JP5940798B2 - ラッチングリレー制御回路及び電力量計 - Google Patents

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Description

本発明は、電力量計に用いられるラッチングリレー制御回路及びラッチングリレー制御回路を用いた電力量計に関する。
電力量計は、電力供給設備からの電力を計測するとともに、ラッチングリレー制御回路がラッチングリレーをオンさせることで前記電力を負荷に供給している。
図18は、従来のラッチングリレー制御回路の一例を示す図である。図18に示すラッチングリレー制御回路は、直流電源Vdと、スイッチSW1〜SW4と、抵抗R1を有するラッチングリレー駆動コイルL1とからなる。開信号によりスイッチSW1とスイッチSW4とが同時にオンして、ラッチングリレー駆動コイルL1に直流電源Vdが印加され、閉信号によりスイッチSW2とスイッチSW3とが同時にオンして、ラッチングリレー駆動コイルL1に直流電源Vdが印加されることで、ラッチングリレーを駆動させることができる。
図19は、従来のラッチングリレー制御回路の他の一例を示す図である。図19に示すラッチングリレー制御回路は、抵抗R1を有するラッチングリレー駆動コイルL1とスイッチSW1とからなる第1直列回路と、抵抗R2を有するラッチングリレー駆動コイルL2とスイッチSW2とからなる第2直列回路とが直流電源Vdに並列に接続されて構成される。開信号によりスイッチSW1がオンすると、ラッチングリレー駆動コイルL1に直流電源Vdが印加され、閉信号によりスイッチSW2がオンすると、ラッチングリレー駆動コイルL2に直流電源Vdが印加されることで、ラッチングリレーを駆動させることができる。
また、従来の技術として、例えば、特許文献1,2が知られている。特許文献1は、リレー駆動用電源Vccが印加されたときにVccからのエネルギを蓄積するコンデンサと、コンデンサの電圧を監視して、コンデンサに蓄積されたエネルギが所定値以上であるかどうかを判定する電圧監視部と、コンデンサに蓄積されたエネルギが所定値以上であると判定されたときにオンする第1トランジスタと、Vccが遮断されたときオンする第2トランジスタと、セットコイル及びリセットコイルを有し、第1トランジスタがオンしたときVccからセットコイルに電流を流すことでセットされ、第2トランジスタがオンしたときコンデンサからセットコイルに電流を流すことでリセットされるラッチングリレーとを有し、リレースイッチのオンオフを確実に切り替えることができる。
特許文献2では、ハイブリッドリレーは、端子に両端が接続される接点部を有するラッチング型の第1機械式接点スイッチと、第1機械式接点スイッチの第1磁気コイルと別体となる第2磁気コイルを有する第1機械式接点スイッチとを備え、第1機械式接点スイッチのオン/オフを切り替えるときのみ、第2機械式接点スイッチ及び半導体スイッチをオンとする。
特開2006−179232号公報 特開2010−103099号公報
しかしながら、図18、図19、特許文献1,2に示すラッチングリレーは、リレーを駆動させるために数ワット程度の大きな直流電源が必要であった。このため、従来のラッチングリレーを有する電力量計では、リレーを駆動させるための大きな直流電源Vdを設ける必要があった。
本発明の課題は、ラッチングリレー駆動用の直流電源を用いず、高耐圧素子を大幅に削減することができるラッチングリレー制御回路及び電力量計を提供する。
上記課題を解決するために、本発明に係るラッチングリレー制御回路は、交流電源とラッチングリレー駆動コイルとが接続された直列回路の両端に接続されたスイッチと、前記交流電源の交流電圧を検出する電圧検出部と、前記ラッチングリレー駆動コイルに開信号又は閉信号を出力する開閉信号出力部と、前記電圧検出部で検出された交流電圧と前記開閉信号出力部から前記開信号が入力されたときに前記交流電圧と比較される第1電圧閾値と前記閉信号が入力されたときに前記交流電圧と比較される第2電圧閾値とに基づき前記スイッチをオンさせるスイッチ制御部とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電力量計は、請求項1乃至のいずれか1項記載のラッチングリレー制御回路を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ラッチングリレー駆動用の直流電源を用いず、高耐圧素子を大幅に削減することができる。
本発明の実施例1に係るラッチングリレー制御回路を有する電力量計の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係るラッチングリレー制御回路を示す図である。 本発明の実施例1に係るラッチングリレー制御回路によりラッチングリレーに閉信号を印加した時の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係るラッチングリレー制御回路によりラッチングリレーに閉信号を印加した時の各部の波形図である。 本発明の実施例1に係るラッチングリレー制御回路によりラッチングリレーに開信号を印加した時の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係るラッチングリレー制御回路によりラッチングリレーに開信号を印加した時の各部の波形図である。 本発明の実施例2に係るラッチングリレー制御回路を示す図である。 本発明の実施例2に係るラッチングリレー制御回路の各部の波形図である。 本発明の実施例3に係るラッチングリレー制御回路を示す図である。 本発明の実施例3に係るラッチングリレー制御回路の各部の波形図である。 本発明の実施例4に係るラッチングリレー制御回路を示す図である。 本発明の実施例4に係るラッチングリレー制御回路のフィルタの動作を示す図である。 本発明の実施例4に係るラッチングリレー制御回路のフィルタの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例5に係るラッチングリレー制御回路を示す図である。 本発明の実施例5に係るラッチングリレー制御回路の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例6に係るラッチングリレー制御回路を示す図である。 本発明の実施例7に係るラッチングリレー制御回路を示す図である。 従来のラッチングリレー制御回路の一例を示す図である。 従来のラッチングリレー制御回路の他の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施例1に係るラッチングリレー制御回路を有する電力量計の構成を示すブロック図である。この電力量計3は、電力供給設備1に電力線2を介して接続される入力端子30、負荷4に接続される出力端子31、電流検出部32、電圧検出部33、ラッチングリレー34、リレー制御回路35、中央演算部36、表示部37、不揮発性メモリ38、通信コネクタ39を備えている。
電流検出部32は、需要家の負荷4にて使用される使用電流(A1)を検出し、使用電流に応じた電気信号に変換し出力する。電圧検出部33は、被測定系の電圧を検出する部分であり、電圧トランスやアテネッタ等の分圧抵抗器等により構成されており、需要家の負荷4にて使用される使用電圧(V1)を検出し、使用電圧に正比例した低レベルの電圧信号に変換し出力する。
電力演算部36は、デジタル乗算回路やDSP(デジタルシグナルプロセッサ)等により構成され、電流検出部32により検出された電流と電圧検出部33により検出された電圧とに基づいて、電力量を演算する。表示部37は、液晶表示器等により構成され、使用量データを表示する。
リレー制御回路35は、ラッチングリレー34を駆動させることにより入力端子30と出力端子31とを接続して電力供給設備1からの電力を負荷4に供給する。不揮発性メモリ38は、電力演算部36で演算された使用量データを記憶する。通信コネクタ39は、電力量計3と外部との通信を行なうためのコネクタである。
図2は、本発明の実施例1に係るラッチングリレー制御回路を示す図である。図2に示すリレー制御回路は、抵抗R1を有するラッチングリレー駆動コイルL1と交流電源Vsとが接続された直列回路の両端にスイッチSWが接続され、電圧検出部341、開閉信号出力部342、スイッチ制御部343を有する。
電圧検出部341は、交流電源Vsの交流電圧を検出し、検出した電圧をスイッチ制御部343に出力する。開閉信号出力部342は、ラッチングリレーを閉とさせるための閉信号を出力するとともに、ラッチングリレーを開とさせるための開信号を出力する。
スイッチ制御部343は、中央処理装置(CPU)等からなり、電圧検出部341で検出された検出電圧と、開閉信号出力部342からの開信号又は閉信号と、閉信号印加時の第1電圧閾値VTH1と、開信号印加時の第2電圧閾値VTH2とに基づいて、スイッチSWをオンさせる。
次にこのように構成された実施例1に係るラッチングリレー制御回路の動作を図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。図3は、本発明の実施例1に係るラッチングリレー制御回路によりラッチングリレーに閉信号を印加した時の動作を示すフローチャートである。
まず、閉信号出力指令が発行されると、開閉信号出力部342から、スイッチ制御部343に閉信号が出力される。電圧閾値検出フラグVTFGが“0”にセットされる(ステップS11)。交流電源Vsの交流電圧が電圧検出部341により計測される(ステップS12)。
次に、スイッチ制御部343により交流電源Vsの実測値Viが第1電圧閾値VTH1より大きいかどうかが判定される(ステップS13)。実測値Viが第1電圧閾値VTH1より小さいときには、電圧閾値検出フラグVTFGが“1”にセットされて(ステップS14)、ステップS12の処理に戻る。
スイッチ制御部343により電圧閾値検出フラグVTFGが“1”であるかどうかが判定され(ステップS15)、電圧閾値検出フラグVTFGが“1”でなければ、ステップS12の処理に戻る。電圧閾値検出フラグVTFGが“1”である場合には、スイッチSWをオンさせる(ステップS16)。これにより、図4に示すように、駆動コイルL1に正の電流iが流れる。なお、図4には、交流電源の交流電圧Vsが示されている。
次に、交流電源Vsの交流電圧が電圧検出部341により計測される(ステップS17)。スイッチ制御部343により交流電源Vsの実測値Viが第1電圧閾値VTH1より小さいかどうかが判定される(ステップS18)。実測値Viが第1電圧閾値VTH1より大きいときには、ステップS17の処理に戻る。
実測値Viが第1電圧閾値VTH1より小さいときには、スイッチSWをオフさせる(ステップS19、図4の時刻t1)。
次に実施例1に係るラッチングリレー制御回路によりラッチングリレーに閉信号を印加した時の動作を図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、開信号出力指令が発行されると、開閉信号出力部342から、スイッチ制御部343に開信号が出力される。電圧閾値検出フラグVTFGが“0”にセットされる(ステップS21)。交流電源Vsの交流電圧が電圧検出部341により計測される(ステップS22)。
次に、スイッチ制御部343により交流電源Vsの実測値Viが第2電圧閾値VTH2より小さいかどうかが判定される(ステップS23)。実測値Viが第2電圧閾値VTH2より大きいときには、電圧閾値検出フラグVTFGが“1”にセットされて(ステップS24)、ステップS22の処理に戻る。
スイッチ制御部343により電圧閾値検出フラグVTFGが“1”であるかどうかが判定され(ステップS25)、電圧閾値検出フラグVTFGが“1”でなければ、ステップS22の処理に戻る。電圧閾値検出フラグVTFGが“1”である場合には、スイッチSWをオンさせる(ステップS26)。これにより、図6に示すように、駆動コイルL1に負の電流iが流れる。なお、図6には、交流電源の交流電圧Vsが示されている。
次に、交流電源Vsの交流電圧が電圧検出部341により計測される(ステップS27)。スイッチ制御部343により交流電源Vsの実測値Viが第2電圧閾値VTH2より大きいかどうかが判定される(ステップS28)。実測値Viが第2電圧閾値VTH2より小さいときには、ステップS27の処理に戻る。
実測値Viが第2電圧閾値VTH2より大きいときには、スイッチSWをオフさせる(ステップS29、図6の時刻t2)。
このように、実施例1に係るラッチングリレー制御回路によれば、電圧検出部341で交流電源Vsの交流電圧を監視し、検出された交流電圧と複数の電圧閾値VTH1,VTH2とを比較することによりスイッチSWをオンすることで、ラッチングリレー駆動コイルに印加する電圧を制御して、ラッチングリレーを駆動させることができる。
従って、直流電源、整流部や複数のスイッチを使用することなく、交流電源から効率良くラッチングリレー駆動コイルに電圧又は電流を印加することができる。
図7は、本発明の実施例2に係るラッチングリレー制御回路を示す図である。図7に示すラッチングリレー制御回路は、抵抗R1を有するラッチングリレー駆動コイルL1と交流電源Vsとが接続された直列回路の両端にスイッチSWが接続され、電圧検出部341、タイマ344、スイッチ制御部343を有する。
タイマ344は、電圧検出部341で検出された電圧のゼロクロスの時刻から、ラッチングリレー駆動コイルL1への複数回の電流の印加に必要なだけの時間を設定する。スイッチ制御部343は、電圧検出部341で検出された電圧が正であるときのみ、タイマ344で設定された時間だけ、スイッチSWをオンさせる。
図8は、本発明の実施例2に係るラッチングリレー制御回路の各部の波形図である。図8に示すように、電圧検出部341で検出された交流電圧が正電圧であるときで且つタイマ344で設定された時間だけ、スイッチSWをオンさせるので、コイル電流iが流れることになる。
このように実施例2に係るラッチングリレー制御回路によれば、電源電圧条件、ラッチングリレー駆動コイルの条件等の影響により、複数回の電流の印加が必要である場合、タイマ344により設定された時間だけ、コイル電流を複数回又は断続的に印加することができる。
なお、タイマに代えて、カウンタを用いても良く、カウンタにより設定された回数だけ、コイル電流を複数回又は断続的に印加することができる。
図9は、本発明の実施例3に係るラッチングリレー制御回路を示す図である。図9に示す実施例3に係るラッチングリレー制御回路は、抵抗R1を有するラッチングリレー駆動コイルL1、交流電源Vs、トライアックSWa、電圧検出部341、タイマ344、スイッチ制御部343を有する。
電圧検出部341は、交流電源Vsの交流電圧を検出し、図10に示すように、検出された交流電圧のゼロクロスを検出する。タイマ341は、トライアックSWaの動作時間を設定する。スイッチ制御部343は、図10に示すように、電圧検出部341のゼロクロスからタイマ341により設定された時間だけ、トライアックSWaをターンオンさせる。このため、完全な半波からなるコイル電流iが流れる。
従って、実施例3に係るラッチングリレー制御回路においても、実施例2に係るラッチングリレー制御回路の効果と同様な効果が得られる。
図11は、本発明の実施例4に係るラッチングリレー制御回路を示す図である。図11に示す実施例4に係るラッチングリレー制御回路は、実施例3に係るラッチングリレー制御回路の内の電圧検出部に、差誤動作防止用(ハードウェア又はソフトウェア)のフィルタ401と検出部403とを備えた電圧検出部341aを設けたことを特徴とする。
検出部403は、交流電源Vsの交流電圧を検出する。フィルタ401は、アナログ信号をディジタル信号に変換するA/D402を有している。
フィルタ401は、検出部403で検出された交流電圧信号をAD変換値に変換する。また、フィルタ401は、ノイズなどによる誤判定を防止するために、以下の判定を行う。AD変換値(図12に示す交流電圧の信号)がプラス(0を含む)の場合には、図12に示すカウンタを+1する。AD変換値がマイナスの場合には、カウンタを−1する。カウンタ値が第1設定値N1(図12に示す例ではN1=5)になった場合にはプラス(+)の状態、カウンタ値が第2設定値N2(図12に示す例ではN2=0)になった場合にはマイナス(−)の状態とする。
図12に示すように、信号が“+”の場合、カウンタは“5”であり、状態が“+”である。信号が“+”から“−”に変わると、カウンタは、“4”、“3”、 “2、“1”、 になり、状態は“+”である。カウンタが“0”になると、状態が“+”から“−”に変わり、正から負のゼロクロスの検出となる。
そして、信号が“−”の場合、カウンタは“0”であり、状態が“−”である。信号が“−”から“+”に変わると、カウンタは、“1”、“2”、 “3、“4”、 になり、状態は“−”である。カウンタが“5”になると、状態が“−”から“+”に変わり、負から正のゼロクロスの検出となる。そして、信号が“+”の場合、カウンタは“5”であり、状態が“+”である。
このように、ゼロクロス検出に対して段階性を持たせることで、パルスノイズ等による電圧変動が瞬時的にゼロクロスを跨いだときに発生するラッチングリレーの誤動作を防止することができる。
図13は、本発明の実施例4に係るラッチングリレー制御回路のフィルタの動作を示すフローチャートである。図13に示す各処理は、図12に示す各処理を行う際に使用される。
なお、ゼロクロス検出フラグZCFGは“−1”、 “0”、 “1”、のいずれかであり、“−1”は正から負のゼロクロスの検出を示し、“1”は負から正のゼロクロスの検出を示す。状態フラグSTSは、“0”、 “1”、のいずれかであり、“0”は、状態が“−”であり、 “1”は、状態が“+”であることを示す。
まず、ゼロクロス検出が開始されると、ゼロクロス検出フラグZCFGが“0”にされる(ステップS31)。
次に、交流電圧信号Viが負であるかどうか判定され(ステップS32)、交流電圧信号Viが負である場合には、カウンタJが正であれば、カウンタJを“−1”する(ステップS34)。さらに、カウンタJが“0”かどうかが判定され(ステップS35)、カウンタJが“0”であれば、状態フラグSTSが“1”かどうかが判定される(ステップS36)。状態フラグSTSが“1”であれば、ゼロクロス検出フラグZCFGが“−1”にされ(ステップS37)、状態フラグSTSが“0”にされる。
一方、ステップS32において、交流電圧信号Viが正である場合には、カウンタJがN(=5)よりも小さいか判定され(ステップS39)、カウンタJがN(=5)よりも小さい場合には、カウンタJが+1される(ステップS40)。そして、カウンタJがN以上であれば、状態フラグSTSが“0”かどうか判定される(ステップS42)。状態フラグSTSが“0”であれば、ゼロクロス検出フラグZCFGが“1”にされ(ステップS43)、状態フラグSTSが“1”にされる。
図14は、本発明の実施例5に係るラッチングリレー制御回路を示す図である。図14に示す実施例5に係るラッチングリレー制御回路は、図7及び図9に示すタイマ344に対して、タイマ344aが駆動コイルに印加すべき設定時間406を補正する補正部405を有することを特徴とする。
電源電圧の条件(電源周波数、電圧値等)及び制御するリレーの個数等の影響により、ラッチングリレーの駆動コイルに印加される電圧、電流が変化するが、補正部405は、電源周波数、電圧値、リレーの個数に応じて、駆動コイルに印加すべき設定時間406を補正する。従って、上記影響による誤動作を防止することができる。
また、タイマ344aは、一定時間を計時した時点で、スイッチ制御部343は、スイッチSWをオフさせるので、駆動コイルへの長時間の連続的な電圧及び電流の印加を防止することができる。
図15は、本発明の実施例5に係るラッチングリレー制御回路の動作を示すフローチャートである。交流電源Vsがオン状態かどうか判定され(ステップS51)、交流電源Vsがオン状態であれば、カウンタCを+1する(ステップS52)。カウンタCが設定時間Tを超える場合には、開閉信号Vsをオフさせ(ステップS54)、カウンタCを“0”にする(ステップS55)。
図16は、本発明の実施例6に係るラッチングリレー制御回路を示す図である。図16において、交流電源VsとラッチングリレーL1との直列回路の両端には、ダイオードD1とスイッチSW1との直列回路と、ダイオードD2とスイッチSW2との直列回路との並列回路が接続されている。ダイオードD1のアノードとダイオードD2のカソードとは交流電源Vsの一端に接続されている。
タイマ344は、スイッチSW1,SW2の動作時間を設定する。スイッチSW1は、ラッチングリレー駆動コイルL1に開信号を印加する。スイッチSW2は、ラッチングリレー駆動コイルL1に閉信号を印加する。スイッチ制御部343は、タイマ344で設定された時間だけ、スイッチSW1及びスイッチSW2をオンさせる。
このように実施例6に係るラッチングリレー制御回路によれば、スイッチ制御部343は、タイマ344で設定された時間だけ、スイッチSW1及びスイッチSW2をオンさせるので、タイマ344で設定された時間だけ、交流電源Vsの交流電源がラッチングリレー駆動コイルL1,L2に印加されてラッチングリレーを駆動させることができる。従って、ラッチングリレー駆動用に大容量の直流電源を用いることなく、ラッチングリレーを駆動させることができる。
図17は、本発明の実施例7に係るラッチングリレー制御回路を示す図である。図17に示す実施例7に係るラッチングリレー制御回路は、交流電源Vsの交流電圧を全波整流するダイオードD3〜D6からなるブリッジ整流部を有し、ブリッジ整流部の出力であるダイオードD3とダイオードD4との接続点とダイオードD5とダイオードD6との接続点との間に、スイッチSW1とラッチングリレー駆動コイルL1との直列回路と、スイッチSW2とラッチングリレー駆動コイルL2との直列回路とが並列に接続されている。
このように実施例7に係るラッチングリレー制御回路によれば、スイッチ制御部343は、タイマ344で設定された時間だけ、スイッチSW1及びスイッチSW2をオンさせるので、タイマ344で設定された時間だけ、ブリッジ整流部からの整流電圧がラッチングリレー駆動コイルL1,L2に印加されてラッチングリレーを駆動させることができる。従って、ラッチングリレー駆動用に大容量の直流電源を用いることなく、ラッチングリレーを駆動させることができる。
1 電力供給設備
2 電力線
3 電力量計
4 負荷
30 入力端子
31 出力端子
32 電流検出部
33 電圧検出部
34 ラッチングリレー
35 リレー制御回路
36 中央演算部
37 表示部
38 不揮発性メモリ
39 通信コネクタ
341,341a 電圧検出部
342 開閉信号出力部
343 スイッチ制御部
344 タイマ
344a カウンタ
401 フィルタ
402 A/D
403 検出部
405 補正部
Vs 交流電源
L1,L2 ラッチングリレー駆動コイル
R1,R2 抵抗
D1〜D6 ダイオード
SW,SW1,SW2 スイッチ
SWa トライアック

Claims (6)

  1. 交流電源とラッチングリレー駆動コイルとが接続された直列回路の両端に接続されたスイッチと、
    前記交流電源の交流電圧を検出する電圧検出部と、
    前記ラッチングリレー駆動コイルに開信号又は閉信号を出力する開閉信号出力部と、
    前記電圧検出部で検出された交流電圧と前記開閉信号出力部から前記開信号が入力されたときに前記交流電圧と比較される第1電圧閾値と前記閉信号が入力されたときに前記交流電圧と比較される第2電圧閾値とに基づき前記スイッチをオンさせるスイッチ制御部と、
    を備えることを特徴とするラッチングリレー制御回路。
  2. 前記電圧検出部で検出された電圧閾値に基づき前記ラッチングリレー駆動コイルへの複数回の電流の印加に必要なだけの時間を設定するタイマを備え、
    前記スイッチ制御部は、前記タイマで設定された時間だけ、前記開信号もしくは閉信号を出力することを特徴とする請求項1記載のラッチングリレー制御回路。
  3. 前記スイッチは、トライアックであることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項記載のラッチングリレー制御回路。
  4. 前記電圧検出部は、検出された電圧値がプラスの場合にカウンタ値をインクリメントし、電圧値がマイナスの場合にカウンタ値をデクリメントし、カウンタ値が第1設定値になった場合にはプラスの状態、カウンタ値が第2設定値になった場合にはマイナスの状態にし、電圧のゼロクロス検出に対して段階性を持たせるフィルタを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のラッチングリレー制御回路。
  5. 前記タイマは、前記交流電源の電源電圧の条件と前記ラッチングリレー駆動コイルの個数との少なくとも一方に応じて前記設定された時間を補正する補正部を備えることを特徴とする請求項2記載のラッチングリレー制御回路。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項記載のラッチングリレー制御回路を備えることを特徴とする電力量計。
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