JP5958354B2 - 通信監視装置、発生予測方法及び発生予測プログラム - Google Patents

通信監視装置、発生予測方法及び発生予測プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信監視装置、発生予測方法及び発生予測プログラムに関する。
ネットワークの運用管理システムでは、ネットワーク内で発生するアラームを予測する通信監視装置が知られている。通信監視装置は、ネットワーク内のネットワーク機器で検出した、アラームの発生時刻やアラーム種別等を変化履歴として記録し、変化履歴を用いて、次に発生するアラームを予測する。
例えば、通信監視装置が、例えば、アラーム1発生後、アラーム2を発生するパターンAの発生頻度を5回と、アラーム1発生後、アラーム3を発生するパターンBの発生頻度を4回とを変化履歴として記録していたとする。通信監視装置は、アラーム1の発生を検出した場合、変化履歴をアラーム1でパターンを検索した後、発生頻度が高いパターンAと判断する。その結果、通信監視装置は、パターンAと判断されると、アラーム1発生後に発生するアラームをアラーム2と予測する。そして、通信監視装置は、アラーム2発生の予測を利用者に通知する。
通信監視装置では、トラフィック量が動的に変動することで発生する「輻輳障害」のアラームも予測する。しかしながら、輻輳障害では、例えば、輻輳障害1が発生した直後に経路が切替えられることで、切替後の経路のトラフィック量が変動し、別の輻輳障害2が発生する場合がある。そこで、輻輳障害2の発生後に別の経路に切替えられる。そして、通信監視装置では、例えば、輻輳障害1発生後に輻輳障害2が発生したパターンAの発生頻度を5回、輻輳障害1発生後に輻輳障害3が発生したパターンBの発生頻度を4回として変化履歴を記録する。
そして、通信監視装置では、発生頻度等の変化履歴を用いて、輻輳障害1が発生した場合、発生頻度の高いパターンAの輻輳障害2の発生を予測することになる。
特開2009−10438号公報 特開2005−285040号公報
輻輳障害は、ネットワーク内の経路上を流れるデータのトラフィック量に応じて発生する障害であるため、例えば、輻輳障害1が発生した場合、実際には輻輳障害2が発生しない場合も考えられる。しかしながら、通信監視装置は、例えば、輻輳障害1が発生した場合に、単純に発生頻度等の変化履歴を用いて一律に輻輳障害2発生のアラームを予測してしまう。
一つの側面では、アラームの予測精度を高めることができる通信監視装置等を提供することを目的とする。
開示の態様は、ネットワーク内の経路変化時の経路変化及び経路変化時のアラームを含む経路変化情報を生成する生成部と、前記ネットワーク内の経路毎のトラフィック情報を収集する収集部とを有する。更に、開示の態様は、現在の経路変化時のトラフィック情報が前記経路変化情報内の経路変化直前の過去のトラフィック情報と一致する度合を示すトラフィック情報の一致度を算出する算出部を有する。更に、開示の態様は、前記トラフィック情報の一致度が所定閾値を超えた場合、前記過去のトラフィック情報に関わる前記経路変化情報のアラームを前記現在の経路変化時のアラームとして予測する予測部を有する。
開示の態様では、アラームの予測精度を高めることができる。
図1は、本実施例の運用管理システムの一例を示す説明図である。 図2は、発生予測装置の一例を示すブロック図である。 図3は、発生予測装置の一例を示す機能ブロック図である。 図4は、発生予測装置が監視するネットワーク内のNW機器の経路構成やリンク構成の一例を示す説明図である。 図5は、リンクテーブルの一例を示す説明図である。 図6は、経路テーブルの一例を示す説明図である。 図7は、経路ユーザテーブルの一例を示す説明図である。 図8は、経路変化テーブルの一例を示す説明図である。 図9は、トラフィック量テーブルの一例を示す説明図である。 図10は、パケットロス量テーブルの一例を示す説明図である。 図11は、遅延量テーブルの一例を示す説明図である。 図12は、一致範囲テーブルの一例を示す説明図である。 図13は、一致度テーブルの一例を示す説明図である。 図14は、重み度テーブルの一例を示す説明図である。 図15は、アラーム登録テーブルの一例を示す説明図である。 図16は、経路変化判定処理に関わるCPUの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図17は、経路変化判定処理に関わる各種テーブルの使用の流れを示す説明図である。 図18は、情報収集処理に関わるCPUの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図19は、情報収集処理に関わる各種テーブルの使用の流れを示す説明図である。 図20Aは、情報収集処理に関わる各種テーブルの使用の流れを示す説明図である。 図20Bは、情報収集処理に関わる各種テーブルの使用の流れを示す説明図である。 図20Cは、情報収集処理に関わる各種テーブルの使用の流れを示す説明図である。 図21は、評価処理に関わるCPUの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図22は、評価処理に関わる各種テーブルの使用の流れを示す説明図である。 図23は、評価処理に関わる各種テーブルの使用の流れを示す説明図である。 図24は、評価処理に関わる各種テーブルの使用の流れを示す説明図である。 図25は、データ重み付け処理に関わるCPUの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図26は、データ重み付け処理に関わる各種テーブルの使用の流れを示す説明図である。 図27は、発生予測処理に関わるCPUの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図28は、発生予測処理に関わる各種テーブルの使用の流れを示す説明図である。 図29は、クライアント装置側で画面表示するアラーム予測一覧画面の一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する通信監視装置、発生予測方法及び発生予測プログラムの実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。
図1は、本実施例の運用管理システムの一例を示す説明図である。運用管理システム1は、複数のネットワーク機器(以下、単にNW機器と称する)2Aが接続されるネットワーク2と、発生予測装置3と、クライアント装置4とを有する。発生予測装置3は、ネットワーク2内の通信状況を監視し、監視結果に基づき障害、すなわちアラームの発生を予測する。そして、発生予測装置3は、予測結果であるアラームの発生を登録管理すると共に、例えば、クライアント装置4からの要求に応じてアラーム予測を提供する。
図2は、発生予測装置3の一例を示すブロック図である。発生予測装置3は、回線インタフェース11と、ハードディスク12と、メモリ13と、CPU(Central Processing Unit)14とを有する。回線インタフェース11は、ネットワーク2内のNW機器2Aや管理装置からの各種情報を収集するインタフェースである。ハードディスク12は、NW機器2Aから収集した各種情報や、後述する予測エンジン14Aや収集エンジン14B等の各種プログラム等は勿論のこと、これら予測エンジン14Aや収集エンジン14B等の動作に必要な情報を格納する領域である。メモリ13は、各種情報を記憶する領域である。
CPU14は、発生予測装置3全体を制御する。CPU14は、ハードディスク12に格納された予測エンジン14Aや収集エンジン14Bをプロセスとして実行する。収集エンジン14Bは、NW機器2Aや管理装置から経路変化を検出するための情報や、現在発生中のアラーム情報やトラフィック情報を、回線インタフェース11を通じて収集するプログラムである。予測エンジン14Aは、収集エンジン14Bで収集されたトラフィック情報の内、過去のトラフィック情報と現在のトラフィック情報とを比較して一致度に基づきアラームを予測する。
図3は、発生予測装置3の一例を示す機能ブロック図である。CPU14は、経路変化判定部21と、収集部22と、評価部23と、重み度判定部24と、予測部25とを有する。尚、これら経路変化判定部21、収集部22、評価部23、重み度判定部24及び予測部25の処理機能をプロセスとして実行するものである。更に、メモリ13は、リンクテーブル31と、経路テーブル32と、経路ユーザテーブル33と、経路変化テーブル34と、トラフィック量テーブル35と、パケットロス量テーブル36と、遅延量テーブル37とを有する。更に、メモリ13は、一致範囲テーブル38と、一致度テーブル39と、重み度テーブル40と、アラーム登録テーブル41とを有する。
経路変化判定部21は、ネットワーク2内の経路変化を検知できる情報を収集し、経路変化を検出した場合は、現在使用中の経路及び、発生中のアラームを収集し、アラーム経路変化情報として経路変化テーブル34に格納する、例えば、生成部である。尚、経路変化判定部21の経路変化を検知する方法や、発生中のアラームを検知する方法は適宜変更可能であり、例えば、経路やアラームを管理している管理装置等から収集する方法や、NW機器2Aから情報を収集する方法等がある。経路変化判定部21は、定期的に動作しても、管理装置等からのオンデマンドで動作してもどちらでも良い。
収集部22は、ネットワーク2内の各経路で使用中のリンクに流れるトラフィック情報を収集し、経路毎にトラフィック情報を集計して記憶する。尚、トラフィック情報は、経路毎の、例えば、トラフィック量、パケットロス量及び遅延量等である。収集部22は、経路毎のトラフィック量、パケットロス量及び遅延量を1分周期で収集する処理である。収集部22は、NW機器2Aから直接にトラフィック情報を収集する方法や、ネットワーク2内で経路毎のトラフィック情報をキャプチャするプローブ装置からトラフィック情報を収集する方法等がある。また、収集部22は、定期的に動作しても、管理装置等からのオンデマンドで動作してもどちらでも良い。
評価部23は、過去に発生した経路変化情報に基づき、アラーム発生直前の過去トラフィック情報(トラフィック量、パケットロス量及び遅延情報)を取得し、取得された過去のトラフィック情報と、現在のトラフィック情報とを比較する。更に、評価部23は、比較結果に基づき、過去のトラフィック情報と現在のトラフィック情報との一致の度合を示す一致度を算出する。この際、評価部23は、トラフィック情報の内、トラフィック量の一致度、パケットロス量の一致度及び遅延量の一致度を夫々算出する。評価部23は、算出されたトラフィック量の一致度、パケットロス量の一致度及び遅延量の一致度を一致度記憶部39に記憶する。
重み度判定部24は、一致度記憶部39内に記憶された各一致度にデータ種類毎の重み度を重み付けする。尚、データ種類とは、トラフィック量、パケットロス量や遅延量等である。重み度判定部24は、データ種類毎に重み度を重み付けした一致度を加算平均した平均一致度を算出する。
予測部25は、重み度判定部24で算出された平均一致度がアラーム閾値を超えたか否かを判定する。尚、アラーム閾値は、現在のトラフィック情報と過去のトラフィック情報とが一致し、過去のトラフィック情報のアラームと判定する閾値である。予測部25は、平均一致度がアラーム閾値を超えた場合、アラーム発生直前の過去のトラフィック情報と現在のトラフィック情報との傾向パターンが一致していると判定する。予測部25は、過去のトラフィック情報で発生したアラームが今回も発生すると予測し、その過去のアラーム名及びアラーム発生機器を含むアラーム情報を予測アラームとしてアラーム登録テーブル41内に登録する。
図4は、発生予測装置3が監視するネットワーク2内のNW機器2Aの経路構成やリンク構成の一例を示す説明図である。図4に示すネットワーク2は、説明の便宜上、例えば、“x”のNW機器2A、“a”のNW機器2A、“b”のNW機器2A、“c”のNW機器2A、“d”のNW機器2A及び“y”のNW機器2Aを有するものとする。
更に、ネットワーク2内の経路Rは、例えば、経路R1〜R5の5本とする。経路R1は、“x”のNW機器2A→“a”のNW機器2A→“c”のNW機器2A→“y”のNW機器2Aの経路である。経路R2は、“x”のNW機器2A→“a”のNW機器2A→“b”のNW機器2A→“d”のNW機器2A→“y”のNW機器2Aの経路である。経路R3は、“x”のNW機器2A→“b”のNW機器2A→“d”のNW機器2A→“y”のNW機器2Aの経路である。経路R4は、“x”のNW機器2A→“b”のNW機器2A→“a”のNW機器2A→“c”のNW機器2A→“y”のNW機器2Aの経路である。経路R5は、“x”のNW機器2A→“b”のNW機器2A→“d”のNW機器2A→“c”のNW機器2A→“y”のNW機器2Aの経路である。
更に、経路R内のリンクLは、例えば、リンクL1〜L8の8本とする。リンクL1は、“x”のNW機器2Aの“x1”のポートと“a”のNW機器2Aの“a1”のポートとの間のリンクである。リンクL2は、“a”のNW機器2Aの“a2”のポートと“c”のNW機器2Aの“c2”のポートとの間のリンクである。リンクL3は、“c”のNW機器2Aの“c1”のポートと“y”のNW機器2Aの“y1”のポートとの間のリンクである。リンクL4は、“x”のNW機器2Aの“x2”のポートと“b”のNW機器2Aの“b2”のポートとの間のリンクである。リンクL5は、“b”のNW機器2Aの“b1”のポートと“d”のNW機器2Aの“d1”のポートとの間のリンクである。リンクL6は、“d”のNW機器2Aの“d2”のポートと“y”のNW機器2Aの“y2”のポートとの間のリンクである。リンクL7は、“a”のNW機器2Aの“a3”のポートと“b”のNW機器2Aの“b3”のポートとの間のリンクである。リンクL8は、“c”のNW機器2Aの“c3”のポートと“d”のNW機器2Aの“d3”のポートとの間のリンクである。更に、各リンクL1〜L8のトラフィックMAX量は、例えば、100bpsとする。
図5は、リンクテーブル31の一例を示す説明図である。図5に示すリンクテーブル31は、リンク毎に、当該リンクを使用するNW機器2Aに関わる情報を管理する。リンクテーブル31は、リンク名31Aと、機器名31Bと、ポート名31Cと、機器名31Dと、ポート名31Eと、トラフィックMAX量31Fとを対応付けてリンク毎に管理する。リンク名31Aは、リンクを識別するリンク名である。機器名31Bは、使用するNW機器2Aを識別する機器名である。ポート名31Cは、NW機器2Aの使用ポートを識別するポート名である。機器名31Dは、相手先のNW機器2Aの機器名である。ポート名31Eは、相手先のNW機器2Aのポート名である。トラフィックMAX量は、リンクを流れる許容MAX量である。リンクテーブル31の内容は、図4に示すネットワーク2に基づき、事前設定されるものである。CPU14は、リンクテーブル31を参照し、例えば、リンクL4の場合、“x”のNW機器2Aがポート“x2”と“b”のNW機器2Aがポート“b2”とを使用し、そのリンクL4のトラフィックMAX量が100bpsと識別できる。
図6は、経路テーブル32の一例を示す説明図である。図6に示す経路テーブル32は、経路32A(R)毎の使用リンク32B(L)を一覧にしたテーブルである。経路Rで使用するリンクLは、“1”で表し、経路Rで使用未定のリンクLは、空欄で表す。尚、経路テーブル32の内容は、図4に示すネットワーク2に基づき、事前設定されるものである。CPU14は、経路テーブル32を参照し、例えば、経路R1では、リンクL1〜L3を使用中、リンクL4〜L8は未使用と識別できる。
図7は、経路ユーザテーブル33の一例を示す説明図である。図7に示す経路ユーザテーブル33は、ユーザを識別するユーザ名33Aと、送信元IPアドレス33Bと、送信先IPアドレス33Cと、使用中の経路名33Dとを対応付けて管理する。尚、経路ユーザテーブル33の内容は、事前に設定されるものである。CPU14は、経路ユーザテーブル33を参照し、例えば、“ユーザA”の場合、送信元IPアドレス及び送信先IPアドレスは勿論のこと、使用中経路33Dが“R1”と識別できる。
図8は、経路変化テーブル34の一例を示す説明図である。図8に示す経路変化テーブル34は、経路変化発生時の履歴情報として、発生日34Aと、発生時刻34Bと、変化前経路34Cと、変化後経路34Dと、アラーム発生機器34Eと、アラーム名34Fとを対応付けて管理する。発生日34A及び発生時刻34Bは、経路変化の発生日時である。変化前経路34Cは、経路変化前の経路である。変化後経路34Dは、経路変化後の経路である。アラーム発生機器34Eは、アラームが発生しているNW機器2Aを識別する機器名である。アラーム名34Fは、発生アラームを識別するアラーム名である。CPU14は、図8の経路変化テーブル34を参照し、6月13日の13時13分に経路R3から経路R4に経路変化が生じ、アラーム発生機器である“b”のNW機器2Aで“アラーム2”の発生を識別できる。
図9は、トラフィック量テーブル35の一例を示す説明図である。図9に示すトラフィック量テーブル35は、経路名35A、月日35B、時刻35C、リンク単位のトラフィック量35Dを経路単位で対応付けて管理している。経路名35Aは、経路を識別する識別名である。月日35Bは、収集月日を識別するものである。時刻35Cは、収集時刻を識別するものである。トラフィック量35Dは、経路内のリンク単位のトラフィック量である。CPU14は、トラフィック量テーブル35を参照し、8月15日12時38分に経路“R1”のリンクL1〜L3で86bpsのトラフィック量が流れていることを識別できる。尚、説明の便宜上、トラフィック量テーブル35は、60秒周期で経路内のリンク単位でトラフィック量を集計している。この場合、収集部22は、例えば、60秒周期でトラフィック量を収集するものとする。尚、収集部22のトラフィック量の収集周期は適宜設定変更可能である。
図10は、パケットロス量テーブル36の一例を示す説明図である。図10に示すパケットロス量テーブル36は、経路名36A、月日36B、時刻36C、リンク単位のパケットロス量36Dを経路単位で対応付けて管理している。経路名36Aは、経路を識別する識別名である。月日36Bは、収集月日を識別するものである。時刻36Cは、収集時刻を識別するものである。パケットロス量36Dは、経路内のリンク単位のパケットロス量である。CPU14は、パケットロス量テーブル36を参照し、8月15日12時38分の1分間で経路“R1”のリンクL1〜L3で18パケットのパケットロスが生じたことを識別できる。尚、説明の便宜上、パケットロス量テーブル36は、60秒周期で経路内のリンク単位でパケットロス量を集計している。この場合、収集部22は、例えば、60秒周期でパケットロス量を収集するものとする。尚、収集部22のパケットロス量の収集周期は適宜設定変更可能である。
図11は、遅延量テーブル37の一例を示す説明図である。図11に示す遅延量テーブル37は、経路名37A、月日37B、時刻37C、リンク単位の遅延量37Dを経路単位で対応付けて管理している。経路名37Aは、経路を識別する識別名である。月日37Bは、収集月日を識別するものである。時刻37Cは、収集時刻を識別するものである。遅延量37Dは、経路内のリンク単位の遅延量である。CPU14は、遅延量テーブル37を参照し、8月15日12時38分の1分間で経路“R1”のリンクL1〜L3で15パケット分の遅延量が生じたことを識別できる。尚、説明の便宜上、遅延量テーブル37は、60秒周期で経路内のリンク単位で遅延量を集計している。この場合、収集部22は、例えば、60秒周期で遅延量を収集するものとする。尚、収集部22の遅延量の収集周期は適宜設定変更可能である。
図12は、一致範囲テーブル38の一例を示す説明図である。図12に示す一致範囲テーブル38は、データ種類38A、一致範囲38B及び判定結果38Cを対応付けて事前に記憶している。データ種類38Aは、トラフィック情報のデータ種別、例えば、トラフィック量、パケットロス量及び遅延量である。一致範囲38Bは、現在のトラフィック情報が過去のトラフィック情報と一致と判定できる許容範囲である。CPU14は、一致範囲テーブル38を参照し、トラフィック量の一致範囲38Bが“±10%以内”であるため、現在のトラフィック量が過去のトラフィック量の±10%の場合、現在トラフィック量が過去トラフィック量と一致していると判定する。更に、CPU14は、一致範囲テーブル38を参照し、パケットロス量の一致範囲38Bが“±30%”の場合、現在パケットロス量が過去パケットロス量と一致していると判定する。更に、CPU14は、一致範囲テーブル38を参照し、遅延量の一致範囲38Bが“±30%”の場合、現在遅延量が過去遅延量と一致していると判定する。
図13は、一致度テーブル39の一例を示す説明図である。図13に示す一致度テーブル39は、経路トラフィック量39Aと、経路パケットロス量39Bと、経路遅延量39Cとを対応付けて記憶する。経路トラフィック量39Aは、過去トラフィック量に対する現在トラフィック量の一致の度合を示すトラフィック量の一致度である。経路パケットロス量39Bは、過去パケットロス量に対する現在パケットロス量の一致の度合を示すパケットロス量の一致度である。経路遅延量39Cは、過去遅延量に対する現在遅延量の一致の度合を示す遅延量の一致度である。
図14は、重み度テーブル40の一例を示す説明図である。図14に示す重み度テーブル40は、データ種類40Aと、重み度40Bとを対応付けて事前に記憶している。重み度40Bは、データ種類毎の一致度に重み付けする重み度である。例えば、データ種類40Aがトラフィック量の場合、重み度40Bは“5”である。データ種類40Aがパケットロス量の場合、重み度40Bは“3”である。データ種類40Aが遅延量の場合、重み度40Bは“2”である。重み度40Bは、値が大きい程、重み付けも大きくなる。
図15は、アラーム登録テーブル41の一例を示す説明図である。図15に示すアラーム登録テーブル41は、アラーム発生機器名41Aと、アラーム名41Bとを対応付けて記憶している。アラーム発生機器名41Aは、アラーム発生のNW機器2Aを識別する機器名である。アラーム名41Bは、発生アラームを識別するアラーム名である。CPU14は、アラーム登録テーブル41を参照して、アラーム発生のNW機器2Aのアラーム発生機器名41A及び、発生アラームのアラーム名41Bを識別できる。
次に本実施例の発生予測装置3の動作について説明する。先ずは、発生予測装置3の経路変化判定処理の処理動作につき、図16及び図17を交えて説明する。図16は、経路変化判定処理に関わるCPU14の処理動作の一例を示すフローチャート、図17は、経路変化判定処理に関わる各種テーブルの使用の流れを示す説明図である。図16に示す経路変化判定処理は、ネットワーク2内の経路変化及びアラーム差分に基づき経路変化情報を生成する経路変化判定部21の処理である。尚、経路変化判定部21は、定期的に動作しても、オンデマンドで動作しても良い。
図16においてCPU14の経路変化判定部21は、例えば、各NW機器2A及び管理装置からネットワーク2内の全ての経路情報を収集する(ステップS11)。経路変化判定部21は、未指定の経路ユーザ情報があるか否かを判定する(ステップS12)。経路変化判定部21は、未指定の経路ユーザ情報がある場合(ステップS12肯定)、経路ユーザ情報を指定する(ステップS13)。経路変化判定部21は、図17(A)に示すように経路ユーザテーブル33内の前後の使用中経路33Dの変化に基づき経路変化があるか否かを判定する(ステップS14)。尚、経路変化判定部21は、図17(A)のユーザ“A”を参照し、使用中経路“R1”から使用中経路“R2”に経路変化が生じたと判定する。
経路変化を収集する方法としては、例えば、経路変化を全て把握している管理装置から収集する場合がある。また、別の方法としては、各NW機器2Aからルーティング情報等の経路を把握できる情報を直接収集し、送信元IPアドレス及び送信先IPアドレスに基づき現在使用中の経路と前回使用中の経路とを比較し、その比較結果に基づき経路変化を収集する。また、別の方法としては、プローブ装置等の各リンクを流れているデータをキャプチャし、現在使用中の経路と前回使用中の経路とを比較し、その比較結果に基づき経路変化を収集するようにしても良い。
経路変化判定部21は、経路変化がある場合(ステップS14肯定)、図17(B)に示すように、経路ユーザテーブル33内の経路変化に対応した使用中経路33Dを更新する(ステップS15)。経路変化判定部21は、現在発生中のアラームを収集する(ステップS16)。尚、現在発生中のアラーム情報を収集する方法としては、例えば、現在発生中のアラームを管理している管理装置から情報を収集する場合や、NW機器2Aから直接的にアラーム情報を収集する場合等がある。経路変化判定部21は、今回のアラームと前回のアラームとの差分を比較する(ステップS17)。
経路変化判定部21は、比較結果に基づきアラーム差分があるか否かを判定する(ステップS18)。経路変化判定部21は、アラーム差分がある場合(ステップS18肯定)、図17の(C)に示すように経路変化情報を生成し、この経路変化情報を経路変化テーブル34に記憶し(ステップS19)、図16に示す処理動作を終了する。尚、経路変化情報が複数ある場合、図17の(D)に示すように、複数の経路変化情報を経路変化テーブル34に記憶するものである。
経路変化判定部21は、未指定の経路ユーザ情報がない場合(ステップS12否定)、図16に示す処理動作を終了する。また、経路変化判定部21は、経路変化がない場合(ステップS14否定)、未指定の経路ユーザ情報があるか否かを判定すべく、ステップS12に移行する。また、経路変化判定部21は、アラームの差分がない場合(ステップS18否定)、未指定の経路ユーザ情報があるか否かを判定すべく、ステップS12に移行する。つまり、経路変化判定部21は、アラームの差分がない場合、経路変化情報を経路変化テーブル34内に記憶しない。
図16に示す経路変化判定処理は、経路変化を検出し、現在発生中のアラームがある場合、経路変化及びアラームに基づき経路変化情報を生成し、経路変化情報を経路変化テーブル34内に記憶する。その結果、CPU14は、経路変化情報に基づき、アラーム発生日時、アラーム発生機器、アラーム名、変化前経路及び変化後経路を識別できる。
次に、情報収集処理の処理動作につき、図18、図19、図20A、図20B及び図20Cを交えて説明する。図18は、情報収集処理に関わるCPU14の処理動作の一例を示すフローチャート、図19は、情報収集処理に関わる各種テーブルの使用の流れを示す説明図である。図18に示す情報収集処理は、経路毎のトラフィック量、パケットロス量及び遅延量を収集して集計する収集部22の処理である。
図18においてCPU14の収集部22は、図19の(A)に示す経路ユーザテーブル33を参照し、経路情報内の経路名に対応した未指定の経路ユーザ情報があるか否かを判定する(ステップS21)。収集部22は、例えば、経路情報内の経路名“R1”に対応した経路ユーザ情報を検索する。収集部22は、未指定の経路ユーザ情報がある場合(ステップS21肯定)、未指定の経路ユーザ情報を指定する(ステップS22)。
尚、トラフィック量、パケットロス量及び遅延量等のトラフィック情報を収集する方法としては、例えば、トラフィック情報を管理する管理装置から収集する方法や、各NW機器2Aから経路毎のトラフィック情報を直接収集する方法がある。また、全ユーザの経路毎のトラフィック情報を集計する方法としては、ネットワーク2内のプローブ装置等の管理装置が経路毎の全トラフィック情報を収集する方法がある。また、別の方法としては、送信元IPアドレス及び送信先IPアドレスに基づき経路毎のトラフィック情報を集計する方法がある。
収集部22は、図19の(B)に示す経路テーブル32を参照して、経路毎の使用リンクを識別する。そして、収集部22は、指定された経路ユーザ情報の経路毎のトラフィック量を図19の(C)に示すように収集し、収集された経路毎の各リンクのトライフック量を集計する(ステップS23)。尚、ステップS23の処理は、図20Aに示すように、経路毎のリンク単位で全ユーザ分の使用トラフィック量を集計する。
収集部22は、経路ユーザ情報の経路毎のパケットロス量を図19の(D)に示すように収集し、収集された経路毎の各リンクのパケットロス量を集計する(ステップS24)。尚、ステップS24の処理は、図20Bに示すように、経路毎のリンク単位で全ユーザ分のパケットロス量を集計する。収集部22は、経路毎の遅延量を図19の(E)に示すように収集し、収集された経路毎の各リンクの遅延量を集計する(ステップS25)。尚、ステップS25の処理は、図20Cに示すように、経路毎のリンク単位で全ユーザ分の遅延量を集計する。
収集部22は、経路毎の全ユーザ分のトラフィック情報の集計が完了したか否かを判定する(ステップS26)。収集部22は、経路毎の全ユーザ分のトラフィック情報の集計が完了した場合(ステップS26肯定)、図18に示す処理動作を終了する。更に、収集部22は、経路毎の全ユーザ分のトラフィック情報の集計が完了しなかった場合(ステップS26否定)、未指定の経路ユーザ情報があるか否かを判定すべく、ステップS21に移行する。収集部22は、未指定の経路ユーザ情報がない場合(ステップS21否定)、図18に示す処理動作を終了する。
図18に示す情報収集処理では、経路毎にリンク単位で、全ユーザ分のトラフィック量、全ユーザ分のパケットロス量、全ユーザ分の遅延量を集計して記憶する。その結果、CPU14は、トラフィック量テーブル35を参照して経路毎の各リンクのトラフィック量を識別できる。更に、CPU14は、パケットロス量テーブル36を参照して経路毎の各リンクのパケットロス量を識別できる。更に、CPU14は、遅延量テーブル37を参照して経路毎の各リンクの遅延量を識別できる。
次に、評価処理の処理動作につき、図21乃至図24を交えて説明する。図21は、評価処理に関わるCPU14の処理動作の一例を示すフローチャート、図22乃至図24は、評価処理に関わる各種テーブルの使用の流れの一例を示す説明図である。図21に示す評価処理は、アラーム発生直前の過去のトラフィック情報と、現在のトラフィック情報とを比較し、比較結果に基づき、現在のトラフィック情報がアラーム発生直前の過去のトラフィック情報に一致する度合を示す一致度を算出する処理である。
図21においてCPU14の評価部23は、図22に示す経路変化テーブル34を参照し、過去の未指定の経路変化情報があるか否かを判定する(ステップS31)。評価部23は、未指定の経路変化情報がある場合(ステップS31肯定)、未指定の過去の経路変化情報を指定する(ステップS32)。
評価部23は、指定された経路変化情報内の経路名に対応したアラーム発生直前の過去のトラフィック情報を比較数分取得する(ステップS33)。尚、評価部23が取得する過去のトラフィック情報の比較数は、例えば、5個として事前設定しておく。また、比較数は適宜設定変更可能である。評価部23は、例えば、指定された経路変化情報内の経路名が“R1”の場合、“R1”に対応したアラーム発生直前の過去のトラフィック情報を取得する。アラーム発生直前の過去のトラフィック情報は、経路変化情報のアラーム発生のトラフィック情報が6月1日9時1分の場合、図23の(A)に示すアラーム発生直前のトラフィック量としてトラフィック量テーブル35から5個分のトラフィック量を抽出する。
すなわち、評価部23は、アラーム発生直前の過去のトラフィック量として、6月1日の9時、8時59分、8時58分、8時57分及び8時56分の過去のトラフィック量を抽出する。また、評価部23では、図23の(B)に示すように、アラーム発生直前のパケットロス量として、6月1日の9時、8時59分、8時58分、8時57分及び8時56分の過去のパケットロス量を抽出する。また、評価部23では、図23の(C)に示すように、アラーム発生直前の遅延量として、6月1日の9時、8時59分、8時58分、8時57分及び8時56分の過去の遅延量を抽出する。尚、説明の便宜上、評価部23は、アラーム発生直前の過去トラフィック情報42として、図23の(D)に示すように、経路名42A、月日42B及び時刻42Cは勿論のこと、トラフィック量42D、パケットロス量42E及び遅延量42Fを一括で管理する。尚、トラフィック量42Dは、L1〜L3リンク単位でアラーム発生直前の過去の使用トラフィック量を管理する。パケットロス量42Eは、L1〜L3リンク単位でアラーム発生直前の過去のパケットロス量を管理する。遅延量42Fは、L1〜L3リンク単位でアラーム発生直前の過去の遅延量を管理する。
評価部23は、過去のトラフィック情報42が取得されると、経路情報の経路名に関わる現在の直前のトラフィック情報を比較数分取得する(ステップS34)。尚、評価部23が取得する現在のトラフィック情報の比較数は、過去のトラフィック情報と同じ、例えば、5個である。評価部23は、図23の(E)に示すように、現在から直前5個分のトラフィック情報43を取得する。現在の直前5個分のトラフィック情報43は、経路名43A、月日43B、時刻43C、トラフィック量43D、パケットロス量43E及び遅延量43Fを対応付けて管理する。尚、トラフィック量43Dは、L1〜L3リンク単位で現在から直前5個分の使用トラフィック量を管理する。パケットロス量43Eは、L1〜L3リンク単位で現在から直前5個分のパケットロス量を管理する。遅延量43Fは、L1〜L3リンク単位で現在から直前5個分の遅延量を管理する。
評価部23は、図12の一致範囲テーブル38を参照して、図24の(A)に示すアラーム発生直前の過去のトラフィック情報42から図24の(B)に示す一致範囲情報44を算出する(ステップS35)。評価部23は、一致範囲テーブル38内のデータ種別38A毎の一致範囲38Bに基づき、過去のトラフィック情報42内のリンク単位毎のトラフィック量42D、パケットロス量42E及び遅延量42Fから一致範囲情報44を算出する。一致範囲情報44は、経路名44A、月日44B及び時刻44Cは勿論のこと、トラフィック量の一致範囲44D、パケットロス量の一致範囲44E及び遅延量の一致範囲44Fを管理する。
図24の(A)に示す6月1日8時56分のリンクL1のトラフィック量42Dが“60”の場合、評価部23は、トラフィック量の一致範囲38Bが±10%であるため、リンクL1のトラフィック量の一致範囲44Dとして“54〜66”を算出する。同様に、6月1日8時58分のリンクL1のトラフィック量42Dが“80”の場合、評価部23は、トラフィック量の一致範囲38Bが±10%であるため、リンクL1のトラフィック量の一致範囲44Dとして“72〜88”を算出する。評価部23は、各リンクのトラフィック量の一致範囲を夫々算出し、算出されたトラフィック量の一致範囲44Dを一致範囲情報44に記憶する。
また、図24の(A)に示す6月1日8時58分のリンクL1のパケットロス量42Eが“5”の場合、評価部23は、パケットロス量の一致範囲38Bが±30%であるため、リンクL1のパケットロス量の一致範囲44Eとして“3.5〜6.5”を算出する。尚、評価部23は、パケットロス量42Eが“0”の場合、一致範囲38Bの±30%に関係なく、パケットロス量の一致範囲44Eとして“0〜1”を算出する。例えば、6月1日8時56分のリンクL1のパケットロス量42Eが“0”の場合、評価部23は、リンクL1のパケットロス量の一致範囲44Eとして“0〜1”を算出する。評価部23は、各リンクのパケットロス量の一致範囲を夫々算出し、算出されたパケットロス量の一致範囲44Eを一致範囲情報44に記憶する。
また、図24の(A)に示す6月1日8時58分のリンクL1の遅延量42Fが“5”の場合、評価部23は、遅延量の“5”の一致範囲38Bが±30%であるため、リンクL1の遅延量の一致範囲44Fとして“3.5〜6.5”を算出する。尚、評価部23は、遅延量42Fが“0”の場合、一致範囲38Bの±30%に関係なく、遅延量の一致範囲44Fとして“0〜1”を算出する。例えば、6月1日8時56分のリンクL1の遅延量42Fが“0”の場合、評価部23は、リンクL1の遅延量の一致範囲44Fとして“0〜1”を算出する。評価部23は、各リンクの遅延量の一致範囲を夫々算出し、算出された遅延量の一致範囲44Fを一致範囲情報44に記憶する。
評価部23は、過去のトラフィック情報の一致範囲情報44を参照し、図24の(C)に示す現在のトラフィック情報43と比較し、現在のトラフィック情報43が過去のトラフィック情報42と一致するか否かを判定する処理を実行する(ステップS36)。尚、評価部23は、一致範囲情報44内のトラフィック情報のリンク毎に、現在のトラフィック情報43が一致範囲内にあるか否かを判定する。評価部23は、現在のトラフィック情報43のリンク毎の判定結果を、図24の(D)に示す判定結果テーブル45内に記憶する(ステップS37)。尚、判定結果テーブル45は、経路名45A、月日45B、時刻45C、トラフィック量の判定結果45D、パケットロス量の判定結果45E及び遅延量の判定結果45Fを対応付けて管理する。
評価部23は、現在トラフィック情報の判定結果に基づき一致度を算出し、算出された一致度を記憶する(ステップS38)。尚、評価部23は、現在トラフィック情報の判定結果が一致範囲内にあるか否かを判定し、現在のトラフィック情報43が一致範囲内にある場合、図24の(D)に示す当該リンクの判定結果を“1”とする。また、評価部23が、現在のトラフィック情報43が一致範囲内にない場合、図24の(D)に示すように当該リンクの判定結果を“0”とする。
例えば、評価部23は、図24の(C)に示すように、8月15日12時34分のリンクL1の現在のトラフィック量43Dである“58”が、図24の(B)に示すトラフィック量の一致範囲44Dである“54〜66”内にあるか否かを判定する。評価部23は、リンクL1の現在のトラフィック量43Dがトラフィック量の一致範囲内にある場合、当該トラフィック量の判定結果45Dを“1”に設定する。また、評価部23は、図24の(C)に示すように、8月15日12時36分のリンクL1の現在トラフィック量43Dである“71”が、図24の(B)に示すトラフィック量の一致範囲44Dである“72〜88”内にあるか否かを判定する。評価部23は、当該リンクL1の現在のトラフィック量43Dがトラフィック量の一致範囲内にない場合、当該トラフィック量の判定結果45Dを“0”に設定する。
評価部23は、判定結果テーブル45内のトラフィック量の判定結果が全部“1”である場合の総和15個に対して判定結果が“1”の割合に基づき、トラフィック量の一致度を算出する。評価部23は、トラフィック量の判定結果が全部“1”の場合の総和が15個に対して“1”の判定結果を“13”とした場合、13÷15×100=87%で、図26の(A)に示すようにトラフィック量の一致度87%となる。そして、評価部23は、トラフィック量の一致度を一致度テーブル39に記憶する。
また、評価部23は、判定結果テーブル45内のパケットロス量の判定結果が全部“1”である場合の総和15個に対して判定結果が“1”の割合に基づき、パケットロス量の一致度を算出する。評価部23は、パケットロス量の判定結果が全部“1”の場合の総和が15個に対して“1”の判定結果を“11”とした場合、11÷15×100=73%で、図26の(A)に示すようにパケットロス量の一致度73%となる。そして、評価部23は、パケットロス量の一致度を一致度テーブル39に記憶する。
また、評価部23は、判定結果テーブル45内の遅延量の判定結果が全部“1”である場合の総和15個に対して判定結果が“1”の割合に基づき、遅延量の一致度を算出する。評価部23は、遅延量の判定結果が全部“1”の場合の総和が15個に対して“1”の判定結果を“11”とした場合、11÷15×100=73%で、図26の(A)に示すように遅延量の一致度73%となる。そして、評価部23は、遅延量の一致度を一致度テーブル39に記憶する。
評価部23は、比較結果テーブル45内にトラフィック量の一致度、パケットロス量の一致度及び遅延量の一致度が記憶された後、重み度判定部24をコールし(ステップS39)、図21に示す処理動作を終了する。評価部23は、未指定の経路変化情報がない場合(ステップS31否定)、図21に示す処理動作を終了する。
図21に示す評価処理は、アラーム発生直前の過去のトラフィック情報と現在のトラフィック情報との比較結果に基づき、トラフィック量の一致度、パケットロス量の一致度及び遅延量の一致度を算出する。その結果、CPU14は、現在のトラフィック情報がアラーム発生直前の過去のトラフィック情報とのトラフィック量、パケットロス量及び遅延量の一致度を夫々取得できる。
次に、データ重み付け処理の処理動作につき、図25及び図26を交えて説明する。図25は、データ重み付け処理に関わるCPU14の処理動作の一例を示すフローチャート、図26は、データ重み付け処理に関わる各種テーブルの使用の流れの一例を示す説明図である。図25に示すデータ重み付け処理は、トラフィック量、パケットロス量及び遅延量の各一致度をデータ種別毎の重み度で重み付けし、重み付けされたトラフィック量、パケットロス量及び遅延量の各一致度で平均一致度を算出する重み度判定部24の処理である。
図25においてCPU14の重み度判定部24は、図26の(A)に示す一致度テーブル39を参照し、トラフィック量の一致度39A、パケットロス量の一致度39B及び遅延量の一致度39Cを取得する(ステップS41)。重み度判定部24は、図26の(B)に示す重み度テーブル40の重み度40Bに基づき、トラフィック量の一致度、パケットロス量の一致度及び遅延量の一致度を夫々重み付けする(ステップS42)。尚、重み度判定部24は、図26の(C)に示すように、トラフィック量の重み度が“5”の場合、トラフィック量の一致度×重み度÷重み度の総和、すなわち87%×5/10=43.5%としてトラフィック量の一致度を重み付けする。また、重み度判定部24は、パケットロス量の重み度が“3”の場合、パケットロス量の一致度×重み度÷重み度の総和、すなわち73%×3/10=21.9%としてパケットロス量の一致度を重み付けする。また、重み度判定部24は、遅延量の重み度が“2”の場合、遅延量の一致度×重み度÷重み度の総和、すなわち73%×2/10=14.6%として遅延量の一致度を重み付けする。
重み度判定部24は、トラフィック量の一致度の重み付け結果と、パケットロス量の一致度の重み付け結果と、遅延量の一致度の重み付け結果とを加算して平均一致度を算出する(ステップS43)。尚、重み度判定部24は、43.5%+21.9%+14.6%で平均一致度80%を算出する。重み度判定部24は、平均一致度を算出後、予測部25をコールし(ステップS44)、図25に示す処理動作を終了する。
図25に示すデータ重み付け処理は、データ種別毎の各重み度40Bでトラフィック量の一致度、パケットロス量の一致度及び遅延量の一致度を重み付けし、データ種別毎の重み度を反映した平均一致度を算出する。その結果、CPU14は、データ種別毎の重み度を反映した平均一致度を算出できる。
次に、発生予測処理の処理動作につき、図27及び図28を交えて説明する。図27は、発生予測処理に関わるCPU14の処理動作の一例を示すフローチャート、図28は、発生予測処理に関わる各種テーブルの使用の流れの一例を示す説明図である。図28に示す発生予測処理は、平均一致度がアラーム閾値を超えた場合、現在トラフィック情報がアラーム発生直前の過去トラフィック情報に一致していると判断し、過去トラフィック情報の発生アラームを今回のアラームとして予測する予測部25の処理である。
図27においてCPU14の予測部25は、平均一致度を取得する(ステップS51)。予測部25は、平均一致度がアラーム閾値を超えたか否かを判定する(ステップS52)。尚、アラーム閾値は、例えば、75%と事前に設定されるものとする。
予測部25は、平均一致度がアラーム閾値を超えた場合(ステップS52肯定)、図28の(A)に示す経路変化テーブル34を参照する。そして、予測部25は、ステップS32で指定された経路変化情報内のアラーム発生機器34E及びアラーム名34Fを今回の予測アラームとして図28の(B)に示すようにアラーム登録テーブル41内に登録する(ステップS53)。
更に、予測部25は、未指定の経路変化情報があるか否かを判定すべく、評価部23をコールし(ステップS54)、図27に示す処理動作を終了する。尚、予測部25は、ステップS54で評価部23をコールすることで、図21に示す評価処理を実行する。予測部25は、平均一致度がアラーム閾値を超えなかった場合(ステップS52否定)、評価部23をコールすべく、ステップS54に移行する。
図27に示す発生予測処理は、平均一致度がアラーム閾値を超えた場合、平均一致度に関わる過去の経路変化情報内のアラーム名41B及びアラーム発生機器41Aを今回の予測アラームとしてアラーム登録テーブル41内に登録する。その結果、CPU14は、平均一致度がアラーム閾値を超えた場合、アラーム名及びアラーム発生機器を今回の発生アラームとして予測できる。
図29は、クライアント装置側で画面表示するアラーム予測一覧画面の一例を示す説明図である。クライアント装置4は、発生予測装置3にアクセスし、発生予測装置3内のアラーム登録テーブル41内に登録された予測アラームに関わる経路変化情報の予測一覧画面80を画面表示する。予測一覧画面80としては、識別番号80A、アラーム予測日時80B、障害箇所80C、予測アラーム名80D、障害ランク80E、変化前経路80F及び変化後経路80Gを有する。識別番号80Aは、予測アラームを識別する番号である。アラーム予測日時80Bは、予測アラームを予測した日時である。障害箇所80Cは、障害発生のNW機器2Aを識別する機器名である。予測アラーム名80Dは、発生予測装置3で予測されたアラーム名である。障害ランク80Eは、アラームの重要度を識別するランクである。変化前経路80Fは、経路変化前の経路である。変化後経路80Gは、経路変化後の経路である。その結果、クライアント装置4の利用者は、発生予測装置3にアクセスし、予測一覧画面80を視認できる。
本実施例では、現在のトラフィック情報がアラーム発生直前の過去のトラフィック情報と一致する平均一致度がアラーム閾値を超えた場合、この過去のトラフィック情報に関わる経路変化情報のアラームを現在のトラフィック情報の今回のアラームとして予測する。その結果、発生予測装置3は、現在と過去とのトラフィック情報の一致度を考慮するため、アラーム発生の予測精度を高めることができる。更に、アラーム発生の予測精度が高くなるため、ユーザに予測の誤ったアラームを提示してしまうことも無くなる。更に、アラーム発生の予測精度が高くなるため、ユーザは予測されたアラームのみを事前に対処でき、従来のように予測の誤ったアラームに対処するような無駄な作業も減らせる。
本実施例では、トラフィック情報として、経路毎のトラフィック量、経路毎のパケットロス量及び経路毎の遅延量も含めるため、トラフィック量、パケットロス量及び遅延量を用いて、現在と過去のトラフィック情報の一致度を判定する。その結果、発生予測装置3は、現在と過去とのトラフィック情報の一致度の精度を高めることで、アラーム発生の予測精度の向上が図れる。
本実施例では、トラフィック情報のデータ種別毎に重み度を記憶しておき、データ種別毎の重み度に基づきデータ種別毎の一致度を重み付けできる。
本実施例では、現在の直前の比較個数分のトラフィック情報と、アラーム発生直前の過去の比較個数分のトラフィック情報とを比較して一致度を算出したので、比較個数を増やすことで一致度の判定精度を高めることができる。
尚、上記実施例では、トラフィック情報の一致度を算出する際、経路毎のトラフィック量、経路毎のパケットロス量及び経路毎の遅延量を用いたが、これらトラフィック量、パケットロス量及び遅延量の内、少なくとも何れか一つを用いても良い。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
2 ネットワーク
3 発生予測装置
21 経路変化判定部
22 収集部
23 評価部
24 重み度判定部
25 予測部
34 経路変化テーブル
35 トラフィック量テーブル
36 パケットロス量テーブル
37 遅延量テーブル
40 重み度テーブル
41 アラーム登録テーブル

Claims (7)

  1. ネットワーク内の経路変化時の経路変化前の経路名、経路変化後の経路名及び経路変化時のアラームを含む経路変化情報を生成する生成部と、
    前記ネットワーク内の経路毎のトラフィック情報を収集する収集部と、
    前記収集部にて収集された前記経路を識別する経路名毎の前記トラフィック情報及び収集時刻を対応付けて記憶する記憶部と、
    前記生成部にて生成された前記経路変化情報の内、未指定の前記経路変化情報が指定された場合に当該経路変化情報の経路変化前の経路名に対応した現在の直前のトラフィック情報と前記経路変化直前の過去のトラフィック情報とを前記記憶部から取得し、前記取得された前記現在の直前のトラフィック情報が前記取得された前記過去のトラフィック情報と一致する度合を示す致度を算出する算出部と、
    前記致度が所定閾値を超えた場合、前記指定された前記経路変化情報内の前記経路変化時のアラームを今回の発生アラームとして予測する予測部と
    を有することを特徴とする通信監視装置。
  2. 前記トラフィック情報は、
    前記経路毎のトラフィック量、前記経路毎のパケットロス量及び前記経路毎の遅延量の内、少なくとも何れか一つを含むことを特徴する請求項1に記載の通信監視装置。
  3. 前記トラフィック情報のデータ種別毎に、前記一致度に重み付けする重み度が記憶された重み度記憶部と、
    前記トラフィック情報のデータ種別に応じた前記重み度を前記重み度記憶部から読み出し、読み出された前記重み度に基づき、前記トラフィック情報の前記一致度を重み付ける重み付け部と
    をさらに有し、
    前記予測部は、
    前記重み付け部で重み付けられた前記一致度が前記所定閾値を超えたか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信監視装置。
  4. 前記算出部は、
    前記指定された前記経路変化情報の前記経路変化前の経路名に対応した前記現在の直前の所定個数分のトラフィック情報及び前記経路変化直前の前記過去の前記所定個数分のトラフィック情報を前記記憶部から取得し、前記取得された前記現在の直前の前記所定個数分のトラフィック情報が前記取得された前記過去の前記所定個数分のトラフィック情報と一致する度合を示す前記一致度を算出することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の通信監視装置。
  5. 前記収集部は、
    前記経路毎のトラフィック量、パケットロス量及び遅延量を収集し、
    前記記憶部は、
    前記取集部にて収集された前記トラフィック量、前記パケットロス量、前記遅延量及び前記収集時刻を前記経路名毎に記憶し、
    前記算出部は、
    前記指定された前記経路変化情報の前記経路変化前の経路名に対応した前記現在の直前の前記トラフィック量及び前記経路変化直前の前記過去の前記トラフィック量を前記記憶部から取得し、前記取得された前記現在の直前の前記トラフィック量が前記取得された前記過去のトラフィック量と一致する度合を示すトラフィック量の一致度を算出する第1の算出部と、
    前記指定された前記経路変化情報の前記経路変化前の経路名に対応した前記現在の直前の前記パケットロス量及び前記経路変化直前の前記過去の前記パケットロス量を前記記憶部から取得し、前記取得された前記現在の直前の前記パケットロス量が前記取得された前記過去のパケットロス量と一致する度合を示すパケットロス量の一致度を算出する第2の算出部と、
    前記指定された前記経路変化情報の前記経路変化前の経路名に対応した前記現在の直前の前記遅延量及び前記経路変化直前の前記過去の前記遅延量を前記記憶部から取得し、前記取得された前記現在の直前の前記遅延量が前記取得された前記過去の遅延量と一致する度合を示す遅延量の一致度を算出する第3の算出部と、
    前記第1の算出部で算出された前記トラフィック量の一致度と、前記第2の算出部で算出された前記パケットロス量の一致度と、前記第3の算出部で算出された前記遅延量の一致度とを平均化して前記トラフィック情報の一致度を算出する第4の算出部と
    を有することを特徴する請求項1に記載の通信監視装置。
  6. 通信監視装置は、
    ネットワーク内の経路変化時の経路変化前の経路名、経路変化後の経路名及び経路変化時のアラームを含む経路変化情報を生成し、
    前記ネットワーク内の経路毎のトラフィック情報を収集し、収集された前記経路を識別する経路名毎の前記トラフィック情報及び収集時刻を対応付けて記憶部に記憶し、
    生成された前記経路変化情報の内、未指定の前記経路変化情報が指定された場合に当該経路変化情報の経路変化前の経路名に対応した現在の直前のトラフィック情報と前記経路変化直前の過去のトラフィック情報とを前記記憶部から取得し、前記取得された前記現在の直前のトラフィック情報が前記取得された前記過去のトラフィック情報と一致する度合を示す致度を算出し、
    前記一致度が所定閾値を超えた場合、前記指定された前記経路変化情報内の前記経路変化時のアラームを今回の発生アラームとして予測する
    各処理を実行することを特徴とする発生予測方法。
  7. コンピュータに、
    ネットワーク内の経路変化時の経路変化前の経路名、経路変化後の経路名及び経路変化時のアラームを含む経路変化情報を生成し、
    前記ネットワーク内の経路毎のトラフィック情報を収集し、収集された前記経路を識別する経路名毎の前記トラフィック情報及び収集時刻を対応付けて記憶部に記憶し、
    生成された前記経路変化情報の内、未指定の前記経路変化情報が指定された場合に当該経路変化情報の経路変化前の経路名に対応した現在の直前のトラフィック情報と前記経路変化直前の過去のトラフィック情報とを前記記憶部から取得し、前記取得された前記現在の直前のトラフィック情報が前記取得された前記過去のトラフィック情報と一致する度合を示す致度を算出
    前記一致度が所定閾値を超えた場合、前記指定された前記経路変化情報内の前記経路変化時のアラームを今回の発生アラームとして予測する
    各処理を実行させることを特徴とする発生予測プログラム。
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