JP5930381B2 - 農業用太陽光制御フィルム - Google Patents

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Description

本発明は農業用太陽光制御フィルムに係り、とりわけ、ハウス内に入射する太陽光の光量を調節する農業用太陽光制御フィルムに関する。
ハウスに設置される農業用太陽光制御フィルムにおいて、ハウス内の入射光量を調節する方法としてはフィルム上に凹凸を設けたものが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載される従来のフィルムは、フィルム上に全て一方向に沿った凹状を設けることにより、夏期の太陽の高度が高いときに光量を減少させ、冬期の太陽の高度が低いときに光量を増加させている。
しかしながら、夏期であっても冬期であっても、太陽は一日の間にその高度が変化する。
太陽の高度は夏期と冬期の間で南北方向に変化し、一日の間で東西方向に変化するが、従来のフィルムは夏期と冬期の間における太陽の高度変化のみを対象としている。
特許第2910291号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、太陽が夏期と冬期との間で南北方向に沿って高度が変化し、一日の間で東西方向に沿って高度が変化することを考慮し、このように高度が変化する太陽から、効率良くハウス内へ太陽光を導くことができる農学用太陽光制御フィルムを提供することを目的とする。
本発明は、農業用太陽光制御フィルムにおいて、入射面と出射面とを有するフィルム基材を備え、フィルム基材の出射面に複数の凸状部が設けられ、各凸状部は多面体からなる単位プリズムからなり、各単位プリズムは入射面に入る光を出射面から互いに異なる2方向以上に屈折させて出射させ、各単位プリズムは切頭四角すい状の単位プリズムからなることを特徴とする農業用太陽光制御フィルムである。
本発明は、複数の凸状部のうち、一の単位プリズムの高さは他の単位プリズムの高さとは異なることを特徴とする農業用太陽光制御フィルムである。
本発明は、農業用太陽光制御フィルムにおいて、入射面と出射面とを有するフィルム基材を備え、フィルム基材の出射面に複数の凸状部が設けられ、各凸状部は多角柱状の細長状プリズムからなり、細長状プリズムは一方向に延びる第1細長状プリズムと、この一方向と異なる他方向に延びる第2細長状プリズムとを有し、一方向に延びる第1細長状プリズムと他方向に延びる第2細長状プリズムとにより、入射面に入る光を互いに異なる2方向に屈折させて出射面から出射させ、第1細長状プリズムおよび第2細長状プリズムは平坦な頂面を有する三角柱状をなしていることを特徴とする農業用太陽光制御フィルムである。
本発明は、一方向に延びる第1細長状プリズムと、他方向に延びる第2細長状プリズムは互いに直交することを特徴とする農業用太陽光制御フィルムである。
本発明は、第1細長状プリズムおよび第2細長状プリズムの高さは、互いに異なることを特徴とする農業用太陽光制御フィルムである。
本発明は、農業用太陽光制御フィルムにおいて、入射面と出射面とを有するフィルム基材を備え、フィルム基材の出射面に複数の凸状部が設けられ、各凸状部は多面体からなる単位プリズムからなり、各単位プリズムは入射面に入る光を出射面から互いに異なる2方向以上に屈折させて出射させ、フィルム基材の出射面側に、補強板を固着したことを特徴とする農業用太陽光制御フィルムである。
本発明は、農業用太陽光制御フィルムにおいて、入射面と出射面とを有するフィルム基材を備え、フィルム基材の出射面に複数の凸状部が設けられ、各凸状部は多角柱状の細長状プリズムからなり、細長状プリズムは一方向に延びる第1細長状プリズムと、この一方向と異なる他方向に延びる第2細長状プリズムとを有し、一方向に延びる第1細長状プリズムと他方向に延びる第2細長状プリズムとにより、入射面に入る光を互いに異なる2方向に屈折させて出射面から出射させ、フィルム基材の出射面側に、補強板を固着したことを特徴とする農業用太陽光制御フィルムである。
本発明は、補強板に開孔を設けたことを特徴とする農業用太陽光制御フィルムである。
以上のように本発明によれば、夏期と冬期との間で南北方向に沿って太陽の高さが変化し、一日の間で東西方向に沿って太陽の高さが変化した場合、このように高さが変化する太陽からの太陽光を効果的にハウス内に導くことができる。
図1(a)〜(d)は本発明の第1の実施の形態による農業用太陽光制御フィルムを示す図。 図2(a)(b)は農業用太陽光制御フィルムが設置されるハウスを示す図。 図3はハウスに設置された農業用太陽光制御フィルムを示す図。 図4(a)〜(d)は農業用太陽光制御フィルムの作用を示す図。 図5(a)(b)は農業用太陽光制御フィルムの作用を示す図。 図6(a)(b)は農業用太陽光制御フィルムの作用を示す図。 図7は季節による太陽の通り道の変化を示す図。 図8(a)〜(d)は本発明の変形例を示す図。 図9(a)〜(e)は本発明の変形例を示す図。 図10(a)〜(c)は本発明の変形例を示す図。 図11(a)〜(c)は本発明の変形例を示す図。 図12(a)〜(c)は本発明の変形例を示す図。 図13(a)〜(e)は本発明の第2の実施の形態による農業用太陽光制御フィルムを示す図。 図14(a)〜(e)は本発明の変形例を示す図。 図15(a)〜(e)は本発明の変形例を示す図。 図16(a)〜(d)は本発明の変形例を示す図。 図17(a)〜(c)は本発明の変形例を示す図。 図18(a)〜(c)は本発明の変形例を示す図。
第1の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1乃至図7は本発明による農業用太陽光制御フィルムの第1の実施の形態を示す図である。
まず図2(a)(b)により、農業用太陽光制御フィルム10が設置されるハウス20について説明する。
ハウス20内には草丈約2mの植物21が1m間隔で植えられている。ハウス20は、高さ3.5mの側壁23を有し、側壁23上部には農業用太陽光制御フィルム10が設置され、この農業用太陽光制御フィルム10はハウス20の頂部を構成する。
ハウス20の全高は5.5mとなっており、農業用太陽光制御フィルム10は、水平面に対して約23°の傾斜角をもって配置されている。またハウス20の全長は8mとなっている。
図2(a)(b)において、冬期には太陽光Lは水平面に対して最大約32°の傾斜角でハウス20へ入射し、夏期には太陽光Lは最大約78°の傾斜角でハウス20へ入射する。
このように太陽光は、夏期と冬期の間で南北方向に沿ってその高度が変化する。
また太陽光は一日の間でも、東西方向に沿ってその高度が変化する(図7参照)。
本発明による太陽光制御フィルムは、後述のように、太陽の高度が夏期と冬期の間で変化し、一日の間でも変化することを考慮し、太陽から効率良くハウス20内へ太陽光を導くものである。
次に本発明による農業用太陽光制御フィルムについて、更に説明する。
図1(a)(b)(c)(d)に示すように、農業用太陽光制御フィルム10は、入射面11aと出射面11bとを有するフィルム基材11からなり、フィルム基材11の出射面11bに多数の単位プリズム12からなる凸状部が設けられている。
各単位プリズム12は、各々多面体、例えば四角すい状となっており、フィルム基材11の出射面11bに格子状に配置されている。
ここで図1(a)は農業用太陽光制御フィルム10を示す裏面図であり、図1(b)は図1(a)のX線方向断面図であり、図1(c)は各単位プリズム12を示す図であり、図1(d)は図1(d)のY線方向断面図である。
各単位プリズム12は、四角すい状をなしているため、各単位プリズム12においてフィルム基材11の入射面11aに入る一方向の太陽光の成分を屈折させて出射面11bから出射させ、入射面11aに入る一方向に直交する他方向の太陽光の成分を屈折させて出射面11bから出射させることができる。
例えば、フィルム基材11の入射面11aに入る一方向が、夏期と冬期との間で太陽の高度が変化する南北方向であり、他方向が一日の間で太陽の高度が変化する東西方向の場合、各単位プリズム12によって夏期と冬期との間で高度が変化する太陽光を屈折させてハウス20内に導びき、一日の間で高度が変化する太陽光を屈折させてハウス20内に導びくことができる。
次に農業用太陽光制御フィルム10のフィルム基材11の材料について述べる。
フィルム基材11は、透光性を有するものであれば特に制限はないが、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィン、酢酸ビニル、ポリエチレンなどのプラスチック系材質のフィルムやフッ素樹脂フィルムやガラス板などから選択することができる。
なかでも、保温性の観点からポリオレフィン材質のフィルムを用いたり、耐久性の観点からフッ素樹脂材質のフィルムを用いることが望ましい。
フィルム基材11の製造方法としては、プラスチック系材質であれば押し出しやインフレーションなど加熱溶融時にエンボスなど賦形を直接施すこともできるし、フィルム製造後に別途UV硬化樹脂などを表面塗布した後に、エンボス硬化させてもよい。
フィルム基材11の厚さに特に制限はないが、例えば、75μm〜150μmの範囲とすることが好ましい。フィルム基材11の厚さを上記範囲とすることで重量や原料コストを抑えつつ一定の強度を保つとすることができる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず一日の間で太陽の高さは東西方向に変化する。
図3および図4(a)(b)(c)(d)に示すように、ハウス20に設置された農業用太陽光制御フィルム10に対して太陽光Lが入射する。このとき、朝と夕は太陽の高度が低く、昼は太陽の高度が高くなっている。
本実施の形態によれば、農業用太陽光制御フィルム10はフィルム基材11からなり、フィルム基材11の出射面11bに、正四角すい状の多数単位プリズム12が格子状に配置されているので、この単位プリズム12によって太陽光Lを屈折させて効率良くハウス20内へ導くことができる。
ここで図3はハウス20を示す概略斜視図であり、図4(a)(b)はハウス20内を異なる方向からみた図であり、図4(c)は朝に農業用太陽光制御フィルム10の単位プリズム12を通る太陽光Lを示す図であり、図4(d)は、夕に農業用太陽光制御フィルム10の単位プリズム12を通る太陽光Lを示す図である。
図3および図4(a)(b)(c)(d)に示すように、朝夕は、太陽は低い位置にある。このとき、農業用太陽光制御フィルム10に低い位置から斜めに入射する太陽光Lは、各単位プリズム12を通って垂直方向に向って屈折してハウス20内に出射される(図4(a)(c)(d))。
このように太陽光Lが各単位プリズム12により垂直方向に向って屈折した後、ハウス20内に出射される。このため、太陽光Lは植物21間にも十分に達することができ、ハウス20内の植物21の略全体に効果的に光を導くことができる。
また昼においては、太陽は比較的高い位置にある。このとき、農業用太陽光制御フィルム10に高い位置から入射する太陽光Lは、単位プリズム12により、より垂直方向に向って屈折してハウス20内に出射される(図4(d))。
このため昼においては、ハウス20内に出射される太陽光Lは植物21の下方まで十分に行き渡ることになる。
なお、図4(c)(d)に示すように、朝夕で太陽の高度が対称に変化するため、東西方向に沿った単位プリズム12の断面形状は、横方向長さ10に対し高さ方向長さが5である二等辺三角形となっており、左右対称形となる。
他方、冬期と夏期の間でも太陽の高さが南北方向に変化する。
図5(a)(b)および図6(a)(b)に示すように、ハウス20に設置された農業用太陽光制御フィルム10に対して太陽光Lが入射する。このとき、冬期は太陽の高度が低く、夏期は太陽の高度が高くなっている。
本実施の形態によれば、農業用太陽光制御フィルム10はフィルム基材11からなり、フィルム基材11の出射面11bに、正四角すい状の多数単位プリズム12が格子状に配置されているので、この単位プリズム12によって太陽光Lを屈折させて効率良くハウス20内へ導くことができる。
ここで図5(a)は冬期に農業用太陽光制御フィルム10を通る太陽光Lを示す図であり、図5(b)はそのときの単位プリズムの拡大図である。また図6(a)は夏期に、農業用太陽光制御フィルム10を通る太陽光Lを示す図であり、図6(b)はそのときの単位プリズムの拡大図である。
図5(a)(b)に示すように、冬期、太陽は低い位置にある。このとき、農業用太陽光制御フィルム10に低い位置から斜めに入射する太陽光Lは、各単位プリズム12を通って垂直方向に向って屈折してハウス20内に出射される(図5(a)(b))。
このように太陽光Lが各単位プリズム12により垂直方向に向って屈折した後、ハウス20内に出射される。このため太陽光Lは植物21間にも十分に達することができ、ハウス20内の植物21の略全体に効果的に光を導くことができる。
また夏期においては、太陽は比較的高い位置にある。このとき、農業用太陽光制御フィルム10に高い位置から入射する太陽光Lは、単位プリズム12により、より垂直方向に向って屈折してハウス20内に出射される(図6(a)(b))。
このため夏期においては、ハウス20内に出射される太陽光Lは植物21の下方まで十分に行き渡ることになる。
なお、図5(a)(b)および図6(a)(b)に示すように、夏期と冬期では太陽の高度が非対称に変化するため、南北方向に沿った単位プリズム12の断面形状は横方向長さ10に対し高さ方向長さが5となっており、頂点から下ろした垂線により横方向長さは8:2に分けられ、左右非対称となっている。太陽光制御フィルム10が水平面に対して傾斜角23°で配置された場合、単位プリズム12の鋭角部12Aの角度を23°とすることで、単位プリズム12の長辺と地面とのなす角度が約45°となる。このため太陽光を45°だけ曲げたい場合、単位プリズム12を抜ける光の屈折を気にすることはなく、設計が容易となる。
変形例
次に図8(a)(b)(c)(d)乃至図12により本発明の変形例について説明する。
まず図8(a)(b)(c)(d)に示すように、農業用太陽光制御フィルム10は、入射面11aと出射面11bとを有するフィルム基材11を備え、フィルム基材11の出射面11bに各々が単位プリズム12からなる多数の凸状部が設けられている。
各単位プリズム12はフィルム基材11の出射面11bに格子状に配置されている。
ここで図8(a)は農業用太陽光制御フィルム10を示す平面図であり、図8(b)は図8(a)のX線方向断面図であり、図8(c)は単位プリズム12を示す斜視図であり、図8(d)は図8(a)のY線方向断面図である。
各単位プリズム12は切頭四角すい状をなし、頂面12aを有している。このように各単位プリズム12が頂面12aを有する切頭四角すい状をなしているので、各単位プリズム12の頂面12aにおいて結露しにくくなっており、ハウス20内に水滴が落ちることはない。このため、ハウス20内に水が溜って雑菌が繁殖することを防止できる。
次に図9(a)(b)(c)(d)(e)により本発明の他の変形例について説明する。
図9(a)(b)(c)(d)(e)に示すように、農業用太陽光制御フィルム10は、入射面11aと出射面11bとを有するフィルム基材11を備え、フィルム基材11の出射面11bに各々が単位プリズム12からなる多数の凸状部が設けられている。
各単位プリズム12はフィルム基材11の出射面11bに格子状に配置されている。
ここで図9(a)は農業用太陽光制御フィルム10を示す平面図であり、図9(b)(c)は図9(a)のX線方向断面図であり、図9(d)(e)は図9(a)のY線方向断面図である。
図9(a)(b)(c)(d)(e)に示すように、各単位プリズム12には、基材フィルム11の出射面11bに所定間隔をおいて配置されており、各単位プリズム12間には平坦面13が形成されている。この場合、各単位プリズム12は四角すい状をなしているが(図9(b)(d)参照)、各単位プリズム12が頂面12aを有する切頭円すい状をなしていても良い(図9(c)(e)参照)。
このように基材フィルム11の各単位プリズム12間に平坦面13を形成することにより、太陽光を屈折させない部分(平坦面)13、すなわち太陽光の光路長を各単位プリズム12に比べて短くすることができる部分を広く取ることができる。
次に、図10(a)(b)(c)により本発明の他の変形例について説明する。農業用太陽光制御フィルム10のフィルム基材11の出射面11bに形成された単位プリズム12を、各々平面からみて正方形状に配置してもよく、長方形状に配置してもよい(図10(a))。
このように単位プリズム12を長方形状に配置することにより、冬期と夏期の太陽の高度変化の対応および一日の太陽の高度変化の対応を所望の比率で対処することができる。
またフィルム基材11の出射面11bに形成された単位プリズム12は、各々平面からみてひし形状に配置してもよい(図10(b))。このように単位プリズム12を平行四辺形状に配置することにより、農業用太陽光制御フィルム10の近傍に反射板を設置して光量増加を図る場合、あるいは都心部で複数の反射光を受ける場合、あるいは複数の人工光源を受ける場合に対応することができる。
さらに単位プリズム12を平面三角形状に配置してもよい(図10(c))。
次にフィルム基材11の出射面11bに設けられた単位プリズム12の形状について述べる。上述した実施の形態において、単位プリズム12は正四角すい状となっていてもよく(図11(a))、単位プリズム12は尾根を有する四角すい状となっていてもよく(図11(b))、また単位プリズム12は頂面12aを有する切頭四角すい状となっていてもよい。
また単位プリズム12の高さを互いに変化させてもよい。すなわち単位プリズム12の高さを大きくして、太陽光の屈折効果を大きくしてもよく、単位プリズム12の高さを小さくして太陽光の屈折効果を抑えてもよい。
このように単位プリズム12の高さを大きくしたり、小さくすることにより、冬期と夏期の太陽の高度変化の対応、あるいは一日の太陽の高度変化の対応を所望に応じて行なうことができる。
また図12(a)(b)(c)に示すように、農業用太陽光制御フィルム10のフィルム基材11の出射面11bのうち、単位プリズム形成領域15のみに単位プリズム12からなる凸状部を設け、単位プリズム形成領域15以外の領域を単位プリズム12のない平坦領域16として残しておいてもよい(図12(a))。
この場合、フィルム基材11の中央部に単位プリズム形成領域15を設け、単位プリズム形成領域15の外周を平坦領域16として残しておいてもよい(図12(b))。
またフィルム基材11に4つの単位プリズム形成領域15を設け、単位プリズム形成領域15間および単位プリズム形成領域15の外周を平坦領域16として残しておいてもよい(図12(c))。
このようにフィルム基材11に単位プリズム形成領域15および平坦領域16を設けることにより、ハウス20に農業用太陽光制御フィルム10を設置する際、この平坦領域16をパイプとの接続部としたり、この平坦領域16を折り畳み領域として用いたり、この平坦領域16を接続部として用いることができる。
第2の実施の形態
次に図13(a)(b)(c)(d)(e)〜図18により、本発明による農業用太陽光制御フィルムの第2の実施の形態について、更に説明する。なお図13(a)(b)(c)(d)(e)〜図18に示す第2の実施の形態において、図1乃至図12に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図13(a)(b)(c)(d)(e)に示すように、農業用太陽光制御フィルム10は、入射面11aと出射面11bとを有するフィルム基材11からなり、フィルム基材11の出射面11bに多数の細長状プリズム32A、32Bからなる凸状部が設けられている。
細長状プリズム32A、32Bは、各々三角柱状となっており、一方向に延びる第1細長状プリズム32Aと、この一方向に直交する他方向に延びる第2細長状プリズム32Bとを有している。
ここで図13(a)は農業用太陽光制御フィルム10を示す裏面図であり、図13(b)は図13(a)のX線方向断面図であり、図13(c)は第1細長状プリズム12を示す図であり、図13(d)は第2細長状プリズム12を示す図であり、図13(e)は図13(a)のY線方向断面図である。
図13(a)(b)(c)(d)(e)に示すように、フィルム基材11の出射面11bに細長状プリズム32A、32Bを設ける場合、フィルム基材11に単位プリズム12を設ける場合に比べて、成形が容易となる。
また第1細長状プリズム32Aおよび第2細長状プリズム32Bの本数等は、冬期と夏期の太陽の高度変化の対応および一日の太陽の高度変化の対応のいずれを優先させるかにより、決定することができる。
図13において、第1細長状プリズム32Aと第2細長状プリズム32Bは互いに直交しているため、フィルム基材11の入射面11aに入る一方向の太陽光を第1細長状プリズム32Aで屈折させて出射面11bから出射させ、入射面11aに入る一方向に直交する他方向の太陽光を第2細長状プリズム32Bで屈折させて出射面11bから出射させることができる。
例えば、フィルム基材11の入射面11aに入る一方向が、夏期と冬期との間で太陽の高度が変化する南北方向であり、他方向が一日の間で太陽の高度が変化する東西方向の場合、第1細長状プリズム32Aによって夏期と冬期との間で高度が変化する太陽光を屈折させてハウス20内に導びき、第2細長状プリズム32Bによって一日の間で高度が変化する太陽光を屈折させてハウス20内に導びくことができる。
なお、第1細長状プリズム32Aおよび第2細長状プリズム32Bの配置は図13(a)に示すものに限らず、各プリズムを含む領域がフィルム面内に千鳥足状に配置されていてもよい。
変形例
次に本発明の変形例を図14(a)(b)(c)(d)(e)により説明する。
図14(a)(b)(c)(d)(e)に示すように、農業用太陽光制御フィルム10は、入射面11aと出射面11bとを有するフィルム基材11からなり、フィルム基材11の出射面11bに多数の細長状プリズム32A、32Bからなる凸状部が設けられている。
細長状プリズム32A、32Bは、各々略三角柱状となっており、一方向に延びる第1細長状プリズム32Aと、この一方向に直交する他方向に延びる第2細長状プリズム32Bとを有している。
ここで図14(a)は農業用太陽光制御フィルム10を示す裏面図であり、図14(b)は図14(a)のX線方向断面図であり、図14(c)は第1細長状プリズム12を示す図であり、図14(d)は第2細長状プリズム12を示す図であり、図14(e)は図14(a)のY線方向断面図である。
また図14(a)〜(e)において、第1細長状プリズム32Aおよび第2細長状プリズム32Bは、その頂部が平坦状に切断されて頂面32aを形成している。
このように第1細長状プリズム32Aおよび第2細長状プリズム32Bの頂部に平坦状の頂面32aが形成されているので、この頂面32aにおいて結露しにくくなっている。
次に本発明の更なる変形例を図15(a)(b)(c)(d)(e)により説明する。
図15(a)(b)(c)(d)(e)に示すように、農業用太陽光制御フィルム10は、入射面11aと出射面11bとを有するフィルム基材11からなり、フィルム基材11の出射面11bに多数の細長状プリズム32A、32Bからなる凸状部が設けられている。
細長状プリズム32A、32Bは、各々略三角柱状となっており、一方向に延びる第1細長状プリズム32Aと、この一方向に直交する他方向に延びる第2細長状プリズム32Bとを有している。
ここで図15(a)は農業用太陽光制御フィルム10を示す裏面図であり、図15(b)(c)は図15(a)のX線方向断面図であり、図15(d)(e)は図15(a)のY線方向断面図である。
また図15(a)〜(e)において、第1細長状プリズム32Aおよび第2細長状プリズム32Bは、いずれも所定間隔をおいて配置されており、各第1細長状プリズム32A間には平坦面33が形成され、各第2細長状プリズム32B間にも平坦面33が形成されている。
このように基材フィルム11の第1細長状プリズム32A間に平坦面33を形成し、第2細長状プリズム32B間に平坦面33を形成することにより、太陽光を屈折させない部分(平坦面)33、すなわち太陽光の光路長を短くすることができる部分を広くとることができる。
また第1細長状プリズム32Aの頂部に、尾根32bを形成してもよく(図15(b))、第1細長状プリズム32Aの頂部に平坦状の頂面32aを形成してもよい(図15(c))。
また第2細長状プリズム32Bの頂部に、尾根32bを形成してもよく(図15(d))、第2細長状プリズム32Bの頂部に平坦状の頂面32aを形成してもよい(図15(e))。
次に本発明の更なる変形例を図16(a)(b)(c)(d)により説明する。
図16(a)(b)(c)(d)に示すように、農業用太陽光制御フィルム10は、入射面11aと出射面11bとを有するフィルム基材11と、フィルム基材11の出射面11b側に固着された補強板35とを有し、フィルム基材11の出射面11bに多数の細長状プリズム32A、32Bからなる凸状部が設けられている。
細長状プリズム32A、32Bは、各々略三角柱状となっており、一方向に延びる第1細長状プリズム32Aと、この一方向に直交する方向に延びる第2細長状プリズム32Bとを有している。そして第1細長状プリズム32Aと第2細長状プリズム32Bの頂部には平坦状の頂面32aが形成されている。
ここで図16(a)は基材フィルム11の裏面図であり、図16(b)は図16(a)のX線方向断面図であり、図16(c)は第1細長状プリズム32Aを示す斜視図であり、図16(d)は図16(a)のY線方向断面図である。
図16(a)〜(d)に示すように、フィルム基材11の出射面11b側に設けられた補強板35は、第1細長状プリズム32Aおよび第2細長状プリズム32Bの頂面32aに固着されている。このため、農業用太陽光制御フィルム10全体としての剛性をもたせることができる。
またフィルム基材11と補強板35との間に空間36が形成され、補強板35には空間36内とハウス20内とを連通する開孔35aが設けられている。
次に図17(a)(b)(c)により、第1細長状プリズム32Aおよび第2細長状プリズム32Bの頂面32aに固着された補強板35について説明する。
第1細長状プリズム32Aおよび第2細長状プリズム32Bの頂面32aに固着された補強板35は、だ円状の開孔35aを有していてもよく(図17(a))、長方形の開孔35aを有していてもよい(図17(b))。
あるいは補強板35は、スリット状の開孔35aを有していてもよい(図17(c))。
なお、上述のように第1細長状プリズム32Aと第2細長状プリズム32Bを有するフィルム基材11の出射面11bに補強板35を固着した例を示したが、図1乃至図12に示す第1の実施の形態において、単位プリズム12を有するフィルム基材11の出射面11bに開孔35aを有する補強板35を固着してもよい。
次に本発明の更なる変形例を図18(a)(b)(c)により説明する。
図18(a)(b)(c)に示すように、農業用太陽光制御フィルム10は、入射面11aと出射面11bとを有するフィルム基材11を有し、フィルム基材11の出射面11bに多数の細長状プリズム32A、32Bからなる凸状部が設けられている。
細長状プリズム32A、32Bは、各々略三角柱状となっており、一方向に延びる第1細長状プリズム32Aと、この一方向に直交する方向に延びる第2細長状プリズム32Bとを有している。
ここで図18(a)は基材フィルム11の裏面図であり、図18(b)は図18(a)のX線方向断面図であり、図18(c)は図18(a)のY線方向断面図である。
フィルム基材11のうち、第1細長状プリズム32Aの頂角は90°、第1細長状プリズム32Aの長辺の傾斜角は23°となっている。またフィルム基材11のうち入射面11aから第1細長状プリズム32Aの谷部までの高さは100μm、第1細長状プリズム32Aの配置ピッチは200μmとなっている。
また第2細長状プリズム32Bの頂角は90°、第2細長状プリズム32Bの各辺の傾斜角は45°となっている。
またフィルム基材11のうち入射面11aから第2細長状プリズム32Bの谷部までの高さは100μm、第2細長状プリズム32Bの配置ピッチは100μmとなっている。
10 農業用太陽光制御フィルム
11 フィルム基材
11a 入射面
11b 出射面
12 単位プリズム
12a 頂面
13 平坦面
15 単位プリズム形成領域
16 平坦領域
20 ハウス
32A 第1細長状プリズム
32B 第2細長状プリズム
32a 頂面
33 平坦面
35 補強板
35a 開孔

Claims (8)

  1. 農業用太陽光制御フィルムにおいて、
    入射面と出射面とを有するフィルム基材を備え、
    フィルム基材の出射面に複数の凸状部が設けられ、
    各凸状部は多面体からなる単位プリズムからなり、各単位プリズムは入射面に入る光を出射面から互いに異なる2方向以上に屈折させて出射させ
    各単位プリズムは切頭四角すい状の単位プリズムからなることを特徴とする農業用太陽光制御フィルム。
  2. 複数の凸状部のうち、一の単位プリズムの高さは他の単位プリズムの高さとは異なることを特徴とする請求項1記載の農業用太陽光制御フィルム。
  3. 農業用太陽光制御フィルムにおいて、
    入射面と出射面とを有するフィルム基材を備え、
    フィルム基材の出射面に複数の凸状部が設けられ、
    各凸状部は多角柱状の細長状プリズムからなり、細長状プリズムは一方向に延びる第1細長状プリズムと、この一方向と異なる他方向に延びる第2細長状プリズムとを有し、
    一方向に延びる第1細長状プリズムと他方向に延びる第2細長状プリズムとにより、入射面に入る光を互いに異なる2方向に屈折させて出射面から出射させ
    第1細長状プリズムおよび第2細長状プリズムは平坦な頂面を有する三角柱状をなしていることを特徴とする農業用太陽光制御フィルム。
  4. 一方向に延びる第1細長状プリズムと、他方向に延びる第2細長状プリズムは互いに直交することを特徴とする請求項記載の農業用太陽光制御フィルム。
  5. 第1細長状プリズムおよび第2細長状プリズムの高さは、互いに異なることを特徴とする請求項記載の農業用太陽光制御フィルム。
  6. 農業用太陽光制御フィルムにおいて、
    入射面と出射面とを有するフィルム基材を備え、
    フィルム基材の出射面に複数の凸状部が設けられ、
    各凸状部は多面体からなる単位プリズムからなり、各単位プリズムは入射面に入る光を出射面から互いに異なる2方向以上に屈折させて出射させ、
    フィルム基材の出射面側に、補強板を固着したことを特徴とする農業用太陽光制御フィルム。
  7. 農業用太陽光制御フィルムにおいて、
    入射面と出射面とを有するフィルム基材を備え、
    フィルム基材の出射面に複数の凸状部が設けられ、
    各凸状部は多角柱状の細長状プリズムからなり、細長状プリズムは一方向に延びる第1細長状プリズムと、この一方向と異なる他方向に延びる第2細長状プリズムとを有し、
    一方向に延びる第1細長状プリズムと他方向に延びる第2細長状プリズムとにより、入射面に入る光を互いに異なる2方向に屈折させて出射面から出射させ、
    フィルム基材の出射面側に、補強板を固着したことを特徴とする農業用太陽光制御フィルム。
  8. 補強板に開孔を設けたことを特徴とする請求項6または7記載の農業用太陽光制御フィルム。
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