JP5931858B2 - 充填流出口、充填流出口の使用方法と充填方法 - Google Patents

Description

この発明は、加圧ガス充填ノズルと、コネクタと充填ノズルを備えるユニットと、それらの使用方法と、対応する充填方法に関する。

より具体的には、この発明は、長軸の周囲で長軸方向に延びる少なくともの１つの爪を有する、加圧流体容器の栓（faucet）の充填コネクタに連結されるように設計された充填ノズルに関し、１つの爪または複数の爪と長軸（longitudinal axis）との間に配置される中心空間は、筒状全体形状のコネクタを受ける意図の囲いを形成する。

この発明は、特に高圧のガスのボトル（例えば、２００バールから７００バールの間）の充填に関する。

この発明は、特に、ボトルを充填するために、充填ノズルのガスボトルへの速い接続のための構造に関する。

この装置は、通常、２つの機能を有する：
−ノズルのコネクタへのロック機能（言い換えると、機械的な係合）と、
−間違い防止システム（fool-proofing system ）(言い換えると、危険な接続を防ぐために、特定のノズルのみ特定のタイプのコネクタに接続することを許可するオス／メスシステム）。

間違い防止システムを確実にするために、大抵の製造業者は、充填コネクタの側面上の複数の突起を用いる。

しかしながら、これらの接続システムは、特に自動接続操作において、接続操作をより難しくする。

もう一つの知られたシステムによれば、充填ノズルの顎システム（jaw system）は、ねじ筋が形成されたコネクタのねじ筋に、ユニットをロック可能にするために、係合する。このようなシステムの欠陥は、本質的に安全性に関する、なぜなら、操作者は、ロックの精度を正確にチェックできないからである。さらに、ねじ筋が形成されたコネクタのねじ筋は、損傷をうける傾向にあり、この損傷は機械的接続の精度に影響する。

文献 FR２５７０４６９は、充填ノズルを記述している。この充填ノズルは、栓のガス流入口に対してノズルのガス流入口を密閉的（sealingly）に保持するために栓本体を選択的に掴む結合された（articulated ）ペグを備えている。

このタイプの係合と密閉（seal）は、しかしながら、特に、労働の割合（industrial rate）での充填に対して、作業者による実行は困難であり、安全性の保障を十分に提供しない。栓に対する充填ノズルの位置決めもまた難しく、自動化するためには困難である。

文献US ６３４３６３０と、文献DE９２１７６２９は、高圧流体の配送のためのシステムを記述している。このシステムは、固定された外部スリーブに対して長手方向に移動可能な複数の噛み合い顎（jaw）を備えている。

複数の顎と内側のピストンは、配送システムに組み込まれている接続作業中に、長手方向に移動可能である。

文献EP１４４７５７４A1は、２つのシャフトの機械的接続のためのシステムを記述している。

この発明の１つの目的は、上述の先行技術の中で説明されたいくつかの、または、全ての欠陥を減らすことである。

この目的のために、この発明に係る充填ノズルは、上述の前置き内に与えられた一般的な定義と同様であり、本質的に、前記中心空間に向いて配置される少なくとも１つの爪の内面は全体形状が平坦であって所定の寸法（set dimension）の複数の突起及びまたは複数凹みとを備え、前記複数の突起及びまたは前記複数の凹みとは、充填コネクタの外面に設けられる前記マッチング溝及びまたは複数の突起に嵌るように、調整された形状内で互いに対して離間している、少なくとも１つの爪は、前記ベースに対して前記長手軸に対して横切って前記中心空間内へのコネクタの挿入を可能とする開き位置と複数の爪の内面をコネクタの外面にかみ合わせることができる閉じられた位置との間で移動可能であり、前記ノズルは、前記ベースと少なくとも１つの爪に対して閉じられた位置に前記複数の爪を固定するアクティブ位置と、前記複数の爪を前記開き位置に移動可能とするインアクティブ位置との間で移動可能な固定部材を備えることを特徴とする。

単純な簡素なメカニズムを用いるが、この発明は、以下の機能を達成する：
―充填ノズルのコネクタへの良好な固定を確実にする係合と、
−前記ノズルに組み合わさる前記コネクタ（または逆に）に前記ノズルが噛み合うことを確実にする間違い防止。

さらに、この発明複数の実施形態は、以下の１つ以上の特徴を有してもよい：
−前記ノズルは、前記長手軸の周囲でお互いに離れて間隔をあけて位置する複数の爪を備える、
−前記ノズルは、結合の軸回りの回転運動によって前記開き位置と前記閉じられた位置との間で移動可能な少なくとも一つの爪を備える、
−前記固定部材は、前記少なくとも１つの爪の周囲に配置される管状全体形状のスリーブを備える、
−前記スリーブは、前記長手軸に平行な方向に平行に移動可能である、
−前記固定部材は、初期設定により、その前記動作位置に向ってリターン部材によって付勢される、
−前記少なくとも１つの爪が前記開き位置にあるとき、ストップは前記固定部材が前記インアクティブ位置から前記アクティブ位置に移動することを妨げ、前記少なくとも１つの爪が閉じられた位置にあるとき、前記固定部材の前記インアクティブ位置から前記アクティブ位置への移動は前記ストップによっては妨げられない、
−前記ノズルは、前記複数の爪を選択的に開くための移動可能部材を備え、前記開き部材は、前記複数の爪の前記開き位置から前記閉じられた位置への移動を妨げる動作位置と、前記複数の爪の前記開き位置から前記閉じられた位置への移動を可能にする無動作位置との間で移動可能である、
−前記開き部材は、リターン部材によって、初期設定によりその前記動作位置に向って付勢される、
−前記開き部材は、前記少なくとも１つの爪と前記長手軸との間に配置される前記中心空間内へ開き、前記充填コネクタが前記充填ノズルの前記中心空間を通るとき、前記開き部材は、前記充填コネクタの直線的または直線的ではない機械的動作のもと、その動作位置からその無動作位置まで移動可能である
−前記ノズルは、充填コネクタの少なくとも一つの内部バルブを開くことを動作させるために前記中心空間内を選択的に移動可能なバルブアクチュエータを備える、
−前記複数の爪は、前記開き位置と前記閉じられた位置との間で平行に移動可能である、
−前記ノズルは、前記ベースに対して固定されて前記爪の上流端に配置される結合の軸回りの曲げ及びまたは回転運動を介して前記開き位置と前記閉じられた位置との間で移動可能な少なくとも１つの爪を備え、言い換えると、結合の前記軸は、前記ノズル内の前記充填ガスの流れの方向に前記ノズルの上流側の前記爪の一端に配置される、
−前記長軸の周囲に配置される３つまたは４つの前記爪を備える、
−前記固定部材の前記インアクティブ位置から前記アクティブ位置への移動を選択的に妨げる前記ストップは、少なくとも爪に設けられる少なくとも１つの肩部を備える、
−前記少なくとも１つの爪に対する前記開き部材の位置の機能（function）として、前記開き部材は、前記少なくとも１つの爪が近づくことを妨げる選択的ストップを形成する表面を備える、
−前記開き部材は、前記長手軸に対する前記少なくとも１つの爪の開く程度を決定するために、筒状全体形状の本体を備え、この本体の外面は、前記少なくとも１つの爪を受けてガイドするよう意図された傾斜面を備える、
−前記開き部材は、前記長手軸に平行な方向に平行に移動可能である、
−前記開き部材は、前記固定部材の位置と前記少なくとも１つの爪の位置とに対して、独立して平行に（in translation）に移動可能である、
−前記開き部材を付勢する前記リターン部材は、少なくとも、圧縮ばねまたは引っ張りばねまたは牽引ばね（traction spring）のいずれかを備える、
−前記充填ノズルに圧力が作用しているときに、言い換えると、前記ノズルが前記加圧流体を分配しているときに、前記固定部材を選択的に前記アクティブ位置に固定するために、前記ノズルは、前記充填ノズル内の内部圧力に対して敏感（sensitive）な移動可能部分を備えている、
−前記コネクタは垂直に指向されている、言い換えると、前記充填ノズルは、前記コネクタに対して、底から頂点まで垂直に機械的に接続されている、
−この発明は、また、充填コネクタと充填ノズルとを備えるユニットに関わり、前記充填ノズルは、上述または下記で説明される特徴のどれでも有し、前記充填コネクタは、長手軸に沿って延びる筒状の全体形状の本体を備え、前記本体の前記外面は、前記コネクタの前記長手軸に対して垂直方向に指向される所定の寸法の複数の横断溝（及びまたは複数の突起を備え、前記複数の溝及びまたは前記複数の突起とは、前記コネクタの前記長手方向に調整された状態で間隔をあけて配置されており、前記コネクタの前記本体に対する前記複数の爪の選択的な係合を可能とするために、前記少なくとも１つの爪の記複数の突起及びまたは前記複数の凹みとは、前記複数の溝及びまたは前記複数の突起に適合する、
他の可能な特徴によれば：
−少なくとも複数の前記横切る溝及びまたは複数の突起は、前記コネクタの前記長手軸回りの前記少なくとも１つの爪の角度位置に関わらずに前記少なくとも１つの爪の前記コネクタの前記本体への係合を可能とするために、前記コネクタの前記本体の前記周面上に形成される、
このため、間違い防止機能（言い換えると、前記充填ノズルと前記コネクタとの間の接続形状が適合する）は、前記長手軸の周囲に対する一つの部分の角度の目印付けは不要である。これは、特に、前記ノズルと前記コネクタとの可能性のある自動接続において、接続を容易にする。

他の可能な特徴によれば：
−コネクタを備える（bearing）栓の前記本体に対して機械的取り付けなしに、前記充填ノズルは、前記充填コネクタのみに前記１つの爪または前記複数の爪を介して接続する、
−前記充填コネクタは、前記充填ノズルに接続される一つの上流端と容器に連結される一つの下流端との間の内部充填回路を形成する本体を備え、前記コネクタは、前記回路の上流の閉じられた位置と前記回路の下流の開き位置との間でシートに対して移動可能な隔離バルブを備え、前記隔離バルブは、その上流位置に向ってリターン部材によって付勢され、前記コネクタは、また、前記隔離バルブの上流に配置されるダストバルブを備え、前記ダストバルブは、前記本体に対して、前記回路の前記上流端の上流閉じられた位置と、前記上流回路端の下流開き位置との間で、移動可能であり、前記ダストバルブは、リターン部材によって、その上流位置に向って付勢される、
−前記ダストバルブは、前記回路の前記上流端と前記下流端との間の前記流体通路の少なくともいくつかの通路に挿入されるフィルタを備え、前記フィルタは前記ダストバルブとともに移動可能である、
−前記ダストバルブは、下流端を備え、前記ダストバルブが、前記回路の上流端を開く与えられた接触下流位置にあるとき、前記隔離バルブをその前記下流開き回路位置に向って移動するように、前記ダストバルブのこの下流端は、移動可能な前記隔離バルブの上流端を付勢する、
−この発明は、また、加圧流体容器、特に加圧ガスボトルに充填するための、上述または下記に説明されるいずれか１つの特徴に係る充填ノズルの使用方法、または、上述または下記に説明されるいずれか１つの特徴の係るユニットの使用方法に係る。

この発明は、また、加圧流体を容器に充填するための方法に関連し、前記容器は、長手軸に沿って延びる筒状全体形状の本体が設けられる充填コネクタを有する栓を備え、その前記外面は、前記コネクタの前記長手軸に対して垂直方向に指向される所定の寸法の複数の横断溝及びまたは複数の突起を備え、前記コネクタは、少なくとも１つの内部バルブを備える、容器に加圧流体を充填するための方法であって、前記コネクタが上述または下記に説明されるいずれか１つの特徴に係る充填ノズルに機械的に接続される工程を備え、前記充填ノズルの前記少なくとも１つの爪の前記内面が前記コネクタの前記外形状に適合する。

他の可能な特徴によれば、
−前記充填方法は、前記充填ノズルに圧力が作用しているとき、およびまたは、前記充填コネクタの少なくとも１つのバルブが開いているときに、前記固定部材が前記アクティブ位置に固定される工程を含む、
−前記方法は、前記充填コネクタの前記少なくとも１つのバルブが選択的に開く工程を備え、前記少なくとも１つのバルブが選択的に開く前記工程、特に、前記コネクタに前記充填ノズルが機械的に接続される工程の後に前記少なくとも１つのバルブが開かれる工程は、前記充填ノズルが前記コネクタに機械的に接続される工程に独立して実行される。

この発明は、上述と下記の説明の特徴のどんな組み合わせを備えるどんな代わりの装置、または、方法にも関する。

図１は、この発明の可能な例の形態に係るコネクタに接続している充填ノズルの詳細を示す部分的な斜視図。 図２は、この発明の可能な例の形態に係る充填ノズルのコネクタへの係合工程の連続的な状態を示す長手方向の部分断面図。 図３は、この発明の可能な例の形態に係る充填ノズルのコネクタへの係合工程の連続的な状態を示す長手方向の部分断面図。 図４は、この発明の可能な例の形態に係る充填ノズルを示す断面図。 図５は、充填コネクタに接続された図４からの充填ノズルであって、充填ノズルが充填コネクタの複数の内部バルブを開くための工程を始めた状態を示す図。 図６は、容器に搭載された図５からの充填ノズルであって、充填ノズルが充填コネクタの２つの内部バルブを開いた状態を示す概略図。

他の特徴と利益は、複数の図面を参照して提供される下記の記述の中に説明される。この図面において：
−図１は、この発明の可能な例の形態に係るコネクタに接続している充填ノズルの詳細を示す部分的な斜視図である、
−図２，３は、この発明の可能な例の形態に係る充填ノズルのコネクタへの係合工程の連続的な２つの状態を示す長手方向の部分断面図である、
−図４は、この発明の可能な例の形態に係る充填ノズルを示す断面図である、
−図５は、充填コネクタに接続された図４からの充填ノズルであって、充填ノズルが充填コネクタの複数の内部バルブを開くための工程を始めた状態を示している、
−図６は、容器に搭載された図５からの充填ノズルであって、充填ノズルが充填コネクタの２つの内部バルブを開いた状態を示す概略図。

図１に示される充填ノズルは、３つの爪２を備えている。３つの爪は、長手軸Aの周囲で長手方向に延びている。複数の爪２は、筒状の全体形状の充填コネクタ１を受けるための中心空間を形成する長手方向の周囲に配置されるスペースを定める（図１参照）。

記述される例では、充填ノズルは、軸２の周囲に配置される３つの爪２を備えている、しかし、もちろん、ノズルは、１つ、２つ、または、３つ以上の爪２を備えることも可能である。

複数の爪２は、例えば、軸Aの周囲に対称に配置されている（例えば、互いに１２０°離れている）。

複数の爪２の内面（言い換えると、中心空間と軸Aに向けられた爪２の内面）は、好ましくは、平らであり、所定の寸法（軸Aに対して横切るとともに直交する寸法）の複数の突起（relief）１２と複数の凹み（recess）２２とを備える。

さらに、複数の突起１２と複数の凹み２２とは、充填コネクタ１の外面に配置されるマッチング溝１１と突起２１とに嵌め込まれるよう、調整された状態で長軸方向に互いに対して間隔があけられている。言い換えると、複数の爪が軸Aに平行であると、複数の突起１２と複数の凹み２２は、軸Aに平行な方向に調整された配置を有する。

このため、ノズルは、互換性のある（compatible）応用のみのために（例えばガスのタイプと充填圧力の互換性を確実にするために）、与えられたコネクタ形状に適合し、特定のタイプのコネクタへの接続に限定する。

少なくとも１つ、好ましくは全ての爪２は、軸Aに対して横向きに、中心空間へのコネクタ１の挿入を可能とする開き位置（図２参照）と、コネクタ１の外面に爪２の内面が噛み合う（fit）閉じられた位置（図５参照）との間で移動可能である。

例えば、１つの爪２または複数の爪２は、結合（articulation）の軸２０回りの回転運動によって、開き位置と閉じられた位置との間で移動可能である。図１に示すように、複数の爪２の結合の軸は、爪２の上流先端に配置されている。言い換えると、爪２の、ノズル内の充填ガスの上流から下流への流れの方向（ノズルが充填コネクタを供給しているときの）のノズルの上流側に配置される先端である。

当然、開き位置と閉じられた位置との間の爪２の、爪２の曲げおよびまたは平行な（translation）動きによる移動は、別形または組み合わせとして可能である。

ノズルは、また、閉じられた位置で複数の爪２を固定するアクティブ位置と開き位置への爪２の移動を可能とするノンアクティブ位置との間で移動可能な固定部材（locking member) ３を備えている。

図示されるように、固定部材３は、複数の爪２の周囲に配置されるとともに管状の全体形状のスリーブ３を備えてもよい。スリーブ３は、インアクティブ位置（上流、図２，３，４を参照）とアクティブ位置（下流、図５，６参照）との間で長手軸Aに平行な方向に複数の爪２に対して選択的に平行に（in translation ）移動可能である。

図４，５に示されるように、スリーブ３の上流端は、下部ベース（lower base ）１５と外部ケーシング１６との間にスライド的（slidingly）に搭載されてもよい。例えば、ベース１５は、ケーシング１６に、１つ以上のねじ１７のような取り付け部材（attachment member）によって取り付けられている。ベース１５は、例えば管状の全体形状であり、バルブアクチュエータ１１１を収容している、バルブアクチュエータは好ましくは移動式である。

アクティブ位置（下流端に向かって）では、スリーブ３は、閉じられた位置で複数の爪２をつかむ。言い換えると、下流端では、スリーブ３は、複数の爪２が開くことを防ぐ機械的ストップを形成する。アクティブポジション（ノズルの上流端に向かって、図２，３，４を参照）では、スリーブ３は、複数の爪２を開き位置に移動することができる。

例えば、複数の爪２の外面の下流端は、ストップ３２を形成する肩部を備えている。ストップ３２は、スリーブ３のアクティブ位置とインアクティブ位置を規定できるようにスリーブに係合するよう意図する。さらに、これら複数のストップ３２は、選択的に、スリーブ３のインアクティブ位置からアクティブ位置への移動を可能にし、または、妨げる。複数の爪２の閉じられた位置では、スリーブ３のインアクティブ位置からアクティブ位置への移動（下流方向へのスライド）は、ストップ３２によっては妨げられない。

スリーブ３は、好ましくは、初期設定により、圧縮ばねのようなリターン部材６０によって、そのアクティブ位置に向かって（下流先端に向かって）付勢されている。

例えば、ばね６０の上流端は、ベース１５を圧迫する。

ノズルは、また、好ましくは、複数の爪２を選択的に開くための移動可能部材４を備えてもよい。この開き部材４は、例えば、管形状であり、ベース１５内に移動可能にバルブアクチュエータ１１１の周囲に搭載されている。開き部材４は、好ましくは、長手軸Aに沿って平行に移動可能である。この開き部材４は、動作位置（work position）と、無動作位置(idle position)との間で移動可能である。動作位置は、複数の爪２の開き位置から閉じられた位置への移動を妨げる。無動作位置は、複数の爪２の開き位置から閉じられた位置への移動を可能にする。

開き部材４は、複数の爪２に対する開き部材４の長手方向の位置のとの関連で、複数の爪２が近づくことを妨げまたは許可する選択的ストップを形成する外面を備える。

例えば、図２から５に示されるように、開き部材４は、管状全体形状の本体（body）を備えており、本体の外面は、少なくとも１つの爪２を案内する傾斜側面（profile）４０を備えている。例えば、少なくとも１つの爪２の内面の突起１２は、傾斜側面４０との接触によって案内される。傾斜側面４０は、それゆえ、少なくとも一つの爪２を長手軸Aに対して開かせる。

開き部材４は、好ましくは、初期設定により、その動作位置（下流）に向かって、圧縮ばねのようなリターン部材５によって付勢されている。開き部材４のばね５は、例えばバルブアクチュエータ１１１の周囲に搭載されており、後方に対して圧迫している。

このような充填ノズルの充填コネクタ１への接続の一例は、以下に説明される。

図４は、接続の切れた位置にある充填ノズルを示している。複数の爪２は、相対的に開き位置にある。固定スリーブ３は、複数の爪２によって、インアクティブ位置（上流）に固定されている。開き部材４は、動作位置（上流）にある。

充填ノズルが充填コネクタ上に長手軸に沿って（図２中、右から左）設置されると、もし、コネクタ１の充填ノズルの中心空間への挿入が必要であると、複数の爪２は開く。コネクタ１の先端は、そのとき、開き部材４の先端に接触する。そのとき、コネクタ１の先端は、ばね５の力に抗って、開き部材４を上流端に向って押す。開き部材４の後退移動（ノズル１の上流端へ向う）は、複数の爪２の長手軸Ａへ近づくことを可能とする（傾斜側面４０を介して）。複数の爪２の突起１２と凹み２２とは、コネクタ１の外面の凹み１１と突起２１とに係合する（図３とさらに図５を参照）。

複数の爪２は、回転し、コネクタ１上に閉じる。この係合は、複数の爪２とコネクタ１の傾斜側面との間の良好な形状の適合（fit）がある場合のみ可能である。

好ましくは、複数の横断溝１１及びまたは複数の突起２１は、コネクタ１の本体の周囲全体の周囲に形成される。このため、複数の爪２は、コネクタ１の長手軸の周囲の複数の爪２（および充填のノズル）の角度位置を気にすることなく、コネクタ１の本体に噛み合うことができる。

複数の爪２が近くづくことは、複数の爪２が開くことを妨げるために複数の爪（図５を参照）上をスリーブ３が自動的に下流にスライドする（そのばね６０によって）ことを可能にする。

このため、開くこと（unlocking）が妨げられ、ノズルがコネクタ１と係合したことが維持される。接続を解除するために、スリーブ３は、複数の爪２が開くことができるようにするために最初にインアクティブ位置（上流端に向って）に移動しなければならない。このスリーブのインアクティブ位置への移動は、手動（manually）でおよび／または自動的になされる。

好ましくは、充填ノズルは、追加の安全システム（図示せず）を備えてもよい。この安全システムは、ノズル１に圧力が作用しているとき（言い換えると、ノズルがガスを供給しているとき）、固定解除（スリーブ３上流端の移動）を妨げることを可能にする。

機械的係合が実行されると（図５を参照）、充填ノズルは、コネクタ１内のバルブ（複数）に加圧ガス（pressurized gas）を供給するために開くように命令してもよい（command）。

好ましくは、ノズルのコネクタ１への（機械的）係合は、コネクタとガス通路の複数のバルブを開くことから独立する。

例えば、充填ノズルは、バルブアクチュエータ１１１を備えている。バルブアクチュエータ１１１は、電気機械（electromechanical）及びまたは液圧応用機械（hydraulic）及びまたは空気式の手段（pneumatic means）または手動の手段（means of manual ）または自動的制御レバー２０４によって、平行に移動可能である。

レバー２０４は、例えば回転し（pivoting）、回転運動を、例えばバルブアクチュエータ１１１の長手軸Ａに沿う選択的な移動に変換する（図５，６を参照）。

限定されない態様（manner）に示されるように、バルブアクチュエータ１１１は、管状であってもよい（圧縮された充填ガスはその内部通路を通過する）。バルブアクチュエータ１１１の下流端は、下流端を充填コネクタ１のオリフィス内（言い換えると、コネクタの内部）に密閉的（sealingly）に接続するための密閉システムを備えてもよい。

好ましくしかし限定しない図５，６に示す形態では、充填コネクタ１は、充填ノズルに接続する上流端３００と容器１３に連結される下流端４００との間に内部充填回路６００を形成する本体２００を備える（図６に示す）。コネクタ１は、好ましくは、リリーフバルブあり、または、リリーフバルブなしで、栓（faucet）１１２に搭載される。

コネクタ１は、シート８に対して回路の上流の閉じられた位置と回路の下流の開き位置との間で移動可能な隔離バルブ（isolating valve）７を備えている。隔離バルブ７は、初期設定によりその上流位置に向って、圧縮ばねのようなリターン部材９によって付勢されている。

コネクタ１は、また、隔離バルブの上流に配置されるダストバルブ（dust valve）１０を備えている。ダストバルブ１０は、回路６の上流端３の上流の閉じられた位置と上流回路端３の下流の開き位置との間で、本体２に対して移動可能である。

ダストバルブ１０は、その上流位置に向って、圧縮ばねのようなリターン部材１４によって付勢されている。

好ましくは、限定なしに、ダストバルブ１０は、上流端３と下流端４との間の流体が通過する少なくともいくつかのルートに挿入される（interposed）される
フィルタ１０２を備えてもよく、フィルタ１０２は、ダストバルブ１０とともに移動可能である。

フィルタ（または適用されるのであれば複数のフィルタ）は、例えば０．０５ｍｍより大きいまたは０．１ｍｍより大きいまたは１ｍｍより大きいまたは２ｍｍより大きい（要求と同じ位）の固定の粒子を保持する例えば金属または他の構造を備える。

有利な特徴によれば、ダストバルブ１０は、下流端を備え、ダストバルブ１０が回路６の上流端３を開く与えられた接触下流位置（given contact downstream position）にあるとき、このダストバルブ１０の下流端は、移動可能な隔離バルブ７の上流端を、その下流開き回路位置（downstream open circuit posiotn）に向って隔離バルブ７を移動するように、付勢する。

示されるように、ダストバルブ１０（及びそのフィルタ１０２）はバルブアクチュエータ１１１の機械的接触によって、下流端に向って移動されてもよい（その代わりに、充填ノズルから来る圧縮ガスは、バルブ１０を下流端に向って移動することができる）。

このため、上流のダストバルブ１０は、下流の隔離バルブ７のためのアクチュエータとして動作することができる。言い換えると、ダストバルブ１０は、間接的に、充填ノズルによって発生した力を下流の隔離バルブ７に送ることができる。当然、代わりに（alternatively）、この下流の隔離バルブ７は、充填ノズルによって運ばれる加圧ガスによって移動されてもよい。

代わりに,隔離バルブ７は、機械的接触（ダストバルブ１０による）を通すことを除いて隔離バルブ７が開くことを妨げる逆止弁を備えてもよい。

上に示したように、この発明は単純な構造を備えるけれども、充填ノズルのコネクタへの接続のための高い安全システムを提案する。

充填ノズルとコネクタ（コネクタとノズルの複数の爪の｛一つまたは複数の｝溝と｛１つまたは複数｝の突起）との形状的な適合のためのシステムは、充填ノズルに対して不適当に（不適当な充填状態または流体）充填ノズルが容器のコネクタに間違って接続されることを防ぐことを可能とする。

この唯一の接続システムは、同様であってしかし異なる形状の充填ノズル／コネクタの組み合わせの複数に及ぶ（cover）
例えば、２つの溝１１と２つの突起２１とをコネクタ１の長手方向にオフセットした位置に設けることによって、複数の異なる接触範囲（例えば３０以上）を設けることができる。

このシステムは、また、対応するボトルを充填するときの安全性を向上することができる（例えば、酸化剤を含んでいるボトルが燃料を提供する充填ノズルに接続されることを防止することによって）。

この発明に係るこの構造は、また、充填の責任者である操作者と栓とこのようなコネクタに取り付けられるガスボトルの末端使用者とのための安全性の観点から特に有効である充填手順を実行することを可能とする。

このため、例えば、図５を参照すると、移動可能なダストバルブ１０は、その移動の間、守られるべき充填を可能とする少なくとも２つの密封位置を選択することができる。

第１の密封位置では、ダストバルブ１０は、下流端に向って移動され、隔離バルブが開かれることなくコネクタの上流流入口３００を開く（図５を参照）。この位置では、上流バルブ１０が開き下流バルブ７が閉じられるとともに、例えば、プレ充填テストを行う充填道具を用いることによって、隔離バルブの上流に配置されるチャンバは、真空にされる（予め決定された低い圧力）。この配置では、実際に、隔離バルブ７からくるどんな漏れも測定することを可能とする。

もう一方の密閉位置（図６参照）では、充填される前のボトルとコネクタの回路の充填及びまたはパージ（purge）を実行するために隔離バルブ７は、また、開くことができる。

充填が完了すると直ぐ、上述の複数の事前充填テスト（pre-filling tests）のような必要な次の充填テストのどれでも（any）を行うために、隔離バルブ７は再び閉じ、ダストバルブ１０は、開いた状態を保つことができる（図５参照）。

ダストバルブ１０上に移動可能なフィルタがあろうがなかろうが（フィルタは省略されてもよい）、この発明に係る充填方法は、上述のダブルシリアルバルブ機構を用いることによって充填安全性を向上することを促進することができる。

この充填コネクタは、また、必要であれば、ガス抽出コネクタ（extraction connector ）であってもよい。

特に上述の機構は、特に、もし接続が充填コネクタと充填ノズルとの間の角度の目印付け（angular indexing）を要求されなければ、充填が自動化されることを可能とする。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に器脚された発明を付記する。
［１］
ベース（１５，１６）と、長手軸（Ａ）の周囲で長手方向に延びる少なくとも一つの爪（２）とを備え、１つの爪または複数の爪（２）と長軸（Ａ）との間に配置される中心空間は、筒状全体形状の充填コネクタ（１）を収容するよう意図された囲いを形成し、前記中心空間に向いて配置される少なくとも１つの爪の内面は全体形状が平坦であって所定の寸法の複数の突起（１２）及びまたは複数凹み（２２）とを備え、前記複数の突起１２及びまたは前記複数の凹み（２２）とは、充填コネクタ（１）の外面に設けられる前記マッチング溝（１１）及びまたは複数の突起（２１）に嵌るように、調整された形状内で互いに対して離間している、少なくとも１つの爪（２）は、前記ベース（１５，１６）に対して前記長手軸（Ａ）に対して横切って前記中心空間内へのコネクタ（１）の挿入を可能とする開き位置と複数の爪（２）の内面をコネクタ（１）の外面にかみ合わせることができる閉じられた位置との間で移動可能であり、前記ノズルは、前記ベース（１５，１６）と
少なくとも１つの爪（２）に対して閉じられた位置に前記複数の爪（２）を固定するアクティブ位置と、前記複数の爪（２）を前記開き位置に移動可能とするインアクティブ位置との間で移動可能な固定部材（３）を備えることを特徴とする、加圧流体容器の栓の充填コネクタに連結されるよう設計される充填ノズルであって、
前記固定部材（３）は、リターン部材（６０）によって、初期設定によりにその前記アクティブ位置に向って付勢され、前記ノズルは、充填コネクタ（１）の少なくとも一つの内部バルブを開くことを動作させるために前記中心空間内を選択的に移動可能なバルブアクチュエータ（１１１）を備える、前記充填ノズルの前記バルブアクチュエータ（１１１）は、少なくとも１つの爪（２）の位置と前記固定部材（３）の位置とに対して独立して平行して移動可能である充填ノズル。
［２］
前記長手軸（Ａ）の周囲でお互いに離れて間隔をあけて位置する複数の爪（２）を備え
る
ことを特徴とする［１］に記載の充填ノズル。
［３］
結合の軸（２０）回りの回転運動によって前記開き位置と前記閉じられた位置との間で移動可能な少なくとも一つの爪（２）を備える
ことを特徴とする［１］または［２］に記載の充填ノズル。
［４］
前記固定部材は、前記少なくとも１つの爪（２）の周囲に配置される管状全体形状のスリーブ（３）を備える
ことを特徴とする［１］から［３］のいずれか１つに係る充填ノズル。
［５］
前記スリーブ（３）は、前記長手軸（Ａ）に平行な方向に平行に移動可能である
ことを特徴とする［４］に記載の充填ノズル。
［６］
前記少なくとも１つの爪（２）が前記開き位置にあるとき、ストップ（３２）は前記固定部材（３）が前記インアクティブ位置から前記アクティブ位置に移動することを妨げ、前記少なくとも１つの爪（２）が閉じられた位置にあるとき、前記固定部材（３）の前記インアクティブ位置から前記アクティブ位置への移動は前記ストップ（３２）によっては妨げられない
ことを特徴とする［１］から［５］のうちのいずれか１つに係る充填ノズル。
［７］
前記複数の爪を選択的に開くための移動可能部材（４）を備え、前記開き部材（４）は、前記複数の爪（２）の前記開き位置から前記閉じられた位置への移動を妨げる動作位置と、前記複数の爪（２）の前記開き位置から前記閉じられた位置への移動を可能にする無動作位置との間で移動可能である
ことを特徴とする［１］から［６］のうちのいずれか１つに係る充填ノズル。
［８］
前記開き部材（４）は、リターン部材（５）によって、初期設定によりその前記動作位置に向って付勢される
ことを特徴とする［７］に記載の充填ノズル。
［９］
前記開き部材（４）は、前記少なくとも１つの爪（２）と前記長手軸（Ａ）との間に配置される前記中心空間につながり、前記充填コネクタが前記充填ノズルの前記中心空間を通るとき、前記開き部材（４）は、前記充填コネクタの直線的または直線的ではない機械的動作のもと、その動作位置からその無動作位置まで移動可能である
ことを特徴する［７］または［８］に記載の充填ノズル。
［１０］
前記ベース（１５，１６）に対して固定されて前記爪（２）の上流端に配置される結合の軸（２０）回りの曲げ及びまたは回転運動を介して前記開き位置と前記閉じられた位置との間で移動可能な少なくとも１つの爪（２）を備え、言い換えると、結合の前記軸（２０）は、前記ノズル内の前記充填ガスの流れの方向に前記ノズルの上流側の前記爪の一端に配置される
ことを特徴とする［１］から［９］のいずれか１つに係る充填ノズル。
［１１］
前記長軸の周囲に配置される３つまたは４つの前記爪を備える
ことを特徴とする［１］から［１０］のうちのいずれか１つに係る充填ノズル。
［１２］
充填コネクタ（１）と充填ノズルとを備えるユニットであって、
前記ノズルは、［１］から［１１］のうちのいずれか１つに相当し、前記充填コネクタ（１）は、長手軸に沿って延びる筒状の全体形状の本体を備え、前記本体の前記外面は、前記コネクタ（１）の前記長手軸に対して垂直方向に指向される所定の寸法の複数の横断溝（１１）及びまたは複数の突起（２１）を備え、前記複数の溝及びまたは前記複数の突起（２１）とは、前記コネクタ（１）の前記長手方向に調整された状態で間隔をあけて配置されており、前記コネクタ（１）の前記本体に対する前記複数の爪（２）の選択的な係合を可能とするために、前記少なくとも１つの爪（２）の記複数の突起（１２）及びまたは前記複数の凹み（２２）とは、前記複数の溝及びまたは前記複数の突起（２１）に適合する
ことを特徴とするユニット。
［１３］
少なくとも複数の前記横切る溝（１１）及びまたは複数の突起（２１）は、前記コネクタ（１）の前記長手軸（Ａ）回りの前記少なくとも１つの爪（２）の角度位置に関わらずに前記少なくとも１つの爪（２）の前記コネクタ（１）の前記本体への係合を可能とするために、前記コネクタ（１）の前記本体の前記周面上に形成される
ことを特徴とする［１２］に記載のユニット。
［１４］
加圧流体の容器、特に加圧ガスのボトルを充填するための、［１］から［１１］のうちのいずれか１つに係る充填ノズルの使用方法または［１２］または［１３］に記載のユニットの使用方法。
［１５］
長手軸に沿って延びる筒状全体形状の本体が設けられる充填コネクタ（１）を有する栓（１１２）を備え、その前記外面は、前記コネクタ（１）の前記長手軸に対して垂直方向に指向される所定の寸法の複数の横断溝（１１）及びまたは複数の突起（２１）を備え、前記コネクタ（１）は、少なくとも１つの内部バルブ（７，１０）を備える、容器（１３）に加圧流体を充填するための方法であって、前記コネクタ（１）が請求項１から１１のうちのいずれか１つに記載の充填ノズルに機械的に接続される工程を備え、前記充填ノズルの前記少なくとも１つの爪（２）の前記内面が前記コネクタ（１）の前記外形状に適合する
ことを特徴とする方法。

Claims (16)

1. ベース（１５，１６）と、長手軸（Ａ）の周囲で長手方向に延びる少なくとも一つの爪（２）とを備え、１つの爪または複数の爪（２）と長軸（Ａ）との間に配置される中心空間は、筒状全体形状の充填コネクタ（１）を収容するよう意図された囲いを形成し、前記中心空間に向いて配置される少なくとも１つの爪の内面は全体形状が平坦であって所定の寸法の複数の突起（１２）及びまたは複数凹み（２２）とを備え、前記複数の突起１２及びまたは前記複数の凹み（２２）とは、充填コネクタ（１）の外面に設けられる マッチング溝（１１）及びまたは複数の突起（２１）に嵌るように、調整された形状内で互いに対して離間している、少なくとも１つの爪（２）は、前記ベース（１５，１６）に対して前記長手軸（Ａ）に対して横切って前記中心空間内へのコネクタ（１）の挿入を可能とする開き位置と複数の爪（２）の内面をコネクタ（１）の外面にかみ合わせることができる閉じられた位置との間で移動可能であり、 前記ベース（１５，１６）と少なくとも１つの爪（２）に対して閉じられた位置に前記複数の爪（２）を固定するアクティブ位置と、前記複数の爪（２）を前記開き位置に移動可能とするインアクティブ位置との間で移動可能な固定部材（３）を備えることを特徴とする、加圧流体容器の栓の充填コネクタに連結されるよう設計される充填ノズルであって、
   前記固定部材（３）は、リターン部材（６０）によって、初期設定により その前記アクティブ位置に向って付勢され、前記ノズルは、充填コネクタ（１）の少なくとも一つの内部バルブを開くことを動作させるために前記中心空間内を選択的に移動可能なバルブアクチュエータ（１１１）を備える、前記充填ノズルの前記バルブアクチュエータ（１１１）は、少なくとも１つの爪（２）の位置と前記固定部材（３）の位置とに対して独立して平行して移動可能である充填ノズル。
2. 前記長手軸（Ａ）の周囲でお互いに離れて間隔をあけて位置する複数の爪（２）を備える
   ことを特徴とする請求項１に記載の充填ノズル。
3. 結合の軸（２０）回りの回転運動によって前記開き位置と前記閉じられた位置との間で移動可能な少なくとも一つの爪（２）を備える
   ことを特徴とする請求項１または２に記載の充填ノズル。
4. 前記固定部材は、前記少なくとも１つの爪（２）の周囲に配置される管状全体形状のスリーブ（３）を備える
   ことを特徴とする請求項１から３のいずれか１つに係る充填ノズル。
5. 前記スリーブ（３）は、前記長手軸（Ａ）に平行な方向に平行に移動可能である
   ことを特徴とする請求項４に記載の充填ノズル。
6. 前記少なくとも１つの爪（２）が前記開き位置にあるとき、ストップ（３２）は前記固定部材（３）が前記インアクティブ位置から前記アクティブ位置に移動することを妨げ、前記少なくとも１つの爪（２）が閉じられた位置にあるとき、前記固定部材（３）の前記インアクティブ位置から前記アクティブ位置への移動は前記ストップ（３２）によっては妨げられない
   ことを特徴とする請求項１から５のうちのいずれか１つに係る充填ノズル。
7. 前記複数の爪を選択的に開くための開き部材（４）を備え、前記開き部材（４）は、前記複数の爪（２）の前記開き位置から前記閉じられた位置への移動を妨げる動作位置と、前記複数の爪（２）の前記開き位置から前記閉じられた位置への移動を可能にする無動作位置との間で移動可能である
   ことを特徴とする請求項１から６のうちのいずれか１つに係る充填ノズル。
8. 前記開き部材（４）は、リターン部材（５）によって、初期設定によりその前記動作位置に向って付勢される
   ことを特徴とする請求項７に記載の充填ノズル。
9. 前記開き部材（４）は、前記少なくとも１つの爪（２）と前記長手軸（Ａ）との間に配置される前記中心空間につながり、前記充填コネクタが前記充填ノズルの前記中心空間を通るとき、前記開き部材（４）は、前記充填コネクタの直線的または直線的ではない機械的動作のもと、その動作位置からその無動作位置まで移動可能である
   ことを特徴する請求項７または８に記載の充填ノズル。
10. 前記ベース（１５，１６）に対して固定されて前記爪（２）の上流端に配置される結合の軸（２０）回りの曲げ及びまたは回転運動を介して前記開き位置と前記閉じられた位置との間で移動可能な少なくとも１つの爪（２）を備え る
    ことを特徴とする請求項１から９のいずれか１つに係る充填ノズル。
11. 前記長軸の周囲に配置される３つまたは４つの前記爪を備える
    ことを特徴とする請求項１から１０のうちのいずれか１つに係る充填ノズル。
12. 充填コネクタ（１）と、前記充填コネクタの充填ノズルとを備えるユニットであって、
    前記ノズルは、請求項１から１１のうちのいずれか１つに相当し、前記充填コネクタ（１）は、長手軸に沿って延びる筒状の全体形状の本体を備え、前記本体の前記外面は、前記コネクタ（１）の前記長手軸に対して垂直方向に指向される所定の寸法の複数の横断溝（１１）及びまたは複数の突起（２１）を備え、前記複数の溝及びまたは前記複数の突起（２１）とは、前記コネクタ（１）の前記長手方向に調整された状態で間隔をあけて配置されており、前記コネクタ（１）の前記本体に対する前記複数の爪（２）の選択的な係合を可能とするために、前記少なくとも１つの爪（２）の前記複数の突起（１２）及びまたは前記複数の凹み（２２）とは、前記複数の溝及びまたは前記複数の突起（２１）に適合する
    ことを特徴とするユニット。
13. 少なくとも複数の前記横切る溝（１１）及びまたは複数の突起（２１）は、前記コネクタ（１）の前記長手軸（Ａ）回りの前記少なくとも１つの爪（２）の角度位置に関わらずに前記少なくとも１つの爪（２）の前記コネクタ（１）の前記本体への係合を可能とするために、前記コネクタ（１）の前記本体の 周面上に形成される
    ことを特徴とする請求項１２に記載のユニット。
14. 加圧流体の容器 を充填するための、請求項１から１１のうちのいずれか１つに係る充填ノズルの使用方法。
15. 加圧流体の容器を充填するための、請求項１２または１３に記載のユニットの使用方法。
16. 長手軸に沿って延びる筒状全体形状の本体が設けられる充填コネクタ（１）を有する栓（１１２）を備え、その前記外面は、前記コネクタ（１）の前記長手軸に対して垂直方向に指向される所定の寸法の複数の横断溝（１１）及びまたは複数の突起（２１）を備え、前記コネクタ（１）は、少なくとも１つの内部バルブ（７，１０）を備える、容器（１３）に加圧流体を充填するための方法であって、前記コネクタ（１）が請求項１から１１のうちのいずれか１つに記載の充填ノズルに 接続される工程を備え、前記充填ノズルの前記少なくとも１つの爪（２）の前記内面が前記コネクタ（１）の 外形状に適合する
    ことを特徴とする方法。

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