JP5939214B2 - 反射板 - Google Patents

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Description

本発明は反射板に関し、特に極薄金属板を反射材として用い、張力により反射面を平滑にする反射板に関する。
太陽光や太陽熱を利用した発電用途において、反射板によって集光、集熱して効率を高める技術がある。当該発電用途では、反射板には、一般的に、大型のガラスミラーが用いられるが、ガラスミラーは重量があることや割れ易いことなど、ガラスの特性に起因する問題が存在する。
一方、ガラスミラーの代替品として、表面反射率を80%以上とした、金属板、アルミ樹脂複合板、樹脂フィルムなどが検討、実用化されているが、大型の反射板に関しては、熱膨張によるゆがみや風荷重などの作用外力に対する対策が必要である。
これに対して、屋内利用のものでは、特許文献1に、垂直な壁面に設置する反射板(光ダクトパネル)に可撓性材料を用いる構造が提案されている。この構造は、面剛性がない可撓性材料の反射板(光ダクトパネル)の平面度を確保するために、光ダクトパネルの上端および下端を、取付け金具を介して壁面の上端および下端に取付け、下端に取り付けた取付け金具により光ダクトパネルに下方向への張力を与えている。
特開2002−343117号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の技術は、面剛性のない反射板用材料(光ダクトパネル)に張力を与えて平面度を確保するものであるが、屋内使用が前提であって、屋外使用に適用することができない。
すなわち、前記特許文献1に記載の技術においては、工場で組み上げた光ダクトパネルを現地に搬入して設置する際に、大型化した光ダクトパネルの場合、搬入時や設置時に歪みや変形が生ずる可能性がある。そこで、これを防ぐために、光ダクトパネルに剛性を持たせる必要があるが、設置後には必要のない強度を維持するのはコスト高になるとして、設置後の強度は運搬時や設置時の強度よりも小さいことを明示している。したがって、前記特許文献1に記載の技術では、搬入時や設置時以上に外力が作用する屋外使用には到底耐えることができないのは自明である。
そこで、屋外使用にも充分に耐える強度を備えた反射板として、極薄の金属板(以下、極薄金属板とも呼ぶ)を反射材として用いることが考えられる。
ただし、その際に、前記特許文献1に記載の技術をそのまま転用すると、以下のような問題が生じてしまう。
すなわち、前記特許文献1に記載の技術では、リベット等のファスナーが光ダクトパネルを貫通して、光ダクトパネルが取付け金具に固定されている。そのため、大きな張力が作用した場合には、張力に対して光ダクトパネルとファスナーの軸部での支圧により対抗することになるが、この構成をそのまま使用し、光ダクトパネルの代替として、極薄金属板を反射材として利用すると、張力の増大に伴い、ファスナー部分ですべりが生じ、当該部分の支圧により、反射面に歪みが生じ、更に張力を導入すると、当該部分から支圧破壊を起こすことが判っている。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、自重で自立するのが難しい、あるいは塑性変形を生じる極薄の金属板を反射材として利用した反射板において、大型化した場合や屋外使用の場合でも良好な反射面を保持することができる反射板を提供することを目的とするものである。
極薄の金属板を反射材として利用するにしても、自重と外力(風荷重など)に対抗して反射面の平面度を確保するためには、導入張力を大きくする必要があるが、風荷重などによって付加される張力によって、極薄金属板が外れないようにすることも必要になる。
そこで、本発明は以下のような特徴を有する。
[1]矩形の極薄金属板の一方の面を反射面として用いる反射板であって、
前記極薄金属板の長辺側または短辺側のいずれかの辺側の両端部をそれぞれ固定部材に巻き付け、それら2つの固定部材のうち、少なくとも一方の固定部材を移動可能に保持しておき、
前記移動可能に保持された固定部材の両端近傍、または/および、前記固定部材の両端の間である枠辺中間部に1ヶ所以上、に設置した調整部材により、双方の固定部材が離間する方向に固定部材を移動させて、前記極薄金属板に張力を導入するとともに、その導入された張力に応じて、固定部材への極薄金属板の固定が強固になるようにしたことを特徴とする反射板。
[2]前記極薄金属板の両端部に、反射面の裏面側に向う折り曲げ部を設け、
前記固定部材を、極薄金属板の両端部の幅以上の長さを有する円形断面の管状体とするとともに、当該固定部材の長手方向に極薄金属板の両端部の幅以上の長さを有するスリット部を設けておき、
当該スリット部に前記極薄金属板の両端部の折り曲げ部を挿入した後、前記極薄金属板の反射面の裏面側に向って前記固定部材を1周以上回転させ、前記極薄金属板を前記固定部材に巻き付けて保持することを特徴とする前記[1]に記載の反射板。
[3]前記調整部材と前記固定部材の間に押圧部材を配し、
前記調整部材により、前記押圧部材を双方の固定部材が離間する方向に移動させて、極薄金属板に張力を導入するとともに、前記押圧部材と前記固定部材によって極薄金属板を挟圧支持することを特徴とする前記[1]または[2]に記載の反射板。
[4]極薄金属板は、基材が鋼板であり、表面に表面粗度がRa≦0.015μmである反射膜を備えていることを特徴とする前記[1]〜[3]のいずれかに記載の反射板。
本発明においては、極薄金属板を反射材として利用した反射板として、大型化した場合や屋外使用の場合でも良好な反射面を保持することができる。
すなわち、本発明に係る反射板は、反射材に強度の高い極薄金属板を用い、その特性を利用して大きな張力を導入するのに際し、極薄金属板の両端部をそれぞれ固定部材に取付け、双方の固定部材が離間する方向に固定部材を移動させて、極薄金属板に張力を導入するようにしているとともに、その導入された張力に応じて、固定部材への極薄金属板の固定が強固になるようにしているので、極薄金属板に局部的な応力集中をさせることがなく、導入張力を大きくして、屋外で作用する外力に対抗させることができるとともに、極薄金属板の固定部分の局部破壊やゆがみを防止することができる。
本発明の実施形態1、2に係る反射板を示す図である。 本発明の実施形態1における固定部材への極薄金属板の巻き付け状態を示す図である。 本発明の実施形態2における極薄金属板の端部を示す図である。 本発明の実施形態2における固定部材を示す図である。 本発明の実施形態2における固定部材への極薄金属板の巻き付け状態を示す図である。 本発明の実施形態3に係る反射板を示す図である。 本発明の実施形態3における固定部材への極薄金属板の固定状態を示す図である。
本発明に係る反射板は、反射材に強度の高い極薄金属板を用い、その特性を利用して大きな張力を導入するのに際し、極薄金属板の両端部をそれぞれ固定部材に巻き付け、双方の固定部材が離間する方向に固定部材を移動させて、極薄金属板に張力を導入するとともに、その導入された張力に応じて、固定部材への極薄金属板の固定度を増加させるようにしている。これによって、極薄金属板に局部的な応力集中をさせることがなく、導入張力を大きくして、屋外で作用する外力に対抗させることができるとともに、極薄金属板の固定部分の局部破壊やゆがみを防止することができる。
以下に、本発明の実施形態(実施形態1〜3)を図面に基づいて説明する。なお、ここでは、反射面が水平になった状態で説明するが、もちろん、それに限定されるものではない。
[実施形態1]
本発明の実施形態1について述べる。
図1は、本発明の実施形態1に係る反射板を示す図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は側面図である。また、図2は、本発明の実施形態1における固定部材への極薄金属板の巻き付け状態を示す図であり、図2(a)は側面図、図2(b)は平面図である。
(1)反射板の枠
反射板1の枠10には、反射面に用いる極薄金属板11に剛性がなく、導入張力が大きいため、強固な材料を用いる。鋼材やアルミ押し出し材など、適切な材料を用いて、所定の強度、剛性を確保する必要がある。幅、長さは任意に設定可能である。
(2)反射面を構成する極薄金属板
反射面に用いる極薄金属板11は、自重で塑性変形を生じてしまう程度の薄い板厚を基本とするが、自重で自立するのが難しい厚みと大きさを有し、固定部材への巻き付け可能な厚さまでの板厚を包含して定義したものである。基材の材質は、入手と取り扱いの容易さから、例えば、鋼板が好ましい。強度は使用環境に応じて選択すればよいが、引張強度270〜490MPaが好適である。反射面の幅が300mm程度以下、長さが1〜2m程度の場合、基材の厚さは、0.05mm程度から0.3mm程度までが最も好適である。この範囲外の強度や板厚でも、反射板1および各部材の大きさを考慮して、任意に設定することができる。例えば、極薄金属板11の板厚が厚くなると、重量やスプリングバックの増加により、極薄金属板11は、後述する固定部材12に巻き付けにくくなっていくが、反射板11の幅や長さが大きくなると、導入張力が大きくなるため、変形防止のためには、固定部材12も大型化する必要があり、この場合は、曲率が大きくなるため、0.5mm、あるいはそれ以上の板厚でも問題なく使用できる。
極薄金属板11の反射面として用いる面には、反射率を上げる為、研磨する、別材料を成膜する、別材料を張り付ける等の加工を行ってもよい。例えば、表面粗度がRa≦0.015μmである反射膜を備えた構造であることが望ましい。また、防食性を増加させるために、基材の裏面および/または反射面(別材料が成膜されている場合には、その成膜上)にフィルム状の保護膜を備えていることも望ましい。
さらに、表裏の膜は、基材の幅あるいは長さを超えて延長して重ね合わせて密着し、あるいは、別途端面カバーにより、少なくとも、固定部材12への非巻き付け部となる側の端面は基材端面が露出しない構造とするとなお望ましい。さらに、反射膜の表面に表面粗度がRa≦0.015μmであるSi、Alからなる保護膜を有するとより望ましく、反射膜がAl及び/またはAgを50質量%以上含有し、基材がCrを10〜35質量%含むステンレス鋼板であると最も望ましい。
極薄金属板11は長方形であり、ここでは、極薄金属板11の長辺側の両端部は、それぞれ、極薄金属板11の長辺よりも長い、棒状あるいは管状の固定部材12に巻き付けられて保持される。なお、その際に、ここでは、極薄金属板11の長辺側端部に両面テープ30の一方の面を貼り付けておき、その両面テープ30の他方の面を固定部材12の表面に貼り付けた後、固定部材12を回転させて、極薄金属板11を固定部材12に巻き付けているが、その他の手段の併用、例えば、嵌合、接着、粘着、溶接などの手段を併用することができる。なお、両面テープは、防水性を有するものが好ましく、ブチルゴムなどのゴム系が最も好ましい。
(3)固定部材
少なくとも一方の固定部材12は、極薄金属板11の短辺の長さ方向に沿って水平方向に平行移動可能な状態で、極薄金属板11の長辺側端部を保持する。固定部材12は、鋼管等の金属管として、形状は円形が望ましいが、角部にRがある角鋼管を用いてもよい。
固定部材12は、その両端部をハット形状の金物(ハット形鋼)で上方から押さえ、水平移動可能に保持してもよいが、水平方向に向けて貫通するボルト孔22を設けて、ボルト孔22にボルト21を通して固定してもよい。ボルト21を近接して2本以上通せば、特別な措置をとらずに、水平方向に平行移動する機構を容易に形成できる。
(4)固定部
形鋼により構成した長方形枠10の長辺側の両端部に、固定部材12の固定部を設ける。ただし、長方形枠10にハット形鋼を利用するなどして、上方から固定部材12を押さえる構造であれば、別途固定部を設ける必要はない。
固定部材12にボルト孔22を設けた場合には、長方形枠10の長辺側の両端部に、それぞれ1箇所ずつ、合計4箇所の第1固定部13を設ける。第1固定部13には、固定部材12を固定するボルト21を挿入可能なボルト孔23が設けられる。
そして、その水平方向に平行移動可能に保持する固定部材12の内側、即ち、短辺の中心側に、第1固定部13に対向する第2固定部14を設ける。第2固定部14にも、固定部材12を固定するボルト21を挿入可能なボルト孔24が設けられる。
第1固定部13と第2固定部14の間隔は、固定部材12の幅(直径)に水平移動させる距離を加えた距離以上とする。一方の固定部材12を水平移動させない場合には、その固定部材12に対応する第1固定部13と第2固定部14の間隔は、固定部材12の幅(直径)としても良い。
(5)調整部、調整部材
第2固定部14には、固定部材12を固定するボルト21用のボルト孔24のほかに、ねじ切り部(めねじ部)25を設け、短辺の中心方向をねじ頭側にして、有効ねじ長さが水平移動距離以上となるボルト(調整部材)15を配した調整部を有する。ボルト21の本数を2本とすると、その2本のボルト21の間に調整部材15を設けるとよい。調整部材15先端側には、ばねをはめ込んでもよい。調整部材15をねじ込むことによって、調整部材15が固定部材12を押し出し、極薄金属板11に張力を与える。この際、極薄金属板11は、固定部材12に巻きつけられているので、より固定部材12に強く締め付けられることになり、固定度合も向上していく。
なお、反射材(極薄金属板)11が長尺化する場合は、固定部材12の両端だけ外側に押し広げると、固定部材12の剛性と極薄金属板11の強度の関係によって、枠長辺端部近傍(調整部材15近傍)と枠長辺中央部(極薄金属板11長辺中央部)では押し出し量が異なり、固定部材12が鼓状に変形してしまうため、調整部材15は、枠長辺端部だけでなく、枠長辺中間部にも1ヶ所以上設置するとよい。これにより、固定部材12全体の押し出し量の調整が可能となり、極薄金属板11の良好な平面を確保できる。この際、枠長辺中間部に配置する調整部材15を取り付ける部材の高さは、固定部材12の上端位置よりも低くする必要がある。
その一方で、反射板11の形状によっては、調整部材15の設置を、固定部材12の枠長辺端部なる両端2ヶ所とはせずに、固定部材12の枠長辺中間部にのみ1ヶ所以上としてもよい。
(6)押圧部材
極薄金属板11が薄いため、枠長辺中間部では、調整部材15のねじ込みだけで固定部材12の押し出しを行うと、調整部材15先端で極薄金属板11を損傷させる恐れがある。そこで、枠長辺端部に設置した調整部材15のねじ先端と固定部材11の間には、板状の押圧部材16を介するとよい。固定部材12を固定するボルト21の本数を1箇所あたり2本とすると、押圧部材16の両端に、ボルト21を貫通させ、容易にスライド可能となる大きさの貫通孔26を設ければよく、調整部材15をねじ込むことによって、押圧部材16は枠の外側に移動し、固定部材12を押し出すことによって、極薄金属板11に張力を与える。調整部材15が枠長辺中間部にも設置されている場合は、そこでは、極薄金属板11を固定部材12と押圧部材16で挟持して固定する。この押圧部材16は比較的板厚が厚い方がよく、それにより、固定部材12の局所的変形を防止する。押圧部材16は、平板状でも良いが、固定部材12の外形にあわせた形状、ここでは、円弧状の板とすると、押圧による摩擦がより大きくなり、極薄金属板11の固定度をより高めることができる。
[実施形態2]
本発明の実施形態2について述べる。なお、上記の本発明の実施形態1と同じ部分については、ここでの説明を省略する。
図3は、本発明の実施形態2における極薄金属板の長辺側端部の状態を示す図である。また、図4は、本発明の実施形態2における固定部材を示す図であり、図4(a)は平面図、図4(b)は図4(a)のA−A矢視断面図である。また、図5は、本発明の実施形態2における固定部材への極薄金属板の巻き付け状態を示す図であり、図5(a)は側面図、図5(b)は平面図である。
(2)反射面を構成する極薄金属板
極薄金属板11の長辺側端部には、反射面の裏面側に向う折り曲げ部が形成されている。例えば、極薄金属板11の長辺側端部の反射面の裏面にL形状の金物27を両面テープ30で取り付けて、折り曲げ部28を形成してもよいし、極薄金属板11の短辺側端部を反射面の裏面側にL状に折り曲げて、折り曲げ部28を形成してもよい。
なお、この折り曲げ部28は、後述する固定部材12のスリット29に嵌め込む。
(3)固定部材
固定部材12には、ボルト21用のボルト孔22と直交して、断面視で90度となる位置に、スリット29が形成されている。
ここで、スリット29の幅は、極薄金属板11の厚さより広く、スリット29の長さは、極薄金属板11の長辺よりも長くなっている。ただし、スリット29を固定部材12の全長に亘らせると、応力解放により、固定部材12に変形を生じさせ、精度確保が困難になることがあるので、固定部材12の両端部分は連続した管状部を残すことが望ましい。
そして、スリット29に、極薄金属板11の長辺側端部に形成された折り曲げ部28を嵌め込む。その後、固定部材12を反射面の裏面側に向って回転させて、極薄金属板11を固定部材12に巻き付けて保持するようにする。
ここで、固定部材12への巻き付け量は1周以上とし、より好ましくは1周半である。こうすれば、スリット29が下向きになり、カバー等をしなくてもスリット29から雨等が浸入することがなく、後述する挟圧支持にも好適である。
また、極薄金属板11を固定部材12に巻き付ける際には、ブチルゴム等の耐久性があり、柔軟な両面テープ30を折り曲げ部28に隣接する極薄金属板11の裏面に配して、固定部材12と極薄金属板11を粘着させると、極薄金属板11のずれが生じにくくなり、折り曲げ部28の保護にもなる。
[実施形態3]
本発明の実施形態3について述べる。なお、上記の本発明の実施形態1、2と同じ部分については、ここでの説明を省略する。
図6は、本発明の実施形態3に係る反射板を示す図であり、図6(a)は平面図、図6(b)は側面図である。また、図7は、本発明の実施形態3における固定部材への極薄金属板の固定状態を示す図である。
(6)押圧部材
最も望ましくは、押圧部材16を、長さが固定部材12の全長にわたり、かつ高さが固定部材12の高さ以下であり、板状断面を備えた板状体あるいは固定部材12の外周以上の内半径を有する円弧状の立ち上げ部を有する矩形断面(L型断面)あるいは多角形断面を備えた棒状体とすることである。
これにより、押圧部材16に対して調整部材15をねじ込むと、固定部材12は全長に亘って外側に押し出され、さらに、押圧部材16と固定部材12とで、全長に亘って極薄金属板11を挟圧して固定するので、導入張力が大きくなるにつれて、固定部材12からの抜け出しや、破断の危険が増す極薄金属板11の折り曲げ部28について、初期張力導入段階では、位置決めと張力に対する反力部位としての機能を確保させ、大きな張力を導入するにつれて、固定部材12と押圧部材16との挟圧力が増加して、固定部材12と押圧部材16との間で極薄金属板11を固定する構造に変化させることができ、良好な固定状態を維持することができる。
以上、説明したように、本発明においては、極薄金属板を反射材として利用した反射板として、大型化した場合や屋外使用の場合でも良好な反射面を保持することができる。
すなわち、本発明に係る反射板は、反射材に強度の高い極薄金属板を用い、その特性を利用して大きな張力を導入するのに際し、極薄金属板の両端部をそれぞれ固定部材に取付け、双方の固定部材が離間する方向に固定部材を移動させて、極薄金属板に張力を導入するようにしているとともに、その導入された張力に応じて、固定部材への極薄金属板の固定が強固になるようにしているので、極薄金属板に局部的な応力集中をさせることがなく、導入張力を大きくして、屋外で作用する外力に対抗させることができるとともに、極薄金属板の固定部分の局部破壊やゆがみを防止することができる。
さらに、極薄金属板の両端部に折り曲げ部を設けておくとともに、固定部材にスリット部に設けておき、折り曲げ部をスリット部に挿入した後、固定部材を1周以上回転させ、極薄金属板を固定部材に巻き付けて保持するようにすれば、位置決めを容易にし、かつ、大きな張力を導入前にも、一定レベルの平面度を確保でき、周面摩擦を利用して、極薄金属板の固定度を向上させることができる。
また、調整部材と固定部材の間に押圧部材を配し、押圧部材を双方の固定部が離間する方向に移動させて、極薄金属板に張力を導入するとともに、押圧部材と固定部材によって極薄金属板を挟圧支持するようにすれば、導入張力が大きくなるにつれて、抜け出しや破断の危険が増す極薄金属板の両端部について、初期張力導入段階では、位置決めと張力に対する反力部位としての機能を確保させ、大きな張力を導入するにつれて、固定部材と押圧部材との挟圧力が増加して、当該部位で固定する構造に変化させることができ、良好な固定状態を維持することができる。
さらに、極薄金属板は、基材を薄鋼板とし、その表面に表面粗度がRa≦0.015μmである反射膜を備えるようにすれば、高い反射率を維持する強度の高い反射板を得ることができる。
上記の本発明の実施形態(実施形態1〜3)によって、本発明の主な構成を説明したので、ここでは、その具体的な事例(実施例1〜3)として、長方形枠10の外形寸法を1800mm×272mmとし、極薄金属板11(反射面)の長辺の長さを1600mmとした試作事例について説明する。実施例1〜3はそれぞれ実施形態1〜3に対応している。
[実施例1]
(1)反射板の枠
枠10として、短辺を、山形鋼L−50×50×4で、長さ272mmとし、長辺を、山形鋼L−50×50×4で、長さ1800mmとし、長辺中央部の近傍において、後述する第2固定部14の両側に、山形鋼L−50×50×4で、長さ172mmの補強部材を配した。これらは、溶接により接合したが、ボルト、ナット等のファスナーを用いて組み立てても良い。
(2)反射面を構成する極薄金属板
極薄金属板11は、引張り強度400MPaのステンレス鋼板を基材にした。ステンレス鋼板の板厚は0.1mmとし、その表面に表面粗度がRa0.015μmの反射膜を設けた。反射膜は、アルミニウムを90質量%以上含有させて、蒸着法により、膜厚を0.2μm以下となるように成膜する。さらに、反射膜の表面には、シランカップリング剤を用いた厚さ0.5μmの保護層を設けた。ステンレス鋼板は、反射層(反射膜)と保護層の表面の粗度を低下させるため、予めペーパー研磨と電解研磨の複合研磨によって処理した。原板の幅は500mm、厚さは0.05mm、長さは1600mmである。長辺側の両端部には、厚さ0.5mm、幅20mmのブチルゴム両面テープを取り付けた。
(3)固定部材
固定部材12は、外径27.2mm、板厚2.3mm、長さ1800mmの鋼管とした。固定部材12の両端部には、端部から15mm、60mmの位置に、直径7mmのボルト孔22を設けた。また、極薄金属板11の取り付けのために、固定部材12の両端から、それぞれ100mmの位置にマーキングを行った。
(4)固定部
(4a)第1固定部
第1固定部13は、板厚6mm、高さ90mm、幅75mmの板材とし、その両幅端部からそれぞれ15mm、下端から63.5mmの位置に、直径7mmのボルト孔23を設け、枠10の長辺部の両側端に取り付けた。
なお、ボルト孔23の位置は、枠10の上面から、固定部材12の外径の1/2だけ高い位置以上の位置になるように決定すればよい。
(4b)第2固定部
第2固定部14は、山形鋼L−40×40×5で、長さ75mmとし、その長さ方向両端部からそれぞれ15mm、下端から13.5mmの位置に直径7mmのボルト孔24を設け、枠10の短辺部の上面の、第1固定部13から39mm離隔した位置に、その下フランジを枠10の短辺の中心側に向けて配置した。
なお、ボルト孔24の位置は、枠10の上面から、固定部材12の外径の1/2だけ高い位置以上の位置になるように決定すればよく、ボルト孔23と正対するようにする。
(5)調整部材
第2固定部14には、2箇所のボルト孔24の中間位置に、6mmのねじ切り部(めねじ部)25を設けて、そのねじ切り部25に、呼び径6mm、長さ20mmのボルト(調整部材)15を、その先端を枠10の外側に向けて配した。
枠10の長辺の中央部には、第2固定部14の調整部材15と同じ高さ位置となるようにした調整部材15を配した。ここでは、枠10の長辺の中央部のみに配したが、より細かい間隔で配するとより望ましい。当該部分は、張力導入部となるため、調整部材15のねじこみにより枠10が外側にゆがむことを防止するために、適宜、前述の補強部材を配する。
(6)押圧部材
押圧部材16は、高さ30mm、幅75mm、板厚5mmの鋼板とし、両幅端部から15mmの位置に、直径7mmのボルト孔26を設けた。
(7)反射板ユニットの組立て
極薄金属板11両端部のブチルゴム両面テープ30により、極薄金属板11両端部をそれぞれ固定部材12に貼り付けた。貼り付け位置は、固定部材12の両端からそれぞれ100mmの位置で、固定部材12の断面視で、ボルト孔22と90度の位置に、極薄金属板11の長辺を合わせて、固定部材12を反射面の裏面側に向って巻き付け、反射板ユニットを構成した。固定部材12への巻き付け量は1周半として、極薄金属板11の長辺端部が固定部材12の下面側になるように配置した。
(8)反射板ユニットの取り付け
第1固定部13と第2固定部14の間に固定部材12の端部を配置し、それぞれのボルト孔22、23、24の位置を合わせて、呼び径6mm、長さ65mmのボルト21を貫装した。押圧部材16は省略することもできるが、ここでは、第2固定部14と固定部材12の間に、押圧部材16を介装した。
それぞれの調整部に配した調整部材15をねじ込むことにより、押圧部材16を介して、固定部材12を外側に押し出し、所定の張力を与えて反射面を平面に形成した。
[実施例2]
実施例1で示した反射板について、極薄金属板11の端部に折り曲げ部28を形成し、その折り曲げ部28を固定部材12のスリット29に嵌合して、極薄金属板11を固定部材12に巻き付ける手順について説明する。なお、実施例1と同じ部分については、ここでの説明を省略する。
(2)反射面を構成する極薄金属板
極薄金属板11の原板の幅は500mm、厚さは0.05mm、長さは1600mmとし、長辺側の両端部に、厚さ0.2mmのステンレス鋼板をL形状に曲げ加工した長さ1600mmのL形状の金物27(L−20×20×0.2)を厚さ0.5mmの両面テープ30により貼り付けて、極薄金属板11の端部に折り曲げ部28を形成した。
(3)固定部材
固定部材12は、外径27.2mm、板厚2.3mm、長さ1800mmの鋼管とし、それぞれの両端から95mmの範囲を除外して、長手方向に幅0.5mmのスリット24を形成した。固定部材12の両端部には、端部から15mmと60mmの位置に、直径7mmのボルト孔22を、スリット29に対して断面視で90度の位置で、かつ平面視でスリット29と直交するように設けた。
(7)反射板ユニットの組立て
極薄金属板11の長辺側両端に形成した折り曲げ部28を固定部材12のスリット29に嵌め込み、固定部材12を反射面の裏面側に向って回転させて、極薄金属板11を固定部材12に巻き付けて、反射板ユニットを構成した。極薄金属板11の巻き付け量は、1周半として、スリット29を下向きに配置した。そのため、当該部分のカバーは省略した。また、極薄金属板11の巻き付けに際しては、ブチルゴム両面テープ30を併用した。ブチルゴム両面テープ30は、折り曲げ部28に近接する極薄金属板11裏面に配し、極薄金属板11の位置決めと折り曲げ部28の保護を行った。
[実施例3]
実施例1、2で示した反射板について、押圧部材16を、長さが固定部材12の全長にわたり、かつ高さが固定部材12の高さ以下であり、板状断面を備えた板状体あるいは固定部材12の外周以上の内半径を有する円弧状の立ち上げ部を有する矩形断面あるいは多角形断面を備えた棒状体とした例として、押圧部材16にアングル部材(山形鋼)を用いた例について説明する。実施例1、2と同じ部分については、ここでの説明を省略する。
(4)固定部
(4a)第1固定部
第1固定部13は、板厚6mm、高さ90mm、幅75mmの板材とし、その両幅端部からそれぞれ15mm、下端から63.5mmの位置に、直径7mmのボルト孔23を設け、枠10の長辺部の両側端に取り付けた。
なお、ボルト孔23の位置は、枠10の上面から、押圧部材(アングル部材)16をL形状に正立させた状態で、アングル部材16の横材となる辺(下フランジ)の板厚と固定部材12の外径の1/2だけ高い位置以上の位置になるように決定すればよい。
(4b)第2固定部
第2固定部14は、山形鋼L−40×40×5で、長さ75mmとし、その長さ方向両端部からそれぞれ15mm、下端から13.5mmの位置に直径7mmのボルト孔24を設け、枠10の短辺部の上面の、第1固定部13から39mm離隔した位置に、その下フランジを枠10の短辺の中心側に向けて配置した。
なお、ボルト孔24の位置は、枠10の上面から、押圧部材(アングル部材)16をL形状に正立させた状態で、アングル部材16の横材となる辺(下フランジ)の板厚と固定部材12の外径の1/2だけ高い位置以上の位置になるように決定すればよく、ボルト孔23と正対するようにした。
(5)調整部材
第2固定部14には、2箇所のボルト孔24の中間位置に、6mmのねじ切り部(めねじ部)25を設けて、そのねじ切り部25に、呼び径6mm、長さ20mmのボルト(調整部材)15を、その先端を枠10の外側に向けて配した。
枠10の長辺の中央部には、第2固定部14の調整部材15と同じ高さ位置となるようにした調整部材15を配した。ここでは、枠10の長辺の中央部のみに配したが、より細かい間隔で配するとより望ましい。当該部分は、張力導入部となるため、調整部材15のねじこみにより枠10が外側にゆがむことを防止するために、適宜、前述の補強部材を配する。
(6)押圧部材
押圧部材16は、山形鋼L−30×30×3で、長さ1800mmとし、その長さ方向両幅端部から15mmと60mmの位置に、直径7mmのボルト孔26を設けた。
(8)反射板ユニットの取り付け
第1固定部13と第2固定部14の間に固定部材12の端部を配置し、それぞれのボルト孔22、23、24の位置を合わせて、呼び径6mm、長さ65mmのボルト21を貫装した。第2固定部14と固定部材12の間に、押圧部材16を、そのウェブが第2固定部14側に向くようにして配置した。
それぞれの調整部に配した調整部材15をねじ込むことにより、押圧部材16を介して、固定部材12を外側に押し出し、所定の張力を与えて反射面を平面に形成した。
これにより、調整部材15をねじ込むと、固定部材12は全長に亘って外側に押し出され、さらに、押圧部材16と固定部材12とで、全長に亘って極薄金属板11を挟圧支持するので、導入張力が大きくなるにつれて、当該部分での押圧力が増して固定度が向上する。
したがって、極薄金属板11端部の固定部材12からの抜け出しや、極薄金属板11の折り曲げ部28の破断が防止され、初期張力導入段階では、位置決めと張力に対する反力部位としての機能を確保させ、大きな張力を導入するにつれて、固定部材12と押圧部材16との挟圧力が増加して、当該部位で固定する構造を実現し、良好な固定状態とすることができる。
なお、上記の実施例1〜3において、枠10の大きさ、極薄金属板11の寸法、固定部材12等の各部材の形状などは、ここで示した寸法、形状に限定するものではない。
また、上記の実施例1〜3では、極薄金属板11の長辺側に固定部材12を取り付けた事例について説明したが、極薄金属板11の短辺側に固定部材12を取り付けてもよい。その場合、第1固定部13、第2固定部14の説明に関しては、長辺を短辺、短辺を長辺にそれぞれ読み替え、他の部分の長さ寸法は、適宜適切に調整をするものとする。
また、第1固定部13、第2固定部14については、各部で独立した形態について示したが、第1固定部13、第2固定部14の一方、あるいは両方について、枠10の長辺側全長または短辺側全長に亘るように一体に連続させてもよい。特に、第2固定部14については、一体に連続させることによって、枠10の剛性を高め、設置時、張力導入時の変形を抑制する効果を高めることができる。
なお、導入する張力は、温度差による伸縮を考慮し、高温状態で張力が抜けないようにする必要がある。
例えば、温度差を50℃とすれば、伸縮は0.09mm(歪度0.0006 123N/mm)となり、この歪度を与える張力は6150N/m以上である。そして、風荷重3000N/m、ミラー幅(反射面幅)を250mm程度としたときの作用風力を750N/mと仮定すると、歪増加は0.01mmとなるが、この場合、降伏点あるいは0.2%オフセット耐力を280N/mmとして、この応力度を許容値とすれば、許容値は14000N/mであり、問題なく使用できることを確認している。
しかし、枠10を鋼材とすることで、実際は枠10(日射吸収率50〜80%)と極薄金属板11(日射吸収率10〜20%)の熱伸縮との差分なので、上記応力作用せず、最大0.06mm 4000N/m程度と想定される。
1 反射板
10 枠
11 極薄金属板
12 固定部材
13 第1固定部
14 第2固定部
15 調整部材
16 押圧部材
21 ボルト
22 ボルト孔
23 ボルト孔
24 ボルト孔
25 ねじ切り部
26 貫通孔
27 L形状の金物
28 折り曲げ部
29 スリット
30 両面テープ

Claims (4)

  1. 矩形の極薄金属板の一方の面を反射面として用いる反射板であって、
    前記極薄金属板の長辺側または短辺側のいずれかの辺側の両端部をそれぞれ固定部材に巻き付け、それら2つの固定部材のうち、少なくとも一方の固定部材を移動可能に保持しておき、
    前記移動可能に保持された固定部材の両端近傍、または/および、前記固定部材の両端の間である枠辺中間部に1ヶ所以上、に設置した調整部材により、双方の固定部材が離間する方向に固定部材を移動させて、前記極薄金属板に張力を導入するとともに、その導入された張力に応じて、固定部材への極薄金属板の固定が強固になるようにし、
    前記極薄金属板の両端部に、反射面の裏面側に向う折り曲げ部を備え、
    前記固定部材は、極薄金属板の両端部の幅以上の長さを有する円形断面の管状体であるとともに、当該固定部材の長手方向に極薄金属板の両端部の幅以上の長さを有するスリット部を備え、
    当該スリット部に前記極薄金属板の両端部の折り曲げ部が挿入され、かつ前記固定部材には、前記極薄金属板の反射面の裏面側に向って前記極薄金属板が1周以上巻き付けられてなることを特徴とする反射板。
  2. 矩形の極薄金属板の一方の面を反射面として用いる反射板であって、
    前記極薄金属板の長辺側または短辺側のいずれかの辺側の両端部をそれぞれ固定部材に巻き付け、それら2つの固定部材のうち、少なくとも一方の固定部材を移動可能に保持しておき、
    前記移動可能に保持された固定部材の両端近傍、または/および、前記固定部材の両端の間である枠辺中間部に1ヶ所以上、に設置した調整部材により、双方の固定部材が離間する方向に固定部材を移動させて、前記極薄金属板に張力を導入するとともに、その導入された張力に応じて、固定部材への極薄金属板の固定が強固になるようにし、
    前記調整部材と前記固定部材の間に押圧部材を配し、
    前記調整部材により、前記押圧部材を双方の固定部材が離間する方向に移動させて、極薄金属板に張力を導入するとともに、前記押圧部材と前記固定部材によって極薄金属板を挟圧支持することを特徴とする反射板。
  3. 前記極薄金属板の両端部に、反射面の裏面側に向う折り曲げ部を備え、
    前記固定部材は、極薄金属板の両端部の幅以上の長さを有する円形断面の管状体であるとともに、当該固定部材の長手方向に極薄金属板の両端部の幅以上の長さを有するスリット部を備え、
    当該スリット部に前記極薄金属板の両端部の折り曲げ部が挿入され、かつ前記固定部材には、前記極薄金属板の反射面の裏面側に向って前記極薄金属板が1周以上巻き付けられてなることを特徴とする請求項2に記載の反射板。
  4. 極薄金属板は、基材が鋼板であり、表面に表面粗度がRa≦0.015μmである反射膜を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の反射板。
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