JP5935546B2 - 偏光光照射装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、液晶表示素子の配向膜の光配向などに用いられる偏光光照射装置に関するものである。
偏光光照射装置は、ステージに配置された液晶表示素子などの被照射体に、偏光光を照射して配向膜の光配向などを行う装置である。配向膜の配向方向は、その配向膜に照射される偏光光の偏光方向に依存するため、偏光方向のばらつきが少ないことが重要である。そこで、検光子や受光子などで構成された偏光方向測定装置を用いて、偏光光の偏光方向の測定を行うのが一般的である。
しかし、偏光光の偏光方向を測定したにもかかわらず、実際に照射される偏光光の偏光方向にばらつきが生じる場合がある。
特開2007−127567号公報 特許第4506412号
本発明が解決しようとする課題は、偏光光の偏光方向にばらつきを抑制可能な偏光光照射装置を提供することである。
上記課題を達成するために、実施形態の偏光光照射装置は、線状の光源と、前記光源の長手方向に沿って、前記光源に対向するように配置された複数の第1の偏光子と、互いに対向する載置面および裏面、さらに前記載置面の略中央部分に前記裏面まで貫通する貫通穴を備え、前記載置面に配置される前記被照射体に、前記第1の偏光子を介して出射した前記光源からの光を照射可能なステージと、前記貫通穴を塞ぐように、前記ステージに配置可能な第2の偏光子と、前記第2の偏光子を介して出射する前記光を受光可能に設けられた受光子を備え、前記ステージを前記裏面側から支持する測定器と、前記測定器と接続され、前記ステージ、前記第2の偏光子および前記測定器を、前記載置面に沿う任意の方向に移動可能、かつ前記ステージおよび前記第2の偏光子を回転可能に構成された駆動機構と、を具備する。
第1の実施形態の偏光光照射装置について説明するための図である。 第1の実施形態の偏光光照射装置に使用されている偏光板について説明するための図である。 第1の実施形態の偏光光照射装置に使用されている偏光方向測定器について説明するための図である。 第1の実施形態の偏光光照射装置に使用されている駆動機構について説明するための図である。 駆動機構によるステージおよび偏光方向測定器の移動および回転について説明するための図である。 偏光光の偏光方向の測定について説明するための図である。 偏光方向測定器による測定結果の一例について説明するための図である。 駆動機構による他の搬送の例について説明するための図である。
以下、発明を実施するための実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態の偏光光照射装置について、図面を参照して説明する。図1は、第1の実施形態の偏光光照射装置について説明するための図である。
図1の偏光光照射装置は、液晶表示素子の配向膜の光配向に用いられる装置であり、主要部としてステージ1を備えている。ステージ1は、金属からなる台であり、被照射体を配置する載置面11と、載置面11に対向する裏面12を備えている。載置面11の略中央部分には、裏面12まで貫通する貫通穴13が形成されている。貫通穴13をステージ1の略中央に設けるのは、サイズが大きく重量のあるステージ1は、貫通穴13付近において後述する偏光方向測定器と固定・支持されるためであり、すなわち偏光方向測定器にかかる重量的な負担を軽減するためである。よって、略中央とは、そのような重量的な負担を軽減可能なステージ1の中央領域程度の意味である。
被照射体の近傍には、光照射部2が配置されている。光照射部2は、リフレクタ21とランプ22とで構成されている。リフレクタ21は、樋形状の反射鏡である。ランプ22は、線状の光源であり、リフレクタ21によって画定される空間に、リフレクタ21の長手方向に沿うように配置されている。ランプ22は、例えば、256nm付近の波長の紫外線を発生させるロングアーク型の高圧水銀ランプを使用することができる。
ステージ1と光照射部2の間には、偏光板3が配置されている。偏光板3は、図2に示すように、第1の偏光子31と第1のフレーム32と第2のフレーム33と、を備えている。
第1の偏光子31は、入射した光を、特定の偏光方向を持つ偏光光として出射させることが可能な偏光素子である。第1の偏光子31は、例えば、石英板の表面にアルミニウムからなる金属線を等間隔かつ平行に設けてなるワイヤーグリッド型の偏光素子である。第1のフレーム32は、第1の偏光子31の端部を保持する枠である。第1のフレーム32の一の端面321の略中央部には、半円柱状の凹部3211が形成されている。また、第1のフレーム32の端面321に対向する他の端面322の端部には矩形状の凹部3221が形成されている。このような、第1の偏光子31と第1のフレーム32のセットが複数、多少の間隔を保って、ランプ22の長手方向に沿って、ランプ22に対向するように配置されている。なお、第1のフレーム32は、端部等が欠損しやすい第1の偏光子31を保護するものであるので、その恐れがないときは、第1のフレーム32はなくてもよい。
第2のフレーム33は、複数の第1のフレーム32を保持する枠である。第2のフレーム33は、支持部331と弾性部332と調整部333を備えている。支持部331は、端面321と対向する部分に設けられた突起状の接触体である。弾性部332は、端面322と対向する部分に設けられた弾性接触体である。弾性部332は、第2のフレーム33に固定可能な基体と、その基体に支持される螺旋状のコイルからなるバネ部3321と、で構成されている。調整部333は、端面322と対向する部分に、弾性部332と離間して設けられた調整機構を備える接触体である。調整部333は、第2のフレーム33に固定可能な基体と、その基体に支持されるとともに、端面332に対して略垂直な方向に、第2のフレーム33の内壁面から突出する長さDが段階的にスライドして変化する突出部3331と、で構成されている。第2のフレーム33は、支持部331を凹部3211に接触、弾性部332のバネ3321部を凹部3221に接触、調整部333の突出部3331を端面322に接触させることで、複数ある第1のフレーム32のそれぞれを三箇所で保持している。
ステージ1の載置面11上には、貫通穴13を塞ぐように、第2の偏光子4が配置されている。この第2の偏光子4は、一般に検光子と呼ばれる、第1の偏光子31と同様の構成の偏光素子であり、その端部がフレームによって保持されている。また、第2の偏光子4は、その中心が、貫通穴13の中心を通り、載置面11に対して垂直な線上に配置されている。本実施形態では、第2の偏光子4は、偏光光照射装置に対して自由に配置・取り外し可能である。
ステージ1の貫通穴13近傍の裏面12側には、偏光方向測定器5が配置されている。偏光方向測定器5は、図3に示すように、パッケージ51と受光子52とで構成されている。パッケージ51は、金属で構成された容器であり、ステージ1を配置する載置面5111を備えるメインパッケージ部511とサブパッケージ部512の2パーツで構成されている。受光子52は、光量を受光可能な受光面521を備え、その光量に応じた信号を出力することが可能な機器であり、サブパッケージ部512に設けられている。なお、受光面521は、ステージ1の載置面11と略同一面上に位置するように、配置されている。
偏光方向測定器5は、駆動機構6に配置されている。駆動機構6は、図4に示すように、第1の基体61と第2の基体62と、を備えている。第1の基体61は、棒状であり、載置面11と並行な面において、その軸がランプ22の長手方向に対して垂直な方向(以下、X方向)に沿うように配置された軸体である。第2の基体62は、棒状であり、載置面11と並行な面において、ランプ22の長手方向に平行な方向(以下、Y方向)に沿うように、第1の基体61上に配置された軸体である。すなわち、駆動機構6は、第1の基体61と第2の基体62とがクロスした形状になっている。
これら第1の基体61、第2の基体62には、それぞれレール611、621が設けられており、レール611には第2の基体62が配置され、レール621には偏光方向測定器5が配置されている。これによって、図5(a)に示すように、第2の基体62をレール611によってX方向に、偏光方向測定器5をレール621によってY方向に移動可能となる。例えば、被照射体に偏光光を照射する工程(光配向工程)では、偏光方向測定器5をX方向に移動させることで、その上に配置されているステージ1を搬送方向であるX方向に移動可能であり、偏光光を測定する工程(偏光方向測定工程)では、偏光方向測定器5をX方向およびY方向を組み合わせたあらゆる方向に移動可能である。すなわち、駆動機構6により、ステージ1および偏光方向測定器5を、載置面11に沿う任意の方向に移動可能となる。
第2の基体62および偏光方向測定器5を移動させる具体的な手段には、モータ63が使用される。モータ63は、駆動機構6に取り付けられている。このモータ63は、レール611、621上を移動させるのみならず、図5(b)に示すように、偏光方向測定器5のメインパッケージ部511を一方向または正逆方向に回転する機能も兼ねている。回転は、載置面5111(または受光面421)に対して垂直、かつ偏光方向測定器5(またはメインパッケージ511や受光子42)の中心を通るR−R’軸を中心に行われる。
偏光光の偏光方向の測定について、図6を参照しながら、説明する。図6(a)は断面図、(b)は簡略図である。
ランプ22から発生した光Lは、直接またはリフレクタ21の内面で反射して、リフレクタ21の開口部211から出射し、第1の偏光子32に入射し、そして出射する。開口部211から出射したときの光Lは、様々な方向、例えば、A方向やB方向に振動する成分を含んだ光であるが、ワイヤーグリッド型の偏光素子は、その表面に形成された金属線に対して直交する方向に振動する光のみを透過させる特性をもつ。そのため、光は、第1の偏光子32を出射すると、ほぼ一定の方向、図6(b)においてはB方向に振動する成分のみを持つ偏光光となる。この第1の偏光子32を出射した偏光光Lpは、光配向工程では、ステージ1に配置されている被照射体Wに照射される。なお、この光配向工程においては、第2の偏光子4は、ステージ1の載置面11上から取り外されている。
偏光方向測定工程では、被照射体Wはステージ1に配置されておらず、第2の偏光子はステージ1の載置面11上に配置されているため、偏光光Lpはステージ1に配置された第2の偏光子4に入射し、そして出射する。第2の偏光子4から出射した光は、さらに偏光した偏光光Lppとなる。その偏光光Lppは受光子52に入射し、その受光量に応じた信号が表示機器等に出力され、照度が明らかとなる。
なお、上述したように、偏光方向測定器5のメインパッケージ部511は、R−R’軸を中心に回転可能である。したがって、メインパッケージ部511にステージ1、ステージ1に第2の偏光子4が配置されている偏光方向測定工程では、メインパッケージ部511の回転に伴って、ステージ1および第2の偏光子4もR−R’軸を中心に回転可能な状態である。第2の偏光子4が回転すると、透過可能な光の方向が変化する。例えば、θ=0°とθ=−20°とθ=90°とでは、受光子52で測定される偏光光Lppの照度は異なってくる。図6(b)の場合において、第2の偏光子4をX軸に対してθ=−20°、−10°、0°、10°、20°、70°、80°、90°、100°、110°の10種の角度に回転させた場合には、図7(a)のように、θ=0°で最大値、θ=90°で最小値を持つ結果となる。測定は、最大値と最小値の前後の照度を測定するだけで十分である。このような測定結果が得られた場合、第1の偏光子32を介して出射した偏光光Lpの偏光方向は、Y方向に一致する方向であることがわかる。
次に、光配向工程を行うまでの工程について説明する。
まず、偏光光Lpの偏光方向の測定を、載置面11に沿う任意の複数箇所について行う。すなわち、ステージ1および偏光方向測定器5を載置面11に沿う任意の方向に移動させるとともに、第2の偏光子4を回転ないし回転させて、光照射部2で発生し、第1の偏光子31を介して出射した偏光光の偏光方向を複数箇所で測定する。なお、その測定は、X方向については搬送可能な範囲、Y方向については少なくとも光照射部2の有効照射範囲について行うのが望まれる。
測定結果が、図7(b)のような結果であった場合、測定範囲7内における測定箇所71〜79のうち、測定箇所71〜76では偏光光の偏光方向がそろっているが、測定箇所77〜79では偏光光の偏光方向がそろっておらず、全体としてばらつきがあることになる。
第1の偏光子31を介して出射した偏光光の偏光方向がばらついている場合、その偏光方向にばらつきを生じさせたと考えられる位置、一般的には偏光方向のばらつきが測定された位置の直上ないしその近辺に位置する第1の偏光子31の傾き等を調整する。その調整は、本実施の形態においては、図2に示すように、調整部333の突出部3331の突出長Dを変化させることで行うことができる。具体的には、支持部331を支点、弾性部332で第1のフレーム32の位置のズレを弾性吸収しながら、調整部333の突出部3331の突出長Dを変化させることで、第1のフレーム32の角度を容易に傾けることができる。
偏光光の偏光方向の調整後には、再度、偏光光の偏光方向を複数箇所で測定する。その測定の結果、ばらつきが未だあれば、調整および測定を繰り返してばらつきを解消し、ばらつきがなくなれば被照射体Wを配置して光配向工程を開始する。
このような構成であると、測定した偏光光の偏光方向と、実際に被照射体Wに照射するときの偏光光の偏光方向とが異なることはない。すなわち、偏光方向測定器5を偏光光照射装置に一体的に構成し、被照射体Wに偏光光を照射するときと同じ状態で偏光光の偏光方向を測定しているので、測定したときの偏光光の偏光方向と被照射体Wに照射するときの偏光光の偏光方向とが一致する。これに対して、従来のように、偏光方向測定装置と偏光光照射装置とが別体であるので、測定した偏光光の偏光方向と、実際に被照射体に照射するときの偏光光の偏光方向との相関がとれずに、わずかに偏光方向がばらついた偏光光を照射する場合が生じうる。ユーザーが求める偏光光の偏光方向のばらつきは非常にシビアであるので、このばらつきの影響は大きい。
この実施形態では、ステージ1の略中央部分に貫通穴13を設け、載置面11上に貫通穴13を覆うように第1の偏光子4、貫通穴13を介して偏光光を受光可能なように、かつステージ1を支持するように偏光方向測定器5を配置し、ステージ1および偏光方向測定器5を、駆動機構6によって載置面11に沿う任意の方向に移動可能、かつステージ1および第2の偏光子4を、R−R’軸を中心に回転可能に構成したことで、測定した偏光光の偏光方向と、実際に被照射体Wに照射するときの偏光光の偏光方向とをほぼ一致させることができるため、偏光光の偏光方向のばらつきを抑制することができる。特に、受光面42が載置面11と略同一面上に位置するように、受光子4を配置することで、さらに偏光光の偏光方向のばらつきを抑制することができる。なお、第2の偏光子4は、ステージ1に対して配置・取り外し可能にしたため、光配向工程では、被照射体Wの配置の邪魔にならないよう、容易に取り外すことができる。
また、ステージ1や偏光方向測定器5の移動や回転は、ステージ1に配置される被照射体Wを搬送するために必要となるモータ63によって行うようにしたことで、部品点数の増加等を極力少なくすることができる。
また、ステージ1を載置面11に沿う任意の方向に移動可能、かつ回転可能に構成したことで、被照射体Wを従来とは異なる搬送をしながら、偏光光を照射することができる。例えば、図8(a)のように、X方向およびY方向の成分を含むような斜め方向に搬送しながら被照射体Wを照射することができ、光照射部2の長手方向の照射ムラの影響を抑制することができる。また、図8(b)のように、被照射体Wを斜めに傾けた状態で搬送しながら偏光光を照射することができ、被照射体Wに対する偏光光の偏光方向を自在に設定することができる。
また、第1の偏光子31を第1のフレーム32によって保持し、第1のフレーム32を支持部331と弾性部332と突出部3331を有する調整部333と、を備える第2のフレームによって、三箇所で保持することで、突出部3331の突出長Dを変化させると、支持部331を支点に第1のフレーム32が傾斜するが、その傾斜による位置のズレを弾性部332で吸収しながら保持することができるため、第1のフレーム32を介して、第1の偏光子31の傾きを容易に調整することができる。
本発明は上記実施態様に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、光照射部2は、ロングアーク型のメタルハライドランプや蛍光ランプなど線状光源を使用してもよい。長尺の基板上に、その長手方向に沿って複数、発光ダイオード(LED)を配置したり、レーザダイオード(LD)からの光を導光板で導光することで、線状光源としたものを使用してもよい。なお、ショートアーク水銀ランプのように、点状の光源を使用してもよい。
調整部333は、第2のフレーム33と同一構成であってもよい。すなわち、第2のフレーム33が調整部333の基体を兼ね、突出部3331の突出長を変化させてもよい。また、調整部333の突出部3331は、ネジのように螺旋状に回転しながら突出長が変化するものであってもよい。この形態では無段階の調整が可能であるので、段階的に調整するものよりも第1の偏光子31の微調整が可能になる。
第2の偏光子4は、偏光方向測定器5に一体的に構成してもよい。
偏光方向測定工程は、測定した偏光光の偏光方向と、被照射体Wに照射するときの偏光光の偏光方向とが、ステージ1の有無に関係なくほぼ一致するときは、ステージ1を外して行ってもよい。この場合、偏光方向測定工程において、ステージ1が移動・回転するために偏光光照射装置の周囲に必要なスペースを確保する必要がなくなり、省スペース化が可能となる。また、偏光方向測定工程では、受光子52も第2の偏光子4とともに回転させてもよい。
この発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 ステージ
11 載置面
2 光照射部
3 偏光板
31 第1の偏光子
4 第2の偏光子
5 偏光方向測定器
52 受光子
6 駆動機構

Claims (5)

  1. 線状の光源と、
    前記光源の長手方向に沿って、前記光源に対向するように配置された複数の第1の偏光子と、
    互いに対向する載置面および裏面、さらに前記載置面の略中央部分に前記裏面まで貫通する貫通穴を備え、前記載置面に配置される前記被照射体に、前記第1の偏光子を介して出射した前記光源からの光を照射可能なステージと、
    前記貫通穴を塞ぐように、前記ステージに配置可能な第2の偏光子と、
    前記第2の偏光子を介して出射する前記光を受光可能に設けられた受光子を備え、前記ステージを前記裏面側から支持する測定器と、
    前記測定器と接続され、前記ステージ、前記第2の偏光子および前記測定器を、前記載置面に沿う任意の方向に移動可能、かつ前記ステージおよび前記第2の偏光子を回転可能に構成された駆動機構と、
    を具備する偏光光照射装置。
  2. 前記受光子は、前記光を受光する受光面を備えており、前記受光面が前記載置面と略同一面上に配置されてなる請求項1に記載の偏光光照射装置。
  3. 前記第2の偏光子は、前記載置面に前記被照射体が配置されるときは、前記ステージ上から取り外される請求項1または請求項2に記載の偏光光照射装置。
  4. 前記第1の偏光子は、第1のフレームによって保持され、前記第1のフレームは、前記第1のフレームの一方の端面と接触する支持部と、前記第1のフレームの他方の端面と弾性的に接触する弾性部と、前記他方の端面と接触する突出部を有し、前記突出部の突出する長さを調整可能な調整部と、を備える第2のフレームによって、少なくとも三箇所で保持されている請求項1〜請求項3の何れか一に記載の偏光光照射装置。
  5. 前記駆動機構は、その長手方向が互いに交わるように配置された棒状の第1、第2の基体と、前記第1の基体または前記第2の基体の何れか一方、および前記測定器を、任意の方向に移動させるとともに、前記第2の偏光子を回転させるモータと、を備える請求項1〜請求項4の何れか一に記載の偏光光照射装置。
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