JP5965160B2 - データ同期システム、運用系コンピュータ、及び待機系コンピュータ - Google Patents

データ同期システム、運用系コンピュータ、及び待機系コンピュータ Download PDF

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Description

本発明は、運用系コンピュータと待機系コンピュータと用いて冗長化されたデータ同期システムに関する。
運用系コンピュータと待機系コンピュータとを備え、正常時には運用系コンピュータでオンライン処理を行い、運用系コンピュータに異常が発生した場合には、待機系コンピュータに切り替えてオンライン処理を実行する二重化システムがよく知られている。
このような二重化システムにおいては、運用系コンピュータにおいてデータが更新された場合、待機系コンピュータのデータの更新を行う必要がある。データを更新する場合、例えば、非特許文献1に記載されているように、非同期でデータを転送する方式(以下、非同期転送方式という)、または同期してデータを転送する方式(以下、同期転送方式という)を用いてデータの更新を行うことが多い。
非同期転送方式では、外部端末から運用系コンピュータにデータ更新が要求されると、自装置のデータを更新すると共に、ネットワークを介して接続された待機系コンピュータにデータ更新要求を送信し、データ更新要求の送信を完了すると、データ更新の完了を外部端末に通知する。
また、同期転送方式では、外部端末から運用系コンピュータにデータ更新が要求されると、自装置のデータを更新すると共に、ネットワークを介して接続された待機系コンピュータにデータ更新要求を送信し、待機系コンピュータからデータの更新の完了通知を受信すると、データ更新の完了を外部端末に通知する。
「Service Availability Forum application Interface Specification, Check Point Service, SAI-AIS-CKPT-B.02.02」, Service Availability Forum
しかしながら、非特許文献1に記載された非同期転送方式のデータ転送技術では、データ完全性に問題があった。即ち、運用系コンピュータは、データ更新要求の送信を完了すると、データ更新の完了を外部端末に通知するので、待機系コンピュータが確実にデータ更新されているか不明であった。
また、非特許文献1に記載された同期転送方式のデータ転送技術では、待機系コンピュータからデータの更新の完了通知を受信すると、データ更新の完了を外部端末に通知するので、処理時間が長くなるという問題があった。さらに、非特許文献1に記載された同期転送方式のデータ転送技術では、複数のデータ更新要求があった場合、このデータ更新要求をパラレルで処理すると、全データ更新の待ち合わせ処理により運用系コンピュータの処理負荷が非常に大きくという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、複数のデータ更新要求があった場合においても、運用系コンピュータに処理負荷を集中させることなく、データの完全性を担保しつつ、短時間でデータ更新を行うデータ同期システム、運用系コンピュータ、及び待機系コンピュータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るデータ同期システムの第1の特徴は、運用系コ
ンピュータと待機系コンピュータとを備え、前記運用系コンピュータに記憶されたデータ
が更新されると、このデータ更新に基づいて前記待機系コンピュータに記憶されたデータ
を更新するデータ同期システムであって、前記運用系コンピュータは、データを記憶する
運用系記憶手段と、外部端末からデータ更新を要求する複数の更新要求信号を受け付けた
場合に、前記複数の更新要求信号に基づいて前記運用系記憶手段のデータを順次更新する
運用系記憶制御手段と、前記複数の更新要求信号に基づいて前記運用系記憶手段のデータ
が順次更新されると、前記複数の更新要求信号を前記待機系コンピュータに、前記待機系コンピュータからの応答信号無しに順次送信する非同期転送で送信すると共に、前記複数の更新要求信号に基づいて前記運用系記憶手段のデータ更新が完了した後に、前記運用系記憶手段のデータがそれぞれ更新されたことを示す第1更新情報を前記待機系コンピュータに同期転送で送信する更新要求手段と、前記待機系コンピュータのデータ更新を完了したことが通知されると、当該データ同期システムのデータ更新を完了したことを前記外部端末に通知する通知手段とを備え、前記通知手段は、前記運用系記憶手段と前記待機系記憶手段のデータ更新を完了したことを前記外部端末に通知し、前記待機系コンピュータは、データを記憶する待機系記憶手段と、前記運用系コンピュータから前記複数の更新要求信号を受信した場合に、前記待機系記憶手段のデータを更新すると共に、前記複数の更新要求信号に基づいて前記待機系記憶手段のデータがそれぞれ更新されたことを示す第2更新情報を前記待機系記憶手段に記憶する待機系記憶制御手段と、前記運用系コンピュータから受信した第1更新情報と、前記待機系記憶手段に記憶された第2更新情報とを比較し、この比較結果に基づいて、前記待機系記憶手段のデータ更新が完了したか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記待機系記憶手段のデータ更新が完了したと判定された場合に、前記運用系コンピュータに、前記待機系記憶手段のデータ更新が完了したことを同期転送で通知する待機通知手段と、を備えることにある。
本発明に係るデータ同期システムの第2の特徴は、前記第1更新情報は、前記運用系記
憶手段のデータが更新された時刻である時刻情報を含み、前記第2更新情報は、前記待機
系記憶手段のデータが更新された時刻である時刻情報を含み、前記判定手段は、前第2
更新情報に含まれる時刻情報が示す時刻が、前第1更新情報に含まれる時刻情報が示す
時刻より後である場合に、前記待機系記憶手段のデータ更新が完了したと判定することに
ある。
本発明に係るデータ同期システムの第3の特徴は、前記第1更新情報は、前記運用系記
憶手段のデータが更新されたことを示すシリアル番号を含み、前記第2更新情報は、前記
待機系記憶手段のデータが更新されたことを示すシリアル番号を含み、前記判定手段は、
第2更新情報に含まれるシリアル番号が、前第1更新情報に含まれるシリアル番号
と一致する場合に、前記待機系記憶手段のデータ更新が完了したと判定することにある。
本発明に係る運用系コンピュータの第1の特徴は、待機系コンピュータと接続され、自
装置に記憶されたデータを更新すると、このデータ更新に基づいて前記待機系コンピュー
タに記憶されたデータを更新させる運用系コンピュータであって、データを記憶する運用
系記憶手段と、外部端末からデータ更新を要求する複数の更新要求信号を受け付けた場合
に、前記複数の更新要求信号に基づいて前記運用系記憶手段のデータを順次更新する運用
系記憶制御手段と、前記複数の更新要求信号に基づいて前記運用系記憶手段のデータが順
次更新されると、前記複数の更新要求信号を前記待機系コンピュータに、前記待機系コンピュータからの応答信号無しに順次送信する非同期転送で送信すると共に、前記複数の更新要求信号に基づいて前記運用系記憶手段のデータ更新が完了した後に、前記運用系記憶手段のデータがそれぞれ更新されたことを示す第1更新情報を前記待機系コンピュータに送信する更新要求手段と、前記待機系コンピュータのデータ更新を完了したことが通知されると、当該データ同期システムのデータ更新を完了したことを前記外部端末に通知する通知手段とを備え、前記通知手段は、前記運用系記憶手段と前記待機系記憶手段のデータ更新を完了したことを前記外部端末に通知することにある。
本発明に係る待機系コンピュータの第1の特徴は、運用系コンピュータと接続され、前記運用系コンピュータに記憶されたデータが更新されると、このデータ更新に基づいて自装置に記憶されたデータを更新させる待機系コンピュータであって、データを記憶する待機系記憶手段と、前記運用系コンピュータからデータ更新を要求する複数の更新要求信号を受信した場合に、前記待機系記憶手段のデータを更新すると共に、前記複数の更新要求信号に基づいてそれぞれ更新されたことを示す第2更新情報を前記待機系記憶手段に記憶する待機系記憶制御手段と、前記運用系コンピュータから受信した、前記複数の更新要求信号に基づいて前記運用系コンピュータのデータがそれぞれ更新されたことを示す第1更新情報と、前記待機系記憶手段に記憶された第2更新情報とを比較し、この比較結果に基づいて、前記待機系記憶手段のデータ更新が完了したか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記待機系記憶手段のデータ更新が完了したと判定された場合に、前記運用系コンピュータに、前記待機系記憶手段のデータ更新が完了したことを同期転送で通知する待機通知手段と、を備えることにある。
本発明によれば、複数のデータ更新要求があった場合においても、運用系コンピュータに処理負荷を集中させることなく、データの完全性を担保しつつ、短時間でデータ更新を行うことができる。
本発明の実施例1に係るデータ同期システムを示す全体構成図である。 本発明の実施例1に係るデータ同期システムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係るデータ同期システムの処理を示したシーケンス図である。 本発明の実施例1に係るデータ同期システムの効果を、従来技術である非同期転送方式の二重化システムと比較して説明した図である。(a)は、従来技術である非同期転送方式の二重化システムにおける処理を模式的に説明した図であり、(b)は、本発明の実施例1に係るデータ同期システムにおける処理を模式的に説明した図である。 本発明の実施例1に係るデータ同期システムの効果を、従来技術である同期転送方式の二重化システムと比較して説明した図である。(a)は、従来技術である同期転送方式の二重化システムにおける処理を模式的に説明した図であり、(b)は、本発明の実施例1に係るデータ同期システムにおける処理を模式的に説明した図である。 本発明の実施例2に係るデータ同期システムの処理を示したシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施例1では、運用系サーバ(運用系コンピュータ)と待機系サーバ(待機系コンピュータ)とを備え、運用系サーバのデータが更新されると、時刻データに基づいて、待機系サーバのデータを更新するデータ同期システムを例に挙げて説明する。
<画像形成システムの構成>
図1は、本発明の実施例1に係るデータ同期システムを示す全体構成図である。
図1に示すように、本発明の実施例1に係るデータ同期システム1は、平常時に稼動する運用系サーバ(運用系コンピュータ)10と、運用系サーバ10が障害時に稼動する待機系サーバ(待機系コンピュータ)20とを有する。また、本発明の実施例1に係るデータ同期システム1は、ネットワーク2を介して複数の端末3と接続されているものとする。
運用系サーバ10及び待機系サーバ20は、少なくともCPUと、メモリと、HDD等の外部記憶装置とを備えた汎用的なコンピュータを用いることができる。このコンピュータにおいて、CPUがメモリ上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。例えば、運用系サーバ10および待機系サーバ20の各機能は、運用系サーバ10用のプログラムの場合は運用系サーバ10のCPUが、そして待機系サーバ20用のプログラムの場合は待機系サーバ20のCPUが、それぞれ実行することにより実現される。
図2は、本発明の実施例1に係るデータ同期システム1の機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、運用系サーバ10は、入出力インタフェース部11と、記憶制御部12と、記憶部13と、更新要求部14と、通知部15とを備える。
入出力インタフェース部11は、待機系サーバ20と接続するための接続インタフェースであり、端末3からデータの更新を要求する複数の更新要求信号や、待機系サーバ20のデータの更新が完了したことを示す待機系データ更新完了通知を受信したり、データ同期システム1のデータ更新が完了したことを示す更新完了通知を端末3に送信したりする。
記憶制御部12は、端末3からデータ更新を要求する複数の更新要求信号を受け付けた場合に、複数の更新要求信号に基づいて記憶部13のデータを順次更新する。
記憶部13は、ハードディスク等の記憶媒体を有しており、各種のデータを記憶する。
更新要求部14は、複数の更新要求信号に基づいて記憶部13のデータが順次更新されると、更新された順に複数の更新要求信号を待機系サーバ20に送信すると共に、複数の更新要求信号に基づいて記憶部13のデータ更新が完了した後に、それぞれ更新されたことを示す更新情報(第1更新情報)を待機系サーバ20に送信する。
通知部15は、待機系サーバ20のデータ更新を完了したことが通知されると、当該データ同期システム1のデータ更新を完了したことを端末3に通知する。
待機系サーバ20は、入出力インタフェース部21と、記憶制御部22と、記憶部23と、判定部24と、待機通知部25とを備える。
入出力インタフェース部21は、運用系サーバ10と接続するための接続インタフェースであり、運用系サーバ10から複数の更新要求信号や更新情報を受信したり、運用系サーバ10へ待機系データ更新完了通知を送信したりする。
記憶制御部22は、運用系サーバ10からデータ更新を要求する複数の更新要求信号を順次受信した場合に、受信した順に記憶部23のデータを更新すると共に、複数の更新要求信号に基づいてそれぞれ更新されたことを示す更新情報(第2更新情報)を記憶部23に記憶する。
記憶部23は、ハードディスク等の記憶媒体を有しており、各種のデータを記憶する。
判定部24は、運用系サーバ10から受信した、複数の更新要求信号に基づいて運用系サーバ10のデータがそれぞれ更新されたことを示す更新情報(第1更新情報)と、記憶部23に記憶された更新情報(第2更新情報)とを比較し、この比較結果に基づいて、記憶部23のデータ更新が完了したか否かを判定する。
待機通知部25は、判定部24により、記憶部23のデータ更新が完了したと判定された場合に、運用系サーバ10に、記憶部23のデータ更新が完了したことを通知する。
<データ同期システム1の作用>
本発明の実施例1に係るデータ同期システム1の作用について説明する。
図3は、本発明の実施例1に係るデータ同期システム1の処理を示したシーケンス図である。
図3に示すように、データ同期システム1の運用系サーバ10の記憶制御部12は、入出力インタフェース部11を介して、端末3からデータの更新を要求する更新要求信号を複数受け付けると(ステップS101)、記憶制御部12は、複数の更新要求信号に基づいて、記憶部13に記憶されたデータをそれぞれ更新する(ステップS103)。具体的には、記憶制御部12は、CSCF(Call Session Control Function)、RACS(Resource and Admission Control Subsystem)、NASS(Network Attachment Sub System)が実装されており、CSCF、RACS、NASSが、複数の更新要求信号のうちそれぞれ対応する更新要求信号に基づいて、記憶部13に記憶されたデータをそれぞれ更新する。ここで、CSCFは、SIP(Session Initiation Protocol)によるセッション制御を行う機能部であり、セッション制御を行う上で、記憶部13に記憶されたデータを更新する。RACSは、資源を指定した通信の受付制御を行う機能部であり、受付制御を行う上で記憶部13に記憶されたデータを更新する。NASSは、認証やIPアドレスの払い出しなどネットワーク接続制御を行う機能部であり、ネットワーク接続制御を行う上で記憶部13に記憶されたデータを更新する。
次に、記憶部13に記憶されたデータがそれぞれ更新されると、更新要求部14は、順次、受け付けた複数の更新要求信号を待機系サーバ20に送信する(ステップS105)。具体的には、更新要求部14は、CSCFにより更新されたデータを含む更新要求信号を入出力インタフェース部11を介して待機系サーバ20に送信し、CSCFにより更新されたデータを含む更新要求信号の送信が完了すると、更新要求部14は、続けて、RACSにより更新されたデータを含む更新要求信号を入出力インタフェース部11を介して待機系サーバ20に送信し、RACSにより更新されたデータを含む更新要求信号の送信が完了すると、更新要求部14は、続けて、NASSにより更新されたデータを含む更新要求信号を入出力インタフェース部11を介して待機系サーバ20に送信する。
そして、記憶部13に記憶されたデータをそれぞれ更新が完了すると、それぞれ更新されたことを示す更新情報を待機系サーバ20に送信する(ステップS107)。具体的には、CSCFを示すIDと、CSCFによりデータが更新された時刻「14:00:00」と、RACSを示すIDと、RACSによりデータが更新された時刻「14:00:10」と、NASSを示すIDと、NASSによりデータが更新された時刻「14:00:20」とを更新情報として、待機系サーバ20に送信する。
待機系サーバ20の記憶制御部22は、入出力インタフェース部21を介して、複数の更新要求信号を受信すると、受け付けた複数の更新要求信号に基づいて記憶部23に記憶されたデータを更新すると共に、更新された時刻を記憶する(ステップS109)。ここでは、CSCFにより更新されたデータを記憶部23に記憶した時刻として、時刻「14:00:02」を記憶し、RACSにより更新されたデータを記憶部23に記憶した時刻として、時刻「14:00:12」を記憶し、NASSにより更新されたデータを記憶部23に記憶した時刻として、時刻「14:00:22」を記憶する。
次に、待機系サーバ20の判定部24は、ステップS107において運用系サーバ10から受信した更新情報と、ステップS109において記憶部23に記憶された更新情報とを比較し、この比較結果に基づいて、記憶部23のデータ更新が完了したか否かを判定する(ステップS111)。具体的には、判定部24は、CSCF、RACS、NASSそれぞれに対応する更新情報に対して、ステップS109において記憶部23に記憶された更新情報に含まれる時刻が、ステップS107において運用系サーバ10から受信した更新情報に含まれる時刻より後である場合に、記憶部23のデータ更新が完了したと判定する。図3に示した例では、CSCFにより更新されて記憶部23に記憶された更新情報に含まれる時刻「14:00:02」が、ステップS107において運用系サーバ10から受信した更新情報に含まれる時刻「14:00:00」より後であり、RACSにより更新されて記憶部23に記憶された更新情報に含まれる時刻「14:00:12」が、ステップS107において運用系サーバ10から受信した更新情報に含まれる時刻「14:00:10」より後であり、NASSにより更新されて記憶部23に記憶された更新情報に含まれる時刻「14:00:22」が、ステップS107において運用系サーバ10から受信した更新情報に含まれる時刻「14:00:20」より後であるので、判定部24は、記憶部23のデータ更新が完了したと判定する。
そして、待機系サーバ20の待機通知部25は、判定部24により、記憶部23のデータ更新が完了したと判定された場合に、入出力インタフェース部21を介して、運用系サーバ10に、記憶部23のデータの更新が完了したことを通知する(ステップS113)。具体的には、待機通知部25は、待機系データ更新完了通知を運用系サーバ10へ送信する。
次に、運用系サーバ10は、待機系サーバ20からデータの更新が完了したことが通知されると、データ同期システム1のデータ更新が完了したことを端末3に通知する(ステップS115)。具体的には、運用系サーバ10は、更新完了通知を端末3に送信する。
なお、本発明の実施例1では、CSCF、RACS、NASSが、複数の更新要求信号のうちそれぞれ対応する更新要求信号に基づいて、記憶部13に記憶されたデータをそれぞれ更新するデータ同期システム1を例に挙げて説明したが、CSCF、RACS、NASSに限らず、データ同期システム1の運用系サーバ10は、それぞれ対応する複数の更新要求信号に基づいて、記憶部13に記憶されたデータをそれぞれ更新する構成を有していればよい。
図4は、本発明の実施例1に係るデータ同期システム1の効果を、従来技術である非同期転送方式の二重化システムと比較して説明した図である。図4(a)は、従来技術である非同期転送方式の二重化システムにおける処理を模式的に説明した図であり、図4(b)は、本発明の実施例1に係るデータ同期システム1における処理を模式的に説明した図である。
図4(a)に示すように、従来技術である非同期転送方式の二重化システムでは、外部端末から運用系サーバ100にデータ更新が要求されると、更新するデータ毎に、記憶部に記憶する(ステップS300)と共に、非同期転送でシーケンシャル又はパラレルに運用系サーバ100から待機系サーバ200へデータの更新を要求する(ステップS301)。
そして、運用系サーバ100は、データの更新を要求すると、外部端末へ更新完了通知を送信する(ステップS302)。
そのため、外部端末は、待機系サーバ200がデータ更新に失敗した場合でも、更新完了通知が通知されるので、データ完全性に問題があった。
一方、図4(b)に示すように、本発明の実施例1に係るデータ同期システム1では、端末3からデータの更新を要求された場合に、更新するデータ毎に、記憶部13に記憶する(ステップS200)と共に、非同期転送でシーケンシャルに運用系サーバ10から待機系サーバ20へデータの更新を要求する(ステップS201)。
記憶部13における全てのデータ更新された後に、それぞれ更新されたことを示す更新情報を待機系サーバ20に送信する(ステップS203)。
待機系サーバ20は、更新するデータ毎に、記憶部23のデータを更新し、更新情報を記憶する(ステップS205)。
そして、待機系サーバ20は、更新された記憶部23の更新情報と運用系サーバ10から送信された更新情報を比較し(ステップS207)、記憶部23のデータ更新が完了したと判定した場合、待機系データ更新完了通知を運用系サーバ10へ送信する(ステップS209)。
そして、運用系サーバ100が、待機系データ更新完了通知を受信すると、更新完了通知を端末3に送信する(ステップS211)。
これにより、本発明の実施例1に係るデータ同期システム1によれば、待機系サーバ200がデータ更新を正常に完了した場合のみ、更新完了通知が通知されるので、データ完全性を担保することができる。
なお、本発明の実施例1に係るデータ同期システム1では、ステップS200,S201において、端末3からデータの更新を要求された場合、更新するデータ毎に、記憶部13に記憶すると共に、非同期転送でシーケンシャルに運用系サーバ10から待機系サーバ20へデータの更新を要求したが、これに限らない。
例えば、運用系サーバ10にて全てのデータを更新・記憶してから(ステップS200)、非同期転送でシーケンシャルに運用系サーバ10から待機系サーバ20へデータの更新を要求するようにしてもよい(ステップS201)。
図5は、本発明の実施例1に係るデータ同期システム1の効果を、従来技術である同期転送方式の二重化システムと比較して説明した図である。図5(a)は、従来技術である同期転送方式の二重化システムにおける処理を模式的に説明した図であり、図5(b)は、本発明の実施例1に係るデータ同期システム1における処理を模式的に説明した図である。なお、比較のため示した図5(b)は、図4(b)に示した本発明の実施例1に係るデータ同期システム1における処理を模式的に説明した図と同一であるので、説明を省略する。
図5(a)に示すように、従来技術である同期転送方式の二重化システムでは、外部端末から運用系サーバ300にデータ更新が要求されると、運用系サーバ300の記憶部にデータを記憶する(ステップS500)と共に、同期転送でシーケンシャル又はパラレルに運用系サーバ300から待機系サーバ400へデータの更新を要求する(ステップS501)。
運用系サーバ300からデータの更新を要求された待機系サーバ400は、自装置のデータ更新を完了した後、待機系データ更新完了通知を運用系サーバ300へ送信する(ステップS503)。そして、運用系サーバ300は、受信した待機系データ更新完了通知に基づいて、待機系サーバ400のデータ更新が完了したか否かを判定する。
このステップS500、S501、S503の処理を、ステップS504、S505、S507の処理、及びステップS508、S509、S511の処理に示すように、更新するデータ毎に、シーケンシャル又はパラレルに実行する。
このように、従来技術である同期転送方式の二重化システムでは、更新するデータ毎に、順次、運用系サーバ300の記憶部に記憶し、待機系サーバ400へデータを送信し、待機系サーバ400の記憶部に送信されたデータを記憶し、運用系サーバ300へ待機系データ更新完了通知を送信し、運用系サーバ300が待機系サーバ400におけるデータ更新の完了を判定する一連の処理を、更新するデータ毎に繰り返し実行するので、データ同期システム1のデータ更新を完了するまで、相当の時間を要する。
また、従来技術である同期転送方式の二重化システムでは、更新するデータ毎に、運用系サーバ300が待機系サーバ400におけるデータ更新の完了を判定するので、運用系サーバ300に処理負荷が集中していた。
一方、本発明の実施例1に係るデータ同期システム1によれば、非同期転送でシーケンシャルに運用系サーバ100から待機系サーバ200へデータの更新を要求し、更新情報に基づいて記憶部23のデータ更新が完了したと判定するので、比較的短時間で、データ同期システム1のデータ更新を完了することができる。
また、待機系サーバ20が、記憶部23のデータ更新が全て完了したと判定した場合、待機系データ更新完了通知を運用系サーバ10へ送信し、運用系サーバ100が、待機系データ更新完了通知を受信すると、データ同期システム1のデータ更新が完了したことを端末3に通知するので、運用系サーバ100に処理負荷が集中することを回避することができる。
以上のように、本発明の実施例1に係るデータ同期システム1によれば、複数のデータ更新要求があった場合においても、運用系サーバ10に処理負荷を集中させることなく、データの完全性を担保しつつ、短時間でデータ更新を行うことができる。
本発明の実施例1では、運用系サーバと待機系サーバとを備え、運用系サーバのデータが更新されると、時刻データに基づいて、待機系サーバのデータを更新するデータ同期システムを例に挙げて説明したが、これに限らない。
本発明の実施例2では、運用系サーバと待機系サーバとを備え、運用系サーバのデータが更新されると、シリアル番号に基づいて、待機系サーバのデータを更新するデータ同期システムを例に挙げて説明する。ここで、シリアル番号とは、更新されたことを示す更新情報であり、具体的には、記憶部13,23それぞれのデータが更新される度に、カウントアップされるカウンタである。
なお、本発明の実施例2に係るデータ同期システム1の全体構成図及び機能構成については、図1,2に示した本発明の実施例1に係るデータ同期システム1の全体構成図及び機能構成と同一であるので、説明を省略する。
図6は、本発明の実施例2に係るデータ同期システム1の処理を示したシーケンス図である。
図6に示すように、データ同期システム1の運用系サーバ10の記憶制御部12は、入出力インタフェース部11を介して、端末3からデータの更新を要求する更新要求信号を複数受け付けると(ステップS601)、記憶制御部12は、複数の更新要求信号に基づいて、記憶部13に記憶されたデータをそれぞれ更新する(ステップS603)。
次に、記憶部13に記憶されたデータがそれぞれ更新されると、更新要求部14は、順次、受け付けた複数の更新要求信号を待機系サーバ20に送信する(ステップS605)。
そして、記憶部13に記憶されたデータをそれぞれ更新が完了すると、それぞれ更新されたことを示す更新情報を待機系サーバ20に送信する(ステップS607)。具体的には、更新要求部14は、CSCFによりデータが更新されると、CSCFによりデータが更新されたことを示すシリアル番号を“0”から“1”へ書き換え、RACSによりデータが更新されると、RACSによりデータが更新されたことを示すシリアル番号を“0”から“1”へ書き換え、NASSによりデータが更新されると、NASSによりデータが更新されたことを示すシリアル番号を“0”から“1”へ書き換える。そして、更新要求部14は、CSCF、RACS、NASSそれぞれに対応するシリアル番号を更新情報(第1更新情報)として、待機系サーバ20に送信する。
待機系サーバ20の記憶制御部22は、入出力インタフェース部21を介して、複数の更新要求信号を受信すると、受け付けた複数の更新要求信号に基づいて記憶部23に記憶されたデータを更新すると共に、更新情報(第2更新情報)を記憶する(ステップS609)。具体的には、記憶制御部22は、CSCFによりデータが更新されたことを示すシリアル番号を“0”から“1”へ書き換え、RACSによりデータが更新されたことを示すシリアル番号を“0”から“1”へ書き換え、NASSによりデータが更新されたことを示すシリアル番号を“0”から“1”へ書き換える。
次に、待機系サーバ20の判定部24は、ステップS607において運用系サーバ10から受信した更新情報(第1更新情報)と、ステップS609において記憶部23に記憶された更新情報(第2更新情報)とを比較し、この比較結果に基づいて、記憶部23のデータ更新が完了したか否かを判定する(ステップS611)。具体的には、判定部24は、CSCF、RACS、NASSそれぞれに対応する更新情報に対して、ステップS609において記憶部23に記憶された更新情報に含まれるシリアル番号と、ステップS607において運用系サーバ10から受信した更新情報に含まれるシリアル番号とが一致する場合に、記憶部23のデータ更新が完了したと判定する。
図3に示した例では、CSCFにより更新されて記憶部23に記憶された更新情報に含まれるシリアル番号“1”が、ステップS607において運用系サーバ10から受信した更新情報に含まれるシリアル番号“1”で一致し、RACSにより更新されて記憶部23に記憶された更新情報に含まれるシリアル番号“1”が、ステップS607において運用系サーバ10から受信した更新情報に含まれるシリアル番号“1”で一致し、NASSにより更新されて記憶部23に記憶された更新情報に含まれるシリアル番号“1”が、ステップS607において運用系サーバ10から受信した更新情報に含まれるシリアル番号“1”で一致するので、判定部24は、記憶部23のデータ更新が完了したと判定する。
そして、待機系サーバ20の待機通知部25は、判定部24により、記憶部23のデータ更新が完了したと判定された場合に、入出力インタフェース部21を介して、運用系サーバ10に、記憶部23のデータの更新が完了したことを通知する(ステップS613)。具体的には、待機通知部25は、待機系データ更新完了通知を運用系サーバ10へ送信する。
次に、運用系サーバ10は、待機系サーバ20からデータの更新が完了したことが通知されると、データ同期システム1のデータ更新が完了したことを端末3に通知する(ステップS615)。具体的には、運用系サーバ10は、更新完了通知を端末3に送信する。
以上のように、本発明の実施例2に係るデータ同期システム1によれば、運用系サーバのデータが更新されると、シリアル番号に基づいて、待機系サーバのデータを更新するので、より簡便な構成で、複数のデータ更新要求があった場合においても、運用系サーバ10に処理負荷を集中させることなく、データの完全性を担保しつつ、短時間でデータ更新を行うことができる。
なお、本発明の実施例2においても同様に、CSCF、RACS、NASSが、複数の更新要求信号のうちそれぞれ対応する更新要求信号に基づいて、記憶部13に記憶されたデータをそれぞれ更新するデータ同期システム1を例に挙げて説明したが、CSCF、RACS、NASSに限らず、データ同期システム1の運用系サーバ10は、それぞれ対応する複数の更新要求信号に基づいて、記憶部13に記憶されたデータをそれぞれ更新する構成を有していればよい。
なお、本発明の実施例1,2では、記憶部13に記憶されたデータがそれぞれ更新されると、運用系サーバ10は、更新された順に、受け付けた複数の更新要求信号を待機系サーバ20に送信し、その後、それぞれ更新されたことを示す更新情報を待機系サーバ20に送信するデータ同期システム1を例に挙げて説明したが、これに限らず、記憶部13に記憶されたデータがそれぞれ更新されると、運用系サーバ10は、受け付けた複数の更新要求信号と、それぞれ更新されたことを示す更新情報とを同時に待機系サーバ20に送信するようにしてもよい。
例えば、運用系サーバ10は、CSCFにより更新されたデータを含む更新要求信号を待機系サーバ20に送信し、CSCFにより更新されたデータを含む更新要求信号の送信が完了すると、更新要求部14は、続けて、RACSにより更新されたデータを含む更新要求信号を待機系サーバ20に送信し、RACSにより更新されたデータを含む更新要求信号の送信が完了すると、続けて、NASSにより更新されたデータを含む更新要求信号と、CSCF,RACS,NASSそれぞれにより更新されたことを示す更新情報とを同時に待機系サーバ20に送信してもよい。
また、運用系サーバ10は、CSCFにより更新されたデータを含む更新要求信号とCSCFにより更新されたことを示す更新情報とを同時に送信した後に、RACSにより更新されたデータを含む更新要求信号とRACSにより更新されたことを示す更新情報とを同時に送信し、その後、NASSにより更新されたデータを含む更新要求信号とNASSにより更新されたことを示す更新情報とを同時に送信するようにしてもよい。
1…データ同期システム
2…ネットワーク
3…端末
10…運用系サーバ(運用系コンピュータ)
11…入出力インタフェース部
12…記憶制御部(運用系記憶制御手段)
13…記憶部(運用系記憶手段)
14…更新要求部
15…通知部
20…待機系サーバ(待機系コンピュータ)
21…入出力インタフェース部
22…記憶制御部(待機系記憶制御手段)
23…記憶部(待機系記憶手段)
24…判定部
25…待機通知部

Claims (5)

  1. 運用系コンピュータと待機系コンピュータとを備え、前記運用系コンピュータに記憶さ
    れたデータが更新されると、このデータ更新に基づいて前記待機系コンピュータに記憶さ
    れたデータを更新するデータ同期システムであって、
    前記運用系コンピュータは、
    データを記憶する運用系記憶手段と、
    外部端末からデータ更新を要求する複数の更新要求信号を受け付けた場合に、前記複数
    の更新要求信号に基づいて前記運用系記憶手段のデータを順次更新する運用系記憶制御手
    段と、
    前記複数の更新要求信号に基づいて前記運用系記憶手段のデータが順次更新されると、
    前記複数の更新要求信号を前記待機系コンピュータに、前記待機系コンピュータからの応答信号無しに順次送信する非同期転送で送信すると共に、前記複数の更新要求信号に基づいて前記運用系記憶手段のデータ更新が完了した後に、前記運用系記憶手段のデータがそれぞれ更新されたことを示す第1更新情報を前記待機系コンピュータに同期転送で送信する更新要求手段と、
    前記待機系コンピュータのデータ更新を完了したことが通知されると、当該データ同期
    システムのデータ更新を完了したことを前記外部端末に通知する通知手段と、を備え、
    前記待機系コンピュータは、
    データを記憶する待機系記憶手段と、
    前記運用系コンピュータから前記複数の更新要求信号を受信した場合に、前記待機系記
    憶手段のデータを更新すると共に、前記複数の更新要求信号に基づいて前記待機系記憶手段のデータがそれぞれ更新されたことを示す第2更新情報を前記待機系記憶手段に記憶する待機系記憶制御手段と、
    前記運用系コンピュータから受信した第1更新情報と、前記待機系記憶手段に記憶され
    た第2更新情報とを比較し、この比較結果に基づいて、前記待機系記憶手段のデータ更新
    が完了したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記待機系記憶手段のデータ更新が完了したと判定された場合に
    、前記運用系コンピュータに、前記待機系記憶手段のデータ更新が完了したことを同期転送で通知する待機通知手段とを備え
    前記通知手段は、前記運用系記憶手段と前記待機系記憶手段のデータ更新を完了したことを前記外部端末に通知する
    ことを特徴とするデータ同期システム。
  2. 前記第1更新情報は、前記運用系記憶手段のデータが更新された時刻である時刻情報を
    含み、前記第2更新情報は、前記待機系記憶手段のデータが更新された時刻である時刻情
    報を含み、
    前記判定手段は、
    前記第2更新情報に含まれる時刻情報が示す時刻が、前記第1更新情報に含まれる時刻
    情報が示す時刻より後である場合に、前記待機系記憶手段のデータ更新が完了したと判定
    する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ同期システム。
  3. 前記第1更新情報は、前記運用系記憶手段のデータが更新されたことを示すシリアル番
    号を含み、前記第2更新情報は、前記待機系記憶手段のデータが更新されたことを示すシ
    リアル番号を含み、
    前記判定手段は、
    前記第2更新情報に含まれるシリアル番号が、前記第1更新情報に含まれるシリアル番
    号と一致する場合に、前記待機系記憶手段のデータ更新が完了したと判定する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ同期システム。
  4. 待機系コンピュータと接続され、自装置に記憶されたデータを更新すると、このデータ
    更新に基づいて前記待機系コンピュータに記憶されたデータを更新させる運用系コンピュ
    ータであって、
    データを記憶する運用系記憶手段と、
    外部端末からデータ更新を要求する複数の更新要求信号を受け付けた場合に、前記複数
    の更新要求信号に基づいて前記運用系記憶手段のデータを順次更新する運用系記憶制御手
    段と、
    前記複数の更新要求信号に基づいて前記運用系記憶手段のデータが順次更新されると、
    前記複数の更新要求信号を前記待機系コンピュータに、前記待機系コンピュータからの応答信号無しに順次送信する非同期転送で送信すると共に、前記複数の更新要求信号に基づいて前記運用系記憶手段のデータ更新が完了した後に、前記運用系記憶手段のデータがそれぞれ更新されたことを示す第1更新情報を前記待機系コンピュータに送信する更新要求手段と、
    前記待機系コンピュータのデータ更新を完了したことが通知されると、当該データ同期システムのデータ更新を完了したことを前記外部端末に通知する通知手段とを備え、
    前記通知手段は、前記運用系記憶手段と前記待機系記憶手段のデータ更新を完了したことを前記外部端末に通知する
    ことを特徴とする運用系コンピュータ。
  5. 請求項4に記載した運用系コンピュータと接続され、前記運用系コンピュータに記憶されたデータが更新されると、このデータ更新に基づいて自装置に記憶されたデータを更新させる待機系コンピュータであって、
    データを記憶する待機系記憶手段と、
    前記運用系コンピュータからデータ更新を要求する複数の更新要求信号を受信した場合
    に、前記待機系記憶手段のデータを更新すると共に、前記複数の更新要求信号に基づいて
    前記待機系記憶手段のデータがそれぞれ更新されたことを示す第2更新情報を前記待機系記憶手段に記憶する待機系記憶
    制御手段と、
    前記運用系コンピュータから受信した、前記複数の更新要求信号に基づいて前記運用系
    コンピュータのデータがそれぞれ更新されたことを示す第1更新情報と、前記待機系記憶
    手段に記憶された第2更新情報とを比較し、この比較結果に基づいて、前記待機系記憶手
    段のデータ更新が完了したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記待機系記憶手段のデータ更新が完了したと判定された場合に
    、前記運用系コンピュータに、前記待機系記憶手段のデータ更新が完了したことを同期転送で通知する待機通知手段と、
    を備えることを特徴とする待機系コンピュータ。
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