JP5920709B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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Description
そのため、部分スイッチング回路が故障しても、制御部により負荷が軽負荷と判定された場合には、空気調和装置の運転が継続されて、部分スイッチング回路の故障がユーザに報知されないという問題があった。
そのため、空気調和装置にエラーが生じたとして、部分スイッチング回路の故障をユーザに報知させることができたが、空気調和装置の運転が継続されないという問題があった。
また、通電検出手段により、部分スイッチング回路の故障に対応して、制御部がモータの回転速度を抑制可能に構成することで、空気調和装置の継続運転が確保される。
そして、空気調和装置1は、例えば、室内空気を暖房する暖房運転の場合、四方弁6を介してコンプレッサ2の吐出側から吐出される冷媒を室内用熱交換器3に送り込み、室内空気と冷媒との間で熱交換されることで、室内空気の温度が上昇して室内温度の調整を図るものである。
なお、室内用熱交換器3で熱交換された冷媒は、膨張弁5を介して室外用熱交換器4へ送られて再び熱交換された後に、四方弁6を介してコンプレッサ2の吸入側に戻る。
また、四方弁6は、冷媒の流路を切り替えるためのものであって、暖房運転の際に、コンプレッサ2により圧縮された冷媒を室内用熱交換器3に送り込み、冷房運転の際には、コンプレッサ2により圧縮された冷媒を室外用熱交換器4に送り込んでいる。
報知部3aは、室内に設けられて、制御部9からのヒューズ溶断信号を受信した場合にユーザに故障を報知させるためのものである。報知部3aによるユーザへの報知方法は、音による報知、表示による報知などが挙げられる。
なお、トランジスタ13bのベース側は、制御部9の後記するスイッチング回路制御部26に接続されて、トランジスタ13bのスイッチング機能がスイッチング回路制御部26により制御されている。
さらに、通電検出手段16の検出用の回路上のヒューズ13dとダイオード16dとの間には、フォトカプラ16aの発光ダイオードが設けられている。なお、フォトカプラ16aのフォトトランジスタのエミッタ側は接地されており、フォトトランジスタのコレクタ側が定電圧電源16bに接続されている。さらに、定電圧電源16bとフォトカプラ16aとの間には、プルダウン用の抵抗器16cは配設されている。
この通電検出手段16によれば、検出用の回路に商用電源11のパルス信号が入力されることで、フォトカプラ16aの発光ダイオードが発光し、フォトカプラ16aのフォトトランジスタ側で、コレクタ側からエミッタ側に定電圧電源16bの印加による電流が流れる。
そして、モータ保護部27は、たとえば、三相交流モータMが重負荷状態であり、目標回転速度に対応する回転速度で駆動させると三相交流モータMが過負荷状態となると判定した場合に、エラーとして処理し、インバータ8を停止させる。これにより、過負荷状態で三相交流モータMが駆動して故障することを回避できる。
また、ベクトル制御部23は、ヒューズ溶断信号を受けたときに、モータ保護部27が機能しない程度の出力、つまり、モータ保護部27により生成した3相電圧指令値及び周波数指令値で三相交流モータMを駆動させても過負荷となると判定されない程度に、
三相交流モータMの回転速度が抑制された3相電圧指令値及び周波数指令値を生成するにように構成されている。
この三相交流モータMの回転速度が抑制された3相電圧指令値及び周波数指令値によれば、三相交流モータMの出力が低出力となるものの、モータ保護部27によりインバータ8からの交流電力の供給が遮断されることがない。
また、三相交流モータMが重負荷の場合に、出力電圧値設定部24が設定する電圧値は、三相交流モータMが高出力のときに必要となる高い電圧値に設定している。
一方で、三相交流モータMが軽負荷の場合には、三相交流モータMが低出力でも足りる低い電圧値に設定して、インバータ8のスイッチング損失(電力ロス)を低減するようになっている。
なお、出力電圧値設定部24は、ヒューズ溶断信号を受信した場合には、部分スイッチング回路13による昇圧ができないため、昇圧しない場合の電圧の値を設定する。
なお、通常運転時においては、部分スイッチング回路13のパルス信号により電力の力率改善又は電圧の昇圧が行われる。また、商用電源11から出力されるパルス信号を通電検出手段16が検出し、通電検出部22は、部分スイッチング回路13が正常に機能すると判定される。
そのため、通電検出部22は、ヒューズ13dが溶断して、部分スイッチング回路13が機能しないと判定して、ヒューズ溶断信号をベクトル制御部23と室内用熱交換器3の報知部3aとに送信する。
そして、ヒューズ溶断信号を受信した報知部3aは、報知機能を起動させることで、部分スイッチング回路13が故障したことをユーザに認識させる。
その結果、目標とする回転速度よりも抑制された回転速度で、コンプレッサ2の三相交流モータMが駆動して、空気調和装置1の運転が継続される。
また、部分スイッチング回路13が故障したとしても、空気調和装置1の運転が継続されるため、室内をユーザが要望する室内環境とすることができる。
たとえば、図3に示すように、空気調和装置1aがダイオードブリッジ14により全波整流化された直流電力を昇圧させる部分スイッチング回路13Aを備える場合に、通電検出手段16Aを、部分スイッチング回路13Aのヒューズ13dが溶断しているか否かを検出可能に構成してもよい。
なお、変形例に係る部分スイッチング回路13Aは、トランジスタ13bとダイオード13cとを備えているとともに、一端がリアクトル12の他端に接続されており、他端側がダイオードブリッジ14の他端(リアクトル12が設けられていない側)に接続されてなる回路である。
そして、変形例の通電検出手段16Aの検出用の回路には、プルダウン用の抵抗器16eが設けられて、直流電圧である直流信号が入力されるように構成されている。
また、通電検出手段16Aの検出用の回路上のヒューズ13dと抵抗器16eとの間には、パルス信号を検出するためのフォトカプラ16aの発光ダイオードが設けられている。なお、フォトカプラ16aのフォトトランジスタ側の接続は、実施形態の通電検出手段16と同一であるため、詳細な説明を省略する。
よって、通電検出部22は、直流信号が断続的に入力されている場合には、部分スイッチング回路13Aの故障していないことを判定し、一方で、直流信号が入力されない場合には、ヒューズ13dが溶断して、部分スイッチング回路13Aが機能しないため、故障していると判定することができる。
3a 報知部
9 制御部
12 リアクトル
13、13A 部分スイッチング回路
16、16A 通電検出手段
22 通電検出部
Claims (4)
- 電源に接続されて直流電力を供給する電源回路と、
前記電源回路から供給される直流電力を交流電力に変換するインバータと、
モータを有し、冷媒を圧縮するコンプレッサと、
前記冷媒が送り込まれて熱交換する熱交換器と、
前記モータの駆動を制御する制御部と、を備える空気調和装置であって、
前記電源回路は、
前記電源の一端に接続されて電磁エネルギとして蓄積可能なリアクトルと、
前記リアクトルの他端に一端が接続されたヒューズと、
前記ヒューズの他端と前記電源の他端との間の短絡/開放を逐次実行する部分スイッチング回路と、
前記ヒューズの他端と前記電源の他端との間の電圧を観測することにより、前記短絡/開放を検出する通電検出手段と、を備え、
前記通電検出手段が前記短絡/開放の遷移停止を検出すると、前記部分スイッチング回路の故障を報知させる報知部を備えることを特徴とする空気調和装置。 - 前記通電検出手段は、フォトカプラを用いていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
- 前記通電検出手段が前記遷移停止を検出した場合に、
前記モータの出力が低出力となるように前記モータの回転速度を抑制することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気調和装置。 - 前記電源は、商用電源又は内部直流電源であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の空気調和装置。
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