうち、所定の変形制御点を選択する。制御点選択部43により選択される変形制御点は任意に決定される。制御点選択部43は、選択した変形制御点の情報をメッシュ分割部45へ供給する。
メッシュ均等化部44は、初期メッシュが略均等のサイズになるようなメッシュ均等化処理(後述)を実行する。メッシュ均等化処理とは、オリジナルメッシュ生成部42により生成された各々の初期メッシュのサイズが略均等となるようにメッシュのサイズの均等化を行う処理である。
メッシュ分割部45は、制御点選択部43により選択された変形制御点から所定の範囲内に存在する初期メッシュを複数に分割する。メッシュ均等化部44は、初期メッシュ全体が均等のサイズとなるようにメッシュのサイズを分割するのに対し、メッシュ分割部45は、細かく動く部位であると考えられる変形制御点付近のメッシュをさらに細かくすることにより、画像をより適切に変形することができる。具体的には、メッシュ分割部45は、以下の手順に基づいて初期メッシュを複数に分割する。
図3は、初期メッシュにおける三角形の変形例を模式的に示す図である。図3(a)は、変形対象となる画像に初期メッシュが生成された状態を示す図、図3(b)は、生成された初期メッシュに対し所定の変形制御点Pが選択された状態を示す図、図3(c)は、選択された変形制御点Pから所定の範囲内に存在する初期メッシュが複数に分割された状態を示す図、図3(d)は、初期メッシュが複数に分割されることにより、画像が変形された状態を示す図である。
本実施形態では、メイン画像処理において処理対象となる画像が画像表示部52に表示される。オリジナルメッシュ生成部42は、処理対象となる画像に初期メッシュを生成する(図3(a)参照)。制御点選択部43は、オリジナルメッシュ生成部42により生成された初期メッシュにおける三角形の頂点の一部を変形制御点Pとして選択する(図3(b)参照)。メッシュ分割部45は、選択された変形制御点Pから所定の範囲内に存在する初期メッシュを複数に分割する(図3(c)参照)。そして、複数に分割されたメッシュに基づいて、画像が変形される(図3(d)参照)。
このように、変形制御点近傍のメッシュのみを細かく分割することにより、変形量が多い部分(折れ曲がった部分)のメッシュが細かくなるため、折れ曲がり部の表示がスムーズとなる。これに対し、変形制御点の近傍以外の部位については無用にメッシュを細かく設定されないため、処理の負担の軽減を図ることができる。
図2の説明に戻り、メッシュ依存行列生成部46は、オリジナルメッシュ生成部42によって生成された三角形のメッシュに依存して定まる各行列(後述する行列G1,B1等)を算出する。
制御点依存行列生成部47は、オリジナルメッシュの三角形の頂点上に変形制御点が設定、追加あるいは削除されたときに、変形制御点に依存して定まる各行列(後述するG2,G4等)を生成する。
具体的には、メッシュ依存行列生成部46及び制御点依存行列生成部47は、以下の手順に基づいて各行列を算出する。
図4は、オリジナルメッシュにおける三角形Sの変形例を模式的に示す図である。
図4において、三角形Sは、3つの頂点(v0,v1,v2)を有している。
これら3つの頂点のうちの1つの座標は、他の2つの頂点の座標によって表すことができる。即ち、頂点v0,v1の座標と、頂点v2から辺v0v1に下ろした垂線の長さy0及び垂線の足の位置(頂点v0からの距離)x0とが与えられれば、次式(1)のように、頂点v2の座標を頂点v0,v1の座標によって表すことができる。
v2=v0+x01・(ベクトルv0v1)+y0・R90(ベクトルv0v1) (1)
なお、(1)式において、R90は90度の回転を示す演算子である。
(1)式と同様に、頂点v0,v1の座標についても、他の2つの頂点の座標によって表すことができる。
また、変形制御点が移動されることにより、三角形の歪みや不均一な伸縮を禁止し、平行移動、回転及び拡大・縮小を許容して変形させた結果の三角形からなるメッシュ(以下、適宜「中間メッシュ」と呼ぶ。)における頂点v2の誤差は、|v2*−v2|と表すことができる。ただし、v2*は、中間メッシュを構成する三角形に変形後の頂点v2の座標である。また、頂点v2と同様に、頂点v0,v1についても誤差|v0*−v0|,|v1*−v1|を算出することができる。これらの誤差は、1つの頂点に関する移動量の大きさを表している。
このように各三角形の頂点の誤差を算出し、全ての三角形の頂点についての誤差を取得することにより、次式(2)に示すように、オリジナルメッシュと変形後のメッシュとの誤差E1は行列G1を用いて表すことができる。行列G1は、オリジナルメッシュを構成する各頂点の接続状態を表している。なお、1つの三角形の3つの頂点についての上記誤差の集合は、その三角形の変形量の大きさを表す指標となる。
E1=v・G1・v (2)
ただし、vはオリジナルメッシュにおける三角形の各頂点の座標の集合からなるベクトル、vはベクトルvの転置行列を表している。なお、ベクトルvにおいては、三角形の頂点のうち、変形制御点qが下位、他の自由点(変形制御点の移動に対応して位置が決まる点)uが上位に配列されている(v=[u,q])。
(2)式においては、変形制御点qの座標を入力すると、自由点uの座標が与えられる。
(2)式によれば、行列E1は、ベクトルvの要素について2次の関数であるため、行列E1の最小値を求めるためには、(3)式に示すように、自由点uの座標で偏微分し、その値が0となるときの方程式を解けばよい。
∇E1/∇u=G2・u+B1・q=0 (3)
ただし、G2は行列G1において変形制御点の成分を除去した行列、B1は行列G1及び変形制御点の座標から得られるベクトルである。なお、(3)式における「B1・q」項を行列Gx(=B1・q)と置く。行列Gxは、変形制御点の移動と共に変化する。
(3)式より、求める自由点uの座標は、次式(4)に示すように、
u=G2−1・(−B1・q) (4)
として算出できる。
メッシュ依存行列生成部46は、オリジナルメッシュが生成されると、上述の手順によって行列G1,B1を算出する。
そして、制御点依存行列生成部47は、行列G2及びその逆行列G2−1を算出する。
また、オリジナルメッシュの三角形に、歪み、不均一な伸縮及び拡大・縮小を禁止すると共に回転及び平行移動を許容して、上述の中間メッシュを構成する三角形に適合させて、適合メッシュが生成される。中間メッシュと適合メッシュとの誤差(各頂点の位置の誤差)は、各三角形について算出することができる。
このとき、次式(5)に示すように、中間メッシュの三角形について、適合メッシュの三角形との誤差E2は行列G3を用いて表すことができる。
E2=w・G3・w (5)
ただし、wは1つの頂点を他の2つの頂点の座標によって表すことにより、4つの変数の集合となったベクトルであり、wはベクトルwの転置行列を表している。
(5)式をベクトルwの各要素で偏微分すると、次式(6)が得られる。
∇E2/∇w=G4・w+B2 (6)
ただし、G4は行列G3において変形制御点の成分を除去した行列、B2は行列G3及び変形制御点の座標から得られるベクトルである。
(6)式の右辺を0として、求める三角形の頂点を表す座標wは、次式(7)に示すように、
w=G4−1・(−B2) (7)
として算出できる。
ここで、(6)式においては、中間メッシュの三角形に適合させるために、オリジナルメッシュの三角形を拡大・縮小する要素が含まれているため、変化した大きさを元の大きさに調整するための値を算出する。即ち、(6)式の右辺を0として、ベクトルwを算出し、ベクトルwにおける頂点の座標から、三角形の各辺を表すベクトルの大きさWfを算出する。そして、オリジナルメッシュの三角形の辺を表すベクトルE0と、それに対応する三角形の辺を表すベクトルWfとの比(以下、適宜「スケール調整値」と呼ぶ。)Wpを次式(8)に従って算出する。
Wp=|Wf|/|E0| (8)
適合メッシュを構成する各三角形は、(8)式の値の逆数を乗ずることによりオリジナルメッシュにおいて対応する三角形と同一の大きさとされる。
メッシュ依存行列生成部46は、中間メッシュが生成されると、行列G4,B2及び行列G4の逆行列G4−1を算出する。
また、適合メッシュの三角形を、誤差を最小にしつつ、最終的なターゲットとなるメッシュ(以下、適宜「最終メッシュ」と呼ぶ。)の三角形に適合させることにより、各自由点uの最終的な座標が算出される。このとき、三角形の平行移動、回転、拡大・縮小、歪みが許容され、適合メッシュと最終メッシュとにおいて、対応する三角形の辺を表すベクトルの誤差が最小となるように最終メッシュの三角形が取得される。
即ち、適合メッシュの三角形の各辺を示すベクトルと、対応する最終メッシュの三角形の各辺を示すベクトルとの誤差を、各三角形について算出する。
このとき、次式(9)に示すように、適合メッシュの三角形の各辺について、最終メッシュの三角形との誤差を表す行列E3は行列G5を用いて表すことができる。
E3=z・G5・z+B3・z+C (9)
ただし、zはオリジナルメッシュにおける三角形の各頂点の座標の集合からなるベクトル、zはベクトルzの転置行列を表している。また、B3及びCは適合メッシュ座標から得られるベクトルである。なお、ベクトルzにおいては、三角形の頂点のうち、変形制御点qが下位、他の自由点(変形制御点の移動に対応して位置が決まる点)uが上位に配列されている(z=[u,q])。
行列E3の最小値を求めるためには、(2)式と同様に、行列E3を自由点uの座標で偏微分し、その値が0となるときの方程式を解けばよい。
∇E3/∇u=G6・u+B4=0 (10)
ただし、G6は行列G5において変形制御点の成分を除去した行列、B4は行列G5、B3及び変形制御点の座標から得られるベクトルである。
(10)式より、求める自由点uの座標は、次式(11)に示すように、
u=G6−1・(−B4) (11)
として算出できる。
このように算出された自由点uの座標によって表される最終メッシュの各三角形は、隣接する三角形の辺が重複しており、最終メッシュは、三角形が連続した構成となっている。
これにより、変形制御点の移動に対応した画像の変形処理が実現される。
メッシュ依存行列生成部46は、適合メッシュが生成されると、行列G5を算出する。
そして、制御点依存行列生成部47は、行列G6及びその逆行列G6−1、行列B4を算出する。
中間メッシュ生成部48は、行列G2の逆行列G2−1及び行列B1によって、オリジナルメッシュの三角形を中間メッシュの三角形に変換する。
適合メッシュ生成部49は、行列G4の逆行列G4−1及び行列B2と、スケール調整値Wpによって、中間メッシュ生成部48によって変換された中間メッシュの三角形を適合メッシュの三角形に変換する。
最終メッシュ生成部50は、行列G6の逆行列G6−1及び行列B4によって、中間メッシュの三角形を最終メッシュの三角形に変換する。
ここで、本実施形態において、適合メッシュ生成部49は、スケール調整値Wpの大きさに応じて、適合メッシュの三角形を算出する際のスケール調整処理を切り替える。具体的には、スケール調整値Wpが設定した閾値(ここでは1/8とする)以下である場合、スケール調整を行わず、中間メッシュの三角形をそのまま適合メッシュの三角形とする。一方、適合メッシュ生成部49は、スケール調整値Wpが設定した閾値より小さくない場合、(7)式によって算出した座標の三角形をWpでスケール調整し、適合メッシュの三角形とする。
図2の説明に戻り、記憶部18の一領域には、メイン画像処理において使用される各種データを記憶する変形処理データ記憶部51が設けられている。
出力部17は、メイン画像処理において処理対象となる画像を表示する画像表示部52を備えている。
図5は、画像に各メッシュが生成された状態を示す図であり、図5(a)は変形対象となる画像にオリジナルメッシュが生成された状態を示す図、図5(b)は中間メッシュ、適合メッシュ及び最終メッシュが生成されることにより、画像が変形された状態を示す図である。
図5に示すように、本実施形態では、メイン画像処理において処理対象となる画像が画像表示部52に表示され、オリジナルメッシュ生成部42によって画像にオリジナルメッシュが生成される(図5(a)参照)。そして、オリジナルメッシュにおける三角形の頂点の一部が変形制御点として設定されると、メッシュ依存行列生成部46及び制御点依存行列生成部47が各行列及びスケール調整値Wpを算出し、中間メッシュ生成部48が中間メッシュの三角形を算出する。さらに、適合メッシュ生成部49が適合メッシュの三角形を算出し、最終メッシュ生成部50が最終メッシュの三角形を算出する。このとき、適合メッシュ生成部49は、スケール調整値Wpが設定した閾値(例えば1/8)以下である場合、スケール調整を行わず、中間メッシュの三角形をそのまま適合メッシュの三角形とする。一方、適合メッシュ生成部49は、スケール調整値Wpが設定した閾値より小さくない場合、(7)式によって算出した座標の三角形をWpでスケール調整し、適合メッシュの三角形とする(図5(b)参照)。
このように、スケール調整値Wpに応じて適合メッシュを構成する三角形の生成方法を切り替えることにより、変形制御点の移動に伴い変形度合いが大きくなる領域(例えば図5(b)における領域L)において、画像の一部が極端に拡大する等、不適切に変形する三角形の発生を抑制することができる。
[動作]
次に、画像処理装置1の動作を説明する。
[メイン画像処理]
初めに、画像処理装置1の動作におけるメインフローとなるメイン画像処理について説明する。
図6は、画像処理装置1が実行するメイン画像処理の流れを示すフローチャートである。
メイン画像処理は、ユーザがメイン画像処理の開始を指示入力することに対応して実行される。
ステップS101において、ユーザ指示取得部41は、変形対象となる画像を選択する指示入力を取得する。
ステップS102において、ユーザ指示取得部41は、ユーザによって設定された変形制御点の設定内容を取得する。なお、変形制御点は、画像の変形の複雑さに応じて、1つまたは複数設定される。
ステップS103において、オリジナルメッシュ生成部42、制御点選択部43、メッシュ均等化部44及びメッシュ分割部45は、メッシュ生成処理(後述)を実行する。メッシュ生成処理は、三角形で構成されるメッシュを画像に生成し、生成したメッシュを分割する処理である。
ステップS104において、メッシュ依存行列生成部46及び制御点依存行列生成部47は、画像の変形処理における演算負荷を軽減するための変形用前処理(後述)を実行する。変形用前処理は、画像の変形処理に用いる各種行列等を予め生成する処理である。
ステップS105において、ユーザ指示取得部41は、メイン画像処理の終了が指示入力されたか否かの判定を行う。
メイン画像処理の終了が指示入力された場合、ステップS105においてYESであると判定されて、処理は終了となる。
これに対して、メイン画像処理の終了が指示入力されていない場合、ステップS105においてYESと判定されて、処理はステップS106に進む。
ステップS106において、ユーザ指示取得部41は、ユーザによる変形制御点の移動結果を取得する。
ステップS107において、中間メッシュ生成部48、適合メッシュ生成部49及び最終メッシュ生成部50は、画像変形処理(後述)を実行する。画像変形処理は、変形制御点の移動に応じて、中間メッシュ、適合メッシュ及び最終メッシュを生成し、変形結果となる各三角形の座標を算出する処理である。
ステップS108において、画像表示部52は、画像変形処理において算出した最終メッシュの三角形の座標に従って、変形後の画像を描画する。
ステップS108の後、処理はステップS105に進む。
[メッシュ生成処理]
次に、メイン画像処理のステップS103において実行されるメッシュ生成処理について説明する。
図7は、画像処理装置1が実行するメッシュ生成処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS201において、オリジナルメッシュ生成部42は、初期メッシュ生成処理(後述)を実行する。初期メッシュ生成処理は、ドロネー三角形分割等の手法によって、処理対象となる画像に三角形の頂点を設定し、三角形の初期メッシュ(オリジナルメッシュ)を生成する処理である。
ステップS202において、メッシュ均等化部44は、メッシュ均等化処理(後述)を実行する。メッシュ均等化処理は、ステップS201において生成した各々の初期メッシュのサイズが略均等となるようにメッシュのサイズの均等化を行う処理である。
ステップS203において、メッシュ分割部45は、メッシュ分割処理(後述)を実行する。メッシュ分割処理は、メッシュ均等化部44により均等化されたメッシュに対し、変形制御点周りのメッシュのサイズが細かくなるようにさらにメッシュを分割する処理である。
このようなステップ203の処理が終了すると、処理はメイン画像処理に戻る。
[初期メッシュ生成処理]
次に、メッシュ生成処理のステップS201において実行される初期メッシュ生成処理について説明する。
図8は、画像処理装置1が実行する初期メッシュ生成処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS301において、オリジナルメッシュ生成部42は、処理対象の画像外周に略均等に点を配置する。この処理では、オリジナルメッシュ生成部42は、変形対象となる処理対象の画像(被写体の画像)の外周に沿って、所望の間隔で初期メッシュの頂点となる点を配置する。この画像の外周に配置された点は、図7のステップS202のメッシュ均等化処理において消去されることはない。
ステップS302において、オリジナルメッシュ生成部42は、処理対象の画像(被写体の画像)の内部にランダムに所望の点を配置する。
ステップS303において、オリジナルメッシュ生成部42は、処理対象の画像(被写体の画像)の内部において、ステップS301及びステップS302で配置された点を頂点とするメッシュをドロネー三角分割法等を用い生成する。この処理で生成されたメッシュが初期メッシュ(オリジナルメッシュ)となる。
このようなステップ303の処理が終了すると、処理はメッシュ生成処理に戻る。
[メッシュ均等化処理]
次に、メッシュ生成処理のステップS202において実行されるメッシュ均等化処理について説明する。
図9は、画像処理装置1が実行するメッシュ均等化処理の流れを示すフローチャートである。この処理では、全てのメッシュが順番に選択され、処理が実行される。
ステップS401において、メッシュ均等化部44は、ステップS201の初期メッシュ生成処理において生成された複数の初期メッシュのうち1つの初期メッシュを選択する。
ステップS402において、メッシュ均等化部44は、ステップS401において選択した初期メッシュを構成する三角形の3辺のうち、最大辺がMaxEdge以上であるか否かを判定する。最大辺がMaxEdge以上である場合には、ステップS402においてYESであると判定されて、処理はステップS403に進む。
ステップS403において、メッシュ均等化部44は、着目する辺を分割する新たな点を生成し、メッシュを分割するメッシュ崩壊を行う。この処理では、メッシュ均等化部44は、まずステップS402において着目された最大辺の略中心位置に中点を生成する。そして、メッシュ均等化部44は、生成した中点と対向する頂点とを線で結ぶことにより、着目された最大辺を含む2つのメッシュを夫々2つに分割してメッシュ崩壊を行う。
図10を参照してステップS403において行われるメッシュ崩壊について説明する。
図10は、初期メッシュがメッシュ崩壊により2つのメッシュに分割される状態を示す図である。
図10(a)に示すように、処理対象の初期メッシュ201に対し、ステップ402において最大辺がMaxEdge以上であると判定された最大辺202の中点に点203が生成される。そして、図10(b)に示すように、生成された点203と、対向する頂点204a,204bとが線で結ばれることにより、着目された最大辺202を含む2つのメッシュを夫々2つに分割してメッシュ崩壊が行われる。
図9に戻り、選択した初期メッシュを構成する辺の最大辺がMaxEdge以下である場合には、ステップS402においてNOであると判定されて、処理はステップS404に進む。
ステップS404において、メッシュ均等化部44は、ステップS401において選択した初期メッシュを構成する三角形の辺のうち、最小辺がMinEdge以下であるか否かを判定する。最小辺がMinEdge以下である場合には、ステップS404においてYESであると判定されて、処理はステップS405に進む。
ステップS405において、メッシュ均等化部44は、処理対象となる画像外周ではない点を削除し、隣接するメッシュで併合するメッシュ併合を行う。この処理では、メッシュ均等化部44は、まずステップS404において着目された最小辺に隣接する点のうち画像外周ではない点を削除する。そして、メッシュ均等化部44は、削除した点と夫々対向する頂点とを結ぶ線を夫々削除してメッシュ併合を行う。
図11を参照してステップS405において行われるメッシュ併合について説明する。
図11は、2つの初期メッシュがメッシュ併合により1つのメッシュに併合される状態を示す図である。
図11(a)に示すように、処理対象の初期メッシュ301に対し、ステップS404において最小辺がMinEdge以下であると判定された最小辺302の各端部にある点303a,303bのうち画像外周ではない点303aが削除される。そして、図11(b)に示すように、削除された点303bと夫々対向する頂点304a,304bとを結ぶ線305a,305bが夫々削除される。これにより、最小辺302に隣接する2つの初期メッシュ306a,306bが1つのメッシュ306に併合されると共に、2つの初期メッシュ307a,307bが1つのメッシュ307に併合されるメッシュ併合が行われる。
図9に戻り、最小辺がMinEdge以上である場合には、ステップS404においてNOであると判定されて、処理はステップS406に進む。
ステップS406において、メッシュ均等化部44は、全てのメッシュを処理したか否かを判定する。全てのメッシュを処理していない場合には、ステップS406においてNOであると判定されて、処理はステップS401に戻る。即ち、全てのメッシュに対してメッシュ均等化処理が行われるまで、ステップS401乃至ステップS406の処理が繰り返し実行される。これに対し、全てのメッシュを処理した場合には、ステップS406においてYESであると判定されて、メッシュ均等化処理は終了となる。このメッシュ平均化処理を繰り返し行うことにより、画像外周点以外のメッシュの辺の長さを、MaxEdgeからMinEdgeの間の長さにすることができる。
メッシュ均等化処理で判定されるMaxEdge及びMinEdgeは、画像サイズ、処理を行うプロセッサ(例えば、CPU11)の能力等により予め設定しておく。メッシュのサイズが小さくなると変形時の処理負荷が増大するため、処理能力が低くリアルタイム性が要求される場合には、メッシュのサイズを大きめに設定する必要がある。この場合、MaxEdge及びMinEdgeの大きさが大きく設定することにより処理負担の軽減を図ることができる。
[メッシュ分割処理]
次に、メッシュ生成処理のステップS203において実行されるメッシュ分割処理について説明する。
図12は、画像処理装置1が実行するメッシュ分割処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS501において、制御点選択部43は、1以上の変形制御点のうち処理対象となる変形制御点を選択する。この処理で選択される変形制御点は、ユーザの指示又は予め設定されたテンプレートに基づいて複数設定される。
ステップS502において、メッシュ分割部45は、ステップS501において選択された変形制御点からの距離Dに含まれるメッシュを選択する。変形制御点からの距離D以内に含まれるメッシュが複数ある場合には、メッシュ分割部45は、変形制御点からの距離Dに含まれる複数のメッシュを選択する。
ステップS503において、メッシュ分割部45は、ステップS502において選択されたメッシュをN(「N」は2以上の整数)分割する。具体的には、メッシュ分割部45は、ステップS502で選択された三角形のメッシュの重心に点を配置する。そして、メッシュ分割部45は、配置した重心の点と、メッシュを構成する三角形の各頂点と、を線で結ぶことにより、選択したメッシュを3つに分割する。
図13を参照してステップS503において行われるメッシュの分割について説明する。図13は、変形制御点からの距離Dに含まれるメッシュが分割される状態を示す図である。
図13(a)に示すように、オリジナルメッシュ生成部42により初期メッシュが生成されている状態で、図13(b)に示すように、ステップS501において変形制御点Pが選択される。次に、図13(c)に示すように、選択された変形制御点Pからの距離がDに含まれる1以上のメッシュが選択される。本実施形態においては、距離Dに含まれるメッシュとして5つのメッシュが選択されている。そして、図13(d)に示すように、選択された夫々のメッシュの重心に点が配置され、配置された重心の点とメッシュを構成する三角形の各頂点と、が線で結ばれることにより、選択されたメッシュが各々3つに分割される。
図12に戻り、ステップS504において、メッシュ分割部45は、全ての変形制御点を処理したか否かを判定する。全ての変形制御点を処理していない場合には、ステップS504においてNOであると判定されて、処理はステップS501に戻る。即ち、全ての変形制御点に対してメッシュ分割処理が行われるまで、ステップS501乃至ステップS504の処理が繰り返し実行される。これに対し、全ての変形制御点を処理した場合には、ステップS504においてYESであると判定されて、メッシュ分割処理は終了となる。以上のメッシュ分割処理を繰り返し実行されることにより、変形制御点周りのメッシュを小さく構成することができる。
[変形用前処理]
次に、メイン画像処理のステップS104において実行される変形用前処理について説明する。
図14は、画像処理装置1が実行する変形用前処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS601において、メッシュ依存行列生成部46は行列G1,G5を生成する。
ステップS602において、メッシュ依存行列生成部46は行列G4及びその逆行列G4−1を算出する。
ステップS603において、制御点依存行列生成部47は行列G2,G6を算出する。
ステップS604において、制御点依存行列生成部47は行列G2の逆行列G2−1及び行列G6の逆行列G6−1を算出する。
このようなステップ604の処理が終了すると、処理はメイン画像処理に戻る。
[画像変形処理]
次に、メイン画像処理のステップS107において実行される画像変形処理について説明する。
図15は、画像処理装置1が実行する画像変形処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS701において、メッシュ依存行列生成部46は、変形制御点が移動されたことによる行列Gx(=B1・q)の補正を行う。
ステップS702において、中間メッシュ生成部48は、(4)式に従い、自由点uを算出する。即ち、ここで算出される自由点は、中間メッシュの三角形の頂点を表す。
ステップS703において、メッシュ依存行列生成部46は、中間メッシュの三角形の頂点の座標に基づいて、(6)式に従い、行列B2を算出する。
ステップS704において、適合メッシュ生成部49は、(7)式によって算出される頂点の座標wを基に、中間メッシュの各三角形の辺を表すベクトルWfを算出する。
ステップS705において、適合メッシュ生成部49は、中間メッシュの各三角形の辺に対応するオリジナルメッシュの辺を表すベクトルE0を取得する。
ステップS706において、適合メッシュ生成部49は、中間メッシュの三角形の辺を表すベクトルWfと、オリジナルメッシュにおいて対応する三角形の辺を表すベクトルE0との比であるスケール調整値Wpが閾値1/8以下であるか否かの判定を行う。
スケール調整値Wpが閾値1/8以下である場合、ステップS706においてYESと判定されて、処理はステップS707に進む。
これに対し、スケール調整値Wpが閾値1/8より小さくない場合、ステップS707においてNOと判定されて、処理はステップS708に進む。
ステップS707において、適合メッシュ生成部49は、中間メッシュの三角形をスケール調整することなく適合メッシュの三角形とする。
ステップS708において、適合メッシュ生成部49は、スケール調整値Wpで中間メッシュの三角形をスケール調整してオリジナルメッシュの三角形の大きさに戻す。
ステップS709において、適合メッシュ生成部49は、中間メッシュの三角形の全てを処理したか否かの判定を行う。
中間メッシュの三角形を全て処理し終えていない場合、ステップS709においてNOと判定されて、処理はステップS703に進む。
これに対し、中間メッシュの三角形の全てを処理した場合、ステップS709においてYESと判定されて、処理はステップS710に進む。
ステップS710において、最終メッシュ生成部50は、適合メッシュの三角形の頂点の座標を基に、ベクトルB3を算出する。
ステップS711において、最終メッシュ生成部50は、行列G5、ベクトルB3及び移動された変形制御点の座標qを基に、行列B4を算出する。
ステップS712において、最終メッシュ生成部50は、(11)式を基に、最終メッシュの三角形の頂点の座標を算出する。
このようなステップS712の処理が終了すると、処理はメイン画像処理に戻る。
以上説明したように、画像に設定した1以上の変形制御点の移動に対応して、画像を変形させる画像処理装置1は、オリジナルメッシュ生成部42と、制御点選択部43と、メッシュ分割部45と、変形部と、を備える。
オリジナルメッシュ生成部42は、当該画像に三角形で構成されるオリジナルメッシュを生成する。
制御点選択部43は、1以上の変形制御点Pのうち、所定の変形制御点Pを選択する。
メッシュ分割部45は、制御点選択部43により選択された変形制御点Pから所定の距離Dに存在するオリジナルメッシュをN個に分割する。
変形部は、変形制御点の移動に対応して、オリジナルメッシュを構成する三角形、またはメッシュ分割部45によって分割されたメッシュを構成する三角形の回転、拡大及び縮小を許容して変形処理を行う。
これにより、変形制御点周りのメッシュを小さく構成することで、メッシュ1個当たりの誤差を最小化しつつ、細かく設定されたメッシュの領域(メッシュ密度が高い領域)は、変形量が大きくすることができる。つまり、変形制御点近傍が関節の如く曲がり、変形制御点間は剛体のような振る舞いが行われる。したがって、人間等の骨を持ったモデルに対して、自然な変形が可能となる。さらに、折れ曲がった部分等の変形量が多い部分のメッシュが細かくなっているため、折れ曲がり部の表示をスムーズに行うことができる。したがって、種々の変形態様に対応して、2次元平面に表示された画像をより適切に変形することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態においては、メッシュ分割部45は、選択されたメッシュを3つに分割しているがこれに限られるものではない。例えば、メッシュ分割部45は、変形制御点からオリジナルメッシュまでの距離に応じて、オリジナルメッシュを分割する個数を変更してオリジナルメッシュを分割することができる。
これにより、変形制御点近傍のオリジナルメッシュについては細かく分割することにより、変形量が多い部分(折れ曲がった部分)のメッシュが細かくなるため、折れ曲がり部の表示がスムーズとなる。これに対し、変形制御点の近傍以外の部位については無用にメッシュが細かく設定されないため、処理の負担の軽減を図ることができる。
また、上述の実施形態においては、メッシュ分割部45は、選択されたメッシュを3つに分割しているがこれに限られるものではない。例えば、複数の変形制御点は夫々重要度の情報を設定することができる。そして、メッシュ分割部45は、変形制御点に対応する重要度に応じて、オリジナルメッシュを分割する個数を変更してオリジナルメッシュを分割することができる。
これにより、変形量が多い部位については予め変形制御点の重要度を高く設定しておくことで、重要度が高い変形制御点近傍のオリジナルメッシュについては細かく分割されるため、折れ曲がり部の表示がスムーズとなる。
さらに、画像に含まれる被写体のうち、変形量の多い部位の重要度は、その他の部位と比較して大きく設定することができる。この場合、メッシュ分割部45は、重要度の大きさに応じてオリジナルメッシュを分割する個数を増加する。
これにより、変形量が多い部位については変形制御点の重要度が高く設定されているため、変形量が多い部位が含まれる変形制御点近傍のオリジナルメッシュについては細かく分割され、折れ曲がり部の表示がスムーズとなる。
さらに、画像に、被写体の四肢を含む画像が含まれている場合、画像に含まれる四肢の部位の重要度を、その他の胴体や頭等の部位と比較して大きく設定することができる。この場合、メッシュ分割部45は、重要度の大きさに応じてオリジナルメッシュを分割する個数を増加する。
これにより、四肢等の変形量が多い部位については変形制御点の重要度を高く設定されているために、四肢が含まれる変形制御点近傍のオリジナルメッシュについては細かく分割され、折れ曲がり部の表示がスムーズとなる。
また、上述の実施形態においては、三角メッシュを分割する例について説明しているがこれに限られるものではない。例えば、四角形や多角形のメッシュを対象に分割する処理を行うこともできる。
また、上述の実施形態では、メッシュ分割部45は、三角形のメッシュの重心に点を配置し、配置した重心の点と、メッシュを構成する三角形の各頂点と、を線で結ぶことにより、選択したメッシュを3つに分割しているがこれに限られるものではない。例えば、メッシュ分割部45は、三角形のメッシュの内心、外心、垂心、又は傍心に点を配置し、配置した点と、メッシュを構成する三角形の各頂点と、を線で結ぶことにより、選択したメッシュを3つに分割することができる。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される画像処理装置1は、パーソナルコンピュータを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、画像処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が画像処理装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、または光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM12や、図1の記憶部18に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明の実施形態について説明したが、この実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
画像に設定した1以上の変形制御点の移動に対応して、前記画像を変形させる画像処理装置であって、
前記画像に三角形で構成されるオリジナルメッシュを生成するオリジナルメッシュ生成手段と、
前記1以上の変形制御点のうち、所定の変形制御点を選択する制御点選択手段と、
前記制御点選択手段により選択された前記変形制御点から所定の範囲内に存在する前記オリジナルメッシュを複数に分割するメッシュ分割手段と、
前記変形制御点の移動に対応して、前記オリジナルメッシュを構成する三角形、または前記メッシュ分割手段によって分割されたメッシュを構成する三角形の回転、拡大及び縮小を許容して変形処理を行う変形手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
[付記2]
前記メッシュ分割手段は、前記変形制御点から前記オリジナルメッシュまでの距離に応じて、前記オリジナルメッシュを分割する個数を変更して前記オリジナルメッシュを分割する
ことを特徴とする付記1に記載の画像処理装置。
[付記3]
前記複数の変形制御点は夫々重要度の情報を有し、
前記メッシュ分割手段は、前記変形制御点に対応する前記重要度に応じて、前記オリジナルメッシュを分割する個数を変更して前記オリジナルメッシュを分割する
ことを特徴とする付記1に記載の画像処理装置。
[付記4]
前記画像に含まれる被写体のうち、変形量の多い部位の前記重要度は、その他の部位と比較して大きく設定され、
前記メッシュ分割手段は、前記重要度の大きさに応じて前記オリジナルメッシュを分割する個数を増加する
ことを特徴とする付記3に記載の画像処理装置。
[付記5]
前記画像には、被写体の四肢を含む画像が含まれており、
前記画像に含まれる前記四肢の部位の前記重要度は、その他の部位と比較して大きく設定され、
前記メッシュ分割手段は、前記重要度の大きさに応じて前記オリジナルメッシュを分割する個数を増加する
ことを特徴とする付記3に記載の画像処理装置。
[付記6]
画像に設定した1以上変形制御点の移動に対応して、前記画像を変形させる画像処理装置が実行する画像処理方法であって、
前記画像に三角形で構成されるオリジナルメッシュを生成するオリジナルメッシュ生成ステップと、
前記1以上の変形制御点のうち、所定の変形制御点を選択する制御点選択ステップと、
前記制御点選択ステップにより選択された前記変形制御点から所定の範囲内に存在する前記オリジナルメッシュを複数に分割するメッシュ分割ステップと、
前記変形制御点の移動に対応して、前記オリジナルメッシュを構成する三角形、または前記メッシュ分割ステップによって分割されたメッシュを構成する三角形の回転、拡大及び縮小を許容して変形処理を行う変形ステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。
[付記7]
画像に設定した1以上の変形制御点の移動に対応して、前記画像を変形させる制御を実行するコンピュータを、
前記画像に三角形で構成されるオリジナルメッシュを生成するオリジナルメッシュ生成手段、
前記1以上の変形制御点のうち、所定の変形制御点を選択する制御点選択手段、
前記制御点選択手段により選択された前記変形制御点から所定の範囲内に存在する前記オリジナルメッシュを複数に分割するメッシュ分割手段、
前記変形制御点の移動に対応して、前記オリジナルメッシュを構成する三角形、または前記メッシュ分割手段によって分割されたメッシュを構成する三角形の回転、拡大及び縮小を許容して変形処理を行う変形手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1・・・画像処理装置、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16・・・入力部、17・・・出力部、18・・・記憶部、19・・・通信部、20・・・ドライブ、31・・・リムーバブルメディア、41・・・ユーザ指示取得部、42・・・オリジナルメッシュ生成部、43・・・制御点選択部、44・・・メッシュ均等化部、45・・・メッシュ分割部、46・・・メッシュ依存行列生成部、47・・・制御点依存行列生成部、48・・・中間メッシュ生成部、49・・・適合メッシュ生成部、50・・・最終メッシュ生成部、51・・・変形処理データ記憶部、52・・・画像表示部

Claims (8)

  1. 画像に設定した1以上の変形制御点の移動に対応して、前記画像を変形させる画像処理装置であって、
    前記画像に三角形で構成されるオリジナルメッシュを生成するオリジナルメッシュ生成手段と、
    前記1以上の変形制御点のうち、所定の変形制御点を選択する制御点選択手段と、
    前記制御点選択手段により選択された前記変形制御点から所定の範囲内に存在する前記オリジナルメッシュを複数に分割するメッシュ分割手段と、
    前記変形制御点の移動に対応して、前記オリジナルメッシュを構成する三角形、または前記メッシュ分割手段によって分割されたメッシュを構成する三角形の変形処理を行う変形手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記メッシュ分割手段は、前記変形制御点から前記オリジナルメッシュまでの距離に応じて、前記オリジナルメッシュを分割する個数を変更して前記オリジナルメッシュを分割する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記複数の変形制御点は夫々重要度の情報を有し、
    前記メッシュ分割手段は、前記変形制御点に対応する前記重要度に応じて、前記オリジナルメッシュを分割する個数を変更して前記オリジナルメッシュを分割する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像に含まれる被写体のうち、変形量の多い部位の前記重要度は、その他の部位と比較して大きく設定され、
    前記メッシュ分割手段は、前記重要度の大きさに応じて前記オリジナルメッシュを分割する個数を増加する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像には、被写体の四肢を含む画像が含まれており、
    前記画像に含まれる前記四肢の部位の前記重要度は、その他の部位と比較して大きく設定され、
    前記メッシュ分割手段は、前記重要度の大きさに応じて前記オリジナルメッシュを分割する個数を増加する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 前記変形手段は、前記変形制御点の移動に対応して、前記オリジナルメッシュを構成する三角形、または前記メッシュ分割手段によって分割されたメッシュを構成する三角形の回転、又は拡大、又は縮小を許容して変形処理を行うことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の画像処理装置。
  7. 画像に設定した1以上変形制御点の移動に対応して、前記画像を変形させる画像処理装置が実行する画像処理方法であって、
    前記画像に三角形で構成されるオリジナルメッシュを生成するオリジナルメッシュ生成ステップと、
    前記1以上の変形制御点のうち、所定の変形制御点を選択する制御点選択ステップと、
    前記制御点選択ステップにより選択された前記変形制御点から所定の範囲内に存在する前記オリジナルメッシュを複数に分割するメッシュ分割ステップと、
    前記変形制御点の移動に対応して、前記オリジナルメッシュを構成する三角形、または前記メッシュ分割ステップによって分割されたメッシュを構成する三角形の変形処理を行う変形ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  8. 画像に設定した1以上の変形制御点の移動に対応して、前記画像を変形させる制御を実行するコンピュータを、
    前記画像に三角形で構成されるオリジナルメッシュを生成するオリジナルメッシュ生成手段、
    前記1以上の変形制御点のうち、所定の変形制御点を選択する制御点選択手段、
    前記制御点選択手段により選択された前記変形制御点から所定の範囲内に存在する前記オリジナルメッシュを複数に分割するメッシュ分割手段、
    前記変形制御点の移動に対応して、前記オリジナルメッシュを構成する三角形、または前記メッシュ分割手段によって分割されたメッシュを構成する三角形の変形処理を行う変形手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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