JP5947164B2 - 無線通信端末、方法、およびプログラム - Google Patents

無線通信端末、方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5947164B2
JP5947164B2 JP2012194059A JP2012194059A JP5947164B2 JP 5947164 B2 JP5947164 B2 JP 5947164B2 JP 2012194059 A JP2012194059 A JP 2012194059A JP 2012194059 A JP2012194059 A JP 2012194059A JP 5947164 B2 JP5947164 B2 JP 5947164B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
unit
communication terminal
user
exposure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012194059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014050074A (ja
Inventor
成文 後田
成文 後田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2012194059A priority Critical patent/JP5947164B2/ja
Publication of JP2014050074A publication Critical patent/JP2014050074A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5947164B2 publication Critical patent/JP5947164B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、撮影機能を備える無線通信端末に関し、特に、撮影時の利便性を高めるための技術に関する。
近年、撮像機能を有するカメラモジュールが、デジタルカメラや携帯電話機など、様々なモバイル機器に搭載されている。例えば、ユーザは、カメラ機能を有するモバイル機器を持ち歩いて、人物などを撮影することができる。ユーザは、撮影された画像を、SNS(Social Networking Service)サイトなどに投稿することで、インターネットを利用して知人と画像を共有することができる。
このように、複数人が被写体となる状況は、ますます増えている。人物の集合写真など、複数人が被写体となって撮影される場合、通常、被写体は、露光開始から露光終了まで、ポーズを維持する必要がある。被写体が動いていると、撮影画像がぶれてしまい、撮影者が意図した画像とならないことがあるためである。そのため、被写体は、撮影時に、露光が終了するのを待つ必要がある。
カメラによる撮影時に、露光の終了を被写体に通知するための技術は、様々なものが知られている。例えば、特開平10−39365号公報(特許文献1)は、カメラを夜景ポートレートモードに設定し、セルフタイマを設定した場合に、露光が終了したことを、撮影者あるいは主被写体に視覚的に通知する技術を開示する。実公平4−357号公報(特許文献2)は、露光撮影時の露光終了を、音響によって報知する技術を開示する。
特開平10−39365号公報 実公平4−357号公報
しかし、撮影装置による露光の終了を、ストロボ発光など視覚的な方法で被写体に通知することが効果的ではない場合がある。例えば、被写体が、撮影装置の発光を確認できない姿勢で撮影されている場合は、視覚的な方法によって露光終了を通知することが困難である。また、撮影装置による露光の終了を、音によって被写体に通知する場合も、同様に被写体に露光終了を効果的に通知できないおそれがある、という課題がある。例えば、被写体が、比較的騒音の大きい場所において撮影されている場合、被写体は、撮影装置の発する音を聞き取れないことがある。また、音を発することが好ましくない場所もある。
そこで、本発明は、撮影機能を有する無線通信端末において、露光終了を被写体に効果的に通知することで、撮影時の利便性を高める技術を提供することを目的とする。
一実施形態に従う無線通信端末は、撮影機能を有し、ユーザの操作を受け付ける操作部と、カメラモジュールを含み、操作部が受け付けた撮影操作に応じてカメラモジュールにより撮影する撮影部と、他の無線通信端末と無線通信するための通信部と、撮影部による撮影時に、被写体となる他のユーザの無線通信端末へ、撮影部の露光タイミングを示す露光タイミング情報を通信部により送信する制御部とを含む。
好ましくは、制御部は、撮影部による撮影時の露光が終了するタイミングを、露光タイミング情報として他のユーザの無線通信端末へ送信することとしてもよい。
好ましくは、制御部は、撮影部による撮影時の露光が開始するタイミングを、露光タイミング情報として他のユーザの無線通信端末へ送信することとしてもよい。
好ましくは、制御部は、撮影モードに応じた露光時間の長さを示す情報を、露光タイミング情報として他のユーザの無線通信端末へ送信することとしてもよい。
好ましくは、制御部は、撮影部による撮影時に、被写体となる他のユーザの無線通信端末と通信部との無線通信接続を確立し、無線通信接続が確立された無線通信端末へ、露光タイミング情報を送信することとしてもよい。
好ましくは、制御部は、無線通信端末の周囲にある少なくとも1つの他の無線通信端末を検出し、検出された他の無線通信端末のうち、操作部により選択操作を受け付けた他の無線通信端末と、通信部との無線通信接続を確立し、無線通信接続が確立された無線通信端末へ、露光タイミング情報を送信することとしてもよい。
好ましくは、無線通信端末は、各ユーザと対応づけて、各ユーザを識別する識別情報をそれぞれ記憶するための記憶部を含み、制御部は、識別情報に基づいて、他のユーザを示す情報を表示部に表示し、操作部により他のユーザの選択操作を受け付けることで、選択されたユーザの無線通信端末との無線通信接続を確立することとしてもよい。
好ましくは、制御部は、近距離無線通信規格に従って、通信部により無線通信接続を確立することとしてもよい。
好ましくは、制御部は、無線LAN(Local Area Network)規格に従って、通信部により無線通信接続を確立することとしてもよい。
好ましくは、制御部は、赤外線通信規格に従って、通信部により無線通信接続を確立することとしてもよい。
一実施形態に従う無線通信端末は、他の無線通信端末と無線通信するための通信部と、無線通信端末のユーザに、露光タイミングを報知するための報知部と、無線通信端末の動作を制御するための制御部とを含み、制御部は、撮影機能を有する撮影側無線通信端末との通信接続を制御し、撮影側無線通信端末と通信接続を確立し、撮影側無線通信端末から送信される撮影側無線通信端末の露光タイミングを示す露光タイミング情報を受信し、露光タイミング情報に応じて、報知部により露光タイミングを報知する。
好ましくは、制御部は、撮影側無線通信端末から、撮影側無線通信端末の撮影時の露光が終了するタイミングを、露光タイミング情報として受信し、受信した露光タイミング情報に示されるタイミングに応じて、露光終了を報知部により報知することとしてもよい。
好ましくは、制御部は、撮影側無線通信端末から、撮影側無線通信端末の撮影時の露光が開始するタイミングを、露光タイミング情報として受信し、受信した露光タイミング情報に示されるタイミングに応じて、露光開始を報知部により報知することとしてもよい。
好ましくは、制御部は、撮影側無線通信端末から、露光時間の長さを示す情報を、露光タイミング情報として受信し、受信した露光タイミング情報に示される露光時間の長さに応じて報知部による報知方法を制御することとしてもよい。
別の実施形態に従うと、撮影機能を有する無線通信端末の通信を制御するための方法が提供される。ここで、無線通信端末は、ユーザの操作を受け付ける操作部と、カメラモジュールを含み、操作部が受け付けた撮影操作に応じてカメラモジュールにより撮影する撮影部と、他の無線通信端末と無線通信するための通信部とを備える。撮影機能を有する無線通信端末の通信を制御するための方法は、無線通信端末が、無線通信端末が、撮影部による撮影時に、被写体となる他のユーザの無線通信端末へ、撮影部の露光タイミングを示す露光タイミング情報を送信するステップを含む。
別の実施形態に従うと、撮影機能を有する無線通信端末の通信を制御するプログラムが提供される。ここで、無線通信端末は、プロセッサと、ユーザの操作を受け付ける操作部と、カメラモジュールを含み、操作部が受け付けた撮影操作に応じてカメラモジュールにより撮影する撮影部と、他の無線通信端末と無線通信するための通信部とを備える。撮影機能を有する無線通信端末の通信を制御するプログラムは、プロセッサに、撮影部による撮影時に、被写体となる他のユーザの無線通信端末へ、撮影部の露光タイミングを示す露光タイミング情報を通信部により送信させるステップを実行させる。
上記一実施形態によると、露光タイミングを被写体に効果的に通知することで、撮影時の利便性を高めることができる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
本実施形態の通信装置1の利用場面を示す図である。 通信装置1の構成を示すブロック図である。 通信装置5の構成を示すブロック図である。 通信装置1が撮影時に露光タイミングを通信装置5へ通知する処理を示すフローチャートである。 ユーザが、露光タイミングを通知する対象となる通信装置を選択する場合の表示画面61を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<1 概要>
図1は、本実施形態の通信装置1の利用場面を示す図である。
図1に示すように、通信装置1を操作する撮影側ユーザは、被写体となる複数人のユーザを、通信装置1の撮影機能を用いて撮影する。通信装置1は、例えば、スマートフォンである。通信装置1の撮影側ユーザは、通信装置1のカメラ機能を起動し、後述する表示部13に表示されるプレビュー画像を確認しつつ、後述する操作部14を操作することで、撮影を行う。なお、本実施形態では、通信装置1は、タッチパネルディスプレイを備えており、このタッチパネルディスプレイが、表示部13の機能と操作部14の機能を発揮する。
被写体となる複数人のユーザは、それぞれ、通信装置5(図1では、各ユーザに対応して、通信装置5A、通信装置5B、通信装置5Cとして示す)を保有している。通信装置5Aを保有するユーザは、通信装置5Aを、衣服のポケットに入れて保有している。通信装置5Bを保有するユーザは、通信装置5Bにストラップを装着して首からぶら下げている。通信装置5A、通信装置5Bは、スマートフォンなどの無線通信端末である。通信装置5Cは、腕時計型の無線通信端末である。通信装置5Cは、リストバンドを装着させることが可能であり、これにより、ユーザは、通信装置5Cを腕に装着することができる。腕時計型の無線通信端末は、例えば、無線通信接続によりインターネットに接続し、音楽配信サイトから音楽データをダウンロードして、音楽再生プレイヤーとして機能する。また、通信装置5Cは、無線通信接続によってスマートフォンと連携して、スマートフォンを介した通話機能やメール確認機能などを発揮する。
通信装置1に搭載されるカメラのイメージセンサは、高画素化のため、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像素子などが用いられる。CMOS撮像素子は、被写体に動きがあると、撮影画像が歪むことがある。そのため、被写体となるユーザは、通信装置1のカメラが露光を開始してから露光終了するまでの間、なるべく動かずポーズを維持する必要がある。そのため、被写体となるユーザは、通信装置1の露光のタイミングを知覚できることが好ましい。
ここで、通信装置1は、ストロボ発光など視覚的な方法で、露光開始のタイミングや露光終了のタイミングを被写体へ通知することもできる。しかし、被写体となるユーザの姿勢によっては、被写体が通信装置1の発光を確認できないことがある。また、被写体となるユーザが、通信装置1の発光部を注視してしまい、被写体の視線が通信装置1のカメラのレンズに向かず、撮影者の意図した撮影画像が得られないおそれもある。
そこで、本実施形態では、通信装置1は、通信装置5と無線通信接続を確立し、通信装置1のカメラの露光開始のタイミングや露光終了のタイミングなどを、無線通信により通信装置5へ通知する。通信装置5は、この露光タイミングの通知に対応して、通信装置5を保持するユーザに、通信装置1の露光開始時や露光終了時に報知する。報知方法は、例えば、通信装置5のバイブレータを振動させることなどにより行う。
<2 構成>
次に、通信装置1と通信装置5の構成について、図面を用いて説明する。
<2.1 通信装置1の構成>
図2は、通信装置1の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、通信装置1は、無線通信部11と、撮影部12と、表示部13と、操作部14と、記憶部15と、制御部16とを含む。制御部16は、通信制御部17と、表示制御部18と、撮影制御部19とを含む。
無線通信部11は、アンテナや高周波回路などを含み、通信装置1の無線通信信号の変復調や周波数変換を行う。無線通信部11は、各通信方式に対応してアンテナなどを含む。通信方式とは、例えば、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信規格や、IEEE(The Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11などの無線LAN(Local Area Network)規格や、IrDA(Infrared Data Association)などの赤外線通信規格などがある。無線通信部11は、これらの通信規格に対応してアンテナやポートなどを含む。また、無線通信部11は、3G方式など、移動体通信システムにおける通信方式に対応している。
撮影部12は、カメラモジュールを含む。カメラモジュールは、後述する制御部16によって、動作が制御される。撮影部12は、カメラモジュールのイメージセンサで光を受光し、受光した光を、光電変換により電気信号に変換する。撮影部12は、この電気信号を、A/D(Analog to Digital)変換によりデジタル信号に変換して撮影画像データを出力する。
表示部13は、静止画や動画などを表示するためのディスプレイであり、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(organic electroluminescence display)である。
操作部14は、ユーザの操作を受け付けるための操作部材であり、例えば静電容量方式によってユーザの接触操作を受け付けるタッチパネルである。
記憶部15は、メモリ等により構成され、通信装置1で用いるプログラムなどが記憶される。
制御部16は、MCU(Micro Control Unit)等により構成され、プログラムに従って、通信装置1の動作を制御する。通信装置1の動作は、具体的には、通信制御部17、表示制御部18、撮影制御部19等が機能を発揮することにより実現される。通信制御部17は、無線通信部11を制御して、通信シーケンスに従って、通信装置5等の外部の通信機器と無線通信をする。表示制御部18は、表示部13に表示する画像データを逐次生成し、表示部13の表示内容を制御する。撮影制御部19は、撮影部12を駆動させ、撮影部12が出力する撮影画像データを処理し、撮影画像データを記憶部15に記憶等させる。
<2.2 通信装置5の構成>
図3は、通信装置5の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、通信装置5は、制御部50と、無線通信部51と、報知部52と、表示部53と、操作部54と、記憶部55とを含む。制御部50は、通信制御部56と、表示制御部57と、報知制御部58とを含む。
無線通信部51は、通信装置1の無線通信部11と同様に、アンテナや高周波回路などを含み、通信装置5の無線通信信号の変復調や周波数変換を行う。無線通信部51は、各通信方式に対応してアンテナなどを含む。通信方式とは、例えば、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信規格や、IEEE802.11などの無線LAN規格や、IrDAなどの赤外線通信規格などがある。無線通信部51は、これらの通信規格に対応してアンテナやポートなどを含む。また、無線通信部51は、3G方式など、移動体通信システムにおける通信方式に対応している。無線通信部51は、これら通信方式により、通信装置1と通信することができる。
報知部52は、バイブレータ59を含んでいる。報知部52は、制御部50の制御に従って動作し、通信装置5のユーザに対し、バイブレータ59の振動等により、通信装置1や通信装置5で、一定の操作がなされたことを通信装置5のユーザに通知する。報知部52の通知方法は、図3に示すバイブレータ59の振動に限らない。例えば、通信装置5がLED(Light Emitting Diode)ライトを備える場合、このLEDライトの発光を制御することで、通信装置5のユーザに通知することとしてもよい。
表示部53は、静止画や動画などを表示するためのディスプレイであり、例えばLCDや有機ELディスプレイである。
操作部54は、ユーザの操作を受け付けるための操作部材であり、例えば静電容量方式によってユーザの接触操作を受け付けるタッチパネルである。
記憶部55は、メモリ等により構成され、通信装置5で用いるプログラムなどが記憶される。
制御部50は、MCU等により構成され、プログラムに従って、通信装置5の動作を制御する。通信装置5の動作は、具体的には、通信制御部56、表示制御部57、報知制御部58等が機能を発揮することによりなされる。通信制御部56は、無線通信部51を制御して、通信シーケンスに従って、通信装置1等の外部の通信機器と無線通信をする。表示制御部57は、表示部53に表示する画像データを逐次生成し、表示部53の表示内容を制御する。報知制御部58は、報知部52を駆動させ、報知部52の報知動作を制御する。
<3 動作>
次に、図4を参照して、通信装置1および通信装置5の動作について、説明する。図4は、通信装置1が、撮影時に露光開始や露光終了などの露光タイミングを通信装置5へ通知する処理を示すフローチャートである。図4に示す例では、通信装置1の露光タイミングに応じて通信装置5において報知をするための通信アプリケーションが提供されている。通信装置1と通信装置5は、各々がこの通信アプリケーションを起動している。この通信アプリケーションは、例えば、通信装置1を動作させるOS(Operating System)と、通信装置5を動作させるOSとが対応しているアプリケーション配信用のプラットフォームを通じて配信される。
ステップS21において、通信装置1の制御部16は、操作部14へのユーザの操作に基づいて、撮影部12のカメラモジュールを起動する。
ステップS23において、通信制御部17は、Bluetooth(登録商標)による通信を開始し、通信装置1の周囲にある、ペアリングの候補となる通信装置を検出する。表示制御部18は、検出された通信装置の候補を表示部13に表示する。
ステップS25において、通信制御部17は、露光タイミングを通知する対象となる通信装置を選択し、選択された通信装置に通信確立要求を送信して、ペアリングによる通信接続を確立する。
ステップS35において、通信装置5の通信制御部56は、通信装置1からの通信確立要求に応じて、通信確立応答を通信装置1へ送信し、通信装置1との通信接続を確立する。
ステップS27において、通信装置1の撮影制御部19は、撮影に設定されている撮影モード(例えば、夜景撮影モードや接写撮影モードなど)、周囲の明るさの検出結果などに応じて、撮影時の露光時間を算出する。撮影に適した露光時間は、照度など、撮影時の条件により定まる。さらに、撮影制御部19は、算出された露光時間を示す情報を含めて、露光開始タイミングの通知を通信装置1へ送信する。
ステップS37において、通信装置5の通信制御部56は、通信装置1から送信される露光開始タイミングの通知を受信する。報知制御部58は、露光開始タイミングの通知に含まれる露光時間の長さに応じて報知方法を変えて、報知部52による報知を実行する。例えば、報知制御部58は、露光時間の長さに応じて、バイブレータ59の振動パターンを様々に変化させることとしてもよい。例えば、記憶部55は、露光時間の長さと、バイブレータ59の振動パターンなどの報知パターンとを対応づけて記憶しており、報知制御部58は、露光開始タイミングの通知に含まれる露光時間の長さに対応するバイブレータ59の振動パターンで報知する。
ステップS29において、通信装置1の撮影制御部19は、撮影部12により撮影するため、露光を開始する。
ステップS31において、撮影制御部19は、露光を終了する。
ステップS33において、通信制御部17は、通信装置1において露光が終了したことを示す露光終了タイミングの通知を、通信装置5へ送信する。
ステップS39において、通信装置5の通信制御部56は、露光終了タイミングの通知を通信装置1から受信するまで待機する(ステップS39:NO)。
ステップS41において、通信装置5が露光終了タイミングの通知を通信装置1から受信すると、報知制御部58は、露光終了を、通信装置5のユーザへ報知部52によって報知する。例えば、記憶部55は、露光開始タイミングの時の報知方法と、露光終了タイミングの時の報知方法との設定を記憶しており、報知制御部58は、記憶される設定に従って報知を実行する。
以上のように通信装置1と通信装置5とが動作することにより、通信装置5のユーザは、露光開始のタイミングと露光終了のタイミングを容易に知ることができ、通信装置1の撮影時の利便性が高まる。また、通信装置5は、ステップS37において、露光時間の長さに応じて報知方法を制御する。そのため、通信装置5のユーザは、露光時間がどの程度の長さになるか、撮影開始時に把握することができ、被写体となるときにポーズを維持する時間を推測しやすくなる。また、通信装置5は、露光時間の長さを示す情報に基づいて、露光開始から露光終了までの間、露光中であることを報知部52に報知させ、露光終了タイミングが近づくにつれ、報知部52による報知方法を変化させてもよい。これにより、ユーザは、露光中においても露光が終了しつつあることを確認することができ、被写体となるときにポーズを維持する残り時間を推測しやすくなる。
なお、上記実施形態では、露光タイミングとして、露光開始タイミングと露光終了タイミングの両方を通知することとして説明しているが、露光開始タイミングまたは露光終了タイミングのどちらかのみを通知するようにしてもよい。この場合も、ユーザは、被写体となるときに上記のような露光開始タイミングまたは露光終了タイミングが通知されることによって利便性が高まる。
<4 変形例>
次に、本実施形態の変形例について、図面を用いて説明する。
<4.1 無線通信の接続先の選択>
上記実施形態のステップS25において、通信装置1の通信制御部17は、露光タイミングを通知する対象となる通信装置を接続する。このとき、通信装置1において、露光タイミングを通知する通信装置をユーザが選択する場合に、ユーザを識別するためのデータを参照することとしてもよい。ユーザを識別するための情報とは、例えば電話帳であり、各ユーザと、ユーザに関する情報(ユーザ名、ユーザに対応する画像など)とが対応づけられている。こうすることで、ユーザによる通信装置の選択が容易となる。
図5は、ユーザが、露光タイミングを通知する対象となる通信装置を選択する場合の表示画面61を示す図である。接続先表示領域62は、ユーザによる通信装置の選択の対象となるユーザを表示する。切り替え操作領域63は、ユーザが選択する対象となる他のユーザを表示させるための操作領域である。許可ボタン64は、表示画面61に表示されているユーザを選択することを示し、不許可ボタン65は、表示画面61に表示されているユーザを選択しないことを示す。
なお、通信装置1は、過去に無線通信を確立した履歴がない通信装置5と接続する際に、通信装置5に固有の情報を、通信装置5のユーザを識別する情報と対応づけて記憶することとしてもよい。この場合、通信装置1は、図4のステップS23において通信装置を検出すると、ユーザを識別する情報を参照する。ユーザを識別する情報は、各ユーザのユーザ名、各ユーザのSNSアカウントの情報などであり、これらの情報は、電話帳や、SNSを利用するためのアプリケーション等に保持されている。このユーザを識別する情報の参照結果を用いて、通信装置1は、ステップS23において検出される通信装置を、ユーザと対応づけて表示部13に表示することができる。
また、通信装置1は、ステップS21においてカメラモジュールを起動すると、ユーザによる撮影操作にかかわらず、イメージセンサで受けた光を撮影画像データとして出力する。この撮影画像データにおいて、被写体となるユーザの顔を画像認識することによりユーザを特定できる場合、ステップS25において、通信装置1は、画像認識により特定されたユーザに対応する通信装置を選択することとしてもよい。これにより、通信装置1は、露光タイミングを通知する対象となる通信装置を、容易に選択することができる。
<4.2 無線通信の接続方法>
上記実施形態の動作の説明では、通信装置1と通信装置5とは、Bluetooth(登録商標)により通信接続を確立するものとして説明した。これに限らず、無線LAN規格や、赤外線通信規格や、移動体通信方式の通信規格など、他の通信規格に従って、通信装置1と通信装置5との通信接続を確立することとしてもよい。
<4.3 露光タイミングの通知方法>
上記実施形態の説明では、通信装置1と通信装置5とは、通信接続を確立した後に、露光タイミングを通知するものとして説明した。これに限らず、通信装置1から通信装置5へ、通信接続を確立せず露光タイミングを通知することとしてもよい。例えば、通信装置1から通信装置5へ、ブロードキャストなどによって露光タイミングを通知してもよい。通信装置1から通信装置5へ、プッシュ型の通知を行うことで露光タイミングを通知する場合、各通信装置と通信接続を確立する必要がなく、処理がより簡易となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 通信装置、5 通信装置、11 無線通信部、12 撮影部、13 表示部、14 操作部、15 記憶部、16 制御部、17 通信制御部、18 表示制御部、19 撮影制御部、50 制御部、51 無線通信部、52 報知部、53 表示部、54 操作部、55 記憶部、56 通信制御部、57 表示制御部、58 報知制御部、59 バイブレータ、61 表示画面、62 接続先表示領域、63 切り替え操作領域、64 許可ボタン、65 不許可ボタン。

Claims (7)

  1. 撮影機能を有する無線通信端末であって、
    ユーザの操作を受け付ける操作部と、
    カメラモジュールを含み、前記操作部が受け付けた撮影操作に応じて前記カメラモジュールにより撮影する撮影部と、
    他の無線通信端末と無線通信するための通信部と、
    前記撮影部による撮影時に、被写体となる他のユーザの無線通信端末へ、前記撮影部の露光タイミングを示す露光タイミング情報を前記通信部により送信する制御部とを含み、
    前記制御部は、撮影モードに応じた露光時間の長さを示す情報を、前記露光タイミング情報として前記他のユーザの無線通信端末へ送信する、
    無線通信端末。
  2. 前記制御部は、前記撮影部による撮影時に、被写体となる他のユーザの無線通信端末と前記通信部との無線通信接続を確立し、前記無線通信接続が確立された無線通信端末へ、前記露光タイミング情報を送信する、
    請求項に記載の無線通信端末。
  3. 前記制御部は、前記無線通信端末の周囲にある少なくとも1つの他の無線通信端末を検出し、検出された他の無線通信端末のうち、前記操作部により選択操作を受け付けた他の無線通信端末と、前記通信部との無線通信接続を確立し、前記無線通信接続が確立された無線通信端末へ、前記露光タイミング情報を送信する、
    請求項に記載の無線通信端末。
  4. 前記無線通信端末は、各ユーザと対応づけて、各ユーザを識別する識別情報をそれぞれ記憶するための記憶部を含み、
    前記制御部は、前記識別情報に基づいて、前記他のユーザを示す情報を表示部に表示し、前記操作部により前記他のユーザの選択操作を受け付けることで、選択されたユーザの無線通信端末との無線通信接続を確立する、
    請求項記載の無線通信端末。
  5. 無線通信端末であって、
    他の無線通信端末と無線通信するための通信部と、
    前記無線通信端末のユーザに、露光タイミングを報知するための報知部と、
    前記無線通信端末の動作を制御するための制御部とを含み、
    前記制御部は、
    撮影機能を有する撮影側無線通信端末との通信接続を制御し、
    前記撮影側無線通信端末と通信接続を確立し、
    前記撮影側無線通信端末から送信される前記撮影側無線通信端末の露光タイミングを示す露光タイミング情報を受信し、前記露光タイミング情報に応じて、前記報知部により露光タイミングを報知し、
    前記撮影側無線通信端末から、前記露光タイミング情報として露光時間の長さを示す情報を受信した場合には、受信した露光タイミング情報に示される露光時間の長さに応じて前記報知部による報知方法を制御する、
    無線通信端末。
  6. 撮影機能を有する無線通信端末の通信を制御するための方法であって、
    前記無線通信端末は、ユーザの操作を受け付ける操作部と、カメラモジュールを含み、前記操作部が受け付けた撮影操作に応じて前記カメラモジュールにより撮影する撮影部と、他の無線通信端末と無線通信するための通信部とを備え、
    前記方法は、
    前記無線通信端末が、前記撮影部による撮影時に、被写体となる他のユーザの無線通信端末へ、前記撮影部の露光タイミングを示す露光タイミング情報を送信するステップを含み、
    前記露光タイミング情報を送信するステップでは、撮影モードに応じた露光時間の長さを示す情報を、前記露光タイミング情報として前記他のユーザの無線通信端末へ送信する、
    方法。
  7. 撮影機能を有する無線通信端末の通信を制御するプログラムであって、
    前記無線通信端末は、プロセッサと、ユーザの操作を受け付ける操作部と、
    カメラモジュールを含み、前記操作部が受け付けた撮影操作に応じて前記カメラモジュールにより撮影する撮影部と、他の無線通信端末と無線通信するための通信部とを備えており、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、前記撮影部による撮影時に、被写体となる他のユーザの無線通信端末へ、前記撮影部の露光タイミングを示す露光タイミング情報を前記通信部により送信させるステップを実行させ、
    前記露光タイミング情報を前記通信部により送信させるステップでは、撮影モードに応じた露光時間の長さを示す情報を、前記露光タイミング情報として前記他のユーザの無線通信端末へ送信する、
    プログラム。
JP2012194059A 2012-09-04 2012-09-04 無線通信端末、方法、およびプログラム Expired - Fee Related JP5947164B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012194059A JP5947164B2 (ja) 2012-09-04 2012-09-04 無線通信端末、方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012194059A JP5947164B2 (ja) 2012-09-04 2012-09-04 無線通信端末、方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014050074A JP2014050074A (ja) 2014-03-17
JP5947164B2 true JP5947164B2 (ja) 2016-07-06

Family

ID=50609283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012194059A Expired - Fee Related JP5947164B2 (ja) 2012-09-04 2012-09-04 無線通信端末、方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5947164B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4483228B2 (ja) * 2003-08-25 2010-06-16 カシオ計算機株式会社 撮影装置、電子機器及びプログラム
JP2005295114A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Canon Inc 撮影装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014050074A (ja) 2014-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106716989B (zh) 摄像装置、摄像方法及程序
KR101380482B1 (ko) 통신 기기
US10270975B2 (en) Preview image display method, apparatus and storage medium
JP6175587B2 (ja) 撮像装置、フリッカ検出方法、及びフリッカ検出プログラム
JP5800249B2 (ja) 撮像装置、撮影条件設定方法、及びプログラム
KR101794350B1 (ko) 휴대단말기의 영상 촬영 방법
US9438788B2 (en) Information processing device and storage medium
JP6171116B2 (ja) 撮像装置、フリッカ検出方法、及びフリッカ検出プログラム
JP5802846B2 (ja) 撮像装置
JP6175585B2 (ja) 撮像装置、フリッカ検出方法、及びフリッカ検出プログラム
JP2015027052A (ja) 撮像装置、撮像方法及びプログラム
US20170045933A1 (en) Communication apparatus, communication method, and computer readable recording medium
JP7112529B2 (ja) 撮像装置、撮像方法、及びプログラム
JP2013509130A (ja) 携帯用端末機及び携帯用端末機で撮影した映像の管理方法
JP6305757B2 (ja) プログラム
JP2009267663A (ja) 撮像装置、撮像方法、撮像制御プログラム、及び携帯端末装置
JP6374535B2 (ja) 操作装置、追尾システム、操作方法、及びプログラム
JP5947164B2 (ja) 無線通信端末、方法、およびプログラム
KR20120060677A (ko) 휴대단말기의 영상 촬영 방법
WO2022045072A1 (ja) 撮像装置、撮像指示方法、及び撮像指示プログラム
JP2018160716A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2017092799A (ja) 撮像装置、ウェアラブル機器、制御方法及びプログラム
JP2007306589A (ja) 携帯端末及びその報知方法
JP5644976B2 (ja) 電子機器及び電子機器用プログラム
JP4416783B2 (ja) 携帯端末及びその報知方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5947164

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees