JP5950367B2 - 情報表示システムの波紋ユーザインタフェース - Google Patents

情報表示システムの波紋ユーザインタフェース Download PDF

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Description

本発明は、情報端末に配信される各種の情報を表示する情報表示システムに関し、特に、利用者情報とコンテンツとの関連性を示す記号や図形を情報端末に表示するユーザインタフェースに関する。
本願は、2012年10月31日に日本国に出願された特願2012−240142号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、コンテンツ及びユーザ情報の関連性について表示制御を行なう技術が開発されている。特許文献1は、複数のコンテンツの盛り上がり度あるいは人気度に応じてマルチ画面の画面構成を変更するコンテンツ表示装置を開示している。特許文献2は、多種多様のコンテンツからキーコンテンツに対する関連性のあるコンテンツを簡単に検索する表示処理方法を開示している。特許文献3は、ユーザ情報間の関連度の分布状況がより良く把握できるようにユーザ情報を表示してユーザ間の情報交換の精度を向上するユーザ間情報交換システムを開示している。特許文献4は、コンテンツへの投票結果を有効にコンテンツ提供者に還元することが可能なコンテンツ表示制御システムを開示している。特許文献5は、視聴者の操作を伴わずに視聴者の好みを認識し、視聴者に対して他の視聴者の評価に応じたコンテンツを薦める評価情報管理装置を開示している。
近年の通信技術の発達やネットワーク技術の進展に伴い、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)や情報配信サービスは利用者の情報端末(例えば、携帯端末やスマートフォン)に種々の情報源(例えば、共通のSNSに登録している知人、情報配信サービスの配信者)から多量の情報を提供している。このため、利用者の情報端末は過多の情報を受信することとなり、利用者が重要な情報を見落としてしまう虞がある。
特許文献1は、複数のコンテンツの盛り上がり度に応じてテレビ受像機の画面上に表示される各コンテンツの大きさを変更する技術を開示している。これにより、利用者は情報端末に表示された複数のコンテンツの中でどのコンテンツの盛り上がり度が高いかを各コンテンツの表示サイズに応じて把握することができる。特許文献2は、情報端末の画面上においてキーコンテンツの配置位置を中心に複数のコンテンツをその関連度の高さの順に同心円状に配置する技術を開示している。これにより、利用者はキーコンテンツと関連度の高いコンテンツを把握することができる。特許文献3は、利用者情報の多次元ベクトル間の内積に基づいて情報端末の画面上において利用者情報を示すアイコンの二次元的配置を決定する技術を開示している。
特開2007−311942号公報 特開2010−86559号公報 特開平11−296461号公報 特開2010−198557号公報 特開2012−9957号公報
特許文献1の技術のように複数のコンテンツの盛り上がり度に注目した場合、盛り上がり度が高いコンテンツが必ずしも利用者のニーズに合致しているとは限らず、情報端末の画面上に利用者にとって興味のないコンテンツばかりが表示される虞がある。特許文献2及び特許文献3の技術のように、コンテンツと利用者との関連度に注目した場合、利用者との関連度は低いものの世間一般において注目されている重要な情報が情報端末の画面上に表示されない虞がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、情報源から収集した配信情報と利用者情報との関連性を動的に示す波紋図形を仮想空間内に配置するようにした情報配信システムの波紋ユーザインタフェースを提供することを目的とする。
本発明の第一の実施形態は、情報配信サービスによる情報源の配信情報を仮想空間に配置する情報配置装置であって、情報源の配信情報に関連付けて当該情報源の注目度に応じて単調増加する大きさの波紋図形を生成する波紋図形生成部と、波紋図形を仮想空間に配置するに際して仮想空間の基準位置から利用者と情報源との関係の強さに応じて単調減少する距離だけ離れた位置に当該波紋図形の重心を配置する波紋図形配置部と、波紋図形を所定の大きさから当該波紋図形に関連付けられた情報源の注目度に応じて単調増加する大きさまで、単位時間当たりの当該情報源の注目度の変化率に応じて単調増加する拡大速度で拡大させる波紋図形拡大部とを具備する情報配置装置である。
本発明の第二の実施形態は、情報配信サービスによる情報源の配信情報を含む表示情報を表示する情報表示装置である。表示情報は情報源の配信情報に関連付けて当該情報源の注目度に応じて単調増加する大きさの波紋図形を含み、当該波紋図形の重心は仮想空間の基準位置から利用者と情報源との関係の強さに応じて単調減少する距離だけ離れた位置に配置され、当該波紋図形は、所定の大きさから当該波紋図形に関連付けられた情報源の注目度に応じて単調増加する大きさまで、単位時間当たりの当該情報源の注目度の変化率に応じて単調増加する拡大速度で拡大される。情報表示装置は、情報源の配信情報及び波紋図形を配置した仮想空間を示す表示情報を画面上に表示する。
本発明の第三の実施形態は、情報配信サービスによる情報源の配信情報を仮想空間に配置して表示する情報表示システムであって、情報源の配信情報に関連付けて当該情報源の注目度に応じて単調増加する大きさの波紋図形を生成する波紋図形生成部と、波紋図形を仮想空間に配置するに際して仮想空間の基準位置から利用者と情報源との関係の強さに応じて単調減少する距離だけ離れた位置に当該波紋図形の重心を配置する波紋図形配置部と、波紋図形を所定の大きさから当該波紋図形に関連付けられた情報源の注目度に応じて単調増加する大きさまで、単位時間当たりの当該情報源の注目度の変化率に応じて単調増加する拡大速度で拡大させる波紋図形拡大部と、情報源の配信情報に関連付けた波紋図形を含む仮想空間を示す表示情報を画面上に表示する表示部とを具備する情報表示システムである。
本発明は、情報配信サービスによる情報源の配信情報を仮想空間に配置して表示する情報表示システムに適用される波紋ユーザインタフェースを提供するものである。具体的には、本発明は情報配置装置(例えば、波紋サービスを実施する波紋サーバ)と情報表示装置(例えば、波紋アプリを搭載した情報端末)により実現される。情報配置装置は、情報源の配信情報に関連付けて当該情報源の注目度に応じて単調増加する大きさの波紋図形を生成し、仮想空間の基準位置(例えば、画面中央位置)から利用者と情報源との関係の強さに応じて単調減少する距離だけ離れた位置に当該波紋図形の重心を配置する。情報表示装置は、情報源の配信情報に関連付けた波紋図形を含む仮想空間を示す表示情報を画面上に表示する。これにより、利用者は画面中央位置近辺に表示される波紋図形が示す情報源の配信情報を取得することで、利用者との関連性が高く、かつ、注目度が高い情報源の配信情報の詳細を容易に確認することができる。
また、本発明に係る波紋ユーザインタフェースでは波紋図形を利用者の記号(例えば、アイコン)に相関する位置に所定の形状、角度、色で表示したり、当該波紋図形を所定の速度で拡大したり、所定の除去時間経過により画面上から消去することもできる。或いは、互いに重複する複数の波紋図形のうちの1つの波紋図形を画面上から除去したり、互いに重複する複数の波紋図形を合成して1つの大きな波紋図形を合成することもできる。このように、従来の情報配信サービスに比べて利用者の利便性を格段に向上させることができる。
本発明の実施例1に係る情報表示システムのブロック図である。 実施例1に係る情報表示システムに含まれる情報配置装置において格納される記号テーブル及び波紋図形テーブルを示す。 情報配置装置の動作を示すフローチャートである。 実施例1に係る情報表示システムによる情報源の記号並びに配信情報の配置例を示す。 実施例1に係る情報表示システムに含まれる情報表示装置の動作を示すフローチャートである。 情報表示装置の画面上に表示される画像の例を示す。 利用者記号の座標を指定した場合に情報表示装置の画面上に表示される文字情報の例を示す。 波紋図形の座標を指定した場合に情報表示装置の画面上に表示される配信情報の例を示す。 本発明の実施例2に係る情報表示システムによる仮想空間における情報源及び波紋図形の配置例をしめす。 本発明の実施例3に係る情報表示システムのブロック図である。 本発明に係る情報表示システムの最小構成を示すブロック図である。 本発明に係る情報表示システムに含まれる情報配置装置の最小構成を示すブロック図である。 本発明に係る情報表示システムに含まれる情報表示装置の最小構成を示すブロック図である。
本発明について実施例とともに添付図面を参照して詳細に説明する。本発明の具体的例として、SGサーバ、ユーザ認証サーバ、波紋サーバ、及び波紋アプリを搭載した情報端末により波紋サービスを提供する波紋システム構造を提案することができる。情報端末で波紋アプリを実行して波紋サーバにログインすると、波紋サーバはユーザ認証サーバによりユーザ認証するとともに、フェースブックなどのソーシャルネットワーキングサービスからSNS情報を取得して波紋サービスを情報端末に提供する。例えば、配信情報を示すリソースアイコン及びSNSに登録されたマイアイコンが情報端末の画面上に表示され、両者の関連度を示す波紋図形がアニメーション表示される。以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る情報表示システム1のブロック図である。情報表示システム1は、情報配置装置2と情報表示装置3とを具備する。情報配置装置2は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)や情報配信サービスを提供するサーバから配信情報を抽出するとともに、当該配信情報に関連する記号(例えば、アイコン)や図形(例えば、波紋図形)を仮想空間に配置する。情報表示装置3は、利用者が所有する情報端末(例えば、携帯端末)であり、情報配置装置2が記憶する仮想空間に配置された各種の情報を表示する。情報表示装置3は、画面上において情報源を示す記号を利用者との関係の強さに応じた位置に表示するとともに、配信情報を示す図形を情報源の記号の位置に注目度の高さに応じた大きさで表示する。これにより、配信情報は情報源を示す記号を波源とする波紋図形で表現される。配信情報を示す波紋図形を画面上に表示することにより、当該配信情報の重要度を感覚的に利用者に訴えることができる。本実施例において、情報源とはSNS利用者や配信情報を投稿する利用者、或いは、情報配信サービスにおいて提供される各種の情報(例えば、ニュースやトピック)を意味する。
情報配置装置2は、利用者情報受信部201、利用者情報記憶部202、配信情報収集部203、仮想空間記憶部204、記号配置部205、波紋図形生成部206、波紋図形配置部207、波紋図形拡大部208、波紋図形除去部209、表示要求受信部210、表示情報送信部211を具備する。利用者情報受信部201は、ネットワークを介して情報表示装置3から所望のサービスにログインするための利用者情報を受信する。利用者情報記憶部202は、利用者情報受信部201が受信した利用者情報を記憶する。配信情報収集部203は、利用者情報記憶部202に記憶された利用者情報に基づいて定期的に利用者が所望のサービスにおいて指定している情報源が配信する情報を収集する。
仮想空間記憶部204は、情報表示装置3の表示画面のアドレス空間に対応する仮想空間に配置された記号及び波紋図形の位置、大きさ、属性情報を記憶する。記号配置部205は、配信情報収集部203が収集した配信情報の情報源と利用者との関係の強さに基づいて、当該情報源の記号を仮想空間に配置し、当該記号の属性情報を仮想空間記憶部204に記憶する。尚、情報源の記号とは所望のサービスにおいて情報源に関連付けられた画像、アイコン、アバターを意味する。
波紋図形生成部206は、配信情報収集部203が収集した配信情報の注目殿高さに基づいて当該配信情報を示す波紋図形を生成する。波紋図形の形状は配信情報の属性に応じて決定される。本実施例では、情報配信システムからのお知らせに係る配信情報については三角形の波紋図形を生成し、注目度の高さが閾値以上の配信情報については四角形状の波紋図形を生成し、その他の配信情報については円形の波紋形状を生成する。波紋図形配置部207は、波紋図形を仮想空間に配置するとともに、当該波紋図形の属性情報を仮想空間記憶部204に記憶する。
波紋図形拡大部208は、配信情報収集部203が収集した配信情報の注目度の変化率に基づいて波紋図形生成部206により生成された波紋図形の画面上の拡大速度を決定する。波紋図形除去部209は、配信情報収集部203が収集した配信情報の注目度の持続時間に基づいて波紋図形生成部206により生成された波紋図形を仮想空間から除去するまでの時間を決定する。表示要求受信部210は、情報表示装置3からの表示情報の送信要求を受信する。表示情報送信部211は、表示要求を受信すると、仮想空間記憶部204の記憶情報を情報表示装置3へ送信する。
情報表示装置3は、利用者情報送信部301、表示要求送信部302、表示情報受信部303、表示部304、座標指定部305を具備する。利用者情報送信部301は、所望のサービスにログインするための利用者情報を情報配置装置2へ送信する。表示要求送信部302は、情報配置装置2へ表示要求を送信する。表示情報受信部303は、情報配置装置2から仮想空間に配置された記号及び波紋図形に係る表示情報を受信する。
表示部304は、表示情報受信部303が受信した表示情報に基づいて仮想空間に配置された記号及び波紋図形、並びに波紋図形に関連付けられた配信情報を液晶表示器(LCD)などの表示装置の画面に表示する。座標指定部305は、タッチパネルや方向キーなどのポインティングデバイスに対する利用者の操作に応じて表示部304の画面上の座標を指定する。
図2は、仮想空間記憶部204に記憶される表示情報を例示する。仮想空間記憶部204は、記号(例えば、アイコン)の属性情報を格納する記号テーブルと、波紋図形の属性情報を格納する波紋図形テーブルとを具備する。図2(A)に示す記号テーブルは、情報源を特定する情報源ID、当該情報源を示す記号、及び当該記号の画面上の表示位置を格納する。図2(B)に示す波紋図形テーブルは、配信情報を特定する情報ID、配信情報の内容、配信時刻、並びに波紋図形の重心位置、形状、角度、大きさ、色(色彩及び透明度)、拡大速度、及び除去時間を格納する。波紋図形テーブルに格納された配信情報を示す波紋図形の重心は、配信情報の情報源に関連付けて記号テーブルに記憶された記号の位置に相当する。
次に、本実施例の情報表示システム1の動作について説明する。情報表示システム1により情報表示装置3に情報を表示させるためには、情報配置装置2に所望のサービスにログインするための利用者情報を通知する必要がある。先ず、利用者は情報表示装置3を操作して利用者情報を入力する。情報表示装置3が利用者情報を受け付けると、利用者情報送信部301は当該利用者情報を情報配置装置2へ送信する。このとき、利用者と情報源との関係の強さを正確に算出するために、情報表示装置3に記録されている電話帳情報や電子メール情報を併せて情報配置装置2へ送信することが好ましい。次に、情報配置装置2の利用者情報受信部201は、情報表示装置3から利用者情報を受信すると、当該利用者情報を利用者情報記憶部202に記憶する。これにより、情報配置装置2の配信情報収集部203は利用者情報に基づいて配信情報を収集することができる。
次に、情報配置装置2が仮想空間に配信情報を配置する手順について説明する。図3は、本実施例に係る情報配置装置2の動作を示すフローチャートである。情報配置装置2の配信情報収集部203は、定期的に利用者情報記憶部202が記憶する利用者情報を用いてサービス提供サーバにアクセスして利用者が指定している情報源の情報及び配信情報を抽出する(ステップS1)。配信情報収集部203は情報源の情報として情報源ID、アイコン、属性、及び利用者が情報源に対して行なったアクションの数を取得する。アクションの例としては、肯定的意思表示の回数(例えば、「いいね!」ボタンの操作回数)、情報源を閲覧した回数、ブックマークの数、配信情報の転載投稿数を挙げることができる。配信情報収集部203は、配信情報に関連付けて配信サービスを特定するサービスID、情報源ID、配信時刻、及び配信時刻に対して行なわれたアクションの数を取得する。
次に、記号配置部205は仮想空間の基準位置(例えば、原点)に利用者を示す記号を配置する(ステップS2)。記号配置部205は、利用者を示す記号として、利用者がSNSサービスにおいて利用している画像、アイコン、アバターなどの図柄を用いる。つまり、記号は一部205は、記号として用いる図柄と基準位置の座標とを関連付けて利用者記号として仮想空間記憶部204に記録する。
次に、記号配置部205は配信情報収集部203が収集した情報源の情報に基づいて利用者と情報源との関係の強さを算出する(ステップS3)。ここで、利用者と情報源との関係の強さの算出方法について説明する。まず、記号配置部205は利用者が情報源の配信情報に対して行なったアクション毎に、当該アクションに応じて定められる係数及び当該アクションを起こしたサービスに応じて定められる係数に、当該アクションを起こした数を乗算し、その乗算結果の総和を関係の強さとして算出する。
アクションに応じて定められる係数の例としては、肯定的意思表示の係数「3」、回覧回数の係数「1」、ブックマークの係数「10」、転載投稿数の係数「1」、一方的なコメントの投稿数の係数「1」、双方的なコメントの投稿数「10」を設定することができる。また、サービスに応じて定められる係数の例としては、SNSの係数「0.8」、情報配信サービスの係数「0.5」を設定することができる。
また、利用者が電話帳情報や電子メール情報を情報配置装置2に送信した場合、それらの情報も加味して関係の強さを算出することが好ましい。例えば、利用者が情報源の連絡先を電話帳に登録している場合、または情報源が利用者の連絡先を電話帳に登録している場合には、両者の関係の強さを示す値に「1」点を加算する。利用者と情報源が相互に連絡先を電話帳に登録している場合には、両者の関係の強さを示す値に「10」点を加算する。また、利用者と情報源との間の電子メールの送受信数に応じて更に点数を両者の関係の強さを示す値に加算するようにしてもよい。この場合、利用者又は情報源が一方的に電子メールを送信した場合には両者の関係の強さを示す値に「1」点を加算し、利用者と情報源とが双方向的に電子メールを送受信している場合には両者の関係の強さを示す値に「10」点を加算するようにしてもよい。つまり、利用者と情報源との間に双方向コミュニケーションが成立している場合には、両者の関係を示す値が高くなるように係数を設定しておくことが好ましい。
記号配置部205は、利用者と情報源との関係の強さを算出すると、両者の関係の強さに基づいて仮想空間における情報源の記号の配置位置を決定する(ステップS4)。具体的には、記号配置部205は情報源の記号と仮想空間の基準位置との距離を算出する。この距離は、利用者と情報源との関係の強さの逆数に比例させるなどのように関係の強さに対して単調減少となるように決定する。次に、仮想空間のうち、基準位置から算出した距離だけ離れた範囲の中から1点を乱数に基づいて決定し、当該点の位置を情報源の記号の配置位置として決定する。
記号配置部205は、配信情報収集部203が収集した情報源の記号(例えば、アイコン)と、当該情報源に決定された配置位置とを関連付けて当該情報源の記号を仮想空間記憶部204の記号テーブルに記録する。本実施例では、仮想空間の基準位置から算出した距離だけ離れた範囲の中から1点を乱数に基づいて決定することで情報源の配置位置を決定するようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、情報源の属性(即ち、情報源が人であるか物であるかの属性、情報源の配信情報がビジネス又は趣味に関連するかを示す属性)に応じて仮想空間における情報源の配置方向を決定するようにしてもよい。この場合、情報源の記号を親密度や興味の強弱によりグルーピングしてもよい。
次に、波紋図形配置部207は配信情報収集部203が収集した配信情報の情報源を示す情報源IDに関連付けて仮想空間記憶部204の記号テーブルに記録されている配置位置を読み出し、当該配置位置を情報源の配信情報を示す波紋図形の重心位置に決定する(ステップS5)。波紋図形配置部207は、波紋図形を画面上に表示する際の角度を乱数に基づいて決定する。波紋図形配置部207は、情報源の配信情報を特定する情報ID、当該配信情報の内容、配信時刻、配置位置及び角度を関連付けて仮想空間記憶部204の波紋図形テーブルに記録する。
次に、波紋図形生成部206は配信情報収集部203が収集した配信情報の注目度を算出する(ステップS6)。ここで、情報源の配信情報の注目度について説明する。波紋図形生成部206は、情報源の配信情報に対して行なわれたアクション毎に、当該アクションに応じて定められる係数及び当該アクションを起こしたサービスに応じて定められる係数に、当該アクションを起こした数を乗算し、その乗算結果の総和を注目度を示す値として算出する。
アクションに応じて定められる係数の例としては、肯定的意思表示の係数「3」、閲覧回数の係数「1」、ブックマーク数の係数「10」、転載投稿数の係数「1」、コメントの投稿数の係数「5」を設定することができる。また、サービスに応じて定められる係数の例としては、SNSの係数「0.8」、情報配信サービスの係数「0.5」を設定することができる。
次に、波紋図形生成部206は配信情報の注目度に基づいて仮想空間における配信情報を示す波紋図形の大きさを決定する(ステップS7)。具体的には、波紋図形生成部206は配信情報の注目度に正の係数を乗算するなどのように利用者と情報源との関係の強さに比例して単調増加するように波紋図形の大きさを決定する。例えば、波紋図形が多角形である場合、注目度の値の1点当たり当該波紋図形の外接円の半径を0.1cmに設定する。
次に、波紋図形生成部206は配信情報の属性及び注目度に基づいて波紋図形の形状を決定する(ステップS8)。具体的には、波紋図形生成部206は配信情報がシステムからのお知らせである場合には三角形の波紋図形を生成し、配信情報の注目度が閾値以上の場合には四角形の波紋図形を生成する。それ以外の場合には、波紋図形生成部206は円形の波紋図形を生成する。
次に、波紋図形生成部206は配信情報の属性及び情報源の属性に基づいて波紋図形の色彩(即ち、RGB値:Red Green Blue)を決定する(ステップS9)。具体的には、波紋図形生成部206は配信情報を形態素解析し、予め記憶している単語と属性とを関連付けた辞書と、形態素解析により得られた単語とを比較することで、配信情報の属性を特定する。波紋図形生成部206は、配信情報がビジネス属性を有する場合には青色の波紋図形を生成し、配信情報の情報源が趣味属性を有する場合には緑色の波紋図形を生成する。また、配信情報の情報源と利用者との関係の強さが閾値より高い場合には、波紋図形生成部206はピンク色の波紋図形を生成する。
次に、波紋図形生成部206は情報源と利用者との関係の強さに基づいて波紋図形の透明度を決定する(ステップS10)。波紋図形生成部206は、情報源と利用者との関係の強さに対して透明度を単調減少させる。つまり、波紋図形生成部206は情報源と利用者との関係が強いほど波紋図形を不透明とする。また、波紋図形生成部206は仮想空間記憶部204の波紋図形テーブルが記憶する配信情報を示す情報IDに関連付けられた波紋図形の形状、大きさ、及び色を上記ステップS7〜S10で決定した波紋図形の形状、大きさ、及び色に書き換える。
次に、波紋図形拡大部208は配信情報収集部203が収集した配信情報の注目度の変化率に基づいて波紋図形生成部206が生成した波紋図形の拡大速度を決定する(ステップS11)。具体的には、波紋図形拡大部208は配信情報収集部203から配信情報に対して行なわれたアクションのうち、直近の1時間に発生したアクションの数を取得する。波紋図形拡大部208は、アクションの数に基づいて注目度を算出する。つまり、波紋図形拡大部208は直近の1時間(単位時間)当たりの注目度の増加分(変化率)を算出する。そして、波紋図形拡大部208は配信情報の注目度の増加分に基づいて波紋図形の拡大速度を決定する。具体的には、波紋図形拡大部208は配信情報の注目度の増加分に対して波紋図形の大きさを単調増加するように拡大速度を決定する。例えば、波紋図形拡大部208は配信情報の増加分「1点」当たり波紋図形の拡大速度を0.1cm/秒とする。その後、波紋図形拡大部208は仮想空間記憶部204の波紋図形テーブルが記憶する配信情報を示す情報IDに関連付けられた拡大速度をステップS11で決定した拡大速度に書き換える。
次に、波紋図形除去部209は配信情報収集部203が収集した配信情報の注目度の持続時間に基づいて波紋図形生成部206が生成した波紋図形を仮想空間から除去するまでの時間を決定する(ステップS12)。具体的には、波紋図形除去部209は配信情報に対して行なわれたアクションのうち、配信時刻から1時間毎のアクションの数を配信情報収集部203から取得する。そして、波紋図形除去部209は配信情報に対して行なわれたアクションの数に基づいて1時間毎の注目度を算出し、注目度が継続して閾値以上となっていた時間を算出する。これにより、波紋図形除去部209は配信情報の注目度の持続時間に対して単調増加となるように波紋図形の除去時間を決定する。例えば、波紋図形除去部209は配信情報の注目度の持続時間として1時間当たりの除去時間を1秒とする。その後、波紋図形除去部209は仮想空間記憶部204の波紋図形テーブルが記憶する配信情報を示す情報IDに関連付けられた除去時間をステップS12で決定した除去時間に書き換える。
上述の手順により、仮想空間記憶部204の記号テーブル及び波紋図形テーブルには情報源を示す記号及び配信情報を示す波紋図形の仮想空間における態様が記録される。つまり、上述の手順により情報配置装置2は情報源の記号及び配信情報の波紋図形を仮想空間に配置する。
図4は、実施例1に係る情報表示システム1による情報源の記号(即ち、アイコン)と配信情報の波紋図形の仮想空間内の配置例を示す。図4に示すように、仮想空間の基準位置に利用者を示す記号src1が配置され、当該基準位置から利用者との関係の強さに応じた距離の位置に複数の情報源を示す記号src2〜src6が配置される。また、情報源の配信情報を示す波紋図形infor1〜info10は情報源の記号scr1〜scr6の配置位置に重心を有し、当該配信情報の注目度に応じた大きさで仮想空間に配置される。
これにより、情報源と利用者との関係が強く、かつ、注目度が高い配信情報を示す波紋図形は利用者の記号と部分的に重複することとなる。具体的には、情報源と利用者との関係が弱く、かつ、注目度が高い配信情報の波紋図形の重心は利用者の記号と遠い位置に配置されるが、その半径が大きいために当該波紋図形は利用者の記号と部分的に重複することとなる。また、情報源と利用者との関係が強く、かつ、注目度が低い配信情報の波紋図形は半径が小さくなるが、その重心は利用者の記号と近い位置に配置されるため、当該波紋図形は利用者の記号と部分的に重複することとなる。
次に、実施例1に係る情報表示装置3が仮想空間に配置された情報源の記号並びに配信情報を画面上に表示する手順について説明する。図5は、情報表示装置3の動作を示すフローチャートである。利用者の操作により情報表示装置3が情報表示処理を起動すると、表示要求送信部302は表示情報の送信を要求する表示要求を情報配置装置2へ送信する(ステップS13)。表示要求には、画面上に表示される配信情報の投稿時刻からの経過時間の制限を示す期間情報が含まれる。例えば、期間情報が24時間を示す場合、情報配置装置2は複数の配信情報のうち現在時刻から24時間以内に情報配信システム(又は、情報配信サービス)に投稿された配信情報のみを選択して情報表示装置3へ送信する。
情報配置装置2の表示要求受信部210が情報表示装置3から表示要求を受信すると、表示情報送信部211は仮想空間記憶部204が記憶する記号テーブル及び波紋図形テーブルのうち、現在時刻より表示要求に含まれる期間情報が示す時間前の時刻以降の配信時刻を有する情報源及び配信情報を情報表示装置3へ送信する。このとき、上記の条件に合致する配信情報の数が閾値(例えば、100件)を超える場合には、表示情報送信部211は条件に合致する配信情報のうち注目度が上位にランクされる配信情報を閾値の数だけ抽出して情報表示装置3へ送信する。
情報表示装置3の表示情報受信部303が表示情報を情報配置装置2より受信すると(ステップS14)、表示部304は画面中央の座標を基準位置として利用者の記号及び情報源の記号を示す記号オブジェクトを画面上に表示する(ステップS15)。
次に、表示部304は表示情報受信部303が受信した表示情報のうち画面上に表示していない最も古い配信時刻の配信情報に係る波紋図形を特定する(ステップS16)。表示部304は、表示情報受信部303が受信した表示情報に従って、ステップS16で特定した配信情報の波紋図形を示す図形オブジェクトを画面上に表示する(ステップS17)。このとき、表示部304はステップS16で特定した配信情報の波紋図形を示す図形オブジェクトを記号オブジェクトより下層レイヤであって、既に画面上に表示されている他の図形オブジェクトより上層レイヤに配置する。
表示部304は、画面上の図形オブジェクトを初期サイズ(例えば、半径ゼロ)から表示情報受信部303が受信した表示情報に含まれる波紋図形の拡大速度で拡大する。そして、表示部304は画面上の図形オブジェクトの大きさが表示情報に含まれる波紋図形の大きさに一致すると、当該図形オブジェクトを初期サイズに戻し、再度拡大速度で拡大するような拡大縮小処理を繰返し実行する。これにより、情報表示装置3は波紋図形の拡大速度(即ち波紋が広がる速度)により画面上で配信情報の伝播速度を表現することができる。その後、表示部304は図形オブジェクトが画面上に配置された時刻から表示情報に含まれる除去時間が経過したときに、当該図形オブジェクトを画面上から除去する。これにより、情報表示装置3は画面上の波紋図形の継続表示時間により配信情報の流行継続時間を表現することができる。
次に、表示部304は表示情報受信部303が受信した表示情報に含まれる配信情報の波紋図形のうち、画面上に表示していない波紋図形が残存しているか否か判定する(ステップS18)。表示部304は、画面上に表示されていない波紋図形が残っていると判定した場合(即ち、ステップS18の判定結果「YES」)、フローはステップS16に戻り、残存している波紋図形に係る図形オブジェクトを画面上に表示する。表示部304が表示情報に含まれる全ての波紋図形に係る図形オブジェクトを画面上に表示したと判定した場合(即ち、ステップS18の判定結果「NO」)、情報表示装置3は仮想空間に割り当てられた情報源の記号及び配信情報の波紋図形の表示処理を終了する。
図6は、情報表示装置3の画面上に表示される画像の例を示す。上述の手順により仮想空間に割り当てられた表示情報の表示処理を終了すると、情報表示装置3の画面上には図6に示すような画像が表示される。表示部304は、表示情報の表示領域に加えて再生ボタン、更新ボタン、期間変更スライダーを具備する。再生ボタンは、表示部304に図5のステップS15〜S18を再度実行させるために設けられている。更新ボタンは、表示部304に図5のステップS13〜S18を再度実行させるために設けられたものであり、更新ボタンが操作されると情報表示装置3は情報配信装置2から表示情報を取得しなおす。期間変更スライダーは、表示部304が画面上に表示する配信情報の投稿時間からの経過時間を変更するために設けられている。
情報表示装置3は、仮想空間に割り付けられた表示情報の表示処理を完了すると、座標指定部305により指定された座標を受け付ける。座標指定部305は、座標の指定を受け付けると、当該座標が利用者の記号の配置位置を示すか否かを判定する。図7は、利用者の記号の配置位置に相当する座標が指定された場合に表示部304の画面上に表示する画像の例を示す。座標指定部305が受け付けた座標が利用者の記号の配置位置に相当する場合、表示部304は図7に示すように仮想空間の基準位置(即ち、画面中央の座標)において重複して表示されている波紋図形に関連付けられた配信情報を全て画面上に表示する。図7では、配信情報info1、infor2、info6、info10の詳細が画面上に表示される。これにより、情報表示装置3は利用者との関係が強く、かつ、注目度の高い情報源の配信情報を画面上に表示することができる。
また、座標指定部305は指定された座標が利用者の記号の配置位置に相当しない場合、当該指定座標が情報源の記号の配置位置に相当するか否かを判定する。座標指定部305が受け付けた座標が情報源の記号の配置位置に相当する場合、表示部304は当該情報源に対するメッセージの送信フォームを表示し、利用者によるメッセージの入力を受け付ける。一方、座標指定部305は指定座標が利用者の記号の配置位置及び情報源の記号の配置位置に相当しない場合、当該指定座標が更新ボタンの座標、再生ボタンの座標、又は期間変更スライダーの座標のいずれかに相当するか否かを判定する。座標指定部305が受け付けた座標が再生ボタンの座標に一致する場合、情報表示装置3は図5のステップS15〜S18を再度実行する。これにより、情報表示装置3は画面上に表示された画像をリセットすることができる。座標指定部305が受け付けた座標が更新ボタンの座標と一致する場合、情報表示装置3は図5のステップS13〜S18を再度実行する。これにより、情報表示装置3は情報配置装置2から最新の配信情報を取得して画面上に表示する。座標指定部305が受け付けた座標が期間変更スライダーの座標に一致する場合、情報表示装置3は表示要求に含める期間情報を期間変更スライダーが示す期間に変更して図5のステップS13〜ステップS18を再度実行する。これにより、情報表示装置3は画面上に表示する配信情報の有効期間を変更する。
図8は、波紋図形の配置位置に相当する座標が指定された場合に画面上に表示する画像の例を示す。座標指定部305により指定座標が情報源の記号の配置位置、再生ボタン、更新ボタン、期間変更スライダーの座標に一致しないと判定した場合、表示部304は図7に示すように指定座標に重複して表示されている波紋図形が示す配信情報の詳細を全て画面上に表示する。これにより、情報表示装置3は利用者が指定した波紋図形の配信情報、即ち、利用者が興味を持った配信情報の詳細を画面上に提示することができる。尚、配信情報の詳細は指定座標に向けた突出部分を有する吹き出し内に記述され、当該吹き出しは波紋図形に重複して表示される。このとき、表示部304は画面上において最上位レイヤに表示された吹き出しに記述された配信情報を示す波紋図形を強調表示する。利用者は、情報表示装置3の画面上の吹き出しの表示領域を指定することで、次の配信情報を表示させることができる。
情報表示装置3に実装されるポインティングデバイスがマルチタッチ検出を可能とするタッチパネルである場合、座標指定部305がピンチイン・ピンチアウトの操作を検出すると、表示部304はピンチイン・ピンチアウトの操作に応じて画面に表示する仮想空間に割り付けられた表示画面の拡大率を変更する。
上記のように、本実施例では利用者と情報源との関係が強く、かつ、注目度が高い配信情報を示す波紋図形は仮想空間の基準位置(即ち、画面中央の座標)と重複して画面上に表示されることとなる。これにより、利用者は画面上の基準位置の近くに表示されている波紋図形に関連付けられた配信情報を取得することで、利用者と関連度が高い配信情報や注目度が高い配信情報を認識することができる。
本実施例では、情報表示装置3の表示部304が波紋図形を画面上に表示する順序及び波紋図形を配置するレイヤの順序を配信情報の配信時刻の順序に従って決定したが、これに限定されるものではない。例えば、波紋図形の表示順序及び配置レイヤの順序を利用者と情報源との関係の強さに従って決定するようにしてもよい。或いは、波紋図形の表示順序及び配置レイヤの順序を乱数に基づいて決定するようにしてもよい。また、本実施例では情報源や波紋図形を配置する仮想空間を表示部304の2次元画面に合致させるものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、情報源や波紋図形を3次元的に表示すべく仮想空間を3次元的表現とするようにしてもよい。この場合、仮想空間に配置される波紋図形を円形や多角形ではなく、球形状や多面体形状とすることができる。
本実施例では、波紋図形除去部209が波紋図形を除去するまでの時間を決定するものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、波紋図形の除去時間を一義的に決定せず、表示部304が波紋図形の表示時間に拘らず当該波紋図形を画面上から除去せずに表示し続けるようにしてもよい。或いは、波紋図形の除去時間を決定せず、拡大速度に従って拡大した波紋図形の大きさが波紋図形生成部206によって決定された波紋図形の大きさに達したときに当該波紋図形を除去するようにしてもよい。
本実施例では、座標指定部305が画面上に表示された波紋図形の座標の指定を受け付けた場合に、表示部304が指定座標に重複配置された波紋図形が示す配信情報の全てを表示するものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、座標指定部305が波紋図形の座標の指定を受け付けた場合、表示部304は指定座標に重複配置された波紋図形のうち、最上位レイヤに配置された波紋図形が示す配信情報のみを画面上に表示するようにしてもよい。
次に、本発明の実施例2について説明する。実施例2は実施例1に係る情報表示システム1と同様の構成を備える。実施例1では配信情報を示す波紋図形の形状を当該配信情報の属性に応じて決定するものとしたが、実施例2では配信情報を示す波紋図形の形状を当該配信情報の情報源と利用者との関係の強さに応じて決定する。
次に、実施例2における波紋図形の生成手順及び配置手順について説明する。まず、波紋図形生成部206は配信情報収集部203が収集した配信情報の情報源と利用者との関係の強さを算出する。そして、波紋図形生成部206は利用者と情報源との関係の強さに基づいて仮想空間に配置される波紋図形の形状を決定する。具体的には、波紋図形生成部206は波紋図形の形状を利用者と情報源との関係の強さに対して角数が単調増加するような正多角形に決定する。これにより、利用者と情報源との関係が強いほど当該情報源の配信情報を示す波紋図形の形状は円形に近似することとなる。尚、波紋図形の大きさ及び色については実施例2では実施例1と同様の手順で波紋図形生成部206が算出する。これにより、波紋図形生成部206が生成する波紋図形は利用者と情報源との関係の強さに対して単調増加する頂点の数を有し、かつ、配信情報の注目度に対して単調増加する大きさの円に内接する正多角形となる。
波紋図形配置部207は、波紋図形生成部206が生成した波紋図形の角度を当該波紋図形に内接する円に接する1つの点から仮想空間の基準位置(例えば、画面中央の位置)までの距離を最小とする角度に決定する。波紋図形に内接する円に接する点とは、正多角形の1つの辺の中点に相当する。同一の半径を有する円に内接する正多角形の重心から1つの辺の中点までの距離は正多角形の角数が多いほど長くなる。従って、利用者と情報源との関係が強いほど、波紋図形が仮想空間の基準位置と重複する可能性が高くなる。
図9は、本発明の実施例2に係る情報表示システム1による仮想空間における情報源及び波紋図形の配置例を示す。情報表示装置3は、図9に示す画像を図8に示す画面上に表示する。実施例2によれば、利用者と関係が強い情報源の配信情報を示す波紋図形は仮想空間の基準位置と重複する可能性が高くなる。実施例2の画面構成により、利用者は仮想空間の基準位置の近辺に配置される波紋図形が示す配信情報を取得することができるため、実施例1の画面構成に比べて、利用者との関連度がより高い配信情報を認識することができる
実施例2では、波紋図形配置部207は波紋図形生成部206が生成した波紋図形の角度を当該波紋図形に内接する円に接する1つの点から仮想空間の基準位置までの距離を最小とする角度に決定したが、これに限定されるものではない。例えば、波紋図形配置部207は波紋図形の角度を乱数に基づいて決定するようにしてもよい。波紋図形の角度をランダムに決定した場合、利用者との関連性が低い情報源の配信情報を示す波紋図形が仮想空間の基準位置に重複する可能性がある。また、利用者との関連性が低い情報源を示し、かつ、仮想空間の基準位置と重複する波紋図形の配信情報は注目度が高い可能性がある。従って、波紋図形配置部207が乱数に基づいて波紋図形の角度を決定することで、利用者との関連性が低いが注目度が高い情報源の配信情報をランダムに利用者に提示することができる。
実施例2では情報源や波紋図形を配置する仮想空間を表示部304の2次元画面に合致させるものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、情報源や波紋図形を3次元的に表示すべく仮想空間を3次元的表現とするようにしてもよい。この場合、波紋図形生成部206が生成する波紋図形は利用者と情報源との関係の強さに対して単調増加する数の頂点を有し、かつ、配信情報の注目度に対して単調増加する大きさの球に内接する正多面体となる。また、波紋図形配置部207は波紋図形の角度を当該波紋図形に内接する球に接する1つの点から仮想空間の基準位置までの距離を最小とする角度に決定する。ここで、波紋図形に内接する球に接する1つの点とは正多面体の1つの面の重心に相当する。
図10は、本発明の実施例3に係る情報表示システム1の構成を示すブロック図である。実施例3に係る情報表示システム1は、実施例1と同様に、情報配置装置2と情報表示装置3とを具備するが、情報配置装置2は波紋図形打消部212及び波紋図形合成部213を更に具備している。
波紋図形打消部212は、仮想空間において互いに重複する複数の波紋図形について、当該波紋図形の重心と仮想空間の基準位置とを結ぶ直線同士がなす角度が所定角度(例えば、160度)以上である場合、互いに重複する波紋図形の一方に関連付けて仮想空間記憶部204の波紋図形テーブルに打消フラグを有効設定する。打消フラグが有効となっている波紋図形については、情報表示装置3の表示部304が画面上に表示する波紋図形の数が所定数を超えた場合に画面上から除去される。これにより、情報表示装置3は画面上において情報源から広がる波紋が衝突して打ち消しあう様子を表現することができる。尚、波紋図形打消部212は画面上において重複する2つの波紋図形のうち、注目度が低い情報源の配信情報を示す波紋図形に対して打消フラグを有効設定してもよい。或いは、波紋図面打消部212は画面上において重複する2つの波紋図形のうち、利用者との関係が弱い情報源の配信情報を示す波紋図形、又は配信時刻が早い配信情報を示す波紋図形に対して打消フラグを有効設定してもよい。
波紋図形合成部213は、画面上において互いに重複する複数の波紋図形について、波紋図形の重心と仮想空間の基準位置とを結ぶ直線同士がなす角度が所定角度(例えば、20度)以下であって、かつ、当該波紋図形に係る配信情報が類似する場合に、重複する波紋図形のそれぞれに関連付けて仮想空間記憶部204の波紋図形テーブルに合成フラグを有効設定する。また、波紋図形合成部213は合成フラグを有効設定した複数の波紋図形の重心の位置を焦点とする楕円形を有し、複数の波紋図形の何れよりも大きい波紋図形を生成する。合成フラグが有効設定されている複数の波紋図形は全てが画面上に表示された後に除去され、その後に、上記の楕円形状の波紋図形を画面上に表示する。これにより、情報表示装置3は複数の波紋図形が画面上で合成される様子を表現することができる。上述の例では、複数の波紋図形を楕円形状の波紋図形に合成するものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、合成波紋図形を直方体、菱形、その他の形状としてもよい。
上述のように、本発明について上述の実施例とともに添付図面を参照して説明したが、具体的な構成や処理は上述の実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲に定義される発明の範囲内における設計変更をも包含するものである。例えば、上述の実施例では情報配置装置2が利用者情報の記録、配信情報の収集、仮想空間の管理に係る処理を行なうものとしたが、これに限定されるものではない。これらの処理を複数の装置に分散して実行するようにしてもよい。また、上述の実施例では情報配置装置2が仮想空間の管理処理を行い、情報表示装置3が仮想空間の表示処理を実行するものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、情報表示装置3が仮想空間の管理処理及び表示処理を実行するようにしてもよい。
次に、本発明に係る情報表示システム1の最小構成について説明する。図11は、本発明に係る情報表示システム1の最小構成を示すブロック図である。上述の実施例では、情報表示システム1の詳細な構成について図1及び図10を参照して説明したが、本発明に係る情報表示システム1の最小構成は図11に示す通りである。つまり、本発明に係る情報表示システム1は波紋図形生成部206、波紋図形配置部207、及び表示部304を最小限具備すればよい。
波紋図形生成部206は、情報源の配信情報に関連付けて、当該情報源の注目度に対して単調増加する大きさの波紋図形を生成する。波紋図形配置部207は、波紋図形の重心を仮想空間の基準位置から利用者と情報源との関係の強さに対して単調減少する距離だけ離れた位置に配置する。表示部304は、仮想空間において波紋図形配置部207が配置した波紋図形を画面上に表示する。これにより、情報表示システム1は利用者との関連度が高く、かつ、注目度の高い情報源の配信情報を示す波紋図形を仮想空間の基準位置の近辺に配置して画面上に表示することができる。
図12は、本発明の情報表示システム1に含まれる情報配置装置2の最小構成を示すブロック図である。上述の実施例では情報配置装置2の詳細構成について図1及び図10を参照して説明したが、情報配置装置2の最小構成は図12に示す通りである。つまり、情報配置装置2は波紋図形生成部206及び波紋図形配置部207を最小限具備していればよい。これにより、情報配置装置2は利用者との関連度が高く、かつ、注目度が高い情報源の配信情報を仮想空間の基準位置の近辺に配置することができる。
図13は、本発明に係る情報表示システム1に含まれる情報表示装置3の最小構成を示すブロック図である。上述の実施例では情報表示装置3の詳細構成を図1及び図10を参照して説明したが、情報表示装置3の最小構成は図13に示す通りである。つまり、情報表示装置3は少なくとも表示部304を具備すればよい。これにより、情報表示装置3は利用者との関連度が高く、かつ、注目度が高い情報源の配信情報を仮想空間の基準位置(例えば、画面中央の位置)の近辺に表示することができる。
上述の情報配置装置2及び情報表示装置3は、コンピュータシステムを内部に有している。上述の処理はプログラム形式でコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶されており、コンピュータが当該プログラムを読み出して実行する。コンピュータ読取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリなどを意味する。また、コンピュータプログラムを通信回線を介してコンピュータに配信し、当該コンピュータがコンピュータプログラムを実行するようにしてもよい。尚、上述のプログラムは本発明の機能の一部を実現するものであってもよい。また、本発明の機能をコンピュータシステムにプリインストールされているプログラムとの組合せで実現するような差分ファイル(又は、差分プログラム)としてもよい。
本発明は、複数の情報源の配信情報を相互に関連付けて画面上に表示する情報端末に適用されるものであり、特に、利用者との関連度の強さや注目度に応じて複数のアイコンに波紋図形を付与するような波紋ユーザインタフェースを提供するものである。本発明の機能は波紋サーバや波紋アプリを搭載した情報端末により実現可能であり、携帯端末、スマートフォン、パーソナルコンピュータなどの情報端末に対して既存の情報通信ネットワークを利用して新規な波紋サービスを提供するものである。
1 情報表示システム
2 情報配置装置
3 情報表示装置
201 利用者情報受信部
202 利用者情報記憶部
203 配信情報収集部
204 仮想空間記憶部
205 記号配置部
206 波紋図形生成部
207 波紋図形配置部
208 波紋図形拡大部
209 波紋図形除去部
210 表示要求受信部
211 表示情報送信部
212 波紋図形打消部
213 波紋図形合成部
301 利用者情報送信部
302 表示要求送信部
303 表示情報受信部
304 表示部
305 座標指定部
scr1 利用者記号
scr2〜scr6 情報源記号
info1〜info10 配信情報

Claims (23)

  1. 情報配信サービスによる情報源の配信情報を仮想空間に配置する情報配置装置であって、
    情報源の配信情報に関連付けて当該情報源の注目度に応じて単調増加する大きさの波紋図形を生成する波紋図形生成部と、
    波紋図形を仮想空間に配置するに際して仮想空間の基準位置から利用者と情報源との関係の強さに応じて単調減少する距離だけ離れた位置に当該波紋図形の重心を配置する波紋図形配置部と
    波紋図形を所定の大きさから当該波紋図形に関連付けられた情報源の注目度に応じて単調増加する大きさまで、単位時間当たりの当該情報源の注目度の変化率に応じて単調増加する拡大速度で拡大させる波紋図形拡大部と
    を具備する情報配置装置。
  2. 仮想空間に情報源を示す記号を配置するに際して利用者と当該情報源との関係に基づいて定められる位置に当該情報源の記号を配置する記号配置部を更に具備し、
    前記波紋図形配置部は情報源の配信情報に関連付けられた波紋図形の重心を仮想空間内において当該情報源の記号の位置に配置するようにした請求項1記載の情報配置装置。
  3. 仮想空間内に配置される波紋図形について、当該波紋図形に関連付けられた情報源の注目度が閾値以上であった時間の長さに対して単調増加する除去時間が経過したときに、当該波紋図形を仮想空間から除去する波紋図形除去部を更に具備した請求項1記載の情報配置装置。
  4. 前記波紋図形生成部は、波紋図形として、利用者と情報源との関係の強さに応じて単調増加する数の頂点を有し、かつ、当該情報源の注目度に応じて単調増加する大きさの円又は球に内接する正多角形又は正多面体を生成するようにした請求項1記載の情報配置装置。
  5. 前記波紋図形配置部は、波紋図形としての正多角形又は正多面体に内接する円又は球に接する1つの点から仮想空間の基準位置までの距離が最小となる角度で当該波紋図形を配置するようにした請求項4記載の情報配置装置。
  6. 前記波紋図形配置部は、波紋図形としての正多角形又は正多面体を乱数に基づいて決定した角度で仮想空間内に配置するようにした請求項4記載の情報配置装置。
  7. 互いに重複する複数の波紋図形について、当該複数の波紋図形の重心と仮想空間の基準位置とを結ぶ直線同士がなす角度が所定角度以上である場合に、当該複数の波紋図形のうち少なくとも1つの波紋図形を仮想空間から除去する波紋図形打消部を更に具備した請求項4記載の情報配置装置。
  8. 互いに重複する複数の波紋図形について、当該複数の波紋図形の重心と仮想空間の基準位置とを結ぶ直線同士がなす角度が所定角度以下であって、かつ、当該複数の波紋図形に関連付けられた情報源の配信情報が相互に類似する場合に、当該複数の波紋図形を合成して各波紋図形の大きさより大なる大きさを有する合成波紋図形を生成する波紋図形合成部を更に具備した請求項4記載の情報配置装置。
  9. 前記波紋図形生成部は、情報源の属性に応じた形状の波紋図形を生成するようにした請求項1記載の情報配置装置。
  10. 前記波紋図形生成部は、情報源の属性に応じた色の波紋図形を生成するようにした請求項1記載の情報配置装置。
  11. 前記波紋図形生成部は、利用者と情報源との関係の強さに応じた色の波紋図形を生成するようにした請求項1記載の情報配置装置。
  12. 情報配信サービスによる情報源の配信情報を仮想空間に配置する情報配置方法であって、
    情報源の配信情報に関連付けて当該情報源の注目度に応じて単調増加する大きさの波紋図形を生成し、
    波紋図形を仮想空間に配置するに際して仮想空間の基準位置から利用者と情報源との関係の強さに応じて単調減少する距離だけ離れた位置に当該波紋図形の重心を配置し、
    波紋図形を所定の大きさから当該波紋図形に関連付けられた情報源の注目度に応じて単調増加する大きさまで、単位時間当たりの当該情報源の注目度の変化率に応じて単調増加する拡大速度で拡大させるようにした情報配置方法。
  13. コンピュータにインストールされて情報配信サービスによる情報源の配信情報を仮想空間に配置するプログラムであって、
    情報源の配信情報に関連付けて当該情報源の注目度に応じて単調増加する大きさの波紋図形を生成し、
    波紋図形を仮想空間に配置するに際して仮想空間の基準位置から利用者と情報源との関係の強さに応じて単調減少する距離だけ離れた位置に当該波紋図形の重心を配置し、
    波紋図形を所定の大きさから当該波紋図形に関連付けられた情報源の注目度に応じて単調増加する大きさまで、単位時間当たりの当該情報源の注目度の変化率に応じて単調増加する拡大速度で拡大させるようにしたプログラム。
  14. 情報配信サービスによる情報源の配信情報を含む表示情報を表示する情報表示装置であって、
    表示情報は情報源の配信情報に関連付けて当該情報源の注目度に応じて単調増加する大きさの波紋図形を含み、仮想空間の基準位置から利用者と情報源との関係の強さに応じて単調減少する距離だけ離れた位置に当該波紋図形の重心を配置し、波紋図形を所定の大きさから当該波紋図形に関連付けられた情報源の注目度に応じて単調増加する大きさまで、単位時間当たりの当該情報源の注目度の変化率に応じて単調増加する拡大速度で拡大させて画面上に表示するようにした情報表示装置。
  15. 表示情報は、利用者と情報源との関係に基づいて定められる位置に配置された当該情報源の記号を含み、当該情報源の配信情報に関連付けられた波紋図形の重心を仮想空間内において当該情報源の記号の位置に配置して画面上に表示するようにした請求項14記載の情報表示装置。
  16. 仮想空間の基準位置と重複する波紋図形に関連付けられた情報源の配信情報を画面上に表示するようにした請求項14記載の情報表示装置。
  17. 利用者による画面上の座標指定を受け付けて、当該指定座標と重複する波紋図形に関連付けられた情報源の配信情報を表示するようにした請求項14記載の情報表示装置。
  18. 情報配信サービスによる情報源の配信情報を含む表示情報を表示する情報表示方法であって、
    情報源の配信情報に関連付けて当該情報源の注目度に応じて単調増加する大きさの波紋図形を生成し、
    仮想空間の基準位置から利用者と情報源との関係の強さに応じて単調減少する距離だけ離れた位置に当該波紋図形の重心を配置し、
    波紋図形を所定の大きさから当該波紋図形に関連付けられた情報源の注目度に応じて単調増加する大きさまで、単位時間当たりの当該情報源の注目度の変化率に応じて単調増加する拡大速度で拡大させ、
    仮想空間に配置された波紋図形を含む表示情報を画面上に表示するようにした情報表示方法。
  19. コンピュータにインストールされて情報配信サービスによる情報源の配信情報を含む表示情報を表示するプログラムであって、
    情報源の配信情報に関連付けて当該情報源の注目度に応じて単調増加する大きさの波紋図形を生成し、
    仮想空間の基準位置から利用者と情報源との関係の強さに応じて単調減少する距離だけ離れた位置に当該波紋図形の受信を配置し、
    波紋図形を所定の大きさから当該波紋図形に関連付けられた情報源の注目度に応じて単調増加する大きさまで、単位時間当たりの当該情報源の注目度の変化率に応じて単調増加する拡大速度で拡大させ、
    仮想空間に配置された波紋図形を含む表示情報を画面上に表示するようにしたプログラム。
  20. 情報配信サービスによる情報源の配信情報を仮想空間に配置して表示する情報表示システムであって、
    情報源の配信情報に関連付けて当該情報源の注目度に応じて単調増加する大きさの波紋図形を生成する波紋図形生成部と、
    波紋図形を仮想空間に配置するに際して仮想空間の基準位置から利用者と情報源との関係の強さに応じて単調減少する距離だけ離れた位置に当該波紋図形の重心を配置する波紋図形配置部と、
    波紋図形を所定の大きさから当該波紋図形に関連付けられた情報源の注目度に応じて単調増加する大きさまで、単位時間当たりの当該情報源の注目度の変化率に応じて単調増加する拡大速度で拡大させる波紋図形拡大部と、
    情報源の配信情報に関連付けた波紋図形を含む仮想空間を示す表示情報を画面上に表示する表示部とを具備する情報表示システム。
  21. 仮想空間に情報源を示す記号を配置するに際して利用者と当該情報源との関係に基づいて定められる位置に当該情報源の記号を配置する記号配置部を更に具備し、
    前記波紋図形配置部は情報源の配信情報に関連付けられた波紋図形の重心を仮想空間内において当該情報源の記号の位置に配置するようにした請求項20記載の情報表示システム。
  22. 前記表示部は、仮想空間の基準位置と重複する波紋図形に関連付けられた情報源の配信情報を画面上に表示するようにした請求項20記載の情報表示システム
  23. 情報配信サービスによる情報源の配信情報を仮想空間に配置して表示する情報表示方法であって、
    情報源の配信情報に関連付けて当該情報源の注目度に応じて単調増加する大きさの波紋図形を生成し、
    波紋図形を仮想空間に配置するに際して仮想空間の基準位置から利用者と情報源との関係の強さに応じて単調減少する距離だけ離れた位置に当該波紋図形の重心を配置し、
    波紋図形を所定の大きさから当該波紋図形に関連付けられた情報源の注目度に応じて単調増加する大きさまで、単位時間当たりの当該情報源の注目度の変化率に応じて単調増加する拡大速度で拡大させ、
    情報源の配信情報に関連付けた波紋図形を含む仮想空間を示す表示情報を画面上に表示するようにした情報表示方法。
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