JP5956165B2 - リサイクルシステム - Google Patents

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Description

本発明は、生ゴミ、プラスチック系廃棄物、木質系廃棄物、汚泥などの有機廃棄物の減量化と再資源化とを図るリサイクルシステムに関する。
生ゴミは、スーパーマーケットや百貨店、外食産業、ホテル、一般家庭などから大量に排出される。本発明者は、この生ゴミから堆肥を生成するリサイクルシステムを下記特許文献1で提案している。
このシステムでは、図6に示すように、まず、樹木や果樹の剪定枝、刈り草、果実絞り滓などの植物廃棄物210と発酵資材211とを混合して、生ゴミの発酵を促進する菌床216を生成する。
この発酵資材211は、コーヒーの絞り滓などを微生物で発酵処理して製造したものである。微生物には、アセトン−ブタノール発酵を行うClostridium acetobutylicum系、Clostridium obutylicum系の細菌、Clostridium Puctionolyticum系の嫌気性窒素固定細菌、Streptococcus cremoris系、Streptococcus lactis系の乳酸菌などの嫌気性菌が含まれ、Azotobacter chrooccum系、Azotobacter agilis系、Azotobacter indicum系の窒素固定細菌などの好気性菌が含まれ、また、光合成細菌として、Rhodopseudomnas capsulata系の細菌が含まれ、その他、Actinoplanes系の放線菌やAspergillus olyzae系、Aspergillussojae系、Penicillum roqueforti系、Penicillum Camemberti系の糸状菌群が含まれている。
コーヒーの絞り滓は、繊維質が絡み合い、保水性に富むため、微生物の担体に適している。また、コーヒー絞り滓の繊維質が悪臭を吸着するため、この発酵資材は、臭いを抑える抑臭効果がある。
図6のシステムでは、この菌床216と発酵資材211とが各生ゴミ処理機214に収容され、生ゴミ処理機214に投入された生ゴミ215と混合される。生ゴミ処理機214には、これらを混合する攪拌機構が設けられている。この処理により、生ゴミは発酵して炭酸ガスと水に分解し、減量化する。分解されずに残る生ゴミの処理残渣の割合は1から3%の間である。
なお、生ゴミと発酵資材とを混合するだけでは、生ゴミに味噌汁などの塩分が含まれている場合や、強い油分が含まれている場合に、反応が停滞し、発酵が進まない。しかし、菌床を混合することにより、生ゴミの塩分や油分が中和され、生ゴミの発酵・分解が遅滞なく進行する。
各生ゴミ処理機215の菌床は定期的に交換され、回収された使用済みの菌床216に発酵資材211を混ぜ合わせて二次発酵が行われ、堆肥217が製造される。
特開2001−226181号公報
近年の農作物の栽培では、地表の乾燥防止、地温抑制、除草などを目的として、畑の畝をマルチフィルムで覆い、このマルチフィルムに設けた孔の箇所に野菜などを植え付けている。そのため、毎年、使用済みのマルチフィルムが、農家から大量に廃棄される。
また、放置された林地残材や間伐材、あるいは建築廃材など、木質系廃棄物も可なりの量に達している。
また、産業廃水や家庭廃水を微生物で浄化する廃水処理設備では、微生物の活性を保つために、汚泥の除去が欠かせない。そのため、廃水処理設備からは、汚泥が継続的に排出される。
これまで、こうした廃棄物を処理するための方法や処理装置が個別に開発されているが、例えば、山梨県のように、多くの農地や山林を擁し、木質系廃棄物や農業系廃プラスチックなどが大量に発生する地域では、各処理手段の連携を図り、効率的にシステム化して、廃棄物の減量化や再資源化をトータルで実現することが必要である。
本発明は、こうした事情を考慮して創案したものであり、生ゴミ、プラスチック系廃棄物、木質系廃棄物、汚泥などの減量化及び再資源化を効率的に実現するリサイクルシステムを提供することを目的としている。
本発明は有機廃棄物から油を生成する廃棄物油化装置と、有機廃棄物を炭化用ボックスに収容し、該炭化用ボックスを加熱して有機廃棄物から炭化物を生成するバイオマス炭化装置と、生ゴミの減量化及び堆肥化を行う生ゴミ処理装置と、を備え、生ゴミ処理装置で、発酵資材を用いて生ゴミを減量化する減量化処理と、減量化処理後の生ゴミを発酵資材と混ぜ合わせて堆肥化する堆肥化処理とが行われるリサイクルシステムであって、廃棄物油化装置で生成された生成油が、バイオマス炭化装置で燃料として使用され、バイオマス炭化装置で木質系廃棄物を炭化して生成された炭化物が、発酵資材の微生物担体として用いられる、ことを特徴とする。
このリサイクルシステムでは、廃プラスチックや木質系廃棄物から油が生成され、その油を燃料に使用して、有機廃棄物の炭化が行われ、有機廃棄物の炭化物を利用して生ゴミの減量化や堆肥化が行われる。バイオマス炭化装置により高温で処理された木質系廃棄物の炭化物は、残留していた揮発分が除去されて多孔質となる。そのため、発酵資材の微生物の担体に適している。
また、本発明のリサイクルシステムは、有機廃棄物から油を生成する廃棄物油化装置と、有機廃棄物を炭化用ボックスに収容し、該炭化用ボックスを加熱して有機廃棄物から炭化物を生成するバイオマス炭化装置と、生ゴミの減量化及び堆肥化を行う生ゴミ処理装置と、蒸気で駆動されて発電する蒸気発電機と、を備え、生ゴミ処理装置で、発酵資材を用いて生ゴミを減量化する減量化処理と、減量化処理後の生ゴミを発酵資材と混ぜ合わせて堆肥化する堆肥化処理とが行われるリサイクルシステムであって、廃棄物油化装置で生成された生成油が、バイオマス炭化装置及び蒸気発電機の少なくとも一方で燃料として使用され、バイオマス炭化装置で木質系廃棄物を炭化して生成された炭化物が、発酵資材の微生物担体として用いられ、蒸気発電機で発電された電力の少なくとも一部がシステム内で使用されることを特徴とする。
このリサイクルシステムでは、廃プラスチックや木質系廃棄物から生成された油を燃料として、有機廃棄物の炭化や蒸気発電が行われ、木質系廃棄物の炭化物を利用して生ゴミの減量化や堆肥化が行われ、発電された電気がシステム内で使用される。
また、本発明のリサイクルシステムでは、バイオマス炭化装置で炭化物を生成する有機廃棄物に、乾燥機で乾燥された汚泥が含まれる。
バイオマス炭化装置は、水分を減らした汚泥を炭化物に変えることができる。
また、本発明のリサイクルシステムでは、廃棄物油化装置が、木質系廃棄物から重質油を生成するバイオマス油化装置と、廃プラスチックから軽質油を生成する廃プラスチック油化装置とから成る。
そのため、廃棄物油化装置により、廃プラスチック及び木質系廃棄物の減量化、及び、再資源化が可能になる。
また、本発明のリサイクルシステムでは、生ゴミ処理装置で生成された堆肥と、バイオマス炭化装置で木質系廃棄物を炭化して生成された炭化物とを混ぜ合わせて土壌改良材を生成することもできる。
多孔質の炭化物は、保水性に富み、且つ、適度の空隙を形成するため、これを土壌改良材に加えることで、有用な微生物が増殖し、土の団粒化が促進される。
また、本発明のリサイクルシステムでは、バイオマス油化装置により、林地残材、竹林に放置された竹材、及び、剪定枝を含む木質系廃棄物から重質油が生成される。
そのため、こうした木質系廃棄物の減量化、再資源化が可能になる。
また、本発明のリサイクルシステムでは、廃プラスチック油化装置により、農業用マルチフィルム、作物被覆用フィルム、ハウス被覆フィルム、及び、ペットボトルを含む廃プラスチックから軽質油が生成される。
そのため、こうした廃プラスチックの減量化、再資源化が可能になる。
また、本発明のリサイクルシステムでは、バイオマス炭化装置により、生ゴミ処理装置で堆肥化し難い生ゴミ、及び、廃棄物油化装置の残渣から炭化物が生成される。
そのため、堆肥化し難い生ゴミや廃棄物油化装置の残渣なども残らず処理することができる。
本発明のリサイクルシステムにより、生ゴミ、プラスチック系廃棄物、木質系廃棄物、汚泥などを効率的に減量化・再資源化することができる。
本発明の実施形態に係るリサイクルシステムを示す図 バイオマス油化装置の熱分解反応装置の一例を示す図 廃プラスチック油化装置の一例を示す図 バイオマス炭化装置の一例を示す図 蒸気発電機の一例を示す図 生ゴミ処理装置の一例を示す図
図1は、本発明のリサイクルシステムを模式的に示している。
このシステムは、生ゴミを処理する生ゴミ処理装置50と、有機廃棄物や乾燥機61で乾燥した汚泥を炭化するバイオマス炭化装置60と、有機廃棄物から油を生成する廃棄物油化装置70と、蒸気で駆動されて発電する蒸気発電機100とを備えている。
廃棄物油化装置70は、林地残材、竹林に放置された竹材、剪定枝、建築廃材などの木質系廃棄物から重質油を生成するバイオマス油化装置71と、農業用マルチフィルム、作物被覆用フィルム、ハウス被覆フィルム、ペットボトルなどの廃プラスチックから軽質油を生成する廃プラスチック油化装置72とから成る。
バイオマス油化装置71は、チップ化して乾燥した木質系廃棄物が投入される熱分解反応装置を備えている。この熱分解反応装置は、400℃以上に保たれており、投入されたチップが急速熱分解して熱分解ガスに変わる。この熱分解ガスは冷却器に送られ、冷却されて重質油が生成される。
図2は、国際公開WO2006/130977に記載されたバイオマス油化装置の熱分解反応装置を示している。この熱分解反応装置は、円筒状の燃焼炉1と、燃焼炉1の周囲を円環状に取り囲む熱分解反応器2とを備えており、熱分解反応器2に入口・出口を有する複数のリフトチューブ4が燃焼炉1の内部に張り出している。燃焼炉1及び熱分解反応器2には、熱媒体の砂3、8が収容されている。燃焼炉1の上方には、炭素粒子(チャー)26などの固体燃料15を投入する投入口14と、廃ガス47を排出する排出口12とを備え、熱分解反応器2の上方には、チップ化したバイオマス17の投入口16と、熱分解ガス33の排出口13とを備えている。
燃焼炉1及び熱分解反応器2の底には、多数の小孔19を有する平板18が配置され、燃焼炉1には平板18の下から加熱空気27が吹き込まれ、熱分解反応器2には平板18の下から窒素ガスのような酸素の少ないガス28が吹き込まれる。また、リフトチューブ4の下端にもノズル7を通じて窒素ガス28が吹き込まれる。
この装置では、リフトチューブ4の下端から吹き込まれる窒素ガス28により、熱媒体の砂8が熱分解反応器2の中を高速で循環する。この砂8は、燃焼炉1に張り出しているリフトチューブ4を通過中に十分に熱せられ、その熱エネルギーを熱分解反応器2に移送する。そのため、熱分解反応器2内は均一な高温状態となり、熱分解反応器2に投入されたバイオマス17は、瞬時に熱分解ガスに変わる。この熱分解ガス33は、排出口13から導出され、分離装置で砂8や未反応のバイオマス17が除かれた後、冷却器で冷やされて重質油になる。
バイオマス油化装置71で生成された重質油は、温浴施設や農業用加温施設等のボイラー燃料として使用することができる。
本発明のリサイクルシステムでは、この重質油がバイオマス炭化装置60、廃棄物油化装置70及び乾燥機61の加熱用燃料として使用され、また、蒸気発電機100のボイラー101の燃料にも使用される。また、図2の装置の排出口12から排出される高温の廃ガス47は、燃焼加熱と組み合わせて、または単独で、乾燥機61やボイラー101を高温に維持するために利用される。
また、バイオマス油化装置から排出される残渣は、練炭や豆炭などに加工して利用することができる。
また、廃プラスチック油化装置72は、廃プラスチックを接触分解反応で分解ガスに変える分解反応器を備えている。廃プラスチックは、インゴット機で固められた後、破砕機で細かいチップ状に破砕されて分解反応器に投入される。このチップは分解反応器内で分解ガスに変えられ、その分解ガスが冷却器で冷却されて軽質油になる。
図3は、国際公開WO2007/086348に記載された廃プラスチック油化装置を示している。
この装置は、ロータリーキルン型の分解反応器121と、廃プラスチックや触媒を反応器121に投入するためのホッパー124と、反応器121の外から反応器121内の原料や触媒を加熱する加熱手段122、123と、分解ガスを冷却して液化する冷却器127と、油分の貯留槽128と、分解反応器121の残渣を溜める排出物貯留部131とを備えている。
ここでは、触媒として、石油精製プラントから排出された廃触媒(FCC廃触媒)を用いている。また、塩化水素の発生を抑えるために石灰石を添加している。また、加熱手段のヒータ122は、燃料と空気とを燃焼器123で燃焼させて得た熱で反応器121を加熱する。
この装置では、ホッパー124から投入された廃プラスチックや触媒などが分解反応器121の回転により、高温下で混合・攪拌され、廃プラスチックの接触分解反応が進行する。廃プラスチックの分解ガスは、窒素ガスや希ガスなどの不活性ガスに同伴されて反応器121から送出され、冷却器127で冷やされ、軽質油となって油分貯留槽128に溜まる。液化されなかった可燃性ガス129は、排出される。また、反応器121に溜まった残渣は、間欠的に排出物貯留部131に排出される。
廃プラスチック油化装置72で生成された軽質油は、燃料油や工業用ナフサを生成するために使用される。
本発明のリサイクルシステムでは、燃焼器123の燃料に、バイオマス油化装置71で生成された重質油が使用され、また、分解反応器121の回転に、蒸気発電機100で発電された電力が使用される。
バイオマス炭化装置60は、有機廃棄物を酸素のない状態で高温に熱し、熱分解させて減量化する。この処理で有機廃棄物は、酸素原子や水素原子が揮発して有機分が消滅し、炭素分と灰分からなる炭化物となる。
図4は、特開2007−203281号公報に記載されたバイオマス炭化装置を示している。この装置は、炭化炉本体80と、炭化炉本体80内で有機廃棄物を収容する炭化ボックス81と、炭化炉本体80内を区切る多孔板82と、多孔板82で区切られた燃焼室83に火炎を噴射する燃料用バーナー84と、炭化ボックス81から乾留ガス移送管93を通じて供給される乾留ガスを燃料とする乾留用バーナー85と、炭化ボックス81の上側を加熱する第1加熱室86と、炭化ボックス81の下側を加熱する第2加熱室87と、第1加熱室86を通過した加熱気流を排気ダクト88に導く第1ダクト89と、第2加熱室87を通過した加熱気流を排気ダクト88に導く第2ダクト90と、第1ダクト89の開閉を調節する第1ダンパー調節装置91と、第2ダクト90の開閉を調節する第2ダンパー調節装置92とを備えている。
炭化しようとする有機廃棄物は、炭化ボックス81の開口(不図示)から炭化ボックス81内に収容され、開口が密閉される。
炭化ボックス81は、始めに燃料用バーナー84を用いて加熱する。燃焼ガスは、炭化ボックス81の上部の第1加熱室86及び下部の第2加熱室87を通過して炭化ボックス81を加熱する。
炭化ボックス81が十分に加熱され、乾留ガスが乾留ガス移送管93を通じて乾留用バーナー85に供給されるようになると、乾留用バーナー85で乾留ガスを燃やし、炭化ボックス81の温度を維持することが可能になる。
また、第1加熱室86及び第2加熱室87の温度は、第1ダンパー調節装置91及び第2ダンパー調節装置92の開度を調節して制御することができる。
炭化温度を800℃以上に設定すると、炭化ボックス81内の有機廃棄物は、揮発分が抜けて多孔質の炭化物となる。
また、水分を大量に含む汚泥は、乾燥機61で乾燥した後に、バイオマス炭化装置60の炭化ボックス81に収容し、炭化温度を800℃以上に設定して炭化する。
炭化ボックス81から取り出した炭化物は、豆炭や練炭の製造に利用できる。また、原料に竹材を用いて炭化すれば竹炭が得られ、間伐材や建築廃材などを用いて炭化すれば良質の炭が得られる。
本発明のリサイクルシステムでは、バイオマス炭化装置60で生成した木質系廃棄物の炭化物62と、有用微生物とを混合して発酵資材を生成し、この発酵資材を生ゴミ処理装置50で使用する。また、この木質系廃棄物の炭化物62を、生ゴミ処理装置50で生成された堆肥に混ぜて土壌改良剤53を製造する。
この木質系廃棄物の炭化物62は、多孔質であり、保水性があるため、有用微生物の担体に適している。また、この炭化物62を土壌改良材に加えることで、土壌に適度の空隙が形成され、有用微生物が増殖して土の団粒化が促進される。
また、バイオマス炭化装置60で生成される炭化物62は、図2のバイオマス油化装置の投入口14から投入される炭素粒子(チャー)26としても利用可能である。
また、バイオマス炭化装置60では、廃棄物油化装置70から生じた残渣や、生ゴミ処理装置50で堆肥化できない生ゴミなどを処理して減量化することが可能であり、この処理で得られた炭化灰は、豆炭や練炭の製造に利用できる。
また、本発明のリサイクルシステムでは、図4のバイオマス炭化装置の燃料用バーナー84として、廃油バーナーが使用され、その燃料にバイオマス油化装置71で生成された重質油が用いられる。また、乾燥機61の加熱にも、バイオマス油化装置71で生成された重質油を燃料とする廃油バーナーが使用可能である。
また、図4の装置の排気ダクト88から排出される加熱気流は、図2の装置の排出口12から排出される高温の廃ガス47と同様に、燃焼加熱と組み合わせて、または単独で、乾燥機61やボイラー101を高温に維持するために利用できる。
生ゴミ処理装置50は、発酵資材を用いて生ゴミを減量化する減量化処理装置51と、減量化処理装置で処理された生ゴミを発酵資材と混ぜ合わせて堆肥化する堆肥化装置52とを備えている。この発酵資材では、バイオマス炭化装置60で製造された木質系廃棄物の炭化物が有用微生物の担体として用いられている。
この生ゴミ処理装置50は、特許文献1に記載された装置(図6)と同様に、発酵資材211を用いて生ゴミ215を一次発酵し、生ゴミを減量化する生ゴミ処理機(減量化処理装置)214と、各生ゴミ処理機から回収した一次発酵物に発酵資材211を混ぜ合わせて二次発酵させ、堆肥217を製造する堆肥化装置52とを備えている。生ゴミ処理機214は、発酵資材211が加えられた生ゴミ215を攪拌するための攪拌機構を備えている。この生ゴミ処理装置50の堆肥化装置52で製造された堆肥は、有機農業に使用される。
本発明のリサイクルシステムでは、さらに、堆肥化装置52で製造された堆肥と、バイオマス炭化装置60から得られた木質系廃棄物の炭化物とを混合して良質の土壌改良材を得ることができる。
また、特許文献1の構成では、生ゴミに味噌汁などの塩分や強い油分が含まれている場合でも、一次発酵が順調に進むように菌床216を各生ゴミ処理機214に配布しているが、本発明のリサイクルシステムでは、強い塩分や油分を含む生ゴミをバイオマス炭化装置60で処理するように役割を分担することで、生ゴミ処理機214の生ゴミ215は、発酵資材211を加えるだけで一次発酵が順調に進行する。そのため、菌床216の配布が省略可能である。
また、本発明のリサイクルシステムでは、生ゴミ処理機214の攪拌機構を駆動するために、蒸気発電機100で発電された電力を使用することができる。
蒸気発電機100は、蒸気を発生するボイラー101と、蒸気を受けて回転する蒸気タービン102と、蒸気タービン102と共に回転して発電する発電機103とを備えている。
図5は、特開2009−228569号公報に記載された蒸気発電機100を示している。
この装置は、蒸気を受けて回転するタービン102と、タービンの回転が動力伝達手段113を介して伝えられる発電機103と、発電機で発電された電気の周波数を商用周波数に変換する周波数変換器114と、発電機の回転数を制御するコントローラ115と、それらが収容されたケーシング118とを備えている。また、タービンに蒸気を供給する供給管104には、上流側から順に供給蒸気仕切弁106、ドレンを分離するドレンセパレータ108、及び、緊急遮断弁109が設けられている。また、タービンから蒸気の排出管105までの間には、ドレンを抑制するドレン抑制減圧弁111、及び、排出蒸気仕切弁107が設けられ、さらに、タービンからドレン抑制減圧弁までの蒸気圧力を計測する第1圧力計112と、ドレン抑制減圧弁から排出蒸気仕切弁までの蒸気圧力を計測する第2圧力計110とが設けられている。また、ケーシング118の外には、発電された電気の電圧を変換して系統117に送る変圧器116が設置されている。
この装置では、ボイラー(不図示)で発生した蒸気が、供給管104からタービン102に供給され、タービン102と、それに連動した発電機103の回転子とが回転して発電が行われる。
コントローラ115は、供給管104からタービン102に供給される蒸気量が変動した場合でも、第1圧力計112で計測される圧力データが一定となるように発電機103の回転数を制御し、また、第2圧力計110で計測される排出管105内の蒸気圧力が所定値を保つように、ドレン抑制減圧弁111の開度を制御する。
この装置では、蒸気から発生するドレンを抑制しながら発電を行うことができる。
本発明のリサイクルシステムでは、蒸気発電機100のボイラーの加熱手段として、バイオマス油化装置71で生成された重質油を燃料とする廃油バーナーが使用され、それと組み合わせて、または単独で、バイオマス炭化装置60から排出される加熱気流や、バイオマス油化装置71から排出される高温の廃ガスが使用される。
また、蒸気発電機100で発電した電力は、図3の装置の分解反応器121を回転したり、生ゴミを処理する減量化処理装置51の攪拌機構を回転したりするなど、このシステムを維持するための電力として使用され、余剰電力は売電される。
このように、このリサイクルシステムでは、廃棄物油化装置、バイオマス炭化装置、生ゴミ処理装置及び蒸気発電機の機能を組み合わせることで、生ゴミ、プラスチック系廃棄物、木質系廃棄物、汚泥などの減量化及び再資源化を効率的に行うことができる。
なお、ここでは、廃棄物油化装置、バイオマス炭化装置、生ゴミ処理装置、及び、蒸気発電機でリサイクルシステムを構成する場合について説明したが、蒸気発電機を除き、廃棄物油化装置、バイオマス炭化装置、及び、生ゴミ処理装置でリサイクルシステムを構成しても良い。
また、ここで示したバイオマス油化装置、廃プラスチック油化装置、バイオマス炭化装置、及び、蒸気発電機は、一例であって、本発明のリサイクルシステムでは、バイオマス油化装置、廃プラスチック油化装置、バイオマス炭化装置、及び、蒸気発電機として、その他の構造のものを用いても勿論構わない。
本発明のリサイクルシステムは、生ゴミ、プラスチック系廃棄物、木質系廃棄物、汚泥などの減量化及び再資源化を可能にするものであり、これらの廃棄物の処理に頭を痛める地域で広く活用することができる。
1 燃焼炉
2 熱分解反応器
3 砂
4 リフトチューブ
7 ノズル
8 砂
12 廃ガス排出口
13 熱分解ガス排出口
14 固体燃料投入口
15 固体燃料
16 バイオマスチップ投入口
17 バイオマスチップ
18 平板
19 小孔
26 炭素粒子
27 加熱空気
28 窒素ガス
33 熱分解ガス
47 廃ガス
50 生ゴミ処理装置
51 減量化処理装置
52 堆肥化装置
60 バイオマス炭化装置
70 廃棄物油化装置
71 バイオマス油化装置
72 廃プラスチック油化装置
80 炭化炉本体
81 炭化ボックス
82 多孔板
83 燃焼室
84 燃料用バーナー
85 乾留用バーナー
86 第1加熱室
87 第2加熱室
88 排気ダクト
89 第1ダクト
90 第2ダクト
91 第1ダンパー調節装置
92 第2ダンパー調節装置
93 乾留ガス移送管
100 蒸気発電機
101 ボイラー
102 蒸気タービン
103 発電機
104 供給管
105 排出管
106 供給蒸気仕切弁
107 排出蒸気仕切弁
108 ドレンセパレータ
109 緊急遮断弁
110 第2圧力計
111 ドレン抑制減圧弁
112 第1圧力計
113 動力伝達手段
114 周波数変換器
115 コントローラ
116 変圧器
117 系統
118 ケーシング
121 分解反応器
122 ヒータ
123 燃焼器
124 ホッパー
127 冷却器
128 油分貯留槽
129 燃焼ガス
131 排出物貯留部
210 植物廃棄物
211 発酵資材
214 生ゴミ処理機
215 生ゴミ
216 菌床
217 堆肥

Claims (8)

  1. 有機廃棄物から油を生成する廃棄物油化装置と、
    有機廃棄物を炭化用ボックスに収容し、該炭化用ボックスを加熱して前記有機廃棄物から炭化物を生成するバイオマス炭化装置と、
    生ゴミの減量化及び堆肥化を行う生ゴミ処理装置と、
    を備え、
    前記生ゴミ処理装置で、発酵資材を用いて生ゴミを減量化する減量化処理と、減量化処理後の生ゴミを前記発酵資材と混ぜ合わせて堆肥化する堆肥化処理とが行われるリサイクルシステムであって、
    前記廃棄物油化装置で生成された生成油が、前記バイオマス炭化装置で燃料として使用され、
    前記バイオマス炭化装置で木質系廃棄物を炭化して生成された炭化物が、前記発酵資材の微生物担体として用いられる、
    ことを特徴とするリサイクルシステム。
  2. 有機廃棄物から油を生成する廃棄物油化装置と、
    有機廃棄物を炭化用ボックスに収容し、該炭化用ボックスを加熱して有機廃棄物から炭化物を生成するバイオマス炭化装置と、
    生ゴミの減量化及び堆肥化を行う生ゴミ処理装置と、
    蒸気で駆動されて発電する蒸気発電機と、
    を備え、
    前記生ゴミ処理装置で、発酵資材を用いて生ゴミを減量化する減量化処理と、減量化処理後の生ゴミを前記発酵資材と混ぜ合わせて堆肥化する堆肥化処理とが行われるリサイクルシステムであって、
    前記廃棄物油化装置で生成された生成油が、前記バイオマス炭化装置及び蒸気発電機の少なくとも一方で燃料として使用され、
    前記バイオマス炭化装置で木質系廃棄物を炭化して生成された炭化物が、前記発酵資材の微生物担体として用いられ、
    前記蒸気発電機で発電された電力の少なくとも一部がシステム内で使用される
    ことを特徴とするリサイクルシステム。
  3. 請求項1または2に記載のリサイクルシステムであって、前記バイオマス炭化装置で炭化物が生成される有機廃棄物には、乾燥機で乾燥された汚泥が含まれることを特徴とするリサイクルシステム。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のリサイクルシステムであって、前記廃棄物油化装置が、木質系廃棄物から重質油を生成するバイオマス油化装置と、廃プラスチックから軽質油を生成する廃プラスチック油化装置とから成ることを特徴とするリサイクルシステム。
  5. 請求項1または2に記載のリサイクルシステムであって、前記生ゴミ処理装置で生成された堆肥と、前記バイオマス炭化装置で木質系廃棄物を炭化して生成された前記炭化物とが混ぜ合わされて土壌改良材が生成されることを特徴とするリサイクルシステム。
  6. 請求項4に記載のリサイクルシステムであって、前記バイオマス油化装置により、林地残材、竹林に放置された竹材、及び、剪定枝を含む前記木質系廃棄物から前記重質油が生成されることを特徴とするリサイクルシステム。
  7. 請求項4に記載のリサイクルシステムであって、前記廃プラスチック油化装置により、農業用マルチフィルム、作物被覆用フィルム、ハウス被覆フィルム、及び、ペットボトルを含む前記廃プラスチックから前記軽質油が生成されることを特徴とするリサイクルシステム。
  8. 請求項1からのいずれか記載のリサイクルシステムであって、前記バイオマス炭化装置により、前記生ゴミ処理装置で堆肥化し難い生ゴミ、及び、前記廃棄物油化装置の残渣から炭化物が生成されることを特徴とするリサイクルシステム。
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