JP5939549B2 - Pet装置 - Google Patents

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本発明は、PET装置に係り、特に、測定対象とPET検出器を近接させて高感度化を図ることが可能なPET装置に関する。
図1に例示する如く、CT装置100とPET装置200を組合せて、PET装置200による機能画像をCT装置100により得られる形態画像上に重ねて診断するPET/CT装置が普及している。図において、10は測定(検査)対象である患者又は被検者(以下、患者と総称する)、20は患者10が載せられる(寝かされる)ベッド、22は該ベッド20の水平方向への移動装置、102は、CT装置100のX線源であるX線管球、104はX線検出器、202は、PET装置200のPET検出器を構成する検出器リング(以下単にリングとも称する)である。しかしながら、一般的に、CTによる被曝はPETによる被曝の数倍であるため、CTによる被曝は無視できない。
一方、CT装置の代わりに、放射線に被曝することなく形態画像を取得可能なMRI装置が注目されており、PET画像とMRI画像の取得が可能なPET/MRI装置の研究開発が進んでいる。特に、受光素子に磁場の影響を受けないAPD(アバランシェフォトダイオード)やガイガーモードAPD(SiPMとも呼ばれる)を用いて、PET装置の検出器ユニットを完全にMRIの静磁場中に設置する半導体受光素子方式が開発されており、小動物PET装置と頭部用PET装置で開発実績がある(非特許文献1乃至3、特許文献1乃至3参照)。
一般に、PET装置の感度は、検出器自体の感度が同じ場合、検出器が患者に近いほど、また患者の体軸方向の視野(体軸視野と称する)が拡がるほど高感度になる。しかしながら、静磁場が安定する領域で決まるMRI装置の有効体軸視野(30〜40cm程度)と同程度のPET装置の体軸視野では、PET装置の感度が不足し、MRIの計測時間(通常数分程度)よりも長いPET測定時間を要してしまうという問題点を有していた。
米国特許第7626392B2号明細書 米国特許US2008/0287772A1号明細書 米国特許US2009/0108206A1号明細書
Schlyer D,et al.,"A Simultaneous PET/MRIscanner bascd on RatCAP in small animals,"IEEE Nuclear Scicnce Symposium Confercnce Rccord,Volume:5,pp:3256−3259,2007 Schlemmer HW,et al.Simultaneous MR/PET Imaging of the Human Brain:Feasibility Study.Radiology,2008:248,1028−1035. Judenhofer MS,et al.Simultancous PET−MRI:a new approach for functional and morphological imaging.Net Med 2008;14(4):459−65.
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、PET検出器の高感度化を図ることを課題とする。
本発明は、PET検出器が測定対象のベッドに取付けられると共に、前記PET検出器を該ベッドの長手方向にスライドできる機構を備え、前記PET検出器はリング構造であり、かつ前記PET検出器の測定視野幅が、少なくとも測定対象の頭部から大腿部までをカバーするように延設されていることを特徴とするPET装置により、前記課題を解決したものである。
(削除)
本発明は、又、PET検出器が測定対象のベッドに取付けられると共に、前記PET検出器を該ベッドの長手方向にスライドできる機構を備え、前記PET検出器の測定視野幅が、少なくとも測定対象の頭部から体幹部までをカバーするように延設されると共に、前記PET検出器が、測定対象の長手方向に分割され、頭部用と体幹部用で分解能及び/又は感度が異なるPET検出器用いられていることを特徴とするPET装置により、前記課題を解決したものである
ここで、頭部用PET検出器の分解能を、体幹部用PET検出器の分解能より高くすることができる。
又、頭部用PET検出器を構成する検出器リングの内径を、体幹部用PET検出器を構成する検出器リングの内径より小径とすることができる。
本発明は、又、PET検出器が測定対象のベッドに取付けられると共に、前記PET検出器を該ベッドの長手方向にスライドできる機構を備え、前記PET検出器の測定視野幅が、少なくとも測定対象の頭部から体幹部までをカバーするように延設されると共に、前記PET検出器の測定対象の頭部部分において、少なくとも目を覆う部分に開口設けられていることを特徴とするPET装置により、前記課題を解決したものである
本発明は、又、PET検出器が測定対象のベッドに取付けられると共に、前記PET検出器を該ベッドの長手方向にスライドできる機構を備え、前記PET検出器を構成する検出器リングの断面形状において、測定対象の体幹部部分のベッド表面に対して垂直な厚み方向サイズPET検出器が体幹部に近接するよう、厚み方向と直交するベッド幅方向のサイズと異なるようにされていることを特徴とするPET装置により、前記課題を解決したものである
ここで、前記PET検出器を構成する検出器リングの、測定対象の体幹部部分における測定対象の厚み方向上側半湾部分の曲率半径を、厚み方向下側半湾部分の曲率半径より小とすることができる。
本発明は、又、PET検出器が測定対象のベッドに取付けられると共に、前記PET検出器を該ベッドの長手方向にスライドできる機構を備え、前記PET検出器を構成する検出器リングの、ベッド表面に対して垂直な方向上側半湾部分開放可能とされていることを特徴とするPET装置により、前記課題を解決したものである
ここで、前記上側半湾部分と残りの下側半湾部分とを分離可能とすることができる。
本発明は、又、PET検出器が測定対象のベッドに取付けられると共に、前記PET検出器を該ベッドの長手方向にスライドできる機構を備え、前記PET検出器を構成する検出器リングの少なくとも測定対象を覆う部分の大きさ及び/又は形状、測定対象に応じて可変とされていることを特徴とするPET装置により、前記課題を解決したものである
本発明は、又、PET検出器が測定対象のベッドに取付けられると共に、前記PET検出器を該ベッドの長手方向にスライドできる機構を備え、前記PET検出器の測定視野幅が、少なくとも測定対象の頭部から体幹部までをカバーするように延設されると共に、前記PET検出器が、測定対象の長手方向に分割され、頭部用のPET検出器、体幹部用のPET検出器に対して移動可能及び/又は取り外し可能とされていることを特徴とするPET装置により、前記課題を解決したものである
本発明によれば、PET検出器を測定対象ベッドに取り付けると共に、前記PET検出器を該ベッドの長手方向にスライドできる機構を備えることで、PET検出器を測定対象に近接させて高感度化を図ることができる。
従来のPET/CT装置の一例の構成を示す(a)斜視図及び(b)正面から見た断面図 参考形態の概略構成を示す斜視図 同じく詳細構成を示す(a)正面図及び(b)側面から見た断面図 同じく一般的な動作を示す断面図 同じく操作手順を示す流れ図 同じくタイムチャート 同じく変形例のタイムチャート 同じく他の変形例のタイムチャート 参考形態の(a)概略構成を示す斜視図及び(b)詳細構成を示す側面から見た断面図 同じくRFコイルの装着状態を示す横断面図 本発明の第実施形態の詳細構成を示す(a)正面図及び(b)側面から見た断面図 本発明の(a)第実施形態及び(b)第実施形態の要部構成を示す、側面から見た断面図 本発明の第実施形態の概略構成を示す斜視図 同じく側面から見た断面図 本発明の第実施形態の概略構成を示す斜視図 実施形態の要部構成を示す縦断面図 同じく(a)細身体形用、(b)太身体形用、及び(c)頭部用のPET検出器配置を示す横断面図 本発明の第実施形態の構成及び作用を示す横断面図 同じく斜視図 実施形態の変形例の構成及び作用を示す横断面図 本発明の第実施形態の要部構成及び作用を示す斜視図 参考形態の要部構成を示す斜視図 参考形態で用いられるベルト状PET検出器の要部構成を示す斜視図 参考形態の信号処理および画像再構成処理を示すブロック図 同じくベルト状PET検出器の配置例を示す横断面図 参考形態の要部構成及び作用を示す斜視図 参考形態で用いられるベルト状PET検出器の関節部の構成を示す斜視図 参考形態をインナーフレームに装着している状態を示す斜視図 同じく装着後の状態の例を示す横断面図 参考形態で用いられるベルト状PET検出器を示す斜視図 同じく関節部の構成を示す斜視図 同じく装着後の状態の例を示す横断面図 参考形態の変形例で用いられるインナーフレームを示す斜視図 参考形態の構成を示す斜視図 本発明の第実施形態の要部構成を示す斜視図 同じく(a)横断面図及び(b)平面図 本発明の第実施形態の全体構成を示す(a)正面図及び(b)側面から見た断面図 実施形態の動作状態を示す断面図 本発明の第10実施形態の全体構成を示す(a)正面図及び(b)側面から見た断面図 同じく動作状態を示す断面図 本発明の第11実施形態の動作状態を示す、側面から見た断面図 本発明の第12実施形態の全体構成を示す(a)正面図及び(b)側面から見た断面図 本発明の第13実施形態の要部構成を示す斜視図 本発明の第14実施形態の要部構成を示す斜視図 同じく全体構成を示す側面から見た断面図 同じく動作状態を示す断面図
以下図面を参照して、参考形態及び本発明の実施形態を詳細に説明する。
参考形態は、図2(概要を示す斜視図)、図3(a)(正面図)及び(b)(側面から見た断面図)に示す如く、測定ポート(ここでは患者ポート)302を有するMRI装置300と、前記患者ポート302の内径より小さな外径を有し、該患者ポート302内を測定対象(ここでは患者)10と共に移動可能な、MRI装置300の有効測定視野(MRI視野と称する)Mよりも広い有効測定視野(PET視野と称する)Pを有するPET検出器210とを備えることにより、PET測定中にMRI測定を可能としたものである。図において、24は、患者10を保護するためのクッション、304は、MRI装置300用のRFコイルである。RFコイル304の患者背中側の部分は、クッション24と一体化していても良い。
前記MRI視野Mは、静磁場が安定する領域で決まり、一般的には30〜40cm程度であるが、PET視野Pを拡張することによって、PET測定の感度を高めることができる。その結果、MRI測定時間と同程度のPET測定時間でも、十分な画質のPET画像を得ることができる。
前記PET検出器210としては、MRIの磁場環境下でも安定に動作するもの、例えば、シンチレータブロックの底面にAPDを配置したものや、発明者らが特開2009−121929号公報やY. Yazaki, H. Murayama, N. Inadama, A. Ohmura, H. Osada, F. Nishikido, K. Shibuya, T. Yamaya, E. Yoshida, T. Moriya, T. Yamashita, H. Kawai, “Preliminary study on a new DOI PET detector with limited number of photo-detectors, ”The 5th Korea-Japan Joint Meeting on Medical Physics, Sept 10-12, 2008, Jeju, Korea, YI-R2-3, 2008.で提案した、小さなシンチレータ素子の3次元配列の表面に3次元的に半導体受光素子を配置したDepth−of−Interaction(DOI)検出器を用いることができる。DOI検出器を使えば、近接化させても分解能の低下は抑えられる。近接化させると、角度揺動による分解能劣化も低減されるほか、立体角も増え、比較的少ない数の検出器でも感度を高めることができる。
参考形態において、前記PET検出器210は、ベッド20と一体化されている。即ち、PET検出器210の一部がベッドとしての機能も兼ねている。PET検出器を最も患者に近づけることができることにより、立体角を大として感度を向上し、測定を短時間に行なうことができる。
前記RFコイル304は、PET視野Pと同様に、体軸視野をほぼカバーするように設置されている。このRFコイル304は、患者10に近付けた方が信号のS/N比が高まることに加え、PET検出器210からの電気的ノイズ等を避けるためにも、PET検出器210より内側(内径内)に設置する。なお、消滅放射線はRFコイルを透過し易いため、RFコイル304の存在がPET測定に与える影響は限られる。
なお、ベッド移動装置22によるベッド20の移動速度は、一定でも良いし、ステップバイステップでも良い。
MRI測定開始時の状態を図4(a)に、同じくMRI測定終了時の状態を図4(b)に示す。図4の場合、ベッド移動速度Vbは、一定速度の場合、Vb=(P−M)/Tmとなる。ここでTmはMRI測定時間である。
できる限りPET測定時間Tpを長くしてデータ収集時間を長くすることで、PETの画質を高めたい場合の処理手順を図5(a)に示す。また、PET測定を、MRI測定の開始直前に開始しMRI測定の終了直後に終了することで、またはPETの画像再構成処理において、MRI測定の開始直前からMRI測定の終了直後までに収集したPETデータを使用することで、PET測定時間とMRI測定時間をほぼ等しくして、PET測定とMRI測定の同時性を確保したい場合の処理手順を図5(b)に示す。息止め撮影を行う場合は、図5(b)が望ましい。
タイムチャートを図6に示す。ベッド位置は、ベッド前後の端位置をプロットしている。ここで、PET薬剤は、事前に患者に投与されているとする。FDG−PETであれば通常1時間前に投与する。
図6において、PET測定時間の最大値Tpmaxは、PET検出器210の装着が終ってから、PET検出器210の取り外し又は移動を行なうまでの時間差を示す。
実際のTpは、次式の間で決めることができる。
Tm≦Tp≦Tpmax …(1)
図5(a)の手順では、TpがTpmaxに近くなり、図5(b)の手順では、TpがTmに近くなる。
なお、MRI測定開始位置やMRI測定終了位置は、必ずしもMRI視野Mの両端である必要は無い。例えば図7に示す変形例の如く、良好な磁場が形成されているMRI視野の中央を、それぞれMRI測定開始位置やMRI測定終了位置としても良い。
更に、MRI測定中のベッドのスライドは、一定速度で無く、ステップバイステップでも良い。
更に、図6や図7では、MRI測定がベッドの片道移動中に行われていたが、図8に示す他の変形例の如く、往復移動の両方でMRI測定を行なっても良い。この場合、行きのMRI測定1と帰りのMRI測定2は同一シーケンスでも良いが、例えばMRI測定1はT1強調、MRI測定2はT2強調とするなど、異なるシーケンスを組合せても良い。
なお、前記第1参考形態においては、PET検出器210が測定対象の長手方向、ここでは、患者10の体軸方向に一様な構成とされていたが、図9(a)に示す第2参考形態の如く、頭部用PET検出器212と体幹部である胴体用PET検出器214で分けても良い。第2参考形態の具体例の側面から見た断面図を図9(b)に、PET検出器の胴体部と頭部の横断面図を図10(a)(b)に示す。なお、胴体部のPET検出器の断面形状は円形でもよいが、ここでは楕円形としている。
参考形態においては、頭部用PET検出器212と胴体用PET検出器214がベッド20に固定されており、ベッド移動装置22により、患者10と一体的に水平方向に移動可能とされている。
ここで、頭部用PET検出器212と胴体用PET検出器214の間でも同時計数測定を行うようにすれば、頭部用PET検出器212と胴体用PET検出器214の境界付近で再構成画像の精度が低下することは無い。
頭部用検出器212と胴体用検出器214の間は、発明者らがWO2009/133628A1で提案した開放型PET装置の手法で空けても良いが、図9のように隙間を空けない場合、PET視野Pは、頭部視野H+胴体視野Bとなる。
RFコイルは、送受信兼用、又は、送信専用、又は受信専用とすることができる。RFコイルとPET検出器は別体でも良いが、図10に示すようにPET検出器と一体化する場合、以下のような組み合わせが可能である。
・送受信兼用RFコイルをPET検出器内側に一体化する。
・送信用RFコイルのみをPET検出器内側に一体化し、受信用RFコイルは患者を覆うように別途設置する。
・送信用RFコイルをMRI装置本体に内蔵し、受信側RFコイルのみをPET検出器内側に一体化する。
図10において、218はカバー、312は頭部用RFコイル、314は胴体用RFコイルである。
第2参考形態を変形させた本発明の実施形態の具体例の正面図を図11(a)に、側面から見た断面図を図11(b)に示す。
本実施形態においては、頭部用PET検出器212がベッド20に固定される一方、胴体用PET検出器214は、PET検出器移動装置220によりベッド20とは独立に水平方向に移動可能とされている。図において、320は患者ポート302内でPET検出器214を支持するローラである。
なお、MRI装置300の患者ポート302内で頭部用PET検出器212と胴体用PET検出器214の中心位置がずれるので、ベッド移動装置22にベッド上下機構26を設けて、頭部用PET検出器212及び頭部用RFコイル312を、患者10と共に上下移動及びスライド移動可能とすることができる。一方、胴体用PET検出器214及び胴体用RFコイル314は、水平方向のスライド移動のみで上下移動は不要である。
PET検出器は、部位によって分解能の異なる検出器を組み合わせても良い。図12(a)は、分解能が要求される頭部の近傍では、高分解能の検出器を配置した第実施形態、図12(b)は、あまり感度が要求されない下半身、特に脚において、検出器の隙間を大きくして、感度を落とす代わりに使用する検出器数を削減した第実施形態を示す。
更に、図13(斜視図)及び図14(側面から見た断面図)に示す第実施形態のように、頭部の密閉感に対して、前記開放型PET装置の手法で頭部用PET装置212の視野周辺に開放領域を設けても良い。
更に、図15に示す第実施形態のように、PET検出器が患者の身体に近接するように、例えば胴体用PET検出器214を非円形(図は楕円形)リングとすることも可能である。
更に、図16に示す要部構成のように、患者10の体形に応じて、検出器リングの大きさを変えることも可能である。図16(a)は、通常サイズの検出器リング214aを用いた例、図16(b)は、腹部に大径の検出器リング214bを用いた例、図16(c)は、腹部だけでなく、胴体全体に大径の検出器リング214bを用いた例である。
図17は図16の断面を示したもので、図17(a)は細身体形用のPET検出器配置、(b)は太身体形用のPET検出器配置、図17(c)は頭部用のPET検出器配置を示す。ここで、図17(b)の太身体形用のPET検出器配置では、ベッド側(厚み方向下側)の半湾部と対向側(厚み方向上側)の半湾部で、異なる曲率を持ったカーブに沿って検出器が配置されている。
図中の枡は、シンチレータブロック又は検出器ユニットを示す。
図18に示す第実施形態は、患者10のセットアップを容易とするために、厚み方向上側の半湾部のPET検出器224を、例えば観音開きで開放可能としたものである。図において、222は下側(ベッド側)のPET検出器、226はヒンジである。
PET検出器は重量があるので、図19に示すように、いくつかに分割(図19では6分割)することができる。
なお、図20に示す変形例のように、片開きとすることもできる。
あるいは図21に示す第実施形態のように、ベッド側厚み方向下側)半湾部の検出器222とその対向側(厚み方向上側)半湾部の検出器224に上下に2分割できる構造とすることもできる。ここで上側検出器224は、体形に合わせて、大小様々なものを設置できるようにすることもできる。
あるいは、図22に示す第参考形態のように、各検出器ユニット204をリンク232で結合してベルト状とし、同一のベルト状PET検出器230で、体形に応じて、検出器リングの大きさを変えるように構成しても良い。ここでベッド部分となる下半分においては、各検出器ユニット204は、例えば固定用ワイヤ234で固定されている。
一方、厚み方向上側の検出器ユニット204の関節部分には、図23に示す如く、角度情報を取得するエンコーダ236が付いている。従って、図24に示す如く、各検出器ユニット204の相対位置(隣り合う検出器ユニット間の空間位置座標関係)を得て、画像再構成計算による断層像を得ることが可能となる。
図24を用いて、被験者の体形に合わせてPET検出器の配置を変形する際の、エンコーダ236と画像再構成ワークステーション(WS)400との関係を説明する。PET検出器204で検出された消滅放射線の対は、データ収集システム500において、同時計数処理、データ収集処理等を通じて、計測データとなる。計測データは、画像再構成WS400に送られ、画像再構成処理ののち、断層像として画像出力される。画像再構成においては、正確な検出器の位置が分からないと、システムマトリクスを計算することができない。そこで、エンコーダ236を用いて、各隣り合う検出器ユニット間の空間位置座標関係を把握することで各検出器の位置を把握する。
具体的には、エンコーダ236によって、各検出器間の関節部分の相対的な角度情報が得られる。これらは、画像再構成WS400に送られる。まず検出器座標計算処理によって、検出器の座標が得られる。そして、この検出器座標を元に、システムマトリクスが計算される。画像再構成処理では、まとめて計算したシステムマトリクスを一括して読み込んでもよいし、必要なときに必要な分のシステムマトリクス要素を計算するon−the−fly処理とすることもできる。
参考形態において、小さい検出器リングにした状態を図25(a)に、大きい検出器リングにした状態を図25(b)に示す。
なお、図26に示す第参考形態のように、体形に合わせた大小のインナーフレーム30を用意し、ベッド20部分に接合できるようにして、図27に示すような、エンコーダを持たないベルト状PET検出器230に対して、空間位置座標(検出器位置)を正確且つ簡易的に把握できるようにすることもできる。ここでインナーフレーム30は、放射線を通し易く、且つ剛性を持つように、例えば強化プラスチック製とすることができる。
参考形態において、ベルト状PET検出器230をインナーフレーム30に装着している状態を図28に、装着後の状態を図29に示す。図29(a)は小さいリングサイズ、図29(b)は大きいリングサイズの例である。
なおベルト状PET検出器230は、各検出器ユニット204が自在に回動するだけでなく、図30に示す第参考形態のように、検出器ユニット204間の距離も可変とすることができる。関節部の詳細を図31に示す。
参考形態を用いた場合の小さいリングサイズの装着状態を図32(a)に、大きいリングサイズの装着状態を図32(b)に示す。図29(a)のように検出器を余らしたりすることなく、同数の検出器(図32では可動部の検出器ユニットは8個)で、異なる大きさのリングサイズを形成することができる。
この第参考形態においては、図33に示す変形例のように、インナーフレーム30に位置決め用の窪み30aを設けて、検出器位置が固定されるようにすることもできる。
図21に示す第実施形態、あるいは図26に示す第参考形態のように、予め用意してある大小さまざまな上側半湾部検出器224やインナーフレーム30から、患者の体形(大きさや形状)に合わせて適切なものを選択して使用する場合の、画像再構成処理について述べる。選択した上側検出器224やインナーフレーム30の大きさや形状によって、検出器ユニットの配置が一意に決まるため、エンコーダがなくても、検出器ユニットの空間位置座標を得ることができる。具体的には、ユーザーがコンソール上にて選択した上側検出器224やインナーフレーム30の種類を入力するか、上側検出器224やインナーフレーム30に識別タグをつけて、ベッド20側で使われた種類を自動判別することもできる。
システムマトリクスは、図24に示したように、検出器座標を元に毎回計算してもよいが、使用する上側検出器224やインナーフレーム30の種類が限られるため、それぞれのパターンの検出器配置に対応したシステムマトリクスを事前に計算しておき、データセットとして、画像再構成WS内記憶装置に保存しておいてもよい。
なお、ベルト状PET検出器は、頭部や胴体だけでなく、部位に特化した使用も可能である。図34は、ベルト状PET検出器の別の応用例を示す第参考形態である。ここでは、腕に特化して、腕を巻くようにベルト状PET検出器230を用いている。ここで、40はベルト状PET検出器を設置するテーブルである。
たとえば、頭部用PET装置(図には記されていない)で頭部の動態機能計測を行う場合など、数秒から数分の時間間隔で動脈血の採血を必要とするため、簡便ではない。これに対し腕に巻きつけたベルト状PET検出器を同時に使用すれば、動脈採血することなく、腕内部の動脈を流れるRIの濃度や流量を計測することができるため、動態機能計測が容易になる。ベルト状PET検出器は、動脈採血以外にも、部位に特化した高精度な画像診断も可能にする。部位としては、腕のほか、足、関節部分、首、乳房等が挙げられる。
図35に示す第実施形態は、患者10のセッティングを容易にするため、頭部用PET検出器212が、ベッド20のガイドレール21上を体軸方向にスライドできるようにしたものである。スライド機構の詳細を図36に示す。ここで、頭部用PET検出器212は取り外し可能とすることもできる。
なお図37に示す第実施形態のように、PET視野PがRFコイル視野FとMRI視野Mの間にある場合は、ベッド20とPET検出器210を独立してスライド可能とすることができる。
本実施形態によれば、ベッド20とPET検出器210を異なる速度でスライドさせることで、RFコイル視野幅Fに対応する広い視野をPETとMRIで測定することができる。
本実施形態における検査開始から検査終了までの状態を図38に示す。ベッド移動速度Vb、PET検出器移動速度Vp共に一定速度と仮定し、MRI測定時間=PET測定時間=Tと仮定すると、Vp、Vbは次式に示す如くとなる。
Vp=(P−M)/T …(2)
Vb=(F−M)/T …(3)
なお、第実施形態では、PET検出器が体軸方向で一体型とされていたが、図39に示す第10実施形態のように、頭部用PET検出器212と胴体用PET検出器214を分けても良い。ここで、頭部用PET検出器212とベッド20は一体化して速度Vbでスライドし、胴体用PET検出器214は速度Vpでスライドする。
10実施形態における検査開始から検査終了までの移動状態を図40に示す。ここで、ベッド移動速度Vb、PET検出器移動速度Vp共にそれぞれ一定速度と仮定し、MRI測定時間=PET測定時間=Tと仮定すると、VpおよびVbは次式で表される。
Vp=(B+H−M)/T …(4)
Vb=(F−M)/T …(5)
なお、図41に示す第11実施形態のように、PET検出器(少なくとも胴体用PET検出器214)が、ベッド20の移動とは独立して移動する機構を持つ場合、PET検出器に蓋が開くような工夫をしなくても、PET検出器214をMRI装置300内へ移動することによって、患者のセットアップを容易にすることができる。
即ち、患者セットアップ時には図41(a)に示す如く、PET検出器214をMRI患者ポート302内に移動し、ベッド20に患者10が乗り易いようにする。頭部用PET検出器212を装着する場合、図では左側に移動しておく。
次いで、図41(b)に示す如く、RFコイル312、314及び頭部用PET検出器212を装着する。具体的には、まず、頭部及び胴体用のRFコイル312、314を装着する。頭部用PET検出器212を付ける場合は、スライドして装着する。ここで頭部用RFコイル312は頭部用PET検出器212に一体化していても良い。
最後に、図41(c)に示す如く、ベッド20とPET検出器214のスライドによって、所定のMRI測定開始位置に移動する。
検査後の患者の退避は、上記と逆の順序で行なえば良い。
図では頭部からMRI患者ポート302中に入る構成を示しているが、脚側から入るようにしても良い。
又、図42に示す第12実施形態のように、送信用RFコイル304SをPET検出器210の内側に一体となるよう配設しても良い。受信用RFコイルは、より患者に密接するように設置するが、頭部用RFコイル312Rと胴体用RFコイル314Rでサイズを変えても良い。
図43は、全身ではなく、局所をPETとMRIで同時に計測をするための第13実施形態を示している。PET検出器210をベッド20上のガイドレール21に従ってスライドできるようにしており、計測する部位の位置に来るように、PET検出器210を自在に移動できる。MRI患者ポート302の外で、正確かつ安全にPET検出器210を計測部位に設置することができ、かつ、PET検出器210の設置後は、ベッド20上患者と一体にスライドするため、位置ずれを心配する必要もない。ベッド20とPET検出器210の段差をなくすために、クッション24を設置するが、クッション24は、PET検出器210の位置に応じて、長さを調整する必要がある。
図44は、第13実施形態を変形させた第14実施形態の要部構成を示す斜視図である。ベッド20は、ガイドレール21を含む土台20B、支柱20Sおよびカバー20Cから構成され、PET検出器210は、リングの一部を土台20Bとカバー20Cの間に挟むように配置する。これによって、患者と接するカバー20Cにおいて段差がなくなるほか、患者をベッドに寝かせたまま、計測箇所を覆う適切な位置にPET検出器210をスライド移動することができて、便利である。
図45は、第14実施形態の全体構成を示す側面から見た断面図である。ここでは、PET検出器210の内側に一体になるようにRFコイル304が配置されている。
図46は、第14実施形態の動作状態を示している。図46(a)のように、患者をベッドに寝かす際には、ベッドをMRI患者ポート302から遠ざけた状態で、PET検出器210をベッド端部に移動しておく。図46(b)のように、患者を寝かした後は、計測箇所(図では胸部)をPET検出器210が覆うように、PET検出器210をスライドする。患者セットアップが完了した後、PET検出器210をMRI患者ポート302中央に挿入し、MRI測定を開始する。
本発明により、PETとMRIの同時検査や、全身のPET/MRI検査が可能になり、有用性はきわめて高い。
10…患者(測定対象)
20…ベッド
21…ガイドレール
22…ベッド移動装置
26…ベッド上下機構
30…インナーフレーム
30a…位置決め用窪み
40…テーブル
204…検出器ユニット
210…PET検出器
212…頭部用PET検出器
214…胴体用PET検出器
220…PET検出器移動装置
222…ベッド側(下側)PET検出器
224…上側PET検出器
P…PET視野
B…胴体PET視野
H…頭部PET視野

Claims (11)

  1. PET検出器が測定対象のベッドに取付けられると共に、
    前記PET検出器を該ベッドの長手方向にスライドできる機構を備え
    前記PET検出器はリング構造であり、
    かつ前記PET検出器の測定視野幅が、少なくとも測定対象の頭部から大腿部までをカバーするように延設されていることを特徴とするPET装置。
  2. PET検出器が測定対象のベッドに取付けられると共に、
    前記PET検出器を該ベッドの長手方向にスライドできる機構を備え、
    前記PET検出器の測定視野幅が、少なくとも測定対象の頭部から体幹部までをカバーするように延設されると共に、
    前記PET検出器が、測定対象の長手方向に分割され、
    頭部用と体幹部用で分解能及び/又は感度が異なるPET検出器が用いられていることを特徴とするPET装置。
  3. 頭部用PET検出器の分解能が、体幹部用PET検出器の分解能より高いことを特徴とする請求項に記載のPET装置。
  4. 頭部用PET検出器を構成する検出器リングの内径が、体幹部用PET検出器を構成する検出器リングの内径より小径とされていることを特徴とする請求項2又は3に記載のPET装置。
  5. PET検出器が測定対象のベッドに取付けられると共に、
    前記PET検出器を該ベッドの長手方向にスライドできる機構を備え、
    前記PET検出器の測定視野幅が、少なくとも測定対象の頭部から体幹部までをカバーするように延設されると共に、
    前記PET検出器の測定対象の頭部部分において、少なくとも目を覆う部分に開口が設けられていることを特徴とするPET装置。
  6. PET検出器が測定対象のベッドに取付けられると共に、
    前記PET検出器を該ベッドの長手方向にスライドできる機構を備え、
    前記PET検出器を構成する検出器リングの断面形状において、測定対象の体幹部部分のベッド表面に対して垂直な厚み方向サイズが、PET検出器が体幹部に近接するよう、厚み方向と直交するベッド幅方向のサイズと異なるようにされていることを特徴とするPET装置。
  7. 前記PET検出器を構成する検出器リングの測定対象の体幹部部分における測定対象の厚み方向上側半湾部分の曲率半径が、厚み方向下側半湾部分の曲率半径より小とされていることを特徴とする請求項に記載のPET装置。
  8. PET検出器が測定対象のベッドに取付けられると共に、
    前記PET検出器を該ベッドの長手方向にスライドできる機構を備え、
    前記PET検出器を構成する検出器リングの、ベッド表面に対して垂直な方向上側半湾部分が開放可能とされていることを特徴とするPET装置。
  9. 前記上側半湾部分と残りの下側半湾部分とが分離可能とされていることを特徴とする請求項に記載のPET装置。
  10. PET検出器が測定対象のベッドに取付けられると共に、
    前記PET検出器を該ベッドの長手方向にスライドできる機構を備え、
    前記PET検出器を構成する検出器リングの少なくとも測定対象を覆う部分の大きさ及び/又は形状が、測定対象に応じて可変とされていることを特徴とするPET装置。
  11. PET検出器が測定対象のベッドに取付けられると共に、
    前記PET検出器を該ベッドの長手方向にスライドできる機構を備え、
    前記PET検出器の測定視野幅が、少なくとも測定対象の頭部から体幹部までをカバーするように延設されると共に、
    前記PET検出器が、測定対象の長手方向に分割され、
    頭部用のPET検出器が、体幹部用のPET検出器に対して移動可能及び/又は取り外し可能とされていることを特徴とするPET装置。
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