JP5957288B2 - 固形薬剤の溶解滅菌装置 - Google Patents

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本発明は、水利用施設の滅菌用の水溶性固形薬剤溶解装置に関するものであり、さらに詳しくは、次亜塩素酸カルシウム化合物や塩素化イソシアヌール酸(または塩)等の無機もしくは有機の固形塩素剤を溶解する滅菌装置に関する。
生活排水、産業排水、プール循環水、浴場循環水などは、滅菌のため前述の固形塩素剤を用いて殺菌処理を行った後、放流またはプールや浴場等の水利用施設で循環再利用されている。従来、固形塩素剤を処理水中に溶解添加する方法として、循環水の一部を分岐し、これを溶解に供する水(以下、処理水と記す)として、固形塩素剤を充填した密閉容器内に強制的に流通させて溶解を行い、循環水系内に設置された濾過機の入口と出口の間に生じる差圧を利用して溶解液を循環水の主配管に注入する方法(例えば、特許文献1参照)や、固形塩素剤の溶解液を入れた溶解液槽を注入する循環水系の主配管よりも高い位置に設置してヘッド圧で注入する方法(例えば、特許文献1参照)や、開放常圧型の溶解装置において、循環水の一部を分岐した処理水をスプレーノズルで固形塩素剤に噴霧して溶解を行い、溶解液をポンプを利用して循環水の主配管へ注入する方法(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
特公昭45−29788号公報 特開平8−99089号公報
密閉容器に処理水を導入して固形塩素剤の溶解を行い、循環水系内に設置された濾過機の入口と出口に生じる差圧を利用して溶解液を循環水の主配管へ注入する方法では、濾過機の運転時間の経過により差圧が変動し、これに連動して溶解液の注入量も共に変動し、滅菌に供する塩素濃度を一定に制御することが困難である。
また、前記の濾過機の差圧を利用して溶解液を循環水の主配管へ注入する方法に加え、特許文献1ではプール水の循環水系の主配管よりも高い位置に設置してヘッド圧で溶解液を注入する方法等が示されているが、実際のプールや浴場等の水利用施設においては、濾過機や固形薬剤の溶解滅菌装置等の設備が該水利用施設よりも低い位置、例えば、階下に設置される場合もある。その場合、注入に必要な差圧が取れず、濾過機の出口側配管への溶解液の注入が困難となり、滅菌処理が不十分になる。
また、浴場や屋内プール等の温水を利用する水利用施設では、細菌が繁殖しやすいため、水利用施設のみならず濾過機内部をも滅菌する。この場合、固形塩素剤の溶解液を濾過機の入口側配管へ注入する必要がある。しかし、その場合、濾過機の差圧を注入に利用することは困難である。
すなわち、機械装置の構造や設置方法等によって生じる差圧を溶解液の注入に利用することが困難な施設では、溶解液の注入をポンプで行うことが有利である。
しかしながら、特に無機の固形塩素剤を長期にわたり溶解する場合、溶解液槽の壁面や配管等の接液部に消石灰や炭酸カルシウム等のスケールの析出や沈殿が避けられず、また固形塩素剤に少量含まれるシリカやアルミナ系の水不溶固形分が溶解液槽内に堆積するといった問題があった。これらのスケールや水不溶固形分の堆積は、溶解液槽に接続された配管や注入ポンプの閉塞や、ポンプ部品の損耗の原因となる。その結果、ポンプ内部の清掃や損耗部品の交換といったメンテナンスの頻度が増加したり、ポンプのキャビテーションにより送液が困難になる場合や、またポンプの交換が必要になるという欠点があった。
さらに、前記のような問題を未然に防止するためには、定期的に運転を停止して溶解液槽内を清掃する必要があり、操作と費用が嵩むことになる。
本発明は、固形塩素剤の溶解液注入ポンプの吐出配管にエゼクターを設置し、溶解液槽と該エゼクターを接続することにより、溶解液槽内のスケールおよび水不溶固形分をエゼクターで吸入し、溶解液槽外への排出を促すことによって前記の課題を解決したものである。
以下、本発明の固形薬剤の溶解滅菌装置を詳細に説明する。
本発明は、水溶性固形薬剤の溶解液を循環させて滅菌処理する装置において、溶解液を注入するポンプと溶解液を注入するエゼクターとが併設され、該エゼクターが該ポンプの吐出配管上に設置されてなることを特徴とする固形薬剤の溶解滅菌装置に関するものである。
特に、固形塩素剤を充填する薬室Aと、薬室底面にあって固形塩素剤を保持する機能を有する目皿Bと、溶解液を保持する溶解液槽Cと、溶解液槽の液面調整装置としてフロート式定水位弁Dおよび液面調整室Eと、固形塩素剤の溶解に供する処理水を装置内へ導入する導入配管L1と、処理水の導入量を調整するために導入配管L1上に設置された取水弁Vと、溶解液を液出口Jを介して注入ポンプGへ供給する吸入配管L2と、ポンプの吐出配管L4と、溶解液を液出口Kを介してポンプの吐出配管L4上に設置されたエゼクターHへ供給する吸入配管L3により構成されるものであって、図2で示されるものである。
本発明の固形薬剤の溶解滅菌装置は、例えば、図1に示すようなプール水の循環水系内において使用される。図1においては、水利用施設であるプール2より取水したプール水を所定の水質に保つ処理を行うために、循環ポンプ3によりプール水を濾過機4に送って異物を除去するが、濾過前のプール水の一部を処理水取込口5より分岐して固形塩素剤の溶解液を調製する固形薬剤の溶解滅菌装置1へ導入して、該溶解液を処理水合流点6で濾過機を経たプール水と混合し、殺菌消毒を行う。すなわち、処理水取込口5で分岐された処理水は図2の薬剤溶解用の処理水導入配管L1を経て固形薬剤の溶解滅菌装置1の内部へ導入され、この処理水導入配管L1より供給された処理水によって薬室A内の目皿Bの上に充填された固形塩素剤を溶解し、該溶解液は溶解液槽Cに保持される。該溶解液の一部は溶解液槽Cの底部の液出口Jに連結された吸入配管L2を経て注入ポンプGにより吐出配管L4に加圧送液される。また、該溶解液の一部は溶解液槽Cの底部の液出口Kに連結された吸入配管L3を経て注入ポンプGの吐出配管L4上に設置されたエゼクターHにより吸入され、吐出配管L4に注入される。そして、合流した固形塩素剤溶解液配管L5は、循環水系の主配管上の処理水合流点6に接続され、固形塩素剤の溶解液は循環水と合流・混合され、循環水が滅菌される。溶解液と共に注入ポンプGやエゼクターHにより吸入され、循環水に注入された消石灰や炭酸カルシウム等のスケールや固形塩素剤に含まれる水不溶固形分は、循環水系内に設置された濾過機4で捕集される。
注入ポンプGに加え、エゼクターHで溶解液を注入ポンプGの吐出配管L4に注入する機能により、消石灰や炭酸カルシウム等のスケールや固形塩素剤に含まれる水不溶固形分の排出が促され、注入ポンプGのみで溶解液の注入を行う場合と比較して、溶解液槽C内に堆積するスケールや水不溶固形分の総量が減少する。
また、注入ポンプGのみで溶解液の注入を行う場合と比較して、吸入配管L2を介して注入ポンプGに吸入される消石灰や炭酸カルシウム等のスケールや固形塩素剤に含まれる水不溶固形分の量が大幅に低減される。そして、これらのことにより運転は安定し、固形薬剤の溶解と滅菌をスムーズに行うことができる。
本発明の固形薬剤の溶解滅菌装置は、形状、大きさ、材質に特に制限はない。円筒であっても、方形であってもよい。また、固形塩素剤を充填する薬室Aの内部が仕切り板によって複数に区切られていてもよい。また、溶解液槽Cの液深に制限はないが、溶解液の注入装置である注入ポンプGおよびエゼクターHの吸入の安定性の観点から、溶解液槽Cの溶解液槽底面からの液深が10cm以上であることが好ましく、15cm以上であることが特に好ましい。
溶解液槽Cの液面調整を行う装置においては、その機能が同じであれば、前記のフロート式定水位弁Dに限定されず、電極式液面計と電気回路で構成される液面調整装置や、液深の変化による圧力変化を検出する差圧式液面計と電気回路で構成される液面調整装置であってもよい。
また、注入ポンプGは種々選択できるが、注入ポンプGの吸入による溶解液槽Cの液切れを防止する観点から、注入ポンプGの定格流量は、処理水を装置内へ導入する導入配管L1や、取水弁Vや、フロート式定水位弁Dの定格流量を下回る必要がある。注入ポンプGの定格流量は、導入配管L1、取水弁V、フロート式定水位弁Dの内、最も小さい定格流量の0.8倍以下であることが好ましい。溶解液の注入量の確認は、例えば、図2の処理水導入配管L1上に設置された流量計Fによって確認することができる。
また、エゼクターHは種々選択できるが、最大使用圧力が1.0MPa以上であって、最大流量が10L/min以上、吸入流量が3L/min以上の能力を有するものが好ましい。
そして、溶解液槽底部に少なくとも2つの液出口を有し、液出口の一方が注入ポンプと溶解液槽を連結する吸入配管L2に接続され、他方がエゼクターと溶解液槽を連結する吸入配管L3に接続されていることが好ましい。
溶解液を注入ポンプGに供給する吸入配管L2が溶解液槽Cと連結する液出口Jは、溶解液槽Cの下部であれば、底面、側面のいずれでもよいが、固形塩素剤に含まれる水不溶固形分の吸入を低減するために、液面調整室Eの底面に配置することが好ましい。この時、吸入配管L2が溶解液槽Cの内部へ挿入され、液出口Jが溶解液槽Cの内部に位置してもよい。
溶解液をエゼクターHに供給する吸入配管L3が溶解液槽Cと連結する液出口Kは、溶解液槽Cの下部であれば、底面、側面のいずれでもよいが、固形塩素剤に含まれる水不溶固形分の吸入を促すために、目皿Bの直下に配置し、さらに溶解液槽Cの底面に配置することが好ましい。この時、吸入配管L3が溶解液槽Cの内部へ挿入され、液出口Kが溶解液槽Cの内部に位置してもよい。
また、液出口Jを介して水不溶固形分が注入ポンプGに吸入されることを低減しつつ、かつ液出口Kを介して水不溶固形分がエゼクターに吸入されることを促進するために、溶解液槽底部に少なくとも2つ設置された液出口を結ぶ線分を分割する位置に、溶解液槽底面上に連続する高さ5cm以上の堰を設けることが好ましい。例えば、図2で示すように、液出口Jおよび液出口Kを結ぶ線分を分割する位置に溶解液槽Cの底部を2つ以上に仕切る堰Wを設置してもよい。該堰Wの高さは、溶解液槽Cの底面から5cmより高く、かつ目皿Bの設置位置より低く設定することが好ましい。該堰Wの高さを溶解液槽Cの底面から高さ5cmより高く設定すると、液出口Kを介してエゼクターHに吸入される水不溶固形分量が増加し、溶解液槽C底部に堆積する水不溶固形分量が著しく減少するため好ましい。また、該堰Wの高さを目皿Bの設置位置より高く設定すると、溶解液が液出口Jに十分に供給されず、滅菌が不安定になり好ましくない。なお、隔壁Wは、複数設けてもよい。
また、目皿Bは、溶解液面に対し水平に設置してもよいが、固形塩素剤に含まれる水不溶固形分の薬室Aからの排出を促すため、傾斜をつけて設置することもできる。目皿Bの設置角度は、溶解液面に対し水平(0度)〜40度の範囲が好ましい。40度を越える傾斜になると薬室Aの容積が減るため好ましくなく、固形塩素剤の溶解性と水不溶固形分の排出効果の観点から10〜20度の範囲が特に好ましい。なお、傾斜の方向に制限はない。
固形塩素剤の溶解液注入に、ポンプに加えエゼクターを併用することにより、特別な運転操作を必要とせず、容易に固形塩素剤の溶解と安定的な滅菌処理が実現できる。さらに、溶解液槽の清掃頻度の低減や注入ポンプの故障の低減による経済的効果は、エゼクターの設置費用を大きく上回る。
溶解液槽内に析出、沈殿するスケールや水溶性固形薬剤に含まれる水不溶固形分をエゼクターを介して効率的に溶解液槽外へ排出することにより、析出、沈殿したスケールや固形塩素剤に含まれる水不溶固形分の吸入によるポンプ故障や配管閉塞の防止や、溶解液槽内の清掃頻度の低減が可能となり、固形薬剤の溶解および滅菌処理が安定的に行われる。
プール水の循環水系の概略図である。 本発明である固形薬剤の溶解滅菌装置の断面図である。
本発明を実施例および比較例により説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
図2に示す形状の装置を用い、固形薬剤の溶解試験を行った。幅500mm、奥行300mm、高さ550mmの塩化ビニル製の薬室Aの底部に、水平に対し10度斜め下方向に傾斜した目皿Bを設置し、その上に固形塩素剤として次亜塩素酸カルシウム組成物錠剤(トヨクロンファインBH−10)5.6kgを不規則充填した。なお、外壁と目皿Bが接する位置は、溶解液槽の底面から105mmとした。また、堰Wの高さは120mmで、溶解液槽の側壁から370mmの位置に奥行き300mm長さで区切る形とした。注入ポンプ液出口Jとエゼクター液出口Kは、図2の正面図のそれぞれ近い外壁から50mm、80mmの位置で、奥行きに対して中央部に設けた。注入ポンプGは最大流量15L/minのダイヤフラムポンプ、エゼクターHは最大注入量2.5L/minのMazzei社製のModel484Xを用いた。そして、フロート式液面調整器にて、液面が溶解液槽の底面から155mmになるようにセットした。この装置に、水温5℃の処理水を流量600L/hrで処理水導入配管L1を通じて導入して、固形塩素剤の溶解を行った。注入ポンプGの流量は480L/hrであり、エゼクターHの注入量は120L/hrであった。その結果、固形塩素剤溶解液配管L5の有効塩素濃度は、120〜160mg/Lで安定した。48hr運転後、装置を止めて溶解液槽底部に堆積した水不溶固形分を全量採取し、110℃で乾燥してその重量を測定したところ75.1gであった。この量は、比較例1の水不溶固形分118.0gに比べて36.4%少ないものであった。
比較例1
エゼクターHと堰Wを設置しない以外は、実施例1と同様の装置と方法で試験した。なお、この時の注入ポンプGの流量は約600L/hrであった。その結果、48hr運転後の溶解液槽底部に堆積した水不溶固形分量は、乾燥重量で118.0gであり、実施例1のそれに比べて1.6倍の量であった。
実施例2
薬室Aに固形塩素剤を10kg充填した以外は、実施例1と同様の装置と方法で試験した。その結果、96hr運転後の溶解液槽底部に堆積した水不溶固形分量は、乾燥重量で121.7gであり、比較例2のそれに比べて42.0%少ないものであった。
比較例2
エゼクターHと堰Wを設置しない以外は、実施例2と同様の装置と方法で試験した。なお、この時の注入ポンプGの流量は約600L/hrであった。その結果、96hr運転後の溶解液槽底部に堆積した水不溶固形分量は、乾燥重量で209.8gであり、実施例2のそれに比べて1.7倍の量であった。
実施例3
薬室Aに固形塩素剤を50kg充填した以外は、実施例1と同様の装置と方法で試験した。その結果、360hr運転後の溶解液槽底部に堆積した水不溶固形分量は、乾燥重量で458.9gであり、比較例3のそれに比べて56.3%少ないものであった。
比較例3
エゼクターHと堰Wを設置しない以外は、実施例3と同様の装置と方法で試験した。なお、この時の注入ポンプGの流量は約600L/hrであった。その結果、360hr運転後の溶解液槽底部に堆積した水不溶固形分量は、乾燥重量で1050.1gであり、実施例2のそれに比べて2.3倍の量であった。
実施例1乃至3および比較例1乃至3の結果より、本発明の効果が大きいことは明らかである。また、水量300〜400トンの標準的な大きさの25mプールでは年間500kg程度の固形塩素剤が使用されるが、本発明の実施例から溶解液槽底部に堆積する水不溶固形分量は、従来の装置と比較して大幅に低減されることが予想され、より大きな効果が期待される。
1 固形薬剤の溶解滅菌装置の本体部
2 プール
3 循環ポンプ
4 濾過機
5 処理水取込口
6 処理水合流点
A 薬室
B 目皿
C 溶解液槽
D フロート式定水位弁
E 液面調整室
F 流量計
G 注入ポンプ
H エゼクター
J 注入ポンプ液出口
K エゼクター液出口
V 取水弁
W 堰
L1 処理水導入配管
L2 注入ポンプ吸入配管
L3 エゼクター吸入配管
L4 注入ポンプ吐出配管
L5 固形塩素剤溶解液配管

Claims (2)

  1. 水溶性固形薬剤を充填する薬室部前記薬室底部の目皿前記目皿の直下に配置される前記水溶性固形薬剤が溶解した溶解液を保持する溶解液槽前記溶解液槽の液面調整装置前記溶解液槽の溶解液の一部を吸入するポンプと、前記溶解液槽の溶解液の一部を吸入するエゼクターを構成要素として含み、前記エゼクターが前記ポンプの吐出配管上に設置されており、また前記溶解液槽底部に少なくとも2つの液出口を有し、液出口の一方が溶解液の一部を吸入するポンプと溶解液槽を連結する吸入配管に接続され、他方がエゼクターと溶解液槽を連結する吸入配管に接続され、さらに溶解液槽底部に設置された液出口を結ぶ線分を分割する位置に、溶解液槽底面上に連続する高さの堰を設けてなることを特徴とする水の滅菌用の水溶性固形薬剤の溶解装置。
  2. 水溶性固形薬剤を充填する薬室底部の目皿が、水平方向に対し10度〜20度の角度で傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の水の滅菌用の水溶性固形薬剤の溶解装置。
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