JP5938001B2 - 自動販売機管理サーバ、自動販売機管理システム、自動販売機管理方法およびプログラム - Google Patents

自動販売機管理サーバ、自動販売機管理システム、自動販売機管理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、オフィスビル等における省エネルギー活動を推進するための自動販売機管理システム等に関するものである。
例えばオフィスビルなどには、複数のテナントが入り、それぞれ電気やガスなどのエネルギーを消費する。近年、省エネルギー活動が注目されており、オフィスビル内においても、各テナントが省エネルギー活動を行う場合がある。省エネルギー活動を行うと、エネルギーの使用料金(例えば電気料金やガス料金など)を削減することができる。
しかし、このような省エネルギー活動によって削減される費用は、ビルオーナーや各テナント企業が享受することはできるが、実際にそこで働く利用者などには直接還元されることがない。すなわち、実際に、省エネルギー活動によって我慢を強いられている協力者には、その効果が還元されることがなかった。このため、持続的な省エネルギー活動を期待することが困難であった。
このような、省エネルギー活動により生じる効果を、実際に活動を行った者へ還元する方法としては、例えば、省エネルギー活動をポイント化して、エコポイントとして還元する方法がある。
特開2013−16137号公報
しかし、特許文献1のような、従来のポイントによる還元では、間接的な還元であるため、省エネルギー活動を行った場所で、すぐに協力者が使用できるものではない。このため、結果的に、省エネルギー活動を促進するには不十分であった。また、省エネルギー量の算定が、前年同日のなどの過去の実績値との単純な比較であるため、天候や気温等の影響を強く受ける。このため、省エネルギー活動者の貢献度を適正に反映することができなかった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、省エネルギー活動を行う協力者に対して、直接かつ遅滞なくその効果を還元することが可能な自動販売機管理システム等を提供することを目的とする。
前述した目的を達するために第1の発明は、エネルギー管理サーバとネットワークを介して接続される自動販売機管理サーバであって、前記エネルギー管理サーバは、複数のエネルギー利用者のそれぞれのエネルギー実使用量情報によって、エネルギー使用量を管理するエネルギー管理サーバであって、所定の条件において通常使用されると推定されるエネルギー量である基準エネルギー使用量情報を記憶する記憶手段と、前記基準エネルギー使用量情報に対する前記エネルギー実使用量情報の低下分である省エネルギー量情報をそれぞれのエネルギー利用者ごとに算出する省エネルギー量算出手段と、ネットワークを介して前記省エネルギー量情報を他のサーバに送信する省エネルギー量情報送信手段と、を具備し、前記自動販売機管理サーバは、単位エネルギー当たりの還元額である還元額単価情報を記憶する自動販売機記憶手段と、前記還元額単価情報と前記省エネルギー量情報とから、省エネルギー額情報を算出する省エネルギー額算出手段と、前記省エネルギー額情報に基づいて、物品価格情報を設定する物品価格情報設定手段と、ネットワークを介して接続され、複数のエネルギー利用者のそれぞれに配置された自動販売機に対して、前記物品価格情報を送信する物品価格情報送信手段と、を具備し、前記自動販売機の販売価格を変更可能であることを特徴とする自動販売機管理サーバである。
前記エネルギー管理サーバは、対象となる日の気温情報を取得する気温情報取得手段と、前記基準エネルギー使用量情報を算出する基準エネルギー使用量算出手段と、をさらに具備し、前記基準エネルギー使用量算出手段は、あらかじめ前記記憶手段に保存された、過去のエネルギー使用量情報と、過去の気温情報との相関を用い、前記気温情報取得手段で取得された気温情報から、対象となる日のエネルギーの使用量を予測して前記基準エネルギー使用量情報を設定し、前記記憶手段に記憶させることが望ましい。
前記エネルギー管理サーバは、ネットワークを介して各エネルギー利用者に配置された端末に、前記基準エネルギー使用量情報および前記エネルギー実使用量情報をリアルタイムで送信する送信手段をさらに具備し、前記端末に、前記基準エネルギー使用量情報および前記エネルギー実使用量情報を表示させることが望ましい。
第1の発明によれば、基準エネルギー使用量情報を設定し、基準エネルギー使用量情報に対する省エネルギー量情報を算出し、これを他のサーバに送信するため、この省エネルギー量に応じた各種処理を他のサーバで行うことができる。また、省エネルギー量情報に基づいて物品価格情報を算出し、自動販売機に物品価格情報を送信することで、省エネルギー量に応じた価格で、自動販売機の価格を変更することが可能である。このため、省エネルギー活動者に対して、直接かつ遅滞なく、省エネルギー活動による効果を還元することができる。したがって、省エネルギー活動を持続的に促進することができる。
また、過去のエネルギー使用量と気温情報等を加味して基準エネルギー使用量情報を算出し、これによって省エネルギー量情報を算出するため、省エネルギー活動者の貢献度を適正に反映することができる。
また、基準エネルギー使用量情報とエネルギー実使用量情報をリアルタイムで端末に表示させることで、省エネルギー活動者は、省エネルギーの効果をリアルタイムで把握することができる。このため、省エネルギー活動を促進することができる。
前記自動販売機記憶手段には、物品の価格を変更させる時刻である物品価格変更時刻情報が記憶され、前記物品価格変更時刻情報から、物品の価格を変更させる物品価格変更時間範囲を設定する物品価格変更時刻設定手段をさらに具備し、物品価格変更開始時刻になると、前記物品価格情報送信手段は、前記自動販売機に前記物品価格情報を送信し、物品価格変更時刻が終了すると、前記物品価格情報設定手段は、物品価格をもとの価格に変更し、前記物品価格情報送信手段は、前記自動販売機に前記物品価格情報を送信し、前記自動販売機の販売価格を変更することが望ましい。
前記自動販売機記憶手段には、還元額上限情報が記憶され、前記物品還元額情報が、前記還元額上限情報を超える場合には、前記物品価格情報設定手段は、前記還元額上限情報に基づいて前記物品価格情報を設定することが望ましい。
前記自動販売機記憶手段には、物品還元率情報が記憶され、前記物品価格情報設定手段は、前記省エネルギー額情報に前記物品還元率情報を乗じることで、前記物品価格情報を設定してもよい。
ネットワークを介して各エネルギー利用者に配置された端末に、現在の前記物品価格情報を送信する送信手段をさらに具備し、前記物品価格情報設定手段は、現時点での前記基準エネルギー使用量情報および前記エネルギー実使用量情報とから現時点での省エネルギー額情報を算出し、前記送信手段は、前記現時点での省エネルギー額情報をリアルタイムで前記端末に送信し、前記端末に、前記現時点での省エネルギー額情報を表示させることを可能としてもよい。
自動販売機の価格を変更する時刻があらかじめ設定され、物品価格変更開始時刻になると、物品の価格を変更することで、例えば、省エネルギー活動が最も大変な時間帯に、その効果を還元することができる。
また、還元額に上限を設けることで、例えば、ビルオーナーなどが享受可能な省エネルギーによるエネルギー費の削減分や自動販売機設置マージンなどを超えて還元されることを防止することができる。
また、物品還元額情報をリアルタイムで端末に表示させることで、省エネルギー活動者は、省エネルギーの効果をリアルタイムで把握することができる。このため、省エネルギー活動を促進することができる。
の発明は、省エネルギー量情報に基づいて自動販売機の物品価格を変更可能な自動販売機管理システムであって、複数のエネルギー利用者のそれぞれのエネルギー実使用量が送られ、エネルギー使用量を管理するエネルギー管理サーバと、前記エネルギー管理サーバとネットワークを介して接続される自動販売機管理サーバと、前記自動販売機管理サーバとネットワークを介して接続される自動販売機と、を具備し、前記エネルギー管理サーバは、所定の条件において通常使用されると推定されるエネルギー量である基準エネルギー使用量を記憶する記憶手段と、前記基準エネルギー使用量に対する前記エネルギー実使用量の低下分である省エネルギー量情報を算出する省エネルギー量算出手段と、ネットワークを介して前記省エネルギー量情報を他のサーバに送信する省エネルギー量情報送信手段と、を具備し、前記自動販売機管理サーバは、単位エネルギー当たりの還元額である還元額単価情報と、物品還元率情報を記憶する自動販売機記憶手段と、前記還元額単価情報と前記省エネルギー量情報とから、省エネルギー額情報を算出する省エネルギー額算出手段と、前記省エネルギー額情報と前記物品還元率情報とから、物品価格情報を設定する物品価格情報設定手段と、ネットワークを介して接続され、複数のエネルギー利用者のそれぞれに配置された前記自動販売機に対して、前記物品価格情報を送信する物品価格情報送信手段と、を具備し、前記自動販売機の販売価格を変更可能であることを特徴とする自動販売機管理システムである。
の発明によれば、第1の発明および第2の発明と同様の効果を得ることができる。
の発明は、エネルギー管理方法により送信された省エネルギー量情報を、ネットワークを介して取得する自動販売機管理方法であって、前記エネルギー管理方法は、複数のエネルギー利用者のそれぞれのエネルギー実使用量によって、エネルギー使用量を管理するエネルギー管理方法であって、所定の条件において通常使用されると推定されるエネルギー量である基準エネルギー使用量を記憶する工程と、前記基準エネルギー使用量に対する前記エネルギー実使用量の低下分である省エネルギー量情報を算出する工程と、ネットワークを介して前記省エネルギー量情報を他のサーバに送信する工程と、を具備し、前記自動販売機管理方法は、単位エネルギー当たりの還元額である還元額単価情報と、物品還元率情報を記憶する工程と、前記還元額単価情報と前記省エネルギー量情報とから、省エネルギー額情報を算出する工程と、前記省エネルギー額情報と前記物品還元率情報とから、物品価格情報を設定する工程と、ネットワークを介して接続され、複数のエネルギー利用者のそれぞれに配置された自動販売機に対して、前記物品価格情報を送信する工程と、を具備し、前記自動販売機の販売価格を変更することを特徴とする自動販売機管理方法である。
の発明によれば、第1の発明と同様の効果を得ることができる。
の発明は、コンピュータを、自動販売機の販売価格を変更可能な自動販売機管理サーバとして機能させるプログラムであって、省エネルギー量情報と、単位エネルギー当たりの還元額である還元額単価情報と、物品還元率情報を記憶する自動販売機記憶手段、前記還元額単価情報と前記省エネルギー量情報とから、省エネルギー額情報を算出する省エネルギー額算出手段、前記省エネルギー額情報と前記物品還元率情報とから、物品価格情報を設定する物品価格情報設定手段、ネットワークを介して接続され、複数のエネルギー利用者のそれぞれに配置された自動販売機に対して、前記物品価格情報を送信する物品価格情報送信手段、として機能させるための自動販売機を管理するプログラムである。
の発明によれば、第2の発明にかかる自動販売機管理サーバを実現することができる。
本発明によれば、省エネルギー活動を行う協力者に対して、直接かつ遅滞なくその効果を還元することが可能な自動販売機管理システム等を提供することができる。
自動販売機管理システム1を示すブロック図。 エネルギー管理サーバ10を示すハードウェア構成図。 自動販売機管理サーバ20を示すハードウェア構成図。 端末機30を示すハードウェア構成図。 自動販売機40を示すハードウェア構成図。 エネルギー管理データ50を示す図。 自動販売機管理データ60を示す図。 エネルギー管理サーバ10から自動販売機管理サーバ20への省エネルギー量情報送信処理を示すフローチャート。 自動販売機管理サーバ20における物品価格情報の算出処理を示すフローチャート。 自動販売機40における物品価格設定処理を示すフローチャート。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1は、自動販売機管理システム1を示すブロック図である。自動販売機管理システム1は、エネルギー管理サーバ10、自動販売機管理サーバ20、端末機30、自動販売機40等から構成される。エネルギー管理サーバ10、自動販売機管理サーバ20、端末機30、自動販売機40は、互いにネットワーク7を介して接続される。
端末機30および自動販売機40は、例えばオフィスビルに複数入っているそれぞれのテナントごとに設置される。なお、本発明はオフィスビルに限られず、複数の利用者が区別されれば、学校、福祉施設、病院など、いずれの対象にも適用可能である。また、各端末機30および自動販売機40は、テナントごとの設置に限られず、階ごと、部署ごとなど、エネルギー使用量を区別可能な単位ごとに設置されればよい。以下の説明では、テナントなどのエネルギーを利用する小グループをそれぞれエネルギー利用者とする。また、本発明においてエネルギーとは、電気やガスなどのいずれに対しても適用可能である。
各エネルギー利用者には、エネルギー使用量計測器3が設置される。エネルギー使用量計測器3は、それぞれのエネルギー利用者ごとに、一定期間(例えば1日)に使用した総エネルギー使用量を積算する。それぞれのエネルギー使用量計測器3によって計測されたエネルギー使用量は、有線または無線によってエネルギー使用量送信部5に送られる。エネルギー使用量送信部5は、エネルギー管理サーバ10にそれぞれのエネルギー利用者ごとの識別情報とともに、エネルギー実使用量情報を送信する。
図2は、エネルギー管理サーバ10を示すハードウェア構成図である。エネルギー管理サーバ10は、例えばコンピュータであり、制御部11、記憶部12、メディア入出力部13、通信制御部14、入力部15、表示部16、周辺機器I/F部17等から構成され、それらがバス18を介して接続される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。CPUは、記憶部12、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス18を介して接続された各装置を駆動制御し、エネルギー管理サーバ10が行う処理を実現する。
ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部12、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部11が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部12は、HDD(ハードディスクドライブ)やSSD(フラッシュSSD)(ソリッドステートドライブ)であり、制御部11が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。プログラムに関しては、OS(オペレーティングシステム)に相当する制御プログラムや、後述の処理に相当するアプリケーションプログラムが格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部11により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。また、記憶部12には、本発明において用いられる、各種データが保管される。
メディア入出力部13(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、CDドライブ(−ROM、−R、RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、MOドライブ等のメディア入出力装置を有する。
通信制御部14は、通信制御装置、通信ポート等を有し、コンピュータとネットワーク間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワークを介して、例えば、制御部11によって天気情報や気温情報をインターネット上から取得することができる。
入力部15は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。入力部15を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部16は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
周辺機器I/F(インタフェース)部17は、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部17を介してコンピュータは周辺機器とのデータの送受信を行う。例えば、各エネルギー利用者のエネルギー実消費量情報をエネルギー使用量計測器3から直接取得することもできる。
バス18は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図3は、自動販売機管理サーバ20を示すハードウェア構成図である。自動販売機管理サーバ20は、例えばコンピュータであり、制御部21、記憶部22、メディア入出力部23、通信制御部24、入力部25、表示部26、周辺機器I/F部27等から構成され、それらがバス28を介して接続される。なお、自動販売機管理サーバ20の各構成は、エネルギー管理サーバ10の各構成と同様であるため、説明を省略する。自動販売機管理サーバ20の通信制御部24は、ネットワークを介してエネルギー管理サーバ10からの情報を取得する。
図4は、端末機30を示すハードウェア構成図である。端末機30は、例えばコンピュータであり、制御部31、記憶部32、メディア入出力部33、通信制御部34、入力部35、表示部36、周辺機器I/F部37等から構成され、それらがバス38を介して接続される。なお、端末機30の各構成は、エネルギー管理サーバ10の各構成と同様であるため、説明を省略する。
図5は、自動販売機40を示すハードウェア構成図である。自動販売機40は、制御部41、記憶部42、通信制御部44、表示部46等から構成され、それらがバス48を介して接続される。なお、自動販売機40の各構成は、エネルギー管理サーバ10の各構成と同様であるため、説明を省略する。また、自動販売機40は、例えば飲料水などの販売機であり一般的な自動販売機が具備する各構成を当然に具備する。なお、自動販売機40は、飲料水、アイスクリームなどの氷菓子、カップ麺などの食料品など、いずれの物品販売であってもよい。
図6は、エネルギー管理サーバ10の記憶部12に保存されるエネルギー管理データ50を示す図である。なお、以下の説明では、エネルギーが電気である例について示す。エネルギー管理データ50は、例えば、エネルギー実使用量情報51、エネルギー使用量/気温相関情報52、気温情報53、基準エネルギー使用量情報54、省エネルギー量情報55等からなる。これらの情報は、エネルギー利用者ごとに付与される識別情報(利用者番号)によって区別される。なお、電気やガスなどの複数種類のエネルギーに対して、上記各情報をそれぞれ記憶させることもできる。
エネルギー実使用量情報51は、エネルギー使用量計測器3によって計測された実際に使用されたエネルギー使用量である。エネルギー実使用量情報51は、例えば1日の総使用量であってもよく、特にエネルギーの使用量の多い時間帯の総使用量であってもよい。
エネルギー使用量/気温相関情報52は、過去の所定期間における気温情報とエネルギー使用量情報とを含み、これらの相関が記憶される。例えば、夏季、冬季、中間期のそれぞれにおける、気温(例えば平均気温や最高気温、最低気温など)と、その日のエネルギー使用量をそれぞれ複数日に対して取得し、それらの相関を記憶する。この相関を用いることで、季節に応じて、当日の気温からその日の標準的なエネルギー使用量を予測することができる。
気温情報53は、対象日の気温である。気温としては、例えば、当日の予想最高気温や予想最低気温など、ネットワーク等を介して取得されたものである。また、実際の所定時刻の気温を計測器で計測したものであってもよい。
基準エネルギー使用量情報54は、その日に通常使用されるであろうエネルギー使用量である。基準エネルギー使用量情報54は、前述したエネルギー使用量/気温相関情報52と、当日の気温情報53とから予測される。
省エネルギー量情報55は、基準エネルギー使用量情報54に対して、エネルギー実使用量情報51の低下分である。すなわち、通常使用されるであろうエネルギー使用量に対して、実際のエネルギー使用量が少ないほど、省エネルギー量が大きくなる。
図7は、自動販売機管理サーバ20の記憶部22に保存される自動販売機管理データ60を示す図である。自動販売機管理データ60は、例えば、省エネルギー量情報55、還元額単価情報61、省エネルギー額情報62、物品還元率情報63、物品還元額情報64、還元額上限情報65、物品価格変更時刻情報66、平均物品販売量情報67、予想物品販売量情報68、通常物品価格情報69、物品価格情報70等からなる。これらの情報は、エネルギー利用者ごとに付与される識別情報(利用者番号)によって区別される。
還元額単価情報61は、単位エネルギー量当たりの還元額であり、あらかじめ設定される。例えば、電気であれば、節電量1kWh当たりの還元額である。ここで、単位エネルギー量当たりの還元額は、必ずしも、エネルギー単価と同一でなくてもよい。例えば、電気料金が、1kWh当たり20円であっても、それよりも大きな還元額とすることもできる。通常、ビルオーナーなどは、自動販売機を設置することによってマージンを得る。このため、省エネルギーによって削減されたエネルギー量に加えて、マージンの一部を省エネルギー活動に対して還元すれば、エネルギー単価以上の還元額とすることもできる。省エネルギー量情報55と還元額単価情報61とを乗じることで、省エネルギー額情報62を得ることができる。
物品還元率情報63は、上述した省エネルギー量情報55と還元額単価情報61を乗じて算出される省エネルギー額情報62に対し、自動販売機の物品に還元する還元率である。省エネルギー活動によって還元されるべき額を、すべて物品単価に適用するのであれば、物品還元率情報は100%となる。
物品還元額情報64は、自動販売機の物品に還元される総額である。物品還元額情報64は、省エネルギー量情報55と還元額単価情報61と物品還元率情報63とを乗じて得られる。なお、物品還元率情報63を用いずに、省エネルギー額情報62をそのまま物品還元額情報64として取り扱うこともできる。
還元額上限情報65は、物品に還元する額の上限である。例えば、条件によっては、基準エネルギー使用量情報54が極めて大きく算出される場合があり、この場合、エネルギーの使用量が少なくなると、物品還元額が過剰となり、実際の省エネルギーによる効果を上回ってしまう恐れがある。このため、あらかじめ、物品に還元される上限額が設定される。
物品価格変更時刻情報66は、自動販売機の物品価格を変更する時刻(変更時間)である。物品価格変更時刻情報66で規定される時間内のみ、自動販売機の物品価格を変更することができる。なお、時刻を設定せず、一日中物品価格の変更を継続する場合には、24時間の設定とすればよい。
平均物品販売量情報67は、例えば、物品価格変更時刻情報66で規定される時間内において、自動販売機で販売される時間当たりの物品の平均個数である。過去の物品販売量などのデータを用いて算出される。なお、平均物品販売量情報67を、気温情報53によって変動するようにしてもよい。例えば、過去の気温と物品販売量との相関情報を用い、当日の気温情報53によって、対象日の平均物品販売量情報67を算出してもよい。
予想物品販売量情報68は、物品価格変更時刻情報66で規定される時間内に自動販売機で販売される予想販売量である。物品価格変更時刻情報66で規定される変更時間と平均物品販売量情報67とを乗じて算出される。
通常物品価格情報69は、価格変更を行わない状態での通常の物品価格である。すなわち、物品価格変更時刻情報66で規定される時間範囲外は、自動販売機で販売される物品の価格は、通常物品価格情報69による物品価格となる。
物品価格情報70は、自動販売機で実際に物品が販売される際の物品価格である。予想物品販売量情報68と物品還元額情報64等とから算出される。例えば、物品還元額情報64を予想物品販売量情報68で除し、通常物品価格情報69から差し引くことで、価格変更後の物品の価格である物品価格情報70を算出することができる。
物品還元上限数情報71は、自動販売機において上述した物品価格情報70で変更した物品の販売数量の上限である。すなわち、物品還元上限数情報71は、物品価格情報70で変更された物品を販売した際に、それにより還元される総額が、還元額上限情報65を超えないように、価格が変更された物品の一日当たりの販売数量の上限を設定するものである。物品還元上限数情報71は、例えば、還元額上限情報65を、物品一つ当たりの還元額で除して算出される。
次に、自動販売機管理システム1の機能について説明する。図8〜図10は、エネルギー管理サーバ10、自動販売機管理サーバ20、自動販売機40の各処理を示すフローチャートである。まず、エネルギー管理サーバ10の制御部11は、エネルギー使用量送信部5から送信されるエネルギー実使用量情報51を利用者識別情報とともに取得する(ステップ101)。制御部11は、例えば、一日に一回、昨日の総エネルギー使用量をエネルギー実使用量情報51として受信し、記憶部12に保存する。
また、制御部11は、外部より予想対象日(例えば当日)の気温情報53を取得する(ステップ102)。制御部11は、例えば一日に一回インターネット上から気温情報53を取得してもよく、または、外部に取り付けられた温度計によって、気温を計測して気温情報53を取得してもよい。制御部11は、気温情報53を記憶部12に保存する。
次に、制御部11は、記憶部12から、過去のエネルギー使用量/気温相関情報52および気温情報53を呼び出し(ステップ103)、基準エネルギー使用量情報54を算出する(ステップ104)。すなわち、当日の気温に応じて、予想されるエネルギー使用量を算出する。なお、前述したように、エネルギー使用量/気温相関情報52は、季節ごとや曜日ごとなどによって区別されてもよい。また、基準エネルギー使用量情報54は、昨年以前の同時期の長期情報のみではなく、数か月前などからの短期情報によって補正してもよい。これにより、機器の更新などによるエネルギー使用状況の変化点などを補正することができる。
次に、制御部11は、記憶部12から、エネルギー実使用量情報51を呼び出し、基準エネルギー使用量情報54との差から、省エネルギー量情報55を算出し、記憶部12に保存する(ステップ105)。すなわち、基準エネルギー使用量情報54から、エネルギー実使用量情報51の低下分を省エネルギー量情報55とする。
次に、制御部11は、省エネルギー量情報55を、自動販売機管理サーバ20に送信する(ステップ106)。自動販売機管理サーバ20の制御部21は、省エネルギー量情報55を受信し記憶部22に保存する(ステップ200)。
次に、制御部21は、記憶部22から省エネルギー量情報55と還元額単価情報61とを呼び出し、これらを乗じて省エネルギー額情報62を算出するとともに、記憶部22から物品還元率情報63を呼び出し、省エネルギー額情報62に乗じることで、物品還元額情報64を算出し、省エネルギー額情報62および物品還元額情報64を記憶部22に保存する(ステップ201)。
次に、制御部21は、記憶部22から物品価格変更時刻情報66と平均物品販売量情報67を呼び出し、物品価格変更時刻情報66で規定される時間範囲内での予想物品販売量情報68を算出し、記憶部22に保存する(ステップ202)。
次に、制御部21は、記憶部22に記憶されている還元額上限情報65と物品還元額情報64を読み出し、比較する(ステップ203)。
物品還元額情報64が、還元額上限情報65よりも小さい場合には、制御部21は、物品還元額情報64を予想物品販売量情報68で除して、物品価格情報70を算出する(ステップ204)。
物品還元額情報64が、還元額上限情報65よりも大きい場合には、制御部21は、還元額上限情報65を予想物品販売量情報68で除して、物品価格情報70を算出し、記憶部22に保存する(ステップ205)。
次に、制御部21は、物品価格変更時刻情報66まで待機し(ステップ207)、物品価格変更時刻情報66で設定される物品価格変更開始時刻になると、物品価格情報70を自動販売機40に送信する(ステップ208)。
なお、自動販売機40の制御部41は、自動販売機管理サーバ20からの物品価格情報70を受信する前は、記憶部42から通常物品価格情報69を読みだして、物品価格を設定する(ステップ301)。通常物品価格情報69は、あらかじめ自動販売機管理サーバ20から送信しておいてもよい。
制御部41が物品価格情報70を受信すると(ステップ302)、次に、制御部41は、自動販売機40を利用する利用者の識別情報を取得する(ステップ303)。例えば、利用者が自動販売機40に設けられた識別情報読み取り機にIDカードなどをかざすことで、利用者の識別情報を読み込むことができる。
次に、制御部41は、記憶部42にあらかじめ記憶されている利用者情報を読み出して、読み込まれた識別情報と比較する(ステップ304)。識別情報が、利用者情報と一致する場合には、制御部41は、自動販売機管理サーバ20からの物品価格情報70によって、物品価格を設定する(ステップ305、307)。また、識別情報が、利用者情報と一致しない場合には、制御部41は、通常物品価格情報69によって、物品価格を設定する(ステップ305、306)。なお、制御部41は、IDカードなどが使用されずに自動販売機40が利用された場合には、識別情報を取得することができないため、利用者情報と識別情報とが一致しないものとして処理する。
このようにすることで、物品価格変更開始時刻になると、対象となる自動販売機40は、あらかじめ設定された利用者が利用する場合にのみ、省エネルギー量情報に基づいた金額を利用者に還元することができる。この場合、各テナントなどにおいて、実際に省エネルギー活動を行う協力者を利用者情報として記憶させておくことで、省エネルギー活動を行った者にのみ、省エネルギー量情報に基づいた金額を物品価格として還元することができる。
なお、自動販売機管理サーバ20の制御部21は、物品価格変更終了時刻となると、物品価格情報70を通常物品価格情報69により再設定する(ステップ209、210)。すなわち、物品価格を元の価格に戻す。さらに制御部21は、物品価格情報70を自動販売機40に送信する(ステップ211)。このようにすることで、自動販売機40は、識別情報によらず、通常の価格で物品を販売する。なお、識別情報と利用者情報との比較は、自動販売機管理サーバ20で行ってもよい。この場合、物品が購入されるたびに、自動販売機管理サーバ20によって、自動販売機40の物品価格が設定される。
また、図示は省略するが、制御部11は、エネルギー実使用量情報51、基準エネルギー使用量情報54、省エネルギー量情報55を、それぞれのエネルギー利用者に設置された端末機30に送信して表示させることもできる。このようにすることで、省エネルギー活動者に、その効果を視覚的に認知させることができる。また、同様に、制御部21は、端末機30に、当日の物品価格情報70や、明日以降の予想物品価格情報を送信して表示させることで、省エネルギー活動者が、その効果を把握しやすく、より省エネルギー活動を推進することもできる。例えば、制御部31は、当日の省エネルギー量の実績(例えば0時以降、直近の計量時までの省エネルギー量実績)による還元額を表示部26に表示させることができる。この場合、還元額が貯留される様子を、貯金箱にお金が貯まっていくような音及び画像によって演出することもできる。なお、エネルギー管理サーバ10の機能の一部または全てを、端末機30に持たせてもよい。
同様に、端末機30に表示させる内容を、自動販売機40の表示部46に表示させることもできる。例えば、自動販売機管理サーバ20の制御部21は、自動販売機40に、エネルギー実使用量情報51、基準エネルギー使用量情報54、省エネルギー量情報55、当日の物品価格情報70、明日以降の予想物品価格情報等を送信し、制御部41によって表示部46にこれらを表示させることができる。また、制御部41は、当日の省エネルギー量の実績によるその時点での還元額を表示部46にリアルタイムに表示させることができる。
ここで、上述した方法に代えて、以下のように制御してもよい。まず、制御部21は、ステップ203〜205に代えて、物品還元額情報64を予想物品販売量情報68で除して、物品一つ当たりの還元額を算出する。次いで、制御部21は、還元額上限情報65を物品一つ当たりの還元額で除すことで、還元額上限情報65を超えない範囲で販売可能な物品販売数の上限(物品還元上限数情報71)を算出する。次に、制御部21は、物品価格変更時刻情報66まで待機し、物品価格変更時刻情報66で設定される物品価格変更開始時刻になると、物品価格情報70および物品還元上限数情報71を自動販売機40に送信する。
制御部41は、ステップ302から307に加え、さらに、物品価格情報70をおよび物品還元上限数情報71を受信した後、物品価格情報70に基づいて設定された価格により販売された物品数をカウントする。また、制御部41は、販売された物品数と物品還元上限数情報71とを比較する。販売された物品数が物品還元上限数情報71よりも小さければ、そのまま同様の処理を行うが、物品数が物品還元上限数情報71以上となる場合には、物品価格変更時間内であっても、それ以降の物品価格を通常物品価格情報69により設定する。このようにすることで、物品還元額が、還元額上限情報65を超えることを防止することができる。
なお、この場合には、端末機30の制御部31または自動販売機40の制御部41は、表示部36または表示部46に、値引きされる物品数(残り物品数)を表示させることもできる。
以上、本発明によれば、実際に省エネルギー活動を行う協力者が、自動販売機40の物品価格によって、省エネルギー量に応じた還元を受けることができるため、直接かつ遅滞なくその効果を還元することができる。例えば、エアコンや電気などの使用を我慢することで、協力者が我慢を強いられる時間帯に、自動販売機の物品価格としてその効果を還元することで、省エネルギー活動の達成感を得ることができる。このため、省エネルギー活動を持続的に推進することができる。
この際、協力者は、省エネルギー活動の効果を、端末機30によってリアルタイムで把握することができる。このため、日々の省エネルギー活動の達成感をより確実に得ることができる。
また、例えばビルオーナーなどは、当該オフィスビルの省エネルギー活動を推進するため、新たな出費を行うことなく、各テナントの価値を高めることができる。
また、自動販売機メーカーは、自動販売機における販売量を伸ばすことができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………自動販売機管理システム
3………エネルギー使用量計測器
5………エネルギー使用量情報送信部
7………ネットワーク
10………エネルギー管理サーバ
11、21、31、41………制御部
12、22、32、42………記憶部
13、23、33………メディア入出力部
14、24、34、44………通信制御部
15、25、35………入力部
16、26、36………表示部
17、27、37………周辺機器I/F部
18、28、38………バス
20………自動販売機管理サーバ
30………端末機
40………自動販売機

Claims (10)

  1. エネルギー管理サーバとネットワークを介して接続される自動販売機管理サーバであって、
    前記エネルギー管理サーバは、
    複数のエネルギー利用者のそれぞれのエネルギー実使用量情報によって、エネルギー使用量を管理するエネルギー管理サーバであって、
    所定の条件において通常使用されると推定されるエネルギー量である基準エネルギー使用量情報を記憶する記憶手段と、
    前記基準エネルギー使用量情報に対する前記エネルギー実使用量情報の低下分である省エネルギー量情報をそれぞれのエネルギー利用者ごとに算出する省エネルギー量算出手段と、
    ネットワークを介して前記省エネルギー量情報を他のサーバに送信する省エネルギー量情報送信手段と、
    を具備し、
    前記自動販売機管理サーバは、
    単位エネルギー当たりの還元額である還元額単価情報を記憶する自動販売機記憶手段と、
    前記還元額単価情報と前記省エネルギー量情報とから、省エネルギー額情報を算出する省エネルギー額算出手段と、
    前記省エネルギー額情報に基づいて、物品価格情報を設定する物品価格情報設定手段と、
    ネットワークを介して接続され、複数のエネルギー利用者のそれぞれに配置された自動販売機に対して、前記物品価格情報を送信する物品価格情報送信手段と、
    を具備し、
    前記自動販売機の販売価格を変更可能であることを特徴とする自動販売機管理サーバ。
  2. 前記エネルギー管理サーバは、
    対象となる日の気温情報を取得する気温情報取得手段と、
    前記基準エネルギー使用量情報を算出する基準エネルギー使用量算出手段と、
    をさらに具備し、
    前記基準エネルギー使用量算出手段は、あらかじめ前記記憶手段に保存された、過去のエネルギー使用量情報と、過去の気温情報との相関を用い、前記気温情報取得手段で取得された気温情報から、対象となる日のエネルギーの使用量を予測して前記基準エネルギー使用量情報を設定し、前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1記載の自動販売機管理サーバ。
  3. 前記エネルギー管理サーバは、
    ネットワークを介して各エネルギー利用者に配置された端末に、前記基準エネルギー使用量情報および前記エネルギー実使用量情報をリアルタイムで送信する送信手段をさらに具備し、
    前記端末に、前記基準エネルギー使用量情報および前記エネルギー実使用量情報を表示させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動販売機管理サーバ。
  4. 前記自動販売機記憶手段には、物品の価格を変更させる時刻である物品価格変更時刻情報と、通常時の物品価格である通常物品価格情報が記憶され、
    前記物品価格変更時刻情報から、物品の価格を変更させる物品価格変更時間範囲を設定する物品価格変更時刻設定手段をさらに具備し、
    物品価格変更開始時刻になると、前記物品価格情報送信手段は、前記自動販売機に前記物品価格情報を送信し、
    物品価格変更時刻が終了すると、前記物品価格情報設定手段は、物品価格を前記通常物品価格情報に基づいて変更し、前記物品価格情報送信手段は、前記自動販売機に前記通常物品価格情報を送信し、前記自動販売機の販売価格を変更することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の自動販売機管理サーバ。
  5. 前記自動販売機記憶手段には、還元額上限情報が記憶され、前記物品価格情報設定手段によって算出される物品還元額が、前記還元額上限情報を超える場合には、前記物品価格情報設定手段は、前記還元額上限情報に基づいて前記物品価格情報を設定することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の自動販売機管理サーバ。
  6. 前記自動販売機記憶手段には、物品還元率情報が記憶され、
    前記物品価格情報設定手段は、前記省エネルギー額情報に前記物品還元率情報を乗じることで、前記物品価格情報を設定することを特徴とする請求項から請求項のいずれかに記載の自動販売機管理サーバ。
  7. ネットワークを介して各エネルギー利用者に配置された端末に、現在の前記物品価格情報を送信する送信手段をさらに具備し、
    前記物品価格情報設定手段は、現時点での前記基準エネルギー使用量情報および前記エネルギー実使用量情報とから現時点での省エネルギー額情報を算出し、
    前記送信手段は、前記現時点での省エネルギー額情報をリアルタイムで前記端末に送信し、
    前記端末に、前記現時点での省エネルギー額情報を表示させることを可能とすることを特徴とする請求項から請求項のいずれかに記載の自動販売機管理サーバ。
  8. 省エネルギー量情報に基づいて自動販売機の物品価格を変更可能な自動販売機管理システムであって、
    複数のエネルギー利用者のそれぞれのエネルギー実使用量が送られ、エネルギー使用量を管理するエネルギー管理サーバと、
    前記エネルギー管理サーバとネットワークを介して接続される自動販売機管理サーバと、
    前記自動販売機管理サーバとネットワークを介して接続される自動販売機と、
    を具備し、
    前記エネルギー管理サーバは、
    所定の条件において通常使用されると推定されるエネルギー量である基準エネルギー使用量を記憶する記憶手段と、
    前記基準エネルギー使用量に対する前記エネルギー実使用量の低下分である省エネルギー量情報を算出する省エネルギー量算出手段と、
    ネットワークを介して前記省エネルギー量情報を他のサーバに送信する省エネルギー量情報送信手段と、
    を具備し、
    前記自動販売機管理サーバは、
    単位エネルギー当たりの還元額である還元額単価情報と、物品還元率情報を記憶する自動販売機記憶手段と、
    前記還元額単価情報と前記省エネルギー量情報とから、省エネルギー額情報を算出する省エネルギー額算出手段と、
    前記省エネルギー額情報と前記物品還元率情報とから、物品価格情報を設定する物品価格情報設定手段と、
    ネットワークを介して接続され、複数のエネルギー利用者のそれぞれに配置された前記自動販売機に対して、前記物品価格情報を送信する物品価格情報送信手段と、
    を具備し、
    前記自動販売機の販売価格を変更可能であることを特徴とする自動販売機管理システム。
  9. エネルギー管理方法により送信された省エネルギー量情報を、ネットワークを介して取得する自動販売機管理方法であって、
    前記エネルギー管理方法は、
    複数のエネルギー利用者のそれぞれのエネルギー実使用量によって、エネルギー使用量を管理するエネルギー管理方法であって、
    所定の条件において通常使用されると推定されるエネルギー量である基準エネルギー使用量を記憶する工程と、
    前記基準エネルギー使用量に対する前記エネルギー実使用量の低下分である省エネルギー量情報を算出する工程と、
    ネットワークを介して前記省エネルギー量情報を他のサーバに送信する工程と、
    を具備し、
    前記自動販売機管理方法は、
    単位エネルギー当たりの還元額である還元額単価情報と、物品還元率情報を記憶する工程と、
    前記還元額単価情報と前記省エネルギー量情報とから、省エネルギー額情報を算出する工程と、
    前記省エネルギー額情報と前記物品還元率情報とから、物品価格情報を設定する工程と、
    ネットワークを介して接続され、複数のエネルギー利用者のそれぞれに配置された自動販売機に対して、前記物品価格情報を送信する工程と、
    を具備し、
    前記自動販売機の販売価格を変更することを特徴とする自動販売機管理方法。
  10. コンピュータを、自動販売機の販売価格を変更可能な自動販売機管理サーバとして機能させるプログラムであって、
    省エネルギー量情報と、単位エネルギー当たりの還元額である還元額単価情報と、物品還元率情報を記憶する自動販売機記憶手段、
    前記還元額単価情報と前記省エネルギー量情報とから、省エネルギー額情報を算出する省エネルギー額算出手段、
    前記省エネルギー額情報と前記物品還元率情報とから、物品価格情報を設定する物品価格情報設定手段、
    ネットワークを介して接続され、複数のエネルギー利用者のそれぞれに配置された自動販売機に対して、前記物品価格情報を送信する物品価格情報送信手段、
    として機能させるための自動販売機を管理するプログラム。
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