JP5933287B2 - 受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、伝搬路推定を行なう受信装置に関する。
従来、無線通信において、変調シンボルを周波数ドメインで生成後、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)結果を送信するOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)伝送が利用されている。OFDM伝送では、時間方向・周波数方向に変動する伝搬路特性の影響を補償するため、高精度な伝搬路推定方式が必要である。例えば、伝搬路推定を行なうために、時間周波数的にパイロットシンボルを分散的に配置し、二次元のウィーナーフィルタを適用する技術が、下記特許文献1および下記非特許文献1において開示されている。
一方、OFDM伝送方式における高いPAPR(Peak to Average Power Ratio)を回避するため、シングルキャリア伝送において、OFDM同様のCP(Cyclic Prefix)を付加し、周波数領域等化により低い演算量で遅延波タップ数の大きいマルチパス環境に対応する方法が検討されている。LTE(Long Term Evolution)における上り伝送方式は、DFT(Discrete Fourier Transform)−Spread OFDMと呼ばれるシングルキャリアブロック伝送であり、この伝送方式では変調データをDFT処理した結果をサブキャリアにマッピングし、その後IFFTした結果を伝送する。また、シングルキャリアブロック伝送のサブキャリアマッピングにおいて、DFT処理後の変調データとパイロットシンボルを一定の間隔でサブキャリアに割り当てOFDMと同様の分散パイロットを配置して伝送する方式が検討されており、この伝送方式によれば、OFDMと回路の大部分が共通な受信機構成のもとで二次元FIR(Finite Impulse Response)による補間を利用した伝搬路推定が可能となる。
DFT−Spread OFDMのようなシングルキャリアブロック伝送に上述の分散パイロットを多重する場合、パイロットをどのサブキャリアに配置するかにより、PAPRに対する影響度が変化する。一般には4サブキャリア毎にパイロットを配置する構成よりも、2サブキャリア毎にパイロットを配置する場合にPAPRの増加がより抑圧される。そのため、PAPRの増加抑制と、フレームにおけるパイロットの挿入割合増加による伝送レート低下を防ぐことを両立させるためには、時間周波数に均一に分散したパイロット配置を採用するよりも、ある時刻のシンボルに2サブキャリア毎にパイロットを配置する方法が望ましい。
特開2011−176450号公報
P.Hoeher, S.Kaiser, P.Robertson "Two-Dimensional Pilot-Symbol-Aided Channel Estimation by Wiener Filtering," Proc. IEEE ICASSP 1997.
しかしながら、上記従来の技術によれば、パイロット配置を採用する際、時間方向のフェージング変動が問題となる。そのため、時間方向のパイロット間隔を増加させることが考えられるが、一般的に時間方向のパイロット間隔を増加させた場合、補間によって求めた伝搬路推定値の精度は劣化する、という問題があった。
また、補間に使用されるパイロット選択方法において、例えば、高速移動でフェージングが周波数フラットになる場合、周波数方向の相関は1となる。このような環境においては、従来技術ではある時刻に挿入された複数サブキャリアのパイロットが選ばれ、FIRのタップ数、すなわち補間に用いるパイロット個数が少ない場合、ある時刻に存在するパイロットのみしか選ばれないという現象が発生する。このとき、補間動作としては、パイロットが挿入されない時刻のデータに対しては全て時間方向には外挿処理となり、推定精度の大幅な劣化が発生するおそれがある、という問題あった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、伝搬路推定精度の向上が可能な受信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、パイロット信号をデータ信号と異なるサブキャリアに一定の時間間隔で挿入された受信信号の伝搬路を推定する受信装置であって、前記受信信号から推定した伝搬路の時間方向または周波数方向の相関度を示す伝搬路パラメータに基づいて、二次元FIRフィルタを構成する補間に使用されるパイロット位置の選択方式を複数の選択方式の中から選択し、選択した選択方式によるパイロット位置の情報を含むFIR情報を用いて二次元FIRフィルタリングにより補間を行い伝搬路を推定する伝搬路推定手段、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、伝搬路推定精度を向上できる、という効果を奏する。
図1は、受信装置の構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1のフレームの構成例を示す図である。 図3は、実施の形態1の伝搬路推定部の構成例を示す図である。 図4は、FIR構築部の構成例を示す図である。 図5は、補間パイロット選択部321の選択結果を示す図である。 図6は、補間パイロット選択部322の選択結果を示す図である。 図7は、補間パイロット選択部322の選択結果を示す図である。 図8は、実施の形態2の伝搬路推定部の構成例を示す図である。 図9は、実施の形態3のフレームの構成例を示す図である。
以下に、本発明にかかる受信装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態にかかる周波数選択方法を実現する受信装置の構成例を示す図である。受信装置は、受信アンテナ1と、FFT(Fast Fourier Transform)部2と、伝搬路推定部3と、周波数領域等化部4と、IDFT(Inverse DFT)部5と、スイッチ6と、デマッピング部7と、FEC復号部8と、を備える。ここでは、一例として、OFDMおよびDFT−Spread OFDMによる受信装置を示しており、周波数領域等化部4からの信号S4をIDFT部5でIDFT処理した結果S5をデマッピング部7に入力するか、周波数領域等化部4からの信号S4をそのままデマッピング部7に入力するかをスイッチ6により切り替えることができる。なお、受信装置の構成はこれに限定するものではなく、分散パイロットを多重するマルチキャリアまたはシングルキャリアブロック伝送方式の少なくとも一方に対応した受信装置であればよい。また、複数送受信アンテナを構成するMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)を利用する場合についても同様に適用可能である。
つづいて、受信装置の各構成および受信処理について説明する。受信アンテナ1は、図示しない送信装置からのデータを受信し受信データS1として出力する。
FFT部2は、受信アンテナ1で受信された受信データS1を周波数領域の信号に変換する。なお、FFT処理の前段にはタイミング・周波数等の同期や、CP(Cyclic Prefix)除去に必要な回路が付加されることが多いが、一般的に知られている技術によって実現できるものであり、ここでは省略する。FFT部2は、FFT処理後の周波数領域の受信信号S2を伝搬路推定部3および周波数領域等化部4へ出力する。
図2は、本実施の形態において想定するフレームの構成例を示す図である。時間(OFDMではOFDMシンボル)単位、周波数(サブキャリア)単位で区切られたセルそれぞれにデータまたはパイロットを配置する。説明の簡単のため、時間単位のセルを文字Kで番号付けし、周波数単位のセルを文字Lで番号付けしている。図2では、パイロットはK=4、L=0などに配置(挿入)されており、時間間隔で8、周波数間隔で2の間隔で分散的に配置されている。以降、説明の簡単のため、OFDMの場合について説明するが、シングルキャリアブロック伝送において同様にパイロットを多重して伝送するシステムについても適用可能である。
図3は、本実施の形態にかかる伝搬路推定部3の構成例を示す図である。伝搬路推定部3は、伝送路パラメータ推定部31と、FIR構築部32と、テーブル保持部33と、データ部分推定部34と、を備える。伝搬路推定部3では、伝送路パラメータ推定部31およびデータ部分推定部34が、FFT部2からの周波数領域の受信信号S2を入力する。
伝搬路パラメータ推定部31は、伝搬路の統計的な性質、例えば、正規化ドップラー周波数、正規化遅延スプレッド、雑音分散、あるいはこれと対応した物理量を測定し、伝搬路パラメータを推定する。正規化ドップラー周波数や正規化遅延スプレッドは、伝搬路の時間方向または周波数方向の相関度を示す指標であるため、例えば、受信信号について相関演算を行うことで求めることが可能である。なお、伝搬路パラメータ推定部31が入力する周波数領域の受信信号S2は周波数ドメインであるが、これに限定するものではなく、時間領域の信号であってもよい。伝搬路パラメータ推定部31は、推定した伝搬路パラメータS31をFIR構築部32へ出力する。
FIR構築部32は、入力した伝搬路パラメータS31に基づいて、K、Lで示す時間周波数で区切られた各データ位置における補間に使用されるパイロットの選択とそのFIR重み係数の算出を行う。
図4は、FIR構築部32の構成例を示す図である。FIR構築部32は、補間パイロット選択部321と、補間パイロット選択部322と、補間パイロット選択部323と、補間パイロット選択方式選択部324と、FIR重み係数生成部325と、を備える。
補間パイロット選択部321は、入力した伝搬路パラメータS31として、正規化ドップラー周波数、正規化遅延スプレッド、雑音分散の推定値、またはこれと対応した相関係数の算出結果を入力し、先に示した非特許文献1に記載のように、時間・周波数方向の相関値により重み付けしたパイロット・データ間距離を定義して距離の近い順に補間に使用されるパイロットを選択する。
図5は、補間パイロット選択部321の選択結果を示す図である。伝搬路パラメータS31において周波数フラットフェージング環境を示し、補間に使用されるパイロット位置202を8個とした場合の選択結果であり、一例として、推定対象シンボル201がK=11、L=7の位置にある場合を示している。
補間パイロット選択部321におけるパイロット選択方法は非特許文献1に記載の内容に準じているが、周波数フラットフェージング環境では正規化遅延スプレッドは0に近似されるため、補間パイロット選択部321では、推定対象シンボル201と各パイロットとの間で定義された距離を基準にパイロットを選択すると、推定対象から時間軸方向に最も近いK=12に存在するパイロットから順に選ぶことになる。結果的に補間に使用されるパイロット位置202はK=12に存在するパイロットを選択し、時間方向には外挿処理となる。この場合、外挿処理を回避するためには、8個を超えるパイロットを選択しなければならない。
そのため、FIR構築部32では、補間パイロット選択部322および補間パイロット選択部323において、補間パイロット選択部321と異なる方法で補間に使用されるパイロットを選択することで、パイロット選択個数、すなわちFIRタップ数を増やさずに精度の高い補間を実現する。
例えば、補間パイロット選択部322は、伝搬路パラメータS31に依存せず、以下に示す処理を実行してパイロットを選択する。
#1.推定対象のシンボルに最も周波数軸方向で近いパイロットの存在するサブキャリアを探す。
#2.#1.で求めたサブキャリアに含まれるパイロットのうち、時間軸方向で推定対象シンボルに最も近いパイロットから順にN1(第1の規定数)個採用する。
#3.#1.と同様の基準で2番目に近いサブキャリアを探す。
#4.#3.で求めたサブキャリアで、#2.と同様の基準で順にN2(第2の規定数)個採用する。
図6は、補間パイロット選択部322の選択結果を示す図である。上記#1.〜#4.の処理で目標数として合計8個の補間に使用されるパイロット位置202を選択した結果を示す。推定対象シンボル201に対して、補間パイロット選択部322では、この選択方法によって時間軸方向に分散した補間に使用されるパイロット位置202を選択するため、この結果を用いてFIRフィルタを構築することにより、周波数フラットで時間変動の大きいフェージング環境について伝搬路推定精度を改善することができる。
なお、上記#1.〜#4.の処理と同様の処理を繰り返し実施することで、さらに多くの補間に使用されるパイロット位置202を選択することも可能である。図7は、補間パイロット選択部322の選択結果を示す図である。上記#1.〜#4.の処理をさらにL=4およびL=10について実施し、合計11個のパイロットを選択した結果を示す。このように、選択基準で順位付けされたパイロットで同順位のものが複数ある場合では、どちらを先に選択するかについては特に規定しない。
なお、あるサブキャリアに存在するパイロットをN1個、N2個と表記したが、これらの具体的な値を無限個にした上で、選択範囲をフレーム内に限定してもよい。図2に示すパイロット配置では、N1などを5以上に設定しても、パイロットが挿入された時刻が4OFDMシンボルのみであるため、実効的にはN1=4の場合と同じ結果が得られる。
上記で説明したこれらのパイロット選択方式は、1つのサブキャリアで選択されるパイロット個数を制限するものであるが、これを時間軸・周波数軸を読み替えた選択方式、すなわち、あるOFDMシンボルで選択される個数を制限するような選択方式にすることも可能である。具体的に、推定対象のシンボルに最も時間軸方向で近いパイロットの存在するサブキャリアを探し、サブキャリアに含まれるパイロットのうち、周波数軸方向で推定対象シンボルに最も近いパイロットから順に採用する、という処理を繰り返し実施する。この選択方式では、チャネル変動が十分小さく、かつマルチパス環境で、従来の補間パイロット選択部321の方法と比較して精度の高い補間が行える場合がある。そのため、FIR構築部32では、補間パイロット選択部323が、時間軸・周波数軸を読み替えた、あるOFDMシンボルで選択される個数を制限する選択方式を行う。
ここで、補間パイロット選択部322および補間パイロット選択部323について、図4では伝搬路パラメータS31が入力される形式としているが、上記説明のように必ずしも伝搬路パラメータS31を入力する必要は無い。例えば、補間パイロット選択部322は、各パイロットについて時間方向の重み付けした距離に基づいて#2.の処理を行なってもよいが、重み付けの有無は選択結果に影響を及ぼさないことは明らかである。そのため、補間パイロット選択部322および補間パイロット選択部323に対して伝搬路パラメータS31の入力有無については特に限定されるものでは無い。
図4において、補間パイロット選択方式選択部324は、伝送路パラメータ推定部31から入力した伝搬路パラメータS31に応じて、補間パイロット選択部321〜323から入力したパイロット選択結果S321〜S323のいずれかを選択する。
具体的に、補間パイロット選択方式選択部324は、上記の説明のように正規化遅延スプレッドが0に近い周波数フラットフェージング環境下では、補間パイロット選択部321からのパイロット選択結果S321よりも補間パイロット選択部322からのパイロット選択結果S322を採用することが望ましいので、正規化遅延スプレッドがシステムで規定した閾値を下回る場合、補間パイロット選択部322を選ぶように構成する方法が考えられる。同様に、正規化ドップラー周波数が閾値を下回る場合、補間パイロット選択方式選択部324は、補間パイロット選択部323を選択するように構成してもよい。
補間パイロット選択方式選択部324における補間に使用されるパイロット位置の選択方式の選択は、入力した伝搬路パラメータS31に応じて、より適切な方式を選択するように構成するものであり、具体的な選択基準は上記の例に限定するものではない。例えば、閾値の設定は想定する動作環境となる送受信装置の移動速度、フレーム構成、帯域幅などを勘案して決定してよく、様々なフレーム構成、帯域幅で使用する受信装置の場合、それらに応じて閾値が変化するように構成されていてもよい。また、閾値で判定される伝搬路パラメータについては、正規化ドップラー周波数、正規化遅延スプレッド、雑音分散、およびこれらに対応した値や、これらの値を基に何らかの演算を施した結果であってもよい。例えば、正規化ドップラー周波数と正規化遅延スプレッドの比を閾値で判断してパイロット選択方法を選択するような構成としてもよい。
また、補間パイロット選択方式選択部324が伝搬路パラメータS31に応じてパイロット選択方式を選択する構成としたが、補間パイロット選択方式選択部324では、伝搬路パラメータS31を直接入力するのではなく、補間パイロット選択部321〜323のパイロット選択結果S321〜S323のみを入力するようにしてもよい。補間パイロット選択方式選択部324は、それらのパイロット選択結果S321〜S323を確認し、時間周波数いずれかの軸で推定対象のデータシンボルの周辺を取り囲むようにパイロットが選択されていない、すなわち、時間周波数のいずれかの方向で外挿処理が発生すると想定されるパイロット選択結果となった選択方式を選ばないように動作させることによっても外挿処理を回避でき、伝搬路推定精度の向上効果を得ることができる。
また、各補間パイロット選択部321〜323は、伝搬路パラメータS31にかかわらず全て動作し、それぞれ補間パイロット選択方式選択部324へパイロット選択結果S321〜S323を出力する構成としているが、これに限定するものではない。例えば、補間パイロット選択方式選択部324は、どの補間パイロット選択部を動作させるかあらかじめ決定し、いずれかの補間パイロット選択部のみを動作させてパイロット選択結果を得るようにしてもよい。この場合においても、上記同様の効果を得ることができる。
補間パイロット選択方式選択部324は、パイロット選択結果S321〜S323からいずれかを選択し、FIR重み係数生成部325に対して、実際に補間に使用されるパイロット位置をFIRタップ数分出力する(出力S324)。
FIR重み係数生成部325は、推定対象シンボルの時間周波数位置、補間に使用される各パイロットの時間周波数位置、および、正規化ドップラー周波数、正規化遅延スプレッド、雑音分散の伝搬路パラメータS31に基づいて、FIR重み係数を生成して出力する。具体的な生成方法については、先に示した特許文献1や非特許文献1に記載の方法に準拠する。
図3において、FIR構築部32は、FIR重み係数生成部325が生成した、推定対象シンボルの時間周波数位置に対応した補間に使用されるパイロット位置情報およびFIR重み係数をFIR情報S32としてテーブル保持部33へ出力する。
テーブル保持部33は、FIR構築部32から出力されたFIR情報S32を、保存する。
データ部分推定部34は、テーブル保持部33からFIR情報を取り出し(FIR情報S33)、パイロット位置情報の位置の受信結果から求めたその位置の伝搬路推定値と重み係数を乗算する。そして、タップ数個分同様の処理を実施して和を求める演算を行なうことで二次元FIRフィルタリングを実施し、フィルタリング結果を伝搬路推定の推定結果S3として出力する。
図1において、周波数領域等化部4は、FFT部2からの周波数領域の受信信号S2に対して、伝搬路推定部3からの推定結果S3に基づいて周波数領域等化処理を行い、等化結果S4を出力する。
そして、OFDM伝送の場合、周波数領域等化部4は、スイッチ6の切り替えにより、等化結果S4をデマッピング部7へ出力する。受信装置では、デマッピング部7で復調処理を行ってデマッピング出力S7を出力し、FEC復号部8で復号処理を行い、受信データ列を生成する。
また、DFT−Spread OFDMなどのシングルキャリアブロック伝送の場合、周波数領域等化部4は、等化結果S4をIDFT部5へ出力する。IDFT部5は、IDFT処理を行い、スイッチ6の切り替えにより、IDFT処理後の信号S5をデマッピング部7へ出力する。以降の処理はOFDM伝送の場合と同様である。
以上説明したように、本実施の形態では、伝搬路推定部が、周波数領域の受信信号に対して伝搬路パラメータを推定し、FIRフィルタを構成する補間に使用されるパイロット位置の複数の選択方式の中から、伝搬路パラメータに応じて選択方式を選択することとした。これにより、分散パイロットの配置の密度分布の大きい(偏りのある)配置を採用する伝送方式において、様々な伝搬環境に対して適切なパイロット選択を実施することができるため、PAPRの増加を抑制し、時間方向のパイロット挿入間隔を増加することなく、FIRタップ数の増加を抑えつつ伝搬路推定精度を向上させることができる。
実施の形態2.
本実施の形態では、伝搬路推定部は、複数個の伝搬路パラメータを仮定して、それぞれに対応したFIR情報を記録する複数のテーブルを保持する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
本実施の形態において、受信装置の構成は図1と同様であるが、伝搬路推定部3に換えて伝搬路推定部3a(図示せず)を備える。図8は、本実施の形態にかかる伝搬路推定部3aの構成例を示す図である。伝搬路推定部3aは、FIR構築部32と、データ部分推定部34と、伝搬路パラメータ設定部35と、パイロット部分推定部36と、テーブル選択部37と、複数テーブル保持部38と、を備える。
伝搬路パラメータ設定部35は、図3に示す伝搬路パラメータ推定部31と同様に伝搬路パラメータS35を出力する。パイロット部分推定部36およびテーブル選択部37は、複数テーブル保持部38が保持する複数テーブルのうちの1つを選択するためのブロックである。複数テーブル保持部38は、複数個の伝搬路パラメータについて、それぞれに対応したFIR情報を記録したテーブルを保持する。
伝搬路パラメータ設定部35は、例えば、長期間の受信環境から典型的ないくつかの伝搬路パラメータの取り得る値を収集し、複数個の伝搬路パラメータを出力する。伝搬路パラメータ設定部35では、例えば、周波数領域の受信信号S2の相関値を長い周期で蓄積し、そのヒストグラムなどを生成して、代表的な値を複数個出力するように構成すればよい。また、伝搬路パラメータ設定部35は、周波数領域の受信信号S2を用いず、外部から設計者が設定したパラメータをそのまま出力できるように構成してもよい。
FIR構築部32は、複数通りの伝搬路パラメータS35について、それぞれFIRを構成してその結果(FIR情報S32)を複数テーブル保持部38に保存する。なお。FIR構築部32では、テーブル生成および保存処理を受信処理(通信)中に実施せず、受信処理(通信)が行なわれていない期間に実施することも可能である。
データ受信期間中において、パイロット部分推定部36は、先に示した特許文献1に記載の方法で複数テーブル保持部38に保持されている1つのテーブルを選択する。パイロット部分推定部36は、パイロット信号とレプリカから生成したパイロット位置の伝搬路推定値と、パイロット位置の推定値を自身以外のパイロットからの補間によって得た伝搬路推定値との間の誤差を計算し、全パイロット位置でこの誤差計算を累積した値を計算する。パイロット部分推定部36は、この計算を複数テーブル保持部38に保持されている各テーブルについて実施し、最も誤差が小さいと判定したテーブルを選択する。
具体的に、パイロット部分推定部36は、推定に使用するテーブルの識別番号をテーブル選択部37へ出力する(識別番号S36)。テーブル選択部37は、識別番号に対応したテーブルのFIR情報が複数テーブル保持部38からパイロット部分推定部36へ出力されるように、複数テーブル保持部38からの出力を設定する(識別番号S37)。複数テーブル保持部38は、識別番号S37に対応したテーブルのFIR情報をパイロット部分推定部36へ出力する(FIR情報S381)。
パイロット部分推定部36は、複数テーブル保持部38から入力したFIR情報に基づいて誤差計算を行い、誤差量の蓄積を行なう。そして、パイロット部分推定部36は、各テーブルのFIR情報について同様の処理を行ない、それぞれのテーブルのFIR情報を用いた際の誤差量を比較し、適した(最も誤差が小さい)テーブルを選択し、選択したテーブルの識別番号S37をテーブル選択部37へ出力する(識別番号S36)。
テーブル選択部37は、選択結果(識別番号S36)に対応したテーブルのFIR情報が複数テーブル保持部38からデータ部分推定部34へ出力されるように、複数テーブル保持部38からの出力を設定する(識別番号S37)。複数テーブル保持部38は、識別番号S37に対応したテーブルのFIR情報をデータ部分推定部34へ出力する(FIR情報S382)。データ部分推定部34は、複数テーブル保持部38から入力したFIR情報S382を用いて二次元FIRフィルタリングを実施し、推定結果S3を出力する。データ部分推定部34における推定結果S3を求める方法は実施の形態1と同様である。
以上説明したように、本実施の形態では、伝搬路推定部が、伝搬路パラメータに対応したFIR情報のテーブルを複数保持し、受信信号に応じて適したテーブルを選択し、選択したテーブルのFIR情報を用いて伝搬路推定を行うこととした。これにより、時変動が大きく周波数変動の小さいチャネル等において、実施の形態1と同様の効果を得つつ、演算量を抑えながら精度の高い伝搬路推定を実現することができる。
なお、伝搬路推定部3aの構成については、図8で示したものに限定するものではない。FIR構築部32と複数テーブル保持部38とを接続しているが、例えば、FIR構築部32の構成の一部または全てを取り外し可能な構成としてもよい。
FIR構築部32のFIR重み係数生成部325では、二次元FIRフィルタにウィーナーフィルタなどを適用する場合、逆行列処理が必要となり演算量が増加する。一方、本実施の形態では、FIR重み係数生成部325は、一度保存した複数テーブル保持部38の情報を書き換えるまで再利用できる構成である。
そのため、伝搬路推定部3aでは、FIR構築部32を動作させる必要が無い期間、例えば、前述のようにテーブル生成および保存処理を受信処理(通信)中以外で実施した場合における受信処理(通信)中ではFIR構築部32を取り外し、必要なときのみFIR構築部32を接続してテーブルを構築できるようFIR構築部32とのインタフェース部分を保持する構成にすることも可能である。これにより、受信装置では、ハードウェアコストを削減することができる。
実施の形態3.
本実施の形態では、計算したFIR重み係数を再利用し、演算量または保存すべきテーブルのメモリ容量を削減する。実施の形態1、2と異なる部分について説明する。
図9は、本実施の形態において想定するフレームの構成例を示す図である。K=0〜31の32OFDMシンボルと、L=0〜15の16サブキャリアで構成されるフレーム構成を例とし、補間用パイロット選択がフレーム内で閉じて行なわれる場合を仮定する。パイロット配置を一定の規則に基づいて配置しているため、ここでは、K=0、L=15を除く31OFDMシンボルと15サブキャリアで囲まれた領域は、図9に示す折り返し軸で線対称な配置になっている。
そのため、例えば、K=1、L=0の位置に対する伝搬路推定用のFIR補間用パイロット位置とFIR重み係数について、K軸上で対象な位置K=31、L=0、L軸上で対称な位置K=1、L=14、および両軸で対称なK=31、L=14、のそれぞれについて、それぞれ対称なパイロット位置と同一のFIR重み係数を使用する。例えば、K=1、L=0のための補間用パイロットとしてK=4、L=0を採択する選択方式を利用する場合、K=31、L=0に対してはK=28、L=0が、K=31、L=14に対してはK=28、L=14が、K=1、L=14に対してはK=4、L=14が採択されることが多い。
一般的に有用なパイロット選択方法では、多くの場合、上記のような対称な推定対象について対称なパイロット位置を選択する。実施の形態1、2で説明した選択方法についてもこの関係が成り立ち、複数個のパイロット選択についても同様の関係が成り立つ。そのため、パイロット選択結果について、1点を対象に求めたFIR用補間パイロット位置情報を4点(対象の1点を含む)で利用できる場合があることを示す。
また、先に示した特許文献1に記載のウィーナーフィルタによるFIR重み係数算出では、FIR重み係数は、推定対象の時間周波数位置と採択されたパイロットの時間周波数位置とによって求められる。ウィーナーフィルタは、例えば、時間方向には正規化ドップラー周波数と、上記推定対象と採択されたパイロット間の距離に対応した偶対称なsinc関数で表現できるので、FIR重み係数についても、パイロット位置情報と同様に再利用することができる。そのため、FIR重み係数について、1点を対象に求めたFIR重み係数を4点で利用できる場合があることを示す。
この性質を用いることで、システムが仮定するフレームフォーマットとパイロット配置をもとに、ある時間周波数位置で求めたFIR情報を複数の時間周波数位置で再利用することができる。図9に示す折り返し軸をもとにフレーム構成を折り返した際に重なる位置にある時間周波数位置同士のFIR情報は流用できるので、その重なる位置について判定可能な回路を構成し、必要に応じてFIR情報を共通利用する。
具体的に、実施の形態2で説明した受信装置において、FIR情報を記録したテーブルを保持する複数テーブル保持部38において保存に必要なメモリサイズを削減することができる。また、実施の形態1で説明した受信装置において、データ部分推定部34において伝搬路を推定する際、対象の位置にあるデータシンボルについて連続して行うことにより、テーブル保持部33から読み出す回数およびFIR構築部32における演算量を減らすことができる。
以上説明したように、本実施の形態では、受信装置は、想定するフレームの構成が一定の規則で配置されている場合に、利用可能なときは、ある時間周波数位置で求めたFIR情報を他の時間周波数位置で求めたFIR情報として再利用することとした。これにより、受信装置では、実施の形態1、2と同様の効果を得つつ、演算量、使用メモリサイズを削減することができる。
実施の形態4.
本実施の形態では、伝搬路推定により発生する時間周波数位置に依存する精度の違いをFEC復号部に入力し、復号精度の向上を図る。実施の形態1〜3と異なる部分について説明する。
図2のフレーム構成で示すパイロット配置を採用し、補間用パイロット位置選択をフレーム内に閉じて実施する場合、受信装置では、K=0〜3の領域、K=29〜31の領域、L=15の領域に存在するデータシンボルについて、それぞれ二次元FIR補間処理時に時間、周波数いずれかの処理で外挿処理が発生する。そのため、これらの領域のデータシンボルでは、他の領域と比較して伝搬路推定精度が劣化する傾向がある。
本実施の形態では、受信装置において、デマッピング部7は、これらの伝搬路推定精度情報の予想値に従って、対応するデータ位置の精度に応じて軟判定値をスケーリングして、デマッピング出力S7を出力する。例えば、受信機設計時のシミュレーションや、実際の受信処理時にデマッピング部7に入力される信号(等化結果S4またはIDFT処理後の信号S5)について一定個数のデータを蓄積してそのばらつきを確認し、EVM(Error Vector Magnitude)などの形で求める。デマッピング部7では、推定値に従って各時間周波数位置で生成された軟判定値ごとに異なる重みをスケーリングすることにより、受信品質の改善をすることができる。スケーリングは、EVMに比例した係数の除算や、EVMごとに対応した係数をテーブルとして保持し、そのテーブルから引き出した値をもとに乗算処理をおこなってもよい。
以上説明したように、本実施の形態では、受信装置のデマッピング部7において、伝搬路推定精度情報の予想値に従って、対応するデータ位置の精度に応じて軟判定値をスケーリングし、デマッピング出力することとした。これにより、伝搬路推定のためのパイロット選択処理がフレーム内で閉じるような状況においても、復号性能の劣化を抑制することができる。
以上のように、本発明にかかる受信装置は、無線通信を行う受信装置に有用であり、特に、伝搬路の推定を行う場合に適している。
1 受信アンテナ
2 FFT部
3 伝搬路推定部
4 周波数領域等化部
5 IDFT部
6 スイッチ
7 デマッピング部
31 伝送路パラメータ推定部
32 FIR構築部
33 テーブル保持部
34 データ部分推定部
35 伝搬路パラメータ設定部
36 パイロット部分推定部
37 テーブル選択部
38 複数テーブル保持部
321、322、323 補間パイロット選択部
324 補間パイロット選択方式選択部
325 FIR重み係数生成部

Claims (6)

  1. パイロット信号がサブキャリアに一定の時間間隔で挿入された受信信号の伝搬路を推定する受信装置であって、
    各々が異なる選択手順によって補間に使用されるパイロット位置を選択する複数の補間パイロット選択手段を備え、
    前記受信信号から推定した伝搬路の時間方向または周波数方向の相関度を示す伝搬路パラメータに基づいて、前記複数の補間パイロット選択手段により得られた複数のパイロット位置の情報から1つを選択し、選択されたパイロット位置の情報を含むFIR情報を用いて、
    または前記伝搬路パラメータに基づいて、1つの補間パイロット選択手段を選択し、選択された補間パイロット選択手段により得られたパイロット位置の情報を含むFIR情報を用いて、
    二次元FIRフィルタリングにより補間を行って、伝搬路を推定する伝搬路推定手段、
    を備え
    前記複数の補間パイロット選択手段のうちの1つの補間パイロット選択手段は、
    対象のデータシンボルについて、周波数軸上で最も近いパイロットが配置されたサブキャリアから、時間方向に分散した第1の規定数個のパイロットを優先的に選択し、周波数軸上で次に近いパイロットが配置されたサブキャリアから、時間方向に分散した第2の規定数個のパイロットを優先的に選択し、目標数個のパイロットを選択する、
    ことを特徴とする受信装置。
  2. パイロット信号がサブキャリアに一定の時間間隔で挿入された受信信号の伝搬路を推定する受信装置であって、
    各々が異なる選択手順によって補間に使用されるパイロット位置を選択する複数の補間パイロット選択手段を備え、
    前記受信信号から推定した伝搬路の時間方向または周波数方向の相関度を示す伝搬路パラメータに基づいて、前記複数の補間パイロット選択手段により得られた複数のパイロット位置の情報から1つを選択し、選択されたパイロット位置の情報を含むFIR情報を用いて、
    または前記伝搬路パラメータに基づいて、1つの補間パイロット選択手段を選択し、選択された補間パイロット選択手段により得られたパイロット位置の情報を含むFIR情報を用いて、
    二次元FIRフィルタリングにより補間を行って、伝搬路を推定する伝搬路推定手段、
    を備え、
    前記複数の補間パイロット選択手段のうちの1つの補間パイロット選択手段は、
    対象のデータシンボルについて、時間軸上で最も近いパイロットが配置されたシンボルから、周波数方向に分散した第1の規定数個のパイロットを優先的に選択し、時間軸上で次に近いパイロットが配置されたシンボルから、周波数方向に分散した第2の規定数個のパイロットを優先的に選択し、目標数個のパイロットを選択する、
    ことを特徴とする受信装置。
  3. 前記伝搬路推定手段は、
    複数の伝搬路パラメータのそれぞれに対応した前記FIR情報を記録したテーブルを複数保持した複数テーブル保持手段と、
    前記複数の補間パイロット選択手段を備え、前記複数の補間パイロット選択手段のいずれかで選択されたパイロットを用いてFIR情報を生成し、当該FIR情報を前記複数テーブル保持手段が保持するテーブルに記録するFIR構築手段と、
    を備え、
    前記受信信号から推定した伝搬路パラメータに基づいて、前記複数テーブル保持手段から適応的にテーブルを選択し、当該選択したテーブルに記録されたFIR情報を用いて二次元FIRフィルタリングを実施して伝搬路を推定する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
  4. 前記伝搬路推定手段は、
    前記FIR構築手段と接続可能なインタフェース、
    を備え、
    前記FIR構築手段は、受信処理以外のときに、前記FIR情報を前記複数テーブル保持手段が保持するテーブルに記録し、受信処理の運用時は取り外し可能とする、
    ことを特徴とする請求項に記載の受信装置。
  5. 送受信の時間的な制御単位を規定するフレーム内のパイロット配置位置が、前記フレーム内での時間軸または周波数軸上に対して対称性がある場合に、
    前記伝搬路推定手段は、
    対称性がある時間軸または周波数軸の一方の側のデータ信号の伝搬路推定に用いるFIR情報を、前記対称性がある時間軸または周波数軸の他方の側において対称の位置にあるデータ信号の伝搬路推定の際に用いる、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の受信装置。
  6. 伝搬路の推定精度の劣化が予想される場合に、
    システムで規定したパイロット配置情報に基づいてFIRフィルタリングで規定される時間周波数ごとの推定性能の期待値を保持し、前記期待値に対応した精度情報に基づいてスケーリングした軟判定情報を、誤り訂正復号処理に用いる、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の受信装置。
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