JP5943389B2 - 呼受付判定方法および呼受付判定装置 - Google Patents
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Description
今、トークンバケットパラメータ(Pk,ρk,σk)を有するセッションフローk(k=1,2,…,K)がバッファ量B、リンク帯域Cを有するノードに多重されることを考える(ここで、P、ρ、σはトークンバケットのパラメータであり、それぞれピークレート、平均レート、最大バーストを表す。)。このとき、図2に示すように各セッションフローkに対してリンク帯域ck(ρk≦ck≦Pk)を仮想的に割り当てることを考える。ただし、仮想リソースの総量はリンク帯域Cを上回らないようにする。すなわち、下記のとおりの関係とする。
このとき、セッションフローkが使用する仮想的なバッファリソースの最大値bkは、
bk=σk(Pk−ck)/(Pk−ρk) (2)
で表すことが出来る。
Σbk=Σσk(Pk−ck)/(Pk−ρk)≦B (3)
が成り立てば、論理的なパケットロスがゼロになる。言い換えると、式(2)を満たすK組の仮想リソース(bk,ck)に対して、式(1)および(3)が成り立てば、当該リンクにおける論理的なパケットロスはゼロになる(詳細は非特許文献2参照)。
式(3)で表される仮想バッファ量の総和を最小化するような割当方法が考えられている。この方式を定式化すると、
min{Σσk(Pk−ck)/(Pk−ρk)} (4)
ただし、
Σck≦C、 ρ≦ck≦Pk (5)
となる。式(4)の解となるような仮想帯域割り当ては、以下の手順で求められる。
Tk=σk/(Pk−ρk) (6)
で計算されたピークレート送出可能時間Tkについて、Tkの値の大きなフローから順番に、Pk−ρkだけ新たに追加して割り当てていく。
通信品質の異なる複数のサービスクラスに分類された通信サービスを提供する通信ネットワークであり、当該通信ネットワークを構成する通信装置に前記サービスクラスに対応する優先度毎のバッファメモリを設定し、通信データに付与された優先度の識別子に対応する優先度のバッファメモリに当該通信データを格納・出力することで転送順序を制御して通信サービスを提供する通信ネットワークに対する新規セッションフローの接続要求について、当該新規セッションフローが通信装置における優先度毎のバッファメモリの総量を少なくとも超えないことを条件にその受付の可否を判定する呼受付判定装置が実行する呼受付判定方法であって、
前記新規セッションフローの接続要求を前記通信装置を介して受信する要求受信ステップと、
前記新規セッションフローの接続要求を許可した際に、当該新規セッションフローが通信装置における優先度毎のバッファメモリの総量を超過するか否かを判定するバッファ判定ステップと、
超過する場合は接続要求を拒否し、超過しない場合は接続を許可する要求応答ステップとを含み、
前記バッファ判定ステップにおいて、新規セッションフローが使用するバッファメモリ量の最大値を算出し、これが当該新規セッションフローの優先度に対して通信装置に予め設定されたバッファメモリの総量を超過する場合、当該超過量を通信装置に予め設定された他の優先度のバッファメモリに収容させた際に必要となるバッファメモリ量を算出し、当該算出したバッファメモリ量と前記他の優先度のバッファメモリにおける現在の使用量との和が、当該他の優先度のバッファメモリの総量を超過しないことを判断の基準とする
ことを特徴とする。
前記要求受信ステップの後であって前記バッファ判定ステップの前に、
前記新規セッションフローの接続要求を許可した際に、前記新規セッションフローの使用帯域が通信ネットワークの総帯域量を超過するか否かを判定する帯域判定ステップを含む
ことを特徴とする。
通信品質の異なる複数のサービスクラスに分類された通信サービスを提供する通信ネットワークであり、当該通信ネットワークを構成する通信装置に前記サービスクラスに対応する優先度毎のバッファメモリを設定し、通信データに付与された優先度の識別子に対応する優先度のバッファメモリに当該通信データを格納・出力することで転送順序を制御して通信サービスを提供する通信ネットワークに対する新規セッションフローの接続要求について、当該新規セッションフローが通信装置におけるバッファメモリの総量を少なくとも超えないことを条件にその受付の可否を判定する呼受付判定装置であって、
前記新規セッションフローの接続要求を前記通信装置を介して受信する要求受信手段と、
前記新規セッションフローの接続要求を許可した際に、当該新規セッションフローが通信装置における優先度毎のバッファメモリの総量を超過するか否かを判定するバッファ判定手段と、
超過する場合は接続要求を拒否し、超過しない場合は接続を許可する要求応答手段とを備え、
前記バッファ判定手段において、新規セッションフローが使用するバッファメモリ量の最大値を算出し、これが当該新規セッションフローの優先度に対して通信装置に予め設定されたバッファメモリの総量を超過する場合、当該超過量を通信装置に予め設定された他の優先度のバッファメモリに収容させた際に必要となるバッファメモリ量を算出し、当該算出したバッファメモリ量と前記他の優先度のバッファメモリにおける現在の使用量との和が、当該他の優先度のバッファメモリの総量を超過しないことを判断の基準とする
ことを特徴とする。
前記に加え、
前記新規セッションフローの接続要求を許可した際に、前記新規セッションフローの使用帯域が通信ネットワークの総帯域量を超過するか否かを判定する帯域判定手段を備えた
ことを特徴とする。
図4、5は、本発明の呼受付判定方法の第1の実施の形態における呼受付判定手順を説明する処理の流れ図である。
ここで、Σσ1はユーザが現在利用中の最優先クラスのフローおよび新規フローの最大バーストサイズの合計値、Σρ1はユーザが現在利用中の最優先クラスのフローおよび新規フローの平均レートの合計値、Pは入力レートの最大値、Cは出力レートの最大値である。
b'2=Σσ1((P−2C+Σρ2)/(P−Σρ1))+Σσ2+q1/((2C−P)/(P−C)−Σρ2/(Σρ1−C)) (8)
ここで、Σσ2はユーザが現在利用中の高優先クラスのフローおよび新規フローの最大バーストサイズの合計値、Σρ2はユーザが現在利用中の高優先クラスのフローおよび新規フローの平均レートの合計値である。
b'2=Σσ1((P−C−Σρ1)/(P−Σρ1))+Σσ2((P+Σρ1−C)/(P−Σρ2)+q1(C/(P−C)) (9)
計算結果がb'2<q2であれば、送信元ユーザに対して新規セッションフローの接続許可を通知し、当該ユーザのリソース割当情報を更新(当該サービス利用フラグを1、書換フラグを1追加する)した上で終了する。また、b'2>q2であれば、送信元ユーザに対して新規セッションフローの接続拒否を通知し、当該ユーザのリソース割当情報を更新せずに終了する(ステップs15)。
b2=Σσ1(Σρ2/(P−Σρ1))+Σσ2 (10)
Σσ1≦Σσ2(C−Σρ1)/(P−Σρ2)であれば、
b2=Σσ1+Σσ2(P+Σρ1−C/(P−Σρ2)) (11)
計算結果がb2<q2であれば、送信元ユーザに対して新規セッションフローの接続許可を通知し、当該ユーザのリソース割当情報を更新(当該サービス利用フラグを1)した上で終了する(ステップs15)。また、b2>q2であれば、ステップs14に進む。
ここで、σ2は新規フローの最大バーストサイズであり、ρ2は新規フローの平均レートである。
図7に本発明の呼受付判定方法の第2の実施の形態における呼受付判定手順を示す。第1の実施の形態と第2の実施の形態との違いは、リンクの帯域を受付判定の条件に加えるステップs21が追加されていることである。
次に本発明の第3の実施の形態、ここでは図8に示す通信ネットワーク上において、本発明の呼受付判定方法を適用した場合の例を示す。図8に示す通信ネットワークでは、図1のようなアクセスネットワークの上位にエッジルータが配置され、コアネットワークに接続される。
Claims (4)
- 通信品質の異なる複数のサービスクラスに分類された通信サービスを提供する通信ネットワークであり、当該通信ネットワークを構成する通信装置に前記サービスクラスに対応する優先度毎のバッファメモリを設定し、通信データに付与された優先度の識別子に対応する優先度のバッファメモリに当該通信データを格納・出力することで転送順序を制御して通信サービスを提供する通信ネットワークに対する新規セッションフローの接続要求について、当該新規セッションフローが通信装置における優先度毎のバッファメモリの総量を少なくとも超えないことを条件にその受付の可否を判定する呼受付判定装置が実行する呼受付判定方法であって、
前記新規セッションフローの接続要求を前記通信装置を介して受信する要求受信ステップと、
前記新規セッションフローの接続要求を許可した際に、当該新規セッションフローが通信装置における優先度毎のバッファメモリの総量を超過するか否かを判定するバッファ判定ステップと、
超過する場合は接続要求を拒否し、超過しない場合は接続を許可する要求応答ステップとを含み、
前記バッファ判定ステップにおいて、新規セッションフローが使用するバッファメモリ量の最大値を算出し、これが当該新規セッションフローの優先度に対して通信装置に予め設定されたバッファメモリの総量を超過する場合、当該超過量を通信装置に予め設定された他の優先度のバッファメモリに収容させた際に必要となるバッファメモリ量を算出し、当該算出したバッファメモリ量と前記他の優先度のバッファメモリにおける現在の使用量との和が、当該他の優先度のバッファメモリの総量を超過しないことを判断の基準とする
ことを特徴とする呼受付判定方法。 - 前記要求受信ステップの後であって前記バッファ判定ステップの前に、
前記新規セッションフローの接続要求を許可した際に、前記新規セッションフローの使用帯域が通信ネットワークの総帯域量を超過するか否かを判定する帯域判定ステップを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の呼受付判定方法。 - 通信品質の異なる複数のサービスクラスに分類された通信サービスを提供する通信ネットワークであり、当該通信ネットワークを構成する通信装置に前記サービスクラスに対応する優先度毎のバッファメモリを設定し、通信データに付与された優先度の識別子に対応する優先度のバッファメモリに当該通信データを格納・出力することで転送順序を制御して通信サービスを提供する通信ネットワークに対する新規セッションフローの接続要求について、当該新規セッションフローが通信装置におけるバッファメモリの総量を少なくとも超えないことを条件にその受付の可否を判定する呼受付判定装置であって、
前記新規セッションフローの接続要求を前記通信装置を介して受信する要求受信手段と、
前記新規セッションフローの接続要求を許可した際に、当該新規セッションフローが通信装置における優先度毎のバッファメモリの総量を超過するか否かを判定するバッファ判定手段と、
超過する場合は接続要求を拒否し、超過しない場合は接続を許可する要求応答手段とを備え、
前記バッファ判定手段において、新規セッションフローが使用するバッファメモリ量の最大値を算出し、これが当該新規セッションフローの優先度に対して通信装置に予め設定されたバッファメモリの総量を超過する場合、当該超過量を通信装置に予め設定された他の優先度のバッファメモリに収容させた際に必要となるバッファメモリ量を算出し、当該算出したバッファメモリ量と前記他の優先度のバッファメモリにおける現在の使用量との和が、当該他の優先度のバッファメモリの総量を超過しないことを判断の基準とする
ことを特徴とする呼受付判定装置。 - 前記に加え、
前記新規セッションフローの接続要求を許可した際に、前記新規セッションフローの使用帯域が通信ネットワークの総帯域量を超過するか否かを判定する帯域判定手段を備えた
ことを特徴とする請求項3に記載の呼受付判定装置。
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