JP5950659B2 - 医療用検査システム - Google Patents

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Description

本発明は、医療用検査システムに関し、詳しくは、検査情報を入力し検査を進行する医療用検査システムおよびX線撮影装置に関するものである。
近年病院では、ネットワーク接続による病院情報システムが構築されている。例えば、X線撮影が必要と判断されると、HIS(Hospital Information System)端末より検査指示を入力し、依頼先である放射線部門のRIS(Radiology Information System)に伝達する。この依頼情報を検査オーダといい、この検査オーダには依頼元の部門名や、検査項目、患者の個人データなどが含まれる。RISが検査オーダを受信すると、放射線部門は撮影条件などを付加する。その後、X線検査システムがRISより検査オーダを受信し、受信した検査オーダに従ってX線撮影を実施する。撮影された画像は検査情報を付与し、PACS(Picture Archiving and Communication Systems)への転送やプリント出力が行われる。
X線検査システムはRIS等の外部から受信した検査を進行する際、放射線技師が受信した検査オーダ一覧より対象となる被写体の検査オーダを選択し、選択した検査オーダに基づき撮影を繰り返す。(特許文献1)
特開2009−195398
このようにRIS等の外部から受信した検査をX線検査システムで進行する際、検査オーダ一覧より対象となる被写体の検査オーダを放射線技師が選択するため、稀に選択を間違えて検査を進行してしまうことがある。このとき、従来のX線検査システムでは、一度検査を中断し、再度対象となる被写体の検査オーダを選択し、検査を進行する必要があるため操作手番が煩わしいという問題がある。また、既に撮影済みの画像がある場合、画像が引き継がれないといった問題もある。更に、X線検査システムは、RISに対して検査の実施情報を通知するが、この通知が適切に行われなければ、検査実施情報の整合性が取れなくなってしまう。
そこで、本発明の例示的な目的は、上記問題に鑑みてなされたものであり、外部から受信した検査を進行可能なX線検査システムにおいて、対象となる被写体の検査オーダを間違えて選択し進行した場合、検査中に容易に変更可能な手段を提供することにある。また、変更する際には、既に撮影済みの画像引き継ぎや検査実施状情報の整合性を保証する手段を提供する。
この課題を解決するため、本発明のX線検査システムは以下の構成を備える。すなわち、外部装置より検査オーダを取得する検査オーダ取得手段と、前記検査オーダ取得手段より取得した検査オーダの一覧より撮影を行う検査オーダを選択する検査オーダ選択手段と、検査中の検査オーダを他の検査オーダに変更する検査オーダ変更手段と、検査オーダの開始・変更を監視し検査の開始や変更が発生した際に、検査の実施情報を外部へ通知する検査実施情報通知手段と、現在進行中の検査について、検査の実施情報や検査オーダに含まれる撮影プロトコル、撮影プロトコルの撮影状態、撮影済み画像の出力情報を記憶する検査情報記憶手段と、を備えることを特徴する。
本発明により、放射線技師が間違って検査オーダを選択し検査を進行した場合、検査中に容易に検査オーダの変更が可能となる。また、画像の引き継ぎや検査実施情報の整合性が保たれる。これにより、放射線技師は間違えた検査オーダを容易に変更でき、被写体に与えるやり直しによる検査時間の増加を最小限に留めることができる。
X線撮影システムの概略図 実施例1のX線撮影装置制御部の構成図 実施例1のX線撮影装置のフローチャート(検査オーダ変更全体) 実施例1のX線撮影装置のフローチャート(検査オーダ変更処理) 実施例1のX線撮影装置のフローチャート(検査オーダ再構成処理) 検査オーダ変更画面の一例(検査オーダ選択画面) 検査オーダ変更画面の一例(撮影画面) 検査オーダ再選択画面の一例 実施例1の画面遷移図の一例(検査オーダ選択画面) 実施例1の画面遷移図の一例(撮影画面) RISから取得したサンプルデータ 実施例1のデータフローの一例 実施例2の画面遷移図の一例(マージ) 実施例2のデータフローの一例(マージ) 実施例2の画面遷移図の一例(置換) 実施例2データフローの一例(置換) 実施例2の画面遷移図の一例(写損) 実施例2のデータフローの一例(写損)
[実施例1]
図1に基づき実施形態にかかる放射線撮影システムの一例であるX線検査システム100を説明する。このX線検査システム100は、外部から撮影対象となる被検者の検査オーダを取得し、取得した検査オーダに基づいて検査進行する医療用検査システムを含む。また、X線検査システム100は、放射線部門内の情報システムであるRIS 1021、X線デジタル画像を撮影するX線撮影装置1010を備える。更に、X線撮影装置1010で撮影したX線デジタル画像を保存・管理するPACS 1022、診断用X線デジタル画像を出力するViewer 1023やプリンタ 1024を備え、ネットワーク1020で接続される。
また、X線撮影装置1010は、X線を照射するX線管球1002、X線管球1002を制御するX線発生装置制御部1003、センサ1000から成るセンサユニット1001、X線撮影を制御するX線撮影装置制御部1004で構成される。1005はX線撮影装置1010の操作・表示部である。なおX線撮影装置制御部1004を単体の装置として構成した場合に、放射線撮影制御装置と呼称することとする。
X線撮影装置制御部1004は、RIS 1021から受信した検査オーダをX線発生装置操作・表示部1005に表示し、選択された撮影プロトコルに応じた、管電流や管電圧、照射時間等の撮影条件をX線発生装置制御部1003へ送る。X線発生装置制御部1003は、照射ボタンが押されると撮影条件に応じてX線管球1002に高電圧をかけ、X線を発生させる。センサユニット1001は、センサ1000で検出された被検者の透過X線量に相当する電荷をA/D変換し、X線デジタル画像としてX線撮影装置制御部1004へ転送する。X線撮影装置制御部1004は、受信したX線デジタル画像に対し、操作者が選択した撮影プロトコルに紐づく画像処理パラメータに基づいて、様々な補正処理や画像処理を施す。そして、画像処理後のX線デジタル画像をPACS 1022へ保存すると共に、Viewer1023やプリンタ1024に出力し、診断が行われる。
図2は、本発明の実施例1におけるX線検査システム機能の構成を示す。なお、図2は、X線撮影装置制御部1004の一部である。
同図において、検査オーダ取得部2003は、RIS 1021より検査オーダの取得を行う。また、検査オーダ選択部2004は、検査オーダ取得部2003が取得した検査オーダの一覧をX線撮影装置操作・表示部1005に表示し、撮影対象となる被写体の検査オーダの選択を受付ける。検査オーダ選択部2004によって検査選択、開始されると、検査実施情報通知部2005はRIS 1014へ検査の開始を通知する。そして、撮影制御部2007によって撮影が行われる。また、撮影した画像は、画像記憶部2008へ保存される。更に、検査に関する全ての情報は検査情報記憶部2006へ保存される。検査オーダ変更部2000は、検査オーダの変更を受付け、画像出力情報制御部2001および検査オーダ再構成部2002から構成される。
図3は、本実施例のX線撮影装置制御部1004のフローチャートで、検査オーダを変更する際のフローに関する。
図4は、本実施例のX線撮影装置制御部1004の一部、検査オーダ変更部2000の検査オーダ変更処理のフローチャートである。
図5は、本実施例の検査オーダ変更部2000の一部、検査オーダ再構成部2002の検査オーダ再構成処理のフローチャートである。
図6は、検査オーダの変更が可能な画面の一例を示し、X線撮影装置操作・表示部1005に表示される。検査オーダ選択画面3000には、検査オーダの一覧を表示する検査オーダリスト3001、検査オーダを絞り込む検査リスト検索部3005、最新の検査オーダを取得するリスト更新ボタン3006、検査の開始・再開を指示する検査開始ボタン3007が設けられている。また、検査オーダリストから対象の検査オーダが選択された際に、選択された検査オーダの患者情報を表示する患者情報表示部3002、検査オーダに含まれる撮影プロトコルを表示する撮影プロトコルリスト3004から構成される。さらに、患者情報表示部3002には、選択された検査オーダが既に検査が開始され保留中の場合にのみ表示されるバインドボタン3003が設けられている。バインドボタン3003により検査オーダの変更が可能となる。
図7は、検査オーダの変更が可能な別の画面の一例を示し、X線撮影装置操作・表示部1005に表示される。撮影画面4000には、撮影した画像を表示するプレビュー画像表示部4005、撮影のやり直しを指示する再撮影ボタン4007、撮影した画像を破棄する写損ボタン4008、画像処理パラメータ調整画面へ遷移する画像調整ボタン4009が設けられる。また、各種システム設定を変更可能なシステムボタン4006、進行中の検査を保留可能な検査保留ボタン4010、検査を終了する検査終了ボタン4011から成る。更に、進行中の患者情報を表示する患者情報表示部4001、撮影プロトコルの一覧を表示する撮影プロトコルリスト4004が設けられている。また、患者情報表示部4001は、検査オーダの変更が可能なバインドボタン4002、検査情報を編集可能な編集ボタン4003から成る。
図8は、変更時の検査オーダ一再選択画面の一例を示し、X線撮影装置操作・表示部1005に表示される。検査オーダ再選択画面5000は、RIS 1021より取得した変更可能な検査オーダリスト5001、検査オーダリスト5001の任意に更新できるリスト更新ボタン5002からなる。また、検査オーダの変更をキャンセルするキャンセルボタン5003、変更を反映するOKボタン5004が設けられている。
図9は、本実施例における図7の検査オーダ選択画面3000より検査オーダの変更を行った際の画面遷移の一例であり、X線撮影装置操作・表示部1005に表示される。
図10は、本実施例における図8の撮影画面4000より検査オーダの変更を行った際の画面遷移の一例であり、X線撮影装置操作・表示部1005に表示される。
図11は、本実施例においてRIS 1021より取得した検査オーダリストの一例、および、検査オーダに含まれるプロトコルIDに紐づくプロトコル情報の一例である。
図12は、本実施例において検査オーダを変更した際、検査情報記憶部2006で管理されるデータフローの一例である。
まず、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図11、図12、を用いて本実施例の検査オーダ選択画面から未撮影状態の検査オーダを変更する際の全体の流れについて説明する。
放射線技師は、検査を開始するためX線撮影装置操作・表示部1005に表示されている検査オーダ選択画面3000を用いて、撮影を開始する被写体の検査オーダを選択する。その際、検査オーダ選択画面3000には、RIS 1021より取得した、検査オーダリストの一例図11(a)に基づいた情報が表示されているとする。放射線技師が検査オーダリスト3001より被写体である患者ID“0001000”の検査オーダを選択し、検査開始ボタン3007で検査を開始したとする。その後、撮影を行わずに、撮影画面4000の検査保留ボタン4010を押し、再度検査オーダ選択画面3000より検査を再開する際に、検査オーダの選択ミスに気付き患者ID“0002010”の検査オーダへ変更を行う場合のX線撮影装置1010の詳細について以下に示す。
まず、検査オーダ取得部2003は、RIS 1021より検査オーダを取得し(S100)、検査オーダ選択画面3000の検査オーダリスト3001に取得した検査オーダの一覧を表示する(S101)。この時、患者ID“0001000”の検査オーダを間違って選択し開始したことに気付いた放射線技師は、変更したい検査オーダを選択する(S102)。検査オーダ選択部2004は、検査オーダの選択を検知すると、選択された検査が新規検査か否かをチェックする(S103)。この場合、新規検査ではないため、検査オーダ選択画面3000の患者情報表示部3002にバインドボタン3003が表示される。放射線技師がバインドボタン3003を押下すると、検査オーダ変更部2000は変更要求を検知し、検査オーダ変更ありと判断し(S104)、検査変更処理を行う(S106)。検査オーダの変更が不要な場合は、検査開始ボタン3007の押下により検査が再開される(S105)。
ここで、検査オーダ変更部2000の検査変更処理(S106)の詳細について説明する。検査オーダ変更部2000は、検査オーダの変更要求を検知すると、検査オーダ取得部2003を介してRIS 1021より検査オーダを取得する(S200)。そして、取得した検査オーダに基づき検査オーダ再選択画面5000を表示する(S201)。検査オーダ再選択画面5000より変更後の検査オーダが選択されると、検査オーダ選択部2004は、選択された検査オーダを検査オーダ変更部2000へ通知する。すると、検査オーダ変更部2000の検査オーダ再構成部2002によって、検査オーダの入れ換え処理が行われる(S203)。その後、検査実施情報通知部2005は、変更前の検査オーダに対して実施情報をキャンセルとして検査終了通知を外部装置である、例えばRIS 1021に通知する。更に、検査実施情報通知部2005は、変更後の検査オーダに対して検査の開始通知を行う(S211)。また、更に、検査オーダ変更部2000の画像出力情報制御部2001によって、変更前の検査オーダに出力済みの画像があるか否かのチェックが行われる(S206)。出力済みの画像がある場合、画像出力情報制御部2001は出力履歴をクリアし(S207)、検査情報記憶部2006に保存されている対象となる検査の出力情報を更新する。更に、検査オーダ変更部2000は、検査中か否かをチェックする(S208)。検査中でない場合は、再度検査オーダ取得部2003を介してRIS1021より最新の検査オーダを取得し(S209)、取得した検査オーダに基づき検査オーダ選択画面3000の検査オーダリスト3001の表示を更新する(S210)。検査中でない場合、または、検査オーダ選択画面3000の検査開始ボタン3007が押下されると、変更後の検査オーダで検査を再開する(S211)。
更に、検査オーダ再構成部2002の詳細について説明する。検査オーダ再構成部2002は、検査の入れ換え要求を検知すると変更前の検査オーダに撮影済み画像が含まれるかをチェックする(S300)。その結果、撮影済み画像がない場合は、変更後の検査オーダに入れ換える(S301)。撮影済み画像がある場合、更に、検査をマージする設定がされているかのチェックを行う(S302)。その結果、マージ設定が有効な場合は、撮影済み画像を変更後の検査オーダにマージする(S303)。マージ設定が無効な場合、変更後の検査オーダに含まれる撮影プロトコルと撮影済み画像のプロトコルを比較し(S304)、撮影済み画像プロトコルが変更後の検査オーダに含まれるかチェックする(S305)。その結果、含まれる場合は、変更後の撮影プロトコルを撮影済み画像で置換する(S307)。含まれていない場合は、撮影済み画像のプロトコルを写損扱いとし変更後の検査オーダにマージする(S306)。撮影済み画像が複数存在する場合は、S304〜S307のステップを繰り返す。
放射線技師が、患者ID“0001000”の検査オーダを変更するため、検査オーダ選択画面3000のバインドボタン3003を押下する。すると、検査オーダ変更部2000は、検査オーダ取得部2003を介してRIS 1021より検査オーダを取得し(S200)、検査オーダ再選択画面5000を表示する(S201)。 放射線技師が変更後の検査オーダである患者ID“0002010”を選択すると(S202)、検査オーダ選択部2004は、選択された検査オーダを検査オーダ変更部2000へ通知する。検査オーダ変更部2000の検査オーダ再構成部2002によって、検査オーダの入れ換え処理が行われる(S203)。検査オーダ再構成部2002では、変更前の検査オーダに撮影済み画像が含まれるかをチェックし(S300)、この場合、未撮影なので、変更後の検査オーダに入れ換える(S301)。その後、検査実施情報通知部2005は、変更前の検査オーダである患者ID“0001000”の検査オーダに対して、実施情報をキャンセルとして検査終了通知をRIS1021に行う(S204)。具体的には、モダリティ実施済み手続きステップ(Modality Performed Procedure Step:略称 MPPS)の仕様に基づき、検査終了のN−SETをキャンセルの意味であるDISCONTINUEDとして通知する。更に、検査実施情報通知部2005は、変更後の検査オーダである患者ID“0002010”に対して、検査開始通知をRIS1021に対して行う(S205)。具体的には、検査終了と同様にMPPSの仕様に基づき、検査開始のN−CREATEを通知する。続いて、変更前の検査オーダに出力済みの画像があるか否かのチェックが行われる(S206)が、本実施例においては未撮影であるため、次のステップである検査中か否かのチェックが行われる(S208)。この場合、検査中でないため、再度検査オーダ取得部2003を介してRIS1021より最新の検査オーダを取得し(S209)、検査オーダ選択画面3000の検査オーダリスト3001の表示更新が行われる(S210)。検査オーダ変更後、検査オーダ選択画面3000の検査開始ボタン3007が押下されると、変更後の検査オーダである患者ID“0002010”の検査オーダで検査を再開する(S211)。
検査が再開されると、撮影制御部2007は、未撮影の撮影プロトコルが検査オーダに存在するかをチェックし(S114)、存在する場合は、撮影を実施する(S111)。なお、撮影した画像は、画像記憶部2008に保存される。放射線技師が、撮影画面4000の検査終了ボタン4011を押下すると、検査の終了処理が行われ(S115)、検査オーダに紐づく撮影画像がPACS1023やプリンタ1024へ出力される。更に、検査実施情報通知部2005によって、検査の終了通知がRIS 1021へ行われる。具体的には、MPPSの仕様に基づき、検査終了のN−SETを完了の意味であるCOMPLETEDとして通知する。
また、本実施例における検査オーダ変更時の画面遷移について説明する。図9(a)の検査オーダ選択画面3000より、バインドボタン3003が押下されると、図9(b)の検査オーダ再選択画面5000が表示される。更に、検査オーダ再選択画面5000より変更後の検査オーダが選択され、検査オーダの変更が行われると図9(c)の検査オーダ選択画面3000のように患者情報表示部3002が変更後の検査オーダに紐づく患者情報で更新される。また、検査オーダリスト3001は、変更後の患者ID“0002010”が保留状態に、変更前に保留状態だった患者ID“0001000”の検査オーダが新規として表示される。
更に、本実施例における検査情報記憶部2006で管理されるデータフローについて説明する。検査オーダ変更前は、図12(a)のデータが検査情報記憶部2006に保存されている。これが、検査オーダ変更により、図12(b)に示すように、変更前の患者ID“0001000”に紐づく検査オーダの検査実施情報がキャンセル状態となる。そして、変更後の患者ID“0002010”に紐づく検査オーダの検査実施情報が検査中状態となる。
次に、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図10、図11、図12、を用いて本実施例の撮影画面から未撮影状態の検査オーダを変更する際の全体の流れについて説明する。
放射線技師は、検査を開始するためX線撮影装置操作・表示部1005に表示されている検査オーダ選択画面3000を用いて、撮影を開始する被写体の検査オーダを選択する。その際、検査オーダ選択画面3000には、RIS 1021より取得した、検査オーダリストの一例図11(a)に基づいた情報が表示されているとする。放射線技師が検査オーダリスト3001より被写体である患者ID“0001000”の検査オーダを選択し、検査開始ボタン3007で検査を開始したとする。その後、撮影画面4000で検査オーダの選択ミスに気付き患者ID“0002010”の検査オーダへ変更を行う場合のX線撮影装置1010の詳細について以下に示す。
まず、検査オーダ取得部2003は、RIS 1021より検査オーダを取得し(S100)、検査オーダ選択画面3000の検査オーダリスト3001に取得した検査オーダの一覧を表示する(S101)。
そこで、放射線技師は、被写体である患者ID“0001000”の検査オーダを選択する(S102)。検査オーダ選択部2004は、検査オーダの選択を検知すると、選択された検査が新規検査か否かをチェックする(S103)。この場合、新規検査であるため、検査オーダ選択画面3000の患者情報表示部3002にバインドボタン3003は表示されない。引き続き放射線技師により、検査オーダ選択画面3000の検査開始ボタン3007が押下されると、患者ID“0001000”の検査が開始される(S107)。そして、検査実施情報通知部2005は、患者ID“0001000”に対して、検査開始通知をRIS1021に対して行う(S108)。具体的には、MPPSの仕様に基づき、検査開始のN−CREATEをRIS 1021へ通知する。この時、放射線技師が間違った検査オーダを選択して検査を開始してしまったことに気付き、撮影画面4000の患者情報表示部4001に表示されているバインドボタン4002を押下したとする。すると、検査オーダ変更部2000は変更要求を検知し、検査オーダ変更ありと判断し(S109)、検査変更処理(S110)を行う。なお、S110で示す検査変更処理は、S106の検査変更処理と同じである。
バインドボタン4002が押下されると、検査オーダ変更部2000は、検査オーダ取得部2003を介してRIS 1021より検査オーダを取得し(S200)、検査オーダ再選択画面5000を表示する(S201)。放射線技師が、変更後の検査オーダである患者ID“0002010”を選択すると(S202)、検査オーダ選択部2004は、選択された検査オーダを検査オーダ変更部2000へ通知する。検査オーダ変更部2000の検査オーダ再構成部2002によって、検査オーダの入れ換え処理が行われる(S203)。検査オーダ再構成部2002では、変更前の検査オーダに撮影済み画像が含まれるかをチェックし(S300)、この場合、未撮影なので、変更後の検査オーダに入れ換える(S301)。その後、検査実施情報通知部2005は、変更前の検査オーダである患者ID“0001000”の検査オーダに対して、実施情報をキャンセルとして検査終了通知をRIS1021に行う(S204)。具体的には、MPPSの仕様に基づき、検査終了のN−SETをキャンセルの意味であるDISCONTINUEDとして通知する。更に、検査実施情報通知部2005は、変更後の検査オーダである患者ID“0002010”に対して、検査開始通知をRIS1021に対して行う(S205)。具体的には、検査終了と同様にMPPSの仕様に基づき、検査開始のN−CREATEを通知する。続いて、変更前の検査オーダに出力済みの画像があるか否かのチェックが行われる(S206)が、本実施例においては未撮影であるため、次のステップである検査中か否かのチェックが行われる(S208)。この場合、検査中のため、変更後の検査オーダである患者ID“0002010”の検査オーダで検査を再開する(S211)。検査が再開されると、撮影を実施する(S111)。なお、撮影した画像は、画像記憶部2008に保存される。放射線技師が、撮影画面4000の検査終了ボタン4011を押下すると、検査の終了処理が行われ(S115)、検査オーダに紐づく撮影画像がPACS1023やプリンタ1024へ出力される。更に、検査実施情報通知部2005によって、検査の終了通知がRIS 1021へ行われる。具体的には、MPPSの仕様に基づき、検査終了のN−SETを完了の意味であるCOMPLETEDとして通知する。
また、本実施例における検査オーダ変更時の画面遷移について説明する。図10(a)の撮影画面4000より、バインドボタン4002が押下されると、図9(b)の検査オーダ再選択画面5000が表示される。更に、検査オーダ再選択画面5000より変更後の検査オーダが選択され、検査オーダの変更が行われると図10(c)の撮影画面4000のように患者情報表示部4001が変更後の検査オーダに紐づく患者情報で更新される。また、撮影プロトコルリスト4004には、変更後の患者ID“0002010”の検査オーダに紐づく撮影プロトコルが表示される。
なお、本実施例における検査情報記憶部2006で管理されるデータフローは上述の図12と同じである。
本実施例により、被写体の検査オーダを間違って選択し検査を進行した場合、検査中に容易に検査オーダの変更が可能なる。また、検査実施情報の整合性を保つことが可能なため、放射線技師の操作負荷が低減される。
[実施例2]
次に、撮影済み画像がある検査オーダを変更する場合の実施例について以下に述べる。
図13は、本実施例における撮影画面4000より検査オーダの変更を行った際、画像をマージする場合の画面遷移の一例であり、X線撮影装置操作・表示部1005に表示される。
図14は、本実施例において検査オーダを変更した際、検査情報記憶部2006で管理される画像をマージする場合のデータフローの一例である。
図15は、本実施例における撮影画面4000より検査オーダの変更を行った際、画像を置換する場合の画面遷移の一例であり、X線撮影装置操作・表示部1005に表示される。
図16は、本実施例において検査オーダを変更した際、検査情報記憶部2006で管理される画像を置換する場合のデータフローの一例である。
図17は、本実施例における撮影画面4000より検査オーダの変更を行った際、画像を写損扱いにする場合の画面遷移の一例であり、X線撮影装置操作・表示部1005に表示される。
図18は、本実施例において検査オーダを変更した際、検査情報記憶部2006で管理される画像を写損扱いにする場合のデータフローの一例である。
まず、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図11、図13、図14を用いて本実施例の撮影画面から撮影状態の検査オーダを変更、かつ、撮影プロトコルをマージする際の全体の流れについて説明する。
放射線技師は、検査を開始するためX線撮影装置操作・表示部1005に表示されている検査オーダ選択画面3000を用いて、撮影を開始する被写体の検査オーダを選択する。その際、検査オーダ選択画面3000には、RIS 1021より取得した、検査オーダリストの一例図11(a)に基づいた情報が表示されているとする。放射線技師が検査オーダリスト3001より被写体である患者ID“0001000”の検査オーダを選択し、検査開始ボタン3007で検査を開始したとする。その後、撮影プロトコル“胸部PA”の撮影を行った後に、検査オーダの選択ミスに気付き患者ID“0002010”の検査オーダへ変更を行う場合のX線撮影装置1010の詳細について以下に示す。
まず、検査オーダ取得部2003は、RIS 1021より検査オーダを取得し(S100)、検査オーダ選択画面3000の検査オーダリスト3001に取得した検査オーダの一覧を表示する(S101)。
そこで、放射線技師は、被写体である患者ID“0001000”の検査オーダを選択する(S102)。検査オーダ選択部2004は、検査オーダの選択を検知すると、選択された検査が新規検査か否かをチェックする(S103)。この場合、新規検査であるため、検査オーダ選択画面3000の患者情報表示部3002にバインドボタン3003は表示されない。引き続き放射線技師により、検査オーダ選択画面3000の検査開始ボタン3007が押下されると、患者ID“0001000”の検査が開始される(S107)。そして、検査実施情報通知部2005は、患者ID“0001000”に対して、検査開始通知をRIS1021に対して行う(S108)。具体的には、MPPSの仕様に基づき、検査開始のN−CREATEをRIS 1021へ通知する。その後、検査変更せずに(S109)、撮影プロトコル“胸部PA”の撮影を行った後(S111)、放射線技師が間違った検査オーダを選択して検査を開始してしまったことに気付き、撮影画面4000の患者情報表示部4001に表示されているバインドボタン4002を押下したとする。すると、検査オーダ変更部2000は変更要求を検知し、検査オーダ変更ありと判断し(S112)、検査変更処理(S113)を行う。なお、S113で示す検査変更処理は、S106、S110の検査変更処理と同じである。
バインドボタン4002が押下されると、検査オーダ変更部2000は、検査オーダ取得部2003を介してRIS 1021より検査オーダを取得し(S200)、検査オーダ再選択画面5000を表示する(S201)。放射線技師が、変更後の検査オーダである患者ID“0002010”を選択すると(S202)、検査オーダ選択部2004は、選択された検査オーダを検査オーダ変更部2000へ通知する。検査オーダ変更部2000の検査オーダ再構成部2002によって、検査オーダの入れ換え処理が行われる(S203)。検査オーダ再構成部2002では、変更前の検査オーダに撮影済み画像が含まれるかをチェックする(S300)。この場合、既に撮影済みなので、撮影済み画像を変更後の検査オーダにマージする設定が有効になっているか否かをチェックする。ここでは、有効の設定がされているとする。すると、検査オーダ再構成部2002は、撮影済みの撮影プロトコル“胸部PA”を変更後の検査オーダにマージし、検査オーダを再構成する(S303)。その後、検査実施情報通知部2005は、変更前の検査オーダである患者ID“0001000”の検査オーダに対して、実施情報をキャンセルとして検査終了通知をRIS1021に行う(S204)。具体的には、MPPSの仕様に基づき、検査終了のN−SETをキャンセルの意味であるDISCONTINUEDとして通知する。更に、検査実施情報通知部2005は、変更後の検査オーダである患者ID“0002010”に対して、検査開始通知をRIS1021に対して行う(S205)。具体的には、検査終了と同様にMPPSの仕様に基づき、検査開始のN−CREATEを通知する。続いて、変更前の検査オーダに出力済みの画像があるか否かのチェックが行われる(S206)。本実施例において、撮影プロトコル“胸部PA”は既に転送済みであるため、画像出力情報制御部2001により出力履歴のクリア処理が行われる(S207)。続いて、検査中か否かのチェックが行われ(S208)、検査中のため、変更後の検査オーダである患者ID“0002010”の検査オーダで検査を再開する(S211)。以降の処理は、実施例1と同等である。なお、検査終了ボタン4011押下による、画像出力処理(S116)では、変更後の検査オーダの画像として撮影プロトコル“胸部PA”の画像が再出力される。
また、本実施例における検査オーダ変更時の撮影画面の画面遷移について説明する。図13(a)の撮影画面4000より、バインドボタン4002が押下されると、図8の検査オーダ再選択画面5000が表示され、検査オーダの再選択により、図13(b)の撮影画面4000に更新される。図13(b)の撮影画面4000の撮影プロトコルリスト4004には、撮影済みの“胸部PA”プロトコルがマージされ表示される。
更に、本実施例における検査情報記憶部2006で管理されるデータフローについて説明する。検査オーダ変更前は、図14(a)のデータが検査情報記憶部2006に保存されている。これが、検査オーダ変更により、図14(b)に示すように、変更前の患者ID“0001000”に紐づく検査オーダの検査実施情報がキャンセル状態となり、変更後の患者ID“0002010”に紐づく検査オーダの検査実施情報が検査中状態となる。更に、患者ID“0001000”の撮影プロトコル“胸部PA”が、変更後の患者ID“0002010”の検査オーダに出力情報“未”としてマージされた状態で紐づく。
次に、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図11、図15、図16を用いて本実施例の撮影画面から撮影状態の検査オーダを変更、かつ、撮影プロトコルを置換する際の全体の流れについて説明する。
放射線技師は、検査を開始するためX線撮影装置操作・表示部1005に表示されている検査オーダ選択画面3000を用いて、撮影を開始する被写体の検査オーダを選択する。その際、検査オーダ選択画面3000には、RIS 1021より取得した、検査オーダリストの一例図11(a)に基づいた情報が表示されているとする。放射線技師が検査オーダリスト3001より被写体である患者ID“0001000”の検査オーダを選択し、検査開始ボタン3007で検査を開始したとする。その後、撮影プロトコル“胸部RL”のみ撮影を行った後に、検査オーダの選択ミスに気付き患者ID“0002010”の検査オーダへ変更を行う場合のX線撮影装置1010の詳細について、以下に示す。なお、上述した撮影プロトコルのマージと共通な部分については省略する。
放射線技師が、患者ID“0001000”の検査オーダを選択し検査開始後、撮影プロトコル“胸部RL”の撮影を行い(S111)、間違った検査オーダを選択して検査を開始してしまったことに気付いたとする。そこで、放射線技師は、撮影画面4000の患者情報表示部4001に表示されているバインドボタン4002を押下する。すると、検査オーダ変更部2000は変更要求を検知し、検査オーダ変更ありと判断し(S112)、検査変更処理(S113)を行う。
放射線技師が、検査オーダ再選択画面5000より、変更後の検査オーダである患者ID“0002010”を選択すると(S202)、検査オーダ選択部2004は、選択された検査オーダを検査オーダ変更部2000へ通知する。そして、検査オーダ変更部2000は、検査オーダ再構成部2002によって、検査オーダの入れ換え処理を行う(S203)。検査オーダ再構成部2002では、まず、変更前の検査オーダに撮影済み画像が含まれるかをチェックする(S300)。この場合、既に撮影済みなので、次に、撮影済み画像を変更後の検査オーダにマージする設定が有効になっているか否かをチェックする(S302)。ここでは、無効の設定がされているとする。すると、検査オーダ再構成部2002は、更に、変更後の検査オーダに含まれる撮影プロトコルと撮影済み画像のプロトコルを比較し(S304)、撮影済み画像のプロトコルが変更後の検査オーダに含まれるかチェックする(S305)。この場合、撮影済みである“胸部RL”が患者ID“0002010”の検査オーダに含まれているため、患者ID“0002010”の撮影プロトコルである“胸部RL”を撮影済みの“胸部RL”プロトコルで置換する(S307)。
なお、以降の処理は、上述した実施例2のマージ処理と同等である。
また、本実施例における検査オーダ変更時の撮影画面の画面遷移について説明する。図15(a)の撮影画面4000より、バインドボタン4002が押下されると、図8の検査オーダ再選択画面5000が表示され、検査オーダの再選択により、図15(b)の撮影画面4000に更新される。図15(b)の撮影画面4000の撮影プロトコルリスト4004には、撮影済みの“胸部RL”プロトコルが変更後の検査オーダに置換され表示される。
更に、本実施例における検査情報記憶部2006で管理されるデータフローについて説明する。検査オーダ変更前は、図16(a)のデータが検査情報記憶部2006に保存されている。これが、検査オーダ変更により、図16(b)に示すように、変更前の患者ID“0001000”に紐づく検査オーダの検査実施情報がキャンセル状態となり、変更後の患者ID“0002010”に紐づく検査オーダの検査実施情報が検査中状態となる。更に、患者ID“0001000”の撮影プロトコル“胸部RL”が、変更後の患者ID“0002010”の検査オーダの撮影プロトコル“胸部RL”に置換される。
次に、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図11、図17、図18を用いて本実施例の撮影画面から撮影状態の検査オーダを変更、かつ、撮影プロトコルを写損扱いとする際の全体の流れについて説明する。
放射線技師は、検査を開始するためX線撮影装置操作・表示部1005に表示されている検査オーダ選択画面3000を用いて、撮影を開始する被写体の検査オーダを選択する。その際、検査オーダ選択画面3000には、RIS 1021より取得した、検査オーダリストの一例図11(a)に基づいた情報が表示されているとする。放射線技師が検査オーダリスト3001より被写体である患者ID“0001000”の検査オーダを選択し、検査開始ボタン3007で検査を開始したとする。その後、撮影プロトコル“胸部PA”のみ撮影を行った後に、検査オーダの選択ミスに気付き患者ID“0002010”の検査オーダへ変更を行う場合のX線撮影装置1010の詳細について、以下に示す。なお、上述した撮影プロトコルのマージおよび置換と共通な部分については省略する。
放射線技師が、患者ID“0001000”の検査オーダを選択し検査開始後、撮影プロトコル“胸部PA”の撮影を行い(S111)、間違った検査オーダを選択して検査を開始してしまったことに気付いたとする。そこで、放射線技師は、撮影画面4000の患者情報表示部4001に表示されているバインドボタン4002を押下する。すると、検査オーダ変更部2000は変更要求を検知し、検査オーダ変更ありと判断し(S112)、検査変更処理(S113)を行う。
放射線技師が、検査オーダ再選択画面5000より、変更後の検査オーダである患者ID“0002010”を選択すると(S202)、検査オーダ選択部2004は、選択された検査オーダを検査オーダ変更部2000へ通知する。そして、検査オーダ変更部2000は、検査オーダ再構成部2002によって、検査オーダの入れ換え処理を行う(S203)。検査オーダ再構成部2002では、まず、変更前の検査オーダに撮影済み画像が含まれるかをチェックする(S300)。この場合、既に撮影済みなので、次に、撮影済み画像を変更後の検査オーダにマージする設定が有効になっているか否かをチェックする(S302)。ここでは、無効の設定がされているとする。すると、検査オーダ再構成部2002は、更に、変更後の検査オーダに含まれる撮影プロトコルと撮影済み画像のプロトコルを比較し(S304)、撮影済み画像のプロトコルが変更後の検査オーダに含まれるかチェックする(S305)。この場合、撮影済みである“胸部PA”が患者ID“0002010”の検査オーダに含まれていないため、“胸部PA”を写損扱いとし、患者ID“0002010”の検査オーダにマージする(S306)。なお、以降の処理は、上述した実施例2のマージ処理と同等である。
また、本実施例における検査オーダ変更時の撮影画面の画面遷移について説明する。図17(a)の撮影画面4000より、バインドボタン4002が押下されると、図8の検査オーダ再選択画面5000が表示され、検査オーダの再選択により、図17(b)の撮影画面4000に更新される。図17(b)の撮影画面4000の撮影プロトコルリスト4004には、撮影済みの“胸部PA”プロトコルが写損扱いで、変更後の検査オーダにマージされ表示される。
更に、本実施例における検査情報記憶部2006で管理されるデータフローについて説明する。検査オーダ変更前は、図18(a)のデータが検査情報記憶部2006に保存されている。これが、検査オーダ変更により、図18(b)に示すように、変更前の患者ID“0001000”に紐づく検査オーダの検査実施情報がキャンセル状態となり、変更後の患者ID“0002010”に紐づく検査オーダの検査実施情報が検査中状態となる。更に、患者ID“0001000”の撮影プロトコル“胸部PA”が、変更後の患者ID“0002010”の検査オーダに写損扱いでマージされる。
本実施例により、被写体の検査オーダを間違って選択し検査の撮影を進行した場合でも、検査中に容易に検査オーダの変更が可能なる。また、検査実施情報の整合性を保つことはもちろんのこと、撮影済み画像の引き継ぎが可能なため、放射線技師の操作負荷が低減や、被写体に与えるやり直しによる検査時間の増加を最小限に留めることができる。

Claims (13)

  1. 外部装置より受信した検査オーダに基づいて検査を進行する医療用検査システムにおいて、
    外部装置より検査オーダを取得する検査オーダ取得手段と、
    前記検査オーダ取得手段より取得した検査オーダの一覧より撮影を行う検査オーダを選択する検査オーダ選択手段と、
    該選択された検査オーダを他の検査オーダに変更する検査オーダ変更手段と、
    検査オーダの変更を監視し検査オーダ変更が発生した際に、検査オーダの実施情報を外部へ通知する検査実施情報通知手段と
    変更前の検査オーダと変更後の検査オーダに基づいて検査オーダを再構成する検査オーダ再構成手段とを有し、
    前記検査オーダ再構成手段は、変更前の検査オーダに関して撮影済み画像がある場合、検査オーダをマージするか否かの設定を可能とすることを特徴とする医療用検査システム
  2. 前記検査実施情報通知手段は、前記検査オーダ変更手段により検査中の検査オーダが変更されると検査オーダの更新を行い、前記検査実施情報通知手段により外部装置へ検査実施情報が変更されたことを通知することを特徴する請求項1に記載の医療用検査システム
  3. 前記検査実施情報通知手段による通知後に検査を継続させる制御手段と、を有することを特徴とする請求項2に記載の医療用検査システム
  4. 前記検査オーダ変更手段は、撮影済み画像の有無に関わらず検査オーダの変更を可能とすることを特徴とする請求項1記載の医療用検査システム
  5. 前記検査オーダ変更手段は、撮影済み画像の出力情報を監視し制御する画像出力情報制御手段を有し、
    前記画像出力情報制御手段は、検査オーダの変更の際、既に出力済みの画像がある場合、出力情報をクリアし、変更後の検査オーダ終了時に変更後の検査オーダに画像を紐付けて再度出力することを特徴とする請求項1記載の医療用検査システム
  6. 前記検査オーダ変更手段は、変更前検査オーダと変更後検査オーダに基づき検査オーダを再構成する検査オーダ再構成手段を有し、
    前記検査オーダ再構成手段は、撮影済み画像の有無により検査オーダを再構成することを特徴とする請求項1記載の医療用検査システム
  7. 前記検査オーダ再構成手段は、撮影済み画像がない場合、変更後の検査オーダで検査オーダを再構成すことを特徴とする請求項1記載の医療用検査システム
  8. 前記検査オーダ再構成手段は、検査オーダをマージする設定の場合、変更前の検査オーダと変更後の検査オーダをマージして検査オーダを再構成することを特徴とする請求項1記載の医療用検査システム
  9. 前記検査オーダ再構成手段は、検査オーダをマージしない設定の場合、変更前の撮影済み画像と同じ撮影プロトコルが変更後の検査オーダに含まれるかを判別し、含まれる場合は変更後の撮影プロトコルに置換することを特徴とする請求項1記載の医療用検査システム
  10. 前記検査オーダ再構成手段は、検査オーダをマージしない設定の場合、変更前の撮影済み画像と同じ撮影プロトコルが変更後の検査オーダに含まれるかを判別し、含まれない場合は変更後の検査オーダに写損扱いとして撮影プロトコルを紐付けることが可能であることを特徴とする請求項1記載の医療用検査システム
  11. 外部装置より受信した検査オーダに基づいて検査を進行する医療用検査システムの制御方法であって、
    外部装置より検査オーダを取得するステップと、
    前記検査オーダ取得手段より取得した検査オーダの一覧より撮影を行う検査オーダを選択するステップと、
    該選択された検査オーダを他の検査オーダに変更するステップと、
    検査オーダの変更を監視し検査オーダ変更が発生した際に、検査オーダの実施情報を外部へ通知するステップと、
    変更前の検査オーダと変更後の検査オーダに基づいて検査オーダを再構成するステップとを有し、変更前の検査オーダに関して撮影済み画像がある場合、検査オーダをマージするか否かの設定を可能とすることを特徴とする制御方法。
  12. 外部装置より受信した検査オーダに基づいて検査を進行する医療用検査システムにおいて、
    外部装置より検査オーダを取得する検査オーダ取得手段と、
    前記検査オーダ取得手段より取得した検査オーダの一覧より撮影を行う検査オーダを選択する検査オーダ選択手段と、
    該選択された検査オーダを他の検査オーダに変更する検査オーダ変更手段と、
    検査オーダの変更を監視し検査オーダの変更が発生した際に、検査オーダの実施情報を外部へ通知する検査実施情報通知手段と、
    変更前の検査オーダと変更後の検査オーダをマージして検査オーダを再構成する検査オーダ再構成手段とを有することを特徴とする医療用検査システム。
  13. 外部装置より受信した検査オーダに基づいて検査を進行する医療用検査システムの制御方法であって、
    外部装置より検査オーダを取得するステップと、
    前記検査オーダ取得手段より取得した検査オーダの一覧より撮影を行う検査オーダを選択するステップと、
    該選択された検査オーダを他の検査オーダに変更するステップと、
    検査オーダの変更を監視し検査オーダの変更が発生した際に、検査オーダの実施情報を外部へ通知するステップと、
    変更前の検査オーダと変更後の検査オーダをマージして検査オーダを再構成するステップと、を有することを特徴とする制御方法。
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