JP5924223B2 - タイヤ空気圧用圧力センサ - Google Patents

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本発明は、タイヤ空気圧の検出に用いられるタイヤ空気圧用圧力センサに関するものである。
従来より、一面にダイヤフラムが形成されたセンサ部に、センサ部の一面に対する法線方向に圧力導入孔が形成された台座が接合されてなる圧力センサが提案されている。このような圧力センサでは、外部から圧力導入孔内に異物が導入されるとこの異物がそのままダイヤフラムに付着してしまい、検出精度が低下するという問題がある。
この問題を解決するため、例えば、特許文献1には、台座に、センサ部と接合される一面側からセンサ部の一面に対する法線方向に延設された第1導入孔と、この第1導入孔と連通され、第1導入孔の延設方向と垂直方向に延設された第2導入孔とが連通されてなる圧力導入孔が形成された圧力センサが提案されている。つまり、台座にL字状の圧力導入孔が形成された圧力センサが提案されている。
これによれば、圧力導入孔がL字状とされているため、外部から第2導入孔内に異物が導入されたとしても第1導入孔内に異物が導入され難く、異物がダイヤフラムに付着することを抑制できる。
特開平11−248578号公報
ところで、車両等に備えられているタイヤの空気圧を検出するタイヤ空気圧用圧力センサは、通常、走行時(タイヤ回転時)に発生する遠心力がセンサ部の一面に対する法線方向に印加されるようにタイヤ内に備えられ、停止時(タイヤ非回転時)に圧力導入孔内に異物が導入されても遠心力によって異物が外部に排出されるようになっている。
しかしながら、上記特許文献1の圧力センサをタイヤ空気圧用圧力センサとして用いた場合、停止時に第2導入孔内に導入された塵等の異物が第1導入孔内に導入されてダイヤフラムに付着することを抑制できるものの、走行時に遠心力が印加される方向と第2導入孔とが垂直となるため、第1導入孔内に存在する異物が第2導入孔を介して外部に排出され難いという問題がある。
例えば、上記特許文献1の圧力センサにおいても湿気が第1導入孔内に侵入することを抑制することは困難であり、第1導入孔内で結露が発生する可能性がある。この場合、第1導入孔内で生成された水滴が第2導入孔を介して外部に排出され難くなり、水滴によって第1導入孔が閉塞されたり、水滴がダイヤフラムに付着したりして検出精度が低下する可能性がある。
本発明は上記点に鑑みて、検出精度が低下することを抑制しつつ、走行時に圧力導入孔内の異物を外部に排出し易いタイヤ空気圧用圧力センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、一面(10a)および一面と反対側の他面(10b)を有し、他面に形成された凹部(11)により構成されるダイヤフラム(12)を有するセンサ部(10)と、他面に接合され、ダイヤフラムに測定媒体を導入する圧力導入孔(31)が形成された台座(30)と、を備え、以下の点を特徴としている。
すなわち、台座は、第1の面(32a)および当該第1の面と反対側の第2の面(32b)を有し、第1の面が他面に接合され、第1の面から第2の面を貫通すると共に凹部と連通する第1導入孔(34)が形成された第1台座(32)と、第3の面(33a)および当該第3の面と反対側の第4の面(33b)を有し、第1台座を挟んでセンサ部と反対側に第3の面が第2の面と対向し、かつ第2の面と平行となる状態で配置され、第3の面から第4の面を貫通すると共に第1導入孔と連通される第2導入孔(35)が形成された第2台座(33)と、を有し、第1導入孔は、第1の面側から第2の面側に向かって第1の面の面方向と平行な方向の断面積が次第に小さくなるテーパ形状とされ、第2導入孔は、第3の面側から第4の面側に向かって第3の面の面方向と平行な方向の断面積が次第に小さくなるテーパ形状とされ、第3の面側の開口部を第4の面に投影した領域を投影開口領域(35a)としたとき、第4の面側の開口部と投影開口領域とが重なることなくずれおり、 圧力導入孔は、第1、第2導入孔を含んで構成され、壁面が一面に対して非垂直であることを特徴としている。
これによれば、第1導入孔は、第1の面から第2の面に向かって断面積が小さくなるテーパ形状とされ、第2導入孔は、第3の面から第4の面に向かって断面積が小さくなるテーパ形状とされており、圧力導入孔は、前記第1、第2導入孔を含んで構成されている。このため、圧力導入孔の断面積が一定である場合と比較して、圧力導入孔内に異物が導入することを抑制できる。
また、第2台座は、第3の面が第1台座の第2の面と対向し、かつ第2の面と平行とされ、第2導入孔は、第3の面から第4の面を貫通し、第3の面側の開口部を第4の面に投影した領域を投影開口領域としたとき、第4の面側の開口部と投影開口領域とが重なることなくずれている。そして、圧力導入孔は、壁面がセンサ部の一面に対して非垂直とされている。
このため、第2導入孔に異物が導入されたとしてもこの異物が直接ダイヤフラムに達することを抑制でき、ダイヤフラムに異物が付着することを抑制できる。また、タイヤ内に備えられた際、遠心力の印加される方向と圧力導入孔の壁面とが垂直となる部分がないため、走行時には遠心力によって圧力導入孔内に存在する異物を外部に排出することができる。
つまり、請求項1に記載のタイヤ空気圧用圧力センサによれば、圧力導入孔内に異物が導入されることを抑制しつつ、圧力導入孔内に存在する異物を外部に排出し易くすることができ、検出精度が低下することを抑制できる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態におけるタイヤ空気圧用圧力センサの断面構成を示す図である。 第2台座の裏面図である。 本発明の第2実施形態におけるタイヤ空気圧用圧力センサの断面構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1に示されるように、タイヤ空気圧用圧力センサは、センサ部10を備えている。
このセンサ部10は、一面10aおよび他面10bを有するシリコン基板等を用いて構成され、他面10bに凹部11が形成されることで構成される薄肉のダイヤフラム12を備えている。そして、ダイヤフラム12には、圧力によって抵抗値が変化する4個のゲージ抵抗13(図1中では2つのみ図示)がブリッジ回路を構成するように形成されている。すなわち、本実施形態のセンサ部10は、ダイヤフラム12に圧力が印加されるとゲージ抵抗13の抵抗値が変化してブリッジ回路の電圧が変化し、この電圧の変化に応じてセンサ信号を出力するものである。
また、特に図示していないが、センサ部10の一面10aのうちダイヤフラム12の外周に位置する部分には、ゲージ抵抗13と電気的に接続される配線層が形成されており、この配線層を介してゲージ抵抗13と外部との電気的な接続が図られるようになっている。
そして、センサ部10の一面10aにはキャップ部20が接合されている。このキャップ部20は、シリコン基板21の表面に絶縁膜22が配置されると共に裏面に絶縁膜23が配置されて構成され、絶縁膜22がセンサ部10の一面10aと接合されている。なお、本実施形態では、シリコン基板21のうち絶縁膜22が形成される面を表面とし、絶縁膜23が形成される面を裏面として説明する。
シリコン基板21の表面には、センサ部10に形成されたゲージ抵抗13と対向する位置に窪み部24が形成されている。この窪み部24は、キャップ部20がセンサ部10に貼り合わされることでキャップ部20とセンサ部10との間に基準圧力室25を構成するものである。なお、本実施形態では、基準圧力室25は真空圧とされている。
絶縁膜22は、センサ部10とシリコン基板21とを絶縁するためのものでSiO等の絶縁材料で構成されており、シリコン基板21のうちセンサ部10と対向する表面全面に形成されている。なお、絶縁膜22は、窪み部24の表面にも形成されている。
また、キャップ部20には、キャップ部20をセンサ部10とキャップ部20との積層方向に貫通する貫通電極部26が形成されている。
各貫通電極部26は、シリコン基板21および絶縁膜22、23を貫通し、センサ部10に形成された配線層を露出させる孔部26aと、この孔部26aの壁面に形成された絶縁膜26bと、この絶縁膜26bの上に埋め込まれ、一端部が配線層に接続される貫通電極26cと、貫通電極26cの他端部に接続され、絶縁膜23上に形成された接続部26dとにより構成されている。なお、絶縁膜26bとしては、例えば、TEOS等が用いられ、貫通電極26cおよび接続部26dとしては、例えば、Al等が用いられる。
また、センサ部10の他面10bには台座30が接合されており、この台座30には測定媒体をダイヤフラム12に導入するための圧力導入孔31が形成されている。
具体的には、台座30は、表面32aおよび裏面32bを有するガラス基板等からなる第1台座32と、表面33aおよび裏面33bを有するガラス基板等からなる第2台座33とが積層されて構成されている。そして、第1台座32の表面32aがセンサ部10の他面10bと陽極接合され、第2台座33が第1台座32を挟んでセンサ部10と反対側に表面33aが第1台座32の裏面32bと対向し、かつ第1台座32の裏面32bと平行となる状態で配置されている。つまり、センサ部10の一面10aおよび他面10b、第1台座32の表面32aおよび裏面32b、第2台座33の表面33aおよび裏面33bは、互いに平行とされている。
第1台座32には、表面32aから裏面32bを貫通する第1導入孔34が形成されている。この第1導入孔34は、表面32aと平行な面方向の断面積が表面32a側から裏面32b側に向かって次第に小さくされている。本実施形態では、第1導入孔34は、孔径が表面32aから裏面32bに向かって次第に小さくなる円錐形状とされている。
また、この第1導入孔34は、センサ部10の一面10aに対する法線方向において、表面32a側の開口部の中心と、裏面32b側の開口部の中心とがずれている。つまり、表面32aと第1導入孔34との成す角度をテーパ角とすると、テーパ角が部分毎に異なっている。
第2台座33には、表面33aから裏面33bを貫通する第2導入孔35が形成されている。この第2導入孔35は、一面10aと平行な面方向の断面積が表面33a側から裏面33b側に向かって次第に小さくされている。
本実施形態では、第2導入孔35は、孔径が表面33aから裏面33bに向かって次第に小さくなる円錐形状とされている。また、第2導入孔35のうち表面33a側の開口部は、第1導入孔34のうち裏面32b側の開口部の孔径と等しくされている。
そして、この第2導入孔35は、図2に示されるように、表面33a側の開口部を裏面33bに投影した領域を投影開口領域35aとしたとき、裏面33b側の開口部と投影開口領域35aとが重なることなくずれている。
上記のように台座30が構成されており、圧力導入孔31は第1、第2導入孔34、35を含んで構成されている。そして、圧力導入孔31を構成する壁面と、センサ部10の一面10aとは非垂直とされている。
なお、本実施形態では、第1台座32の表面32aが本発明の第1の面に相当し、第1台座32の裏面32bが本発明の第2の面に相当している。また、第2台座33の表面33aが本発明の第3の面に相当し、第2台座33の裏面33bが本発明の第4の面に相当している。
第1台座32と第2台座33との間には、基板40が配置されている。この基板40は、CuやFe等の板材をエッチングやプレス加工等によって形成されるアイランドや接続リード等を有するリードフレームのアイランドにて構成されるものであり、矩形板状とされている。そして、基板40には、第1導入孔34と第2導入孔35とを連通させる連通孔41が形成されている。この連通孔41は、第1導入孔34の裏面32b側の開口部(第2導入孔35の表面33a側の開口部)と同じ孔径とされている。
基板40の外側には、リードフレームの接続リードにて構成される接続端子50が配置されている。そして、この接続端子50は、キャップ部20に形成された貫通電極部26(接続部26d)と図示しないワイヤを介して電気的に接続されている。
また、センサ部10、キャップ部20、台座30、基板40、接続端子50のインナーリード部は、接続端子50のアウターリード部が露出するように、モールド樹脂60によって覆われている。このモールド樹脂60には、第2導入孔35と外部とを連通させる接続孔61が形成されており、接続孔61および圧力導入孔31を介してダイヤフラム12に測定媒体が導入されるようになっている。
以上が本実施形態におけるタイヤ空気圧用圧力センサの構成である。このようなタイヤ空気圧用圧力センサは、走行時(タイヤ回転時)において、センサ部10の一面10aに対する法線方向(図1中紙面上下方向)に遠心力が印加されるようにタイヤ内に備えられる。
そして、圧力導入孔31を介して圧力(タイヤ空気圧)がダイヤフラム12に印加されると、印加された圧力と基準圧力室25の圧力との差に応じてダイヤフラム12が歪み、ダイヤフラム12に発生する応力によってゲージ抵抗13の抵抗値が変化する。このため、ブリッジ回路の電圧が変化し、この電圧の変化に応じたセンサ信号が接続端子50を介して外部回路に出力されることでタイヤ内の圧力が検出される。
以上説明したように、本実施形態のタイヤ空気圧用圧力センサでは、第1、第2導入孔34、35は、表面32a、33aから裏面32b、33bに向かって断面積が小さくなるテーパ形状とされている。このため、圧力導入孔31の断面積が一定である場合と比較して、圧力導入孔31内に異物が導入することを抑制できる。
また、第2台座33は、表面33aが第1台座32の裏面32bと対向し、かつこの裏面32bと平行とされ、第2導入孔35は、表面33aから裏面33bを貫通し、裏面33b側の開口部と投影開口領域35aとが重なることなくずれている。そして、圧力導入孔31は、壁面がセンサ部10の一面10aに対して非垂直とされている。
このため、停止時に第2導入孔35に異物が導入されたとしてもこの異物が直接ダイヤフラム12に達することを抑制でき、ダイヤフラム12に異物が付着することを抑制できる。また、タイヤ内に備えられた際、遠心力の印加される方向と圧力導入孔31の壁面とが垂直となる部分がないため、走行時には遠心力によって圧力導入孔31内に存在する異物を外部に排出することができる。例えば、圧力導入孔31内で水滴が生成されたとしても、この水滴を外部に排出することができる。
つまり、本実施形態のタイヤ空気圧用圧力センサによれば、圧力導入孔31内に異物が導入されることを抑制しつつ、圧力導入孔31内に存在する異物を外部に排出し易くすることができるため、検出出精度が低下することを抑制できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して第2導入孔35の孔径を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図3に示されるように、本実施形態では、第2導入孔35は、表面33a側の開口部の孔径が第1導入孔34における裏面32b側の開口部の孔径より大きくされている。また、基板40の連通孔41は、第2導入孔35の表面33a側の開口部の孔径と等しくされている。このため、第2導入孔35と第1導入孔34との間には、裏面32bによる段差が設けられた構成となる。
これによれば、第2導入孔35内に導入された異物が段差によって第1導入孔34内に導入され難くなるため、さらにダイヤフラム12に異物が付着することを抑制できる。
なお、ここでは、基板40の連通孔41が第2導入孔35の表面33a側の開口部の孔径と等しくされているものを説明したが、基板40の連通孔41は第1導入孔34の裏面32b側の開口部の孔径と等しくされていてもよい。この場合、第2導入孔35と第1導入孔34との間には、基板40によって段差が構成されるため、上記効果を得ることができる。
(他の実施形態)
上記第各施形態では、第1、第2導入孔34、35が円錐形状であるものを説明したが、第1、第2導入孔34、35は角錐形状であるものでもよい。
また、上記各実施気形態では、第1台座32と第2台座33との間に基板40が備えられている例について説明したが、この基板40は第2台座33の裏面33bに備えられていてもよい。しかしながら、このような構成とすると、基板40および接続端子50は、リードフレームにて構成されており、基板40とほぼ同一平面に接続端子50が配置されるため、貫通電極部26(接続部26d)と接続端子50とを繋ぐワイヤの落差が大きくなる。このため、好ましくは上記各実施形態のように、基板40を第1台座32と第2台座33との間に配置するのがよい。
10 センサ部
11 凹部
12 ダイヤフラム
30 台座
31 圧力導入孔
32 第1台座
32a 表面(第1の面)
32b 裏面(第2の面)
33 第2台座
33a 表面(第3の面)
33b 裏面(第4の面)
34 第1導入孔
35 第2導入孔

Claims (4)

  1. 一面(10a)および前記一面と反対側の他面(10b)を有し、前記他面に形成された凹部(11)により構成されるダイヤフラム(12)を有するセンサ部(10)と、
    前記他面に接合され、前記ダイヤフラムに測定媒体を導入する圧力導入孔(31)が形成された台座(30)と、を備え、
    前記台座は、第1の面(32a)および当該第1の面と反対側の第2の面(32b)を有し、前記第1の面が前記他面に接合され、前記第1の面から前記第2の面を貫通すると共に前記凹部と連通する第1導入孔(34)が形成された第1台座(32)と、第3の面(33a)および当該第3の面と反対側の第4の面(33b)を有し、前記第1台座を挟んで前記センサ部と反対側に前記第3の面が前記第2の面と対向し、かつ前記第2の面と平行となる状態で配置され、前記第3の面から前記第4の面を貫通すると共に前記第1導入孔と連通される第2導入孔(35)が形成された第2台座(33)と、を有し、
    前記第1導入孔は、前記第1の面側から前記第2の面側に向かって前記第1の面の面方向と平行な方向の断面積が次第に小さくなるテーパ形状とされ、
    前記第2導入孔は、前記第3の面側から前記第4の面側に向かって前記第3の面の面方向と平行な方向の断面積が次第に小さくなるテーパ形状とされ、前記第3の面側の開口部を前記第4の面に投影した領域を投影開口領域(35a)としたとき、前記第4の面側の開口部と前記投影開口領域とが重なることなくずれており、
    前記圧力導入孔は、前記第1、第2導入孔を含んで構成され、壁面が前記一面に対して非垂直であることを特徴とするタイヤ空気圧用圧力センサ。
  2. 前記第2導入孔における第3の面側の開口部の前記断面積が、前記第1導入孔における前記第2の面側の前記断面積より大きくされていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ空気圧用圧力センサ。
  3. 前記センサ部の一面と接合され、前記センサ部との間に基準圧力室(25)を構成するキャップ部(20)と、
    前記第1台座と前記第2台座との間に配置され、前記第1導入孔と前記第2導入孔とを連通させる連通孔(41)が形成された基板(40)と、
    前記基板の外側に配置され、前記センサ部と電気的に接続される接続リード(50)と、
    前記接続リードのうちアウターリード部が露出する状態で、前記センサ部、前記キャップ部、および前記台座を覆い、前記圧力導入孔と外部とを連通させる接続孔(61)が形成されたモールド樹脂(60)と、を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ空気圧用圧力センサ。
  4. 前記第1台座は、ガラス基板で構成され、前記他面と接合されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のタイヤ空気圧用圧力センサ。
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