JP5943239B2 - エンコーダ及びエンコーダ付きモータ - Google Patents
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Description
まず、図1を参照しつつ、本実施形態に係るサーボモータの構成の概略について説明する。
次に、図2〜図11を参照しつつ、本実施形態に係るエンコーダ100の構成について説明する。図2は、図3中のA−A線におけるエンコーダ100の断面を模式的に表す断面図である。図3は、エンコーダ100の分解斜視図である。図4は、エンコーダ100の光学ユニット近傍部分を、モータMのハウジング側から見た平面図である。図5は、図4中のB−B線におけるエンコーダ100の断面を模式的に表す断面図である。図6は、光学ユニットの平面図である。図7は、光学ユニットの底面図である。図8は、光学ユニットの正面図である。図9は、光学ユニットの背面図である。図10は、光学ユニットの右側面図である。なお、光学ユニットの左側面図は、右側面図と対称のため省略している。図11は、光学モジュールの基板の端子部と光学モジュールが搭載された基板の端子部との構造を表す斜視図である。
図2及び図3に示すように、ディスク110は、ディスク中心Oが軸心AXと一致するようにシャフトSHに連結され、モータMの回転と共に回転する。なお、図2及び図3に示す例では、ディスク110は、シャフトSHに直接連結されているが、ハブ等の連結部材を介してシャフトSHに連結されてもよい。
図2及び図3に示すように、メイン基板130は、円板状のプリント配線基板であり、その上面及び下面には、磁気検出部102及び光学ユニット1200を含む複数の回路素子等が搭載され、それらの間に複数の配線が形成されている。なお、各図中では、磁気検出部102及び光学ユニット1200以外の回路素子や配線の図示を省略している。
図2及び図3に示すように、支持部材140は、ディスク110と、メイン基板130の下面に搭載された磁気検出部102及び光学ユニット1200とを、内部に収容しつつ、メイン基板130の縁部133を支持する。この支持部材140は、例えば金型を用いた樹脂モールド等により一体成型される。樹脂は、支持部材140の内部における光の散乱・反射を抑制できるように、黒色あるいは光を吸収し易い色彩の材質が好ましい。なお、それ以外の樹脂でも、成型後に内部を黒色あるいは光を吸収し易い色彩やパターンに塗装することで、使用可能である。
図2及び図3に示すように、ディスク110とハウジング10との間には、ハウジング10を覆うようにオイルシール170が設けられている。オイルシール170は、その中心部をシャフトSHが貫通し、その外周部にディスク110の半径方向(以下では「ディスク半径方向」ともいう。)外側に向けて突出した複数(本実施形態では3つ)の固定部171を有する。固定部171は、測定方向に均等な間隔(本実施形態では120°間隔)で配置されており、各固定部171がビス161によりハウジング10に固定されている。オイルシール170とシャフトSHとは密着しており、ハウジング10に設けた軸受12のグリースがミスト化して飛散し、その一部がハウジング10とシャフトSHとの隙間からエンコーダ100側に漏出しても、オイルシール170によりグリースの漏出を抑制し、エンコーダ100の信頼性を向上できる。
図2及び図3に示すように、磁気検出部102は、ディスク110の永久磁石MGの一部と対向するように、基板130の下面に固定されている。この磁気検出部102は、永久磁石MGが発生する磁気(磁界)を検出することで、ディスク110が基準位置から何回転したかを表す多回転量を検出する。
図2及び図3に示すように、光学ユニット1200は、ディスク110のスリットトラックST1,ST2,ST3の一部と対向するように、基板130の下面に固定されている。図2及び図4〜図10に示すように、この光学ユニット1200は、実質的に四角形状の基板125を備えた光学モジュール120と、実質的に四角形状の枠部材1210とを備える。なお、基板125(以下では「サブ基板125」ともいう。)は、第1基板の一例に相当する。サブ基板125は、メイン基板130の下面における縁部133近傍に搭載されており、その下面には、光源121と、受光アレイ122,123とが備えられている。枠部材1210は、これら光源121及び受光アレイ122,123の周囲を取り囲むように、サブ基板125の下面に配置されている。なお、サブ基板125及び枠部材1210は、必ずしも四角形状である必要はなく、他の形状(例えば円形形状等)であってもよい。
図2及び図4〜図6に示すように、光源121は、サブ基板125の略中央位置に配置され、サブ基板125と対向する位置を通過するディスク110のスリットトラックST1,ST2,ST3の一部(以下では「照射領域」ともいう。)に光を出射する。
図2及び図4〜図6に示すように、受光アレイ122,123は、光源121の周囲に配置されている。具体的には、受光アレイ122は、光源121を間に挟んで測定方向両側に配置されており、受光アレイ123は、光源121を間に挟んでディスク半径方向両側に配置されている。これら受光アレイ122,123は、それぞれ、測定方向に沿って所定のピッチでアレイ状に並べられた複数の受光素子122a,123aを有する。
図4〜図11に示すように、サブ基板125とメイン基板130とは、サブ基板125の周囲に配置された複数の接続部180を介して電気的に接続されている。なお、図4に示す例では、接続部180は、サブ基板125の測定方向両側及びディスク半径方向内側に配置されているが、さらにディスク半径方向外側に配置されてもよい。また、サブ基板125とメイン基板130との機械的な接続は、図示しないネジ等により行われる。各接続部180は、サブ基板125に設けられた端子部181と、メイン基板130に設けられた端子部182と、半田付けにより形成されて端子部181と端子部182とを接合する接合部183とを有する。端子部181及び端子部182は金属導体で構成されており、接合部183は半田で構成されているので、接続部180は、全体として光沢を有し、光の反射率が高い。
図4〜図10に示すように、サブ基板125には、位置決め用のピン(図示省略)が貫通する少なくとも2つ(本実施形態では2つ)のピン孔125dが設けられている。また、枠部材1210には、上記位置決め用のピンが貫通する少なくとも2つ(本実施形態では2つ)のピン孔1218が、サブ基板125のピン孔125dと対応するように配置されている。
以上説明した本実施形態に係るエンコーダ100では、サブ基板125とメイン基板130とが複数の端子部181を介して電気的に接続される。複数の端子部181は、乱反射の防止及び半田のフラックスの封止のために、被覆材190により被覆される。ここで、被覆材190は、枠部材1210の外周側面1211の少なくとも一部についても被覆する。そして、枠部材1210の部位1212の側面には凹部1213が形成される。この凹部1213により、枠部材1210の部位1212ではその他の部位よりも被覆材190を凹ませることができる。その結果、枠部材1210と(部位1212に対応して配置された)部品(上記の例では永久磁石MG)とを近接して配置することが可能となる。このようにして、エンコーダ100を構成する各部品間の隙間を小さくすることが可能となるので、枠部材1210の側面に凹部1213を形成するという簡易な構造で、エンコーダ100を小型化することができる。
110 ディスク
120 光学モジュール
121 光源
122a 受光素子
123a 受光素子
125 サブ基板(第1基板の一例)
125a 縁部(第1縁部)
125c 切り欠き部
130 メイン基板(第2基板の一例)
133 縁部(第2縁部)
140 支持部材
181 端子部
190 被覆材
1210 枠部材
1211 外周側面
1212 部位(第1の部位の一例)
1213 凹部
1214 曲面
1215 部位(第2の部位の一例に相当)
1216 突出部
1217 切り欠き部
M モータ
MG 永久磁石
MGa 外周面
SM サーボモータ(エンコーダ付きモータの一例)
Claims (10)
- ディスクに形成された反射スリットに光を出射するように構成された光源、及び、前記光源から出射され前記反射スリットで反射された光を受光するように構成された受光素子を備えた第1基板と、
前記第1基板上に配置され、前記光源及び前記受光素子の周囲を取り囲む枠部材と、
前記第1基板が搭載された第2基板と、
前記第1基板の第1縁部に配置され、前記第1基板と前記第2基板とを電気的に接続するように構成された複数の端子部と、
前記枠部材の外側の側面の少なくとも一部と前記複数の端子部とを被覆する被覆材と、
前記枠部材の第1の部位の前記側面に形成された凹部と、
を有する、エンコーダ。 - 前記凹部は、
前記枠部材の前記ディスクに設置された永久磁石と前記第1基板の面方向において対向する部位の前記側面に形成される、
請求項1に記載のエンコーダ。 - 前記凹部は、
円形状の前記永久磁石の外周面と実質的に等しい曲率である凹状の曲面を有する、
請求項2に記載のエンコーダ。 - 前記枠部材の前記第1の部位とは異なる第2の部位の前記側面に設けられた突出部をさらに有する、
請求項1〜3のいずれか1項に記載のエンコーダ。 - 前記枠部材は、
実質的に四角形状であり、
前記突出部は、
前記枠部材の隣り合う2つの角に対応する部位にそれぞれ設けられる、
請求項4に記載のエンコーダ。 - 前記第1基板は、
前記第2基板の第2縁部近傍に搭載され、
前記突出部は、
前記枠部材の4つの角のうち前記第2基板の前記第2縁部側に位置する前記2つの角に対応する部位に設けられる、
請求項5に記載のエンコーダ。 - 前記エンコーダは、
前記第1基板及び前記枠部材を内部に収容すると共に前記第2基板の前記第2縁部を支持する筒状の支持部材をさらに有し、
前記突出部は、
前記側面から前記支持部材に実質的に沿う方向に突出した形状である、
請求項6に記載のエンコーダ。 - 前記第1基板及び前記枠部材は、
前記第2基板の前記第2縁部側に位置する2つの角に対応する部位に切り欠き部を有し、
前記突出部は、
前記切り欠き部に隣接して配置される、
請求項7に記載のエンコーダ。 - 前記被覆材は、
外的要因によって硬化する接着剤である、
請求項1〜8のいずれか1項に記載のエンコーダ。 - 回転子及び固定子を備えたモータと、
前記回転子に連結されたディスクの測定方向における相対移動を前記固定子に連結された光学モジュールにより測定することにより、前記回転子の位置及び速度の少なくとも一方を検出するように構成された、請求項1〜9のいずれか1項に記載のエンコーダと、を備える、エンコーダ付きモータ。
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