JP5934882B2 - 冷凍機 - Google Patents

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Description

本発明は、−60℃以下、略−60℃〜−120℃程度、−80℃程度の極低温環境に保冷する冷凍庫内を冷凍、冷却、あるいは保冷する冷凍機に関するものである。
従来、この種の冷凍機は、冷凍機である冷却ユニットと冷凍庫が着脱自在に接続されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その冷凍機について図4を参照しながら説明する。
図4に示すように、冷凍機である冷却ユニット101は、箱形に形成された冷却ユニット本体102の内部に、図示していないが、フロンガスを冷媒として冷凍サイクルを構成する圧縮機、凝縮器、蒸発器が収納されている。
また、冷却ユニット本体102の左右両側面にはそれぞれ空気吸入ダクト104と空気吐出ダクト105が設けられ、空気吸入ダクト104によりショーケース103から吸入した空気を冷却ユニット101により冷却し、冷却ユニット101により冷却された冷却空気を空気吐出ダクト105から、冷凍庫であるショーケース103に送り、冷凍庫であるショーケース103内を冷却、保冷する。
冷却ユニット101には底面に4個の車輪106が設けられ、移動可能としている。また、空気吸入ダクト104と空気吐出ダクト105は着脱自在に冷凍庫であるショーケース103と接続されている。
特開2006−194489号公報
このような従来の冷凍庫においては、冷凍機のメンテナンス時に、着脱自在の空気吸入ダクトと空気吐出ダクトを外して、底面に設けられた車輪により、冷凍機である冷却ユニットを取り外し移動可能な構成となっていたので、蒸発器が冷凍庫の外にあり、断熱材で断熱したとしても、冷凍機のメンテナンス時に冷凍機が運転停止した際に、蒸発器が保有する蒸発器の冷熱が冷凍庫外に逃げ、冷凍機の運転停止時に蒸発器が保有する冷熱の有効利用が図れず、冷凍庫内の保冷が維持できないという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、冷凍機の故障あるいはメンテナンスなどの運転停止時に、蒸発器が保有する冷熱の有効利用を図り、蒸発器の冷熱を冷凍庫外に逃がすことなく、冷凍庫内の保冷を維持し、メンテが容易な冷凍機を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、圧縮機と、凝縮器と、減圧器と、蒸発器を備え、冷媒を前記圧縮機、前記凝縮器、前記減圧器、前記蒸発器、次に再び前記圧縮機の順に循環させて冷凍サイクルを形成し、冷凍庫内に前記蒸発器を備えて前記冷凍庫内を冷凍冷却し、前記圧縮機、前記凝縮器、および前記減圧器を前記冷凍庫外に備え、台を備え、前記台にキャスタを備え、前記台にて前記圧縮機、前記凝縮器、および前記減圧器を移動可能とし、前記蒸発器と前記減圧器間を着脱自在に連結する着脱自在連結手段Aと、前記蒸発器と前記圧縮機間を着脱自在に連結する着脱自在連結手段Bを備え、前記着脱自在連結手段Aおよび前記着脱自在連結手段Bは前記蒸発器と前記減圧器間および前記蒸発器と前記圧縮機間の取り外し時に前記冷媒が漏れ出ない冷媒漏れ防止手段を備え、前記着脱自在連結手段Aおよび前記着脱自在連結手段B内の前記冷媒、あるいは空気を排出する排出手段を備え、前記着脱自在連結手段A、前記着脱自在連結手段B、および前記排出手段を前記冷凍庫外に備え、前記圧縮機の故障時に前記排出手段により前記着脱自在連結手段Aおよび前記着脱自在連結手段B内の前記冷媒を回収してメンテナンスを行う冷凍機、としたものである。
これにより、圧縮機の故障時に前記排出手段により着脱自在連結手段Aおよび着脱自在連結手段B内の冷媒を回収してメンテナンスを行い、配管内の冷媒が空気中に漏れ出ないようにする。また、蒸発器を冷凍庫内に置いたまま、蒸発器以外の冷凍機を冷凍庫から着脱自在にでき、蒸発器以外の冷凍機のメンテが容易となり、冷凍機の運転が停止しても蒸発器は冷熱を保有しており、その保有する蒸発器の冷熱を冷凍庫外に逃がすことなく、蒸発器が保有する冷熱の有効利用が図られ、冷凍機の交換などのメンテナンス時の冷凍庫内の保冷が維持でき、メンテが容易な冷凍機を提供するものである。
また、本発明は、着脱自在連結手段A、および着脱自在連結手段Bは、それぞれ2個の弁と、前記2個の弁を連結する配管と、前記配管を連結自在に連結する連結自在連結手段を備えた請求項1記載の冷凍機、としたものであり、これにより、蒸発器の冷熱を冷凍庫外に逃がすことなく、蒸発器が保有する冷熱の有効利用が図られ、冷凍庫内の保冷が維持でき、メンテが容易な冷凍機を提供するものである。
また、本発明は、連結自在連結手段を着脱自在の継ぎ手とした請求項2記載の冷凍機、としたものであり、これにより、蒸発器の冷熱を冷凍庫外に逃がすことなく、蒸発器が保有する冷熱の有効利用が図られ、冷凍庫内の保冷が維持でき、メンテが容易な冷凍機を提供するものである。
また、本発明は、排出手段を弁を介して真空ポンプにより排出するとした請求項1乃至3のいずれかに記載の冷凍機、としたものであり、これにより、容易に、着脱部分のフロンガス、あるいは空気を効率的に排出することができるという効果を奏する。
本発明によれば、圧縮機と、凝縮器と、減圧器と、蒸発器を備え、冷媒を前記圧縮機、前記凝縮器、前記減圧器、前記蒸発器、次に再び前記圧縮機の順に循環させて冷凍サイクルを形成し、冷凍庫内に前記蒸発器を備えて前記冷凍庫内を冷凍冷却し、前記圧縮機、前記凝縮器、および前記減圧器を前記冷凍庫外に備え、台を備え、前記台にキャスタを備え、前記台にて前記圧縮機、前記凝縮器、および前記減圧器を移動可能とし、前記蒸発器と前記減圧器間を着脱自在に連結する着脱自在連結手段Aと、前記蒸発器と前記圧縮機間を着脱自在に連結する着脱自在連結手段Bを備え、前記着脱自在連結手段Aおよび前記着脱自在連結手段Bは前記蒸発器と前記減圧器間および前記蒸発器と前記圧縮機間の取り外し時に前記冷媒が漏れ出ない冷媒漏れ防止手段を備え、前記着脱自在連結手段Aおよび前記着脱自在連結手段B内の前記冷媒、あるいは空気を排出する排出手段を備え、前記着脱自在連結手段A、前記着脱自在連結手段B、および前記排出手段を前記冷凍庫外に備え、前記圧縮機の故障時に前記排出手段により前記着脱自在連結手段Aおよび前記着脱自在連結手段B内の前記冷媒を回収してメンテナンスを行う冷凍機、としたものであり、これにより、圧縮機の故障時に前記排出手段により着脱自在連結手段Aおよび着脱自在連結手段B内の冷媒を回収してメンテナンスを行い、配管内の冷媒が空気中に漏れ出ないようにする。また、蒸発器を冷凍庫内に置いたまま、蒸発器以外の冷凍機を冷凍庫から着脱自在にでき、蒸発器以外の冷凍機のメンテが容易となり、冷凍機の運転が停止しても蒸発器は冷熱を保有しており、その保有する蒸発器の冷熱を冷凍庫外に逃がすことなく、蒸発器が保有する冷熱の有効利用が図られ、メンテナンス時の冷凍庫内の保冷が維持でき、メンテが容易な冷凍機を提供するという効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の冷凍機の構成図 同着脱自在を示す構成図 本発明の実施の形態2の冷凍機の着脱自在を示す構成図 従来の冷凍機の構成図
本発明の請求項1記載の冷凍機は、圧縮機と、凝縮器と、減圧器と、蒸発器を備え、冷媒を前記圧縮機、前記凝縮器、前記減圧器、前記蒸発器、次に再び前記圧縮機の順に循環させて冷凍サイクルを形成し、冷凍庫内に前記蒸発器を備えて前記冷凍庫内を冷凍冷却し、前記圧縮機、前記凝縮器、および前記減圧器を前記冷凍庫外に備え、台を備え、前記台にキャスタを備え、前記台にて前記圧縮機、前記凝縮器、および前記減圧器を移動可能とし、前記蒸発器と前記減圧器間を着脱自在に連結する着脱自在連結手段Aと、前記蒸発器と前記圧縮機間を着脱自在に連結する着脱自在連結手段Bを備え、前記着脱自在連結手段Aおよび前記着脱自在連結手段Bは前記蒸発器と前記減圧器間および前記蒸発器と前記圧縮機間の取り外し時に前記冷媒が漏れ出ない冷媒漏れ防止手段を備え、前記着脱自在連結手段Aおよび前記着脱自在連結手段B内の前記冷媒、あるいは空気を排出する排出手段を備え、前記着脱自在連結手段A、前記着脱自在連結手段B、および前記排出手段を前記冷凍庫外に備え、前記圧縮機の故障時に前記排出手段により前記着脱自在連結手段Aおよび前記着脱自在連結手段B内の前記冷媒を回収してメンテナンスを行う冷凍機、という構成を有する。
これにより、圧縮機の故障時に前記排出手段により着脱自在連結手段Aおよび着脱自在連結手段B内の冷媒を回収してメンテナンスを行い、配管内の冷媒が空気中に漏れ出ないようにする。また、蒸発器を冷凍庫内に置いたまま、蒸発器以外の冷凍機を冷凍庫から着脱自在にでき、蒸発器以外の冷凍機のメンテが容易となり、冷凍機の故障、あるいはメンテナンス等時に、運転が停止しても蒸発器は冷熱を保有しており、その保有する蒸発器の冷熱を冷凍庫外に逃がすことなく、蒸発器が保有する冷熱の有効利用が図られ、メンテナンス時の冷凍庫内の保冷が維持でき、メンテが容易な冷凍機を提供するという効果を奏する。
また、着脱自在連結手段A、および着脱自在連結手段Bは、それぞれ2個の弁と、前記2個の弁を連結する配管と、前記配管を連結自在に連結する連結自在連結手段を備えた請求項1記載の冷凍機、という構成にしてもよい。
これにより、蒸発器を冷凍庫内に置いたまま、蒸発器以外の冷凍機を冷凍庫から着脱自在にでき、蒸発器の冷熱を冷凍庫外に逃がすことなく、蒸発器が保有する冷熱の有効利用が図られ、冷凍庫内の保冷が維持でき、メンテが容易な冷凍機を提供するという効果を奏する。
また、連結自在連結手段を着脱自在の継ぎ手とした請求項2記載の冷凍機、という構成にしてもよい。
これにより、蒸発器を冷凍庫内に置いたまま、蒸発器以外の冷凍機を冷凍庫から着脱自在にでき、蒸発器の冷熱を冷凍庫外に逃がすことなく、蒸発器が保有する冷熱の有効利用が図られ、冷凍庫内の保冷が維持でき、メンテが容易な冷凍機を提供するという効果を奏する。
また、排出手段を弁を介して真空ポンプにより排出するとした請求項1乃至3のいずれかに記載の冷凍機、という構成にしてもよい。これにより、容易に、着脱部分のフロンガス、あるいは空気を効率的に排出することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、冷凍機37は、圧縮機1と、凝縮器2と、減圧器3と、蒸発器4を備え、R508Aなどの冷媒を圧縮機1、次に凝縮器2、次に減圧器3、次に蒸発器4、次に再び圧縮機1の順に循環させて冷凍サイクルを形成し、冷凍庫5内に備えられた冷凍機37の蒸発器4により冷凍庫5内を冷凍し、冷却し、あるいは保冷する。
冷凍庫5は、図示していないが、冷凍庫5内への冷凍物、冷却物、あるいは保冷物を出し入れする開口部を備え、開口部の蓋を含めて上部、底部および側面、側部等の周囲がウレタン、あるいはグラスウールなどの断熱材で断熱されて、−80℃程度の極低温環境を維持している。保冷対象物が要求する温度、例えば、−60℃以下、略−60℃〜−120℃程度、あるいは略−80℃程度の極低温環境で、食品、医薬品、医薬素材、蛋白、DNAなどの医療用材料、あるいは生体材料などを冷凍、冷却、あるいは保冷する。
蒸発器以外の冷凍機30は、冷凍庫5内の蒸発器4以外の構成要素である圧縮機1と、凝縮器2と、減圧器3は、冷凍庫5の外で台6に載せられて、例えば、配管等で一体化して、キャスタ7により、移動可能に設けられている。減圧器3は、減圧できれば良く、例えば、膨張弁、あるいはキャピラリーチューブなどがあり、凝縮器2と、蒸発器4は、例えば、熱伝導性の良いステンレス、すなわちSUS、銅管、あるいはアルミ管等の熱交換器などがある。アルミフィン等を着けて熱交換性能を良くしても良い。
蒸発器4と減圧器3間を着脱自在に連結する着脱自在連結手段A8と、蒸発器4と圧縮機1間を着脱自在に連結する着脱自在連結手段B9を備えている。
着脱自在連結手段A8は、蒸発器4と減圧器3間を連結する配管10、11の間に、冷媒漏れ防止手段としての弁12、13を備え、弁12、13の間に、連結自在連結手段A14を備え、同様に、着脱自在連結手段B9は、蒸発器4と減圧器3間を連結する配管15、16の間に、冷媒漏れ防止手段としての弁17、18を備え、弁17、18の間に、連結自在連結手段B19を備えている。
連結自在連結手段A14、および連結自在連結手段B19は、それぞれ、蒸発器4と減圧器3間、および蒸発器4と圧縮機1間が容易に連結自在にできればよく、すなわち、配管10と配管11および配管15と配管16を容易に連結自在にできればよく、例えば、着脱自在の継ぎ手などがあり、着脱自在の継ぎ手としては、例えば、着脱自在のユニオン継ぎ手、あるいはフランジなどがあり、ユニオン継ぎ手としては、例えばユニオンソケットなどがある。
蒸発器4と減圧器3間の弁12、13の間に排出手段A20、および蒸発器4と圧縮機1間の弁17、18の間に、排出手段B21を備えている。排出手段A20は、蒸発器4と減圧器3間の弁12、13間の配管から分岐した配管22に弁23、および弁23の後段に真空手段24を備えている。同様に、排出手段B21は、蒸発器4と圧縮機1間の弁17、18間の配管から分岐した配管25に弁26、および弁26の後段に真空手段27を備えている。
真空手段24、27は、蒸発器4と減圧器3間の弁12、13間の配管28内および蒸発器4と圧縮機1間の弁17、18間の配管29内を略0.1MPa以下程度、例えば略0.3kPa程度に真空引きして、冷媒回収、あるいは空気を排出できればよく、例えば、真空ポンプなどがある。真空手段が別にある場合はその外部真空手段を使用することは差し支えない。
蒸発器4と減圧器3間、蒸発器4と圧縮機1間の配管10、11、15、16、22、25等は、例えば、銅管であり、ウレタン等の断熱材で覆われている。弁12、13、17、18、23、26等は、例えば、SUS等が用いられている。
駆動部、機械部のある圧縮機1等の故障、あるいはメンテナンス時に、着脱自在連結手段A8および着脱自在連結手段B9により、冷凍庫5内に備えられた蒸発器4と、冷凍庫5の外に備えられた蒸発器4以外の構成要素、すなわち、圧縮機1、凝縮器2、減圧器3、および図示はしていないが冷凍機の運転制御をする制御部などの構成要素を持つ蒸発器以外の冷凍機30との間の配管の連結を外す。
その際、まず最初に、冷凍機の運転を止め、次に、着脱自在連結手段A8および着脱自在連結手段B9の冷媒漏れ防止手段としての弁12、13、17、および18を閉にし、冷凍機運転中に閉じていた排出手段A20、および排出手段B21の弁23、26を開にする。
真空ポンプ等の真空手段24、27により、蒸発器4と減圧器3間の弁12、13間の配管28内、および蒸発器4と圧縮機1間の弁17、18間の配管29内の冷媒を略0.3kPa程度に吸引し、その吸引により冷媒を回収して、配管内の冷媒が空気中に漏れ出ないようにする。冷媒としては、例えば、R508Aなどがある。
配管28、および配管29内のR508Aなどの冷媒回収後、真空ポンプ等の真空手段24、27による配管28、および29内の真空引きを止め、連結自在連結手段A14および連結自在連結手段B19としての着脱自在継ぎ手、例えば、着脱自在継ぎ手としてのユニオン継ぎ手、例えば、ユニオンソケットなどにより、配管28および29の連結を外し、蒸発器以外の冷凍機30を蒸発器4、すなわち冷凍庫5から取り外す。
蒸発器以外の冷凍機30を蒸発器4との配管10と11の連結、および配管15と16の連結から取り外した後、交換用の蒸発器以外の冷凍機30を連結、あるいは、蒸発器以外の冷凍機30のメンテナンスが終了後にメンテナンスが終了した蒸発器以外の冷凍機30を蒸発器4に、連結自在連結手段A14および連結自在連結手段B19としての着脱自在継ぎ手、例えば、着脱自在継ぎ手としてのユニオン継ぎ手、例えば、ユニオンソケットなどにより、配管28および29を連結する。
着脱自在連結手段A8および着脱自在連結手段B9の冷媒漏れ防止手段としての弁12、13、17、および18を閉にしたまま、排出手段A20、および排出手段B21の弁23、26も開にしたまま、真空ポンプ等の真空手段24、27により、蒸発器4と減圧器3間の弁12、13間の配管28内、および蒸発器4と圧縮機1間の弁17、18間の配管29内の空気を略0.3kPa程度に吸引し、真空にする。
その後、蒸発器4と減圧器3間の弁12、13間の配管28内、および蒸発器4と圧縮機1間の弁17、18間の配管29内に、R508Aなどの冷媒を、図示していないが、圧力計により圧力計測しながら、所定量、所定圧充填する。例えば、0.8MPa〜1.0MPa程度に充填する。運転時の圧力としては、略2.3MPa程度である。
蒸発器以外の冷凍機30を蒸発器4との配管10と11の連結、および配管15と16の連結から取り外した後、蒸発器以外の冷凍機30はキャスタ7で移動した後、メンテナンスに都合の良い場所で容易にメンテナンスされる。
このような構成により、蒸発器以外の冷凍機30の着脱自在化による取り外しの容易化で、駆動部を持たない蒸発器4に比べて、メンテナンスの必要性がより高い駆動部を持つ圧縮機1等を容易に取り外し、移動可能とし、メンテナンスが容易となるとともに、蒸発器以外の冷凍機30の交換、あるいは運転停止時に蒸発器4が保有する冷熱を冷凍庫5内の保冷に利用でき、メンテナンス時の冷凍庫5内の保冷が維持できることとなる。
また、駆動部が無く、メンテナンスの必要性がより低い蒸発器4を、駆動部を持ち故障する度合いがより高い蒸発器以外の冷凍機30のメンテナンス、あるいは交換時に、冷凍庫5内にそのまま置くことができ、冷凍機37の運転が停止しても、蒸発器4の持つ冷熱をそのまま、冷凍庫5内の冷凍、冷却、あるいは保冷に利用できる。
蒸発器4の持つ冷熱の有効利用が図られ、冷凍庫5内の保冷が維持でき、メンテ性の良い蒸発器以外の冷凍機30、すなわち冷凍機37が得られる。着脱自在により冷凍機37、すなわち蒸発器以外の冷凍機30の故障時に短時間での復旧が可能となる。
本実施の形態によれば、駆動部が無く故障する度合いの低い蒸発器4を冷凍庫5内に置いたまま、駆動部を持ち故障する度合いがより高い圧縮機1等を持つ蒸発器以外の冷凍機30を冷凍庫5から着脱自在にでき、蒸発器以外の冷凍機30のメンテが容易となる。
蒸発器以外の冷凍機30、すなわち冷凍機37の運転が停止しても蒸発器4は冷熱を保有しており、その保有する蒸発器4の冷熱を冷凍庫5外に逃がすことなく、蒸発器4が保有する冷熱の有効利用が図られ、メンテナンス等、冷凍機37の運転停止時の冷凍庫5内の保冷が維持でき、メンテが容易な冷凍機37を提供することとなる。
なお、図示はしていないが、冷凍機を低温用と高温用の2元冷凍機とし、低温側冷凍機に例えばR508Aなどの冷媒を使用し、冷凍サイクルにより冷凍庫内を例えば、−60℃以下、略−60℃〜−120℃程度、−80℃程度に冷却し、高温側冷凍機に例えばR404Aなどの冷媒を使用し、冷凍サイクルにより例えば−30℃程度に冷却し、その−30℃程度に冷却された高温側冷凍機の冷熱を利用して、例えば低温側冷凍機の凝縮器と熱交換し、低温側冷凍機の冷凍、冷却性能を高めてもよい。
(実施の形態2)
図3において、図1および図2と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図3は、冷凍機の別の着脱自在を示す構成図を示し、本発明の実施の形態1の図2において、連結自在連結手段A14および連結自在連結手段B19としての着脱自在の継ぎ手として、例えば、ユニオン継ぎ手として、例えば、ユニオンソケットによる配管28および29の連結を外す一例を示したが、本実施例では、連結自在連結手段A14および連結自在連結手段B19としての着脱自在の継ぎ手として、フランジを用いた例を示す。
蒸発器4と減圧器3間を連結する配管10と配管11の間の弁12と弁13の間の配管31にフランジ32、33が備えられており、同様に、蒸発器4と圧縮機1間を連結する配管15と配管16の間の弁17と弁18の間の配管34にフランジ35、36が備えられ、それぞれボルトナットで連結されたフランジ32、33、35、36を取り外すことで、配管10と配管11の連結、および配管15と配管16の連結が外される。
フランジ32、フランジ33、フランジ35、フランジ36により、配管10と配管11の連結、および配管15と配管16、すなわち、蒸発器4と減圧器3間および蒸発器4と圧縮機1間が容易に着脱自在に連結されることとなる。
フランジ32、フランジ33、フランジ35、フランジ36はそれぞれ2枚のフランジで1組のフランジとするもので、2枚のフランジを1組とするフランジ32、33、35、36が、それぞれボルトナットで連結自在にされているものである。
本発明にかかる冷凍機は、故障、あるいはメンテナンスなどにより冷凍機の運転が停止しても、蒸発器は冷熱を保有しており、その保有する蒸発器の冷熱を冷凍庫外に逃がすことなく、蒸発器が保有する冷熱の有効利用が図られ、メンテナンス時の冷凍庫内の保冷が維持でき、メンテが容易な冷凍機を提供するという効果を得ることができるものであるので、空調、食品分野等に使用される冷凍機、冷却機等として有用である。
1 圧縮機
2 凝縮器
3 減圧器
4 蒸発器
5 冷凍庫
6 台
7 キャスタ
8 着脱自在連結手段A
9 着脱自在連結手段B
10 配管
11 配管
12 弁
13 弁
14 連結自在連結手段A
15 配管
16 配管
17 弁
18 弁
19 連結自在連結手段B
20 排出手段A
21 排出手段B
22 配管
23 弁
24 真空手段
25 配管
26 弁
27 真空手段
28 配管
29 配管
30 蒸発器以外の冷凍機
31 配管
32 フランジ
33 フランジ
34 配管
35 フランジ
36 フランジ
37 冷凍機

Claims (4)

  1. 圧縮機と、凝縮器と、減圧器と、蒸発器を備え、冷媒を前記圧縮機、前記凝縮器、前記減圧器、前記蒸発器、次に再び前記圧縮機の順に循環させて冷凍サイクルを形成し、冷凍庫内に前記蒸発器を備えて前記冷凍庫内を冷凍冷却し、前記圧縮機、前記凝縮器、および前記減圧器を前記冷凍庫外に備え、台を備え、前記台にキャスタを備え、前記台にて前記圧縮機、前記凝縮器、および前記減圧器を移動可能とし、前記蒸発器と前記減圧器間を着脱自在に連結する着脱自在連結手段Aと、前記蒸発器と前記圧縮機間を着脱自在に連結する着脱自在連結手段Bを備え、前記着脱自在連結手段Aおよび前記着脱自在連結手段Bは前記蒸発器と前記減圧器間および前記蒸発器と前記圧縮機間の取り外し時に前記冷媒が漏れ出ない冷媒漏れ防止手段を備え、前記着脱自在連結手段Aおよび前記着脱自在連結手段B内の前記冷媒、あるいは空気を排出する排出手段を備え、前記着脱自在連結手段A、前記着脱自在連結手段B、および前記排出手段を前記冷凍庫外に備え、前記圧縮機の故障時に前記排出手段により前記着脱自在連結手段Aおよび前記着脱自在連結手段B内の前記冷媒を回収してメンテナンスを行う冷凍機。
  2. 着脱自在連結手段A、および着脱自在連結手段Bは、それぞれ2個の弁と、前記2個の弁を連結する配管と、前記配管を連結自在に連結する連結自在連結手段を備えた請求項1記載の冷凍機。
  3. 連結自在連結手段を着脱自在の継ぎ手とした請求項2記載の冷凍機。
  4. 排出手段を弁を介して真空ポンプにより排出するとした請求項1乃至3のいずれかに記載の冷凍機。
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