JP5962626B2 - 駆動素子及び駆動方法 - Google Patents
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Description
図1には、一実施形態に係る駆動素子10の概略的な構成が示されている。この図1に示されるように、駆動素子10は、乾電池等の直流電源である電源30と接続されている。ここで、電源30は、出力電圧が「VE」の直流電源となっている。
次に、本実施形態における固定部材25上におけるEAP2011〜201N,2021〜202Nの配列について、図2を参照して説明する。なお、図2には、N=4の場合が例示されている。
次いで、上述した駆動制御部12の構成について説明する。
上述した第1スイッチアレイ161は、図4に示されるように、スイッチS1とスイッチS2とを備えている。また、第1スイッチアレイ161は、スイッチS3k,1,S3k,2(k=1〜(N−1)),S3Nと、スイッチS4j(j=1〜N)とを備えている。
上述した第2スイッチアレイ162は、図5に示されるように、第1スイッチアレイ161と対称的に構成されている。すなわち、第2スイッチアレイ162は、スイッチS6とスイッチS7とを備えている。また、第2スイッチアレイ162は、スイッチS8k,1,S8k,2(k=1〜(N−1)),S8Nと、スイッチS9j(j=1〜N)とを備えている。
次に、上記のように構成された駆動素子10の動作について、スイッチ制御部19によるスイッチS1〜S4,S6〜S9のON/OFF制御による駆動素子10の駆動に主に着目して説明する。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
図10には、固定部材上におけるEAPの配置の変形例1が示されている。図10に示されるように、この変形例1では、EAP2011〜201Nと、EAP2021〜202Nとが、固定部材25の一方の表面上において、固定部材25の長手方向に直交する方向に沿って、1つずつ互い違いに配置されている。そして、EAP2011〜201N及びEAP2021〜202Nが全体として1枚のシート状となっている。
図11には、固定部材上におけるEAPの配置の変形例2が示されている。図11に示されるように、この変形例2では、固定部材25の一方の表面上にEAP2011〜201Nが固定部材25の長手方向に直交する方向に沿って配列されるともに、固定部材25の他方の表面上にEAP2021〜202Nが固定部材25の長手方向に直交する方向に沿って配列されている。そして、EAP2011〜201Nが全体として1枚のシート状となるとともに、EAP2021〜202Nが全体として1枚のシート状となっている。
付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
静電型の複数のアクチュエータと、前記複数のアクチュエータを固定する固定部材とを備えた駆動素子であって、
前記複数のアクチュエータは、前記固定部材上にシート状に配置され、
前記複数のアクチュエータは、前記複数のアクチュエータの一部である第1のアクチュエータ群と、前記複数のアクチュエータの前記第1アクチュエータ群以外の部分である第2のアクチュエータ群とから成り、
前記第1のアクチュエータ群と前記第2のアクチュエータ群との間で電荷移動が行われる、
ことを特徴とする駆動素子。
<請求項2>
前記第1のアクチュエータ群から前記第2のアクチュエータ群への第1電荷移動と、前記第2のアクチュエータ群から前記第1のアクチュエータ群への第2電荷移動とが交互に繰り返して行われる、ことを特徴とする請求項1に記載の駆動素子。
<請求項3>
前記第1のアクチュエータ群と前記第2のアクチュエータ群との間での電荷移動に際しては、電荷の移動元のアクチュエータ群のアクチュエータが直列に接続され、前記電荷の移動先のアクチュエータ群のアクチュエータが並列に接続される、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駆動素子。
<請求項4>
前記第1のアクチュエータ群及び前記第2のアクチュエータ群の一方は前記固定部材の基端側に配置され、前記第1のアクチュエータ群及び前記第2のアクチュエータ群の他方は前記固定部材の自由端側に配置されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項3いずれか一項に記載の駆動素子。
<請求項5>
前記第1のアクチュエータ群のアクチュエータと、前記第2のアクチュエータ群のアクチュエータとは互いに駆動方向が異なり、前記第1のアクチュエータ群のアクチュエータと、前記第2のアクチュエータ群のアクチュエータとが互い違いに配置されている、ことを特徴とする請求項1から3いずれか一項に記載の駆動素子。
<請求項6>
前記複数のアクチュエータは、前記固定部材の一方の面に配置されている、ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の駆動素子。
<請求項7>
前記複数のアクチュエータは、前記固定部材の両面に配置されている、ことを特徴とする請求項1から3いずれか一項に記載の駆動素子。
<請求項8>
静電型の複数のアクチュエータと、前記複数のアクチュエータを固定する固定部材を備え、前記複数のアクチュエータは、前記固定部材上にシート状に配置されるとともに、前記複数のアクチュエータは、前記複数のアクチュエータの一部である第1のアクチュエータ群と、前記複数のアクチュエータの前記第1のアクチュエータ群以外の部分である第2のアクチュエータ群とから成る駆動素子の駆動方法であって、
前記第1のアクチュエータ群と前記第2のアクチュエータ群との間で電荷移動を行わせる電荷移動工程を備える、
ことを特徴とする駆動方法。
12 … 駆動制御部
161 … 第1スイッチアレイ
162 … 第2スイッチアレイ
19 … スイッチ制御部
20 … 高分子アクチュエータ(静電型のアクチュエータ)
201j(j=1〜N)… 高分子アクチュエータ(静電型のアクチュエータ)
202j(j=1〜N)… 高分子アクチュエータ(静電型のアクチュエータ)
20G1 … 第1EAP群(第1のアクチュエータ群)
20G2 … 第2EAP群(第2のアクチュエータ群)
25 … 固定部材
30 … 電源
DL … 電解質層
EPa,EPb … 平板電極
C … キャパシタ
S1〜S4 … スイッチ
S6〜S9 … スイッチ
Claims (7)
- 一つ以上の静電型のアクチュエータから構成される第1のアクチュエータ群と、一つ以上の静電型のアクチュエータから構成される第2のアクチュエータ群と、を一体型に形成して伸縮駆動部とした駆動素子であって、
前記第1のアクチュエータ群と前記第2のアクチュエータ群は、少なくとも二つのアクチュエータから構成され、
前記第1のアクチュエータ群と前記第2のアクチュエータ群との間で電荷移動が行われ、前記第1のアクチュエータ群と前記第2のアクチュエータ群との間での電荷移動に際しては、電荷の移動元のアクチュエータ群のアクチュエータが直列に接続され、前記電荷の移動先のアクチュエータ群のアクチュエータが並列に接続される、
ことを特徴とする駆動素子。 - 前記電荷移動は、前記第1のアクチュエータ群から前記第2のアクチュエータ群への第1電荷移動と、前記第2のアクチュエータ群から前記第1のアクチュエータ群への第2電荷移動とが行われ、前記第1電荷移動と前記第2電荷移動を交互に繰り返し、前記第1電荷移動と前記第2電荷移動に際しては、電荷の移動元のアクチュエータ群のアクチュエータが直列に接続され、前記電荷の移動先のアクチュエータ群のアクチュエータが並列に接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の駆動素子。
- 前記第1のアクチュエータ群と前記第2のアクチュエータ群を固定する固定部材を備え、
前記第1のアクチュエータ群及び前記第2のアクチュエータ群の一方は前記固定部材の基端側に配置され、前記第1のアクチュエータ群及び前記第2のアクチュエータ群の他方は前記固定部材の自由端側に配置されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動素子。 - 前記第1のアクチュエータ群と前記第2のアクチュエータ群は、前記固定部材の一方の面に配置されている、ことを特徴とする請求項3に記載の駆動素子。
- 前記第1のアクチュエータ群と前記第2のアクチュエータ群を固定する固定部材を備え、
前記第1のアクチュエータ群のアクチュエータと、前記第2のアクチュエータ群のアクチュエータとは互いに駆動方向が異なり、前記第1のアクチュエータ群のアクチュエータと、前記第2のアクチュエータ群のアクチュエータとが、前記固定部材の一方の面に互い違いに配置されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動素子。 - 前記第1のアクチュエータ群と前記第2のアクチュエータ群を固定する固定部材を備え、
前記第1のアクチュエータ群と前記第2のアクチュエータ群は、前記固定部材の両面に配置されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動素子。 - 一つ以上の静電型のアクチュエータから構成される第1のアクチュエータ群と、一つ以上の静電型のアクチュエータから構成される第2のアクチュエータ群と、を一体型に形成して伸縮駆動部とした駆動素子の駆動方法であって、
前記第1のアクチュエータ群と前記第2のアクチュエータ群は、少なくとも二つのアクチュエータから構成され、
前記第1のアクチュエータ群と前記第2のアクチュエータ群との間で電荷移動を行わせる電荷移動工程と、
前記電荷移動工程による、前記第1のアクチュエータ群と前記第2のアクチュエータ群との間での電荷移動に際して、電荷の移動元のアクチュエータ群のアクチュエータを直列に接続し、前記電荷の移動先のアクチュエータ群のアクチュエータを並列に接続する、接続制御工程と、を備える、
ことを特徴とする駆動素子の駆動方法。
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