JP5921311B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5921311B2
JP5921311B2 JP2012097682A JP2012097682A JP5921311B2 JP 5921311 B2 JP5921311 B2 JP 5921311B2 JP 2012097682 A JP2012097682 A JP 2012097682A JP 2012097682 A JP2012097682 A JP 2012097682A JP 5921311 B2 JP5921311 B2 JP 5921311B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiance
image
sensor
atmospheric
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012097682A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013225243A (ja
Inventor
真梨子 酒井
真梨子 酒井
佳宏 松本
佳宏 松本
中野 貴敬
貴敬 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2012097682A priority Critical patent/JP5921311B2/ja
Publication of JP2013225243A publication Critical patent/JP2013225243A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5921311B2 publication Critical patent/JP5921311B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

この発明は、センサにより観測された画像に対する画像処理を実施して、画像処理後の画像を出力する画像処理装置及び画像処理方法に関するものである。
例えば、衛星や航空機に搭載されているバンド数nのマルチスペクトラルセンサにより観測された画像であるマルチスペクトルデータを用いて、フォールスカラーによる植生活性度分布画像や温度分布画像を生成している画像処理装置がある。
しかし、衛星や航空機に搭載されているセンサが観測する場合、被写体の放射輝度が長距離の大気を伝搬してセンサに到達するため、大気伝搬の影響を受けた被写体の放射輝度がセンサに観測される。
センサに観測される輝度は、大気透過時に減衰している被写体の放射輝度と、大気散乱放射輝度(大気中の分子又は粒子によって、太陽光が散乱された光がセンサに入射されることで発生する放射輝度)の和になる。
したがって、大気透過率(センサにより観測される波長帯に依存する固有の値)と、大気散乱放射輝度の大気伝搬補正パラメータとが既知であれば、被写体本来の放射輝度を算出することができるが、センサにより観測される波長帯や、センサの観測条件(例えば、季節、エアロゾルなど)に応じて、大気伝搬補正パラメータが異なる。
このため、画像処理装置が、センサにより観測された画像を構成している各画素の輝度値(被写体の放射輝度)を補正するためには、大気伝搬補正パラメータを特定する必要がある。
例えば、以下の特許文献1には、目視によって被写体の陰影部を抽出し、陰影部の放射輝度から大気伝搬補正パラメータを算出し、その大気伝搬補正パラメータを用いて、被写体の放射輝度を補正している画像処理装置が開示されている。
また、以下の特許文献2には、地形データから海面の領域を特定し、海面の放射輝度から大気伝搬補正パラメータを算出し、その大気伝搬補正パラメータを用いて、被写体の放射輝度を補正している画像処理装置が開示されている。
特開2005−157561号公報(段落番号[0007]) 特開平6−300845号公報(段落番号[0008])
従来の画像処理装置は以上のように構成されているので、特許文献1の場合、被写体の陰影部の放射輝度から大気伝搬補正パラメータを算出しているが、ユーザが目視で陰影部を指定して、その陰影部の放射輝度を抽出することが前提となっており、自動的に大気伝搬補正パラメータを算出するものではない。また、ユーザが被写体の陰影部を適正に指定しなければ、適正な大気伝搬補正パラメータを算出することができず、被写体の放射輝度を高精度に補正することができない課題があった。
また、特許文献2の場合、地形データから海面の領域を特定して、海面の放射輝度から大気伝搬補正パラメータを算出しているため、地形データを入手できなければ、大気伝搬補正パラメータを算出することができず、被写体の放射輝度を補正することができない課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、地形データを利用することなく、センサにより観測された画像を構成している各画素の放射輝度を高精度に補正することができる画像処理装置及び画像処理方法を得ることを目的とする。
この発明に係る画像処理装置は、センサにより観測された画像を構成している各画素の放射輝度の中で、最小の放射輝度を特定する最小放射輝度特定手段と、大気中の分子又は粒子によって太陽光が散乱された光がセンサに入射されることによって発生する大気散乱放射輝度の中で、センサにより観測される波長帯に依存する既知の成分と、最小放射輝度特定手段により特定された最小の放射輝度とを用いて、センサの観測環境に依存する成分を算出し、その観測環境に依存する成分と波長帯に依存する成分から大気散乱放射輝度を算出する大気散乱放射輝度算出手段とを設け、放射輝度補正手段が、大気散乱放射輝度算出手段により算出された大気散乱放射輝度と既知の大気透過率を用いて、センサにより観測された画像を構成している各画素の放射輝度を補正するようにしたものである。
この発明によれば、センサにより観測された画像を構成している各画素の放射輝度値の中で、最小の放射輝度を特定する最小放射輝度特定手段と、大気中の分子又は粒子によって太陽光が散乱された光がセンサに入射されることによって発生する大気散乱放射輝度の中で、センサにより観測される波長帯に依存する既知の成分と、最小放射輝度特定手段により特定された最小の放射輝度とを用いて、センサの観測環境に依存する成分を算出し、その観測環境に依存する成分と波長帯に依存する成分から大気散乱放射輝度を算出する大気散乱放射輝度算出手段とを設け、放射輝度補正手段が、大気散乱放射輝度算出手段により算出された大気散乱放射輝度と既知の大気透過率を用いて、センサにより観測された画像を構成している各画素の放射輝度値を補正するように構成したので、地形データを利用することなく、センサにより観測された画像を構成している各画素の放射輝度値を高精度に補正することができる効果がある。
この発明の実施の形態1による画像処理装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による画像処理装置の処理内容(画像処理方法)を示すフローチャートである。 大気散乱モデルを示すイメージ図である。 この発明の実施の形態2による画像処理装置を示す構成図である。 画像出力部11による植生活性度分布画像の表示例を示す説明図である。 この発明の実施の形態3による画像処理装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態4による画像処理装置を示す構成図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による画像処理装置を示す構成図である。
図1において、画像入力部1はバンド数nのマルチスペクトラルセンサとデータ通信する機能(例えば、通信機器、ネットワークインタフェース)を備えており、バンド数nのマルチスペクトラルセンサにより観測された画像を入力する処理を実施する。
ヒストグラム解析部2は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、画像入力部1により入力された各センサの画像をヒストグラム解析することで、各センサの画像毎に、当該画像を構成している各画素の輝度値(放射輝度)の中で、最小の輝度値を特定する処理を実施する。
なお、画像入力部1及びヒストグラム解析部2から最小放射輝度特定手段が構成されている。
センサパラメータ記憶部3は例えばRAMやハードディスクなどの記憶装置から構成されており、例えば、マルチスペクトラルセンサにより観測される波長帯に依存する固有の値である大気透過率τや、大気散乱放射輝度比α(後述する大気散乱放射輝度の中で、マルチスペクトラルセンサにより観測される波長帯に依存する既知の成分)などをセンサパラメータとして記憶している。
大気伝搬補正部4はマルチスペクトラルセンサにより観測された画像を構成している各画素の輝度値を補正する処理部であり、大気散乱放射輝度計算部5、大気散乱放射輝度補正部6及び大気透過率補正部7から構成されている。
大気散乱放射輝度計算部5は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、大気中の分子又は粒子によって太陽光が散乱された光がマルチスペクトラルセンサに入射されることによって発生する大気散乱放射輝度の中で、マルチスペクトラルセンサにより観測される波長帯に依存する既知の成分(センサパラメータとしてセンサパラメータ記憶部3に記憶されている)と、ヒストグラム解析部2により特定された最小の輝度値とを用いて、マルチスペクトラルセンサの観測環境(例えば、季節、エアロゾルなど)に依存する成分を算出し、その観測環境に依存する成分と波長帯に依存する成分から大気散乱放射輝度を算出する処理を実施する。なお、大気散乱放射輝度計算部5は大気散乱放射輝度算出手段を構成している。
大気散乱放射輝度補正部6は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、画像入力部1により入力された画像を構成している各画素の輝度値から、大気散乱放射輝度計算部5により算出された大気散乱放射輝度を減算する処理を実施する。
大気透過率補正部7は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、大気散乱放射輝度補正部6の減算結果をセンサパラメータ記憶部3に記憶されている大気透過率τで除算することで、各画素の輝度値を補正する処理を実施する。
なお、大気散乱放射輝度補正部6及び大気透過率補正部7から放射輝度補正手段が構成されている。
スペクトル解析部8は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、大気伝搬補正部4により各画素の輝度値が補正された画像をスペクトル解析して、そのスペクトル解析結果であるスペクトル解析画像を出力する処理を実施する。
画像出力部9は例えばGPU(Graphics Processing Unit)から構成されており、スペクトル解析部8から出力されたスペクトル解析画像を図示せぬディスプレイに表示する処理を実施する。
なお、スペクトル解析部8及び画像出力部9から画像出力手段が構成されている。
図1の例では、画像処理装置の構成要素である画像入力部1、ヒストグラム解析部2、センサパラメータ記憶部3、大気散乱放射輝度計算部5、大気散乱放射輝度補正部6、大気透過率補正部7、スペクトル解析部8及び画像出力部9のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、画像処理装置がコンピュータで構成されていてもよい。
画像処理装置がコンピュータで構成されている場合、センサパラメータ記憶部3をコンピュータの内部メモリ又は外部メモリ上に構成するとともに、画像入力部1、ヒストグラム解析部2、大気散乱放射輝度計算部5、大気散乱放射輝度補正部6、大気透過率補正部7、スペクトル解析部8及び画像出力部9の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリ格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図2はこの発明の実施の形態1による画像処理装置の処理内容(画像処理方法)を示すフローチャートである。
図3は大気散乱モデルを示すイメージ図である。
次に動作について説明する。
太陽光は、図3に示すように、被写体である地表で反射され、その反射光(強度)がマルチスペクトラルセンサに観測される。
例えば、バンドiの波長帯に対する被写体本来の放射輝度Li(被写体である地表で反射される太陽光の強度であり、以下、被写体本来の放射輝度を「被写体の放射輝度」と称する)は、大気の伝搬中に減衰されるが、波長帯に依存する大気透過率をτiとすると、被写体である地表から遠距離に位置するマルチスペクトラルセンサに伝達される放射輝度はτiiとなる。
ただし、i=1〜nのバンドを表している。
また、大気中の分子又は粒子によって、太陽光が散乱された光がバンドiのマルチスペクトラルセンサに入射されることによって発生する放射輝度である大気散乱放射輝度
scatt,iが被写体の放射輝度Liに加わるため、大気減衰及び大気散乱光を含んでいるバンドiの放射輝度はτii+Lscatt,iとなる。
したがって、マルチスペクトラルセンサにより観測されるバンドiの放射輝度
sensor,iは、下記の式(1)で表される。
sensor,i=τii+Lscatt,i (1)
マルチスペクトラルセンサは、バンドiの放射輝度Lsensor,iを観測すると、その放射輝度Lsensor,iから画像を形成し(当該画像を構成している各画素は、その画素位置における放射輝度Lsensor,iの輝度値を有している)、その画像を図1の画像処理装置に出力する。
画像処理装置の画像入力部1は、バンド数nのマルチスペクトラルセンサから出力される画像を入力し、n個の画像をヒストグラム解析部2に出力する(図2のステップST1)。
ヒストグラム解析部2は、画像入力部1からn個の画像を受けると、n個の画像のヒストグラム解析を行うことで、それぞれの画像毎に、当該画像を構成している各画素の放射輝度値Lsensor,iの中で、最小の放射輝度値(Lsensor,iminを特定する(ステップST2)。
大気散乱放射輝度計算部5は、ヒストグラム解析部2が、n個の画像内での最小の放射輝度値(Lsensor,iminを特定すると、下記の式(2)に示すように、最小の放射輝度値(Lsensor,iminと、センサパラメータ記憶部3に記憶されているバンドiの波長帯に依存する大気散乱放射輝度比αiとを用いて、マルチスペクトラルセンサの観測環境(例えば、季節、エアロゾルなど)に依存する成分Lscatt0を算出する(ステップST3)。
Figure 0005921311
なお、最小の放射輝度値(Lsensor,iminは、波長依存性があり、バンド毎に異なるデータ特性を持っているが、式(2)では、その波長特性を波長帯に依存する成分である大気散乱放射輝度比αiで正規化しているため、同特性のデータとして扱うことができる。
したがって、バンド数nのマルチスペクトラルセンサの観測データを統計的に処理することができる。
大気散乱放射輝度計算部5は、マルチスペクトラルセンサの観測環境に依存する成分
scatt0を算出すると、下記の式(3)に示すように、その観測環境に依存する成分Lscatt0と、波長帯に依存する成分である大気散乱放射輝度比αiとを用いて、大気中の分子又は粒子による太陽光の散乱光がバンドiのマルチスペクトラルセンサに入射されることによって発生する大気散乱放射輝度Lscatt,iを算出する(ステップST4)。
Figure 0005921311
ここで、大気散乱は、大気中の分子や微粒子により光線が散乱されるミー散乱や、レイリー散乱が支配的であり、光線の波長と分子・粒子の構成によって散乱の大きさが決定される。
この実施の形態1では、光線の波長をセンサパラメータによって決定するため、その成分をαiとしてモデル化して、センサパラメータ記憶部3に記憶している。異なるマルチスペクトラルセンサを用いる場合でも、センサパラメータ記憶部3に記憶しているαiを交換することで対応することができる。
この実施の形態1では、上述したように、分子や粒子の構成によって決まる大気散乱の大きさを観測環境に依存する成分Lscatt0としてモデル化しているが、分子や粒子の構成は気候により異なり、また、その影響も、日照条件やマルチスペクトラルセンサの視軸条件などによって変化する。
大気散乱放射輝度補正部6は、大気散乱放射輝度計算部5が大気散乱放射輝度
scatt,iを算出すると、下記の式(4)の分子部分に示すように、画像入力部1により入力された画像(バンド数nのマルチスペクトラルセンサにより観測された画像)を構成している各画素の放射輝度値Lsensor,iから、大気散乱放射輝度計算部5により算出された大気散乱放射輝度Lscatt,iを減算する(ステップST5)。
大気透過率補正部7は、下記の式(4)に示すように、大気散乱放射輝度補正部6の減算結果をセンサパラメータ記憶部3に記憶されている波長帯に依存する大気透過率τiで除算することで、各画素の放射輝度値Lsensor,iを補正する(ステップST6)。
大気透過率補正部7による補正後の放射輝度値Liは、スペクトル解析部8に出力される。
Figure 0005921311
この実施の形態1では、大気散乱放射輝度補正部6の減算結果を大気透過率τiで除算することで、各画素の放射輝度値Lsensor,iを補正しているが、大気透過率τiは、気候などの大気条件依存性よりも、波長帯依存性が大きいため、各マルチスペクトラルセンサの波長帯に対応する大気透過率τiがセンサパラメータ記憶部3に記憶されている。
なお、大気透過率τiのデータは、対象となるマルチスペクトラルセンサによる実測値を用いてもよいし、大気伝搬のシミュレーションにより算出された値を使用するようにしてもよい。
様々な気候条件やセンサの観測条件に対する大気透過率の平均をτiとして用いることで、統計的に確度が高い大気透過率を設定することができる。
スペクトル解析部8は、大気伝搬補正部4の大気透過率補正部7から各画素の輝度値が補正された画像を受けると、その画像をスペクトル解析して、そのスペクトル解析結果であるスペクトル解析画像を画像出力部9に出力する(ステップST7)。
なお、スペクトル解析部8が、例えば、各バンドの比率あるいは差分を出力する形態のスペクトルデータ解析を行う場合、上記の大気透過率τiは、相対値として各バンドの比率が与えられるものであってもよい。
画像出力部9は、スペクトル解析部8からスペクトル解析画像を受けると、そのスペクトル解析画像を図示せぬディスプレイに表示する(ステップST8)。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、マルチスペクトラルセンサにより観測された画像を構成している各画素の放射輝度値の中で、最小の放射輝度値を特定するヒストグラム解析部2と、大気中の分子又は粒子によって太陽光が散乱された光がマルチスペクトラルセンサに入射されることによって発生する大気散乱放射輝度の中で、マルチスペクトラルセンサにより観測される波長帯に依存する既知の成分である大気散乱放射輝度比と、ヒストグラム解析部2により特定された最小の放射輝度値とを用いて、マルチスペクトラルセンサの観測環境に依存する成分を算出し、その観測環境に依存する成分と大気散乱放射輝度比から大気散乱放射輝度を算出する大気散乱放射輝度計算部5とを設け、大気散乱放射輝度計算部5により算出された大気散乱放射輝度と既知の大気透過率を用いて、各画素の放射輝度値を補正するように構成したので、地形データを利用することなく、マルチスペクトラルセンサにより観測された画像を構成している各画素の放射輝度値を高精度に補正することができる効果を奏する。
この実施の形態1では、ヒストグラム解析部2が、n個の画像のヒストグラム解析を行うことで、それぞれの画像毎に、当該画像を構成している各画素の放射輝度値Lsensor,iの中で、最小の放射輝度値(Lsensor,iminを特定するものを示したが、ヒストグラムの中で下位数%を除き、残りのヒストグラムの中から、最小の放射輝度値(Lsensor,iminを特定するようにしてもよい。
即ち、マルチスペクトラルセンサには、不良画素や内部回路の不具合よって、センサへの入射輝度が適切に出力されない画素が存在する。このとき、不良画素の多くは、入射輝度値がゼロ、あるいは、飽和値が出力されるため、不良画素を除いた値から最小の放射輝度値(Lsensor,iminを特定することで、より高精度な大気散乱放射輝度の観測環境に依存する成分Lscatt0を算出することができる。
例えば、画像内の不良画素の数が総画素数の1%である場合、ヒストグラムの中で下位1%を除き、残りの上位99%のヒストグラムの中から、最小の放射輝度値(Lsensor,iminを特定することで、不良画素や内部回路の不具合による誤信号を除去することができる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2による画像処理装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
植生指標値算出部10は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、大気伝搬補正部4により補正された各画素の光輝度値から植生指標値を算出して、植生の活性度を表す植生活性度分布画像を出力する処理を実施する。
画像出力部11は例えばGPUから構成されており、植生指標値算出部10から出力された植生活性度分布画像を図示せぬディスプレイに表示する処理を実施する。
なお、植生指標値算出部10及び画像出力部11から画像出力手段が構成されている。
図4の例では、画像処理装置の構成要素である画像入力部1、ヒストグラム解析部2、センサパラメータ記憶部3、大気散乱放射輝度計算部5、大気散乱放射輝度補正部6、大気透過率補正部7、植生指標値算出部10及び画像出力部11のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、画像処理装置がコンピュータで構成されていてもよい。
画像処理装置がコンピュータで構成されている場合、センサパラメータ記憶部3をコンピュータの内部メモリ又は外部メモリ上に構成するとともに、画像入力部1、ヒストグラム解析部2、大気散乱放射輝度計算部5、大気散乱放射輝度補正部6、大気透過率補正部7、植生指標値算出部10及び画像出力部11の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリ格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
次に動作について説明する。
ただし、植生指標値算出部10及び画像出力部11以外は、上記実施の形態1と同様であるため、植生指標値算出部10及び画像出力部11の処理内容だけを説明する。
この実施の形態2の画像処理装置は、植生の活性度を表す植生活性度分布画像を表示するものであり、植物はIR(InfraRed:近赤外の波長に感度を有するマルチスペクトラルセンサ)の反射率が高く、R(Red:赤の波長に感度を有するマルチスペクトラルセンサ)の反射率が低いため、一般的な植生指標値NDVI(Normalized Difference Vegetation Index)は、下記の式(5)で与えられる。
Figure 0005921311
そこで、植生指標値算出部10は、大気伝搬補正部4の大気透過率補正部7からバンド数nのマルチスペクトラルセンサに係る補正後の放射輝度値Liを受けると、下記の式(6)に示すように、近赤外の波長に感度を有するマルチスペクトラルセンサに係る補正後の光輝度値Liを式(5)のLsensor,IR(式(6)では、LIR)として用い、赤の波長に感度を有するマルチスペクトラルセンサに係る補正後の光輝度値Liを式(5)のLsensor,R(式(6)では、LR)として用いることで、植生指標値NDVIを算出する。
Figure 0005921311
植生指標値算出部10は、植生指標値NDVIを算出すると、各画素の植生指標値NDVIからなる植生活性度分布画像を画像出力部11に出力する。
画像出力部11は、植生指標値算出部10から植生活性度分布画像を受けると、その植生活性度分布画像をディスプレイに表示する。図5は画像出力部11による植生活性度分布画像の表示例を示す説明図である。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、大気伝搬補正部4により補正された各画素の光輝度値から植生指標値を算出して、植生の活性度を表す植生活性度分布画像を出力する植生指標値算出部10を設け、画像出力部11が、植生指標値算出部10から出力された植生活性度分布画像をディスプレイに表示するように構成したので、高精度の植生の活性度を確認することができる効果を奏する。
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3による画像処理装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
温度解析部12は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、大気伝搬補正部4により補正された各画素の放射輝度値を温度に換算して、被写体の温度分布を示す温度分布画像を出力する処理を実施する。
画像出力部13は例えばGPUから構成されており、温度解析部12から出力された温度分布画像を図示せぬディスプレイに表示する処理を実施する。
なお、温度解析部12及び画像出力部13から画像出力手段が構成されている。
図6の例では、画像処理装置の構成要素である画像入力部1、ヒストグラム解析部2、センサパラメータ記憶部3、大気散乱放射輝度計算部5、大気散乱放射輝度補正部6、大気透過率補正部7、温度解析部12及び画像出力部13のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、画像処理装置がコンピュータで構成されていてもよい。
画像処理装置がコンピュータで構成されている場合、センサパラメータ記憶部3をコンピュータの内部メモリ又は外部メモリ上に構成するとともに、画像入力部1、ヒストグラム解析部2、大気散乱放射輝度計算部5、大気散乱放射輝度補正部6、大気透過率補正部7、温度解析部12及び画像出力部13の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリ格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
次に動作について説明する。
ただし、温度解析部12及び画像出力部13以外は、上記実施の形態1と同様であるため、温度解析部12及び画像出力部13の処理内容だけを説明する。
温度解析部12は、大気伝搬補正部4により補正された各画素の放射輝度値Liを温度に換算するが、具体的には、室温(約300K)程度で放射輝度が最大となる10μm辺りに波長感度を有するマルチスペクトラルセンサの放射輝度LTIR(=Li)を用いて、その放射輝度LTIRから温度換算を行うものである。
温度換算式としては、下記の式(7)に示すプランクの黒体放射式を用いることができる。
Figure 0005921311
ここで、TIR(Thermal InfraRed)は熱赤外を指し、c1は第一放射定数、c2は第二放射定数、λTIRは熱赤外センサの波長、Tは被写体の放射温度である。
熱赤外センサの中心波長λTIR0と、熱赤外センサが感度を持つ半値全幅をΔλとすると、式(7)は式(8)のように簡易化することができる。
Figure 0005921311
したがって、温度解析部12は、バンド数nのマルチスペクトラルセンサのうち、熱赤外の波長に感度を有するマルチスペクトラルセンサに係る補正後の光輝度値Liを式(8)のLTIRとして用いることで、温度Tを算出することができる。
温度解析部12は、温度Tを算出すると、各画素の温度Tからなる温度分布画像を画像出力部13に出力する。
画像出力部13は、温度解析部12から温度分布画像を受けると、その温度分布画像をディスプレイに表示する。
以上で明らかなように、この実施の形態3によれば、大気伝搬補正部4により補正された各画素の光輝度値を温度に換算して、被写体の温度分布を示す温度分布画像を出力する温度解析部12を設け、画像出力部13が、温度解析部12から出力された温度分布画像をディスプレイに表示するように構成したので、高精度の被写体の温度を確認することができる効果を奏する。
実施の形態4.
図7はこの発明の実施の形態4による画像処理装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
フォールスカラー画像生成部14は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、大気伝搬補正部4により補正された各画素の光輝度値からフォールスカラー画像を生成して、そのフォールスカラー画像を出力する処理を実施する。
画像出力部15は例えばGPUから構成されており、フォールスカラー画像生成部14から出力されたフォールスカラー画像を図示せぬディスプレイに表示する処理を実施する。
なお、フォールスカラー画像生成部14及び画像出力部15から画像出力手段が構成されている。
図7の例では、画像処理装置の構成要素である画像入力部1、ヒストグラム解析部2、センサパラメータ記憶部3、大気散乱放射輝度計算部5、大気散乱放射輝度補正部6、大気透過率補正部7、フォールスカラー画像生成部14及び画像出力部15のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、画像処理装置がコンピュータで構成されていてもよい。
画像処理装置がコンピュータで構成されている場合、センサパラメータ記憶部3をコンピュータの内部メモリ又は外部メモリ上に構成するとともに、画像入力部1、ヒストグラム解析部2、大気散乱放射輝度計算部5、大気散乱放射輝度補正部6、大気透過率補正部7、フォールスカラー画像生成部14及び画像出力部15の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリ格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
次に動作について説明する。
ただし、フォールスカラー画像生成部14及び画像出力部15以外は、上記実施の形態1と同様であるため、フォールスカラー画像生成部14及び画像出力部15の処理内容だけを説明する。
上記実施の形態2では、植生活性度分布画像をディスプレイに表示し、上記実施の形態3では、温度分布画像をディスプレイに表示するものを示したが、例えば、植生活性度分布画像の表示を目的とする場合、表示カラーのRGBバンドに、IR,R,Gを設定することで、植生活性度分布のフォールスカラー画像を生成することができる。
また、温度分布画像の表示を目的とする場合、表示カラーのRGBバンドに、R,G,TIRを設定することで、温度分布のフォールスカラー画像を生成することができる。
したがって、フォールスカラー画像生成部14は、例えば、植生活性度分布画像の表示を目的とする場合、図4の植生指標値算出部10と同様の植生活性度分布画像生成機能を備え、植生活性度分布画像を生成する際、表示カラーのRGBバンドに、IR,R,Gを設定することで、植生活性度分布のフォールスカラー画像を生成する。
また、温度分布画像の表示を目的とする場合、図6の温度解析部12と同様の温度分布画像生成機能を備え、温度分布画像を生成する際、表示カラーのRGBバンドに、R,G,TIRを設定することで、温度分布のフォールスカラー画像を生成する。
画像出力部15は、フォールスカラー画像生成部14から出力されたフォールスカラー画像をディスプレイに表示する。
以上で明らかなように、この実施の形態4によれば、大気伝搬補正部4により補正された各画素の光輝度値からフォールスカラー画像を生成するフォールスカラー画像生成部14を設け、画像出力部15が、フォールスカラー画像生成部14により生成されたフォールスカラー画像をディスプレイに表示するように構成したので、高精度なフォールスカラーを確認することができる効果を奏する。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 画像入力部(最小放射輝度特定手段)、2 ヒストグラム解析部(最小放射輝度特定手段)、3 センサパラメータ記憶部、4 大気伝搬補正部、5 大気散乱放射輝度計算部(大気散乱放射輝度算出手段)、6 大気散乱放射輝度補正部(放射輝度補正手段)、7 大気透過率補正部(放射輝度補正手段)、8 スペクトル解析部、9 画像出力部(画像出力手段)、10 植生指標値算出部(画像出力手段)、11 画像出力部(画像出力手段)、12 温度解析部(画像出力手段)、13 画像出力部(画像出力手段)、14 フォールスカラー画像生成部(画像出力手段)、15 画像出力部(画像出力手段)。

Claims (6)

  1. センサにより観測された画像を構成している各画素の放射輝度の中で、最小の放射輝度を特定する最小放射輝度特定手段と、
    大気中の分子又は粒子によって太陽光が散乱された光が上記センサに入射されることによって発生する大気散乱放射輝度の中で、上記センサにより観測される波長帯に依存する既知の成分と、上記最小放射輝度特定手段により特定された最小の放射輝度とを用いて、上記センサの観測環境に依存する成分を算出し、上記観測環境に依存する成分と上記波長帯に依存する成分から大気散乱放射輝度を算出する大気散乱放射輝度算出手段と、
    上記大気散乱放射輝度算出手段により算出された大気散乱放射輝度と既知の大気透過率を用いて、上記センサにより観測された画像を構成している各画素の放射輝度を補正する放射輝度補正手段と、
    上記放射輝度補正手段により各画素の放射輝度が補正された画像を出力する画像出力手段と
    を備えた画像処理装置。
  2. 画像出力手段は、放射輝度補正手段により各画素の放射輝度が補正された画像をスペクトル解析して、そのスペクトル解析結果であるスペクトル解析画像を出力することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 画像出力手段は、放射輝度補正手段により補正された各画素の放射輝度から植生指標値を算出して、植生の活性度を表す植生活性度分布画像を出力することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 画像出力手段は、放射輝度補正手段により補正された各画素の放射輝度を温度に換算して、被写体の温度分布を示す温度分布画像を出力することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 画像出力手段は、放射輝度補正手段により補正された各画素の放射輝度からフォールスカラー画像を生成して、上記フォールスカラー画像を出力することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 最小放射輝度特定手段が、センサにより観測された画像を構成している各画素の放射輝度の中で、最小の放射輝度を特定する最小放射輝度特定処理ステップと、
    大気散乱放射輝度算出手段が、大気中の分子又は粒子によって太陽光が散乱された光が上記センサに入射されることによって発生する大気散乱放射輝度の中で、上記センサにより観測される波長帯に依存する既知の成分と、上記最小放射輝度特定処理ステップで特定された最小の放射輝度とを用いて、上記センサの観測環境に依存する成分を算出し、上記観測環境に依存する成分と上記波長帯に依存する成分から大気散乱放射輝度を算出する大気散乱放射輝度算出処理ステップと、
    放射輝度補正手段が、上記大気散乱放射輝度算出処理ステップで算出された大気散乱放射輝度と既知の大気透過率を用いて、上記センサにより観測された画像を構成している各画素の放射輝度を補正する放射輝度補正処理ステップと、
    画像出力手段が、上記放射輝度補正処理ステップで各画素の放射輝度が補正された画像を出力する画像出力処理ステップと
    を備えた画像処理方法。
JP2012097682A 2012-04-23 2012-04-23 画像処理装置及び画像処理方法 Active JP5921311B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012097682A JP5921311B2 (ja) 2012-04-23 2012-04-23 画像処理装置及び画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012097682A JP5921311B2 (ja) 2012-04-23 2012-04-23 画像処理装置及び画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013225243A JP2013225243A (ja) 2013-10-31
JP5921311B2 true JP5921311B2 (ja) 2016-05-24

Family

ID=49595256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012097682A Active JP5921311B2 (ja) 2012-04-23 2012-04-23 画像処理装置及び画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5921311B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103630495B (zh) * 2013-11-13 2015-08-12 北京航空航天大学 一种水生植被-大气耦合辐射传输模型
JP6208076B2 (ja) * 2014-05-12 2017-10-04 株式会社日立製作所 画像処理装置、画像処理方法及びプログラムを記録した記録媒体
JP6772838B2 (ja) 2014-12-19 2020-10-21 日本電気株式会社 画像情報処理装置、画像情報処理システム、画像情報処理方法、及び、画像情報処理プログラム
JP6747436B2 (ja) 2015-05-28 2020-08-26 日本電気株式会社 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法およびコンピュータプログラム
JP6463244B2 (ja) * 2015-09-29 2019-01-30 三菱電機株式会社 画像処理装置及び画像処理方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5137893B2 (ja) * 2009-04-14 2013-02-06 三菱電機株式会社 画像処理装置
JP2011024471A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Sumitomo Forestry Co Ltd 中間赤外域バンドを利用した森林の樹種分類

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013225243A (ja) 2013-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5921311B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US20150161768A1 (en) Methods for in-scene atmospheric compensation by endmember matching
US20100008595A1 (en) Automated atmospheric characterization of remotely sensed multi-spectral imagery
US20190310184A1 (en) Signal processing apparatus, signal processing method, and progress
US11164297B2 (en) Image processing device, image processing method, and computer-readable recording medium for enhancing quality of an image after correction
JPWO2021038621A1 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2015032205A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US11688069B2 (en) Dynamic area thresholding for automatic crop health change detection and alerting system
US20230017169A1 (en) Field Change Detection and Alerting System Using Field Average Crop Trend
JP6772838B2 (ja) 画像情報処理装置、画像情報処理システム、画像情報処理方法、及び、画像情報処理プログラム
JP2016126566A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
WO2015037352A1 (ja) 多波長放射温度計および多波長放射温度計測方法
JP6463244B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US11922687B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
KR101693705B1 (ko) 다중 회귀식에 의한 중해상도 모의 위성 영상 제작 방법 및 시스템
Stobbelaar et al. Prediction of leaf area index using thermal infrared data acquired by UAS over a mixed temperate forest
JP5137893B2 (ja) 画像処理装置
JP6208076B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラムを記録した記録媒体
JP6747436B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法およびコンピュータプログラム
KR20100028337A (ko) 구름을 통한 통신해양기상위성의 복사 보정 방법
CN115170442A (zh) 基于点光源的绝对辐射校正方法、装置、设备和介质
CA3077923A1 (en) Methods for in-scene compensation using water vapor content
US10872397B2 (en) Optical path radiance correction device
JP2020091256A (ja) 処理装置、撮像装置、処理方法、およびプログラム
JP4946265B2 (ja) 色彩測定装置,色彩測定方法および条件等色誤差測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5921311

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250