JP5953780B2 - 電力系統シミュレータ、インターフェース装置 - Google Patents

電力系統シミュレータ、インターフェース装置 Download PDF

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Description

本発明は、電力系統シミュレータ、インターフェース装置に関する。
電力系統の状態を解析する装置として、電力系統シミュレータがある。電力系統シミュレータは、電力系統を構成するブロックを模擬した模擬装置を複数含んで構成されるが、模擬装置ごとの動作電圧等は一般に異なる。このため、ある模擬装置と他の模擬装置とを接続する際には、インターフェース装置が用いられる。
また、電力系統シミュレータにおけるインターフェース装置としては、例えば、ベルジェロン(Bergeron)方式を用いるものや、電圧−電流情報交換方式を用いるものが知られている(例えば、特許文献1、非特許文献1参照)。
特開2004−312805号公報
稲辺、小西「ハイブリッドリアルタイムシミュレータ:アナログシミュレータとディジタルシミュレータの結合解析方式」、電気学会誌、2002年、122巻、5号、304−306頁
ところで、模擬装置が模擬する実際のブロック間の送電線のインダクタンスが小さい場合にベルジェロン方式のインターフェース装置を用いると、シミュレーションの精度が低くなる。
また、電圧−電流情報交換方式のインターフェース装置を用いてシミュレーションの精度を高くしようとする場合、模擬装置の出力波形等が振動してしまうことがあり、シミュレーションの精度を高くすることが難しいという問題がある(例えば、非特許文献1)。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、電力系統のシミュレーションを高い精度で実行できる電力系統シミュレータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一つの側面に係る電力系統シミュレータは、少なくとも内部インピーダンスによる一次遅れ要素を含み、電力系統に接続される機器を模擬する第1模擬装置と、第1電流源と、前記第1模擬装置からの電流及び前記第1電流源からの電流が流れるように前記第1模擬装置側において前記第1電流源と並列に接続され、前記機器の対地間抵抗を模擬するとともに、前記内部インピーダンスの抵抗値よりも大きな抵抗値を有する第1抵抗と、前記電力系統を模擬する第2模擬装置と、第2電流源と、前記第2模擬装置からの電流及び前記第2電流源からの電流が流れるように前記第2模擬装置側において前記第2電流源と並列に接続され、前記機器の対地間抵抗を模擬するとともに、前記内部インピーダンスの抵抗値よりも大きな抵抗値を有する第2抵抗と、前記第1電流源が前記電力系統を模擬するよう、前記第2模擬装置から前記第2抵抗への電流に基づいて前記第1電流源を制御する第1制御装置と、前記第2電流源が前記機器を模擬するよう、前記第1模擬装置から前記第1抵抗への電流に基づいて前記第2電流源を制御する第2制御装置と、を備える。
電力系統のシミュレーションを高い精度で実行できる電力系統シミュレータを提供することができる。
電力系統10の構成を示す図である。 電力系統10の等価回路11を示す図である。 等価回路11を模擬した電力系統シミュレータ15の一例を示す図である。 スイッチ57がオフの際の電力系統シミュレータ15の主要な構成を示す図である。 図4に示す回路のブロック図である。 本発明の一実施形態である電力系統シミュレータ16の構成を示す図である。 本発明の一実施形態である電力系統シミュレータ17の構成を示す図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
<<電力系統10の構成について>>
図1は、需要家側に設けられた同期発電機と、発電所に設けられた発電機とを含む電力系統10の構成を示す図である。電力系統10は、同期発電機20、発電機21、送電線22、及び遮断器23を含んで構成される。
同期発電機20は、例えば、太陽電池の出力に基づいて電源を生成する機器である。
発電機21は、例えば、発電所に設けられたタービン発電機であり、発電された電力は送電線22へと供給される。また、送電線22には遮断器23が接続されており、遮断器23が投入されると、同期発電機20は、発電機20及び送電線22を含む系統に接続される。
<<電力系統10のモデル化について>>
図2は、図1に示す電力系統10を等価回路11で表現した場合の一例である。等価回路11において、電源30、インダクタ31、及び抵抗32は、同期発電機20をモデル化したものである。なお、インダクタ31、及び抵抗32は、同期発電機20の内部インピーダンスに相当する。
抵抗35は、同期発電機20の対地間抵抗、つまり、同期発電機20の出力電圧が印加されるノードと、グランドとの間に発生する絶縁抵抗をモデル化したものである。
電源36及びインダクタ37は、発電機21、送電線22のそれぞれをモデル化したものであり、スイッチ38は、遮断器23をモデル化したものである。
<<等価回路11を模擬する電力系統シミュレータ15について>>
図3は、等価回路11を模擬する電力系統シミュレータ15の構成を示す図である。
電力系統シミュレータ15は、模擬装置40,41、及びインターフェース装置42を含んで構成される。
模擬装置40は、同期発電機20がモデル化された電源30、インダクタ31、及び抵抗32を模擬する装置であり、電源回路50、インダクタ51、及び抵抗52を含んで構成される。
電源回路50は、電源30を模擬する回路であり、例えばオペアンプやFPGA(Field-Programmable Gate Array)の電子回路を用いて構成される。
インダクタ51及び抵抗52のそれぞれは、同期発電機20の内部インピーダンスを示すインダクタ31、抵抗32を模擬する。
模擬装置41は、同期発電機20以外の系統を示す電源36、インダクタ37及びスイッチ38を模擬する装置であり、電源装置55、インダクタ56、及びスイッチ57を含んで構成される。
電源装置55は、電源36を模擬する装置であり、例えば商用の交流電源装置等を用いて実現される。
インダクタ56及びスイッチ57のそれぞれは、送電線22を示すインダクタ37、遮断器23を示すスイッチ38を模擬する。
インターフェース装置42は、模擬装置40及び模擬装置41のそれぞれから出力される電流を、模擬装置40,41の間でやり取りする装置であり、抵抗60,61、変流器70,80、制御装置71,81、及び電流源72,82を含んで構成される。
抵抗60,61のそれぞれは、同期発電機20の対地間抵抗を示す抵抗35を模擬している。
変流器70は、電源回路50から抵抗60へ流れる電流I1を検出する。制御装置71は、検出された電流I1に基づいて、電流源72からの電流I2が電流I1と同様になるよう、つまり電流源72が同期発電機20を模擬するよう電流源72を制御する。具体的には、制御装置71は、電流I1がゼロの場合に電流I2がゼロとなり、電流I1が増加すると電流I2が増加するよう電流源72を制御する。
変流器80は、電源装置55から抵抗61へ流れる電流I3を検出する。制御装置81は、検出された電流I3に基づいて、電流源82からの電流I4が電流I3と同様になるよう、つまり電流源82が同期発電機20以外の系統を模擬するよう電流源82を制御する。具体的には、制御装置81は、例えば電流I3がゼロの場合、電流源82からの電流I4がゼロとなり、電流I3の増加に応じて電流I4が増加するよう電流源82を制御する。
このように、インターフェース装置42は、模擬装置40から対地間抵抗を示す抵抗60に流れる電流I1と同様の電流I2を、模擬装置41側の対地間抵抗を示す抵抗61に供給する。また、インターフェース装置42は、模擬装置41から対地間抵抗を示す抵抗61に流れる電流I3と同様の電流I4を、模擬装置40側の対地間抵抗を示す抵抗60に供給する。そして、模擬装置40、抵抗60、及び電流源82を含む回路と、模擬装置41、抵抗61、及び電流源72を含む回路のそれぞれでは、キルヒホッフの法則に基づく計算が実行されるため、それぞれの回路は等価回路11と同様に動作する。この結果、電力系統シミュレータ15は全体として等価回路11を模擬することになる。
<<電流I2の安定性について>>
図3の模擬装置40には、インダクタ51及び抵抗52による1次遅れ要素が含まれている。また、変流器70で電流I1が検出されてから、制御装置71が電流I2を変化させるまでにも時間遅れ(1次遅れ要素)は存在する。したがって、電源回路50の出力と、電流I2との間に成立する伝達関数には、少なくとも2次遅れの要素が含まれることになる。このため、インターフェース装置42を用いて電力系統10を模擬した場合には、電流I2の波形が振動してしまう可能性がある。
図4は、スイッチ57をオフにした場合の電力系統シミュレータ15の主要な構成を示す図である。スイッチ57がオフであると、電流I3はゼロとなるため、抵抗61には電流I2のみが流れる。また、前述のように電流I4もゼロとなるため、抵抗60には電流I1のみが流れる。
図4において、電源回路50の電圧をVd、インダクタ51のインダクタンスをLd、抵抗52の抵抗値をRd、抵抗60,61の抵抗値をRとすると、図4の回路は、図5のブロック図で表される。なお、本実施形態では、抵抗値Rd、インダクタンスLdの値は、同期発電機20の内部インピーダンスを示すものであるため、小さな値が設定される。一方、抵抗値Rは、同期発電機20の対地間抵抗(いわゆる、絶縁抵抗)の抵抗値を示すものであるため、非常に大きな値が設定される。
また、図5において、“s”は、複素数“jω”を示し、ブロック100は、インダクタ51及び抵抗52による1次遅れ要素“1/(Ld×s+Rd)”を示し、ブロック101は、抵抗値Rによる比例要素を示している。ブロック102では、変流器70で電流I1が検出されてから、電流I2が変化するまでの時間遅れを、1次遅れ要素“1/(Td×s+1)”として表している。
したがって、電圧Vdと、電流I2との間には、式(1)の伝達関数が成立する。
I2=Vd/((Td×Ld)s+(Ld+Td(Rd+R))s+(Rd+R))
・・・(1)

式(1)の分母において、1次の項の係数 “Ld+Td(Rd+R)”には、非常に大きな抵抗値R(>>Rd)が含まれている。したがって、仮に電圧Vdがステップ状に変化した場合であっても、電流I2に発生する振動は減衰されることになる。つまり、1次遅れの要素を含む模擬装置40と、1次遅れの要素を含むインターフェース装置42が接続されていても、電力系統シミュレータ15は安定して動作する。
==インターフェース装置の適用例==
図6は、電力系統シミュレータ16の一例を示す図である。電力系統シミュレータ16は、模擬装置110,111、及びインターフェース装置112を含んで構成される。
模擬装置110(第1模擬装置)は、シミュレーションの対象となる電力系統に接続される機器(例えば、同期発電機、誘導機、負荷等)を模擬する模擬装置である。
模擬装置111(第2模擬装置)は、シミュレーションの対象となる電力系統を模擬する模擬装置である。なお、模擬装置110,111は、アナログシミュレータ、ディジタルシミュレータの何れであっても良い。また、ここでは、シミュレーションの対象とする電力系統を電力系統Aとし、電力系統Aに接続される機器を機器Bとする。
インターフェース装置112は、図3のインターフェース装置42と同様に、模擬装置110,111のそれぞれから出力される電流を、模擬装置110,111の間でやり取りする。インターフェース装置112は、抵抗120,121、変流器130,140、制御装置131,141、及び電流源132,142を含んで構成される。
抵抗120,121のそれぞれは、模擬装置110が模擬した機器Bの対地間抵抗(絶縁抵抗)を模擬している。また、抵抗120(第1抵抗)は、模擬装置110側において、電流源142(第1電流源)と並列に接続され、抵抗121(第2抵抗)は、模擬装置111側において、電流源132(第2電流源)と並列に接続されている。
変流器130は、模擬装置110から抵抗120へ流れる電流Iaを検出する。制御装置131は、検出された電流Iaに基づいて、電流源132が機器Bを模擬するよう電流源132を制御する。したがって、電力系統Aを模擬する模擬装置111には、機器Bの対地間抵抗を模擬する抵抗121及び機器Bを模擬する電流源132が接続されていることになる。このため、模擬装置111では、電力系統Aに機器Bが接続された際の電力系統Aの状態が解析できる。
変流器140は、模擬装置111から抵抗121へ流れる電流Ibを検出する。制御装置141は、検出された電流Ibに基づいて、電流源142が電力系統Aを模擬するよう電流源142を制御する。したがって、機器Bを模擬する模擬装置110には、機器Bの対地間抵抗を模擬する抵抗120及び電力系統Aを模擬する電流源142が接続されていることになる。このため、模擬装置110では、電力系統Aに機器Bが接続された際の機器Bの状態が解析できる。なお、変流器130(第2検出装置)及び制御装置131(第2電流源制御装置)は、第2制御装置に相当し、変流器140(第1検出装置)及び制御装置141(第1電流源制御装置)は、第1制御装置に相当する。
==インターフェース装置の他の実施形態==
図7は、インターフェース装置112とは異なるインターフェース装置115を用いた電力系統シミュレータ17の一例を示す図である。なお、電力系統シミュレータ17における模擬装置110,111は、図6に示した装置と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
インターフェース装置115では、図6のインターフェース装置112の変流器140の代わりに、電圧検出器160、算出装置161が用いられ、制御装置141の代わりに、制御装置162が用いられている。さらに、インターフェース装置115には、模擬装置111とインターフェース装置115が接続される端子と、抵抗121の一端との間にスイッチ170が設けられている。なお、他のブロックは、図6の構成と同様である。
電圧検出装置160は、抵抗121の両端電圧を検出し、算出装置161は、検出された抵抗121の電圧と、抵抗121の抵抗値Rとに基づいて、抵抗121に流れる電流Icを算出する。また、算出装置161は、変流器130の検出結果である電圧Vxに基づいて、電流源132の電流Idを算出する。そして、算出装置161は、式(2)に基づいて、模擬装置111から抵抗121に流れる電流Ibを算出する。
Ib=−(Id+Ic) ・・・(2)
制御装置162(第1電流源制御装置)は、算出された電流Ibに基づいて、電流源142が電力系統Aを模擬するよう電流源142を制御する。したがって、インターフェース装置115は、インターフェース装置112と同様に動作する。なお、電圧検出器160、算出装置161は、第1算出装置に相当し、電圧検出器160、算出装置161、及び制御装置162は、第1制御装置に相当する。
また、スイッチ170は、電力系統Aと、機器Bとの間に設けられた遮断器等を模擬するものである。そして、スイッチ170がオンされると模擬装置111から抵抗121への電流が供給される。したがって、この場合には、電力系統シミュレータ17は、電力系統A及び機器Bが接続された状態を模擬することになる。
一方、スイッチ170がオフされると、模擬装置111から抵抗121への電流の供給が停止される。したがって、この場合には、電力系統シミュレータ17は、機器Bが電力系統Aから切り離された状態を模擬することになる。
以上、本実施形態の電力系統シミュレータ15〜17について説明した。例えば、電力系統シミュレータ16では、機器Bの対地間抵抗(いわゆる絶縁抵抗)が、抵抗120,121として模擬されている。また、抵抗120,121の抵抗値Rは非常に大きいため、機器Bを模擬する模擬装置110が1次遅れ要素を含む場合であっても、電力系統シミュレータ16は安定に動作する。この結果、電力系統シミュレータ16は、高い精度で対称とする電力系統のシミュレーションを実行することができる。
また、インターフェース装置112では、模擬装置110,111の間でやりとりされる電流のうち、模擬装置111からの電流が変流器140で実際に検出される。このため、電力系統シミュレータ16は、模擬装置111からの電流を精度良く、模擬装置110側に伝えることができる。
また、電力系統シミュレータ17では、変流器140を用いることなく模擬装置111からの電流情報を模擬装置110側に伝えることができる。このため、例えば、インターフェース装置115のコストを削減できる。
また、インターフェース装置112では、模擬装置110からの電流が変流器130で実際に検出される。このため、電力系統シミュレータ16は、模擬装置110からの電流を精度良く、模擬装置111側に伝えることができる。
また、例えば、電力系統シミュレータ17において、変流器130及び制御装置131の代わりに、電圧検出器160等と同様の構成を設けても良い。
また、インターフェース装置115にはスイッチ170が設けられている。このため、電力系統シミュレータ17では、電力系統A及び機器Bが接続された状態と、電力系統A及び機器Bが切り離された状態とをシミュレーションできる。
なお、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば電流Ibを検出する際には、変流器140の代わりに電流検出抵抗を用いても良い。
10 電力系統
11 等価回路
15〜17 電力系統シミュレータ
20 同期発電機
21 発電機
22 送電線
23 遮断器
30,36 電源
31,37,51,56 インダクタ
32,35,52,60,61,120,121 抵抗
38,57,170 スイッチ
40,41,110,111 模擬装置
42,112,115 インターフェース装置
50 電源回路
55 電源装置
70,80,130,140 変流器
71,81,131,141 制御装置
72,82,132,142 電流源
100〜102 ブロック
160 電圧検出器
161 算出装置
162 制御装置

Claims (7)

  1. 少なくとも内部インピーダンスによる一次遅れ要素を含み、電力系統に接続される機器を模擬する第1模擬装置と、
    第1電流源と、
    前記第1模擬装置からの電流及び前記第1電流源からの電流が流れるように前記第1模擬装置側において前記第1電流源と並列に接続され、前記機器の対地間抵抗を模擬するとともに、前記内部インピーダンスの抵抗値よりも大きな抵抗値を有する第1抵抗と、
    前記電力系統を模擬する第2模擬装置と、
    第2電流源と、
    前記第2模擬装置からの電流及び前記第2電流源からの電流が流れるように前記第2模擬装置側において前記第2電流源と並列に接続され、前記機器の対地間抵抗を模擬するとともに、前記内部インピーダンスの抵抗値よりも大きな抵抗値を有する第2抵抗と、
    前記第1電流源が前記電力系統を模擬するよう、前記第2模擬装置から前記第2抵抗への電流に基づいて前記第1電流源を制御する第1制御装置と、
    前記第2電流源が前記機器を模擬するよう、前記第1模擬装置から前記第1抵抗への電流に基づいて前記第2電流源を制御する第2制御装置と、
    を備えることを特徴とする電力系統シミュレータ。
  2. 請求項1に記載の電力系統シミュレータであって、
    前記第1制御装置は、
    前記第2模擬装置から前記第2抵抗への電流を検出する第1検出装置と、
    前記第1検出装置の検出結果に基づいて、前記第1電流源を制御する第1電流源制御装置と、
    を含むことを特徴とする電力系統シミュレータ。
  3. 請求項1に記載の電力系統シミュレータであって、
    前記第1制御装置は、
    前記第2抵抗の電圧と、前記第2抵抗の抵抗値と、前記第2電流源の電流値とに基づいて、前記第2模擬装置から前記第2抵抗への電流を算出する第1算出装置と、
    前記第1算出装置の算出結果に基づいて、前記第1電流源を制御する第1電流源制御装置と、
    を含むことを特徴とする電力系統シミュレータ。
  4. 請求項2または請求項3に記載の電力系統シミュレータであって、
    前記第2制御装置は、
    前記第1模擬装置から前記第1抵抗への電流を検出する第2検出装置と、
    前記第2検出装置の検出結果に基づいて、前記第2電流源を制御する第2電流源制御装置と、
    を含むことを特徴とする電力系統シミュレータ。
  5. 請求項2または請求項3に記載の電力系統シミュレータであって、
    前記第2制御装置は、
    前記第1抵抗の電圧と、前記第1抵抗の抵抗値と、前記第1電流源の電流値と、に基づいて、前記第1模擬装置から前記第1抵抗への電流を算出する第2算出装置と、
    前記第2算出装置の算出結果に基づいて、前記第2電流源を制御する第2電流源制御装置と、
    を含むことを特徴とする電力系統シミュレータ。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の電力系統シミュレータであって、
    オンされると前記第2模擬装置から前記第2抵抗への電流を供給し、オフされると前記第2模擬装置から前記第2抵抗への電流の供給を停止するスイッチを更に備えること、
    を特徴とする電力系統シミュレータ。
  7. 第1電流源と、
    少なくとも内部インピーダンスによる一次遅れ要素を含み電力系統に接続される機器を模擬する第1模擬装置からの電流と、前記第1電流源からの電流とが流れるように前記第1模擬装置側において前記第1電流源と並列に接続され、前記機器の対地間抵抗を模擬するとともに、前記内部インピーダンスの抵抗値よりも大きな抵抗値を有する第1抵抗と、
    第2電流源と、
    前記電力系統を模擬する第2模擬装置からの電流と、前記第2電流源からの電流とが流れるように前記第2模擬装置側において前記第2電流源と並列に接続され、前記機器の対地間抵抗を模擬するとともに、前記内部インピーダンスの抵抗値よりも大きな抵抗値を有する第2抵抗と、
    前記第1電流源が前記電力系統を模擬するよう、前記第2模擬装置から前記第2抵抗への電流に基づいて前記第1電流源を制御する第1制御装置と、
    前記第2電流源が前記機器を模擬するよう、前記第1模擬装置から前記第1抵抗への電流に基づいて前記第2電流源を制御する第2制御装置と、
    を備えることを特徴とするインターフェース装置。
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