JP5966746B2 - 内燃エンジンシステムの制御装置及び制御方法 - Google Patents

内燃エンジンシステムの制御装置及び制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、内燃エンジンに排気を再循環させる内燃エンジンシステムに関する。
EGR量の誤差が大きいと、失火やノッキングが発生する。そこで、特許文献1では、車両の加減速時においてEGR弁から吸気系へのEGRガスの遅れ時間が推定され、遅れ時間に基づいてスロットル弁の駆動速度が遅延される。
特開平7−083086号公報
しかしながら、前述した従来のシステムによっても、内燃機関の挙動変化時においては要求されるEGR量よりも実際に供給されるEGR量の誤差が大きくなり、失火やノッキングが発生する可能性がある。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた。本発明の目的は、内燃エンジンでの失火やノッキングの発生をより確実に防ぐことにある。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。
本発明による制御装置は、内燃エンジンの運転状態に基づいて、目標EGR率により定められるスロットル弁の目標開口面積とEGR弁の目標開口面積とを算出する算出部を含む。さらに、EGR弁の目標開口面積の変化に応じて、EGR弁の実流量を特定する特定部と、EGR弁の実流量に基づいて、前記スロットル弁の目標開口面積を、正常燃焼に必要なEGR率の限界値により制限する制限部と、を含む。そして制御装置は、前記制限部で制限された目標開口面積に基づいてスロットル弁を制御し、前記算出部で算出された目標開口面積に基づいてEGR弁を制御する。
ことを特徴とする。
この態様によれば、制御装置は、EGR弁の実流量に基づいて、EGR率の限界値によりスロットル弁の開口面積を制限するので、内燃エンジンでの失火やノッキングの発生をより確実に防ぐことができる。
本発明の実施形態、本発明の利点については、添付された図面を参照しながら以下に詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態における内燃エンジンシステムを示す図である。 図2は、内燃エンジンシステムの制御方法を示すフローチャートである。 図3は、内燃エンジンシステムの燃料効率を示す図である。 図4は、本発明の第2実施形態における制御方法を示すフローチャートである。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態における内燃エンジンシステムを示す構成図である。
内燃エンジンシステム100は、内燃エンジン20に排ガスを再循環させるEGR(Exhaust Gas Recirculation:排気ガス再循環)システムである。
内燃エンジンシステム100は、吸気通路1と、排気通路2と、EGR通路3と、内燃エンジン20と、コントローラー110と、アクセルペダル操作量センサー111と、クランク角センサー112と、ブレーキ機構121と、燃料タンク122と、を備える。
吸気通路1は、通路の一端が大気に開放され、他端が内燃エンジン20に接続される。吸気通路1には、エアフロメーター11とスロットル弁12とが設けられる。さらに吸気通路1の途中には、吸気コレクター4が設けられる。吸気コレクター4には、圧力センサー13が設けられる。
エアフロメーター11は、大気から吸気通路1に流入する新気の流量を計測する。エアフロメーター11は、計測された新気の流量を示す新気流量信号をコントローラー110に出力する。
スロットル弁12は、コントローラー110の制御に従って、内燃エンジン20に供給する新気の流量を調整する制御バルブである。コントローラー110の制御によってスロットル弁12が開かれると、吸気通路1を流れる新気は吸気コレクター4を通過する。
圧力センサー13は、吸気コレクター4を流れる新気の圧力を検出する。圧力センサー13は、検出された新気の圧力を示す新気圧力信号をコントローラー110に出力する。スロットル弁12の開口面積は、圧力センサー13の信号に基づいて調整される。吸気コレクター4を通過する新気は、吸気通路1を通じて内燃エンジン20へ供給される。
内燃エンジン20は、吸気通路1から供給される新気に燃料を混合し、混合された燃料の燃焼によって生じるエネルギーをクランクシャフトの回転運動に変換する。内燃エンジン20は、吸気弁機構21と、インジェクター22と、点火プラグ23と、排気弁機構24と、を備える。
吸気弁21は、開閉し、スロットル弁12から供給される新気を内燃エンジン20の燃焼室に供給する。
インジェクター22は、内燃エンジン20に設けられる燃料噴射弁である。インジェクター22は、本実施形態では、燃料タンク122に貯留された燃料を燃焼室内に噴射する。インジェクター22は、吸気弁21により燃焼室に新気が吸入されると、コントローラー110の制御に従って燃料を噴射する。
点火プラグ23は、内燃エンジン20の燃焼室の上部に設けられる。点火プラグ23は、インジェクター22から燃料室内に噴射された燃料を点火する。
排気弁24は、点火プラグ23により点火された燃料を排ガスとして内燃エンジン20の燃焼室から排気通路2に排出する。
排気通路2は、内燃エンジン20の燃焼室から排ガスを排出する通路である。排気通路2には、排気浄化触媒25と排気浄化触媒26が連なって設けられる。
排気浄化触媒25及び排気浄化触媒26は、排気通路2を流れる排ガスを浄化する三元触媒である。排気浄化触媒25と排気浄化触媒26とによって、排ガスに含まれる窒素酸化物が除去され、除去された排ガスが排気通路2を通じて大気中に排出される。また、排気浄化触媒25と排気浄化触媒26との間にEGR通路3が繋がれる。なお、排気浄化触媒25よりも上流側の排気通路2にEGR通路3を繋ぐようにしてもよい。
EGR通路3は、排気通路2と吸気コレクター4との間を結ぶ通路である。本実施形態では、EGR通路3を流れる排ガスを、以下「EGRガス」という。EGR通路3には、EGR弁31と、圧力センサー32と、温度センサー33と、EGRクーラー34と、が設けられる。
EGRクーラー34は、EGR通路3を流れる高温のEGRガスを冷却する。EGRガスの冷却によって、高温のEGRガスが内燃エンジン20に供給されることで圧縮行程中に燃料が自己発火する、いわゆるノッキングが抑制される。
温度センサー33は、EGRクーラー34で冷却されたEGRガスの温度を測定する。温度センサー33は、測定された温度を示すEGR温度信号をコントローラー110に出力する。EGRクーラー34は、温度センサー33の信号に基づいて制御される。
圧力センサー32は、排気通路2からEGR通路3を流れるEGRガスの圧力を検出する。圧力センサー32は、検出された圧力を示すEGRガス圧力信号をコントローラー110に出力する。圧力センサー32は、EGR弁31とEGRクーラー34との間を結ぶEGR通路3に設けられる。EGR弁31の流量は、圧力センサー32の信号に基づいて調整される。
EGR弁31は、コントローラー110の制御に従って、内燃エンジン20に供給するEGRガスの流量を調整する制御バルブである。例えば、EGR弁31は、ステッピングモーターによって開閉される。すなわち、EGR弁31の開口面積は、ステッピングモーターのステップ数に基づいて調整される。本実施形態では、EGR弁31は、スロットル弁12の作動速度よりも遅い。
EGR弁31がコントローラー110の制御により開かれると、EGRガスが吸気コレクター4に流れ、スロットル弁12からの新気と合流する。新気と合流したEGRガスは内燃エンジン10の燃焼室に吸入される。燃焼室内にEGRガスを流入させることで、燃焼に使われる燃焼室内のガスの割合が低下し、内燃エンジン20の燃焼効率が下がるので、燃焼室の温度上昇が抑制されてノッキングの発生が抑えられる。
EGR弁31から供給されるEGRガスの流量と、スロットル弁12から供給される新気の流量との比、すなわちEGR率は、内燃エンジン20の運転状態によって決定される。内燃エンジン20の運転状態を特定するためには、例えば、ブレーキ機構121、アクセルペダル操作量センサー111や、クランク角センサー112等の検出情報が用いられる。
ブレーキ機構121は、運転者によるブレーキペダルの踏込量に基づいて車両を減速させる。ブレーキ機構121の状態情報は、コントローラー110に出力される。
アクセルペダル操作量センサー111は、運転者によるアクセルペダルの踏込量を検出する。アクセルペダル操作量センサー111は、検出された踏込量を示す操作量信号をコントローラー110に出力する。例えば、操作量信号は、アクセルペダルの踏込量が大きくなるほど、信号レベルが高くなる。
クランク角センサー112は、内燃エンジン20のクランクシャフトの近傍に設けられる。クランク角センサー112は、クランクシャフトの回転角を検出する。クランク角センサー112は、クランクシャフトが特定の回転角になった時にクランク角信号をコントローラー110に出力する。
コントローラー110は、内燃エンジン20の運転状態に基づいて、燃焼室内のEGR率を制御する。コントローラー110は、スロットル弁12の開度と、EGR弁31の開度と、を制御してEGR率を調整する。
本実施形態では、コントローラー110は、アクセルペダル操作量センサー111から操作量信号を受け、操作量信号に基づいて目標エンジントルクを算出する。また、コントローラー110は、クランク角センサー112からクランク角信号を受け、クランク角信号に基づいてエンジン回転速度を算出する。
コントローラー110は、目標エンジントルクとエンジン回転速度とに基づいて、目標新気量と目標EGR率とを算出する。そしてコントローラー110は、目標新気量と目標EGR率とに基づいて、スロットル弁12の目標開口面積と、EGR弁31の目標開口面積とを算出する。コントローラー110は、スロットル弁12を目標開口面積に調整するとともに、EGR弁31を目標開口面積に調整する。
このような内燃エンジンシステムにおいて、EGR弁の作動速度がスロットル弁よりも遅い場合には、EGR弁の開度を変更するときに、内燃エンジン20に吸入されるEGRガスの流量の誤差が一時的に大きくなり、内燃エンジンで燃焼異常が発生することがある。例えば、EGRガスの流量が多くなりすぎると、内燃エンジンで失火が発生してしまう。逆に、EGRガスの流量が少ないと、内燃エンジンの燃焼効率を十分に下げることができず、ノッキングが発生してしまう。
そこで、本発明では、EGR弁の開口面積を変更する場合には、EGR弁を流れるEGRガスの実流量を特定し、EGRガスの実流量に基づいてスロットル弁の開度を制御することで、失火やノッキングの発生を防止する。
本実施形態では、コントローラー110は、EGR弁31の目標開口面積を算出すると、算出された目標開口面積と、その直前に算出された前回の目標開口面積とを比較し、前回の目標開口面積から今回の目標開口面積が増減したか否かを判断する。EGR弁31の目標開口面積が増減した場合には、コントローラー110は、EGR弁31の実開口面積を推定する。そしてコントローラー110は、EGR弁31の実開口面積とEGRガスの圧力とに基づいてEGR弁31の実流量を特定する。なお、EGR弁31の実流量は、EGR弁31の実開口面積が大きくなるほど大きくなり、かつ、EGRガスの圧力が大きくなるほどEGR弁31の実流量は大きくなる。
具体的には、コントローラー110には、EGR弁31への駆動指令に対する応答遅れ時間、EGR弁31の作動速度や、EGR弁31の目標開口面積の履歴などが記憶されている。コントローラー110は、増減した目標開口面積が算出されると、EGR弁31の応答遅れ時間と作動速度に基づいてEGR弁31の実開口面積を算出し、算出した実開口面積を目標開口面積の履歴を用いて補正することで、EGR弁31の実開口面積を推定する。
あるいは、コントローラー110は、EGR弁31の開度を検出する開度センサーがEGR弁31に設けられている場合には、開度センサーの検出結果に基づいてEGR弁31の実開口面積を算出してもよい。なお、EGR弁31の開度が大きくなるほど、実開口面積は大きくなる。
コントローラー110は、EGR弁31の実開口面積を特定すると、EGR弁31の実開口面積に基づいて、スロットル弁12の目標開口面積を、正常燃焼に必要なEGR率の限界値により制限する。
EGR率の限界値には、失火限界値とノック限界値がある。失火限界値は、内燃エンジン20の失火防止のために規定されるEGR率の下限値である。ノック限界値は、ノッキングの発生を防止するために規定されるEGR率の上限値である。なお、EGR率の限界値は、固定値でもよい。あるいは、EGR率の限界値は、コントローラー110で算出された目標EGR率に一定の係数を乗じた値であってもよい。この場合には、コントローラー110は、失火限界値を、目標EGR率に「1.0」よりも大きい係数を乗じて算出し、ノック限界値を、目標EGR率に「1.0」よりも小さい係数を乗じて算出する。
コントローラー110は、EGR弁31の開度を大きくする場合には、失火限界値により定められるスロットル弁12の開口面積を、スロットル弁12の目標開口面積の下限値として設定する。一方、コントローラー110は、EGR弁31の開度を小さくする場合には、ノック限界値により定められるスロットル弁12の開口面積を、目標開口面積の上限値として設定する。
コントローラー110は、スロットル弁12の制限値を超えない範囲で、スロットル弁12の目標開口面積を設定する。すなわち、コントローラー110は、EGR率の限界値により制限された目標開口面積に基づいてスロットル弁12の開度を制御する。また、コントローラー110は、EGR弁31の目標開口面積に基づいてEGR弁31の開度を制御する。具体的には、コントローラー110は、EGR弁31の目標開口面積に対応するステッピングモーターのステップ数にEGR弁31の開度を設定する。
本実施形態では、コントローラー110は、吸気コレクター4とEGR弁31との間を結ぶEGR通路3と、吸気コレクター4とスロットル弁12との間を結ぶ吸気通路1と、の容積比に基づいて、スロットル弁12に対するEGR弁31の制御タイミングを補正する。例えば、EGR弁31から流れるEGRガスが吸気コレクター4に到達するまでの時間が、スロットル弁12から流れる新気が吸気コレクター4に到達するまでの時間よりも遅い場合には、EGR弁31の開閉タイミングをスロットル弁12よりも遅らせる。
このように、コントローラー110は、EGR弁31の作動特性を考慮して、EGR弁31の実開口面積を推定し、実開口面積に基づいてスロットル弁12の目標開口面積を制限する。したがって、コントローラー110は、EGR弁31とスロットル弁12の作動速度の違いによってEGR弁31の駆動中に生じるEGRガスの流量の誤差を小さくすることができる。よって、EGR弁31の開閉時における内燃エンジン20の失火やノッキングを防ぐことができる。
次に内燃エンジンシステム100の動作の詳細について図面を参照して説明する。
図2は、内燃エンジンシステム100のEGR率の制御方法の処理手順例を示すフローチャートである。図2では、コントローラー110には、所定期間ごとに、アクセルペダル操作量センサー111から操作量信号が入力され、クランク角センサー112からクランク角信号が入力される。
まず、コントローラー110は、ステップS911において、アクセルペダル操作量センサー111からの操作量信号に基づいて目標エンジントルクTeを算出し、クランク角信号に基づいてエンジン回転速度Neを算出する。
コントローラー110は、ステップS912において、目標エンジントルクTeとエンジン回転速度Neとに基づいて、目標新気量と目標EGR率を算出する。例えば、コントローラー110には、目標エンジントルクTeとエンジン回転速度Neとの関係により規定された目標新気量と目標EGR率を示すEGR率マップが予め記憶されている。コントローラー110は、目標エンジントルクTeとエンジン回転速度Neを算出すると、EGR率マップを参照し、目標エンジントルクTeとエンジン回転速度Neとで特定される目標新気量と目標EGR率を取得する。
コントローラー110は、ステップS913において、目標新気量と目標EGR率とに基づいて、スロットル弁12の目標開口面積THAと、EGR弁31の目標開口面積tEGRVAを算出する。
具体的には、コントローラー110は、圧力センサー13で検出された新気の圧力を示す新気圧力信号を受け、新気圧力信号と目標新気量とに応じてスロットル弁12の目標開口面積THAを算出する。例えば、目標開口面積THAは、新気圧力信号のレベルが低くなるほど、大気圧との圧力差が大きくなるため小さくなる。さらに目標開口面積THAは、目標新気量が大きくなるほど、大きくなる。
また、コントローラー110は、算出された目標新気量に基づいて、目標EGR率と一致するEGRガスの目標流量を算出する。コントローラー110は、EGRガスの目標流量に基づいてEGR弁31の開口面積を算出する。
具体的には、コントローラー110は、圧力センサー32で検出されたEGRガスの圧力を示すEGRガス圧力信号と、EGRガスの目標流量とに応じて、EGR弁31の目標開口面積tEGRVAを算出する。例えば、EGRガス圧力信号のレベルが低くなるほど、EGRガス圧力信号と新気圧力信号との圧力差が小さくなるため、目標開口面積tEGRVAは大きくなる。一方、EGRガスの目標流量が小さくなるほど、目標開口面積tEGRVAは小さくなる。
ステップS914において、コントローラー110は、今回算出した目標開口面積tEGRVAが、前回の算出結果よりも増加したか否かを判断する。例えば、コントローラー110には、目標開口面積tEGRVAの増減を判断するために定められた増加閾値と減少閾値とが予め記憶されている。そしてコントローラー110は、今回の目標開口面積tEGRVAを前回の目標開口面積tEGRVAから減算した差分が増加閾値を超えたか否かを判断する。コントローラー110は、目標開口面積tEGRVAの差分が増加閾値を超えた場合には、目標開口面積tEGRVAが増加したと判定する。
コントローラー110は、目標開口面積tEGRVAが増加したと判定すると、ステップS915において、目標開口面積tEGRVAに基づいて、EGR弁31の実開口面積rEGRVAを推定する。例えば、コントローラー110は、EGR弁31の応答遅れ時間と作動速度とを用いて、これまでの目標開口面積tEGRVAの履歴から、今回の目標開口面積tEGRVAに達するまでの実開口面積rEGRVAを算出する。
コントローラー110は、ステップS916において、EGR率のノック限界値と実開口面積rEGRVAとに基づいて、スロットル弁12の開口面積の上限値THAULを算出する。具体的には、コントローラー110は、EGR弁31の実開口面積rEGRVAに対するスロットル弁12の開口面積比がEGR率のノック限界値と一致するまで、スロットル弁12の開口面積を増減させる。そしてコントローラー110は、ノック限界値と一致したスロットル弁12の開口面積を目標開口面積の上限値THAULに設定する。
コントローラー110は、ステップS917において、スロットル弁12の目標開口面積THAと上限値THAULのうち、小さい方の値を目標開口面積THAに設定する。すなわち、コントローラー110は、スロットル弁12の目標開口面積THAを、上限値THAULを超えないように制限する。
また、ステップS914で目標開口面積tEGRVAを前回の算出結果から減算した差分が増加閾値を超えない場合には、コントローラー110は、ステップS920において、目標開口面積の差分が減少閾値を超えるか否かを判断する。目標開口面積tEGRVAの差分が、増加閾値よりも小さく減少閾値よりも大きな値である場合には、コントローラー110は、開口面積tEGRVAは一定であると判定する。
一方、コントローラー110は、目標開口面積tEGRVAの差分が減少閾値を超える場合には、目標開口面積tEGRVAは減少したと判定する。
コントローラー110は、目標開口面積tEGRVAが減少したと判定すると、ステップS921において、今回算出した目標開口面積tEGRVAに基づいて、EGR弁31の実開口面積rEGRVAを推定する。具体的には、コントローラー110は、ステップS915と同様、EGR弁31の応答遅れ時間と作動速度を考慮し、目標開口面積tEGRVAの履歴からEGR弁31の実開口面積rEGRVAを算出する。
コントローラー110は、ステップS922において、EGR率の失火限界値とEGR弁31の実開口面積rEGRVAとに基づいて、スロットル弁12の開口面積の下限値THALLを算出する。具体的には、コントローラー110は、EGR弁31の実開口面積rEGRVAとスロットル弁12の開口面積との開口面積比が、失火限界値と一致するまで、スロットル弁12の開口面積を増減させる。そしてコントローラー110は、失火限界値と一致した開口面積をスロットル弁12の下限値THALLに設定する。
コントローラー110は、ステップS923において、スロットル弁12の目標開口面積THAと下限値THALLとのうち、大きい方の値を目標開口面積THAに設定する。すなわち、コントローラー110は、スロットル弁12の目標開口面積THAを、下限値THALLよりも小さくならないように制限する。
その後、ステップS918において、コントローラー110は、ステップS917又はステップS923で設定された目標開口面積THAに基づいて、スロットル弁12の開度を制御する。
次にコントローラー110は、ステップ919において、ステップS913で算出された目標開口面積tEGRVAに基づいてEGR弁31を制御して、EGR率の制御方法の一連の処理手順を終了する。
このように、コントローラー110は、EGR弁31の目標開口面積tEGRVAに基づいて実開口面積rEGRVAを推定する。そしてコントローラー110は、実開口面積rEGRVAに基づいて、ノック限界値と失火限界値により算出されるスロットル弁12の開口面積を、目標開口面積THAの上限値と下限値に設定する。
したがって、コントローラー110は、EGR弁31の実開口面積rEGRVAを用いてスロットル弁12の目標開口面積の制限値を設定するため、EGR弁31の開閉時にEGRガスの流量がEGR率の限界値を超えることを防ぐことができる。すなわち、内燃エンジン20の燃焼異常の発生をより確実に回避することができる。次に燃焼異常の改善による燃焼効率の向上について図面を参照して説明する。
図3は、内燃エンジンシステム100の燃費向上率に関する図である。図3(A)には、EGR弁の実開口面積でスロットル弁の目標開口面積の制限値を規定しない従来の燃費向上率が示されている。図3(B)には、本実施形態の燃費向上率が示されている。
図3(B)に示すように、内燃エンジンシステム100では、内燃エンジン20の失火やノッキングの発生が抑制されるので、図3(A)に示した従来の燃費向上率に比べて、燃費向上率が上昇している。
本発明の第1実施形態によれば、EGR弁31の目標開口面積が変化すると、EGR弁31の実流量を特定するために実開口面積を推定し、EGR弁31の実開口面積に基づいて、スロットル弁12の目標開口面積をEGR率の限界値により制限する。
したがって、コントローラー110は、EGR弁31の実開口面積に基づいてEGR率の限界値によりスロットル弁12の目標開口面積を制限するので、内燃エンジン20での失火やノッキングの発生をより確実に防ぐことができる。
また、本実施形態では、コントローラー110は、EGR弁31の開度を大きくする場合には、EGR率の失火限界値により定められるスロットル弁12の開口面積を、目標開口面積の下限値として設定する。これにより、スロットル弁12が目標開口面積に設定された後、スロットル弁12よりも作動速度の遅いEGR弁31を目標開口面積まで大きくしているときに、EGRガスの流量が一時的に不足してノック限界値を超えることを防止することができる。
さらに、本実施形態では、コントローラー110は、EGR弁31の開度を小さくする場合には、EGR率のノック限界値により定められるスロットル弁12の開口面積を、目標開口面積の上限値として設定する。これにより、スロットル弁12が目標開口面積に設定された後、スロットル弁12よりも作動速度の遅いEGR弁31を目標開口面積まで小さくしているときに、EGRガスの流量が一時的に増加して失火限界値を超えることを防止することができる。
また、本実施形態では、コントローラー110は、EGR弁31の実開口面積に基づいて、EGR率の限界値と一致するEGR弁31とスロットル弁12の開口面積比を算出し、開口面積比を用いてスロットル弁12の目標開口面積の制限値を算出する。開口面積の比率を用いることで、EGR弁31の目標流量とスロットル弁12の目標流量とをそれぞれ算出することなく、スロットル弁12の目標開口面積の制限値を簡易に算出することができる。よって、スロットル弁12の目標開口面積の制限値の算出に要する処理負荷を軽減することができる。
また、本実施形態では、コントローラー110は、吸気コレクター4とEGR弁31とを結ぶEGR通路3と、吸気コレクター4とスロットル弁12とを結ぶ吸気通路1との容積比に基づいて、スロットル弁12とEGR弁31の制御タイミングを補正する。例えば、EGR弁31から吸気コレクター4にEGRガスが到達するのに要する到達時間が、スロットル弁12から吸気コレクター4に新気が到達するのに要する到達時間よりも遅い場合には、EGR弁31の開閉タイミングをスロットル弁12よりも遅らせる。
これにより、内燃エンジンシステム100は、EGR弁31から吸気コレクター4へのEGRガスの到達時間と、スロットル弁12から吸気コレクター4への新気の到達時間との誤差によって生じるEGRガスの流量の誤差を小さくすることができる。したがって、内燃エンジン20の失火やノッキングという燃焼異常を抑制することができる。
なお、第1実施形態では、スロットル弁12とEGR弁31の開口面積比を用いてスロットル弁12の制限値を算出する例について説明したが、スロットル弁12とEGR弁31の流量比を用いて算出してもよい。
(第2実施形態)
そこで、本発明の第2実施形態として、スロットル弁12とEGR弁31の流量比を用いてEGR率を調整する内燃エンジンシステムの制御方法について図面を参照して説明する。なお、第2実施形態における内燃エンジンシステムは、図1に示された内燃エンジンシステム100と基本構成は同じであるため、図1と同一符号を付して説明する。
図4は、第2実施形態におけるEGR率の制御方法の処理手順例を示すフローチャートである。図4では、ステップS911〜S914と、ステップS917〜S920と、ステップS923とは、図2と同じ処理内容であるため、同一符号を付してここでの説明を省略する。
ステップS914において目標開口面積tEGRVAが増加したと判定された場合には、コントローラー110は、ステップS931において、目標開口面積tEGRVAに基づいてEGR弁31の実流量rEGRを推定する。
例えば、コントローラー110は、図2のステップS915と同様に、EGR弁31の応答遅れ時間と作動速度とを用いて、これまでの目標開口面積tEGRVAの履歴から、目標開口面積tEGRVAに達するまでの実開口面積rEGRVAを算出する。そしてコントローラー110は、圧力センサー32からのEGRガス圧力信号と圧力センサー13からの新気圧力信号とを用いて算出された圧力差と、実開口面積rEGRVAとに応じて、EGR弁31の実流量rEGRを算出する。実流量rEGRは、EGR弁31の実開口面積rEGRVAが大きくなるほど大きくなり、かつ、圧力差が小さくなるほど実流量rEGRは小さくなる。
コントローラー110は、ステップS932において、EGR率のノック限界値とEGR弁31の実流量rEGRとに基づいて、スロットル弁12の目標開口面積の上限値THAULを算出する。具体的には、コントローラー110は、EGR弁31の流量rEGRとスロットル弁12の流量との流量比がノック限界値と一致するまで、スロットル弁12の流量を増減させる。そしてコントローラー110は、ノック限界値と一致したスロットル弁12の流量を、新気流量の上限値QaULに設定する。
コントローラー110は、ステップS933において、スロットル弁12の新気流量の上限値QaULと、EGRガス圧力信号から新気圧力信号を減算した圧力差とに基づいて、スロットル弁12の開口面積を算出する。そしてコントローラー110は、算出されたスロットル弁12の開口面積を目標開口面積の上限値THAULに設定する。
また、ステップS914で目標開口面積tEGRVAを前回の算出結果から減算した差分が増加閾値を超えない場合には、コントローラー110は、ステップS920において、目標開口面積tEGRVAの差分が減少閾値を超えるか否かを判断する。目標開口面積tEGRVAの差分が増加閾値と減少閾値と範囲内にある場合には、コントローラー110は、開口面積tEGRVAは一定であると判定し、ステップS918に進む。一方、コントローラー110は、開口面積tEGRVAの差分が減少閾値よりも低い場合には、目標開口面積tEGRVAは減少したと判定する。
コントローラー110は、目標開口面積tEGRVAは減少したと判定すると、ステップS934において、目標開口面積tEGRVAに基づいてEGR弁31の実流量rEGRを推定する。具体的には、コントローラー110は、ステップS931と同様、EGR弁31の応答遅れ時間と作動速度を考慮し、目標開口面積tEGRVAの履歴からEGR弁31の実流量rEGRを算出する。
コントローラー110は、ステップS935において、EGR率の失火限界値とEGR弁31の実流量rEGRとに基づいて、スロットル弁12の目標開口面積の下限値THALLを算出する。具体的には、コントローラー110は、EGR弁31の実流量rEGRとスロットル弁12の流量との流量比が失火限界値と一致するまで、スロットル弁12の流量を増減させる。そしてコントローラー110は、失火限界値と一致したスロットル弁12の流量を、新気流量の下限値QaLLに設定する。
コントローラー110は、ステップS936において、スロットル弁12の新気流量の下限値QaLLと、EGRガス圧力信号から新気圧力信号を減算した圧力差と、に基づいて、スロットル弁12の開口面積を算出する。コントローラー110は、算出されたスロットル弁12の開口面積を目標開口面積の下限値THALLに設定する。
その後、ステップS918において、コントローラー110は、ステップS917又はステップS923で設定された目標開口面積THAに基づいて、スロットル弁12の開度を制御する。ステップ919において、コントローラー110は、ステップS913で算出された目標開口面積tEGRVAに基づいてEGR弁31の開度を制御して、EGR率の制御方法の一連の処理手順を終了する。
本発明の第2実施形態によれば、コントローラー110は、EGR弁31の実流量に基づいて、スロットル弁12とEGR弁31の流量比を用いて、スロットル弁12の目標開口面積の制限値を算出する。これにより、第1実施形態と同様、スロットル弁12の駆動範囲が、EGRガスの流量の誤差により失火やノッキングが発生しない範囲に制限される。したがって、EGR弁31が指令値まで駆動する間に、EGRガスの流量が一時的に増減してEGR率の限界値を超えることを回避することができる。よって、内燃エンジン20の燃焼異常を防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
なお、上記実施形態は、適宜組み合わせ可能である。
1 吸気通路
3 EGR通路
4 吸気コレクター(合流部)
12 スロットル弁
20 内燃エンジン
31 EGR弁
100 内燃エンジンシステム
110 コントローラー(制御装置)
ステップS911〜S913 算出部(算出工程)
ステップS915、ステップS921、ステップS931及びステップS934 特定部(特定工程)
ステップS917及びステップS923 制限部(制限工程)
ステップS918 スロットル弁制御部(スロットル弁制御工程)
ステップS919 EGR弁制部(EGR弁制工程)

Claims (6)

  1. 内燃エンジンの運転状態に基づいて、目標EGR率により定められるスロットル弁の目標開口面積とEGR弁の目標開口面積とを算出する算出部と、
    EGR弁の目標開口面積の変化に応じて、EGR弁の実流量を特定する特定部と、
    前記特定部で特定された実流量に基づいて、前記スロットル弁の目標開口面積を、正常燃焼に必要なEGR率の限界値により制限する制限部と、
    前記制限部で制限された目標開口面積に基づいてスロットル弁を制御するスロットル弁制御部と、
    前記算出部で算出された目標開口面積に基づいてEGR弁を制御するEGR弁制御部と、
    を含む制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置において、
    前記制限部は、前記EGR弁の開度を大きくする場合には、EGR率の失火限界値により定められるスロットル弁の開口面積を、目標開口面積の下限値として設定する、
    制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の制御装置において、
    前記制限部は、前記EGR弁の開度を小さくする場合には、EGR率のノック限界値により定められるスロットル弁の開口面積を、目標開口面積の上限値として設定する、
    制御装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の制御装置において、
    前記制限部は、スロットル弁とEGR弁の開口面積比又は流量比を用いて、EGR率の限界値により定められるスロットル弁の制限値を算出する、
    制御装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の制御装置において、
    前記EGR制限部は、EGRガスが新気と合流する合流部とEGR弁との間を結ぶEGR通路と、前記合流部とスロットル弁との間を結ぶ吸気通路と、の容積比に基づいて、スロットル弁に対するEGR弁の制御タイミングを補正する、
    制御装置。
  6. 内燃エンジンに新気を供給するスロットル弁と、前記内燃エンジンにEGRガスを供給するEGR弁と、を有する内燃エンジンシステムの制御方法であって、
    前記内燃エンジンの運転状態に基づいて、目標EGR率により定められるスロットル弁の目標開口面積とEGR弁の目標開口面積とを算出する算出工程と、
    EGR弁の目標開口面積の変化に応じて、EGR弁の実流量を特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された実流量に基づいて、前記スロットル弁の目標開口面積を、正常燃焼に必要なEGR率の限界値により制限する制限工程と、
    前記制限工程で制限された目標開口面積に基づいて前記スロットル弁を制御するスロットル弁制御工程と、
    前記算出部で算出された目標開口面積に基づいて前記EGR弁を制御するEGR弁制工程と、
    を含む内燃エンジンシステムの制御方法。
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