JP5943675B2 - 表示装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
画面の複数の分割領域に対応する複数の光源を有する照明手段と、
前記照明手段からの光を透過して前記画面に画像を表示する表示手段と、
各分割領域の入力画像信号の画素値の特徴量に基づいて、各分割領域に対応する各光源の発光輝度値を取得する取得手段と、
前記複数の分割領域のうち、前記画面に前記入力画像信号に基づく画像を表示した場合に黒帯画像が表示される黒帯領域から第1の所定範囲内にある複数の周辺分割領域を検出する検出手段と、
前記複数の光源のうち、前記複数の周辺分割領域に対応する複数の周辺光源の発光輝度値のばらつきが小さくなるように前記複数の周辺光源の発光輝度値を補正して、前記複数の光源それぞれに適用される発光輝度値を決定する決定手段と、
を備える
ことを特徴とする表示装置である。
本発明の第2の態様は、
画面の複数の分割領域に対応する複数の光源を有する照明手段と、
前記照明手段からの光を透過して前記画面に画像を表示する表示手段と、
前記複数の分割領域のうち、前記画面に入力画像信号に基づく画像を表示した場合に黒帯画像が表示される黒帯領域から所定範囲内にある複数の周辺分割領域を検出する検出手段と、
各周辺分割領域の前記入力画像信号の画素値に基づく特徴量と、第1の関数とに基づいて、各周辺分割領域に対応する各光源の発光輝度値を決定し、前記複数の分割領域のうち、前記黒帯領域でなく且つ前記周辺分割領域でない分割領域の前記入力画像信号の画素値に基づく特徴量と、前記第1の関数とは異なる第2の関数とに基づいて、当該分割領域に対応する光源の発光輝度値を決定する決定手段と、
を備え、
前記入力画像信号の取り得る特徴量の範囲に対して前記第1の関数に基づいて得られる発光輝度値の上限値と下限値の差は、前記入力画像信号の取り得る特徴量の範囲に対して前記第2の関数に基づいて得られる発光輝度値の上限値と下限値の差よりも小さい
ことを特徴とする表示装置である。
本発明の第3の態様は、
画面の複数の分割領域に対応する複数の光源を有する照明手段と、
前記照明手段からの光を透過して前記画面に画像を表示する表示手段と、
前記複数の分割領域のうち、前記画面に入力画像信号に基づく画像を表示した場合に黒帯画像が表示される黒帯領域から所定範囲内にある複数の周辺分割領域を検出する検出手段と、
各分割領域の前記入力画像信号の画素値に基づく第1の特徴量と、各分割領域および当該分割領域の周囲の分割領域の前記入力画像信号の画素値に基づく第2の特徴量とを取得する取得手段と、
各周辺分割領域に対応する各光源の発光輝度値を、各周辺分割領域に対応する前記第2の特徴量に基づいて決定し、前記複数の分割領域のうち、前記黒帯領域でなく且つ前記周辺分割領域でない分割領域に対応する光源の発光輝度値を、当該分割領域に対応する前記第1の特徴量に基づいて決定する決定手段と、
を備える
ことを特徴とする表示装置である。
以下、本発明の実施例1に係る表示装置及びその制御方法について、図面を参照しながら説明する。
実施例1では、画面の領域のうち黒帯画像が表示される領域(黒帯領域)を検出した際に、当該黒帯領域から所定範囲内の分割領域(黒帯周辺領域)のバックライトの発光輝度が、入力画像信号に応じた値よりもばらつきが小さくなるように制御される。分割領域は、画面の領域を分割して得られる領域である。即ち、本実施例では、黒帯周辺領域に対するバックライト光(バックライトからの光)の輝度ムラが低減される。それにより、黒帯領域に漏れるバックライト光の輝度ムラを低減することができ、当該輝度ムラによる妨害感(黒帯領域の輝度ムラ)を低減することができる。
図1に示すように、本実施例に係る表示装置は、液晶パネル部1、バックライト部2、特徴量検出部3、目標輝度仮決定部4、領域検出部5、目標輝度決定部6、入射輝度計算部7、記憶部8、補正係数計算部9、補正係数乗算部10、Limit部11などを有する。
液晶駆動部13は、液晶パネル12が有する複数の液晶素子を駆動する液晶ドライバと、画像信号(本実施例ではLimit部11から出力された画像信号)に応じて液晶ドライバを制御する制御基板とを有する。
バックライト14は、分割領域毎に発光輝度を制御可能な構成を有する。例えば、バックライト14は、分割領域毎の光源と、光源からの光を拡散させるための光学ユニットとを有する。本実施例では、画面の領域が水平方向8個×垂直方向6個の合計48個の分割領域に分割されているものとする。なお、画面の領域はどのように分割されていてもよい。例えば、画面の領域は千鳥状や短冊状に分割されていてもよい。また、画面の領域の分割数は48個に限らない。画面の領域の分割数は48個より多くても少なくてもよい。
バックライト駆動部15は、分割領域毎に、発光輝度が目標輝度決定部6で決定された発光輝度(目標輝度値)となるようにバックライト14(具体的にはバックライト14が有する光源)を駆動する制御回路である。
バックライト14からの光が液晶パネル12を透過することにより、画面上に画像が表示される。
例えば、入力画像信号が図2に示す画像の信号である場合、各分割領域の特徴量(平均輝度値)は図3のようになる。図2,3の破線で囲まれた領域は分割領域である。図3の分割領域内に記載の数値は、その分割領域の平均輝度値である。図2の画像には、上端と下端に黒帯画像が含まれている。黒帯画像の輝度値は0であるため、図3に示すように、黒帯画像が表示される領域(黒帯領域)内の分割領域の平均輝度値は0となる。
また、特徴量を検出する際に参照する画素(参照画素)は分割領域内の全ての画素に限らない。分割領域内の一部の画素や、分割領域とその周囲の分割領域(例えば隣接する分割領域)内の画素を参照画素としてもよい。
また、特徴量は、画素値の平均値に限らない。特徴量は、分割領域内の画素値の最大値、最小値、最頻値などであってもよい。特徴量は、画素値のヒストグラムであってもよい。
また、特徴量検出部3は、複数種類の特徴量を検出してもよい。
また、特徴量は、入力画像信号から検出されるのではなく、外部から取得されてもよい。
例えば、領域検出部5は、特徴量検出部3から分割領域毎の特徴量(平均輝度値)を受け取り、平均輝度値が所定の閾値以下の分割領域を検出する。そして、領域検出部5は、検出した分割領域のうち、画面の水平方向または垂直方向の端から端まで連続しており、且つ、画面の上端、下端、左端、または、右端に位置する分割領域群を、黒帯領域として検出する。その後、領域検出部5は、検出した黒帯領域に隣接する分割領域を、黒帯周辺領域として検出する。
各分割領域の平均輝度値が図3に示す値であった場合、上記所定の閾値を1とすると、画面の上端(1行目)と下端(6行目)の分割領域が全て所定の閾値以下である。また、それらの分割領域(1行目と6行目の分割領域)は、画面の左端から右端まで連続している。そのため、1行目の分割領域群と6行目の分割領域群が黒帯領域として検出される。そして、黒帯領域に隣接する分割領域である2行目と5行目の分割領域が黒帯周辺領域として検出される。
なお、本実施例では1つの黒帯領域に対して検出された複数の黒帯周辺領域からなる領域の幅が分割領域1つ分の幅となるものとしたが、これに限らない。例えば、1つの黒帯領域に対して検出された複数の黒帯周辺領域からなる領域の幅は分割領域2つ分となってもよい。換言すれば、黒帯領域から分割領域1つ分の幅以上離れた分割領域が黒帯周辺領域として検出されてもよい。
なお、本実施例では、複数の分割領域からなる領域が黒帯領域として検出されるため、黒帯領域とそれ以外の領域との境界が分割領域間の境界と一致するが、黒帯領域とそれ以外の領域との境界は分割領域間の境界と一致していなくてもよい。
なお、平均輝度値と目標輝度値の関係を表す関数は図4の関数に限らない。例えば、平均輝度値の増加に対して、目標輝度値が非線形に増加する関数であってもよい。平均輝度値の増加に対して、目標輝度値が段階的に増加する関数であってもよい。
また、目標輝度値は、所定の演算により算出されるものであってもよいし、特徴量と目標輝度値との対応関係を表すテーブルなどを用いて、予め定められた複数の値の中から選択されるものであってもよい。
輝度仮決定部4で仮決定された目標輝度値をそのまま出力する(最終的な目標輝度値として採用する)。領域検出部5で黒帯周辺領域(および黒帯領域)が検出されなかった場合には、目標輝度決定部6は、全ての分割領域について、目標輝度仮決定部4で仮決定された目標輝度値をそのまま出力する。入力画像信号が図2に示す画像を表す信号であった場合、黒帯周辺領域が検出される。そのため、目標輝度決定部6は、黒帯周辺領域について目標輝度仮決定部4で仮決定された目標輝度値を補正する。
補正前では、図5に示すように、5行目の各分割領域の目標輝度値は20〜98の間でばらついていたが、補正後には、図6に示すように、5行目の各分割領域の目標輝度値のばらつきが36〜67の間のばらつきに低減されている。
図7は、5行目の各分割領域の目標輝度値(図5,6の値)のばらつきを示すグラフである。図7の横軸は水平方向の位置を示し、縦軸は目標輝度値を示す。図7(a)のグラフは補正前のばらつきを示す。図7(b)のグラフは補正後のばらつきを示す。図7(a
)のグラフに比べ、図7(b)のグラフの方が水平方向の位置1から位置8までの目標輝度値の変化がなだらかになっており、黒帯周辺領域の目標輝度値が均一化されていることがわかる。
即ち、図6,7から、補正により黒帯周辺領域の目標輝度値のばらつきが低減されていることがわかる。本実施例では、このように黒帯周辺領域の目標輝度値のばらつきを低減することにより、黒帯周辺領域に対するバックライト光の輝度ムラを低減することができる。それにより、黒帯領域に漏れるバックライト光の輝度ムラを低減することができ、当該輝度ムラによる妨害感(黒帯領域の輝度ムラ)を低減することができる。
Gpn=Lt/Lpn
なお、目標となる輝度値Ltは、分割領域毎に設定されてもよいし、画面全体に対して1つだけ設定されてもよい。
なお、入射輝度計算部7で一部の画素位置のみについての入射輝度が推測された場合、補正係数計算部9では当該一部の画素位置のみについての補正係数が算出される。そのため、補正係数が算出されていない画素位置が存在することとなる。補正係数が算出されていない画素位置が存在する場合には、補正係数が算出されていない画素位置の補正係数は、算出されている補正係数を基に、補間演算により算出すればよい。
それにより、黒帯周辺領域に対するバックライト光の輝度ムラを低減することができる。その結果、黒帯領域に漏れるバックライト光の輝度ムラを低減することができ、当該輝度ムラによる妨害感(黒帯領域の輝度ムラ)が低減された好適な画像を表示することができる。
なお、本実施例では、表示装置が液晶表示装置である場合の例を説明したが、表示装置は液晶表示装置に限らない。独立した光源と、該光源からの光によって画像を表示する表示パネルとを有する表示装置であれば、どのような表示装置であってもよい。
以下、本発明の実施例2に係る表示装置及びその制御方法について説明する。
実施例1では、仮決定された目標輝度値を用いたフィルタ演算を行うことにより、黒帯周辺領域の目標輝度値を決定する構成について説明した。実施例2では、黒帯周辺領域とそれ以外の分割領域とで互いに異なる関数に基づいて目標輝度値を決定する。具体的には、黒帯周辺領域の目標輝度値を第1の関数に基づいて決定し、それ以外の分割領域の目標輝度値を第1の関数とは異なる第2の関数に基づいて決定する。本実施例では、第1の関数に基づいて得られる目標輝度値の上限値と下限値の差が、第2の関数に基づいて得られる目標輝度値の上限値と下限値の差よりも小さくなるように、第1の関数と第2の関数が設定される。それにより、黒帯周辺領域の目標輝度値のばらつきを低減することができ、黒帯周辺領域に対するバックライト光の輝度ムラを低減することができる。そして、黒帯領域に漏れるバックライト光の輝度ムラを低減することができ、当該輝度ムラによる妨害感(黒帯領域の輝度ムラ)を低減することができる。
図8に示すように、本実施例に係る表示装置は、液晶パネル部1、バックライト部2、特徴量検出部3、目標輝度仮決定部4、領域検出部5、入射輝度計算部7、記憶部8、補正係数計算部9、補正係数乗算部10、Limit部11、黒帯周辺目標輝度決定部80、目標輝度合成部81などを有する。なお、実施例1と同じ符号が付された機能ブロックは実施例1と同じ機能を有するものであり、その説明は省略する。
黒帯周辺目標輝度決定部80は、例えば、目標輝度仮決定部4と同様の方法で黒帯周辺領域の目標輝度値を決定する。但し、黒帯周辺目標輝度決定部80では、目標輝度値を決定するための関数が目標輝度仮決定部4と異なる。
具体的には、目標輝度仮決定部4では、実施例1で述べたように、図4に示す関数(第2の関数)に基づいて目標輝度値が仮決定される。一方、黒帯周辺目標輝度決定部80では、図9に示すように、得られる目標輝度値の上限値と下限値の差が第2の関数よりも小さい第1の関数に基づいて目標輝度値が決定される。図9のグラフの横軸は、入力される特徴量(平均輝度値)を示し、縦軸は出力される目標輝度値を示す。
それにより、黒帯周辺目標輝度決定部80では、黒帯周辺領域の目標輝度値として、目標輝度仮決定部4で得られる値よりもばらつきの小さい値を得ることができる。
また、図9の例では、第1の関数に基づいて得られる下限値が、図4に示す第2の関数に基づいて得られる下限値よりも高く設定されており、第1の関数に基づいて得られる上
限値は、第2の関数に基づいて得られる上限値と同じ値とされている。第1の関数に基づいて得られる上限値は、第2の関数に基づいて得られる上限値と同じ値とすることにより、黒帯周辺領域のバックライトの目標輝度値の低下を抑制することができる。
分割領域毎の平均輝度値が図3に示す値であり、第1の関数が図9に示す関数である場合には、黒帯周辺目標輝度決定部80で得られる目標輝度値(黒帯周辺領域の目標輝度値;2行目と5行目の分割領域の目標輝度値)は図10に示す値となる。図10において、数値が記載されていない分割領域は、黒帯周辺領域ではない分割領域である。
目標輝度仮決定部4で仮決定された目標輝度値が図5に示す値であり、黒帯周辺目標輝度決定部80で決定された目標輝度値が図10に示す値であるときの、変更後の目標輝度値(目標輝度合成部81から出力される目標輝度値)を図11に示す。図5,11から、変更前では、5行目の各分割領域の目標輝度値は20〜98の間でばらついていたが、変更後には、5行目の各分割領域の目標輝度値のばらつきが60〜99の間のばらつきに低減されている。即ち、変更により黒帯周辺領域の目標輝度値のばらつきが低減され、且つ、黒帯周辺領域のバックライトの発光輝度の低下が抑制されていることがわかる。
なお、領域検出部5で黒帯周辺領域(および黒帯領域)が検出されなかった場合には、目標輝度合成部81は、全ての分割領域について、目標輝度仮決定部4で仮決定された目標輝度値をそのまま出力する。
それにより、黒帯周辺領域に対するバックライト光の輝度ムラを低減することができる。その結果、黒帯領域に漏れるバックライト光の輝度ムラを低減することができ、当該輝度ムラによる妨害感(黒帯領域の輝度ムラ)が低減された好適な画像を表示することができる。
また、本実施例では、第1の関数に基づいて得られる上限値を、第2の関数に基づいて得られる上限値と同じ値とした。それにより、黒帯周辺領域のバックライトの発光輝度の低下を抑制することができる。
得られる上限値と同じ値としたが、第1の関数に基づいて得られる上限値と、第2の関数に基づいて得られる上限値とは互いに異なっていてもよい。第1の関数に基づいて得られる目標輝度値の上限値と下限値の差が、第2の関数に基づいて得られる目標輝度値の上限値と下限値の差よりも小さくなるように、第1の関数と第2の関数が設定されていればよい。それにより、黒帯周辺領域に対するバックライト光の輝度ムラを低減することができる。また、上限値の差が下限値の差よりも小さければ、そうでない場合に比べ黒帯周辺領域のバックライトの発光輝度の低下を抑制することができる。「上限値の差」は、第1の関数に基づいて得られる発光輝度の上限値と、第2の関数に基づいて得られる発光輝度の上限値との差である。「下限値の差」は、第1の関数に基づいて得られる発光輝度の下限値と、第2の関数に基づいて得られる発光輝度の下限値との差である。
4 目標輝度仮決定部
5 領域検出部
6 目標輝度決定部
12 液晶パネル
14 バックライト
15 バックライト駆動部
80 黒帯周辺目標輝度決定部
81 目標輝度合成部
Claims (10)
- 画面の複数の分割領域に対応する複数の光源を有する照明手段と、
前記照明手段からの光を透過して前記画面に画像を表示する表示手段と、
各分割領域の入力画像信号の画素値の特徴量に基づいて、各分割領域に対応する各光源の発光輝度値を取得する取得手段と、
前記複数の分割領域のうち、前記画面に前記入力画像信号に基づく画像を表示した場合に黒帯画像が表示される黒帯領域から第1の所定範囲内にある複数の周辺分割領域を検出する検出手段と、
前記複数の光源のうち、前記複数の周辺分割領域に対応する複数の周辺光源の発光輝度値のばらつきが小さくなるように前記複数の周辺光源の発光輝度値を補正して、前記複数の光源それぞれに適用される発光輝度値を決定する決定手段と、
を備える
ことを特徴とする表示装置。 - 前記決定手段は、前記周辺光源である第1周辺光源の前記発光輝度値と、前記第1周辺光源から第2の所定範囲内にある周辺光源である第2周辺光源の前記発光輝度値との平均値を、前記第1周辺光源の発光輝度値として決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記決定手段は、前記第1周辺光源の発光輝度値と、前記第1周辺光源に対応する周辺分割領域の近傍の黒帯領域に沿う方向に隣接するn個(nは1以上の整数)の第2周辺光源の発光輝度値との平均値を、前記第1周辺光源の発光輝度値として決定する
ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。 - 画面の複数の分割領域に対応する複数の光源を有する照明手段と、
前記照明手段からの光を透過して前記画面に画像を表示する表示手段と、
前記複数の分割領域のうち、前記画面に入力画像信号に基づく画像を表示した場合に黒帯画像が表示される黒帯領域から所定範囲内にある複数の周辺分割領域を検出する検出手段と、
各周辺分割領域の前記入力画像信号の画素値に基づく特徴量と、第1の関数とに基づいて、各周辺分割領域に対応する各光源の発光輝度値を決定し、前記複数の分割領域のうち、前記黒帯領域でなく且つ前記周辺分割領域でない分割領域の前記入力画像信号の画素値に基づく特徴量と、前記第1の関数とは異なる第2の関数とに基づいて、当該分割領域に対応する光源の発光輝度値を決定する決定手段と、
を備え、
前記入力画像信号の取り得る特徴量の範囲に対して前記第1の関数に基づいて得られる発光輝度値の上限値と下限値の差は、前記入力画像信号の取り得る特徴量の範囲に対して前記第2の関数に基づいて得られる発光輝度値の上限値と下限値の差よりも小さい
ことを特徴とする表示装置。 - 前記入力画像信号の取り得る特徴量の範囲に対して前記第1の関数に基づいて得られる発光輝度値の上限値と、前記入力画像信号の取り得る特徴量の範囲に対して前記第2の関数に基づいて得られる発光輝度値の上限値との差は、前記入力画像信号の取り得る特徴量の範囲に対して前記第1の関数に基づいて得られる発光輝度値の下限値と、前記入力画像信号の取り得る特徴量の範囲に対して前記第2の関数に基づいて得られる発光輝度値の下限値との差よりも小さい
ことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。 - 前記入力画像信号の取り得る特徴量の範囲に対して前記第1の関数に基づいて得られる発光輝度値の上限値は、前記入力画像信号の取り得る特徴量の範囲に対して前記第2の関数に基づいて得られる発光輝度値の上限値と同じ値である
ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の表示装置。 - 画面の複数の分割領域に対応する複数の光源を有する照明手段と、
前記照明手段からの光を透過して前記画面に画像を表示する表示手段と、
前記複数の分割領域のうち、前記画面に入力画像信号に基づく画像を表示した場合に黒帯画像が表示される黒帯領域から所定範囲内にある複数の周辺分割領域を検出する検出手段と、
各分割領域の前記入力画像信号の画素値に基づく第1の特徴量と、各分割領域および当該分割領域の周囲の分割領域の前記入力画像信号の画素値に基づく第2の特徴量とを取得する取得手段と、
各周辺分割領域に対応する各光源の発光輝度値を、各周辺分割領域に対応する前記第2の特徴量に基づいて決定し、前記複数の分割領域のうち、前記黒帯領域でなく且つ前記周辺分割領域でない分割領域に対応する光源の発光輝度値を、当該分割領域に対応する前記第1の特徴量に基づいて決定する決定手段と、
を備える
ことを特徴とする表示装置。 - 前記決定手段で決定された発光輝度値に基づいて前記複数の光源を駆動する駆動手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記決定手段で決定された発光輝度値に基づいて、前記複数の光源が前記表示手段に光を照射した場合に、前記表示手段に入射される光の入射輝度分布を取得する推測手段と、
前記入射輝度分布に基づいて、前記入力画像信号を補正して、前記表示手段に出力する補正手段と、
をさらに備える
ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記周辺分割領域は、前記黒帯領域に隣接する分割領域である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の表示装置。
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