JP5956641B2 - ナンバープレートの製造方法 - Google Patents

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本発明は、主として字光式ナンバープレートであって、その照明をバックライトで行うものに関する
特許文献1に記載のナンバープレート照明システムは、ナンバープレートの中心方向に光軸を向けて配置されるナンバープレートの照明用LED光源と、ナンバープレートの正面方向に光軸を向けて配置される投光用LED光源とを、ナンバープレートの周囲に交互に配置したものである。
次に、特許文献2に記載のナンバープレートは、バックライト式ナンバープレートであって、対向する主前面および主後面ならびにその間の側面を有する光導路と、光導路を照らすために光導路の少なくとも1つの側面の少なくとも一部に沿って配置された細長い光源とを具備している。さらに、バックライト式ナンバープレートは光透過性再帰反射フィルムおよび表示を具備し、光透過性再帰反射フィルムおよび表示は光導路の前面の前側に配置される。
特開2005−255080号公報 特開2011−178391号公報
従来のバックライト式のナンバープレートは、その厚みが厚く車両に取付け難い欠点があった。さらには、構造が複雑で故障し易いものであった。
そこで、本発明は薄型で構造が簡単な、故障し難いバックライト型のナンバープレートを提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、平板状の基部本体(1)と、基部本体(1)の表面から外側に順に配置される反射板(2)および導光板(3)と、拡散板(9)と、文字および数字からなる透光部(4)を有する被照射板(5)とを具備し、
前記導光板(3)の端面に対向して、その長手方向に沿って互いに離間して複数のLEDよりなる光源(6)が配置され、
前記導光板(3)は、透明体で形成され、その反射板(2)に対向する表面(3a)に、小さな凸または凹からなるドット(7)が多数分散形成されたドット群(8)を有し、その各ドット(7)の表面積が前記光源(6)から遠くなるほど大きく形成されたナンバープレートの製造方法において
各ドット(7)の表面には、そのドット(7)に比べて微細な凹凸を有する凹凸加工部(10)が形成され、同様の微細な凹凸加工部(10)がその導光板(3)の拡散板(9)側の裏面(3b)にも配置され
前記導光板(3)を射出成形するための第1金型と第2金型とを有し、
前記ドット群(8)を形成するため、その第1金型の表面に部分的に第1のエッチングを行い、
前記凹凸加工部(10)を形成するため、第1金型のドットおよび第2金型に均一に第2のエッチングを行うことにより、その表面にすりガラス状でドットの表面の面積より小さな微細な無数の凹凸を形成し、その第1金型と第2金型との間に樹脂を射出することにより、
その表面(3a)に多数のドット(7)を形成すると共に、そのドット(7)表面上並びに、裏面(3b)上に凹凸加工部(10)を成形することを特徴とするナンバープレートの製造方法である。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のナンバープレートの製造方法において、
前記凹凸加工部(10)が、光源(6)の存在する導光板(3)の端面からそれに直交する方向に 複数個離れたドット(7)の位置から形成したことを特徴とするナンバープレートの製造方法である。
本発明は、前記導光板3の少なくとも裏面側にドット群8を有し、その各ドット7の表面積が前記光源から遠くなるほど大きく形成され且つ、そのドット7の表面に凹凸加工部10が形成されると共に、導光板3の表面の略全体に微細な凹凸加工部10が形成されたから、光源からの距離に関係なく被照射板を均一に発光することができる。これは、光源からの距離に比例してドット面積を次第に大きくすることで、光源から遠い部分の出光量を多くし、それに加えてドットの表面に凹凸加工部10を形成することにより、そこから、反射板側に光源から遠い程、多くの光を出光させ、拡散板側には、略全面に凹凸加工部10が形成されることで、被照射板の各部を均一に発光させることができる。即ち、ドット面積の変化と、そのドット上およびその反対側全面の微細な凹凸加工部との相乗効果により、表示板全体に均一な発光を実現できることが実験により確認できたものである。
さらに、導光板3を第1金型と第2金型との間に樹脂を射出成形することにより製造し、第1金型の表面に部分的に第1のエッチングを行うことにより、ドット群8が形成され、第1の金型のドットおよび第2金型の表面に第2のエッチングを行い、表面にすりガラス状で無数の凹凸に形成することにより、凹凸加工部10が形成されるようにしたので、その製造が容易で品質のよいものを量産できる。
請求項2に記載の本発明は、微細な凹凸加工部10を、光源6の存在する導光板3の端面からそれに直交する方向に複数個離れたドット7の位置から形成した場合には、光源近傍の光の乱反射をなくし、光源からより遠くまで均一に発光することができる。
本発明の表示板の要部横断面図。 図1のII部拡大断面図。 (A)は同表示板に介装される導光板3の表面図、(B)は同裏面図、(C)は(A)のC−C矢視断面図 (D)は(A)のD−D矢視断面図。 同導光板のドット群8の説明図。 本発明の表示板をナンバープレートに利用した分解斜視図。 図2における他の例を示す拡大断面図。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
本発明の表示板は、字光式又はバックライト型のナンバープレートとして最適なものに関する。
図4はその表示板をナンバープレート14として利用したものである。
一例として、図5に示す如く、プラスチック製の基部本体1と、その枠内の下端に配置した光源6と、基部本体1内に順次積層される反射板2,導光板3,拡散板9,被照射板5(ナンバープレート14)とを有する。
その基部本体1は、四周を取り囲む枠部と、その枠部の内側に平行に配置された溝部とを有し、その溝部の下端には、樹脂材に多数のLEDを所定間隔に埋設した光源6が設けられている。そして各LEDは、その発光部が上方に向けられている。
基部本体1の内面側上部にはボルト孔15が形成され、その孔縁部が立ち上げられると共に、その外周囲に環状溝が形成されている。そしてその環状溝の外周に整合するように、反射板2,導光板3にボルト孔15が形成されている。
反射板2は、プラスチックのフィルム材からなり、光源6の側を除き、その左右両辺及び上縁に側部反射部2aを一定の幅で残してその境に、多数のスリット状のミシン目が形成され、そのミシン目を境に内側に折り曲げられている。その側部反射部2aで導光板3の端面を通過する光を反射するように構成されている
導光板3は、一例として透明なアクリル板の射出成型体からなる。次に、拡散板9は乳白色のプラスチック材からなる。
また、被照射板5はその外周に透光部を有するナンバープレート14であって、その文字及び数字12,ハイフン記号12aが透光部として打ち抜かれていると共に、そこに半透明で有色のプラスッチク材がインサート成形されている。一例として、緑色の半透明プラスチック材を用いることができる。
次に、本発明の主たる特徴の1つは導光板3にある。
導光板3は、その表面3a側が乳白色の拡散板9に対向し、その裏面3b側が反射板2に対向する。そして、ナンバープレートの下端に位置した光源6側から導光板3の内部に光が照射され、その内部の表面の平坦面を反射して左右両側面及び上端面に光が到達し、そこで反射板2の反射部2aで反射し、再び内部に進入する。
導光板3の裏面3b側には、凸部(図2)又は凹部(図6)からなるドット7が形成される。図4に示す如く、ドット7は上下方向及び左右方向に互いに離間して多数配置されて、ドット群8を構成する。また、そのドット7の直径は、光源6より遠くなるほど(下から上に)大に形成されている。
さらに、導光板3に形成されたドット7の表面には微細な凹凸加工部10が、図2,図3(B)の如く設けられている。同様に導光板3の表面3a側においても、その微細な凹凸加工部10が図2,図3(A)の如く設けられている。
なお、この導光板3はナンバープレート14用のものであって、そのナンバーの配置される位置の各境がスリット13によって区画され、そのスリット13の間に前記ドット群8及び凹凸加工部10が形成されている。
このような導光板3は、上下一対の金型間に樹脂を射出成形して製造される。
第1金型の表面に、ドット以外の部分をマスキングして、第1のエッチングを行う。
次に、第1金型のドットの表面および、第2金型の表面の略全部に均一に第2のエッチングを行うことにより、それらの金型表面にすりガラス状でドットの表面の面積より小さな無数の凹凸を形成する
各エッチング後、一対の金型間に樹脂を射出する。
第1エッチングを行った第1金型の表面により、導光板3の反射板2側にドット群8が形成される第2エッチングを行った各金型の表面により、導光板3のドット7の表面に微細な凹凸加工部10が形成され導光板3の表面3a側の図3(A)に示す位置に夫々凹凸加工部10が形成される
一例として、第1のエッチングの深さは5μm〜10μmであり、その直径は0.5mm〜2mmである。また、第2のエッチングの深さは5μm〜10μmである。
導光板3の凹凸加工部10は、光源6の存在する導光板3の端面(図1において、下方に位置する面)からそれに直交する方向に複数個離れたドット7の位置から形成されている。この実施例では、凹凸加工部10は図4のライン16より上方のみに形成されている。即ち、下から4段目以上のドット位置から凹凸加工部10が形成されている。これは光源近傍からの出光を極力少なくして、全面から均等に光を放出させるためである。
そして、基部本体1に反射板2,導光板3,拡散板9,被照射板5を順に重ね合わせ、被照射板5と基部本体1との間にパッキンを挿入してナンバープレート14を完成する。
なお、この例では光源6のLEDは各数字毎に区切られた光遮断用のスリット13間に互いに離間して、図5に示す如く、LED6は各スリット間の領域に2つずつ配置されている。それを3以上とすることも一つとすることもできる。
(作用)
光源6を点灯すると、その光は導光板3内をその平面が平滑な部分では反射しながら進行する。そして、そのドット7及び凹凸加工部10の部分から外側に放出される。導光板3の裏面3b側に出た光は反射板2により反射され、再び導光板3内に進入し、導光板3の表面3aの凹凸加工部10から拡散板9側に放出される。そして拡散板9で乱反射して被照射板5の裏面側を均等に照射する。
なお、導光板3の裏面3b側から放出される光は、光源6から遠い程その量が多くなる。
なぜならば、ドット群8及びそれに設けた凹凸加工部10の表面積が光源6から遠いほど大きくなっているからである。また、導光板3の表面3a側に放出する光は、ドット群8及び反射板2を介して反射した光と、表面3a上の凹凸加工部10から放出された光との和が拡散板9に到達する。実験の結果、それらの相乗作用により被照射板5の裏面側は均等に照射される。
1 基部本体
1a 枠部
2 反射板
2a 側部反射部
3 導光板
3a 表面
3b 裏面
4 透光部
5 被照射板
6 光源
7 ドット
8 ドット群
9 拡散板
10 凹凸加工部
12 数字
12a ハイフン記号
13 スリット
14 ナンバープレート
15 ボルト孔
16 ライン

Claims (2)

  1. 平板状の基部本体(1)と、基部本体(1)の表面から外側に順に配置される反射板(2)および導光板(3)と、拡散板(9)と、文字および数字からなる透光部(4)を有する被照射板(5)とを具備し、
    前記導光板(3)の端面に対向して、その長手方向に沿って互いに離間して複数のLEDよりなる光源(6)が配置され、
    前記導光板(3)は、透明体で形成され、その反射板(2)に対向する表面(3a)に、小さな凸または凹からなるドット(7)が多数分散形成されたドット群(8)を有し、その各ドット(7)の表面積が前記光源(6)から遠くなるほど大きく形成されたナンバープレートの製造方法において
    各ドット(7)の表面には、そのドット(7)に比べて微細な凹凸を有する凹凸加工部(10)が形成され、同様の微細な凹凸加工部(10)がその導光板(3)の拡散板(9)側の裏面(3b)にも配置され
    前記導光板(3)を射出成形するための第1金型と第2金型とを有し、
    前記ドット群(8)を形成するため、その第1金型の表面に部分的に第1のエッチングを行い、
    前記凹凸加工部(10)を形成するため、第1金型のドットおよび第2金型に均一に第2のエッチングを行うことにより、その表面にすりガラス状でドットの表面の面積より小さな微細な無数の凹凸を形成し、その第1金型と第2金型との間に樹脂を射出することにより、
    その表面(3a)に多数のドット(7)を形成すると共に、そのドット(7)表面上並びに、裏面(3b)上に凹凸加工部(10)を成形することを特徴とするナンバープレートの製造方法。
  2. 請求項1に記載のナンバープレートの製造方法において、
    前記凹凸加工部(10)が、光源(6)の存在する導光板(3)の端面からそれに直交する方向に 複数個離れたドット(7)の位置から形成したことを特徴とするナンバープレートの製造方法。
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