JP5930233B2 - 光源装置及び画像投影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の発光素子を備える光源装置に関し、また、該光源装置を備える画像投影装置に関する。
従来、光源装置として、複数の発光素子を備える光源装置が、知られている(例えば、特許文献1)。そして、特許文献1には、一つの発光素子における複数のエミッタから出射されるレーザ光の中心波長差を、当該レーザ光のスペクトル半値全幅以下にすることで、スペックルノイズを低減することができる、と記載されている。しかしながら、斯かる構成では、スペックルノイズを充分に低減することができないことが分かった。
特表2004−503923号公報
よって、本発明は、斯かる事情に鑑み、スペックスノイズを充分に低減することができる光源装置及び画像投影装置を提供することを課題とする。
本発明に係る光源装置は、複数の発光素子を備え、前記複数の発光素子は、各発光素子の中心周波数ごとに複数の発光素子群に区分けされ、前記発光素子群の中心周波数と隣接する他の発光素子群の中心周波数との中心周波数差は、前記複数の発光素子群におけるスペクトル半値全幅の平均値よりも大きく且つ11.4THzよりも小さい。
また、光源装置においては、前記発光素子群の中心周波数と隣接する他の発光素子群の中心周波数との中心周波数差は、3.3THz以上であって且つ10.4THz以下である、という構成でもよい。
また、画像投影装置は、前記光源装置を備え、前記光源装置から出射される光を投射光として用いる。
以上の如く、本発明に係る光源装置及び画像投影装置は、スペックスノイズを充分に低減することができる、という優れた効果を奏する。
一実施形態に係る画像投影装置の全体概要図である。 同実施形態に係る光源装置の要部概要図である。 同実施形態に係る光源装置の周波数と光強度との関係を示す図である。 中心周波数差とスペックルコントラスト減少率との関係を示す図であって、周波数領域の関係を説明する図である。 中心周波数差とスペックルコントラスト減少率との関係を示す図であって、周波数領域の関係を説明する図である。 中心周波数差とスペックルコントラスト減少率との関係を示す図であって、周波数領域の関係、及び発光素子群のスペクトル半値全幅の関係を説明する図である。 中心周波数差とスペックルコントラスト減少率との関係を示す図であって、発光素子群のスペクトル半値全幅の関係を説明する図である。 中心周波数差とスペックルコントラスト減少率との関係を示す図であって、発光素子群のスペクトル半値全幅の関係を説明する図である。 中心周波数差とスペックルコントラスト減少率との関係を示す図であって、発光素子群の最大中心周波数差の関係を説明する図である。 中心周波数差とスペックルコントラスト減少率との関係を示す図であって、発光素子群の最大中心周波数差の関係を説明する図である。 中心周波数差とスペックルコントラスト減少率との関係を示す図であって、発光素子群の最大中心周波数差の関係を説明する図である。 中心周波数差とスペックルコントラスト減少率との関係を示す図であって、発光素子群の最大中心周波数差の関係を説明する図である。 中心周波数差とスペックルコントラスト減少率との関係を示す図であって、発光素子群の最大中心周波数差の関係を説明する図である。 中心周波数差とスペックルコントラスト減少率との関係を示す図であって、発光素子群の最大中心周波数差の関係を説明する図である。 中心周波数差とスペックルコントラスト減少率との関係を示す図であって、発光素子群の最大中心周波数差の関係を説明する図である。 最大中心周波数差に対して、特許文献1に係る発明のスペックルコントラスト減少率よりも大きいスペックルコントラスト減少率を有する中心周波数差の範囲を示す図である。 最大中心周波数差に対して、50%向上率のスペックルコントラスト減少率以上のスペックルコントラスト減少率を有する中心周波数差の範囲を示す図である。
以下、光源装置及び画像投影装置における一実施形態について、図1〜図3を参酌して説明する。なお、各図において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致していない。
図1に示すように、本実施形態に係る画像投影装置1は、それぞれ異なる色の光を出射する複数(本実施形態においては3つ)の光源装置2(2R,2G,2B)と、光源装置2からの光で光画像を生成し、スクリーン100に投影する画像投影部10とを備えている。また、画像投影装置1は、光源装置2から出射された光を伝搬して画像投影部10に入射する導光体(例えば、光ファイバ)20を備えている。
光源装置2は、第1の色(例えば、赤色)の光を出射する第1の光源装置2Rと、第2の色(例えば、緑色)の光を出射する第2の光源装置2Gと、第3の色(例えば、青色)の光を出射する第3の光源装置2Bとを備えている。本実施形態においては、複数の光源装置2は、第1〜第3の色の光を分離した状態で画像投影部10に向けて出射している。
画像投影部10は、各光源装置2から出射された光が入射されて光画像を生成する画像光学系11と、画像光学系11から出射された光画像を入射してスクリーン100に投影する投影光学系(例えば、投影レンズ)12とを備えている。また、画像投影部10は、各光学系11,12を収容する画像投影本体部13を備えている。なお、画像投影本体部13は、導光体20の他端部と接続される接続部13aを備えている。
画像光学系11は、光源装置2から出射された光のうち所定の偏光成分のみを透過する偏光ビームスプリッタ11aと、偏光ビームスプリッタ11aから出射された光を変調することで光画像にする空間変調素子11bとを備えている。また、画像光学系11は、各空間変調素子11bで透過された光を合成するダイクロイックプリズム11cと、第1及び第3の光源装置2R,2Bから出射されたレーザ光を反射する反射ミラー11dとを備えている。
本実施形態においては、各空間変調素子11bは、透過型液晶素子としている。なお、画像光学系11は、反射型液晶素子又はデジタルマイクロミラーデバイスである空間変調素子11bを備える、という構成でもよい。
光源装置2は、光を出射する複数の光源部3と、複数の光源部3から出射された光が入射される光学系4と、複数の光源部3及び光学系4を収容する本体部5とを備えている。なお、本体部5は、導光体20の一端部と接続される接続部5aを備えている。
図2に示すように、光源部3は、光を発する発光素子6と、発光素子6から出射される光を略平行光にするコリメータレンズ7とを備えている。本実施形態においては、各光源装置2において、発光素子6は、9つ備えられており、それぞれ第1〜第9の発光素子61〜69という。また、本実施形態においては、発光素子6は、レーザ光を出射する半導体レーザとしており、該半導体レーザは、1つのエミッタを有するCANタイプでもよく、複数のエミッタを有するアレイタイプでもよい。
複数の発光素子61〜69は、各発光素子61〜69の中心周波数f61〜f69ごとに複数の発光素子群8に区分けされている。本実施形態においては、発光素子群8は、3つ備えられており、それぞれ第1〜第3の発光素子群81〜83という。なお、第1の発光素子群81は、第1〜第3の発光素子61〜63を備えており、第2の発光素子群82は、第4〜第6の発光素子64〜66を備えており、第3の発光素子群83は、第7〜第9の発光素子67〜69を備えている。
まず、本実施形態に係る各発光素子群81〜83の区分けについて、説明する。
図3は、周波数に対する光強度のスペクトル分布を示している。破線S61〜S69は、各発光素子61〜69のスペクトル分布を示しており、実線S81〜83は、各発光素子群81〜83のスペクトル分布を示している。本実施形態においては、各発光素子61〜69は、スペクトル分布が略同じとなるように、構成されている。
各発光素子群81〜83は、所定の1THzの範囲に中心周波数を有する少なくとも1つの発光素子61〜69から構成されている。また、各発光素子群81〜83は、スペクトル分布において、スペクトル半値全幅(相対光強度がピーク値の50%になる周波数幅)の周波数範囲が離間するように(即ち、重ならないように)、それぞれ区分けされている。
第1の発光素子群81は、559.5THz〜560.5THzの1THzの範囲に中心周波数を有する第1〜第3の発光素子61〜63で構成されている。具体的には、第1の発光素子61の中心周波数は、560THzであり、第2の発光素子62の中心周波数は、559.5THzであり、第3の発光素子63の中心周波数は、560.5THzである。
第2の発光素子群82は、563.5THz〜564.5THzの1THzの範囲に中心周波数を有する第4〜第6の発光素子64〜66で構成されている。具体的には、第4の発光素子64の中心周波数は、564THzであり、第5の発光素子65の中心周波数は、563.5THzであり、第6の発光素子66の中心周波数は、564.5THzである。
第3の発光素子群83は、567.5THz〜568.5THzの1THzの範囲に中心周波数を有する第7〜第9の発光素子67〜69で構成されている。具体的には、第7の発光素子67の中心周波数は、568THzであり、第8の発光素子68の中心周波数は、567.5THzであり、第9の発光素子69の中心周波数は、568.5THzである。
本実施形態においては、各発光素子61〜69の中心周波数は、スペクトル分布において、スペクトル半値全幅(相対光強度がピーク値の50%になる周波数幅)の中心となる周波数としている。なお、各発光素子61〜69の中心周波数は、スペクトル分布において、ピーク周波数(相対光強度がピーク値となる周波数)としてもよい。
次に、本実施形態に係る各発光素子群81〜83のスペクトル分布について、説明する。
第1の発光素子群81のスペクトル半値全幅Δf81(=f81b−f81a)は、
1.5THzであって、第1の発光素子群81の中心周波数f81cは、560THzである。なお、各発光素子群81〜83の中心周波数f81c〜f83cは、スペクトル分布において、スペクトル半値全幅の中心となる周波数(例えば、第1の発光素子群81の中心周波数f81cにおいては、f81c=f81a+(f81b−f81a)/2)としている。
第2の発光素子群82のスペクトル半値全幅Δf82(=f82b−f82a)は、
1.5THzであって、第2の発光素子群82の中心周波数f82cは、564THzである。また、第3の発光素子群83のスペクトル半値全幅Δf83(=f83b−f83a)は、1.5THzであって、第3の発光素子群83の中心周波数f83cは、568THzである。
このように、各発光素子群81〜83の中心周波数f81c〜f83cと、隣接する他の発光素子群81〜83の中心周波数f81c〜f83cとの中心周波数差ΔS12(=f82c−f81c),ΔS23(=f83c−f82c)は、それぞれ4THzである。そして、複数の発光素子群81〜83におけるスペクトル半値全幅Δf81〜Δf83の平均値は、1.5THzである。
また、最大中心周波数差ΔW1(=f83c−f81c)は、8THzである。なお、最大中心周波数差ΔW1は、複数の発光素子群81〜83の中心周波数f81〜f83のうち、最大の中心周波数f83と最小の中心周波数f81との周波数差をいう。
本実施形態に係る画像投影装置1及び光源装置2の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係る画像投影装置1及び光源装置2の作用について、図4〜図17を参酌して説明する。
図4〜図15において、スペックルコントラスト減少率は、スペクトル半値全幅が0.2THzである1つの発光素子群のスペックルコントラストに対する、スペックルコントラストの減少率である。なお、スペックルコントラストは、ゲイン2.4のスクリーンに照射した場合のシミュレーション値を用いており、下記の数式に基づいて算出している。
Figure 0005930233

ただし、Kgはスペクトルの自己相関関数を表し、μは2つの異なる波長でのスペックルの相関関数を表し、Δνは周波数差を表す。
まず、周波数の領域がスペックルコントラスト減少率に与える影響を、図4〜図6を参酌して説明する。
図4〜図6において、各発光素子群のスペクトル半値全幅は、0.2THzと同じであり、また、最大中心周波数差も、30THzと同じである。斯かる条件において、中心周波数差を変化させて、スペックルコントラスト減少率を算出した。例えば、中心周波数差が15THzである場合は、発光素子群は3つとなり、中心周波数差が10THzである場合は、発光素子群は4つとなり、中心周波数差が5THzである場合は、発光素子群は、7つとなる。
そして、図4は、青色の光の周波数領域である637THz(471nm)〜667THz(449nm)の場合を示し、図5は、赤色の光の周波数領域である454THz(660nm)〜484THz(619nm)の場合を示し、図6は、緑色の光の周波数領域である541THz(554nm)〜571THz(525nm)の場合を示している。図4〜図6に示すように、周波数の領域がスペックルコントラスト減少率に与える影響は、殆どない。
次に、各発光素子群のスペクトル半値全幅がスペックルコントラスト減少率に与える影響を、図6〜図8を参酌して説明する。
図6〜図8において、最大中心周波数差は、30THzと同じであり、また、周波数領域も、541THz〜571THzと同じである。斯かる条件において、中心周波数差を変化させて、スペックルコントラスト減少率を算出した。
そして、図6は、各発光素子群のスペクトル半値全幅が0.2THzである場合を示し、図7は、各発光素子群のスペクトル半値全幅が0.1THzである場合を示し、図8は、各発光素子群のスペクトル半値全幅が1.0THzである場合を示している。図6〜図8に示すように、各発光素子群のスペクトル半値全幅がスペックルコントラスト減少率に与える影響は、殆どない。
そこで、最大中心周波数差がスペックルコントラスト減少率に与える影響を、図9〜図17を参酌して説明する。
図9〜図15において、各発光素子群のスペクトル半値全幅は、0.2THzと同じである。斯かる条件で、さまざまな最大中心周波数差において、中心周波数差を変化させて、スペックルコントラスト減少率を算出した。
図9は、最大中心周波数差が20THz(546THz〜566THz)である場合を示している。斯かる場合、図9に示すように、特許文献1に係る発明(最大中心周波数差が発光素子のスペクトル半値全幅以下である発明)のスペックルコントラスト減少率D1に対して当該減少率を向上させるには、中心周波数差が0.2THz(各発光素子群81〜83のスペクトル半値全幅Δf81〜Δf83の平均値)よりも大きく且つ17.3THzよりも小さい必要がある。
また、特許文献1に係る発明のスペックルコントラスト減少率D1に対して、最大のスペックルコントラスト減少率D2が100%向上率とした際に、50%向上率のスペックルコントラスト減少率D3(=D1+(D1+D2)/2)以上を満たすには、中心周波数差が3.3THz以上であり且つ13.8THz以下であればよい。
図10は、最大中心周波数差が30THz(541THz〜571THz)である場合を示している。斯かる場合、図10に示すように、特許文献1に係る発明のスペックルコントラスト減少率D1に対して該減少率を向上させるには、中心周波数差が0.2THz(各発光素子群81〜83のスペクトル半値全幅Δf81〜Δf83の平均値)よりも大きく且つ14.7THzよりも小さい必要がある。また、50%向上率のスペックルコントラスト減少率D3以上を満たすには、中心周波数差が3.2THz以上であり且つ12.3THz以下であればよい。
図11は、最大中心周波数差が35THz(542THz〜577THz)である場合を示している。斯かる場合、図11に示すように、特許文献1に係る発明のスペックルコントラスト減少率D1に対して該減少率を向上させるには、中心周波数差が0.2THz(各発光素子群81〜83のスペクトル半値全幅Δf81〜Δf83の平均値)よりも大きく且つ14.0THzよりも小さい必要がある。また、50%向上率のスペックルコントラスト減少率D3以上を満たすには、中心周波数差が3.3THz以上であり且つ12.2THz以下であればよい。
図12は、最大中心周波数差が50THz(533THz〜583THz)である場合を示している。斯かる場合、図12に示すように、特許文献1に係る発明のスペックルコントラスト減少率D1に対して該減少率を向上させるには、中心周波数差が0.2THz(各発光素子群81〜83のスペクトル半値全幅Δf81〜Δf83の平均値)よりも大きく且つ13.0THzよりも小さい必要がある。また、50%向上率のスペックルコントラスト減少率D3以上を満たすには、中心周波数差が3.3THz以上であり且つ11.4THz以下であればよい。
図13は、最大中心周波数差が70THz(518THz〜588THz)である場合を示している。斯かる場合、図13に示すように、特許文献1に係る発明のスペックルコントラスト減少率D1に対して該減少率を向上させるには、中心周波数差が0.2THz(各発光素子群81〜83のスペクトル半値全幅Δf81〜Δf83の平均値)よりも大きく且つ12.1THzよりも小さい必要がある。また、50%向上率のスペックルコントラスト減少率D3以上を満たすには、中心周波数差が3.2THz以上であり且つ10.9THz以下であればよい。
図14は、最大中心周波数差が90THz(510THz〜600THz)である場合を示している。斯かる場合、図14に示すように、特許文献1に係る発明のスペックルコントラスト減少率D1に対して該減少率を向上させるには、中心周波数差が0.2THz(各発光素子群81〜83のスペクトル半値全幅Δf81〜Δf83の平均値)よりも大きく且つ11.5THzよりも小さい必要がある。また、50%向上率のスペックルコントラスト減少率D3以上を満たすには、中心周波数差が3.0THz以上であり且つ10.5THz以下であればよい。
図15は、最大中心周波数差が100THz(500THz〜600THz)である場合を示している。斯かる場合、図15に示すように、特許文献1に係る発明のスペックルコントラスト減少率D1に対して該減少率を向上させるには、中心周波数差が0.2THz(各発光素子群81〜83のスペクトル半値全幅Δf81〜Δf83の平均値)よりも大きく且つ11.4THzよりも小さい必要がある。また、50%向上率のスペックルコントラスト減少率D3以上を満たすには、中心周波数差が2.7THz以上であり且つ10.4THz以下であればよい。
そして、図16は、特許文献1に係る発明のスペックルコントラスト減少率D1よりも大きい減少率を有する中心周波数差の範囲を斜線領域で示している。これにより、特許文献1に係る発明のスペックルコントラスト減少率D1よりも大きい減少率とするためには、隣接する発光素子群同士81,82(82,83)の中心周波数差ΔS12,ΔS23は、複数の発光素子群81〜83におけるスペクトル半値全幅Δf81〜Δf83の平均値(0.2THz)よりも大きく、11.4THzよりも小さくすればよい。なお、該中心周波数差ΔS12,ΔS23は、11.0THz以下とすることが、好ましい。
また、図17は、50%向上率のスペックルコントラスト減少率D3以上を満たす中心周波数差の範囲を斜線領域で示している。これにより、50%向上率のスペックルコントラスト減少率D3以上とするためには、隣接する他の発光素子群同士81,82(82,83)の中心周波数差ΔS12,ΔS23は、3.3THz以上であって且つ10.4THz以下とすればよい。なお、該中心周波数差ΔS12,ΔS23は、3.5THz以上とすることが、好ましく、また、該中心周波数差ΔS12,ΔS23は、10.0THz以下とすることが好ましい。
また、図11〜図15に示すように、最大中心周波数差ΔW1を35THz以上にすることで、スペックルコントラスト減少率を50%以上にすることができる。これにより、最大中心周波数差ΔW1は、35THz以上であることが好ましい。なお、最大中心周波数差ΔW1が100THzよりも大きくなると、最小の中心周波数の発光素子群と最大の中心周波数の発光素子群とが発する光の色度は、異なってしまう。
以上より、本実施形態に係る光源装置2は、複数の発光素子61〜69を備え、前記複数の発光素子61〜69は、各発光素子61〜69の中心周波数ごとに複数の発光素子群81〜83に区分けされ、前記発光素子群81〜83の中心周波数f81〜f83と隣接する他の発光素子群81〜83の中心周波数f81〜f83との中心周波数差ΔS12,ΔS23は、前記複数の発光素子群81〜83におけるスペクトル半値全幅Δf81〜Δf83の平均値よりも大きく且つ11.4THzよりも小さい。
斯かる構成によれば、特許文献1に係る発明のスペックルコントラスト減少率D1よりも、大きいスペックルコントラスト減少率を有することができる。これにより、スペックスノイズを充分に低減することができる、
また、本実施形態に係る光源装置2においては、前記発光素子群81〜83の中心周波数f81〜f83と隣接する他の発光素子群81〜83の中心周波数f81〜f83との中心周波数差ΔS12,ΔS23は、3.3THz以上であって且つ10.4THz以下である。
斯かる構成によれば、特許文献1に係る発明のスペックルコントラスト減少率D1に対して、最大のスペックルコントラスト減少率D2が100%向上率とした際に、50%向上率のスペックルコントラスト減少率D3(=D1+(D1+D2)/2)以上を満たすことができる。これにより、スペックスノイズをさらに充分に低減することができる、
また、本実施形態に係る画像投影装置1は、前記光源装置2を備え、前記光源装置2から出射される光を投射光として用いる。
斯かる構成によれば、特許文献1に係る発明のスペックルコントラスト減少率D1よりも、大きいスペックルコントラスト減少率を有することができる。これにより、スペックスノイズを充分に低減することができる、
なお、光源装置及び画像投影装置は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、光源装置及び画像投影装置は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
上記実施形態に係る光源装置2(図3参照)においては、発光素子群81〜83の中心周波数f81〜f83と、隣接する他の発光素子群81〜83の中心周波数f81〜f83との中心周波数差ΔS12,ΔS23は、4.0THzである、という構成である。しかしながら、光源装置は、斯かる構成に限られない。例えば、光源装置においては、発光素子群81〜83の中心周波数f81〜f83と、隣接する他の発光素子群81〜83の中心周波数f81〜f83との中心周波数差ΔS12,ΔS23は、複数の発光素子群f81〜f83におけるスペクトル半値全幅Δf81〜Δf83の平均値よりも大きく且つ11.4THzよりも小さい、という構成であればよい。
また、上記実施形態に係る光源装置2(図2参照)においては、発光素子61〜69は、9つ備えられ、発光素子群81〜83は、3つ備えられている、という構成である。しかしながら、光源装置は、斯かる構成に限られない。例えば、光源装置においては、発光素子6は、複数備えられていればよく、特に数量を限定されず、また、発光素子群8も、複数備えられていればよく、特に数量を限定されない。
また、上記実施形態に係る画像投影装置1(図1参照)においては、光源装置2は、3つ備えられている、という構成である。しかしながら、画像投影装置は、斯かる構成に限られない。例えば、画像投影装置においては、光源装置2は、1つ、2つ、又は4つ以上備えられている、という構成でもよい。
1…画像投影装置、2,2R,2G,2B…光源装置、3…光源部、4…光学系、5…本体部、5a…接続部、6…発光素子、7…コリメータレンズ、8…発光素子群、10…画像投影部、11…画像光学系、11a…偏光ビームスプリッタ、11b…空間変調素子、11c…ダイクロイックプリズム、11d…反射ミラー、12…投影光学系、13…画像投影本体部、13a…接続部、20…導光体、61〜69…(第1〜第9の)発光素子、81〜83…(第1〜第3の)発光素子群、100…スクリーン

Claims (3)

  1. 複数の発光素子を備え、
    前記複数の発光素子は、各発光素子の中心周波数ごとに複数の発光素子群に区分けされ、
    前記発光素子群の中心周波数と隣接する他の発光素子群の中心周波数との中心周波数差は、前記複数の発光素子群におけるスペクトル半値全幅の平均値よりも大きく且つ11.4THzよりも小さい光源装置。
  2. 前記発光素子群の中心周波数と隣接する他の発光素子群の中心周波数との中心周波数差は、3.3THz以上であって且つ10.4THz以下である請求項1に記載の光源装置。
  3. 請求項1又は2に記載の光源装置を備え、
    前記光源装置から出射される光を投射光として用いる画像投影装置。
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